JP2005078174A - 無停電電源装置を用いた通信システム - Google Patents

無停電電源装置を用いた通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005078174A
JP2005078174A JP2003304730A JP2003304730A JP2005078174A JP 2005078174 A JP2005078174 A JP 2005078174A JP 2003304730 A JP2003304730 A JP 2003304730A JP 2003304730 A JP2003304730 A JP 2003304730A JP 2005078174 A JP2005078174 A JP 2005078174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
server
uninterruptible power
servers
ups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003304730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4277627B2 (ja
Inventor
Satoshi Kusumoto
敏 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Priority to JP2003304730A priority Critical patent/JP4277627B2/ja
Publication of JP2005078174A publication Critical patent/JP2005078174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4277627B2 publication Critical patent/JP4277627B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】 複数の無停電電源装置に接続された各サーバに対するシステム動作の設定変更を行う際に、設定変更のし忘れや誤りを無くすことができ、更に工数が掛からないように設定変更を行うこと。
【解決手段】 全サーバ21〜23,31,32,41〜43を通信回線51で接続し、UPS11〜13とシリアル通信ケーブル25,35,45で接続された複数台のサーバ21,31,41の中から1台のサーバをマスタサーバ21、これ以外をスレーブサーバ31,41と定める。マスタサーバ21がUPSの電源異常を検出した際に、シャットダウン命令及びUPS停止命令を各スレーブサーバ31,41へ送信し、各スレーブサーバ31,41が同グループのサーバにシャットダウン命令を通知すると共に、UPS12,13へUPS停止命令を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、停電時などに電源のバックアップを行う無停電電源装置を用いた通信システムに関し、特に、複数の無停電電源装置を用い、各々の無停電電源装置に接続された複数のサーバに電源を供給する無停電電源装置を用いた通信システムに関する。
図3に、従来の無停電電源装置を用いた通信システムのブロック構成図を示し、その説明を行う。
図3に示す通信システムは、商用電源1に給電ケーブル2を介して接続された3台のUPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)11,12,13と、UPS11に給電ケーブル20を介して接続された3台のサーバ21,22,23と、UPS12に給電ケーブル30を介して接続された2台のサーバ31,32と、UPS13に給電ケーブル40を介して接続された3台のサーバ41,42,43とを備えて構成されている。
但し、各サーバ21〜23,31,32,41〜43は、サーバ機能を有するパーソナルコンピュータや、専用のサーバである。
また、各々のUPS11〜13には、RS−232C等のシリアル通信ケーブル25,35,45によって1台のサーバ21,31,41が接続され、UPS11とサーバ21間、UPS12とサーバ31間、UPS13とサーバ41間で、各々シリアル通信を行っている。
この通信は、次に説明するマルチサーバシャットダウン機能を動作させるために行われる。この機能は、同一UPS(例えば11)から給電されている同グループの全サーバ21〜23の内、シリアル通信を行っているサーバ21が当該UPS11の電源異常を検出した際に、自サーバ21のOS(OperatingSystem)のシャットダウンを行うと共に、同グループの他のサーバ22,23へOSシャットダウン命令を通知することによって、他のサーバ22,23も連動してOSシャットダウンを行うものである。
なお、OSシャットダウン命令は、同グループ内のサーバを接続する図示せぬ通信ケーブル、又は給電ケーブルを介して通知されるようになっている。
つまり、各UPS11〜13に給電を行っている商用電源1に何らかの異常が生じた場合は、略同時に全UPS11〜13で、個別に電源異常が検出され、同グループ毎に全サーバのOSシャットダウンが行われる。
この種の従来の無停電電源装置として、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開2000−78224号公報
ところで、従来の無停電電源装置を用いた通信システムにおいては、UPS11〜13毎に通信を行っているサーバ21,31,41において、電源異常検出時点からOSシャットダウンを開始する時点までの時間の変更や、UPS11〜13を所定時刻に停止・起動することにより通信システムを停止・起動するといったスケジュール運転のパターン変更などのシステム動作の設定変更を行う必要がある。
しかし、その設定変更を行う際に、UPS11〜13と通信を行っているサーバ21,31,41が各々独立しているため、サーバ21,31,41毎に保守者が設定変更を行わなければならず、工数が掛かるという問題がある。
図3では、UPS11〜13と通信を行っているサーバ21,31,41は3台であるが、実際には多数のサーバが存在するケースがあるので、この場合には、更に工数が掛かることになる。
また、多数のサーバに対して設定変更を行う場合、その中の何れかのサーバに対して設定変更をし忘れたり、設定変更を誤ったりするといった問題も生じる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、複数の無停電電源装置に接続された各サーバに対するシステム動作の設定変更を行う際に、設定変更のし忘れや誤りを無くすことができ、更に工数が掛からないように設定変更を行うことができる無停電電源装置を用いた通信システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による無停電電源装置を用いた通信システムは、電源のバックアップを行う複数台の無停電電源装置の各々に、1乃至は複数台のサーバを給電ケーブルで接続すると共に、同一無停電電源装置に複数台接続された同グループのサーバのうち何れか1台と当該無停電電源装置とを通信ケーブルで接続し、この接続されたサーバが接続先の無停電電源装置の電源異常を検出した際に、自サーバのオペーレーティングシステムのシャットダウンを行うと共に、自サーバと同グループの他のサーバへシャットダウン命令を通知する無停電電源装置を用いた通信システムにおいて、前記サーバの全てを通信回線で接続すると共に、前記無停電電源装置に通信ケーブルで接続されたサーバの内、何れか1台をマスタサーバ、これ以外をスレーブサーバと定め、前記マスタサーバに、前記シャットダウン命令をメッセージデータとして記憶する記憶手段と、前記電源異常の検出時に、前記記憶手段から前記メッセージデータを読み出し、前記通信回線を介して前記スレーブサーバへ送信する第1の送信手段とを備え、前記スレーブサーバに、前記第1の送信手段から送信されたメッセージデータを、前記通信回線を介して受信する受信手段と、前記受信手段で受信されたメッセージデータのうち前記シャットダウン命令を、当該サーバと同グループの他のサーバへ通知する通知手段とを備えたことを特徴としている。
この構成によれば、各無停電電源装置に接続された全てのサーバを通信回線で接続すると共に、無停電電源装置と通信ケーブルで接続された複数台のサーバの中から1台のサーバをマスタサーバ、これ以外をスレーブサーバと定め、このマスタサーバが無停電電源装置の電源異常を検出した際に、シャットダウン命令を各スレーブサーバへ送信し、各スレーブサーバが同グループのサーバにシャットダウン命令を通知するようにした。これによって、1台のマスタサーバで電源異常を検出することによって他のサーバへシャットダウン命令が送信され。これによって全てのサーバでシャットダウンを行うことができる。つまり、1台のサーバにシャットダウンのためのデータをインストールしておけば、このデータを他の全てのサーバへのシャットダウンに係る動作に反映させることができる。
また、本発明の請求項2による無停電電源装置を用いた通信システムは、請求項1において、前記マスタサーバにおいて、前記記憶手段に、前記無停電電源装置に停止を命令する無停電電源装置停止命令をメッセージデータとして更に記憶し、前記スレーブサーバにおいて、前記受信手段で受信されたメッセージデータの無停電電源装置停止命令を、前記無停電電源装置へ送信する第2の送信手段とを更に備えたことを特徴としている。
この構成によれば、1台のマスタサーバで電源異常を検出することによって、他のサーバへ無停電電源装置停止命令が送信され、更に、その命令がサーバから無停電電源装置へ送信されるので、全ての無停電電源装置を停止させることができる。つまり、1台のサーバに無停電電源装置を停止させるためのデータをインストールしておけば、このデータを、他のサーバが行う無停電電源装置の停止動作に反映させることができる。
また、本発明の請求項3による無停電電源装置を用いた通信システムは、請求項1または2に記載の前記マスタサーバにおいて、前記記憶手段に、任意の設定時間に前記無停電電源装置を停止・起動するための停止・起動データをメッセージデータとして更に記憶し、前記スレーブサーバにおいて、前記第2の送信手段は、前記受信手段で受信されたメッセージデータの停止・起動データを、前記無停電電源装置へ送信することを特徴としている。
この構成によれば、1台のマスタサーバに停止・起動データをインストールしておけば、このデータを、他のサーバへ送信し、更に他のサーバから無停電電源装置へ送信することによって、無停電電源装置のスケジュール運転による停止・起動を行うことができる。
また、本発明の請求項4による無停電電源装置を用いた通信システムは、前記スレーブサーバにおいて、当該サーバが無停電電源装置に通信可能な状態に接続されているか否かを確認する確認手段を更に備え、前記第2の送信手段が、前記確認手段で当該サーバが無停電電源装置に通信可能な状態に接続されていると確認された際に、前記受信手段で受信されたメッセージデータの無停電電源装置停止命令及び停止・起動データの何れか一方を、前記無停電電源装置へ送信することを特徴としている。
この構成によれば、無停電電源装置に通信可能状態に接続されたサーバのみが無停電電源装置へ無停電電源装置停止命令又は停止・起動データを送信するので、効率の良い送信を行うことができる。
以上説明したように本発明の無停電電源装置を用いた通信システムは、各無停電電源装置に接続された全てのサーバを通信回線で接続すると共に、無停電電源装置と通信ケーブルで接続された複数台のサーバの中から1台のサーバをマスタサーバ、これ以外をスレーブサーバと定め、このマスタサーバが無停電電源装置の電源異常を検出した際に、シャットダウン命令を各スレーブサーバへ送信し、各スレーブサーバが同グループのサーバにシャットダウン命令を通知するようにした。
これによって、1台のマスタサーバで電源異常を検出することによって他のサーバへシャットダウン命令が送信され。これによって全てのサーバでシャットダウンを行うことができる。つまり、1台のサーバにシャットダウンのためのデータをインストールしておけば、このデータを他の全てのサーバへのシャットダウンに係る動作に反映させることができる。
また、1台のマスタサーバで電源異常を検出することによって他のサーバへ無停電電源装置停止命令が送信され、これによって全ての無停電電源装置を停止させることができる。つまり、1台のサーバに無停電電源装置を停止させるためのデータをインストールしておけば、このデータを、他のサーバが行う無停電電源装置の停止動作に反映させることができる。
更に、1台のマスタサーバに停止・起動データをインストールしておけば、このデータを、他のサーバへ送信し、更に他のサーバから無停電電源装置へ送信することによって、無停電電源装置のスケジュール運転による停止・起動を行うようにした。
従って、複数の無停電電源装置に接続された各サーバに対するシステム動作の設定変更を行う際に、設定変更のし忘れや誤りを無くすことができ、更に工数が掛からないように設定変更を行うことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無停電電源装置を用いた通信システムのブロック構成図である。但し、図1に示す本実施の形態において、図3に示した従来例の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図1に示す通信システムが、図3に示した従来の通信システムと異なる点は、図示せぬネットワークハブ(中継器)を介してイーサネット(登録商標)などのLAN(Local Area Network)回線51で、全てのサーバ21〜23,31,32,41〜43を接続すると共に、図2にサーバ21で代表して示すように、通信回線51を接続するためのインターフェース部61と、電源異常検出部63と、メッセージ記憶部64と、メッセージ送信部65と、メッセージ受信部67と、OSシャットダウン命令通知部69と、UPS通信接続確認部71と、UPS停止・起動送信部75と、UPSインターフェース部77とを備えて構成されている。
次に、これら構成要素の説明を行う。
電源異常検出部63は、UPS11〜13の電源異常を検出するものである。
メッセージ記憶部64は、サーバのOSをシャットダウンするためのOSシャットダウン命令及びUPS停止命令のデータと、各UPS11〜13をスケジュール運転の設定時刻に停止・起動することにより通信システムを停止・起動するためUPS停止・起動データとを、メッセージデータとして記憶するものである。
メッセージ送信部65は、電源異常検出部63で電源異常が検出された際に、メッセージ記憶部64からOSシャットダウン命令及びUPS停止命令のメッセージデータを読み出し、また、スケジュール運転によるUPS11〜13の停止時刻となった際に、UPS停止・起動及びOSシャットダウン命令のメッセージデータを読み出し、これらを、LANインターフェース部61に接続された通信回線51を介して他のサーバへ送信するものである。
この送信は、UPS11〜13にシリアル通信ケーブル25,35,45で接続されたサーバ21,31,41の内、何れか1つをマスタサーバ(例えば21)、他をスレーブサーバ(例えば31,41)として設定し、マスタサーバ21からスレーブサーバ31,41に対して行われる。
メッセージ受信部67は、スレーブサーバ31,41においてマスタサーバ21から送信されてきた各種のメッセージデータを受信するものである。
OSシャットダウン命令通知部69は、メッセージ受信部67においてメッセージデータとしてOSシャットダウン命令が受信された際に、同一UPS(例えば11)に給電ケーブル20で接続された同グループの他のサーバ22,23へOSシャットダウン命令を、LANインターフェース部61からLAN回線51を介して通知するものである。
UPS通信接続確認部71は、メッセージ受信部67でメッセージデータが受信された際に、当該サーバ21がUPS11に通信可能な状態に接続されているか否かを確認するものである。この確認は、例えばUPS11に接続されたシリアル通信ケーブル25が、UPSインターフェース部77に接続されているか否かを所定の信号を伝送することによって行われる。
UPS停止・起動送信部75は、UPS通信接続確認部71で当該サーバ21がUPS11に通信可能な状態に接続されていると確認された際に、メッセージ受信部67で受信されたUPS停止命令又はUPS停止・起動データを、UPSインターフェース部77からシリアル通信ケーブル35,45を介してUPS12,13へ送信するものである。
このUPS停止・起動送信部75の動作は、スレーブサーバ31,41において行われるものであるが、マスタサーバ21においては従来と同様な条件においてUPS停止命令又はUPS停止・起動データがUPS11へ送信されるようになっている。
但し、上述した構成要素のうち、マスタサーバ21に、LANインターフェース部61及びUPSインターフェース部77と、電源異常検出部63と、メッセージ記憶部64と、メッセージ送信部65と少なくとも備え、スレーブサーバ31,41に、LANインターフェース部61及びUPSインターフェース部77と、メッセージ受信部67と、OSシャットダウン命令通知部69と、UPS通信接続確認部71と、UPS停止・起動送信部75とを少なくとも備えた構成としてもよい。
次に、このような構成の通信システムにおけるUPS11〜13の電源異常検出時の動作を説明する。但し、サーバ21がマスタサーバ、サーバ31,41がスレーブサーバとして設定されているものとする。
まず、マスタサーバ21の電源異常検出部63によって、UPS11の電源異常が検出されたとする。これによって、メッセージ送信部65において、メッセージ記憶部64からOSシャットダウン命令及びUPS停止命令のメッセージデータが読み出され、これがLANインターフェース部61からLAN回線51を介してスレーブサーバ31,41へ送信される。
また、マスタサーバ21では、電源異常検出時に従来と同機能によって、OSシャットダウンが実行されると共に、UPS停止命令がシリアル通信ケーブル25を介してUPS11へ送信される。この送信されたUPS停止命令が受信されたUPS11では、所定時間後に電源オフとなる。この電源オフによってUPS11に給電ケーブル20で接続された全てのサーバ21〜23が電源オフとなる。
一方、スレーブサーバ31では、LANインターフェース部61を介してメッセージ受信部67で、マスタサーバ21からのメッセージデータが受信される。この受信によって、当該サーバ31では、従来と同機能によってOSシャットダウンが実行され、また、OSシャットダウン命令通知部69によって、OSシャットダウン命令がLANインターフェース部61からLAN回線51を介して、当該サーバ31と同グループの他のサーバ32へ送信される。この送信されたOSシャットダウン命令を受けたサーバ32では、OSシャットダウンが実行される。
また、先の受信によって、UPS通信接続確認部71では、当該サーバ31がUPS11に通信可能な状態に接続されているか否かが確認される。ここで、通信可能な状態に接続されていると確認された場合、UPS停止・起動送信部75によって、先に受信されたUPS停止命令が、UPSインターフェース部77からシリアル通信ケーブル35を介してUPS12へ送信される。この送信されたUPS停止命令が受信されたUPS12では、所定時間後にUPS12が電源オフとなる。この電源オフによってUPS12に給電ケーブル30で接続された全てのサーバ31,32が電源オフとなる。
また、スレーブサーバ41においても、スレーブサーバ31と同様な動作が実行され、最終的にUPS13に給電ケーブル40で接続された全てのサーバ41〜43が電源オフとなる。
次に、スケジュール運転による動作を説明する。
まず、UPS停止時刻になったとすると、マスタサーバ21のメッセージ送信部65において、メッセージ記憶部64からUPS停止・起動及びOSシャットダウン命令のメッセージデータが読み出され、これがLANインターフェース部61からLAN回線51を介してスレーブサーバ31,41へ送信される。
また、マスタサーバ21では、UPS停止時刻となった際に従来と同機能によって、OSシャットダウンが実行されると共に、UPS停止・起動データがシリアル通信ケーブル25を介してUPS11へ送信される。この送信されたUPS停止・起動データが受信されたUPS11では、UPS停止・起動データで指示される停止時刻に電源オフとなる。この電源オフによってUPS11に給電ケーブル20で接続された全てのサーバ21〜23が電源オフとなる。また、UPS停止・起動データで指示される起動時刻となった場合に、UPS11が電源オンとなって全てのサーバ21〜23が電源オンとなる。
一方、スレーブサーバ31では、LANインターフェース部61を介してメッセージ受信部67で、マスタサーバ21からのメッセージデータが受信される。この受信によって、当該サーバ31では、従来と同機能によってOSシャットダウンが実行され、また、OSシャットダウン命令通知部69によって、OSシャットダウン命令がLANインターフェース部61からLAN回線51を介して、当該サーバ31と同グループの他のサーバ32へ送信される。この送信されたOSシャットダウン命令を受けたサーバ32では、OSシャットダウンが実行される。
また、先の受信によって、UPS通信接続確認部71では、当該サーバ31がUPS11に通信可能な状態に接続されているか否かが確認される。ここで、通信可能な状態に接続されていると確認された場合、UPS停止・起動送信部75によって、先に受信されたUPS停止・起動データが、UPSインターフェース部77からシリアル通信ケーブル35を介してUPS12へ送信される。この送信されたUPS停止・起動データが受信されたUPS12では、UPS停止・起動データで指示される停止時刻に電源オフとなる。この電源オフによってUPS12に給電ケーブル30で接続された全てのサーバ31,32が電源オフとなる。また、UPS停止・起動データで指示される起動時刻となった場合に、UPS12が電源オンとなって全てのサーバ31,32が電源オンとなる。
また、スレーブサーバ41においても、スレーブサーバ31と同様な動作が実行され、UPS13に給電ケーブル40で接続された全てのサーバ41〜43が電源オフとなった後、起動時刻に電源オンとなる。
このように、本実施の形態のUPSを用いた通信システムによれば、全サーバ21〜23,31,32,41〜43を通信回線51で接続し、UPS11〜13とシリアル通信ケーブル25,35,45で接続された複数台のサーバ21,31,41の中から1台のサーバをマスタサーバ21、これ以外をスレーブサーバ31,41と定める。
そして、マスタサーバ21がUPSの電源異常を検出した際に、シャットダウン命令を各スレーブサーバ31,41へ送信し、各スレーブサーバ31,41が同グループのサーバにシャットダウン命令を通知するようにした。
これによって、1台のマスタサーバ21で電源異常を検出することによって他のサーバへシャットダウン命令が送信され。これによって全てのサーバでシャットダウンを行うことができる。つまり、1台のサーバにシャットダウンのためのデータをインストールしておけば、このデータを他の全てのサーバへのシャットダウンに係る動作に反映させることができる。
また、1台のマスタサーバ21で電源異常を検出することによってスレーブサーバ31,41へUPS停止命令が送信され。これによって全てのUPS11〜13を停止させることができる。つまり、1台のサーバ21にUPSを停止させるためのデータをインストールしておけば、このデータを、他のサーバ31,41が行うUPS12,13の停止動作に反映させることができる。
また、1台のマスタサーバ21に停止・起動データをインストールしておけば、このデータを、スレーブサーバ31,41へ送信し、更にスレーブサーバ31,41からUPS12,13へ送信することによって、UPS12,13のスケジュール運転による停止・起動を行うことができる。
従って、これらのことから複数のUPS11〜13に接続された各サーバ21〜23,31,32,41〜43に対するシステム動作の設定変更を行う際に、設定変更のし忘れや誤りを無くすことができ、更に工数が掛からないように設定変更を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る無停電電源装置を用いた通信システムの構成を示す図である。 上記実施の形態に係る無停電電源装置を用いた通信システムにおけるサーバの構成を示すブロック図である。 従来の無停電電源装置を用いた通信システムの構成を示す図である。
符号の説明
1 商用電源
2,20,30,40 給電ケーブル
11,12,13 UPS(無停電電源装置)
21〜23,31,32,41〜43 サーバ
25,35,45 シリアル通信ケーブル
51 LAN回線
61 LANインターフェース部
63 電源異常検出部
64 メッセージ記憶部
65 メッセージ送信部
67 メッセージ受信部
69 OSシャットダウン命令通知部
71 UPS通信接続確認部
75 UPS停止・起動送信部
77 UPSインターフェース部

Claims (4)

  1. 電源のバックアップを行う複数台の無停電電源装置の各々に、1乃至は複数台のサーバを給電ケーブルで接続すると共に、同一無停電電源装置に複数台接続された同グループのサーバのうち何れか1台と当該無停電電源装置とを通信ケーブルで接続し、この接続されたサーバが接続先の無停電電源装置の電源異常を検出した際に、自サーバのオペーレーティングシステムのシャットダウンを行うと共に、自サーバと同グループの他のサーバへシャットダウン命令を通知する無停電電源装置を用いた通信システムにおいて、
    前記サーバの全てを通信回線で接続すると共に、前記無停電電源装置に通信ケーブルで接続されたサーバの内、何れか1台をマスタサーバ、これ以外をスレーブサーバと定め、
    前記マスタサーバに、
    前記シャットダウン命令をメッセージデータとして記憶する記憶手段と、
    前記電源異常の検出時に、前記記憶手段から前記メッセージデータを読み出し、前記通信回線を介して前記スレーブサーバへ送信する第1の送信手段と
    を備え、
    前記スレーブサーバに、
    前記第1の送信手段から送信されたメッセージデータを、前記通信回線を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信されたメッセージデータのうち前記シャットダウン命令を、当該サーバと同グループの他のサーバへ通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とする無停電電源装置を用いた通信システム。
  2. 前記マスタサーバにおいて、
    前記記憶手段に、前記無停電電源装置に停止を命令する無停電電源装置停止命令をメッセージデータとして更に記憶し、
    前記スレーブサーバにおいて、
    前記受信手段で受信されたメッセージデータの無停電電源装置停止命令を、前記無停電電源装置へ送信する第2の送信手段と
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置を用いた通信システム。
  3. 前記マスタサーバにおいて、
    前記記憶手段に、任意の設定時間に前記無停電電源装置を停止・起動するための停止・起動データをメッセージデータとして更に記憶し、
    前記スレーブサーバにおいて、
    前記第2の送信手段は、前記受信手段で受信されたメッセージデータの停止・起動データを、前記無停電電源装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無停電電源装置を用いた通信システム。
  4. 前記スレーブサーバにおいて、
    当該サーバが無停電電源装置に通信可能な状態に接続されているか否かを確認する確認手段を更に備え、
    前記第2の送信手段が、前記確認手段で当該サーバが無停電電源装置に通信可能な状態に接続されていると確認された際に、前記受信手段で受信されたメッセージデータの無停電電源装置停止命令及び停止・起動データの何れか一方を、前記無停電電源装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の無停電電源装置を用いた通信システム。
JP2003304730A 2003-08-28 2003-08-28 無停電電源装置を用いた通信システム Expired - Lifetime JP4277627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304730A JP4277627B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 無停電電源装置を用いた通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304730A JP4277627B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 無停電電源装置を用いた通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005078174A true JP2005078174A (ja) 2005-03-24
JP4277627B2 JP4277627B2 (ja) 2009-06-10

Family

ID=34408339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003304730A Expired - Lifetime JP4277627B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 無停電電源装置を用いた通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4277627B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008090840A1 (ja) * 2007-01-23 2008-07-31 Buffalo Inc. ストレージ電源供給システム、ストレージ装置、および、これらの制御
WO2008146633A1 (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Tdk-Lambda Corporation 無停電電源装置用のネットワーク通信システム、並びに、無停電電源装置の負荷機器の稼動状態を制御するために通信するコントローラ群を無停電電源装置毎に組分けする方法
JP2013191171A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Toshiba Corp プラント監視装置、その制御方法および制御プログラム
EP2938143A1 (en) 2014-04-22 2015-10-28 Fujitsu Component Limited Control device and communication system
JP2017516244A (ja) * 2014-03-28 2017-06-15 シュナイダー エレクトリック アイティー コーポレーション 種々の冗長レベルを有するupsグループの設定を監視するシステム及び方法
CN109656213A (zh) * 2018-12-26 2019-04-19 西门子电站自动化有限公司 具有失电保护机制的人机接口系统及分布式控制系统

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008090840A1 (ja) * 2007-01-23 2008-07-31 Buffalo Inc. ストレージ電源供給システム、ストレージ装置、および、これらの制御
US8230241B2 (en) 2007-01-23 2012-07-24 Buffalo Inc. Storage power supply system, storage device, and control thereof
WO2008146633A1 (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Tdk-Lambda Corporation 無停電電源装置用のネットワーク通信システム、並びに、無停電電源装置の負荷機器の稼動状態を制御するために通信するコントローラ群を無停電電源装置毎に組分けする方法
JP2008293314A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Densei Lambda Kk 無停電電源装置用のネットワーク通信システム、並びに、無停電電源装置の負荷機器の稼動状態を制御するために通信するコントローラ群を無停電電源装置毎に組分けする方法
US8327162B2 (en) 2007-05-25 2012-12-04 Tdk-Lambda Corporation Network communication system for uninterruptible power supply and method for grouping controllers therein
JP2013191171A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Toshiba Corp プラント監視装置、その制御方法および制御プログラム
JP2017516244A (ja) * 2014-03-28 2017-06-15 シュナイダー エレクトリック アイティー コーポレーション 種々の冗長レベルを有するupsグループの設定を監視するシステム及び方法
US10418849B2 (en) 2014-03-28 2019-09-17 Schneider Electric It Corporation Systems and methods for monitoring a configuration of UPS groups with different redundancy levels
EP2938143A1 (en) 2014-04-22 2015-10-28 Fujitsu Component Limited Control device and communication system
US10143014B2 (en) 2014-04-22 2018-11-27 Fujitsu Component Limited Control device and communication system
CN109656213A (zh) * 2018-12-26 2019-04-19 西门子电站自动化有限公司 具有失电保护机制的人机接口系统及分布式控制系统
CN109656213B (zh) * 2018-12-26 2020-09-29 西门子电站自动化有限公司 具有失电保护机制的人机接口系统及分布式控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4277627B2 (ja) 2009-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007241827A (ja) 無停電電源装置、無停電電源システムおよびシャットダウン処理プログラム
US20060271810A1 (en) Backup control system and method
JP4277627B2 (ja) 無停電電源装置を用いた通信システム
CN107819617B (zh) 一种通信设备的监控方法和通信设备
JP2007274795A (ja) 分散電源装置および分散電源の障害復旧方法
JP2002073221A (ja) 無停電電源システム
JP3171794B2 (ja) 無停電電源装置およびその連動運転方法
JP2006318394A (ja) ネットワークシステムの無停電電源装置の管理方法
JP3762389B2 (ja) ファイバチャネルの光回線に接続可能な電子機器、ファイバチャネルシステム、及び同システムにおける電源制御方法
JP4465824B2 (ja) コントローラシステム
JP2010039734A (ja) 通信システム、集線装置及び接続機器
JP2010033506A (ja) 二重化システム、および二重化システムにおける運用系決定方法
JP2008003735A (ja) 無停電電源装置に接続された情報処理システムの自動停止方式
JP4788597B2 (ja) プログラマブルコントローラ二重化システム
JP2006235868A (ja) 制御装置
JP4098004B2 (ja) 電源連動制御方法
JP2006172050A (ja) ホットスタンバイ式2重化システム
JP2021081967A (ja) 演算装置、冗長化システムおよびプログラム、ならびに冗長化構成の構築方法
JP4966610B2 (ja) 情報処理システム、情報処理システムの緊急時電源断方法
JP2009183044A (ja) 電源管理装置および無停電電源装置
JP2004070393A (ja) リモートシャットダウン方法
JP5900621B2 (ja) システムおよびシステムの制御方法
JP2004171511A (ja) 無停電電源装置の管理・制御方法
JP2006172276A (ja) 無停電電源システム及びプログラム
JP2009080780A (ja) リモート電源制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060126

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090302

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4277627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term