JP2004171511A - 無停電電源装置の管理・制御方法 - Google Patents

無停電電源装置の管理・制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 サーバのシャットダウンの信頼性、およびシステムの拡張性を向上できるようにすること。
【解決手段】 ネットワークハブ11などを有してなるネットワークに、サーバ12〜14およびネットワークカード15が接続され、かつ、ネットワークハブ11およびサーバ12〜14には無停電電源装置16から電力がそれぞれ供給されるようになっている。各サーバ12〜14上のアプリケーションプログラムは、ネットワークカード15に対して、ネットワーク経由で無停電電源装置16の状態読み出しコマンドを送り、そのレスポンスにより無停電電源装置16の状態を監視する。無停電電源装置16の状態に変化があった場合、例えば停電発生時に、各サーバ12〜14は、その停電状態を上記のレスポンスに基づいて検出し、設定時間の経過後に自己のシャットダウンを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続されたサーバに電力を供給する無停電電源装置の管理・制御方法に関し、特に、その無停電電源装置を有するネットワークシステムに適用される無停電電源装置の管理・制御方法に関する。
従来、図4に示すように、ネットワークハブ1などを有してなるネットワークに、マスタサーバ2、スレーブサーバ3、4などが接続され、ネットワークハブ1およびサーバ2〜4に無停電電源装置5から電力がそれぞれ供給されるとともに、マスタサーバ2と無停電電源装置5との間でRS232Cによりシリアル通信ができるネットワークシステムが知られている。
このようなネットワークシステムでは、マスタサーバ2上のサービスプログラムが定期的に無停電電源装置5に対してコマンドを送り、その応答(レスポンス)によりマスタサーバ2が無停電電源装置5の状態を認識する。
イベントの発生時、例えば停電の発生時には、マスタサーバ2から無停電電源装置5への状態読み出しコマンドのレスポンスにより、マスタサーバ2はイベント(停電)を検出し、イベントに対する所定の動作を行う。例えば、マスタサーバ2は、ネットワーク経由でスレーブサーバ3、4に対して破線で示すようにOSシャットダウン指令を送出し、無停電電源装置5に対して遅延時間付きシャットダウン指令を送出し、マスタサーバ2もOSシャットダウンする。
また、従来、図5に示すように、ネットワークハブ1などを有してなるネットワークに、サーバ6〜8およびネットワークカード9が接続され、ネットワークハブ1およびサーバ6〜8に無停電電源装置10から電力がそれぞれ供給されるとともに、ネットワークカード9と無停電電源装置10との間でRS232Cによりシリアル通信ができるネットワークシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなネットワークシステムでは、ネットワークカード9は、定期的に無停電電源装置10に対してコマンドを送り、そのレスポンスにより無停電電源装置10の状態を認識する。
イベントの発生時、例えば停電の発生時には、ネットワークカード9から無停電電源装置10への状態読み出しコマンドのレスポンスにより、ネットワークカード9はイベント(停電)を検出し、イベントに対する所定の動作を行う。例えば、ネットワークカード9は、ネットワーク経由でサーバ6〜8に対して破線で示すようにOSシャットダウン指令を送出し、無停電電源装置10に対して遅延時間付きシャットダウン指令を送出する。
さらに、LAN接続無停電電源装置として、電力供給先のコンピュータとの制御応答を全てLAN上の通信パケットを介して行うことにより、制御用の信号線を使用せずにコンピュータと無停電電源装置との制御情報の交換を行う手段を備えたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−78224号公報 特開平10−51979号公報
ところが、図4に示すネットワークシステムでは、マスタサーバ2がハングアップ(動作停止)すると、スレーブサーバ3、4のシャットダウンができないという不都合がある。また、無停電電源装置5とマスタサーバ2とをRS232Cで接続する必要があるので、マスタサーバ2のCOMポートを1つ占有してしまうという不都合がある。
図5に示すネットワークシステムでは、ネットワークカード9がハングアップすると、ネットワーク経由でサーバ6〜8のシャットダウンができないという不都合がある。また、ネットワークカード9に多数の機能(例えばスケジューラ、Webサーバ、イベントログ、データログ、メール送信、SNPMなどの機能)を持たせるようにしているので、コストが嵩むという不都合がある。
さらに、特許文献2に記載のLAN接続無停電電源装置では、停電発生時の場合に、電力供給先のコンピュータにLAN経由で各種の情報を送出するというように、主導権を持つようになっているので、その機能が集中するという不都合がある。
そこで、本発明の第1の目的は、ネットワークに複数のサーバが接続され、その複数のサーバに対してそれぞれ電力を供給する無停電電源装置を有するネットワークシステムにおいて、サーバのシャットダウンなどの信頼性、およびネットワークシステムの拡張性を向上できるようにした無停電電源装置の管理・制御方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、ネットワーク上にサーバが接続され、前記サーバに対して電力を供給する無停電電源装置を有するネットワークシステムにおいて、無停電電源装置を増設する際に、システムの拡張性に優れている無停電電源装置の管理・制御方法を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の第1の目的を達成するために、請求項1〜請求項3に記載の発明は、以下のように構成した。
すなわち、請求項1に記載の発明は、ネットワークに接続された複数のサーバにそれぞれ電力を供給する無停電電源装置を有するネットワークシステムにおける無停電電源装置の管理・制御方法において、前記無停電電源装置は前記ネットワークを経由して前記各サーバと通信自在に構成するとともに、前記各サーバには前記無停電電源装置の管理用のアプリケーションプログラムを格納しておき、前記各サーバは、前記アプリケーションプログラムに基づいて、前記ネットワーク経由により前記無停電電源装置の状態を監視し、その状態の変化に応じて所定の動作を行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の無停電電源装置の管理・制御方法において、前記各サーバは、前記ネットワーク経由により前記無停電電源装置の状態を定期的に監視し、前記無停電電源装置の状態情報に基づいて停電を検出したときに、自己のシャットダウンを行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の無停電電源装置の管理・制御方法において、前記各サーバは、さらに、前記無停電電源装置から応答がない場合には、通信切断である旨の警報を発生するようにしたことを特徴とするものである。
このように請求項1〜請求項3に記載の各発明によれば、各サーバは、個別に無停電電源装置にアクセスしてその無停電電源装置の状態情報を取得でき、その状態情報に基づいて自ら自己のシャットダウンなどを行うことができる。このため、各サーバのシャットダウンなどの信頼性が向上する。
また、サーバを増設する場合には、その増設するサーバに無停電電源装置を管理するためのアプリケーションプログラムを格納するだけで良いので、システムの拡張性にも優れている。
次に、本発明の第2の目的を達成するために、請求項4および請求項5に記載の発明は、以下のように構成した。
すなわち、請求項4に記載の発明は、ネットワークに接続された複数のサーバにそれぞれ電力を供給する無停電電源装置を有するネットワークシステムにおける無停電電源装置の管理・制御方法において、前記無停電電源装置は複数からなるとともに、各無停電電源装置は前記ネットワークを経由して前記サーバと通信自在に構成し、前記サーバには前記各無停電電源装置の管理用のアプリケーションプログムを格納しておき、前記サーバは、前記アプリケーションプログラムに基づいて、前記ネットワーク経由により前記各無停電電源装置の各状態をそれぞれ監視し、その各状態の変化に応じて所定の動作を行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の無停電電源装置の管理・制御方法において、前記サーバは、前記ネットワーク経由により前記各無停電電源装置の各状態を定期的に監視し、前記各無停電電源装置の各状態情報に基づいて所定条件を満たす停電を検出したときに、自己のシャットダウンを行うようにしたことを特徴とするものである。
このような請求項4および請求項5に記載の発明によれば、サーバ上のアプリケーションプログラムの設定(例えばIPアドレスを増やしたり、何台の無停電電源装置の停電でシャットダウンするかの設定)を変更するだけで、増設する無停電電源装置の監視が可能であるため、冗長電源などを増設する場合に、システムの拡張性に優れている。
次に、上記第1および第2の目的を達成するために、請求項6〜請求項8に記載の発明は、以下のように構成した。
請求項6に記載の発明は、ネットワークに接続された複数のサーバにそれぞれ電力を供給する無停電電源装置を有するネットワークシステムにおける無停電電源装置の管理・制御方法において、前記無停電電源装置は前記ネットワークを経由して前記各サーバと通信自在に構成し、前記各サーバには前記無停電電源装置の管理用のアプリケーションプログムを格納すると共に、当該アプリケーションプログラムに優先順位を設定し、前記各サーバの中から前記優先順位の最も高いサーバをマスタサーバ、これ以外をスレーブサーバと定め、前記マスタサーバは、前記アプリケーションプログラムに基づいて、前記ネットワーク経由により前記無停電電源装置の状態を監視し、その状態の変化に応じて所定の動作を行うと共に、前記無停電電源装置の状態の情報を前記スレーブサーバへネットワーク経由で送信するようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の無停電電源装置の管理・制御方法において、前記マスタサーバは、前記アプリケーションプログラムに基づいて、前記ネットワーク経由により前記無停電電源装置からスケジュールによるシャットダウンの設定情報を取得し、この取得情報を前記スレーブサーバへネットワーク経由で送信するようにしたことを特徴とするものである。
このような請求項6および請求項7に記載の発明によれば、マスタサーバで無停電電源装置の状態情報を取得して監視し、また、無停電電源装置からスケジュールによるシャットダウンの設定情報を取得し、これら情報をスレーブサーバへ送信し、無停電電源装置の状態や設定情報を各サーバで共有できるようにした。これにより、無停電電源装置にサーバを増設する場合も、現存する各サーバと同様に、追加サーバの設定を行なうだけで良いので、システムを容易に拡張性することができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載の無停電電源装置の管理・制御方法において、前記マスタサーバと前記ネットワークを介した前記無停電電源装置との通信が不能となった際に、現マスタサーバを定めた際に用いた優先順位の次の優先順位が設定されたサーバをマスタサーバとすることを特徴とするものである。
このような請求項8に記載の発明によれば、無停電電源装置の管理・制御を行うに当たって、マスタサーバを特定の1台と定めて行うのではなく、現マスタサーバが何らかの原因で通信不能となった場合、優先順位に従って次のマスタサーバを定めることができるので、無停電電源装置の管理・制御を適正に継続することができる。
以上説明したように本発明によれば、サーバのシャットダウンなどの信頼性、およびネットワークシステムの拡張性を向上することができるという効果がある。
また、無停電電源装置を増設する際に、システムの拡張性に優れているという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態が適用されるネットワークシステムの構成について、図
1を参照して説明する。
この第1の実施の形態に係るネットワークシステムは、ネットワークハブ11などを有してなるネットワーク{例えばイーサネット(登録商標)型のネットワーク}に、サーバ12〜14およびネットワークカード15が接続され、かつ、ネットワークハブ11およびサーバ12〜14には無停電電源装置(UPS)16から電力がそれぞれ供給されるようになっている。
また、ネットワークカード15は無停電電源装置16に内蔵されるとともに、ネットワークカード15と無停電電源装置16とは、例えばRS232Cによりシリアル通信ができるようになっている。
また、このネットワークシステムでは、停電発生時には、無停電電源装置16がネットワークハブ11およびサーバ12〜14をそれぞれバックアップするようになっている。さらに、このネットワークシステムは、停電時もその全体がバックアップされるようになっている。
各サーバ12〜14には、後述のように無停電電源装置16を管理するためのアプリケーションプログラムを、予め格納(インストール)しておく。
次に、このような構成からなる第1の実施の形態に係るネットワークシステムの動作例について説明する。
各サーバ12〜14上のアプリケーションプログラムは、ネットワークカード15に対して、ネットワーク経由で無停電電源装置16の状態読み出しコマンドを送り、そのレスポンス(応答)により無停電電源装置16の状態を監視する。
ここで、ネットワークカード15に対する状態読み出しコマンドは、例えば所定のタイミング毎(周期的または定期的)に送出する。
無停電電源装置16の状態に変化があった場合、例えば停電発生時に、各サーバ12〜14は、その停電状態を上記のレスポンスに基づいて検出し、所定の設定時間の経過後に自己のシャットダウンを行う。
例えば、クラスタシステムでは、制御PC(制御コンピュータ)を最後にシャットダウンする必要があるが、その場合に、制御コンピュータの停電検出後のシャットダウン時間を他のコンピュータよりも長くすることが簡単に実現することができる。
ここで、各サーバ12〜14は、ネットワークカード15と定期的というように、常にネットワークを使用して通信を行っている。このため、ネットワークが切断された場合や無停電電源装置16のネットワークカード15から応答の無い場合には、各サーバ12〜14は、直ちにネットワークの通信が不能(異常)である旨の警報(アラーム)を発生する。この警報により、ユーザはその旨を容易に認識することができる。
以上説明したように、この第1の実施の形態によれば、各サーバ12〜14は、個別に無停電電源装置16のネットワークカード15にアクセスしてその無停電電源装置16の状態情報を取得でき、その状態情報に基づいて自ら自己のシャットダウンなどを行うことができる。このため、各サーバ12〜14のシャットダウンの信頼性を向上できる。
さらに、この第1の実施の形態によれば、サーバを増設する場合には、各サーバ12〜14には無停電電源装置16を管理するためのアプリケーションプログムを格納するだけで良いので、システムの拡張性にも優れている。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態が適用されるネットワークシステムの構成について、図2を参照して説明する。
この第2の実施の形態に係るネットワークシステムは、ネットワークハブ11などを有してなるネットワーク(例えばイーサネット(登録商標)型のネットワーク)に、サーバ21と、無停電電源装置25〜27のネットワークカード22〜24とが接続され、かつ、サーバ21は3台の無停電電源装置25〜27から電力が供給されるとともに、ネットワークハブ11は無停電電源装置27から電力が供給されるようになっている。なお、サーバ21は、図示のように内蔵電源28〜30を備えている。
また、ネットワークカード22〜24は、無停電電源装置25〜27にそれぞれ内蔵されるとともに、ネットワークカード22〜24と、対応する無停電電源装置25〜27とは、例えばRS232Cによりシリアル通信ができるようになっている。
また、このネットワークシステムでは、停電発生時には、サーバ21が3台の無停電電源装置25〜27によりバックアップされるようになっている。さらに、このネットワークシステムは、停電時もその全体がバックアップされるようになっている。
サーバ21には、後述のように3台の無停電電源装置25〜27を管理するためのアプリケーションプログラムを、予めインストールしておく。
次に、このような構成からなる第2の実施の形態に係るネットワークシステムの動作例について説明する。
サーバ21上のアプリケーションプログラムは、各ネットワークカード22〜24に対して、ネットワーク経由で無停電電源装置25〜27のそれぞれの状態読み出しコマンドを送り、その各レスポンスに基づいて無停電電源装置25〜27の状態を監視する。ここで、各ネットワークカード22〜24に対する状態読み出しコマンドは、例えば所定のタイミング毎(周期的または定期的)に送出する。
3台の無停電電源装置25〜27の状態に変化があった場合、例えばそのうちの1台の無停電電源装置25に停電が発生した場合には、サーバ21は何ら動作を開始しない。しかし、例えば、そのうちの2台の無停電電源装置25、26に停電が発生した場合には、サーバ21は、その停電状態を上記のレスポンスに基づいて検出し、所定の設定時間の経過後に自己のシャットダウンを行う。
例えば、サーバ21が、3台の無停電電源装置25〜27のうち1台を冗長電源とする場合には、1台の無停電電源装置が電源断になっても正常に動作可能である。このため、サーバ21は、2台の無停電電源装置の電源断を検出して自己のシャットダウンを行う。
ここで、サーバ21は、ネットワークカード22〜24と定期的というように、常にネットワークを使用して通信を行っている。このため、ネットワークが切断された場合や無停電電源装置25〜27のネットワークカード22〜24から応答の無い場合には、サーバ21は、直ちにネットワークの通信が不能である旨の警報を発生する。この警報により、ユーザはその旨を容易に認識することができる。
また、無停電電源装置25〜27のうちの1台に停電や不具合があった場合には、サーバ21は、直ちにその旨の警報を発生する。これにより、ユーザはその旨を容易に認識することができる。
以上説明したように、この第2の実施の形態によれば、サーバ21上のアプリケーションプログラムの設定(例えばIPアドレスを増やしたり、何台の無停電電源装置の停電でシャットダウンするかの設定)を変更するだけで、増設する無停電電源装置の監視が可能であるため、冗長電源を増設する場合に、システムの拡張性に優れている。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態が適用されるネットワークシステムの構成について、図3を参照して説明する。
この第3の実施の形態に係るネットワークシステムは、ネットワークハブ11などを有してなるネットワーク{例えばイーサネット(登録商標)型のネットワーク}に、サーバ32〜34およびネットワークカード35が接続され、かつ、ネットワークハブ11およびサーバ32〜34には無停電電源装置36から電力がそれぞれ供給されるようになっている。
また、ネットワークカード35は、無停電電源装置36に内蔵されるとともに、ネットワークカード35と無停電電源装置36とは、例えばRS232Cによりシリアル通信ができるようになっている。
また、このネットワークシステムでは、停電発生時には、無停電電源装置16がネットワークハブ11およびサーバ32〜34をそれぞれバックアップするようになっている。さらに、このネットワークシステムは、停電時もその全体がバックアップされるようになっている。
各サーバ32〜34には、無停電電源装置36を管理するための上記第1または第2の実施の形態で説明したアプリケーションプログラムを、予めインストールしておく。
また、各サーバ32〜34にインストールされたアプリケーションプログラムには、それぞれ優先順位が設定されており、そのうち優先順位の最も高いサーバ(例えば32)がマスタサーバ32とされ、これ以外がスレーブサーバ33,34とされるようになっている。
そのマスタサーバ32は、ネットワークカード35に対して、ネットワーク経由で無停電電源装置36の状態読み出しコマンドを送り、このレスポンスにより無停電電源装置36の状態を監視する。また、ネットワークカード35から定期的にスケジュールによるシャットダウンの設定情報を取得する。また、スレーブサーバ33,34へ定期的に情報を送り、無停電電源装置36の状態や設定情報を共有するようになっている。
さらに、マスタサーバ32とネットワークカード35との通信がある一定時間を超えても確立しない場合は、2番目に優先順位の高いスレーブサーバ(例えば33)がメインサーバ33に切り替わり、ネットワークカード35と通信を行うようになっている。
次に、このような構成からなる第3の実施の形態に係るネットワークシステムの動作例について説明する。
但し、各サーバ32〜34にインストールされたアプリケーションプログラムの優先順位は、サーバ32のものが最も高く、これがマスタサーバ32とされ、これ以外がスレーブサーバ33,34とされているものとする。
このことから、マスタサーバ32のアプリケーションプログラムが、ネットワークカード35に対して、ネットワーク経由で無停電電源装置36の状態読み出しコマンドを送り、そのレスポンスにより無停電電源装置36の状態を監視する。なお、ネットワークカード35に対する状態読み出しコマンドは、例えば所定のタイミング毎(周期的または定期的)に送出する。
また、マスタサーバ32は、ネットワークカード35から定期的にスケジュールによるシャットダウンの設定情報を取得する。そして、スレーブサーバ33,34へ定期的に情報を送り、無停電電源装置36の状態や設定情報を共有する動作を行っている。
ここで、無停電電源装置36の状態に変化があった場合、例えば停電発生時に、マスタサーバ32は、その停電状態を上記のレスポンスに基づいて検出し、所定の設定時間の経過後に自サーバのシャットダウンを行う。この際、スレーブサーバ33,34にもマスタサーバ32から無停電電源装置36の状態や設定情報が通知されているので、スレーブサーバ33,34も同様に、自サーバのシャットダウンを行う。
ここで、現マスタサーバ32とネットワークカード35との通信が、何らかの原因によって、ある一定時間を超えても確立しない場合は、2番目に優先順位の高いスレーブサーバ(例えば33)がメインサーバ33に切り替わって、上記同様にネットワークカード35と通信を行う。
以上説明したように、この第3の実施の形態によれば、各サーバ32〜34にインストールされたアプリケーションプログラムに優先順位を設定し、この優先順位の最も高いサーバ32をマスタサーバ32と定め、このマスタサーバ32でネットワークを介してネットワークカード35にアクセスし、無停電電源装置36の状態情報を取得して監視し、また、ネットワークカード35から定期的にスケジュールによるシャットダウンの設定情報を取得する。これらを、スレーブサーバ33,34へ定期的に情報を送り、無停電電源装置36の状態や設定情報を共有する動作を行う。
また、現マスタサーバ32とネットワークカード35との通信が、ある一定時間を超えても確立しない場合は、2番目に優先順位の高いスレーブサーバ33をメインサーバ33とするようにした。
つまり、無停電電源装置36の管理・制御を行うに当たって、マスタサーバ32を特定の1台と定めて行うのではなく、現マスタサーバ32が何らかの原因で通信不能となった場合、優先順位に従って次のマスタサーバ33を定めることができるので、無停電電源装置36の管理・制御を適正に継続することができる。
また、無停電電源装置36にサーバを増設する場合も、現存する各サーバ32〜34と同様に、追加サーバの設定を行なうだけで良いので、システムの拡張性にも優れている。
本発明の第1の実施の形態が適用されるネットワークシステムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態が適用されるネットワークシステムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態が適用されるネットワークシステムの構成を示す図である。 従来のネットワークシステムの構成を示す図である。 従来のネットワークシステムの他の構成を示す図である。
符号の説明
11 ネットワークハブ
12〜14,21,32〜34 サーバ
15,22〜24,35 ネットワークカード
16,25〜27,36 無停電電源装置(UPS)

Claims (8)

  1. ネットワークに接続された複数のサーバにそれぞれ電力を供給する無停電電源装置を有するネットワークシステムにおける無停電電源装置の管理・制御方法において、
    前記無停電電源装置は前記ネットワークを経由して前記各サーバと通信自在に構成するとともに、前記各サーバには前記無停電電源装置の管理用のアプリケーションプログムを格納しておき、
    前記各サーバは、前記アプリケーションプログラムに基づいて、前記ネットワーク経由により前記無停電電源装置の状態を監視し、その状態の変化に応じて所定の動作を行うようにしたことを特徴とする無停電電源装置の管理・制御方法。
  2. 前記各サーバは、前記ネットワーク経由により前記無停電電源装置の状態を定期的に監視し、前記無停電電源装置の状態情報に基づいて停電を検出したときに、自己のシャットダウンを行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置の管理・制御方法。
  3. 前記各サーバは、さらに、前記無停電電源装置から応答がない場合には、通信切断である旨の警報を発生するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の無停電電源装置の管理・制御方法。
  4. ネットワークに接続された複数のサーバにそれぞれ電力を供給する無停電電源装置を有するネットワークシステムにおける無停電電源装置の管理・制御方法において、
    前記無停電電源装置は複数からなるとともに、各無停電電源装置は前記ネットワークを経由して前記サーバと通信自在に構成し、
    前記サーバには前記各無停電電源装置の管理用のアプリケーションプログラムを格納しておき、
    前記サーバは、前記アプリケーションプログラムに基づいて、前記ネットワーク経由により前記各無停電電源装置の各状態をそれぞれ監視し、その各状態の変化に応じて所定の動作を行うようにしたことを特徴とする無停電電源装置の管理・制御方法。
  5. 前記サーバは、前記ネットワーク経由により前記各無停電電源装置の各状態を定期的に監視し、前記各無停電電源装置の各状態情報に基づいて所定条件を満たす停電を検出したときに、自己のシャットダウンを行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の無停電電源装置の管理・制御方法。
  6. ネットワークに接続された複数のサーバにそれぞれ電力を供給する無停電電源装置を有するネットワークシステムにおける無停電電源装置の管理・制御方法において、
    前記無停電電源装置は前記ネットワークを経由して前記各サーバと通信自在に構成し、
    前記各サーバには前記無停電電源装置の管理用のアプリケーションプログムを格納すると共に、当該アプリケーションプログラムに優先順位を設定し、
    前記各サーバの中から前記優先順位の最も高いサーバをマスタサーバ、これ以外をスレーブサーバと定め、
    前記マスタサーバは、前記アプリケーションプログラムに基づいて、前記ネットワーク経由により前記無停電電源装置の状態を監視し、その状態の変化に応じて所定の動作を行うと共に、前記無停電電源装置の状態の情報を前記スレーブサーバへネットワーク経由で送信するようにしたことを特徴とする無停電電源装置の管理・制御方法。
  7. 前記マスタサーバは、前記アプリケーションプログラムに基づいて、前記ネットワーク経由により前記無停電電源装置からスケジュールによるシャットダウンの設定情報を取得し、この取得情報を前記スレーブサーバへネットワーク経由で送信するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の無停電電源装置の管理・制御方法。
  8. 前記マスタサーバと前記ネットワークを介した前記無停電電源装置との通信が不能となった際に、現マスタサーバを定めた際に用いた優先順位の次の優先順位が設定されたサーバをマスタサーバとすることを特徴とする請求項6または7に記載の無停電電源装置の管理・制御方法。
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