JP2010033506A - 二重化システム、および二重化システムにおける運用系決定方法 - Google Patents
二重化システム、および二重化システムにおける運用系決定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010033506A JP2010033506A JP2008197726A JP2008197726A JP2010033506A JP 2010033506 A JP2010033506 A JP 2010033506A JP 2008197726 A JP2008197726 A JP 2008197726A JP 2008197726 A JP2008197726 A JP 2008197726A JP 2010033506 A JP2010033506 A JP 2010033506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- active
- management module
- active system
- signal
- duplex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Hardware Redundancy (AREA)
Abstract
【解決手段】ベースボード管理コントローラ21、31がそれぞれ搭載された2つの管理用モジュール2、3は、通電開始の際に、どちらの系を優先して運用系とするかの運用系選択情報(ID信号121、131に含まれる情報)をセンタープレーン1から受信する。そして、運用系判定部23、33は、この運用系選択情報を基に、自系または他系のいずれの系を運用系として動作させるかを判定する。他系を運用系として動作させると判定した場合は、自系の管理用モジュールにおいては、予め設定された一定時間、初期化処理を遅らせるようにし、他系が運用系として動作できるようにする。
【選択図】図1
Description
上記構成の二重化システムにおいては、ベースボード管理コントローラが搭載された2つの管理用モジュールは、自系と他系のベースボード管理コントローラの両方が動作可能な場合に、どちらの系を優先して運用系とするかの運用系選択情報を保持し、他系が優先的に運用系として動作すべき場合には、自系のベースボード管理コントローラは予め設定された一定時間、運用系として動作するために必要な初期化処理を遅らせ、他系が運用系として動作できるようにする。
これにより、2つの管理用モジュール(または、2つのベースボード管理コントローラ)の両方が動作可能だった場合に、一方を常に運用系として動作させることが可能となる。
上記構成の二重化システムにおいては、初期化処理待機時間を、例えば、2つの管理用モジュールに通電が開始される時間差の最大値(または、それ以上の値)とする。
これにより、2つの管理用モジュールに通電が開始される時間に差があっても、一方を常に運用系として動作させることが可能となる。
上記構成の二重化システムにおいては、上位のシステム側から運用系選択情報を示すID信号を受信し、このID信号を基に、自系が優先的に運用系となるべきか否かを判定する。
これにより、2つの管理用モジュール(または、2つのベースボード管理コントローラ)の両方が動作可能だった場合に、一方を常に運用系として動作させることが可能となると共に、常に運用系として動作させる管理用モジュール(ベースボード管理コントローラ(BMC))を上位のシステム側から、ID信号により選択することができる。
上記構成の二重化システムにおいては、管理用モジュールが待機系から運用系(または運用系から待機系)に切り替わった場合、または、通電開始時に運用系(または待機系)として動作すると判定した場合に、その後に自系が動作する状態を自系動作履歴情報として保持し、運用系判定部は、保持された自系動作履歴情報を基に、自系が優先的に運用系となるべきか否かを判定する。
これにより、2つの管理用モジュール(または、2つのベースボード管理コントローラ)の両方が動作可能だった場合に、一方を常に運用系として動作させることが可能となる。
これにより、IPMI仕様に準拠するベースボード管理コントローラ(BMC)を備える2つの管理用モジュールと、センタープレーンとを備える二重化システムにおいて、一方のベースボード管理コントローラ(BMC)を常に運用系として動作させることが可能となる。
上記手順を含む本発明の運用系決定方法においては、ベースボード管理コントローラが搭載された2つの管理用モジュールは、自系と他系のベースボード管理コントローラの両方が動作可能な場合に、どちらの系を優先して運用系とするかの運用系選択情報を保持し、他系が優先的に運用系として動作すべき場合には、自系のベースボード管理コントローラは予め設定された一定時間、運用系として動作するために必要な初期化処理を遅らせ、他系が運用系として動作できるようにする。
これにより、2つの管理用モジュール(または、2つのベースボード管理コントローラ)の両方が動作可能だった場合に、一方を常に運用系として動作させることが可能となる。
(二重化システムの構成の説明)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる二重化システムの構成を示す図であり、本発明に直接関係する部分のみを示したものである。
次に、図1に示す二重化システムにおける動作について説明する。
(二重化システムの構成の説明)
次に、本発明の第2の実施の形態に係わる二重化システムについて説明する。
図4は、図3に示すに二重化システムにおける処理の流れを説明するためのフローチャートである。図4に示すフローチャートは、図2に示すフローチャートと比較して、図2に示す手順2における処理ステップS24およびS25が、図4に示すフローチャートの手順における処理ステップS24AおよびS25Aに変更された点だけが異なる。
Claims (6)
- コンピュータシステム内の電源装置を含む所定の装置の動作状態を監視するベースボード管理コントローラが、2つの管理用モジュールのそれぞれに搭載されて二重化システムが構成されると共に、運用系として動作するために必要な初期化処理が先に完了した管理用モジュールを運用系として選択する二重化システムであって、
前記各管理用モジュールは、
自系に搭載されたベースボード管理コントローラを他系のベースボード管理コントローラに優先して運用系として動作させるか否かを示す運用系選択情報を保持し、該運用系選択情報を基に、自系が優先的に運用系となるべきか否かを判定する運用系判定部と、
前記運用系判定部により他系が優先的に運用系として動作すべきと判定した場合に、自系が運用系として動作するために必要な初期化処理を、予め設定された初期化処理待機時間だけ遅延させる初期化時間待機部と、
を備えることを特徴とする二重化システム。 - 前記初期化処理待機時間は、前記2つの管理用モジュールに通電が開始される時間差を基に設定されること、
を特徴とする請求項1に記載の二重化システム。 - 前記管理用モジュールは、該管理用モジュールを管理する上位のシステム側と接続されて構成されると共に、
前記上位のシステム側から、前記運用系選択情報と、当該管理用モジュールを識別するID(識別)情報と含むID信号を受信して保持するID信号受信部を備え、
前記運用系判定部は、前記ID信号を基に、自系が優先的に運用系となるべきか否かを判定するように、
構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の二重化システム。 - 前記管理用モジュールは、
前記ベースボード管理コントローラが待機系から運用系(または運用系から待機系)に切り替わった場合、または、通電開始時に運用系(または待機系)として動作すると判定した場合に、その後に自系が動作する状態を自系動作履歴情報として記録する自系動作履歴情報記録部を、
備え、
前記運用系判定部は、前記自系動作履歴情報を基に、自系が優先的に運用系となるべきか否かを判定するように、
構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の二重化システム。 - 前記各管理用モジュール内のベースボード管理コントローラは、IPMI(Intelligent Platform Management Interface)仕様に準拠するベースボード管理コントローラ(BMC:Baseboard Management Controller)であり、
前記管理用モジュールが該管理用モジュールを管理するセンタープレーンに接続されて構成されること、
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の二重化システム。 - コンピュータシステム内の電源装置を含む所定の装置の動作状態を監視するベースボード管理コントローラが、2つの管理用モジュールのそれぞれに搭載されて二重化システムが構成されると共に、運用系として動作するために必要な初期化処理が先に完了した管理用モジュールを運用系として選択する二重化システムにおける運用系決定方法であって、
前記各管理用モジュール内の制御部により、
自系に搭載されたベースボード管理コントローラを他系のベースボード管理コントローラに優先して運用系として動作させるか否かを示す運用系選択情報を保持し、該運用系選択情報を基に、自系が優先的に運用系となるべきか否かを判定する運用系判定手順と、
前記運用系判定手順により他系が優先的に運用系として動作すべきと判定した場合に、自系が運用系として動作するために必要な初期化処理を、予め設定された初期化処理待機時間だけ遅延させる初期化時間待機手順と、
が行われることを特徴とする運用系決定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008197726A JP2010033506A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 二重化システム、および二重化システムにおける運用系決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008197726A JP2010033506A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 二重化システム、および二重化システムにおける運用系決定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010033506A true JP2010033506A (ja) | 2010-02-12 |
Family
ID=41737854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008197726A Pending JP2010033506A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 二重化システム、および二重化システムにおける運用系決定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010033506A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012203817A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Nec Computertechno Ltd | コンピュータ装置及びその制御方法 |
JP2013125493A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Nec Corp | コンピュータシステム、待機電力削減方法、及びプログラム |
JP2013127723A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Nec Corp | ハードウェア管理装置、情報処理装置、ハードウェア管理方法、および、コンピュータ・プログラム |
JPWO2021171430A1 (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-02 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62173538A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-30 | Fujitsu Ltd | 現用予備決定方式 |
JPH0659701A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-04 | Fujitsu Ltd | 切替制御方式 |
JPH0723079A (ja) * | 1993-07-01 | 1995-01-24 | Fujitsu Ltd | 二重化システムの運用系決定方法 |
JPH11296398A (ja) * | 1998-04-09 | 1999-10-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 多重化サーバシステム |
JP2003186858A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-07-04 | Sun Microsyst Inc | マルチドメイン・コンピュータ・システムにおいてエラー分離を行うための方法および装置 |
JP2006178557A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Nec Corp | コンピュータシステム及びエラー処理方法 |
JP2006277210A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Nec Corp | クラスタシステム、ブレードサーバの電源制御方法及びそのプログラム |
JP2007334663A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Hitachi Ltd | 二重系システム |
-
2008
- 2008-07-31 JP JP2008197726A patent/JP2010033506A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62173538A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-30 | Fujitsu Ltd | 現用予備決定方式 |
JPH0659701A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-04 | Fujitsu Ltd | 切替制御方式 |
JPH0723079A (ja) * | 1993-07-01 | 1995-01-24 | Fujitsu Ltd | 二重化システムの運用系決定方法 |
JPH11296398A (ja) * | 1998-04-09 | 1999-10-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 多重化サーバシステム |
JP2003186858A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-07-04 | Sun Microsyst Inc | マルチドメイン・コンピュータ・システムにおいてエラー分離を行うための方法および装置 |
JP2006178557A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Nec Corp | コンピュータシステム及びエラー処理方法 |
JP2006277210A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Nec Corp | クラスタシステム、ブレードサーバの電源制御方法及びそのプログラム |
JP2007334663A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Hitachi Ltd | 二重系システム |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012203817A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Nec Computertechno Ltd | コンピュータ装置及びその制御方法 |
JP2013125493A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Nec Corp | コンピュータシステム、待機電力削減方法、及びプログラム |
JP2013127723A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Nec Corp | ハードウェア管理装置、情報処理装置、ハードウェア管理方法、および、コンピュータ・プログラム |
JPWO2021171430A1 (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-02 | ||
WO2021171430A1 (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-02 | 日本電信電話株式会社 | 二重化運転システム、二重化運転方法、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7328356B2 (en) | Apparatus and method for saving power in a disk drive with a serial ATA interface connected to a host via a serial ATA bus | |
JP4558519B2 (ja) | 情報処理装置およびシステムバス制御方法 | |
JP2010055152A (ja) | 記憶制御装置 | |
JP2010033506A (ja) | 二重化システム、および二重化システムにおける運用系決定方法 | |
US9154448B2 (en) | Apparatus and method for switching connection to a communication network | |
WO2012035630A1 (ja) | ストレージ装置、制御部およびストレージ装置制御方法 | |
JP2002136000A (ja) | 無停電電源システム | |
JP5332518B2 (ja) | ビルドアップ方式電子計算機、切替制御方法及びプログラム | |
JP4816983B2 (ja) | ディスクアレイ装置、ディスクアレイ装置における電源制御方法及び電源制御プログラム | |
JP4098004B2 (ja) | 電源連動制御方法 | |
JP5750871B2 (ja) | 印刷システム | |
JP2009266178A (ja) | 中継装置および中継システム | |
JP5223419B2 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、電源制御方法及びプログラム | |
JP6540142B2 (ja) | ベースボード管理コントローラ、情報処理システム及びベースボード管理コントローラの処理実行方法 | |
JP6089543B2 (ja) | 試験方法および処理装置 | |
CN115145142A (zh) | 控制器和控制方法 | |
WO2013027298A1 (ja) | 通信確立方法、コンピュータシステム、及びコンピュータ | |
JP2000047950A (ja) | 外部記憶装置 | |
JPWO2013027298A1 (ja) | 通信確立方法、コンピュータシステム、及びコンピュータ | |
JP2007060378A (ja) | 電話交換システム | |
JP2005173760A (ja) | 2重系装置における起動時マスタ系決定方法 | |
JP2000242302A (ja) | 二重化制御システムの運用方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100709 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130806 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131029 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140304 |