JP2004171109A - デバイス認証システム - Google Patents

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Takashi Fujimura
考 藤村
Masayuki Terada
雅之 寺田
Takuo Nishihara
琢夫 西原
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    • G06K19/086Constructional details with markings consisting of randomly placed or oriented elements, the randomness of the elements being useable for generating a unique identifying signature of the record carrier, e.g. randomly placed magnetic fibers or magnetic particles in the body of a credit card

Abstract

【課題】ランダムパターンを用いた認証システムにおいて、ランダムパターンを正確に読み取れ、かつ、読み取りの安定性が高いシステムを安価にする。
【解決手段】被認証デバイス1は、光の透過性が高い基材に埋め込まれた、光を反射するラメを有し、デバイス認証装置2は、被認証デバイス1に光を照射する光源201と、被認証デバイス1で反射した光の像から被認証デバイス1のランダムパターンを読み取るランダムパターン読み取り手段で読み取ったランダムパターンから被認証デバイス1に固有の第1IDデータを取得する第1データ取得手段と第1IDデータの真正性を判定するための照合用の第2IDデータを記録する第2データ記録手段と、第2データ記録手段に記録された第2IDデータを取得する第2データ取得手段と、第1IDデータと第2IDデータとの関連性を計算し、被認証デバイス1の真正性を認証する関連性計算手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デバイス認証システムに関し、特に、物理的な鍵や有価証券の真正性、あるいは認証カード等を認証するシステムに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙幣や商品券、プリペイドカード、チケット等の有価証券の偽造を防止する方法として、例えば、認証対象物(有価証券)に認証用のランダムパターンを埋め込む方法がある。
前記ランダムパターンを埋め込む方法としては、例えば、紙または樹脂中に磁性体ポリマー繊維等をランダムに混入させる方法がある(例えば、特許文献1,特許文献2を参照。)。
【0003】
このとき、前記紙または樹脂中に混入した前記磁性体ポリマー繊維のパターンは、非常にランダムなパターンであり、再現性が低いとともに物理的(人工的)な複製は困難である。そのため、前記磁性体ポリマー繊維のパターンを機械的に読み取り、読み取った磁性体ポリマー繊維のパターンのデータ(第1IDデータ)と、前記第1IDデータから直接あるいは間接的に生成される照合用のデータ(第2IDデータ)とを組み合わせることで、紙幣やプリペイドカード等の対象物の真正性を判定することができる。
【0004】
また、近年では、前記照合用のデータ(第2IDデータ)に対して、さらにディジタル署名を適用することによって、照合用のデータの偽造を防ぎ、認証の安全性を高める方法が提案されている(例えば、特許文献3,特許文献4を参照。)。
【0005】
前記特許文献1乃至特許文献4に記載されたような、ランダムパターンを用いた認証システムでは、認証基準となる複製(偽造)が難しいランダムパターンをどのようなデバイス(装置)に設けるか、また、そのランダムパターンをどのように抽出するかが、システムの安全性、安定性に影響する。このとき、前記ランダムパターンを有するデバイス(装置)は、生産コストが安く、機械的な読み取りが容易であることに加え、ランダムパターンの読み取りの安定性が高いことが好ましい。
【0006】
そこで、近年では、前記磁性体ポリマー繊維を用いたランダムパターンの他に、例えば、磁気ストライプに発生するジッタをランダムパターンとして利用する方法が提案されている(例えば、特許文献5,特許文献6を参照。)。
【0007】
また、その他にも、例えば、導電性繊維を非導電体に埋め込み、静電容量の分布をランダムパターンとして利用する方法(例えば、特許文献7を参照)や、光吸収性物質をランダムに埋め込み、赤外線で一定方向に走査した時にアナログ信号として得られる反射束の変化をランダムパターンとして利用する方法(例えば、特許文献8を参照。)なども提案されている。
【0008】
【特許文献1】
特許第2718624号明細書
【特許文献2】
特許第3325065号明細書
【特許文献3】
特許第3117122号明細書
【特許文献4】
特許第3117123号明細書
【特許文献5】
特開平10‐326333号公報
【特許文献6】
特開平9‐259243号公報
【特許文献7】
特開平8‐161445号公報
【特許文献8】
特開平7‐214953号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の技術では、前記ランダムパターンを有するデバイスの偽造(複製)を、より困難にするために、より微細なランダムパターンを作ると、前記ランダムパターンを読み取るための読み取り手段に要求される読み取り精度が高くなる。そのため、認証システムの安全性を確保する(高める)には、読み取り精度の高い高価な読み取り手段(装置)が必要になり、認証システムが高価になるという問題があった。
また、前記認証システムの安全性を確保するために、読み取り精度の高い読み取り手段を用いた場合、前記読み取り手段の調整や、保守管理が複雑になるという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、ランダムパターンを用いた認証システムにおいて、ランダムパターンを正確に読み取れ、かつ、読み取りの安定性が高いシステムを安価にすることが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記ランダムパターンを正確に読み取れ、かつ、読み取りの安定性が高いシステムを安価にすることに加え、ランダムパターンの複製(偽造)を困難にすることが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明の概要を簡単に説明すれば、以下の通りである。ランダムパターンを有する被認証デバイスと、前記被認証デバイスのランダムパターンを取得して、その真正性を認証するデバイス認証装置とを備えるデバイス認証システムであって、前記被認証デバイスは、光の透過性が高い基材に埋め込まれた、光を反射するラメを有し、前記デバイス認証装置は、前記被認証デバイスに光を照射する光源と、前記被認証デバイスで反射した光の像から前記被認証デバイスのランダムパターンを読み取るランダムパターン読み取り手段と、前記ランダムパターン読み取り手段で読み取ったランダムパターンから前記被認証デバイスに固有の第1IDデータを取得する第1データ取得手段と、前記第1IDデータの真正性を判定するための照合用の第2IDデータを記録する第2データ記録手段と、前記第2データ記録手段に記録された前記第2IDデータを取得する第2データ取得手段と、前記第1IDデータと前記第2IDデータとの関連性を計算し、前記被認証デバイスの真正性を認証する関連性計算手段とを備えるデバイス認証システムである。
【0012】
前記手段によれば、光源とランダムパターン読み取り手段を用いて前記被認証デバイスが有するランダムパターンを簡単に読み取ることができる。このとき、前記ランダムパターン読み取り手段としては、例えば、CCDカメラのような安価な読取装置を用いることができる。そのため、前記デバイス認証システムを安価にすることができる。
【0013】
また、前記ラメとして、四角柱や四角錐状のラメを用いれば、光を照射する方向を変えることにより、前記ランダムパターン読み取り手段で読み取られるパターンが変わる。そのため、前記被認証デバイスの複製(偽造)が難しくなり、データの安全性が高くなる。
【0014】
また、光の照射方向を変えることにより、読み取られるランダムパターンが変わるので、複数の照射方向から光を照射して画像(ランダムパターン)を撮影し、照射方向ごとのランダムパターンを用いて前記被認証デバイスから第1IDデータを取得することで、前記第1IDデータの情報量を多くし、データを複雑にすることができる。そのため、前記被認証デバイスの第1IDデータを読み取るときの正確性を高くし、かつ、前記第1IDデータの安全性を高くすることが容易である。
【0015】
このとき、前記デバイス認証装置に複数個の光源を備え、前記各光源から、それぞれ異なる波長の光を前記被認証デバイスに照射することにより、光の照射方向が異なる画像を容易に得ることができる。
【0016】
またこのとき、複数個の光源から異なる周波数の光を照射する代わりに、前記各光源から、それぞれ異なるタイミングで前記被認証デバイスに光を照射しても、光の照射方向が異なる画像を容易に得ることができる。
【0017】
また、前記第2データ記録手段は、例えば、前記デバイス認証装置に設ける。このとき、前記第2データ記録手段には、例えば、EEPROMやFeRAM等のメモリチップを有するメモリカードやハードディスク等の記録媒体、またはネットワークで接続されたサーバを用いる。またこのとき、認証したい複数の被認証デバイスと関連性を有する第2IDデータを、予め前記第2データ記録手段に記録しておく。
【0018】
また、前記第2データ記録手段は、二次元バーコードであってもよい。この場合、前記第2IDデータは、有価証券、CDやDVD、認証カードなどの認証対象物に前記被認証デバイスとともに設けておく。前記第2IDデータとして、二次元バーコードを用いると、データの安全性や読み取りの安定性を確保することができる。また、前記デバイス認証システムで認証したい前記被認証デバイス1の数が多い場合は、前記記録媒体やサーバを用いるよりも、前記二次元バーコードを用いたほうが効率よく認証することができる。
【0019】
また、前記二次元バーコードには、通常、読み取り方向を特定するためのマーカーがあるので、前記マーカーを利用して前記被認証デバイスの読み取り位置を決めることで、前記被認証デバイスの読み取りの安定性を確保することができる。
【0020】
以下、本発明について、図面を参照して実施の形態(実施例)とともに詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは、同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1及び図2は、本発明による実施例1のデバイス認証システムの概略構成を示す模式図であり、図1はデバイス認証システム全体の構成を示す図、図2は被認証デバイスの構成を示す斜視図である。
【0022】
本実施例1のデバイス認証システムは、図1に示すように、被認証デバイス1と、前記被認証デバイス1の真正性を認証するデバイス認証装置2とにより構成されている。
【0023】
また、前記被認証デバイス1は、図2に示すように、透明樹脂101の内部に、光反射材料であるラメ102がランダムに埋め込まれている。このとき、前記デバイス認証装置2では、前記被認証デバイス1に埋め込まれたラメ102のランダムパターンを取得して、その真正性を認証する。
【0024】
またこのとき、前記ラメ102には、例えば、特徴点(パターン)を抽出しやすい棒状のラメを用いる。またこのとき、前記棒状のラメ102は、円柱状ではなく、四角柱あるいは四角錐状のラメを用いることが好ましい。
【0025】
また、前記棒状のラメ102は、例えば、マニキュア等の化粧品で広く用いられており、非常に安価で入手することができる。また、前記棒状のラメ102は、質量が前記透明樹脂101とほぼ同一であるため、基材と均質に混合することが容易である。
また、前記被認証デバイス1は、例えば、ドアや金庫に取り付けた錠を開錠するための鍵として用いるものとする。
【0026】
また、前記デバイス認証装置2は、図1に示したように、前記被認証デバイス1に光を照射する光源201(第1光源201a,第2光源201b)と、前記被認証デバイス1で反射した光の像から前記被認証デバイスのランダムパターンを読み取るランダムパターン読み取り手段(カメラ)202と、前記ランダムパターン読み取り手段202で読み取ったランダムパターンから前記被認証デバイス1に固有の第1IDデータを取得する第1データ取得手段203と、前記第1IDデータの真正性を判定するための第2IDデータが記録された第2データ記録手段204と、前記第2データ記録手段204から前記第2IDデータを取得する第2データ取得手段205と、前記第1IDデータと前記第2IDデータとの関連性を計算する関連性計算手段206とにより構成されている。このとき、前記デバイス認証装置2では、前記関連性計算手段206の計算結果に基づいて真正性を認証する。
【0027】
また、前記光源201は、例えば、複数個設け、それぞれ異なる方向から前記被認証デバイス1に光を照射できるように設置する。本実施例1では、図1に示したように、第1光源201aと第2光源201bの二つの光源を設けたとする。また、前記ランダムパターン読み取り手段202には、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラを用いる。
【0028】
また、前記第1データ取得手段203、前記第2データ取得手段205、前記関連性計算手段206は、例えば、コンピュータを用いて、あらかじめ定められたプログラムを実行するものとする。
【0029】
またこのとき、前記第2データ記録手段204には、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)などの不揮発性メモリを備えるメモリカードや、ハードディスク等の記録媒体を用いる。また、前記第2データ記録手段204は、前記記録媒体の変わりに、例えば、ネットワークで接続されたサーバ(コンピュータ)を用いてもよい。
【0030】
また、前記デバイス認証手段2の前記関連性計算手段206で関連性を計算し、前記被認証デバイス1の真正性を認証した結果は、例えば、LED(Light Emitting Diode)ランプや液晶ディスプレイ等の表示手段(図示しない)に表示されるものとする。
【0031】
本実施例1の前記デバイス認証システムを用いて、前記被認証デバイス1の真正性を認証する場合、あらかじめ、前記被認証デバイス1のうち、正規のデバイス、言い換えると、登録する被認証デバイス1のランダムパターンを取得し、取得したランダムパターンから照合用の前記第2IDデータを生成し、前記第2データ記録手段204に記録(保存)しておく。このとき、前記第2IDデータは、前記取得したランダムパターンそのものをデータ化したものであってもよいし、例えば、ランダムパターンをデータ化した後、秘密鍵等で暗号化したものであってもよい。
【0032】
またこのとき、前記第2データ記録手段204には、例えば、不揮発性メモリを備えるメモリカードを用いる。また、前記第2データ記録手段204に記録する前記第2IDデータは、1つの被認証デバイス1の第2IDデータだけでもよいし、複数の被認証デバイス1の第2IDデータであってもよい。
【0033】
以下、本実施例1のデバイス認証システムを用いた認証方法について説明する。
まず、前記被認証デバイス1を所定の位置に置いて、前記光源201の光を照射し、前記被認証デバイス1で反射した光を前記ランダムパターン読み取り手段(CCDカメラ)202で撮影する。このとき、前記被認証デバイス1のラメ102として、四角柱あるいは四角錐状のラメを用いていると、光の照射角度に応じて、前記CCDカメラ202の方向へ光を反射するラメと、異なる方向に反射するラメがある。すなわち、前記被認証デバイス1に照射する光の照射方向を変えることにより、前記CCDカメラ202で撮影されるランダムパターンが変わる。
【0034】
前記四角柱あるいは四角錐状のラメ102を用いた被認証デバイス1のように、光の照射角度(方向)に応じて得られるランダムパターンが変わるようにすると、印刷技術を駆使しても、物理的(人工的)に再現することが困難になる。そのため、例えば、複数の光源を設けて、複数の方向から前記被認証デバイス1に光を照射し、それぞれのランダムパターンを読み取り、そこから第1IDデータを取得することで、前記被認証デバイスの複製(偽造)が困難になる。
【0035】
ただし、複数の方向から、同時に前記被認証デバイス1に光を照射して前記CCDカメラ202で撮影すると、例えば、第1光源201aだけを照射したときの画像と、第2光源201bだけを照射したときの画像が重なってしまい、照射角に応じたパターンの違いがわからない。そこで、例えば、前記各光源から光を照射するタイミングをずらし、前記第1光源201aだけを照射したときの画像と、前記第1光源201bだけを照射したときの画像を撮影する。
【0036】
また、各光源の光を照射するタイミングをずらす変わりに、例えば、各光源から照射する光の波長をずらし、フィルタを用いて特定の波長の光だけの画像を撮影してもよい。このとき、例えば、前記第1光源201aに赤色発光ダイオードを用い、前記第2光源201bに青色発光ダイオードを用いると、同時に光を照射して前記CCDカメラ202で撮影しても、赤色と青色のフィルタを通すことで、赤色だけの画像と青色だけの画像、すなわち第1光源201aだけを照射したときの画像と前記第2光源201bだけを照射したときの画像に分離することができる。
【0037】
次に、前記第1データ取得手段203において、前記手順で撮影した一枚もしくは複数枚の画像(ランダムパターン)から、前記被認証デバイス1に固有の第1IDデータを取得し、前記関連性計算手段206に転送する。このとき、本実施例1のように、前記棒状のラメ102を用いていると、撮影した画像に対して細線化処理を施すことで、棒状ラメ102で反射した光による線分を観測することができる。そこで、観測された前記線分の端点や交差点などの特徴となる点を抽出し、前記第1IDデータを算出する。前記端点や交差点の位置情報からIDデータを算出する方法としては、指紋等を用いた生体認証技術の分野で多数の技術が提案されているので、詳細な説明は省略する(例えば、Anil K. Jain and Ruud Bolle and Sharath Pankanti,”Biometrics:personal identification in networked society”, 1999, p.43−64を参照)。
【0038】
次に、前記第2データ取得手段205により、前記第2データ記録手段204に記録されている第2IDデータを取得し、前記関連性計算手段206に転送する。
【0039】
次に、前記関連性計算手段206において、前記第1データ取得手段203で取得した第1IDデータと前記第2データ取得手段205で取得した第2IDデータとの関連性について計算する。このとき、前記関連性計算手段206では、前記第1IDデータと前記第2IDデータの相関を統計的な処理によって計算するが、この計算方法も、生体認証技術で利用している計算方法を利用できるので、詳細な説明は省略する。
【0040】
またこのとき、前記関連性計算手段206では、計算結果に基づいて、例えば、前記第1IDデータと前記第2IDデータとの間に、正規の関連があるかどうか判断する。このとき、正規の関連があれば、前記第1IDデータは正しいデータであるので、前記被認証デバイス1の真正性を認証し、例えば、前記認証結果表示手段(図示しない)に認証したという表示をする。
【0041】
また、前記関連性計算手段206で計算した結果、第1IDデータと前記第2IDデータとの間に、正規な関連がなかった場合、データの読み取りに失敗したか、前記第1IDデータが誤ったデータ、もしくは偽造されたデータであることになるので、前記被認証デバイス1の真正性は認証されない。このとき、前記認証結果表示手段に、例えば、認証に失敗したのでやり直すか、別の被認証デバイスを用いることを促すような表示をする。
【0042】
また、前記第2データ記録手段204に複数の第2IDデータが記録されている場合は、例えば、前記第2データ取得手段205で1つの第2IDデータを取得し、取得した第2IDデータと第1IDデータとの関連性を計算し、関連性があれば認証し、関連性がなければ別の第2IDデータを取得して、関連性を計算する。このとき、前記第2データ記録手段204に記録された第2IDデータの中に、前記第1IDデータと正規な関連を有するデータがあれば、前記被認証デバイス1は正規なデバイスとして認証される。また、前記第2データ記録手段204に記録されたすべての第2IDデータについて関連性を計算した結果、どの第2IDデータとも正規の関連性がない場合には、前記被認証デバイス1は認証されない。
【0043】
図3乃至図5は、本実施例1のデバイス認証システムを用いた錠の開閉システムの概略構成を示す模式図であり、図3は錠の開閉システム全体の構成を示すブロック図、図4はカードキーの構成を示す平面図、図5はカードキーの応用例を示す平面図である。
また、図3乃至図5において、3はカードキー(プラスチックカード)、1Aは第1被認証デバイス、1Bは第2被認証デバイス、4は施錠開錠手段、5は認証結果表示手段である。
【0044】
本実施例1のデバイス認証システムは、例えば、玄関のドアや金庫、コインロッカー等に設けられた物理的な錠の開閉を管理するシステムに適用することができる。このとき、前記錠の開閉には、例えば、図3及び図4に示すように、前記被認証デバイス1が埋め込まれたカードキー(プラスチックカード)3を用いる。
【0045】
また、前記錠には、例えば、電動で施錠及び開錠を行うことができる施錠開錠手段を設けておき、図3に示すように、前記デバイス認証装置2(関連性計算手段206)と前記施錠開錠手段4を接続しておく。また、前記デバイス認証装置2には、例えば、認証結果を表示するLEDランプや液晶ディスプレイ等の認証結果表示手段5も接続しておく。
前記カードキー3に設けられた被認証デバイス1の認証方法は、前記手順に沿って行われるので、詳細な説明は省略する。
【0046】
前記錠の開閉システムでは、前記カードキー3に設けられた被認証デバイス1のランダムパターンから取得した第1IDデータが、前記関連性計算手段206で認証されたときだけ、前記施錠開錠手段4に信号を送り、錠が開くようにする。また、前記カードキー3に設けられた被認証デバイス1のランダムパターンから取得した第1IDデータを認証できなかった場合には、例えば、前記認証結果表示手段5に認証に失敗したという表示をする。
【0047】
また、前記カードキー3には、例えば、図5に示すように、第1被認証デバイス1Aと第2被認証デバイス1Bのように、2つの認証デバイスを埋め込むこともできる。このように、前記第1被認証デバイス1Aと前記第2被認証デバイス1Bを埋め込んだ場合、例えば、前記第1被認証デバイス1Aを玄関のドアの錠を開けるための鍵として用い、前記第2被認証デバイス1Bを金庫の錠の鍵として用いるといったように、1枚のカードキーで2つの錠の鍵を管理することができる。また、1枚の前記カードキー3に、3つ以上の複数の被認証デバイスを埋め込めば、埋め込んだ数だけの錠の鍵を管理することができる。
【0048】
以上説明したように、本実施例1のデバイス認証システムによれば、透明樹脂101にラメ102を混合した被認証デバイス1を用い、前記被認証デバイス1で反射させた光をCCDカメラ等のカメラ202で撮影することにより、前記被認証デバイス1及び前記カメラ202を安価にすることができる。そのため、前記デバイス認証システムを安価にすることができる。
【0049】
また、前記透明樹脂101に混合するラメ102として、四角柱や四角錐状等のラメを用いると、前記被認証デバイス1に光を照射するときの照射方向に応じて、前記カメラ202で撮影される画像のパターンを変えることができる。このような、光の照射方向に依存した光の反射パターンの違いは、物理的(人工的)に再現することが難しい。そのため、磁性体ポリマー繊維や導電性繊維を用いた従来の被認証デバイスに比べて、前記被認証デバイス1の複製(偽造)が難しくなり、前記被認証デバイス1のデータ(第1IDデータ)の安全性が高くなる。
【0050】
また、本実施例1の被認証デバイス1を用いた場合、複数の照射方向から光を照射して画像(反射パターン)を撮影し、照射方向ごとの反射パターンを用いて前記被認証デバイス1のIDデータ(第1IDデータ)を取得することで、前記第1IDデータの情報量を多くし、データを複雑にすることができる。すなわち、本実施例1のデバイス認証システムでは、従来のようにランダムパターンを微細にする代わりに、光の照射方向を増やすことで、前記被認証デバイス1のIDデータを複雑にすることができる。そのため、前記被認証デバイス1のIDデータ(第1IDデータ)を読み取るときの正確性を高くし、かつ、前記第1IDデータの安全性を高くすることが容易である。
【0051】
また、前記被認証デバイス1に照射する光の照射方向を増やすために、例えば、前記光源201の数を増やした場合でも、画像(反射パターン)は1台のカメラ202で撮影することができるため、デバイス認証システムが高価になりにくい。
【0052】
また、本実施例1の被認証デバイス1のように、透明樹脂101にラメ102を混合した場合、前記被認証デバイス1から第1IDデータを読み取るときに、周囲の環境の影響を受けにくい。そのため、磁性体ポリマー繊維や導電性繊維を用いた従来の被認証デバイスに比べて、データの読み取りの安定性を高くすることができる。
【0053】
また、本実施例1のデバイス認証システムのように、前記被認証デバイス1に光を照射したときの反射パターンをカメラ202で撮影する場合、前記光源201や前記CCDカメラ202は、安価で容易に入手することができる。そのため、磁気や静電容量の分布を読み取る従来のシステムに比べて、取り扱いや保守管理が容易である。
【0054】
また、本実施例1のデバイス認証システムでは、被認証デバイス1のラメ102として、例えば、四角柱や四角錐状の棒状のラメを用いるとしたが、これに限らず、光の照射方向に応じて反射方向が異なるラメ(光反射材料)であればよく、種々の多角形あるいは多角錐状のラメを用いることもできる。
【0055】
図6は、前記実施例1のデバイス認証システムの応用例を説明するための図であり、図6(a)は被認証デバイスの概略構成を示す斜視図、図6(b)はランダムパターンの読み取り方法を説明するための図である。
【0056】
前記実施例1のデバイス認証システムでは、前記被認証デバイス1は、例えば、図2に示したように、ラメ102が混合された透明樹脂101を、平板状に成型した例をあげているが、これに限らず、例えば、図6(a)に示したように、六角柱状に成型することも可能である。
【0057】
このとき、前記六角柱状の前記被認証デバイス1を、例えば、図6(b)に示したように、第1の側面101aが前記カメラ202の正面にくるように置けば、そのときの画像(ランダムパターン)に基づいたIDデータを取得できる。また、前記被認証デバイス1を、第2の側面101bが前記カメラ202の正面にくるように置けば、前記第1の側面101aが前記カメラ202の正面にくるように置いたときと異なる画像(ランダムパターン)になるので、前記第1の側面101aが前記カメラ202の正面にくるように置いたときとは異なるIDデータを取得することができる。すなわち、前記被認証デバイス1(透明樹脂101)を六角柱状にすることで、1つの被認証デバイス1から、6種類の異なる反射パターンを得ることができ、6種類の鍵を同時に管理することが可能になる。
【0058】
また、前記被認証デバイス1の形状は、平板状や六角柱状に限らず、種々の形状に成型することができる。またこのとき、前記被認証デバイス1は、専用の鍵として用いるだけでなく、筆記用具,携帯電話,携帯電話等のストラップ,腕時計,指輪などの装飾品,キーホルダー等、日常身につけることが多い物に組み込むことができる。
【0059】
(実施例2)
図7及び図8は、本発明による実施例2のデバイス認証システムの概略構成を示す模式図であり、図7は認証対象物の一例を示す図、図8はデバイス認証システム全体の構成を示すブロック図である。
【0060】
前記実施例1のデバイス認証システムでは、前記被認証デバイス1のランダムパターンから取得した第1IDデータと照合する第2IDデータは、前記デバイス認証装置2に設けた第2データ記録手段204に記録している。このとき、前記被認証デバイス1が1個から数個程度であれば、前記第2IDデータの数も少なく、前記関連性計算手段206による関連性の計算にかかる時間も少ない。
【0061】
しかしながら、前記被認証デバイス1を紙幣、商品券などの有価証券、CDやDVD、社員証や免許証等の認証カードの認証に用いようとすると、前記被認証デバイス1の数は非常に多くなる。そのため、前記実施例1で説明したような方法では、前記第2データ記録手段204に第2IDデータを記録する作業や、前記被認証デバイス1の真正性を認証するのに時間がかかり、非効率的である。
【0062】
そこで、本実施例2では、被認証システム1の数が多い例として、図7に示すように、被認証デバイス1が設けられた有価証券(商品券)6を認証するシステムについて説明する。前記被認証デバイス1については、前記実施例1で説明した通りなので、詳細な説明は省略する。
【0063】
また、前記商品券6には、図7に示したように、二次元バーコード7も設ける。このとき、前記二次元バーコード7には、前記実施例1で説明した前記第2データ記録手段204に記録する第2IDデータと同等のデータ、すなわち、前記被認証デバイス1から取得したIDデータ(第1IDデータ)と照合するための第2IDデータを記録する。言い換えると、本実施例2のデバイス認証システムでは、前記実施例1で説明した第2データ記録手段204に相当する手段として、前記二次元バーコード7を用いる。
【0064】
ただし、前記二次元バーコード7に、前記被認証デバイス1から取得した第1IDデータと関連性を有する第2IDデータだけを記録しておくと、前記第2IDデータを容易に複製(偽造)することができる。そこで、前記有価証券(商品券6)の発行機関が、例えば、秘密鍵を用いて電子署名を生成し、前記第2IDデータとともに前記二次元バーコード7に記録しておく。
【0065】
前記第2IDデータと電子署名とを組み合わせてデータの安全性を確保する方法については、例えば、特許第3117122号明細書や特許第3117123号明細書に記載されているので、詳細な説明は省略する。
【0066】
また、本実施例2では、前記デバイス認証装置2は、図8に示したように、前記有価証券6(被認証デバイス1)に光を照射する光源201と、前記被認証デバイス1で反射した光の像からランダムパターンを読み取るランダムパターン読み取り手段(カメラ)202と、前記カメラ202で読み取ったランダムパターンから前記被認証デバイス1に固有の第1IDデータを取得する第1データ取得手段203と、前記第1IDデータの真正性を判定するためのデータ(以下、第2IDデータと称する)IDデータを取得する第2データ取得手段205と、前記第1IDデータと前記第2IDデータとの関連性を計算する関連性計算手段206とにより構成されている。このとき、前記デバイス認証装置2では、前記関連性計算手段206の計算結果に基づいて真正性を認証する。
【0067】
このとき、前記光源201は、例えば、複数個設け、それぞれ異なる方向から前記被認証デバイス1に光を照射できるように設置する。本実施例2では、図8に示したように、第1光源201aと第2光源201bの二つの光源を設けたとする。
【0068】
また、前記ランダムパターン読み取り手段202には、例えば、CCDカメラを用いる。また、本実施例2では、前記CCDカメラ202は、前記被認証デバイス1で反射した光の画像(反射パターン)を撮影するとともに、前記有価証券6に設けられた二次元バーコード7の画像も撮影する。すなわち、前記第2データ取得手段205は、前記CCDカメラ202で撮影した前記二次元バーコード7の画像から第2IDデータを取得する。
【0069】
また、前記第1データ取得手段203、前記第2データ取得手段205、前記関連性計算手段206は、例えば、コンピュータを用いて、あらかじめ定められたプログラムを実行するものとする。
【0070】
また、前記デバイス認証手段2の前記関連性計算手段206は、例えば、図8に示したように、LEDランプや液晶ディスプレイ等の認証結果表示手段5と接続されており、前記被認証デバイス1の真正性を判定した結果が表示されるようになっている。
【0071】
以下、本実施例2のデバイス認証システムを用いた有価証券(商品券)6の認証方法について説明する。
まず、前記有価証券6を所定の位置に置いて、前記光源201の光を照射し、前記有価証券6に設けた被認証デバイス1で反射した光(ランダムパターン)と前記二次元バーコード7の画像を前記CCDカメラ202で撮影する。
このとき、前記被認証デバイス1で反射した光の画像(反射パターン)は、前記実施例1で説明したように、複数の照射方向から光を照射して撮影するのが好ましい。
【0072】
次に、前記第1データ取得手段203において、前記CCDカメラ202で撮影した被認証デバイス1の画像(ランダムパターン)から、第1IDデータを取得し、前記関連性計算手段206に転送する。前記第1IDデータの取得方法は、前記実施例1で説明した通りなので、詳細な説明は省略する。
【0073】
次に、前記第2データ取得手段205において、前記CCDカメラ202で撮影した二次元バーコード7の画像から、第2IDデータを取得し、前記関連性計算手段206に転送する。前記第2IDデータの取得方法については、例えば、特許第3117122号明細書や特許第3117123号明細書に記載されているので、詳細な説明は省略する。
【0074】
次に、前記関連性計算手段206において、前記第1データ取得手段203で取得した第1IDデータと前記第2データ取得手段205で取得した第2IDデータとの関連性について計算する。前記関連性の計算方法は、前記実施例1で説明した通りなので、詳細な説明は省略する。
【0075】
またこのとき、前記関連性計算手段206では、計算結果に基づいて、例えば、前記第1IDデータと前記第2IDデータとの間に、正規の関連があるかどうか判断する。このとき、正規の関連があれば、前記第1IDデータは正しいデータであるので、前記被認証デバイス1(有価証券6)の真正性を認証し、例えば、前記認証結果表示手段5に認証したという表示をする。
【0076】
また、関連性について計算した結果、第1IDデータと第2IDデータとの間に、正規な関連がなかった場合、データの読み取りに失敗したか、あるいは前記第1IDデータまたは前記第2IDデータのどちらか、もしくは両方が誤った(偽造された)データであることになるので、前記被認証デバイス1(有価証券6)の真正性は認証されない。このとき、前記認証結果表示手段5には、例えば、認証に失敗したのでやり直すか、別の有価証券(商品券)6を用いることを促すような表示をする。
【0077】
以上説明したように、本実施例2のデバイス認証システムによれば、有価証券6に、透明樹脂101にラメ102を混合した被認証デバイス1を設けることにより、前記デバイス認証システムを安価にすることができる。
【0078】
また、前記被認証デバイス1は、前記実施例1で説明したように、再現性が低く、複製が難しいだけでなく、第1IDデータを読み取るときの正確性(安定性)が高い。そのため、偽造防止能力が高いデバイス認証システムを、安価で容易に作ることができる。
【0079】
また、本実施例2のデバイス認証システムのように、前記被認証デバイス1に光を照射したときの反射パターンをカメラ202で撮影する場合、前記光源201や前記カメラ(CCDカメラ)202は、安価で容易に入手することができる。そのため、磁気や静電容量の分布を読み取る従来のシステムに比べて、取り扱いや保守管理が容易である。
【0080】
また、前記二次元バーコードは、一般に、読み取り方向を特定するためのマーカーが設けられている。そのため、前記マーカーの位置に基づいて、前記被認証デバイス1の読み取り基準位置を決定することにより、前記被認証デバイス1のデータ(第1IDデータ)の読み取りの安定性が向上する。
【0081】
また、本実施例2では、前記有価証券6として、商品券を例にあげて説明したが、これに限らず、紙幣,プリペイドカード,チケット,株券,手形,小切手,債権といった有価証券に適用することで、偽造した有価証券による不正取引などを防止するができる。
【0082】
また、本実施例2では、前記有価証券(商品券)6の真正性を認証する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、CDやDVDに適用することで、不正コピーをしたソフトウェアの流通や使用を防止するシステムとしても用いることもできる。
【0083】
前記CDやDVDの不正防止に適用する場合、例えば、前記被認証デバイス1はディスクの表面に埋め込み、前記二次元バーコード7は前記被認証デバイス1の近傍に印刷しておけばよい。また、前記二次元バーコード7を印刷する代わりに、前記二次元バーコード7に記録するデータ(第2IDデータ)に相当するデータを、ソフトウェアのデータとともにデジタルデータとして記録しておいてもよい。
【0084】
また、本実施例2のデバイス認証システムは、前記有価証券、前記CDやDVDに限らず、社員証,会員証,免許証等の権限や権利を認証する認証カード等を含め、本物と偽物を区別することが必要なあらゆるデバイスの真正性を認証(判定)するシステムに適用することができる。
【0085】
図9は、前記実施例2のデバイス認証システムの変形例を説明するための模式図であり、図9(a)は認証対象物(有価証券)の概略構成を示す平面図、図9(b)は図9(a)の正面図である。
【0086】
前記実施例2のデバイス認証システムでは、認証対象物である前記有価証券(商品券)6には、例えば、図8に示したように、前記被認証デバイス1と前記二次元バーコード7を並べて設けたが、これに限らず、図9(a)に示すように、前記被認証デバイス1と前記二次元バーコード7を重ねて設けてもよい。このとき、前記被認証デバイス1は、例えば、図9(b)に示すように、前記二次元バーコード7上、言い換えると前記カメラ202と前記二次元バーコード7の間に位置するように設ける。
【0087】
前記被認証デバイス1と前記二次元バーコード7を重ねた状態の場合、前記カメラ202で撮影する画像が重なり、前記二次元バーコード7から取得するデータには前記ラメ102等によるノイズが生じる。しかしながら、前記二次元バーコード7の典型例であるQRコード等では、冗長ビットが含まれているので、前記ラメ102等によるノイズが前記第2IDデータの正確性に影響することは少ない。そのため、狭い領域に設けることができ、前記有価証券6のデザイン性が損なわれるのを防げる。
【0088】
また、逆に、前記被認証デバイス1の表面(上面)に前記二次元バーコード7を印刷してもよい。その場合、前記光源201として赤外線発光器を用い、被認証デバイス1に赤外線を照射して、反射した赤外線を赤外線CCDカメラで撮影すればよい。
【0089】
以上、本発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であることはもちろんである。
【0090】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下の通りである。
(1)ランダムパターンを用いた認証システムにおいて、ランダムパターンを正確に読み取れ、かつ、読み取りの安定性が高いシステムを安価にすることができる。
(2)前記ランダムパターンを正確に読み取れ、かつ、読み取りの安定性が高いシステムを安価にすることに加え、ランダムパターンの複製(偽造)を困難にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1のデバイス認証システムの概略構成を示す模式ブロック図である。
【図2】本実施例1のデバイス認証システムの概略構成を示す模式図であり、被認証デバイスの構成を示す斜視図である。
【図3】本実施例1のデバイス認証システムを用いた錠の開閉システムの概略構成を示す模式ブロック図である。
【図4】本実施例1のデバイス認証システムを用いた錠の開閉システムの概略構成を示す模式図であり、カードキーの構成を示す平面図である。
【図5】本実施例1のデバイス認証システムを用いた錠の開閉システムの概略構成を示す模式図であり、カードキーの応用例を示す平面図である。
【図6】前記実施例1のデバイス認証システムの応用例を説明するための図であり、図6(a)は被認証デバイスの概略構成を示す斜視図、図6(b)はランダムパターンの読み取り方法を説明するための図である。
【図7】本発明による実施例2のデバイス認証システムの概略構成を示す模式図であり、認証対象物の一例を示す図である。
【図8】本実施例2のデバイス認証システムの概略構成を示す模式図であり、デバイス認証システム全体の構成を示すブロック図である。
【図9】前記実施例2のデバイス認証システムの変形例を説明するための模式図であり、図9(a)は認証対象物(有価証券)の概略構成を示す平面図、図9(b)は図9(a)の正面図である。
【符号の説明】
1…被認証デバイス、101…透明樹脂、102…ラメ(棒状ラメ)、1A…第1被認証デバイス、1B…第2被認証デバイス、2…デバイス認証装置、201…光源、201a…第1光源、201b…第2光源、202…ランダムパターン読み取り手段(CCDカメラ)、203…第1データ取得手段、204…第2データ記録手段、205…第2データ取得手段、206…関連性計算手段、3…カードキー、4…施錠開錠手段、5…認証結果表示手段、6…有価証券(商品券)、7…二次元バーコード(第2データ記録手段)。

Claims (6)

  1. ランダムパターンを有する被認証デバイスと、前記被認証デバイスのランダムパターンを取得して、その真正性を認証するデバイス認証装置とを備えるデバイス認証システムであって、
    前記被認証デバイスは、光の透過性が高い基材に埋め込まれた、光を反射するラメを有し、
    前記デバイス認証装置は、前記被認証デバイスに光を照射する光源と、
    前記被認証デバイスで反射した光の像から前記被認証デバイスのランダムパターンを読み取るランダムパターン読み取り手段と、
    前記ランダムパターン読み取り手段で読み取ったランダムパターンから前記被認証デバイスに固有の第1IDデータを取得する第1データ取得手段と、
    前記第1IDデータの真正性を判定するための照合用の第2IDデータを記録する第2データ記録手段と、
    前記第2データ記録手段に記録された前記第2IDデータを取得する第2データ取得手段と、
    前記第1IDデータと前記第2IDデータとの関連性を計算し、前記被認証デバイスの真正性を認証する関連性計算手段とを備えることを特徴とするデバイス認証システム。
  2. 前記デバイス認証装置は、複数個の光源を備え、
    前記各光源は、それぞれ異なる波長の光を前記被認証デバイスに照射することを特徴とする請求項1に記載のデバイス認証システム。
  3. 前記デバイス認証装置は、複数個の光源を備え、
    前記各光源は、それぞれ異なるタイミングで前記被認証デバイスに光を照射することを特徴とする請求項1に記載のデバイス認証システム。
  4. 前記第2データ記録手段は、前記デバイス認証装置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のデバイス認証システム。
  5. 前記第2データ記録手段は、二次元バーコードであり、
    前記第2データ取得手段は、前記ランダムパターン読み取り手段で読み取った前記二次元バーコードの画像から前記第2IDデータを取得することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のデバイス認証システム。
  6. 前記被認証デバイスのランダムパターンの読み取り基準位置は、前記二次元バーコードのマーカーを利用して決めることを特徴とする請求項5に記載のデバイス認証システム。
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