JP2004175399A - ロール状フイルム袋 - Google Patents
ロール状フイルム袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004175399A JP2004175399A JP2002343385A JP2002343385A JP2004175399A JP 2004175399 A JP2004175399 A JP 2004175399A JP 2002343385 A JP2002343385 A JP 2002343385A JP 2002343385 A JP2002343385 A JP 2002343385A JP 2004175399 A JP2004175399 A JP 2004175399A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- plastic film
- bags
- bag
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
【課題】目視だけで簡単に残り枚数を確認することができ、日常品であるゴミ袋等のプラスチックフイルム袋を切らすことなく、常時準備しておくことの注意を促すことができるロール状フイルム袋の提供。
【解決手段】多数のプラスチックフイルム袋1が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋Aであって、多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、順に連続した数字が表示されている。
【選択図】 図1
【解決手段】多数のプラスチックフイルム袋1が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋Aであって、多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、順に連続した数字が表示されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数のプラスチックフイルム袋(例えば、ゴミ袋)が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋に関し、特に、プラスチックフイルム袋の残り枚数が判るようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴミ袋等のプラスチックフイルム袋の包装形態については、これを一枚づつ重ねて多数枚(例えば、10枚、20枚、30枚等)の束にして包装したもの(前者)と、多数のプラスチックフイルム袋を順次ロール状に巻き取って包装したもの(後者、例えば、特許文献1参照)とに分けることができる。
前者のものは、プラスチックフイルム袋束の外側のプラスチックフイルム袋から順に1枚づつ取り出して使用し、また、後者のものは、ロール状フイルム袋を繰り出しながら外端のプラスチックフイルム袋から順に1枚づつ使用していくことになる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−2082号公報
【0004】
このようにして、プラスチックフイルム袋を使用していくと、当然にプラスチックフイルム袋の残り枚数が減少していくが、このとき、前者のプラスチックフイルム袋束は、プラスチックフイルム袋を1枚づつ重ねたものであるため、プラスチックフイルム袋を1枚づつ数えていくことが可能であり、残り枚数を確認することができる。
また、後者のロール状フイルム袋にあっては、多数のプラスチックフイルム袋を順次ロール状に巻き取ったものであるため、残り枚数を確認するには、ロール状フイルム袋を全て繰り出して数える必要があり、このような手間をかけてまで残り枚数を確認するといったことはしないのが実情である。
【0005】
ゴミ袋等のプラスチックフイルム袋については、日常品であるため、これを常時準備しておくのが望ましく、そのためには、その残り枚数を簡単に確認できようにしておくことが求められる。
この点において、前記したように、後者のロール状フイルム袋については、残り枚数の確認ができないという問題があった。
なお、従来、ロール状フイルム袋について、残り枚数の確認を目的として、数字を1から順に表示したもの等は見受けられない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、多数のプラスチックフイルム袋を順次ロール状に巻き取ったロール状フイルム袋について、目視だけで簡単に残り枚数を確認することができるようにしたロール状フイルム袋を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のロール状フイルム袋(請求項1)は、多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、順に連続した数字が表示されている構成とした。
【0008】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項2)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り内端から巻き取り外端に向かって1枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に1つ置きの連続した数字が表示されている構成とした。
【0009】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項3)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り内端から巻き取り外端に向かって2枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に2つ置きの連続した数字が表示されている構成とした。
【0010】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項4)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、順に連続した数字が表示されている構成とした。
【0011】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項5)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り外端から巻き取り内端に向かって1枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に1つ置きの連続した数字が表示されている構成とした。
【0012】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項6)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り外端から巻き取り内端に向かって2枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に2つ置きの連続した数字が表示されている構成とした。
【0013】
又、前記ロール状フイルム袋(請求項1〜6のうちいずれか1項記載のもの)において、多数のプラスチックフイルム袋がミシン目状の切取線を介して一連に連結された連続プラスチックフイルム袋に形成されている態様(請求項7)がある。
【0014】
又、前記ロール状フイルム袋(請求項1〜6のうちいずれか1項記載のもの)において、多数のプラスチックフイルム袋がそれぞれ分離して形成され、かつ、各プラスチックフイルム袋は、その端部が重なるように若干ズラして配列されて各プラスチックフイルム袋が接続するように形成されている態様(請求項8)がある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示した実施例により詳述する。ただし、本発明の具体的な構成は、この実施例に限定されるものではない。
【0016】
図1は本発明の第1実施例であるロール状ゴミ袋の斜視図である。
このロール状ゴミ袋Aは、多数(実施例では20枚)のゴミ袋1がミシン目状の切取線10を介して一連に連結された連続ゴミ袋aに形成されたもので、透明な長尺筒状プラスチックフイルム11に一定間隔毎に溶着シール12を形成し、この溶着シール12に近接してミシン目状の切取線10を形成しながらロール状に巻き取ったものである。
従って、前記切取線10から切断することにより、上端に開口部13が形成されると共に、溶着シール12によって底端が閉鎖したゴミ袋1を得ることができる。
【0017】
そして、前記多数のゴミ袋1に、巻き取り内端のゴミ袋1aを数字の1として、順に連続した数字を表示している。即ち、巻き取り内端のゴミ袋1aに数字の1を表示し、この巻き取り内端のゴミ袋1aから巻き取り外端に向けて残り19枚の各ゴミ袋1に順に数字の2、3、4、5………18、19、20を表示している。
この場合、使い初めとなる巻き取り外端のゴミ袋1bから見れば、数字の20から順にカウントダウンしていき、20枚目である巻き取り内端のゴミ袋1aに表示した数字の1で終了することになる。
【0018】
そして、前記ロール状ゴミ袋Aの使用に際しては、当初は、数字の20が表示されたゴミ袋1bが巻き取り外端にあるが、そこから例えば、2枚のゴミ袋1,1を使用すると、今度は数字の18が表示されたゴミ袋1が巻き取り外端になる。
従って、その数字の18を見れば、それだけで残りの枚数が18枚であることが判る。更にゴミ袋1を使用していっても、巻き取り外端のゴミ袋1に表示された数字を見れば、残りの枚数を確認できる。そこで、残り枚数が少なくなった時点で新しいロール状ゴミ袋Aを購入するようにすれば、ゴミ袋が切れてなくなることがなく、常時準備しておくことができるようになる。
【0019】
なお、巻き取り内端のゴミ袋1aから数枚(例えば、5枚)前のゴミ袋までの数字の色(例えば、赤色インク)と、他のゴミ袋の数字の色(例えば、青色インク)を異なるようにしておいたり、巻き取り内端のゴミ袋から数枚(例えば、5枚ほど)前のゴミ袋まで数字の大きさを大きくしたり、又、巻き取り内端のゴミ袋から数枚(例えば、5枚ほど)前のゴミ袋まで数字とは別の目印(例えば、赤色ライン等)を表示したりしておけば、残り枚数が少なくなっているとの注意を促すことができる。
【0020】
次に、図2は本発明の第2実施例であるロール状ゴミ袋の斜視図である。
このロール状ゴミ袋Bは、一端に開口部20が形成され、他端に溶着シール21が形成された多数のゴミ袋2(実施例では20枚)がそれぞれ分離して形成され、かつ、各ゴミ袋は、その端部が重なるように若干ズラして配列されて各ゴミ袋が接続するように形成されたもの(インターリーフ)で、ゴミ袋2を若干ズラしていくことに伴ない発生する静電気を利用しながら多数のゴミ袋2を順次にロール状に巻き取ったものである。
従って、前記第1実施例のロール状ゴミ袋Aと異なり、ミシン目状の切取線から各ゴミ袋を切断するといったことなく、巻き取り外端から1枚づつ剥がしていくことができる。
【0021】
そして、前記多数のゴミ袋2に、巻き取り外端のゴミ袋2bを数字の1として、順に連続した数字を表示している。即ち、巻き取り外端のゴミ袋2bに数字の1を表示し、この巻き取り外端のゴミ袋2bから巻き取り内端に向けて残り19枚の各ゴミ袋2に順に数字の2、3、4、5………18、19、20を表示している。
この場合、使い初めとなる巻き取り外端のゴミ袋2bから見れば、数字の1から順にカウントアップしていき、20枚目である巻き取り内端のゴミ袋2aに表示した数字の20で終了することになる。
【0022】
そして、前記ロール状ゴミ袋Bの使用に際しては、当初は、数字の1が表示されたゴミ袋1bが巻き取り外端にあるが、そこから例えば、2枚のゴミ袋2,2を使用すると、今度は数字の3が表示されたゴミ袋2が巻き取り外端になる。
従って、その数字の3を見れば、既に2枚のゴミ袋2を使用し、残り枚数が18枚であることが判る。更にゴミ袋2を使用しても、巻き取り外端のゴミ袋2に表示された数字を見れば、当初の枚数から減算して残りの枚数を確認することができる。
【0023】
なお、本発明のロール状ゴミ袋において、各プラスチックフイルム袋の用途(例えば、ゴミ袋、水切り袋等)、形状(例えば、開口部縁の形状)、材質(生分解性プラスチックを含む)、ガゼットの有無、巻き取る際の折り畳みの有無、巻き取り芯の有無に制限はない。
又、数字の色、大きさ、形態(例えば、算用数字、漢数字、丸付き数字等)、印刷方法(例えば、インクジェット等)に制限はない。又、数字の表示位置は、できるだけ見やすい場所、例えば、巻き端に近い位置に表示するのが好ましいが、各ゴミ袋の上であれば、その表示位置に制限はない。
又、本発明において、例えば、巻き取り内端又は巻き取り外端のプラスチックフイルム袋から1枚置きのプラスチックフイルム袋に1、3、5、7・・のように1つ置きの数字を表示したり、又、2枚置きのプラスチックフイルム袋に1、4、7、10・・のように2つ置きの数字を表示したり、3枚置き、4枚置き又は5枚置きのプラスチックフイルム袋に3つ置き、4つ置き又は5つ置きの数字を表示したものについても、本発明で言う「連続した数字」に含めるものとする。
【0024】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明のロール状フイルム袋にあっては、目視だけで簡単に残り枚数を確認することができ、日常品であるゴミ袋等のプラスチックフイルム袋を切らすことなく、常時準備しておくことの注意を促すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるロール状フイルム袋の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例であるロール状フイルム袋の斜視図である。
【符号の説明】
A ロール状ゴミ袋(ロール状フイルム袋)
a 連続ゴミ袋
1 ゴミ袋(プラスチックフイルム袋)
1a ゴミ袋
1b ゴミ袋
10 切取線
11 長尺筒状プラスチックフイルム
12 溶着シール
13 開口部
B ロール状ゴミ袋(ロール状フイルム袋)
2 ゴミ袋(プラスチックフイルム袋)
2a ゴミ袋
2b ゴミ袋
20 開口部
21 溶着シール
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数のプラスチックフイルム袋(例えば、ゴミ袋)が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋に関し、特に、プラスチックフイルム袋の残り枚数が判るようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴミ袋等のプラスチックフイルム袋の包装形態については、これを一枚づつ重ねて多数枚(例えば、10枚、20枚、30枚等)の束にして包装したもの(前者)と、多数のプラスチックフイルム袋を順次ロール状に巻き取って包装したもの(後者、例えば、特許文献1参照)とに分けることができる。
前者のものは、プラスチックフイルム袋束の外側のプラスチックフイルム袋から順に1枚づつ取り出して使用し、また、後者のものは、ロール状フイルム袋を繰り出しながら外端のプラスチックフイルム袋から順に1枚づつ使用していくことになる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−2082号公報
【0004】
このようにして、プラスチックフイルム袋を使用していくと、当然にプラスチックフイルム袋の残り枚数が減少していくが、このとき、前者のプラスチックフイルム袋束は、プラスチックフイルム袋を1枚づつ重ねたものであるため、プラスチックフイルム袋を1枚づつ数えていくことが可能であり、残り枚数を確認することができる。
また、後者のロール状フイルム袋にあっては、多数のプラスチックフイルム袋を順次ロール状に巻き取ったものであるため、残り枚数を確認するには、ロール状フイルム袋を全て繰り出して数える必要があり、このような手間をかけてまで残り枚数を確認するといったことはしないのが実情である。
【0005】
ゴミ袋等のプラスチックフイルム袋については、日常品であるため、これを常時準備しておくのが望ましく、そのためには、その残り枚数を簡単に確認できようにしておくことが求められる。
この点において、前記したように、後者のロール状フイルム袋については、残り枚数の確認ができないという問題があった。
なお、従来、ロール状フイルム袋について、残り枚数の確認を目的として、数字を1から順に表示したもの等は見受けられない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、多数のプラスチックフイルム袋を順次ロール状に巻き取ったロール状フイルム袋について、目視だけで簡単に残り枚数を確認することができるようにしたロール状フイルム袋を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のロール状フイルム袋(請求項1)は、多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、順に連続した数字が表示されている構成とした。
【0008】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項2)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り内端から巻き取り外端に向かって1枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に1つ置きの連続した数字が表示されている構成とした。
【0009】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項3)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り内端から巻き取り外端に向かって2枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に2つ置きの連続した数字が表示されている構成とした。
【0010】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項4)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、順に連続した数字が表示されている構成とした。
【0011】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項5)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り外端から巻き取り内端に向かって1枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に1つ置きの連続した数字が表示されている構成とした。
【0012】
又、本発明のロール状フイルム袋(請求項6)は、
多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り外端から巻き取り内端に向かって2枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に2つ置きの連続した数字が表示されている構成とした。
【0013】
又、前記ロール状フイルム袋(請求項1〜6のうちいずれか1項記載のもの)において、多数のプラスチックフイルム袋がミシン目状の切取線を介して一連に連結された連続プラスチックフイルム袋に形成されている態様(請求項7)がある。
【0014】
又、前記ロール状フイルム袋(請求項1〜6のうちいずれか1項記載のもの)において、多数のプラスチックフイルム袋がそれぞれ分離して形成され、かつ、各プラスチックフイルム袋は、その端部が重なるように若干ズラして配列されて各プラスチックフイルム袋が接続するように形成されている態様(請求項8)がある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示した実施例により詳述する。ただし、本発明の具体的な構成は、この実施例に限定されるものではない。
【0016】
図1は本発明の第1実施例であるロール状ゴミ袋の斜視図である。
このロール状ゴミ袋Aは、多数(実施例では20枚)のゴミ袋1がミシン目状の切取線10を介して一連に連結された連続ゴミ袋aに形成されたもので、透明な長尺筒状プラスチックフイルム11に一定間隔毎に溶着シール12を形成し、この溶着シール12に近接してミシン目状の切取線10を形成しながらロール状に巻き取ったものである。
従って、前記切取線10から切断することにより、上端に開口部13が形成されると共に、溶着シール12によって底端が閉鎖したゴミ袋1を得ることができる。
【0017】
そして、前記多数のゴミ袋1に、巻き取り内端のゴミ袋1aを数字の1として、順に連続した数字を表示している。即ち、巻き取り内端のゴミ袋1aに数字の1を表示し、この巻き取り内端のゴミ袋1aから巻き取り外端に向けて残り19枚の各ゴミ袋1に順に数字の2、3、4、5………18、19、20を表示している。
この場合、使い初めとなる巻き取り外端のゴミ袋1bから見れば、数字の20から順にカウントダウンしていき、20枚目である巻き取り内端のゴミ袋1aに表示した数字の1で終了することになる。
【0018】
そして、前記ロール状ゴミ袋Aの使用に際しては、当初は、数字の20が表示されたゴミ袋1bが巻き取り外端にあるが、そこから例えば、2枚のゴミ袋1,1を使用すると、今度は数字の18が表示されたゴミ袋1が巻き取り外端になる。
従って、その数字の18を見れば、それだけで残りの枚数が18枚であることが判る。更にゴミ袋1を使用していっても、巻き取り外端のゴミ袋1に表示された数字を見れば、残りの枚数を確認できる。そこで、残り枚数が少なくなった時点で新しいロール状ゴミ袋Aを購入するようにすれば、ゴミ袋が切れてなくなることがなく、常時準備しておくことができるようになる。
【0019】
なお、巻き取り内端のゴミ袋1aから数枚(例えば、5枚)前のゴミ袋までの数字の色(例えば、赤色インク)と、他のゴミ袋の数字の色(例えば、青色インク)を異なるようにしておいたり、巻き取り内端のゴミ袋から数枚(例えば、5枚ほど)前のゴミ袋まで数字の大きさを大きくしたり、又、巻き取り内端のゴミ袋から数枚(例えば、5枚ほど)前のゴミ袋まで数字とは別の目印(例えば、赤色ライン等)を表示したりしておけば、残り枚数が少なくなっているとの注意を促すことができる。
【0020】
次に、図2は本発明の第2実施例であるロール状ゴミ袋の斜視図である。
このロール状ゴミ袋Bは、一端に開口部20が形成され、他端に溶着シール21が形成された多数のゴミ袋2(実施例では20枚)がそれぞれ分離して形成され、かつ、各ゴミ袋は、その端部が重なるように若干ズラして配列されて各ゴミ袋が接続するように形成されたもの(インターリーフ)で、ゴミ袋2を若干ズラしていくことに伴ない発生する静電気を利用しながら多数のゴミ袋2を順次にロール状に巻き取ったものである。
従って、前記第1実施例のロール状ゴミ袋Aと異なり、ミシン目状の切取線から各ゴミ袋を切断するといったことなく、巻き取り外端から1枚づつ剥がしていくことができる。
【0021】
そして、前記多数のゴミ袋2に、巻き取り外端のゴミ袋2bを数字の1として、順に連続した数字を表示している。即ち、巻き取り外端のゴミ袋2bに数字の1を表示し、この巻き取り外端のゴミ袋2bから巻き取り内端に向けて残り19枚の各ゴミ袋2に順に数字の2、3、4、5………18、19、20を表示している。
この場合、使い初めとなる巻き取り外端のゴミ袋2bから見れば、数字の1から順にカウントアップしていき、20枚目である巻き取り内端のゴミ袋2aに表示した数字の20で終了することになる。
【0022】
そして、前記ロール状ゴミ袋Bの使用に際しては、当初は、数字の1が表示されたゴミ袋1bが巻き取り外端にあるが、そこから例えば、2枚のゴミ袋2,2を使用すると、今度は数字の3が表示されたゴミ袋2が巻き取り外端になる。
従って、その数字の3を見れば、既に2枚のゴミ袋2を使用し、残り枚数が18枚であることが判る。更にゴミ袋2を使用しても、巻き取り外端のゴミ袋2に表示された数字を見れば、当初の枚数から減算して残りの枚数を確認することができる。
【0023】
なお、本発明のロール状ゴミ袋において、各プラスチックフイルム袋の用途(例えば、ゴミ袋、水切り袋等)、形状(例えば、開口部縁の形状)、材質(生分解性プラスチックを含む)、ガゼットの有無、巻き取る際の折り畳みの有無、巻き取り芯の有無に制限はない。
又、数字の色、大きさ、形態(例えば、算用数字、漢数字、丸付き数字等)、印刷方法(例えば、インクジェット等)に制限はない。又、数字の表示位置は、できるだけ見やすい場所、例えば、巻き端に近い位置に表示するのが好ましいが、各ゴミ袋の上であれば、その表示位置に制限はない。
又、本発明において、例えば、巻き取り内端又は巻き取り外端のプラスチックフイルム袋から1枚置きのプラスチックフイルム袋に1、3、5、7・・のように1つ置きの数字を表示したり、又、2枚置きのプラスチックフイルム袋に1、4、7、10・・のように2つ置きの数字を表示したり、3枚置き、4枚置き又は5枚置きのプラスチックフイルム袋に3つ置き、4つ置き又は5つ置きの数字を表示したものについても、本発明で言う「連続した数字」に含めるものとする。
【0024】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明のロール状フイルム袋にあっては、目視だけで簡単に残り枚数を確認することができ、日常品であるゴミ袋等のプラスチックフイルム袋を切らすことなく、常時準備しておくことの注意を促すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるロール状フイルム袋の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例であるロール状フイルム袋の斜視図である。
【符号の説明】
A ロール状ゴミ袋(ロール状フイルム袋)
a 連続ゴミ袋
1 ゴミ袋(プラスチックフイルム袋)
1a ゴミ袋
1b ゴミ袋
10 切取線
11 長尺筒状プラスチックフイルム
12 溶着シール
13 開口部
B ロール状ゴミ袋(ロール状フイルム袋)
2 ゴミ袋(プラスチックフイルム袋)
2a ゴミ袋
2b ゴミ袋
20 開口部
21 溶着シール
Claims (8)
- 多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、順に連続した数字が表示されていることを特徴とするロール状フイルム袋。 - 多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り内端から巻き取り外端に向かって1枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に1つ置きの連続した数字が表示されていることを特徴とするロール状フイルム袋。 - 多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り内端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り内端から巻き取り外端に向かって2枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に2つ置きの連続した数字が表示されていることを特徴とするロール状フイルム袋。 - 多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、順に連続した数字が表示されていることを特徴とするロール状フイルム袋。 - 多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り外端から巻き取り内端に向かって1枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に1つ置きの連続した数字が表示されていることを特徴とするロール状フイルム袋。 - 多数のプラスチックフイルム袋が、順次ロール状に巻き取られているロール状フイルム袋であって、
前記多数のプラスチックフイルム袋に、巻き取り外端のプラスチックフイルム袋を数字の1として、巻き取り外端から巻き取り内端に向かって2枚置きのプラスチックフイルム袋に、順に2つ置きの連続した数字が表示されていることを特徴とするロール状フイルム袋。 - 請求項1〜6のうちいずれか1項記載のロール状フイルム袋において、多数のプラスチックフイルム袋がミシン目状の切取線を介して一連に連結された連続プラスチックフイルム袋に形成されていることを特徴とするロール状フイルム袋。
- 請求項1〜6のうちいずれか1項記載のロール状フイルム袋において、多数のプラスチックフイルム袋がそれぞれ分離して形成され、かつ、各プラスチックフイルム袋は、その端部が重なるように若干ズラして配列されて各プラスチックフイルム袋が接続するように形成されていることを特徴とするロール状フイルム袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002343385A JP2004175399A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | ロール状フイルム袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002343385A JP2004175399A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | ロール状フイルム袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004175399A true JP2004175399A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32705172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002343385A Pending JP2004175399A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | ロール状フイルム袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004175399A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011068421A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Nippon Film Kk | ロール状ゴミ袋 |
JP2013256389A (ja) * | 2013-07-22 | 2013-12-26 | Nippon Film Co Ltd | ロール状ゴミ袋 |
-
2002
- 2002-11-27 JP JP2002343385A patent/JP2004175399A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011068421A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Nippon Film Kk | ロール状ゴミ袋 |
JP2013256389A (ja) * | 2013-07-22 | 2013-12-26 | Nippon Film Co Ltd | ロール状ゴミ袋 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7793608B1 (en) | Reserve sheet material roll with low supply indicator | |
ES2770999T3 (es) | Laminado flexible para envasado con porción pelable integrada | |
JP2004175399A (ja) | ロール状フイルム袋 | |
CA2660338C (en) | Pressure sealed point of sale card package | |
JP5453028B2 (ja) | ロール状ゴミ袋 | |
JP5592545B2 (ja) | ロール状ゴミ袋 | |
JP5905789B2 (ja) | ロール状袋体の巻き止め包装用シート | |
JP2011230918A (ja) | ラップフィルム用の巻芯、ラップ巻回体および容器入りラップ巻回体 | |
JP3697014B2 (ja) | ラップフィルム用のコア、コア付きラップフィルム及び包装具 | |
JP2008114899A (ja) | ロール状ゴミ袋の包装構造 | |
JP2009090986A (ja) | メッセージ付き包装箱 | |
JP2015231859A (ja) | 筒状体の包装用シート | |
JP3214836U (ja) | ポケットティッシュ | |
JP5295407B2 (ja) | 自治体指定ゴミ袋用ロール状袋体の包装構造 | |
JP3095380U (ja) | 印刷物 | |
JP3089119U (ja) | ロール紙包装体 | |
JP5048269B2 (ja) | 自治体指定ゴミ袋用ロール状袋体の包装構造 | |
JP3047140U (ja) | 筒状巻回物用梱包紙 | |
JP2005298048A (ja) | 残量確認の容易な米袋用包材ロール | |
JP2004268546A (ja) | カレンダー | |
JP3211614U (ja) | 容器包装 | |
JPH0948461A (ja) | 包装紙 | |
JPH0241141Y2 (ja) | ||
JP3016906U (ja) | 金 封 | |
US453132A (en) | Charles rowland |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060613 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060829 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060920 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070206 |