JP2004173272A - Tcm−isdnノイズの存在におけるdslトランシーバチャネル発見フェーズ中のttr同期獲得および維持 - Google Patents

Tcm−isdnノイズの存在におけるdslトランシーバチャネル発見フェーズ中のttr同期獲得および維持 Download PDF

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Abstract

【課題】TCM−ISDN漏話環境において動作するDSLサービスのための、DSLトランシーバ初期化のチャネル発見フェーズ中に、TTRクロックの同期を獲得および維持するための技術を提供すること。
【解決手段】顧客宅内DSLトランシーバはそのTTRクロックの同期を、中央局のトランシーバによって送信されたTTR指示信号を使用して、DSL初期化手順のチャネル発見フェーズ全体を通じて達成する。基本的な通信を可能にすることに加えて、TTR同期を保つことにより、待機ノイズ測定の精度およびメッセージ交換の信頼性を、非常に長くノイズのあるループ上でも改善する。
【選択図】図2

Description

本発明は一般に、TCM−ISDN漏話環境において動作するDSLサービスに関し、詳細には、DSLトランシーバ初期化のチャネル発見(ディスカバリ)フェーズ中のTTRクロックの同期獲得および維持に関する。
ある種の動作条件の下では、デジタル加入者回線(DSL)伝送は、共通ケーブルバインダ内で束ねられた他のサービスからの漏話干渉によって影響を受ける可能性がある。他のサービスによって生成される漏話のレベルは、異なるケーブル構造および材料について変わる。日本および韓国など、いくつかの国では、米国で使用されているプラスチック絶縁ケーブル(PIC)ではなく、紙ベースの「パルプ」絶縁体を有する電話ケーブルを使用している。これらのパルプケーブルの絶縁は不十分であり、したがって、同じケーブルバインダ内で束ねられた銅線を介した複数の異なるサービスの間で高レベルの漏話を引き起こす。総合デジタル通信網(ISDN)サービスはDSLサービスと結合されるときに特に厄介であり、これはISDNサービスのための伝送帯域の一部分がDSLサービスのための伝送帯域の一部分に重なり合うからである。DSLサービスのように、ISDNサービスは銅線を介して広く配置されており、DSLサービスで使用されるワイヤと同じケーブルバインダ内で束ねられている。ISDNおよびDSLサービスのための伝送帯域が重なり合うので、ISDNサービスはDSLサービス内で漏話を引き起こし、DSLサービスを干渉する可能性がある。
ノイズのあるパルプケーブルが設置されている場合にこの問題に対処するため、特殊なシステムが開発され、国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU−T)仕様G.961付録IIIに記載されている。G.961付録IIIのシステムは、時分割方向制御伝送(TCM)を使用して、中央局でISDNカードを切替同期することによって、漏話干渉を低減する。TCMは、異なる時間中のISDN信号送信および受信に備えて、複数のIDSNサービスの間の近端漏話を低減する。ITU−T ADSL規格G.992.1のAnnex CおよびG.992.2のAnnex Cには、TCM−ISDN干渉下のDSLモデムのオペレーションが記載されている。DSLモデムからの信号送信は、中央局で生成された400HzのTCMタイミング基準(TTR)に切替同期される。TTR信号は、中央局(CO)モデムおよび顧客宅内機器(CPE)モデムがいつISDNおよびDSL信号を送信および受信するべきであるかを決定するための、マスタクロック信号である。図1は、CPE20のCPEモデム22(ATU−R)と通信するCO10のCOモデム12(ATU−C)の図である。ダウンストリームは、ATU−C12からATU−R22まで定義される。
特定のケーブルバインダ内で、TCM−ISDNシステムは、時間的に変化するノイズ環境を生じる。TTR信号の前半の周期中に、ATU−C12は近端漏話(NEXT)干渉によって支配され、後半中に遠端漏話(FEXT)干渉によって支配される。ATU−R22ではこの逆が当てはまる。FEXT干渉はNEXT干渉よりはるかに弱く、受信信号に対してより小さいので、FEXTの存在における信号対ノイズ比(SNR)はNEXTにおけるものより高い。この結果として、FEXT周期中により高いチャネル容量が生じる。したがって、最適なパフォーマンスのために、各モデムはそれ自体を両方のタイプの干渉についてトレーニングし、TTR信号に従ってこれらのトレーニング設定の間で切り替える。
図2は、TCM−ISDNシステムのためのタイミング図であり、TTR信号、ISDN送信および受信チャネル、および各モデムについてのNEXTおよびFEXT干渉の間の関係を例示する。TCM−ISDNシステムは、TTR信号によって説明されるように、IDSNを交互の方向で送信する。これによりこれらのモデムが、例示のように、交互の、一般には反対のNEXTおよびFEXT干渉を受ける。図3は、ATU−CのTTR信号(TTR)、ATU−R22での干渉(NEXTおよびFEXT)、および、ATU−C12によって送信されるフレームの間の関係を示す。「スライディングウィンドウ」オペレーションは、TTR信号に同期化されたISDN干渉下でシンボルを送信するための手順を定義する。FEXTシンボルは完全にFEXT周期の内部のシンボルであり、NEXTシンボルはNEXT周期のいずれかの部分の内部のシンボルであり、したがって、FEXTシンボルより多くのNEXTシンボルがある。ATU−C12は、特定のシンボルがFEXTシンボルであるかNEXTシンボルであるかを、スライディングウィンドウに従って決定し、次いで、対応するビットテーブルによりこのシンボルを送信する。逆に、ATU−R22は、特定のシンボルがFEXTシンボルであるか、それともNEXTシンボルであるかを決定し、適切なビットテーブルによりこのシンボルを送信する。
図4のように、TTR信号およびトレーニングシンボルは厳密に整列されないが、TTR信号は、シンボルへのサイクリックプレフィックスの挿入に応じて、345シンボルの周期中の32または34の周期に及ぶ。したがって、この345シンボルの最小公倍数の周期はハイパーフレームを定義する。図4は、サイクリックプレフィックスなしのダウンストリームのためのハイパーフレームにおける345のトレーニングシンボル、および、それらとTTR信号との関係を、FEXT/NEXTチャネルへのシンボルのマッピングを含めて示す。FEXTトレーニングシンボルは、FEXTチャネルを通じて送信されたように処理されたデータを表す。NEXT干渉によって少なくとも部分的に影響を受けるいかなるシンボルも含む、残りのトレーニングシンボルは、NEXTチャネルを通じて送信されたかのように処理される。
G.991およびG.992規格の各々における規格のAnnex Aは、DSLモデムの基本オペレーションを定義し、Annex Cは、TCM−ISDN干渉の存在におけるオペレーションのための規格を修正する。G.992.1のAnnex Cでは、TTR指示信号が、トーン48の位相反転を有するC−PILOT1信号において送信される。これらの位相反転はFEXT−NEXTシンボル移行の境界で起こり、信号がパイロットトーン64と共に送信される。G.992.1のAnnex Cでは、ATU−Cは、少なくともすべてのFEXTシンボルにおけるPILOT1信号の後にパイロットトーンを送信し続ける。これにより、ATU−RはTTR同期を常に維持することができる。
ITU−T規格の本体は、G.992.3またはADSL2と呼ばれる新世代のDSL規格を定義している。Annex AはG.992.3について定義されているが、TCM−ISDN環境におけるオペレーションについての規格を修正するAnnex Cは定義されていない。新しいG.992.3規格とその前の規格の間の1つの重要な違いは、初期トレーニングシーケンスである。G.992.3では、初期化は、新しい「チャネル発見フェーズ」と共に開始し、この中でモデムが粗いタイミング回復、チャネルプロービング、待機ノイズ測定、および電力削減などの機能を実行する。またこのフェーズ中に、ATU−Rは、トランシーバトレーニング中にタイミング基準信号を送信するために適した副搬送波を識別し、この副搬送波はパイロットトーンと呼ばれる。このパイロットトーンはチャネル発見フェーズの終了近くで選択されるので、チャネル発見フェーズの全体に渡って使用可能ではない。これは、TCM−ISDN漏話がないシステムでは問題をもたらすことがない。というのは、ATU−RがTTR信号に同期化する必要がなくなり、小さいタイミングオフセットは重大な問題を引き起こさないからである。しかし、TCM−ISDN漏話環境において動作するシステムでは、モデムが、チャネル発見フェーズで定義されたオペレーションを実行できるようになる前に、TTRへの同期を獲得および維持しなければならない。したがって、チャネル発見フェーズ中にTTRクロックを同期化するためのもう1つの方法が開発される必要性がある。
加えて、G.992.3は、ループ診断を実行する、有用な新しい機能を追加している。チャネル発見フェーズ中に、ATU−CおよびATU−Rはそれぞれ、1ビン当たりの待機ノイズレベル、1ビン当たりのチャネル減衰量、および1ビン当たりのSNRを測定する。待機ノイズはNEXTおよびFEXT周期中に異なるレベルを有するので、各モデムは2セットの1ビン当たりの待機ノイズレベルおよびSNRを測定しなければならず、1セットはNEXT周期について、1セットはFEXT周期についての測定である。しかし、モデムがこれらの測定をNEXTおよびFEXT周期について実行できるようになる前に、モデムは、これらの周期が生じるときを知らなければならない。これには、TTRクロックが同期化されることが必要である。
G.992.1のAnnex Cでは、ATU−CはすべてのFEXTシンボルにおいてパイロットトーンを送信し続け、これによりATU−RがTTR同期を維持することができる。しかし、G.992.3のAnnex Aでは、C−COMB1の後に、ATU−CがC−QUIET信号を送信中である時間がある。そこからTTR信号またはタイミング信号を回復することができる、ATU−Cからの信号の欠如により、ATU−RのTTRクロックがドリフトし、シンボル境界をシフトさせる可能性がある。ATU−Rのクロックのドリフトはいくつかの問題を生じる可能性がある。たとえば、待機周期の後、メッセージがFEXTシンボル中のみで送信されなければならない(C−MSG−FMT、C−MSG−PCB、R−MSG−FMTおよびR−MSG−PCB)。クロックのドリフトにより、FEXTシンボルがTCM−IDSNのNEXT干渉によって破損され、メッセージ交換が失敗させられる可能性がある。加えて、延長された待機周期を使用して、FEXTおよびNEXT下で別々に待機ノイズレベルを測定することができ、ATU−Rのクロックのドリフトはその待機ノイズ測定の精度を低下させる可能性がある。最後に、FBMなどのオペレーションモードでは、隣接したラインへのNEXTを回避するために、FEXTシンボルのみが送信される。クロックのドリフトにより、いくつかの「FEXT」シンボルがNEXT周期にドリフトし、信号を破損する可能性がある。
したがって、TCM−ISDN漏話環境において動作するDSLサービスでは、ATU−RがそのTTRクロックを同期化してその同期化をチャネル発見フェーズ中に維持し、そのフェーズにおいて定義された機能を実行できるようにすることが重要である。また、ATU−RがTTRクロックのドリフトを、チャネル発見フェーズ内の待機周期中に回避することも重要である。さらに、ATU−RがTTR指示信号を検出できるようにするロバストなTTR指示信号を、長くノイズのあるループ上でも提供することが望ましい。
国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU−T)仕様G.961付録III ITU−T ADSL規格G.992.1のAnnex C ITU−T ADSL規格G.992.2のAnnex C G.991およびG.992規格の各々における規格のAnnex A G.991およびG.992規格の各々における規格のAnnex C G.992.3のAnnex A G.992.3のAnnex C
本発明は、顧客宅内トランシーバがそのTTRクロックを同期化して、そのクロックの同期をDSL初期化手順のチャネル発見フェーズ全体を通じて維持できるようにする。基本的な通信を可能にすることに加えて、TTR同期を保つことにより、待機ノイズ測定の精度およびメッセージ交換の信頼性を、非常に長くノイズのあるループ上でも改善する。
適切なTTR指示信号が定義されて、顧客宅内(CPE)DSLトランシーバがTTR信号を検出してそのTTRクロックをそれに同期化できるようにする。一実施形態では、中央局(CO)のDSLトランシーバがTTR指示信号をCPEトランシーバに、TCM−ISDNノイズ環境において動作するDSLサービス初期化のチャネル発見フェーズ中に送信する。このTTR指示信号を使用して、CPEトランシーバはそのTTRクロックを同期化し、それにより、粗いタイミング回復、チャネルプロービング、待機ノイズ測定、電力削減、および、COおよびCPEトランシーバおよび顧客宅内DSLトランシーバの間のメッセージングなど、チャネル発見フェーズ機能を可能にする。
チャネル発見フェーズにおける待機周期中にTTR同期を維持するために、ATU−CはTTR指示信号をATU−Rに送信し、これによりトランシーバがそのTTRクロックの同期を維持することができる。一実施形態では、TTR指示信号が、ハイパーフレームの最初の4つのFEXTシンボルにおけるC−COMB1として、および他のシンボルにおける信号がないもの(C−QUIET)として定義される。もう1つの実施形態では、TTR指示信号はREVERB信号を含む。
もう1つの実施形態では、TTR同期が、COおよびCPEトランシーバが待機ノイズ測定を実行する間に維持される。COトランシーバがそうでない場合はいかなる信号も送信しない長い周期中に、TTR同期を維持するために、COモデムが、待機周期中に送信されたハイパーフレームの一部中にTTR指示信号を送信するように構成される。これにより、待機周期中に、CPEトランシーバのTTRクロックのドリフトを回避する。加えて、チャネル発見フェーズにおいて定義されたように、CPEトランシーバがメッセージをCOトランシーバに送信中に、COトランシーバはTTR指示信号をFEXT周期中に送信することができる。このTTR指示信号により、CPEトランシーバはTTR同期を、トランシーバのメッセージング中に維持することができ、それにより、チャネル発見フェーズ中のこのようなメッセージングを破損する可能性のあるTTRドリフトを回避する。
図5は、G.992.3のAnnex Aで提供された初期化手順の修正されたチャネル発見フェーズのタイミング図である。このタイミング図は、シンボルにおいて測定された、ATU−CおよびATU−Rによって送信された信号およびそれらの相対的タイミングを示す。ATU−CおよびATU−Rは通信を、G.994.1規格で定義されたようなハンドシェークセッションを実行することによって開始する。ハンドシェークセッションが完了した後、モデムは第1の待機モード(C−QUIET1およびR−QUIET1)に入り、この間にモデムは送信を行なわない。少なくとも1つのモデムが待機モードであるとき、他方はいくつかのループ診断機能を実行することができ、これは1ビン当たりの待機ノイズレベルの測定などである。定義された時間の後、ATU−CはC−COMB1信号の送信を開始し、これによりATU−Rが、チャネル発見フェーズで定義された粗いタイミング回復および他の機能を実行することができる。図5のように、このフェーズ全体に渡って、ATU−CおよびATU−Rは、待機モードであることから、COMB信号または他のメッセージ(たとえば、MSG−FMTおよびMSG−PCB)を送信することへ状態を変更する。
上述のように、G.992.3のAnnex Aに記載されたチャネル発見フェーズは、DSLサービスがTCM−ISDN漏話環境で動作するAnnex Cに合わせて修正しなければならない。したがって、本発明の一実施形態では、G.992.3のAnnex Aについて記載された手順が以下のように、ATU−RにおけるTTR同期を獲得および維持するように修正される。
一実施形態では、C−COMBシンボルが広帯域のマルチトーンシンボルとして定義され、これは、インデックス11、23、35、47、59、64、71、83、95、107、119、143、179、203、227および251を有する16の副搬送波など、いくつかの隔置された副搬送波を含む。C−COMB1信号は、連続のFEXTシンボルの各グループの最初および最後のシンボルにおけるC−COMBシンボル、および他のFEXTシンボルにおけるC−ICOMB(反転C−COMBシンボル)を含む。たとえば、図4のハイパーフレーム構造を参照すると、シンボル0から3は、ハイパーフレーム内の連続のFEXTシンボルの最初のグループである。シンボル0および3はこのグループにおける最初および最後であり、そのためC−COMB信号がそれらについて送信される。他のシンボルであるシンボル1および2では、C−ICOMBが送信される。シンボル140から144についてなど、いくつかの場合、5つの連続のFEXTシンボルがある。このような場合、C−COMB信号がシンボル140および144について送信され、C−ICOMB信号が3つの内側のシンボル141、142および143について送信される。
一実施形態では、TTR指示信号がハイパーフレームの最初の4つのFEXTシンボルにおけるC−COMB1として、および他のシンボルにおける信号がないもの(C−QUIET)として定義される。図6は、TTR指示信号のこの実施形態を例示し、それにおいてTTR指示信号が送信されるハイパーフレームの最初の部分を示す。このハイパーフレーム内に図示されないシンボルはすべてC−QUIETである。このTTR指示信号が各ハイパーフレームの境界で開始することは理解されよう。したがって、TTR指示信号を検出することによって、ATU−Rはハイパーフレームの境界を検出することができ、それによりそのTTRクロックを同期化することができる。
一実施形態では、ATU−CはこのTTR指示信号を、図5のC−QUIET2信号中に送信する。したがって、ATU−RはTTR同期を、この「待機」モード中に維持することができる。さらに、TTR指示信号により、ハイパーフレームの他の341シンボルをC−QUIETにすることができる。ATU−CおよびATU−Rは、いつC−COMBバーストがTTR指示信号(すなわち、最初の4つのシンボル)内で生じるかを知っているので、各ハイパーフレームのこれらのシンボル上をスキップして、他のシンボル中に待機ノイズ測定を実行することができる。ATU−Cはまた、TTR同期を維持するために必要とされるときに、TTR指示信号を他の待機周期中に送信することもできる。
G.992.3のAnnex Cについての1つの問題は、待機ノイズを測定する方法である。G.992.3のAnnex Aでは、待機ノイズをQUIET1中に測定することができる。しかし、G.992.3のAnnex Cでは、ATU−Rは、待機ノイズを測定する前にTTRクロックを同期化し、測定中に同期を維持しなければならない。待機ノイズ測定は、NEXTおよびFEXT周期について実行されなければならず、これらの周期が生じるとき、TTRの知識を必要とする。したがって、ATU−Rは待機ノイズ測定をその周期中に実行することができない、というのはTTRクロックがC−QUIET1信号の後(具体的には、C−COMB1中)まで同期化されないからである。したがって、G.992.3のAnnex AがAnnex Cに合わせて、C−QUIET1信号中ではなくC−QUIET2信号中に待機回線ノイズ測定を実行するように修正される。FEXTおよびNEXT周期について待機回線ノイズを測定するのに十分な時間を可能にするために、C−QUIET2およびR−QUIET2信号が延長される。しかし、結果として生じるより長い待機周期(たとえば、約2秒)により、C−COMB1シンボルで得られたTTRクロックは、パイロットトーンの欠如によりドリフトする可能性がある。これは待機ノイズの測定においてエラーを引き起こす可能性があり、これはモデムが、FEXTおよびNEXT周期が生じるときがわからなくなる可能性があるからである。したがって、TTR指示信号をこれらの待機周期中に送信することにより、TTRクロックは同期化されたままとなることができる。
ATU−RのTTRクロックは、待機周期中だけでなく、ATU−RがメッセージをATU−Cに送信中であり、かつATU−Cが待機である周期にもドリフトする可能性がある。このような周期には、R−MSG−FMTおよびR−MSG−PCBが含まれる。したがって、もう1つの実施形態では、図5に例示するように、G.992.3のAnnex Aに記載されたC−QUIET4信号が、C−QUIET4およびC−COMB4信号で置き換えられる。C−COMB4信号は、ATU−CがすべてのR−ICOMB2シンボルをATU−Rから受信した後に開始する。C−COMB4中に、ATU−CはTTR指示信号を、C−QUIET2信号について上述したように送信する。この信号は、ATU−RがR−MSG−FMTおよびR−MSG−PCBを送信中である時間と重なり合うが、これらの信号の間に競合はなく、これは、それがFEXTシンボルにおいてのみ送信されるからである。ATU−CがTTR指示信号をFEXTシンボルにおいて送信中であるとき、ATU−Rは送信中ではない、というのはATU−RがR−MSG−FMTおよびR−MSG−PCBをFEXT時間のみにおいて送信するからである(図2に例示するように、FEXTおよびFEXT周期は異なる時間に生じる)。TTR指示信号をC−COMB4中に送信することにより、ATU−RがそのTTRクロックを連続的に再同期化し、したがってTTRクロックのドリフトを回避することができる。
C−COMB信号をタイミング回復のために使用することができるが、よりよい相関特性を有する他のタイプの信号をTTR指示信号において使用することができる。マルチトーンC−C−COMB信号は、粗いタイミング回復、チャネルプロービングおよび電力削減など、チャネル発見フェーズの正規の機能のために意図されたものである。したがって、これはTTR同期化のために最適化されない。その不十分な相関特性のために、C−COMB信号の境界および位相反転をATU−Rが検出することが困難である可能性がある。この影響は、高周波トーンが減衰される長いループ上でより顕著であり、TTR信号の検出および同期化を信頼性のないものにする可能性がある。
この問題に対処するため、専用信号C−TTRSYNC1がC−COMBとは無関係に定義される。図7は、本発明のもう1つの実施形態によるチャネル発見フェーズのタイミング図を示す。図7のプロセスでは、ATU−Cは、よりよい相関特性を有するTTR指示信号を送信し、したがって、C−COMB信号より信頼性の高い指示信号をもたらす。一実施形態では、TTR指示信号はREVERB信号を含み、これはよい相関特性を有し、したがって非常に長くノイズのあるループ上でも検出が容易である。さらに、REVERB検出器はADSLモデムにおいて一般的であるので、その実施は大変好都合である。
一実施形態では、C−TTRSYNC1は、連続した一連の副搬送波の各々におけるC−REVERB信号である。たとえば、C−TTRSYNC1をC−REVERB33〜64になるように定義することができ、これは、各ハイパーフレームの最初の4つのシンボルにおいてのみ送信された、C−REVERBの副搬送波33から64を含む。REVERB信号をハイパーフレームの最初の4つのシンボルにおいてのみ送信することによって、このC−TTRSYNC1信号はハイパーフレームの開始を指示する。ハイパーフレームの他のすべてのFEXTシンボルでは、2つのトーンのみ(トーン48および64など)が送信されて、ATU−Rが粗いパイロット追跡を実行できるようになる。しかし、NEXTシンボル中に信号が送信されず、それにより、ATU−Rが信号をそのFEXT周期中に送信することができる。
より長いループでは、高周波トーンが減衰される傾向があり、TTR指示信号はより低周波の副搬送波を使用して、TTR指示信号の減衰を回避することができる。たとえば、C−TTRSYNC1をC−REVERB32になるように定義することができ、これは、各ハイパーフレームの最初の4つのシンボルにおいてのみ送信された、C−REVERBの低周波副搬送波6から32を含む。再度、REVERB信号をハイパーフレームの最初の4つのシンボルにおいてのみ送信することによって、このC−TTRSYNC1信号がATU−Rによって、ハイパーフレームの開始を検出するために使用される。より低周波の副搬送波が使用されるので、この信号は、より長いループ上で減衰される可能性が少ない。
C−TTRSYNC1は可変長を有し、たとえば、1つのハイパーフレームの倍数である(すなわち、345nシンボルであり、ただしn≧1)。図7のように、ATU−Cは、各ハイパーフレームの終了までC−TTRSYNC1を送信し続け、その間にR−COMB1をATU−Rから受信する。ATU−Cは、C−TTRSYNC1を同じ周波数帯域において送信中にR−COMB1を検出しなければならないので、ATU−Cによって送信されたパイロットトーンは、FEXTシンボル中にのみ送信される。これにより、ATU−RがFEXTを経験中であり、したがってR−COMB1信号を送信中であるとき、ATU−CはNEXTの周期中にR−COMB1信号を受信することができる。
ループ診断モードでは、モデムは待機ノイズ測定を、G.992.3のAnnex Aで定義されたC−QUIET1/R−QUIET1信号中ではなく、修正されたC−QUIET−TTR1/R−QUIET2信号中に実行する。待機ノイズ測定を実行するために、C−QUIET−TTR1は、モデムが測定を実行できるようにするのに十分長く設定される。モデムが待機ノイズ測定を、C−QUIET1/R−QUIET1中ではなくこの周期中に実行するので、C−QUIET1およびR−QUIET1の長さを、それに応じてAnnex Aに対して短くすることができる。一実施形態では、C−QUIET−TTR1の長さは1380シンボル、または4つのハイパーフレームである。診断モードを実施するために、さらに4つのハイパーフレーム(合計2760シンボルのためのもの)をC−QUIET−TTR1に追加して、待機ノイズ測定を可能にすることが必要である可能性がある。相応して、R−QUIET2信号を、同じ数のシンボルによって延長することができる。ATU−RがTTR同期を維持できるようにするために、C−QUIET−TTR1信号が、各ハイパーフレームの最初の4つのシンボルにおけるC−TTRSYNC1と同じになるように定義される。ATU−Cは他のFEXTシンボルにおいて信号を送信せず、これによりこれらのシンボル中の待機ノイズ測定を可能にする。
ATU−CはメッセージをATU−Rに、C−MSG−FMTおよびC−MSG−PCB信号中に送信し、ATU−RはメッセージをATU−Cに、R−MSG−FMTおよびR−MSG−PCB信号中に送信する。これらの各信号では、各モデムはデータをそのFEXTシンボル中にのみ送信し、このような送信を信頼性のないものにする干渉の増大のために、NEXTシンボル中には送信しない。重要なことには、ATU−RについてのFEXTシンボルは、ATU−CについてのFEXTシンボル中に生じず(図2を参照)、そのため、各モデムによって送信される信号の間に競合はない。
加えて、図7に例示するように、G.992.3のAnnex Aで定義されたC−QUIET3およびC−QUIET4信号が、C−QUIET−TTR2およびC−QUIET−TTR3信号で置き換えられる。これらのC−QUIET−TTR2およびC−QUIET−TTR3信号は、上で定義されたC−QUIET−TTR1信号と同じである。ATU−Cは、ATU−Rが送信中でないとき、C−QUIET−TTR2またはC−QUIET−TTR3信号をそのFEXTシンボル中にのみ送信する。ATU−Rは、ATU−Cが送信中でないとき、R−COMB2、R−MSG−FMTおよびR−MSG−PCB信号をそれ自体のFEXTシンボルにおいてのみ送信する。したがって、ATU−Rは、ATU−CおよびATU−Rがチャネル発見フェーズによって必要とされるようにメッセージを交換中であるときでも、ATU−Cから受信された信号を使用して、連続的にそのTTRクロックを再同期化することができる。
G.992.3のAnnex Aでは、C−COMB3/C−ICOMB2およびR−COMB2/R−ICOMB1の信号のペアが、状態遷移を他のモデムに指示するためのタイムマーカとして使用される。Annex Cでは、TTR同期化を上述のように確立することができる。これらの遷移は、両方のモデムに知られているハイパーフレーム境界で生じるので、C−COMB3/C−ICOMB2およびR−COMB2/R−ICOMB1の信号のペアが必要とされず、したがってこれらをバイパスすることができる。これによりチャネル発見フェーズ、およびしたがって初期化時間を、1または2ハイパーフレームだけ減らすことができる。
前述の本発明の実施形態の説明は、例示のために提示されたものであり、網羅的でも、あるいは開示された厳密な形態に本発明を限定するのでもないものとする。多数の修正および変形形態が上記の教示に照らして可能であることは、関連技術分野の当業者には理解されよう。たとえば、TTR指示信号への様々な構成および修正を、本明細書で説明した本発明の概念から逸脱することなく行なうことができる。したがって、本発明の範囲がこの詳細な説明によって限定されず、むしろ付属の特許請求の範囲によって限定されるものとする。
COおよびCPEモデムの図である。 TTR信号、ISDN送信および受信チャネル、および、NEXTおよびFEXT干渉の間のタイミング関係を例示する図である。 TTR信号、ISDNのNEXT/FEXT干渉、およびATU−C送信フレームの間のタイミング関係を例示する図である。 ハイパーフレーム、ハイパーフレーム内のシンボル、およびTTR信号の間のタイミング関係を例示する図である。 G.992.3のための初期化手順の修正されたチャネル発見フェーズのタイミング図である。 TTR指示信号の一実施形態のタイミング図であり、TTR指示信号、および、それにおいてTTR指示信号が送信されるハイパーフレームの一部を示す図である。 本発明のもう1つの実施形態による、初期化手順のチャネル発見フェーズのタイミング図である。
符号の説明
10 中央局(CO)
12 COモデム(ATU−C)
20 顧客宅内機器(CPE)
22 CPEモデム(ATU−R)

Claims (27)

  1. TCM−ISDNノイズ環境において動作するDSLサービス初期化のチャネル発見フェーズ中に、TTRクロックを同期化するための方法であって、
    顧客宅内DSLトランシーバがTTRクロックを同期化できるようにするTTR指示部分を含むC−COMB信号を顧客宅内DSLトランシーバに、チャネル発見フェーズ中に送信するステップと、
    チャネル発見フェーズの待機時間中に、TTR指示信号を顧客宅内DSLトランシーバに送信して、トランシーバのTTRクロックの同期を維持するステップとを含む方法。
  2. TTR指示信号は少なくとも1つのハイパーフレームを含み、ハイパーフレームは、
    ハイパーフレーム境界を指示するための第1のシンボルのセットと、
    待機ノイズ測定を可能にするために信号を有していない第2のシンボルのセットとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のシンボルのセットは、遠端漏話干渉によって支配されたハイパーフレームの最初の連続したシンボルのグループを含む、請求項2に記載の方法。
  4. TTR指示信号は、第1のシンボルのセットの各々の間に送信されたCOMBまたは反転COMB信号を含む、請求項3に記載の方法。
  5. TTR指示信号は、第1のシンボルのセットの間に送信されたREVERB信号を含む、請求項3に記載の方法。
  6. REVERB信号は、顧客宅内DSLトランシーバに送信されるときに減衰されることを回避するのに十分低い周波数範囲内で選択されるある範囲の副搬送波を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 第2のシンボルのセットの間に、少なくとも1つの待機ノイズパラメータを測定するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  8. 測定された待機ノイズパラメータは、1ビン当たりの待機ノイズレベルである、請求項7に記載の方法。
  9. 少なくとも1つの待機ノイズパラメータを測定するステップは、遠端漏話または近端漏話の存在におけるシンボルについて実行される、請求項7に記載の方法。
  10. TCM−ISDNノイズ環境において動作するDSLサービス初期化のチャネル発見フェーズ中に、顧客宅内DSLトランシーバにおけるTTR同期を維持するための方法であって、
    複数のシンボルを含む少なくとも1つのハイパーフレームを含むTTR指示信号を中央局DSLトランシーバから受信し、前記複数のシンボルのいくつかは中央局DSLトランシーバからの信号を含まないステップと、
    TTR指示信号の少なくとも一部を使用して、ローカルTTRクロックをそれに同期化するステップと、
    信号が中央局DSLトランシーバから受信されないハイパーフレームのシンボル中に、待機ノイズパラメータを測定するステップと、を含む方法。
  11. TTR指示信号は少なくとも1つのハイパーフレームを含み、ハイパーフレームは、
    ハイパーフレーム境界を指示するための第1のシンボルのセットと、
    待機ノイズ測定を可能にするために信号を有していない第2のシンボルのセットとを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 第1のシンボルのセットは、遠端漏話干渉によって支配されたハイパーフレームの最初の連続したシンボルのグループを含む、請求項11に記載の方法。
  13. TTR指示信号は、第1のシンボルのセットの各々の間に送信されたCOMBまたは反転COMB信号を含む、請求項12に記載の方法。
  14. TTR指示信号は、第1のシンボルのセットの間に送信されたREVERB信号を含む、請求項12に記載の方法。
  15. REVERB信号は、顧客宅内DSLトランシーバに送信されるときに減衰されることを回避するのに十分低い周波数範囲内で選択される範囲の副搬送波を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 第2のシンボルのセットの間に、少なくとも1つの待機ノイズパラメータを測定するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  17. 測定された待機ノイズパラメータは、1ビン当たりの待機ノイズレベルである、請求項16に記載の方法。
  18. 少なくとも1つの待機ノイズパラメータを測定するステップは、遠端漏話または近端漏話の存在におけるシンボルについて実行される、請求項16に記載の方法。
  19. TCM−ISDNノイズ環境において動作するDSLサービス初期化のチャネル発見フェーズ中に、顧客宅内TTRクロックの同期を維持するための中央局DSLトランシーバであって、
    C−COMB信号を顧客宅内DSLトランシーバに、チャネル発見フェーズ中に送信するオペレーションであって、C−COMB信号は、顧客宅内DSLトランシーバがTTRクロックを同期化できるようにするTTR指示部分を含むオペレーションと、
    チャネル発見フェーズの待機周期中に、TTR指示信号を顧客宅内DSLトランシーバに送信して、トランシーバのTTRクロックの同期を維持するオペレーションとを実行するように構成されるトランシーバ。
  20. TTR指示信号は少なくとも1つのハイパーフレームを含み、ハイパーフレームは、
    ハイパーフレーム境界を指示するための第1のシンボルのセットと、
    待機ノイズ測定を可能にするために信号を有していない第2のシンボルのセットとを含む、請求項19に記載のトランシーバ。
  21. 第1のシンボルのセットは、遠端漏話干渉によって支配されたハイパーフレームの最初の連続したシンボルのグループを含む、請求項20に記載のトランシーバ。
  22. TTR指示信号は、第1のシンボルのセットの各々の間に送信されたCOMBまたは反転COMB信号を含む、請求項21に記載のトランシーバ。
  23. TTR指示信号は、第1のシンボルのセットの間に送信されたREVERB信号を含む、請求項21に記載のトランシーバ。
  24. REVERB信号は、顧客宅内DSLトランシーバに送信されるときに減衰されることを回避するのに十分低い周波数範囲内で選択される範囲の副搬送波を含む、請求項23に記載のトランシーバ。
  25. 第2のシンボルのセットの間に、少なくとも1つの待機ノイズパラメータを測定するオペレーションを実行するようにさらに構成される、請求項20に記載のトランシーバ。
  26. 測定された待機ノイズパラメータは、1ビン当たりの待機ノイズレベルである、請求項25に記載のトランシーバ。
  27. 少なくとも1つの待機ノイズパラメータを測定するステップは、遠端漏話または近端漏話の存在におけるシンボルについて実行される、請求項25に記載のトランシーバ。
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