JP2000022838A - 加入者線伝送システムの遅延抑制方式 - Google Patents
加入者線伝送システムの遅延抑制方式Info
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ディジタル加入者線伝送システムにおいて、デ
ータ伝送遅延量の抑制されたディジタル加入者線伝送シ
ステム及び装置を提供すること。 【解決手段】 電話回線を伝送路とし、周波数変調した
複数の搬送波をそれぞれ直交振幅変調した変調信号によ
りデータを伝送するディジタル加入者線伝送システムに
おいて、回線伝送容量を最適化する事によりデータ伝送
遅延を最小化する手段を設ける。
ータ伝送遅延量の抑制されたディジタル加入者線伝送シ
ステム及び装置を提供すること。 【解決手段】 電話回線を伝送路とし、周波数変調した
複数の搬送波をそれぞれ直交振幅変調した変調信号によ
りデータを伝送するディジタル加入者線伝送システムに
おいて、回線伝送容量を最適化する事によりデータ伝送
遅延を最小化する手段を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設の電話回線を
高速データ通信回線として利用するディジタルディジタ
ル加入者線伝送システムに関し、特に上記伝送システム
に供される伝送装置のデータ伝送遅延の改良に関する。
近年、インターネット等のマルチメディア型サービスが
一般家庭を含めて社会全体へと広く普及してきており、
このようなサービスを利用するための経済的で信頼性の
高いディジタル加入者線伝送システムの早期提供が強く
求められている。
高速データ通信回線として利用するディジタルディジタ
ル加入者線伝送システムに関し、特に上記伝送システム
に供される伝送装置のデータ伝送遅延の改良に関する。
近年、インターネット等のマルチメディア型サービスが
一般家庭を含めて社会全体へと広く普及してきており、
このようなサービスを利用するための経済的で信頼性の
高いディジタル加入者線伝送システムの早期提供が強く
求められている。
【0002】
【従来の技術】[1]ADSL技術の説明 既設の電話回線を高速データ通信回線として利用するデ
ィジタル加入者線伝送システムを提供する技術として
は、xDSL(Digital Subscriber Line)が知られてい
る。xDSLは電話回線を利用した伝送方式で、かつ、
変復調技術の一つである。このxDSLは、大きく分け
て加入者宅(以下、加入者側と呼ぶ。)から収容局(以
下、局側と呼ぶ)への上り伝送速度と、局側から加入者
側への下り伝送速度が対称のものと、非対称のものに分
けられる。
ィジタル加入者線伝送システムを提供する技術として
は、xDSL(Digital Subscriber Line)が知られてい
る。xDSLは電話回線を利用した伝送方式で、かつ、
変復調技術の一つである。このxDSLは、大きく分け
て加入者宅(以下、加入者側と呼ぶ。)から収容局(以
下、局側と呼ぶ)への上り伝送速度と、局側から加入者
側への下り伝送速度が対称のものと、非対称のものに分
けられる。
【0003】非対称型のxDSLにはADSL(Asymme
tric DSL) があり、下り伝送速度が6Mビット/秒程度
のG.DMTと1.5Mビット/秒程度のG.lite
があるが、どちらも変調方式としてDMT(Discrete M
ultiple Tone) 変調方式を採用している。 [2]DMT変調方式の説明 図1は、DMT変調方式による加入者伝送システムの機
能ブロックを示す図である。
tric DSL) があり、下り伝送速度が6Mビット/秒程度
のG.DMTと1.5Mビット/秒程度のG.lite
があるが、どちらも変調方式としてDMT(Discrete M
ultiple Tone) 変調方式を採用している。 [2]DMT変調方式の説明 図1は、DMT変調方式による加入者伝送システムの機
能ブロックを示す図である。
【0004】DMT変調方式をG.liteを例にと
り、図1を用いて説明する。また、本説明および説明図
は局から加入者への下り方向の変復調についてのみ記
す。まず、局側装置に送信データが入力されレートコン
バータ(Rate converter)10(後述)を通った後S/P
(Serial to Parallel) Buffer 20に1シンボル時間
(1/4kHz)分ストアされる。ストアされたデータ
は送信ビットマップ70(後述)で前もって決められた
キャリア当たりの伝送ビット数毎に分割して、Encoder
30に出力する。Encoder 30では入力されたビット列
をそれぞれ直交振幅変調するための信号点に変換してIF
FT40に出力する。IFFT40は逆高速フーリエ変換を行
うことでそれぞれの信号点について直交振幅変調を行
い、P/S(Parallel to Serial) Buffer 50に出力す
る。ここで、IFFT出力の240〜255ポイントの16
ポイントをCyclic Prefix としてDMTシンボルの先頭
に加える。P/S(Parallel to Serial)Buffer 50か
らD/A Converter 70へ1.104MHzのサンプリン
グ周波数でアナログ信号に変換され、メタリック回線1
00を経由して加入者側に伝送される。
り、図1を用いて説明する。また、本説明および説明図
は局から加入者への下り方向の変復調についてのみ記
す。まず、局側装置に送信データが入力されレートコン
バータ(Rate converter)10(後述)を通った後S/P
(Serial to Parallel) Buffer 20に1シンボル時間
(1/4kHz)分ストアされる。ストアされたデータ
は送信ビットマップ70(後述)で前もって決められた
キャリア当たりの伝送ビット数毎に分割して、Encoder
30に出力する。Encoder 30では入力されたビット列
をそれぞれ直交振幅変調するための信号点に変換してIF
FT40に出力する。IFFT40は逆高速フーリエ変換を行
うことでそれぞれの信号点について直交振幅変調を行
い、P/S(Parallel to Serial) Buffer 50に出力す
る。ここで、IFFT出力の240〜255ポイントの16
ポイントをCyclic Prefix としてDMTシンボルの先頭
に加える。P/S(Parallel to Serial)Buffer 50か
らD/A Converter 70へ1.104MHzのサンプリン
グ周波数でアナログ信号に変換され、メタリック回線1
00を経由して加入者側に伝送される。
【0005】加入者側では、A/D Converter 110によ
り、1.104MHzのディジタル信号に変換され、S
/P(Serial to Parallel Buffer) 120に1DMTシ
ンボル分ストアされる。同BufferでCyclic Prefix が除
去され、FFT 130に出力される。FFT 130では高速
フーリエ変換を行い、信号点を発生(復調)する。復調
した信号点はDecoder 140により送信ビットマップ6
0と同じ値を保持している受信ビットマップ160に従
ってデコードする。デコードしたデータはP/S(Paral
lel to Serial) Buffer 150にストアされ、レートコ
ンバータ170を通ってビット列として受信データとな
る。
り、1.104MHzのディジタル信号に変換され、S
/P(Serial to Parallel Buffer) 120に1DMTシ
ンボル分ストアされる。同BufferでCyclic Prefix が除
去され、FFT 130に出力される。FFT 130では高速
フーリエ変換を行い、信号点を発生(復調)する。復調
した信号点はDecoder 140により送信ビットマップ6
0と同じ値を保持している受信ビットマップ160に従
ってデコードする。デコードしたデータはP/S(Paral
lel to Serial) Buffer 150にストアされ、レートコ
ンバータ170を通ってビット列として受信データとな
る。
【0006】なお、ATU−C送信機リファレンスモデ
ルを図5に示す。 [3]ビットマップの詳細説明 図6は、ビットマップの定義を示す図である。DMT変
調方式で記したビットマップについて、図6を用いて、
より詳細に説明する。局側の装置と加入者側の装置は、
通信を行うためのトレーニング時に回線の変調信号とノ
イズの比(以下、S/Nと呼ぶ。)を測定し、各変調キ
ャリアで伝送するビット数を決定する。図6に示すよう
に、S/Nが大きいキャリアでは伝送ビット数を多く割
り当て、S/Nが小さいところでは伝送ビット数を少な
く割り当てる。
ルを図5に示す。 [3]ビットマップの詳細説明 図6は、ビットマップの定義を示す図である。DMT変
調方式で記したビットマップについて、図6を用いて、
より詳細に説明する。局側の装置と加入者側の装置は、
通信を行うためのトレーニング時に回線の変調信号とノ
イズの比(以下、S/Nと呼ぶ。)を測定し、各変調キ
ャリアで伝送するビット数を決定する。図6に示すよう
に、S/Nが大きいキャリアでは伝送ビット数を多く割
り当て、S/Nが小さいところでは伝送ビット数を少な
く割り当てる。
【0007】これにより、受信側では測定したS/Nか
ら、キャリア番号に対応した伝送ビット数を示すビット
マップが作成される。受信側ではこのビットマップをト
レーニング中に送信側に通知することで、定常のデータ
通信時に送受信側とも同じビットマップを用いて変復調
を行うことが可能となる。 [4] FEXT およびNEXT 図2に、ADSL伝送系がTCM-ISDNから受けるクロストーク
についてのタイミングチャートを示す。
ら、キャリア番号に対応した伝送ビット数を示すビット
マップが作成される。受信側ではこのビットマップをト
レーニング中に送信側に通知することで、定常のデータ
通信時に送受信側とも同じビットマップを用いて変復調
を行うことが可能となる。 [4] FEXT およびNEXT 図2に、ADSL伝送系がTCM-ISDNから受けるクロストーク
についてのタイミングチャートを示す。
【0008】TCM-ISDNは400 [Hz]の周波数で動作し、そ
の周期は2.5 [ms]である。TCM-ISDN1周期のうち、前半
の半周期はCO側が送信し、後半の半周期はRT側が送信す
る。したがって、TCM-ISDN1周期のうち、前半の半周期
において、局側ADSL装置(ATU-C) はTCM-ISDNから近端漏
話(以下、NEXT : near end cross-talk) の影響を受
け、後半の半周期において、TCM-ISDNから遠端漏話( 以
下、FEXT : far end cross-talk)の影響を受ける。一方
では、TCM-ISDN1周期のうち、前半の半周期において、
加入者側ADSL装置(ATU-R) はTCM-ISDNからFEXTの影響を
受け、後半の半周期において、TCM-ISDNからNEXTの影響
を受ける。本明細書では、このようなNEXT, FEXTの影響
を受ける時間領域をそれぞれNEXT区間, FEXT区間と呼
ぶ。
の周期は2.5 [ms]である。TCM-ISDN1周期のうち、前半
の半周期はCO側が送信し、後半の半周期はRT側が送信す
る。したがって、TCM-ISDN1周期のうち、前半の半周期
において、局側ADSL装置(ATU-C) はTCM-ISDNから近端漏
話(以下、NEXT : near end cross-talk) の影響を受
け、後半の半周期において、TCM-ISDNから遠端漏話( 以
下、FEXT : far end cross-talk)の影響を受ける。一方
では、TCM-ISDN1周期のうち、前半の半周期において、
加入者側ADSL装置(ATU-R) はTCM-ISDNからFEXTの影響を
受け、後半の半周期において、TCM-ISDNからNEXTの影響
を受ける。本明細書では、このようなNEXT, FEXTの影響
を受ける時間領域をそれぞれNEXT区間, FEXT区間と呼
ぶ。
【0009】局側ADSL装置(ATU-C) は加入者側ADSL装置
(ATU-R) におけるFEXT区間およびNEXT区間を推定(defin
e)することができる。また、加入者側ADSL装置(ATU-R)
も同様に局側ADSL装置(ATU-C) におけるFEXT区間および
NEXT区間を推定することができる。そして、それぞれの
区間を以下のように定義する。 FEXTR : ATU-C が推定したATU-R におけるFEXT区間 NEXTR : ATU-C が推定したATU-R におけるNEXT区間 FEXTC : ATU-R が推定したATU-C におけるFEXT区間 NEXTC : ATU-R が推定したATU-C におけるNEXT区間 なお、上記定義には伝送遅延も考慮されている。 [5]スライディング・ウインドウ 図3は、SWB方式の局側伝送パターンを示す図であ
る。
(ATU-R) におけるFEXT区間およびNEXT区間を推定(defin
e)することができる。また、加入者側ADSL装置(ATU-R)
も同様に局側ADSL装置(ATU-C) におけるFEXT区間および
NEXT区間を推定することができる。そして、それぞれの
区間を以下のように定義する。 FEXTR : ATU-C が推定したATU-R におけるFEXT区間 NEXTR : ATU-C が推定したATU-R におけるNEXT区間 FEXTC : ATU-R が推定したATU-C におけるFEXT区間 NEXTC : ATU-R が推定したATU-C におけるNEXT区間 なお、上記定義には伝送遅延も考慮されている。 [5]スライディング・ウインドウ 図3は、SWB方式の局側伝送パターンを示す図であ
る。
【0010】上記したようなTCM-ISDNからのクロストー
ク環境のもとで、ADSL信号を良好に伝送し得るディジタ
ル加入者線伝送システムを提供することを目的に、本出
願人は先に特願平10−144913号によって「スラ
イディング・ウィンドウ」の導入を提案した。上記特願
平10−144913号によれば、局側ADSL装置(ATU-
C) から加入者側ADSL装置(ATU-R) へとADSL信号を送信
する下り方向の場合、TCM-ISDNからのクロストーク環境
のもとで局側ADSL装置(ATU-C) が送信するADSL信号の状
態を以下のように定めるものである。
ク環境のもとで、ADSL信号を良好に伝送し得るディジタ
ル加入者線伝送システムを提供することを目的に、本出
願人は先に特願平10−144913号によって「スラ
イディング・ウィンドウ」の導入を提案した。上記特願
平10−144913号によれば、局側ADSL装置(ATU-
C) から加入者側ADSL装置(ATU-R) へとADSL信号を送信
する下り方向の場合、TCM-ISDNからのクロストーク環境
のもとで局側ADSL装置(ATU-C) が送信するADSL信号の状
態を以下のように定めるものである。
【0011】すなわち、図3に示すように、送信シンボ
ルが完全にFEXTR 区間内に含まれる場合、スライディン
グ・ウインドウにより、局側ADSL装置(ATU-C) はそのシ
ンボルをインサイド・シンボル(inside symbol) として
送信する。また、送信シンボルが一部でもNEXTR 区間に
含まれる場合、局側ADSL装置(ATU-C) はそのシンボルを
アウトサイド・シンボル(outside symbol)として送信す
る。このときTCM-ISDNの34周期とADSLの345シ
ンボル周期が一致するため、この周期をハイパーフレー
ム( 図中、Hyper Frame と表記) としてスライディング
・ウインドウの送信パターンを決定している。
ルが完全にFEXTR 区間内に含まれる場合、スライディン
グ・ウインドウにより、局側ADSL装置(ATU-C) はそのシ
ンボルをインサイド・シンボル(inside symbol) として
送信する。また、送信シンボルが一部でもNEXTR 区間に
含まれる場合、局側ADSL装置(ATU-C) はそのシンボルを
アウトサイド・シンボル(outside symbol)として送信す
る。このときTCM-ISDNの34周期とADSLの345シ
ンボル周期が一致するため、この周期をハイパーフレー
ム( 図中、Hyper Frame と表記) としてスライディング
・ウインドウの送信パターンを決定している。
【0012】図10に、この送信パターンに従って構成
されたハイパーフレームを示す。図中、ハイパーフレー
ムを構成する345シンボルは、それぞれ、インサイド
・シンボルおよびアウトサイド・シンボル、または同期
シンボルとして示されている。また、局側ADSL装置(ATU
-C) はFEXTR 区間用ビットマップを用いてインサイド・
シンボルを送信し、NEXTR 区間用ビットマップを用いて
アウトサイド・シンボルを送信する場合( デュアルビッ
トマップ:Dual Bitmap) と、 FEXTR区間用ビットマップ
を用いてインサイド・シンボルを送信し、スライディン
グ・ウインドウの外側においては同期用のパイロット・
トーンのみを送信する場合( シングルビットマップ:Sin
gle Bitmap)の両方の動作モードがある。
されたハイパーフレームを示す。図中、ハイパーフレー
ムを構成する345シンボルは、それぞれ、インサイド
・シンボルおよびアウトサイド・シンボル、または同期
シンボルとして示されている。また、局側ADSL装置(ATU
-C) はFEXTR 区間用ビットマップを用いてインサイド・
シンボルを送信し、NEXTR 区間用ビットマップを用いて
アウトサイド・シンボルを送信する場合( デュアルビッ
トマップ:Dual Bitmap) と、 FEXTR区間用ビットマップ
を用いてインサイド・シンボルを送信し、スライディン
グ・ウインドウの外側においては同期用のパイロット・
トーンのみを送信する場合( シングルビットマップ:Sin
gle Bitmap)の両方の動作モードがある。
【0013】図4は、SWB方式の加入者側伝送パター
ンを示す図である。下りと同様に、上りにおいては図4
に示すとおり加入者側ADSL装置(ATU-R) はFEXTC 区間用
ビットマップを用いてインサイド・シンボルを送信し、
NEXTC 区間用ビットマップを用いてアウトサイド・シン
ボルを送信する場合( デュアルビットマップ) と、 FEX
TC区間用ビットマップを用いてインサイド・シンボルを
送信し、スライディング・ウインドウの外側では何も送
信しない場合( シングルビットマップ)の両方の動作モ
ードがある。 [6]レートコンバータの詳細説明 図7にシングルビットマップモード時のレートコンバー
タ入出力タイミングチャートを示す。
ンを示す図である。下りと同様に、上りにおいては図4
に示すとおり加入者側ADSL装置(ATU-R) はFEXTC 区間用
ビットマップを用いてインサイド・シンボルを送信し、
NEXTC 区間用ビットマップを用いてアウトサイド・シン
ボルを送信する場合( デュアルビットマップ) と、 FEX
TC区間用ビットマップを用いてインサイド・シンボルを
送信し、スライディング・ウインドウの外側では何も送
信しない場合( シングルビットマップ)の両方の動作モ
ードがある。 [6]レートコンバータの詳細説明 図7にシングルビットマップモード時のレートコンバー
タ入出力タイミングチャートを示す。
【0014】レートコンバータは、入力される送信デー
タ列を、上記スライディング・ウインドウに合わせたデ
ータ列となるように速度変換を行う。ADSL伝送装置
にはユーザデータの伝送速度が32kbpsの整数倍で
なければならないという要求があるが、出力側のデータ
伝送速度はインサイドシンボルのビットマップによって
決定されるため、速度調整用のダミービット( 図中、du
mmy bit と表記) がハイパーフレームの最後に挿入され
る。ダミービットのビット数は以下の式(式1)で表さ
れる。
タ列を、上記スライディング・ウインドウに合わせたデ
ータ列となるように速度変換を行う。ADSL伝送装置
にはユーザデータの伝送速度が32kbpsの整数倍で
なければならないという要求があるが、出力側のデータ
伝送速度はインサイドシンボルのビットマップによって
決定されるため、速度調整用のダミービット( 図中、du
mmy bit と表記) がハイパーフレームの最後に挿入され
る。ダミービットのビット数は以下の式(式1)で表さ
れる。
【0015】
【数1】
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述の事項から、ディ
ジタル加入者線伝送システムにおいては、データ伝送遅
延をさらに削減し得る余地があることが理解される。し
たがって、本発明は上記知見に基づいて想起されたもの
であり、ディジタル加入者線伝送システムにおいて、デ
ータ伝送遅延量の抑制されたディジタル加入者線伝送シ
ステム及び装置を提供することを目的とする。
ジタル加入者線伝送システムにおいては、データ伝送遅
延をさらに削減し得る余地があることが理解される。し
たがって、本発明は上記知見に基づいて想起されたもの
であり、ディジタル加入者線伝送システムにおいて、デ
ータ伝送遅延量の抑制されたディジタル加入者線伝送シ
ステム及び装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話回線を伝
送路とし、周波数変調した複数の搬送波をそれぞれ直交
振幅変調した変調信号によりデータを伝送するディジタ
ル加入者線伝送システムにおいて、回線伝送容量を最適
化する事によりデータ伝送遅延を最小化する手段を設け
たことを特徴とする。
送路とし、周波数変調した複数の搬送波をそれぞれ直交
振幅変調した変調信号によりデータを伝送するディジタ
ル加入者線伝送システムにおいて、回線伝送容量を最適
化する事によりデータ伝送遅延を最小化する手段を設け
たことを特徴とする。
【0018】更に、上記ディジタル加入者線伝送システ
ムにおいて、S/Nマージンの少ない前記搬送波から順
に前記データを割り当てるビット数を削減することで、
回線伝送容量を最適化する手段を有することを特徴とす
る。更に、上記ディジタル加入者線伝送システムにおい
て、同期シンボルの位置および数を所定の値に設定する
ことによりデータ伝送遅延を抑制する手段を有すること
を特徴とする。
ムにおいて、S/Nマージンの少ない前記搬送波から順
に前記データを割り当てるビット数を削減することで、
回線伝送容量を最適化する手段を有することを特徴とす
る。更に、上記ディジタル加入者線伝送システムにおい
て、同期シンボルの位置および数を所定の値に設定する
ことによりデータ伝送遅延を抑制する手段を有すること
を特徴とする。
【0019】すなわち、レートコンバータの変換遅延
は、ダミービットの付与によって生じる遅延と、スライ
ディング・ウインドウに合ったデータ列に速度変換する
ための遅延の和である。したがって、本発明では、それ
ぞれの遅延を最小にすることによって全体のデータ伝送
遅延を抑圧しようとするものである。
は、ダミービットの付与によって生じる遅延と、スライ
ディング・ウインドウに合ったデータ列に速度変換する
ための遅延の和である。したがって、本発明では、それ
ぞれの遅延を最小にすることによって全体のデータ伝送
遅延を抑圧しようとするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施態様を詳述する。ここでは、DMT変調方式を
採用したディジタル加入者線伝送システム( ADSL伝
送システム) 、特にG.liteを採用した場合の例に
ついて説明する。 [1]ダミービットのビット数最小化 まず、ダミービットのビット数を最小にするように1 DM
T シンボル当たりの伝送ビット数を決定したディジタル
加入者線伝送システムの例を説明する。このような構成
によれば、ダミービットによる変換遅延時間を最小とす
ることができるものである。
の一実施態様を詳述する。ここでは、DMT変調方式を
採用したディジタル加入者線伝送システム( ADSL伝
送システム) 、特にG.liteを採用した場合の例に
ついて説明する。 [1]ダミービットのビット数最小化 まず、ダミービットのビット数を最小にするように1 DM
T シンボル当たりの伝送ビット数を決定したディジタル
加入者線伝送システムの例を説明する。このような構成
によれば、ダミービットによる変換遅延時間を最小とす
ることができるものである。
【0021】図9に伝送ビットマップ算出回路の構成例
を示す。受信信号はDMT 変調の復調器210 を経て復調さ
れ、リファレンス生成回路220 により生成される基準信
号を減算することにより各キャリア毎のノイズ成分であ
るERROR 信号となる。S/N測定器230 は入力されたER
ROR より各キャリアのS/Nを計算し伝送ビット数換算
器240 に入力する。伝送ビット数換算器240 では、各キ
ャリアのS/N値により割り当てるビット数を換算し、
ビットマップを作成する。
を示す。受信信号はDMT 変調の復調器210 を経て復調さ
れ、リファレンス生成回路220 により生成される基準信
号を減算することにより各キャリア毎のノイズ成分であ
るERROR 信号となる。S/N測定器230 は入力されたER
ROR より各キャリアのS/Nを計算し伝送ビット数換算
器240 に入力する。伝送ビット数換算器240 では、各キ
ャリアのS/N値により割り当てるビット数を換算し、
ビットマップを作成する。
【0022】本発明では、ダミービットのビット数を最
小にするために、( 式1)が最小となるようにビットマッ
プを作成する事を特徴とする。S/Nより求められた伝
送可能な1 シンボル当たりの伝送ビット数をM とした
時、
小にするために、( 式1)が最小となるようにビットマッ
プを作成する事を特徴とする。S/Nより求められた伝
送可能な1 シンボル当たりの伝送ビット数をM とした
時、
【0023】
【数2】 であるから、ダミービットを最小化するN _bitmap_in
sideは
sideは
【0024】
【数3】 となる。よって、本発明の伝送ビット数換算器240 は、
上式で定義されるN _rateおよびN _bitmap_insideの
条件を満足するビットマップを作成する事を特徴とす
る。
上式で定義されるN _rateおよびN _bitmap_insideの
条件を満足するビットマップを作成する事を特徴とす
る。
【0025】S/Nより求められた伝送ビット数M を上
式N _bitmap_insideに削減する方法として、S/Nマ
ージンの少ないキャリアから順に割り当てビット数を削
減する事ができる。図8は、本発明のビットマップの作
成方法を示す図である。上記の方法を図8に示す。そし
て、更に、S/Nマージンの少ないキャリアから順に割
り当てビット数を削減する事により、伝送システム全体
のノイズマージンを改善することが可能である。 [2]スライディング・ウインドウ内のシンボル密度の
平均化 次に、スライディング・ウインドウ伝送パターンの同期
シンボル(Sync Symbol) の位置と数を変更したディジタ
ル加入者線伝送システムの例を説明する。このような構
成によれば、ハイパーフレーム中のインサイドシンボル
の密度を平均化し、速度変換の為の待ち時間を抑制する
ことができる。
式N _bitmap_insideに削減する方法として、S/Nマ
ージンの少ないキャリアから順に割り当てビット数を削
減する事ができる。図8は、本発明のビットマップの作
成方法を示す図である。上記の方法を図8に示す。そし
て、更に、S/Nマージンの少ないキャリアから順に割
り当てビット数を削減する事により、伝送システム全体
のノイズマージンを改善することが可能である。 [2]スライディング・ウインドウ内のシンボル密度の
平均化 次に、スライディング・ウインドウ伝送パターンの同期
シンボル(Sync Symbol) の位置と数を変更したディジタ
ル加入者線伝送システムの例を説明する。このような構
成によれば、ハイパーフレーム中のインサイドシンボル
の密度を平均化し、速度変換の為の待ち時間を抑制する
ことができる。
【0026】図10は、SWB方式の局側伝送パターン
を1 ハイパーフレーム分示した図である。一方、図11
は、本発明による1 ハイパーフレーム分の局側伝送パタ
ーンの1 例である。図11に本発明によるハイパーフレ
ームの構造例を示す。すなわち、図10に示されるよう
に、従来のハイパーフレーム構造においては、1TCM周期
中のインサイドシンボル数の3 個と4 個の出現割合がハ
イパーフレーム中でばらつきがあるため、この揺らぎを
吸収するために、レートコンバータの変換遅延が大きく
なっていた。
を1 ハイパーフレーム分示した図である。一方、図11
は、本発明による1 ハイパーフレーム分の局側伝送パタ
ーンの1 例である。図11に本発明によるハイパーフレ
ームの構造例を示す。すなわち、図10に示されるよう
に、従来のハイパーフレーム構造においては、1TCM周期
中のインサイドシンボル数の3 個と4 個の出現割合がハ
イパーフレーム中でばらつきがあるため、この揺らぎを
吸収するために、レートコンバータの変換遅延が大きく
なっていた。
【0027】よって本発明では、ハイパーフレーム中の
同期シンボル(Synch Symbol) の位置と数を変更する事
によりインサイドシンボルの出現密度を平均化する。
同期シンボル(Synch Symbol) の位置と数を変更する事
によりインサイドシンボルの出現密度を平均化する。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ディジタル加入者線伝送システムにおいて、データ伝送
遅延量の抑制されたディジタル加入者線伝送システム及
び装置を提供することができる。また、本発明の方法に
したがってビットマップの最適化を行うことにより、ノ
イズに対するマージンの大きい安定したディジタル加入
者線伝送システムを提供することができる。
ディジタル加入者線伝送システムにおいて、データ伝送
遅延量の抑制されたディジタル加入者線伝送システム及
び装置を提供することができる。また、本発明の方法に
したがってビットマップの最適化を行うことにより、ノ
イズに対するマージンの大きい安定したディジタル加入
者線伝送システムを提供することができる。
【図1】DMT変調方式による加入者伝送システムの機
能ブロックを示す図である。
能ブロックを示す図である。
【図2】TCM−ISDNクロストークのタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図3】SWB方式の局側伝送パターンを示す図であ
る。
る。
【図4】SWB方式の加入者側伝送パターンを示す図で
ある。
ある。
【図5】ATU−C送信機リファレンスモデルを示す図
である。
である。
【図6】ビットマップの定義を示す図である。
【図7】レートコンバータの入出力データのタイミング
チャートを表す図である。
チャートを表す図である。
【図8】本発明のビットマップの作成方法を示す図であ
る。
る。
【図9】伝送ビットマップ算出回路の構成例を示した図
である。
である。
【図10】SWB方式の局側伝送パターンを1 ハイパー
フレーム分示した図である。
フレーム分示した図である。
【図11】本発明による1 ハイパーフレーム分の局側伝
送パターンの1 例である。
送パターンの1 例である。
210 … 復調器 220 … リファレンス 230 … S/N測定器 240 … 伝送ビット数換算器 2410… 最適化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 (72)発明者 佐々木 啓 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 長谷川 一知 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K004 AA04 AA08 ED05 EE08 EG11 JD05 JE03 JJ05 5K030 GA02 HB02 HC02 HC04 JL08 5K034 AA03 EE12 EE13 5K051 AA02 BB02 CC01 DD07 DD12 JJ02 JJ03 JJ05 JJ06 5K101 KK02 LL01 MM05 NN34 UU19 9A001 CC08 EE05 JZ25
Claims (3)
- 【請求項1】電話回線を伝送路とし、周波数変調した複
数の搬送波をそれぞれ直交振幅変調した変調信号により
データを伝送するディジタル加入者線伝送システムにお
いて、回線伝送容量を最適化する事によりデータ伝送遅
延を最小化することを特徴としたディジタル加入者線伝
送システム。 - 【請求項2】請求項1記載のディジタル加入者線伝送シ
ステムにおいて、S/Nマージンの少ない前記搬送波か
ら順に前記データを割り当てるビット数を削減すること
で、回線伝送容量を最適化する手段を有することを特徴
とするディジタル加入者線伝送システム。 - 【請求項3】請求項1記載のディジタル加入者線伝送シ
ステムにおいて、同期シンボルの位置および数を所定の
値に設定することによりデータ伝送遅延を抑制する手段
したことを特徴としたディジタル加入者線伝送システ
ム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10183518A JP2000022838A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 加入者線伝送システムの遅延抑制方式 |
US09/343,668 US6393051B1 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | Digital subscriber line communicating system and a transceiver in the system |
EP99112712A EP0969639A3 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-30 | Data allocation for multicarrier transmission |
US10/074,190 US20020090039A1 (en) | 1998-06-30 | 2002-02-12 | Digital subscriber line communicating system and a transceiver in the system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10183518A JP2000022838A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 加入者線伝送システムの遅延抑制方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000022838A true JP2000022838A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16137257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10183518A Pending JP2000022838A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 加入者線伝送システムの遅延抑制方式 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6393051B1 (ja) |
EP (1) | EP0969639A3 (ja) |
JP (1) | JP2000022838A (ja) |
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1998
- 1998-06-30 JP JP10183518A patent/JP2000022838A/ja active Pending
-
1999
- 1999-06-29 US US09/343,668 patent/US6393051B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-30 EP EP99112712A patent/EP0969639A3/en not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-02-12 US US10/074,190 patent/US20020090039A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
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US20020090039A1 (en) | 2002-07-11 |
US6393051B1 (en) | 2002-05-21 |
EP0969639A3 (en) | 2003-01-22 |
EP0969639A2 (en) | 2000-01-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030812 |