JP2004172506A - 半導体レーザ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】NFPやFFPの光強度分布が均一な半導体レーザ素子を提供する。
【解決手段】本半導体レーザ素子40は、AlGaAs活性層18及びp−AlGaAsクラッド層20の発光領域42の両側の領域44が2次元フォトニック結晶化されていることを除いて、従来のブロードエリア型半導体レーザ素子と同じ層構造を備えている。発光領域42の両側の領域44に設けられている2次元フォトニック結晶構造は、780μmのレーザ光が領域44内でストライプ状リッジに平行な方向(共振器長方向)には導波できないような特性を有する結晶構造である。共振器方向に進行する光は、2つのフォトニック結晶領域44で挟まれた発光領域42にしか存在することができないので、フォトニック結晶領域44によって横方向に光が閉じ込められた状態になる。領域44による光の閉じ込めにより、光閉じ込めの界面であるストライプの両縁部での光の損失が抑制され、波面の曲がりが小さくなって、NFPやFFPの光強度分布が均一になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体レーザ素子及びその製造方法に関し、更に詳細には、近視野像(Near Field Pattern、以下、NFPと言う)や遠視野像(Far Field Pattern 、以下、FFPと言う)の光強度分布が均一で、ブロードエリア型半導体レーザ素子、及びそのような半導体レーザ素子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ストライプ幅が10μmよりも大きなブロードエリア型半導体レーザ素子は、高出力型半導体レーザ素子として、レーザ印刷機やディスプレイ装置の光源として多用されている。
【0003】
ここで、図5を参照して、従来のAlGaAs系ブロードエリア型半導体レーザ素子の構成を説明する。図5はAlGaAs系ブロードエリア型半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
従来のAlGaAs系ブロードエリア型半導体レーザ素子10(以下、従来の半導体レーザ素子10と言う)は、波長が780μmのレーザ光を発振させる半導体レーザ素子であって、図5に示すように、n−GaAs基板12上に、順次、成長させた、n−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層14、n−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層16、Al0.1 Ga0.9 As活性層18、p−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層20、p−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層22、及びp−GaAsキャップ層24の積層構造を備えている。
【0004】
積層構造のうち、p−GaAsキャップ層24及びp−AlGaAsクラッド層22の上部層はストライプ状リッジとして加工され、リッジの両側はn−GaAs電流ブロック層26で埋め込まれている。
p側電極28がp−GaAsキャップ層24及びn−GaAs電流ブロック層26上に形成され、n側電極30がn−GaAs基板12の裏面に形成されている。
【0005】
上述した従来の半導体レーザ素子を作製する際には、n−GaAs基板12上に、有機金属気相成長法(MOCVD法)などによって、順次、n−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層14、n−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層16、Al0.1 Ga0.9 As活性層18、p−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層20、p−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層22、及びp−GaAsキャップ層24をエピタキシャル成長させ、積層構造を形成する。
次いで、積層構造のうち、p−GaAsキャップ層24及びp−AlGaAsクラッド層22の上部層をエッチングして、ストライプ状リッジを形成する。続いて、リッジの両側にn−GaAs電流ブロック層26を埋め込み成長させ、リッジを埋め込む。
次に、p側電極28をp−GaAsキャップ層24及びn−GaAs電流ブロック層26上に形成し、n−GaAs基板12の裏面を研磨して基板厚さを調整した後、裏面にn側電極30を形成する(例えば、非特許文献1参照)。
【0006】
半導体レーザ素子から発光するレーザ光の横モードは、半導体レーザ素子を光源として適用する上で、半導体レーザ素子の素子特性の適不適に大きく影響する。つまり、半導体レーザ素子から発光するレーザ光の横方向の光モードを基本(0次)モードに安定して制御するという横モード制御は、半導体レーザ素子の制御にとって重要なポイントの一つである。
特に、上述のようなブロードエリア型半導体レーザ素子では、ストライプ幅が広いために横モードがマルチモードになってしまい勝ちで、NFPやFFPの光強度分布が均一になり難い。
NFPやFFPの光強度分布が均一でない半導体レーザ素子を印刷などの光源として利用すると、光強度のムラが発生して印字ムラが生じ、また、ディスプレイに応用すると、表示画像の画質を悪化させる。
【0007】
【非特許文献1】
平田照二著、「わかる半導体レーザの基礎と応用」、オーム社発行、2001年、180頁〜182頁
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、NFPやFFPの光強度分布が均一な半導体レーザ素子、及びその製造方法を適用することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ところで、NFPやFFPの強度不均一性は、横モードがマルチモード発振であることに加えて、導波面が湾曲してしまうことにより生じると考えられている。すなわち、導波面の湾曲により、ストライプの両側の縁部に光強度が集中し易くなることが、NFPやFFPの強度不均一性発生の一因となると考えられている。
そして、導波面が湾曲することの原因の一つは、ストライプの両側の縁部で光の損失が生じるために、導波の進行が遅れることである。
【0010】
そこで、本発明者は、ストライプの両側の縁部での光の損失を抑えて、導波面の湾曲を抑制することにより、半導体レーザ素子のNFPやFFPの光強度分布を均一にすることを着想した。
更には、本発明者は、上記課題を解決する研究を続けた過程で、発光領域の両側の領域又は発光領域上の領域を多次元フォトニック結晶化、例えば2次元フォトニック結晶化することを考えた。2次元フォトニック結晶化することにより、特定方向に進む特定波長の光が存在できないような構造を形成し、特定波長の光の特定方向への導波状態を制御することができるからである。
多次元フォトニック結晶、例えば2次元フォトニック結晶は、その構造設計によって、特定方向に進む特定波長の光が存在できないようにすることや、特定波長の光の特定方向の導波を促進することが可能であり、それによって導波状態を制御することができる。
【0011】
そして、本発明者は、半導体レーザ素子の活性層、ガイド層、クラッド層のいずれかに二次元以上のフォトニック結晶領域を導入し、そのフォトニック結晶領域によって発光領域を規定することにより、またそのフォトニック結晶領域によって発光領域中を導波する光の進み方を制御することにより、半導体レーザ素子のNFPやFFPの光強度分布を均一にすることができること、従って、横モードを制御することができることを見い出した。
【0012】
フォトニック結晶とは、例えば、O plus E 1999年12月号、1524頁に紹介されているように、「光の波長と同程度の周期性を持つ人工的な多次元周期構造」のことであり、「いわゆる光学結晶材料を指すものではない」ことに注意が必要である。ここで言う周期性とは、屈折率の分布に関する周期性である場合が多い。
フォトニック結晶の例についても同文献に載っているが、屈折率分布の周期性が2次元方向及び3次元方向であるフォトニック結晶を、それぞれ、2次元フォトニック結晶及び3次元フォトニック結晶と呼ぶ。
【0013】
換言すれば、フォトニック結晶は、屈折率の異なる、光の波長程度の大きさのユニットを、屈折率が1次元又は多次元周期的な分布を持つように配列してなる構造体であって、目的に応じて材料や構造をデザインすることにより、従来の光学材料では得られない優れた光学特性を有する光デバイスを実現できる材料として期待されている。
例えば、フォトニック結晶を利用した、光導波路素子、偏光分離素子、可視域用複屈折素子等が提案されている。
【0014】
上記目的を達成するために、上述の知見に基づいて、本発明に係る半導体レーザ素子(以下、第1の発明と言う)は、少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子において、
活性層、ガイド層、及びクラッド層のいずれかの層の発光領域の両側の領域が、多次元フォトニック結晶化されていることを特徴としている。
【0015】
好適には、発光領域の両側の多次元フォトニック結晶化された領域は、活性層及び活性層上のガイド層であって、更には、発光領域の両側の多次元フォトニック結晶化された領域は、レーザ光が共振器長方向に導波しない構造に多次元フォトニック結晶化されている。
多次元フォトニック結晶化して、共振器長方向に導波する光が存在できない特定領域を生成し、その特定領域を利用して光の閉じ込めを行うので、閉じ込めの界面、即ち発光領域と特定領域との界面であるストライプの両縁部での光の損失が抑制され、導波面の曲がりが小さくなって、NFPやFFPの光強度分布が均一になる。
【0016】
本発明に係る別の半導体レーザ素子(以下、第2の発明と言う)は、少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子において、
活性層上のガイド層の発光領域上の領域又は活性層下のガイド層の発光領域下の領域が、多次元フォトニック結晶化されていることを特徴としている。
更には、活性層下のガイド層及びガイド層下の化合物半導体層の双方の発光領域下の領域が、多次元フォトニック結晶化されている。
【0017】
第2の発明では、好適には、多次元フォトニック結晶化された領域は、レーザ光の共振器長方向の導波を促進する構造に多次元フォトニック結晶化されている。
多次元フォトニック結晶化された領域が共振器長方向のレーザ光の導波を促進する特性を有する結晶構造であるので、共振器方向に進行するレーザ光は、フォトニック結晶化領域の影響を受け、安定して共振器長方向に導波される。
【0018】
第1及び第2の発明の具体的な態様の多次元フォトニック結晶化された領域では、積層構造を構成する化合物半導体層のpn接合面に垂直な方向に延びる微細空孔が周期的な配列で配置されている。
本発明は、半導体レーザ素子を構成する積層構造の化合物半導体層の組成、及び基板の種類に制約無く適用できる。例えば、AlGaAs系、GaN系、InP系等の半導体レーザ素子に適用できる。
特に、積層構造を構成する化合物半導体層のpn接合面に平行な面上でストライプ状に延びる発光領域の幅が10μm以上であるブロードエリア型半導体レーザ素子に好適に適用できる。また、光を放射する方向がpn接合面に対して垂直でない、いわゆる端面出射型半導体レーザ素子に好適に適用できる。
【0019】
本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法(以下、第1の発明方法と言う)は、少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子の製造方法において、
所要の化合物半導体層を成長させて、活性層上にガイド層を有する積層構造を形成する工程と、
ガイド層の発光領域の両側領域に、積層構造の積層方向に延びる微細空孔を周期的な配列で形成して多次元フォトニック結晶化する工程と、
多次元フォトニック結晶化された領域を含めてガイド層上にクラッド層、次いで所要の化合物半導体層を成長させて、積層構造を形成する工程と
を有することを特徴としている。
【0020】
本発明に係る半導体レーザ素子の別の製造方法(以下、第2の発明方法と言う)は、少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子の製造方法において、
所要の化合物半導体層を成長させて、活性層上にガイド層を有する積層構造を形成する工程と、
ガイド層の発光領域上の領域に、積層構造の積層方向に延びる微細空孔を周期的な配列で形成して多次元フォトニック結晶化する工程と、
多次元フォトニック結晶化された領域を含めてガイド層上にクラッド層、次いで所要の化合物半導体層を成長させて、積層構造を形成する工程と
を有することを特徴としている。
【0021】
積層構造の積層方向に延びる微細空孔を周期的な配列で形成して多次元フォトニック結晶化する工程では、通常のフォトリソグラフィ技術及びエッチング加工技術により微細空孔を周期的な配列で形成する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、実施形態例を挙げ、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明する。尚、以下の実施形態例で示す成膜方法、化合物半導体層の組成及び膜厚、リッジ幅、プロセス条件等は、本発明の理解を容易にするための一つの例示であって、本発明はこの例示に限定されるものではない。
半導体レーザ素子の実施形態例1
本実施形態例は本発明に係る半導体レーザ素子の実施形態の一例であって、図1は本実施形態例の半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。図1に示す部位のうち図5と同じ部位には同じ符号を付している。
本実施形態例の半導体レーザ素子40は、発振波長が780μmのブロードエリア型半導体レーザ素子であって、図1に示すように、AlGaAs活性層18及びp−AlGaAsクラッド層20の発光領域42の両側の領域44が2次元フォトニック結晶化されていることを除いて、従来のブロードエリア型半導体レーザ素子10と同じ層構造を備え、同じ構成を備えている。
ここで、発光領域42とは、n−GaAs電流ブロック層26で挟まれたストライプ状のp−GaAsキャップ層24の直下領域である。
【0023】
発光領域42の両側の領域44に設けられている2次元フォトニック結晶構造は、図2(b)に示すように、n−GaAs基板12の基板面に垂直な方向に延びる微細空孔が周期的な配列で発光領域42の両側の領域44に無数に配置されている構造であって、780μmのレーザ光が領域44内でストライプ状リッジに平行な方向(共振器長方向、図2の両矢印方向)に導波できないような特性を有する結晶構造である。
従って、共振器方向に進行する780μmの光は、2つのフォトニック結晶領域44で挟まれた発光領域42にしか存在することができないので、フォトニック結晶領域44によって横方向に光が閉じ込められる状態になる。
【0024】
本実施形態例の半導体レーザ素子40では、このように、2次元フォトニック結晶化することにより共振器長方向に導波する光が存在できない領域44を生成し、領域44を利用して光の閉じ込めを行うので、光閉じ込めの界面、即ち領域42と領域44との界面であるストライプの両縁部での光の損失が抑制され、波面の曲がりが小さくなって、NFPやFFPの光強度分布が均一になる。
【0025】
半導体レーザ素子の製造方法の実施形態例1
本実施形態例は第1の発明方法に係る半導体レーザ素子の製造方法を上述の半導体レーザ素子40の製造に適用した実施形態の一例であって、図2(a)及び(b)は、それぞれ、本実施形態例の方法に従って上述の半導体レーザ素子40を作製する際の主要工程での断面図である。図2に示す部位のうち図5と同じ部位には同じ符号を付している。
本実施形態例の方法に従って、上述の半導体レーザ素子40を作製する際には、先ず、従来と同様にして、図2(a)に示すように、n−GaAs基板12上に、有機金属気相成長法(MOCVD法)などによって、順次、n−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層14、n−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層16、Al0.1 Ga0.9 As活性層18、及びp−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層20をエピタキシャル成長させ、積層構造を形成する。
【0026】
積層構造を形成した後、ウエハを結晶成長装置から取り出す。
続いて、フォトニック結晶化させる領域44、即ち発光領域42の両側の帯状の領域44上に周期的な配列で微小な孔を配列させたパターンを有し、発光領域42を含めて領域44以外の領域を完全に覆うマスク(図示せず)をp−AlGaAsガイド層20上に形成する。マスク材には、例えばフォトレジスト、SiOなどを使用する。
次いで、RIE(反応性イオンエッチング)法などの適切なエッチング方法によりAlGaAs活性層18及びp−AlGaAsクラッド層20をエッチングする。
エッチングした後、マスクを除去すると、マスクに設けた微小な孔の周期的な配列と同じ周期的な配列で微細な空孔46(微細空孔)が、図2(b)に示すように、p−AlGaAsガイド層20及びAlGaAs活性層18の領域44に形成され、2次元フォトニック結晶化する。
エッチング条件を調節して空孔46の深さを制御することにより、フォトニック結晶化する深さを調節することができる。
【0027】
次いで、ウエハを再度結晶成長装置に入れ、p−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層22、及びp−GaAsキャップ層24をエピタキシャル成長させ、積層構造を形成する。
続いて、従来の方法と同様にして、リッジを形成し、リッジを埋め込み、p側電極28及びn側電極30を形成する。
【0028】
半導体レーザ素子の実施形態例2
本実施形態例は、第1の発明に係る半導体レーザ素子の実施形態の別の例である。
実施形態例1では、領域44がフォトニック結晶化されて2次元のォトニック結晶構造になっているが、本実施形態例では、領域44が微細加工技術によって3次元フォトニック結晶化されている。
3次元フォトニック結晶では、フォトニック結晶構造を適切に設計することにより、方向に関係なく特定波長の光の伝播が全く生じない、すなわちその波長の光が全く存在できない状態を得ることができる。
そこで、3次元フォトニック結晶構造を領域44に導入することにより、発光領域42の両側の領域44をレーザ光が全く存在できない領域にすることができる。
よって、本実施形態例は、2次元フォトニック結晶を導入した実施形態例1より、更にストライプの両縁部での光の損失が抑制され、導波面の曲がりが小さくなって、NFPやFFPの光強度分布が均一になる。
【0029】
実施形態例3
本実施形態例は第2の発明に係る半導体レーザ素子の実施形態の一例であって、図3は本実施形態例の半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。図3に示す部位のうち図5と同じ部位には同じ符号を付している。
本実施形態例の半導体レーザ素子50は、発振波長が780μmのブロードエリア型半導体レーザ素子であって、図3に示すように、p−AlGaAsクラッド層20の発光領域52上の領域54が2次元フォトニック結晶化されていることを除いて、従来のブロードエリア型半導体レーザ素子10と同じ層構造を備え、同じ構成を備えている。
【0030】
p−AlGaAsクラッド層20の領域54にに設けられている2次元フォトニック結晶構造は、図4(b)に示すように、n−GaAs基板12の基板面に垂直な方向に延びる微細空孔が周期的な配列で発光領域52上の領域54に無数に配置されている構造であって、780μmのレーザ光がストライプ状リッジに平行な方向(共振器長方向、図4の両矢印方向)の導波を促進する特性を有する結晶構造である。
換言すれば、図4(b)に示す2次元フォトニック結晶構造は、レーザの発振波長、例えば780μmの光が図中の矢印の方向(共振器の方向)に導波されることを促進するような構造であって、それと異なる方向の光は導波され難くなっている。
【0031】
これにより、共振器方向に進行する780μmの光は、フォトニック結晶化領域44の影響を受け、安定して共振器長方向(図4の両矢印方向)に導波される。
また、フォトニック結晶構造を構成する空孔を等間隔で領域54の全域にわたって均一に形成することにより、領域54による導波促進の影響もストライプ(発光領域)内全域にわたって均一に及ぼされるので、光はストライプ内を均一な強度で導波していく。
このように、特定波長の光の特定方向の導波を促進する領域を利用して光の閉じ込めを行うことにより、導波する光強度の安定化や均一化を実現することができ、NFPやFFPの光強度分布を均一にすることができる。
【0032】
半導体レーザ素子の製造方法の実施形態例2
本実施形態例は第2の発明方法に係る半導体レーザ素子の製造方法を上述の半導体レーザ素子50の製造に適用した実施形態の一例であって、図4(a)及び(b)は、それぞれ、本実施形態例の方法に従って上述の半導体レーザ素子50を作製する際の主要工程での断面図である。図4に示す部位のうち図5と同じ部位には同じ符号を付している。
本実施形態例の方法に従って、上述の半導体レーザ素子50を作製する際には、先ず、従来と同様にして、n−GaAs基板12上に、有機金属気相成長法(MOCVD法)などによって、順次、n−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層14、n−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層16、Al0.1 Ga0.9 As活性層18、及びp−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層20をエピタキシャル成長させ、積層構造を形成する。
【0033】
積層構造を形成した後、ウエハを結晶成長装置から取り出す。
続いて、フォトニック結晶化させる領域54、即ちp−AlGaAsガイド層20の発光領域52上の領域54に、周期的な配列で微小な孔を配列させたパターンを有し、領域54以外の領域を完全に覆うマスク(図示せず)をp−AlGaAsガイド層20上に形成する。マスク材には、例えばフォトレジスト、SiOなどを使用する。
次いで、RIE(反応性イオンエッチング)法などの適切なエッチング方法によりp−AlGaAsガイド層20をエッチングする。
エッチングした後、マスクを除去すると、マスクに設けた微小な孔の周期的な配列と同じ周期的な配列で微細な空孔(微細空孔)56が、図4(b)に示すように、p−AlGaAsガイド層20の領域54に形成され、2次元フォトニック結晶化する。
エッチング条件を調節して空孔56の深さを制御することによって、フォトニック結晶化する深さを調節することができる。
【0034】
次いで、ウエハを再度結晶成長装置に入れ、p−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層22、及びp−GaAsキャップ層24をエピタキシャル成長させ、積層構造を形成する。
続いて、従来の方法と同様にして、リッジを形成し、リッジを埋め込み、p側電極28及びn側電極30を形成する。
【0035】
本実施形態例では、発光領域52上の領域54をフォトニック結晶化している。フォトニック結晶化する領域54の幅は、発光領域52の幅と完全に一致している必要はなく、発光領域52よりも少し大きな幅の領域でもよい。
また、本実施形態例では、フォトニック結晶化する層の厚さは、活性層18にダメージを与えない範囲の厚さであって、活性層18を導波する光がフォトニック結晶化領域の影響を感じるように、厚さを設定する必要がある。
【0036】
半導体レーザ素子の実施形態例4
本実施形態例は第2の発明に係る半導体レーザ素子の実施形態の更に別の例である。
実施形態例3では、p−AlGaAsガイド層20の領域54がフォトニック結晶化されて2次元フォトニック結晶構造になっているが、本実施形態例では、図示しないが、n−AlGaAsガイド層16の発光領域52下の領域、更にはその下のn−AlGaAsクラッド層14の領域を2次元フォトニック結晶化することにより、実施形態例3と同じ効果を奏することができる。
本実施形態例の半導体レーザ素子を製造する際には、n−AlGaAsガイド層16を成膜した後、実施形態例2の半導体レーザ素子の製造方法と同様にして、所定の領域をフォトニック結晶化する。続いて、従来の方法と同様にして、AlGaAs活性層18以降の層をエピタキシャル成長させ、積層構造を形成し、次いでリッジを形成して、半導体レーザ素子を作製する。
【0037】
半導体レーザ素子の実施形態例1から4、及び半導体レーザ素子の製造方法の実施形態例1、2では、AlGaAs系半導体レーザ素子を例に挙げて説明しているが、本発明はAlGaAs系半導体レーザ素子に限らず、GaN系、InP系等の半導体レーザ素子にも適用できることは当然である。
【0038】
【発明の効果】
以上に述べたように、第1の発明によれば、活性層、ガイド層、及びクラッド層のいずれかの層の発光領域の両側の領域を多次元フォトニック結晶化、例えば2次元フォトニック結晶化することにより、共振器長方向に導波する光が存在できない特定領域を発光領域の両側に生成し、その特定領域を利用して光の閉じ込めを行う。これにより、光閉じ込めの界面、即ち発光領域と特定領域との界面であるストライプの両縁部での光の損失が抑制され、導波面の曲がりが小さくなって、NFPやFFPの光強度分布が均一になる。
【0039】
第2の発明によれば、ガイド層の発光領域上又は発光領域下の領域、更には発光領域下のガイド層及びガイド層下の化合物半導体層を多次元フォトニック結晶化、例えば2次元フォトニック結晶化することにより、多次元フォトニック結晶化された領域を共振器長方向のレーザ光の導波を促進する特性を有する結晶構造にし、共振器方向に進行するレーザ光がフォトニック結晶化領域の影響を受け、安定して共振器長方向に導波され、NFPやFFPの光強度分布が均一な半導体レーザ素子を実現することができる。
【0040】
第1及び第2の発明法は、発光領域のストライプ幅が10μm以上のブロードエリア型半導体レーザ素子に好適である。
第1及び第2の発明方法は、それぞれ、第1及び第2の発明に係る半導体レーザ素子の好適な製造方法を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
【図2】実施形態例1の方法に従って上述の半導体レーザ素子40を作製する際の主要工程での断面図である。
【図3】実施形態例3の半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
【図4】実施形態例2の方法に従って上述の半導体レーザ素子40を作製する際の主要工程での断面図である。
【図5】従来のブロードエリア型半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10……従来の半導体レーザ素子、12……n−GaAs基板、14……n−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層、16……n−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層、18……Al0.1 Ga0.9 As活性層、20……p−Al0.3 Ga0.7 Asガイド層、22……p−Al0.7 Ga0.3 Asクラッド層、24……p−GaAsキャップ層、26……n−GaAs電流ブロック層、28……p側電極、30……n側電極、40……実施形態例1の半導体レーザ素子、42……発光領域、44……2次元フォトニック結晶化されている領域、46……空孔、50……実施形態例3の半導体レーザ素子、52……発光領域、54……2次元フォトニック結晶化されている領域、56……空孔。

Claims (11)

  1. 少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子において、
    活性層、ガイド層、及びクラッド層のいずれかの層の発光領域の両側の領域が、多次元フォトニック結晶化されていることを特徴とする半導体レーザ素子。
  2. 発光領域の両側の多次元フォトニック結晶化された領域は、活性層及び活性層上のガイド層であることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  3. 発光領域の両側の多次元フォトニック結晶化された領域は、レーザ光が共振器長方向に導波しない構造に多次元フォトニック結晶化されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体レーザ素子。
  4. 少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子において、
    活性層上のガイド層の発光領域上の領域又は活性層下のガイド層の発光領域下の領域が、多次元フォトニック結晶化されていることを特徴とする半導体レーザ素子。
  5. 少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子において、
    活性層下のガイド層及びガイド層下の化合物半導体層の双方の発光領域下の領域が、多次元フォトニック結晶化されていることを特徴とする半導体レーザ素子。
  6. 多次元フォトニック結晶化されたガイド層の領域は、レーザ光の共振器長方向の導波を促進する構造に多次元フォトニック結晶化されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体レーザ素子。
  7. 積層構造を構成する化合物半導体層のpn接合面に平行な面上でストライプ状に延びる発光領域の幅が10μm以上であることを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか1項に記載の半導体レーザ素子。
  8. 積層構造を構成する化合物半導体層のpn接合面に平行な面上ででストライプ状に延びる発光領域の幅が10μm以上であり、かつ光を放射する方向がpn接合面に対して垂直でないことを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか1項に記載の半導体レーザ素子。
  9. 多次元フォトニック結晶化された領域では、積層構造を構成する化合物半導体層のpn接合面に垂直な方向に延びる微細空孔が周期的な配列で配置されていることを特徴とする請求項1から8のうちのいずれか1項に記載の半導体レーザ素子。
  10. 少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子の製造方法において、
    所要の化合物半導体層を成長させて、活性層上にガイド層を有する積層構造を形成する工程と、
    ガイド層の発光領域の両側領域に、積層構造の積層方向に延びる微空細孔を周期的な配列で形成して多次元フォトニック結晶化する工程と、
    多次元フォトニック結晶化された領域を含めてガイド層上にクラッド層、次いで所要の化合物半導体層を成長させて、積層構造を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。
  11. 少なくとも、活性層、ガイド層、及びクラッド層を含む積層構造を備える半導体レーザ素子の製造方法において、
    所要の化合物半導体層を成長させて、活性層上にガイド層を有する積層構造を形成する工程と、
    ガイド層の発光領域上の領域に、積層構造の積層方向に延びる微細空孔を周期的な配列で形成して多次元フォトニック結晶化する工程と、
    多次元フォトニック結晶化された領域を含めてガイド層上にクラッド層、次いで所要の化合物半導体層を成長させて、積層構造を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。
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