JP2004176553A - エンジンのegr装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン揺動から触媒コンバータ7を分離する構造と、触媒コンバータ7の下流側からEGRガスを取出す構造との両立を図る。
【解決手段】排気マニホールド4(フランジ5)とその下流側の触媒コンバータ7とを互いに相対運動可能に球面継手6(ガスケット14の凸球面14a、フレアフランジ20の凹球面20a)を介して連結する。触媒コンバータ7の下流側にEGRガス取出口を設け、このEGRガス取出口からエンジン吸気系へ向かうEGR通路を、前記球面継手6内に形成した通路24、25を経由させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用エンジンのEGR(排気還流)装置に関し、特にEGR通路のレイアウトに関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンのEGR装置は、排気系より排気の一部をEGRガスとして取出して吸気系に還流させるものであり、EGRガス取出口を排気系における触媒コンバータの下流側に設けたものがある(特許文献1)。
【0003】
これによれば、触媒コンバータにて未燃炭化水素や塵埃を除去された後のきれいな排気をEGRガスとして取出すことができ、EGR通路、吸気ポート、吸気弁、インジェクタ、スロットル弁等へのデポジットの付着、堆積を防止することができる。
【0004】
【特許文献1】実開平1−78256号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、FF車(横置きエンジン)で、後方排気の場合、又は、FR車(縦置きエンジン)で、排気マニホールド等長化や排気系低圧損化を図る場合に、エンジンからの排気マニホールドの突出長さが長くなり、エンジン揺動中心から触媒コンバータまでのオーバーハングが大きくなることがある。
【0006】
オーバーハング大の状態で排気マニホールドと触媒コンバータとを剛に結合すると、エンジン揺動による触媒コンバータの振れ代が大きくなり、車体との干渉が懸念される。このため、排気マニホールドと触媒コンバータとを互いに相対運動可能に継手(球面継手やフレキシブルチューブ)を介して連結し、エンジン揺動から触媒コンバータを分離する構造が必要となる。
【0007】
しかしながら、EGRチューブをエンジン揺動を吸収し得るようにできなかったため、触媒コンバータの下流側からEGRガスを取出す構造との両立ができなかった。
【0008】
すなわち、排気マニホールドと触媒コンバータとの間に継手を介在させることにより、エンジンが揺動したとき、排気マニホールドと触媒コンバータとの間では継手部で折れ曲がって揺動を吸収するが、EGRチューブは揺動を吸収できないため、応力大となり、変形に至ることがあるという問題点があった。
【0009】
本発明は、このような実状に鑑み、エンジン揺動から触媒コンバータを分離する構造と、触媒コンバータの下流側からEGRガスを取出す構造との両立を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、エンジン排気系における触媒コンバータの下流側のEGRガス取出口からエンジン吸気系に向かうEGR通路を、排気マニホールドと触媒コンバータとの連結部に介在する継手内に形成した通路を経由させる構成とする。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、触媒コンバータの下流側にEGRガス取出口を設けることで、浄化後のきれいな排気をEGRガスとして取出すことができる一方、EGR通路は排気マニホールドと触媒コンバータとを連結する継手内に形成した通路を経由させることで、エンジン揺動により排気マニホールドと触媒コンバータとが継手部で相対運動しても、EGR通路が継手内を通るため揺動を吸収し、その前後のEGRチューブに応力がかからないという効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すもので、車両の側方から見たエンジンの概略図である。
【0013】
エンジン本体1は車両前後方向に対して横置きに配置されている。エンジン本体1の前側(車両前方)に吸気マニホールド2が取付けられ、そのコレクタ3はエンジン本体1の上方に位置している。
【0014】
エンジン本体1の後側(ダッシュパネル側)には排気マニホールド4が取付けられ、この排気マニホールド4の集合部出口側のフランジ5には、球面継手6を介して、排気浄化用の触媒コンバータ7が接続されている。触媒コンバータ7の出口側は排気管8に接続されている。
【0015】
その一方、触媒コンバータ7の下流側にEGRガス取出口9が設けられている。このEGRガス取出口9は、触媒コンバータ7のケースの側部に触媒担体が収納される排気通路と並列にEGR通路10を形成し、触媒担体の下流側で排気通路とEGR通路10とを連通させることで、形成してある。そして、このEGR通路10の開口端(EGRガス取出口9と反対側)に第1EGRチューブ11が接続されている。この第1EGRチューブ11は、球面継手6内に形成したEGR通路に接続されている。球面継手6内のEGR通路の詳細については後述するが、これには第2EGRチューブ12が接続されている。この第2EGRチューブ12は、前記コレクタ3に向かい、EGR量制御用のEGR弁13を介して、前記コレクタ内3に開口している。
【0016】
排気マニホールド4と触媒コンバータ7との球面継手6による連結構造について説明する。
図2は排気マニホールド4及び触媒コンバータ7の平面視の断面図、図3は排気マニホールド5及び触媒コンバータ7の側面視の断面図である。
【0017】
排気マニホールド4の集合部出口管端部に固定されるフランジ5の管部5a外周に、環状のガスケット14が圧入固定されている。このガスケット14は、球面継手6の一方の管部材をなし、その先端面は凸球面14aをなしている。
【0018】
一方、触媒コンバータ7は、触媒担体15を保持マット16を介して収納する筒状のケース17と、このケース17の上流側及び下流側にそれぞれ接合される入口側ディフューザ18及び出口側ディフューザ19とからなり、入口側ディフューザ18には更にフレアフランジ20が接合されている。このフレアフランジ20は、球面継手6の他方の管部材をなし、その先端面はガスケット14側の凸球面14aと対応する凹球面20aをなしている。
【0019】
ここにおいて、ガスケット14の凸球面14aとフレアフランジ20の凹球面20aとを摺動自在に嵌合させ、フレアフランジ20の凹球面20aより外側のフランジ部20bのボルト挿通孔に挿入したボルト21の先端部をガスケット14側のフランジ5に形成したねじ孔に螺合して、両者を連結することで、球面継手6を構成してある。
【0020】
連結用のボルト21は、フランジ5、20の円周方向に180°間隔で、しかも、水平な直径方向線上の2点に設けてある。従って、球面継手6は、2つのボルト21位置を結ぶ水平線を揺動軸Lとして、この揺動軸L回りに揺動するよう揺動方向を規定されている。これにより、エンジン本体1の上下方向の振動に起因する、排気マニホールド4及び触媒コンバータ7の垂直面内での揺動を確実かつ効果的に吸収することができる。尚、フランジ5とフランジ20との間にはボルト21の軸部の回りにコイルスプリング22を収納してある。
【0021】
次にEGR通路構造のうちの触媒コンバータ7部分の構造について説明する。
図4に触媒コンバータ7のケース17及び出口側ディフューザ19の接合部の端面図(図3のA−A矢視図、B−B矢視図)を示す。
【0022】
触媒コンバータ7のケース17は、1枚の板材をまるめて円筒状に形成するが、断面S字状に曲げ加工して、端縁を溶接する(図4(A)のW部参照)ことで、ケース17の下側の側部に、触媒担体15が収納される排気通路17aと並列に、その外壁により隔てられたEGR通路10を形成する。
【0023】
そして、出口側ディフューザ19は、円周方向の一部(下側)をプレス成形時に外側に拡張して、拡張部23を形成し、ケース17と出口側ディフューザ19とを接合したときに、EGR通路10の開口端と拡張部23の開口部とが一致するようにする。これにより、出口側ディフューザ19の拡張部23において、排気通路17aとEGR通路10とが連通し、このEGR通路10の開口端(拡張部23内)が触媒下流側のEGRガス取出口9をなす(図3参照)。
【0024】
EGR通路10の反対側の開口端は入口側ディフューザ18の外側に位置しており、これには球面継手6側へ向かう第1EGRチューブ11が接続される(図3参照)。
【0025】
尚、触媒コンバータ7は車載状態で図1に示したように下り勾配で搭載されるレイアウトとしている。これにより、EGR通路10も下り勾配となり、排気凝縮水が滞留するのを防止できる。
【0026】
次にEGR通路構造のうちの球面継手6部分の構造について説明する。
図5に球面継手部分の平面視の分解図、図6に図5中の矢印方向から見た部品図、図7に球面継手部分の側面視での揺動の様子を示す。
【0027】
球面継手6は、排気マニホールド4と触媒コンバータ7との連結部にて互いに相対する管部材(ガスケット14、フレアフランジ20)のいずれか一方(ガスケット14)の端面に形成された凸球面14aと、他方(フレアフランジ20)の端面に形成された凹球面20aとを摺接させることで、揺動可能となっているが、ガスケット14及びフレアフランジ20にEGR通路24、25をそれぞれ形成し、これらのEGR通路24、25が摺接面(凸球面14a、凹球面20a)への開口部にて連通するようにする。
【0028】
ここで、球面継手6(ガスケット14及びフレアフランジ20)のEGR通路24、25は、いずれか一方のEGR通路25の前記摺接面への開口部が、ガスケット14及びフレアフランジ20が相対移動したときの、他方のEGR通路24の前記摺接面への開口部の移動軌跡を、包絡する大きさに形成される(図7参照)。
【0029】
また、球面継手6は、所定の揺動軸L回りに揺動するよう揺動方向を規定されており(図7の揺動角θ参照)、前記EGR通路24、25の前記摺接面への開口部は、円周方向で、前記揺動軸L付近に形成する(図6参照)。これにより、揺動による両開口部の位置ズレを最小にして、開口部の大きさを小さくすることができる。
【0030】
また、球面継手6(ガスケット14及びフレアフランジ20)のEGR通路24、25は、揺動軸Lの両側に、並列に2つ設けている(図6参照)。
一方、フレアフランジ20の外側に空間26を形成するように隔壁27を設けてある(図2、図3参照)。この隔壁27はコーン形状として、その内周部及び外周部の全周を、フレアフランジ20に、凹球面20aから離れた位置で、溶接する構造(図2のW部参照)としている。これにより、フレアフランジ20と隔壁27との間の空間26を、フレアフランジ20のEGR通路25と連通し、これにEGRガスを導くEGR通路としている。
【0031】
隔壁27には、その下側、より詳しくは車載状態で最も低い位置に、フレアフランジ20と隔壁27との間の空間26へのEGRガス入口部28を開口させる(図3参照)。そして、このEGRガス入口部28に前記第1EGRチューブ11を接続する。
【0032】
他方、ガスケット14のEGR通路24に連通させて、排気マニホールド4のフランジ5にEGR通路29を形成する(図2参照)。そして、このEGR通路29の開口端に吸気系(コレクタ3側のEGR弁13)への第2EGRチューブ12を接続する。尚、第2EGRチューブ12は入口側で2つに分岐しており、1本に合流した後に吸気系へ向かう。
【0033】
かかる構成において、EGRガスは、触媒コンバータ7下流側のEGRガス取出口9(出口側ディフューザ19の拡張部23)より取出され、触媒コンバータ7のケース17側部のEGR通路10、第1EGRチューブ11、隔壁27内の空間26、フレアフランジ20のEGR通路25、ガスケット14のEGR通路24、排気マニホールド4のフランジ5のEGR通路29、第2EGRチューブ12を通り、EGR弁13を介して、吸気系のコレクタ3内に導入される。
【0034】
本実施形態によれば、エンジン排気系における排気マニホールド4とその下流側の触媒コンバータ7とを互いに相対運動可能に継手6を介して連結する一方、エンジン排気系における触媒コンバータ7の下流側にEGRガス取出口9を設け、このEGRガス取出口9からエンジン吸気系へ向かうEGR通路を、前記継手6内に形成した通路24、25を経由させたことにより、浄化後のきれいな排気をEGRガスとして取出すことができる一方、エンジン揺動により排気マニホールド4と触媒コンバータ7とが継手6部で相対運動しても、EGR通路が継手6内を通るため揺動を吸収し、その前後のEGRチューブ11、12に応力がかかることを防止できるという効果が得られる。
【0035】
また、本実施形態によれば、前記継手6は、排気マニホールド4と触媒コンバータ7との連結部にて互いに相対する管部材(ガスケット14、フレアフランジ20)のいずれか一方の端面に形成された凸球面14aと、他方の端面に形成された凹球面20aとを摺接させることで、揺動可能な球面継手であり、前記継手6内のEGR通路24、25は、両管部材(ガスケット14、フレアフランジ20)にそれぞれ形成されて、これらの摺接面への開口部にて連通することにより、上記効果をより確実なものとすることができる。
【0036】
また、本実施形態によれば、前記球面継手6内のEGR通路24、25は、いずれか一方の管部材(フレアフランジ20)のEGR通路25の前記摺接面への開口部が、両管部材が相対移動したときの、他方の管部材(ガスケット14)のEGR通路24の前記摺接面への開口部の移動軌跡を、包絡する大きさに形成されることにより、球面継手6が揺動しても、常に必要な通路面積を維持でき、EGR流量変化による運転性やエミッションの悪化を招くことがない。
【0037】
また、本実施形態によれば、前記球面継手6は、所定の揺動軸L回りに揺動するよう揺動方向を規定されており、前記管部材(ガスケット14、フレアフランジ20)のEGR通路24、25の前記摺接面への開口部は、球面継手6の円周方向で前記揺動軸L付近に形成することにより、球面継手6が揺動しても、EGR通路24、25の開口部のズレ量が少なく、これらEGR通路24、25の開口面積を最小にすることができる。
【0038】
また、本実施形態によれば、前記球面継手6内のEGR通路24、25は、並列に複数設けることにより、通路径を拡大せずに、トータルでの通路面積を確保し、必要なEGR流量を確保することができる。
【0039】
また、本実施形態によれば、前記球面継手6の凹球面20aを形成する管部材は、触媒コンバータ7の入口側のフレアフランジ20であり、このフレアフランジ20の外側に空間26を形成するように隔壁27を設け、この隔壁27内の空間26をEGR通路の一部とすることにより、次のような効果が得られる。すなわち、フレアフランジ20のEGR通路25に直接EGRチューブを溶接すると、ガスケット14との摺接面が熱で変形してシール性が損なわれるが、隔壁27の溶接部は摺接面から離すことができるので(図2のW部参照)、摺接面の変形によるシール性の悪化を防止することができる。
【0040】
また、本実施形態によれば、前記隔壁27をコーン形状として、その内周部及び外周部の全周(図2のW部参照)をフレアフランジ20に溶接する構造とすることにより、溶接形状が単純となり、溶接作業性が向上する。
【0041】
また、本実施形態によれば、前記隔壁27内の空間26へのEGRガス入口部28を車載状態で隔壁27の最も低い位置に設けることにより、排気凝縮水が排出されるため、錆による穴あき等を防止できる。
【0042】
更に、本実施形態によれば、前記EGRガス取出口9からエンジン吸気系へ向かうEGR通路を、触媒コンバータ7の側部に形成した通路10を経由させてから、継手6内に形成した通路24、25を経由させたことにより、触媒コンバータ7付近のEGR通路を一体化でき、EGR通路構造を簡素化できる。
【0043】
また、本実施形態によれば、前記触媒コンバータ7側部のEGR通路10は、触媒コンバータ7のケース17の側部に触媒担体15が収納される排気通路17aと並列に形成し、触媒担体15の下流側で排気通路17aとEGR通路10とを連通させてEGRガス取出口9を形成することにより、EGRガス取出口9の部分にEGRチューブが単独で存在しなくなるなど、触媒コンバータ7付近のEGR通路構造を大幅に簡素化でき、低コスト化と車両搭載性向上とを図ることができる。
【0044】
また、本実施形態によれば、前記触媒コンバータ7のケース17側部のEGR通路10は、1枚の板材を断面S字状に曲げ加工して端縁を溶接することで、ケース17と一体に形成することにより、製作性も向上する。
【0045】
また、本実施形態によれば、前記触媒コンバータ7の出口側ディフューザ19の一部を外側に拡張して、ケース17側部のEGR通路10の開口端に相対させ、該拡張部23にて排気通路17aとEGR通路10とを連通させてEGRガス取出口9を形成することにより、出口側ディフューザ19のプレス成形により簡単に製作できる。
【0046】
また、本実施形態によれば、前記触媒コンバータ7が車載状態で下り勾配で搭載されるレイアウトとしたことにより、ケース17側部のEGR通路10も下り勾配となり、EGR通路10内の排気凝縮水が排出されるため、錆による穴あきを防止できる。
【0047】
次に本発明の他の実施形態を図8により説明する。
本実施形態では、触媒コンバータ7の下流側の排気管8(又は出口側ディフューザ)の管壁にEGRガス取出口31を設け、これに触媒コンバータ7とは別体に形成された第1EGRチューブ32の一端を接続し、触媒コンバータ7の側方を経由させて、他端を球面継手6側のEGR通路(図3の隔壁27のEGRガス入口部28)に接続してある。このようにしても、基本的な効果は得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両の側方から見たエンジンの概略図
【図2】排気マニホールド及び触媒コンバータの平面視の断面図
【図3】排気マニホールド及び触媒コンバータの側面視の断面図
【図4】触媒コンバータのケース及び出口側ディフューザの端面図
【図5】球面継手部分の平面視の分解図
【図6】図5中の矢印方向から見た部品図
【図7】球面継手部分の側面視での揺動の様子を示す図
【図8】本発明の他の実施形態を示す車両の側方から見たエンジンの概略図
【符号の説明】
1 エンジン本体
2 吸気マニホールド
3 コレクタ
4 排気マニホールド
5 排気マニホールドのフランジ
5a 管部
6 球面継手
7 触媒コンバータ
8 排気管
9 EGRガス取出口
10 触媒コンバータ側部のEGR通路
11 第1EGRチューブ
12 第2EGRチューブ
13 EGR弁
14 ガスケット
14a 凸球面
15 触媒担体
16 保持マット
17 触媒コンバータのケース
17a 排気通路
18 入口側ディフューザ
19 出口側ディフューザ
20 フレアフランジ
20a 凹球面
20b フランジ部
21 ボルト
22 コイルスプリング
23 拡張部
24 ガスケットのEGR通路
25 フレアフランジのEGR通路
26 空間
27 隔壁
28 EGRガス入口部
29 排気マニホールドフランジのEGR通路
31 EGRガス取出口
32 第1EGRチューブ

Claims (13)

  1. エンジン排気系における排気マニホールドとその下流側の触媒コンバータとを互いに相対運動可能に継手を介して連結する一方、
    エンジン排気系における触媒コンバータの下流側にEGRガス取出口を設け、このEGRガス取出口からエンジン吸気系へ向かうEGR通路を、前記継手内に形成した通路を経由させたことを特徴とするエンジンのEGR装置。
  2. 前記継手は、排気マニホールドと触媒コンバータとの連結部にて互いに相対する管部材のいずれか一方の端面に形成された凸球面と、他方の端面に形成された凹球面とを摺接させることで、揺動可能な球面継手であり、前記継手内のEGR通路は、両管部材にそれぞれ形成されて、これらの摺接面への開口部にて連通することを特徴とする請求項1記載のエンジンのEGR装置。
  3. 前記球面継手内のEGR通路は、いずれか一方の管部材のEGR通路の前記摺接面への開口部が、両管部材が相対移動したときの、他方の管部材のEGR通路の前記摺接面への開口部の移動軌跡を、包絡する大きさに形成されることを特徴とする請求項2記載のエンジンのEGR装置。
  4. 前記球面継手は、所定の揺動軸回りに揺動するよう揺動方向を規定されており、前記管部材のEGR通路の前記摺接面への開口部は、前記球面継手の円周方向で前記揺動軸付近に形成することを特徴とする請求項2又は請求項3記載のエンジンのEGR装置。
  5. 前記球面継手内のEGR通路は、並列に複数設けることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載のエンジンのEGR装置。
  6. 前記球面継手の凹球面を形成する管部材は、触媒コンバータの入口側のフレアフランジであり、このフレアフランジの外側に空間を形成するように隔壁を設け、この隔壁内の空間をEGR通路の一部とすることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1つに記載のエンジンのEGR装置。
  7. 前記隔壁をコーン形状として、その内周部及び外周部の全周を前記フレアフランジに溶接する構造とすることを特徴とする請求項6記載のエンジンのEGR装置。
  8. 前記隔壁内の空間へのEGRガス入口部を車載状態で前記隔壁の最も低い位置に設けることを特徴とする請求項6又は請求項7記載のエンジンのEGR装置。
  9. 前記EGRガス取出口からエンジン吸気系へ向かうEGR通路を、前記触媒コンバータの側部に形成した通路を経由させてから、前記継手内に形成した通路を経由させたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載のエンジンのEGR装置。
  10. 前記触媒コンバータ側部のEGR通路は、前記触媒コンバータのケースの側部に触媒担体が収納される排気通路と並列に形成し、触媒担体の下流側で排気通路とEGR通路とを連通させてEGRガス取出口を形成したことを特徴とする請求項9記載のエンジンのEGR装置。
  11. 前記触媒コンバータのケース側部のEGR通路は、1枚の板材を断面S字状に曲げ加工して端縁を溶接することで、ケースと一体に形成することを特徴とする請求項10記載のエンジンのEGR装置。
  12. 前記触媒コンバータの出口側ディフューザの一部を外側に拡張して、ケース側部のEGR通路の開口端に相対させ、該拡張部にて排気通路とEGR通路とを連通させてEGRガス取出口を形成したことを特徴とする請求項11記載のエンジンのEGR装置。
  13. 前記触媒コンバータが車載状態で下り勾配で搭載されるレイアウトとしたことを特徴とする請求項9〜請求項12のいずれか1つに記載のエンジンのEGR装置。
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