JP2001118123A - 光学情報読み取り装置及び光記録媒体 - Google Patents

光学情報読み取り装置及び光記録媒体

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JP2001118123A
JP2001118123A JP29496899A JP29496899A JP2001118123A JP 2001118123 A JP2001118123 A JP 2001118123A JP 29496899 A JP29496899 A JP 29496899A JP 29496899 A JP29496899 A JP 29496899A JP 2001118123 A JP2001118123 A JP 2001118123A
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cgh
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JP29496899A
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Koichiro Nishikawa
浩一郎 西川
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CGHの位置合わせを容易にして、CGHの
読み取りを容易、迅速かつ確実に行うことができる読み
取り装置を提供する。 【解決手段】 CGH9を所定の位置に設けた光記録媒
体媒体10上にホログラム視認装置1を載せると、図示
せぬスイッチが投入されて発光部2から単色光が出力さ
れる。この光は、ホログラム素子3によって回折されて
CGH9に照射される。そして、CGH9によって回折
された回折光はスクリーン4に投影され、それを認識す
ることによって、カードの真贋判定を簡単に行うことが
できる。また、複数種類のホログラム素子3を切替える
ことにより、光記録媒体媒体10を移動させることな
く、順次CGH9に記録されている画像をスクリーン4
に投影することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報がホログラム
像等で記録された光記録媒体とこの光記録媒体から情報
を読み取る光学情報読み取り装置に係り、特に、識別や
偽造・変造防止に優れたカード商品認証体などの光記録
媒体とこの光記録媒体に記録されている情報を簡単な構
成で視認可能にする光学情報読み取り装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プリペイドカード、クレジットカード、
キャッシュカード、証明用カードなどの記録媒体では、
その内容や記録媒体そのものが不正に偽造・変造されて
いないかどうかを識別する必要がある。この記録媒体を
識別する一つの方法として、クレジットカードや銀行カ
ード等にはホログラムが使用されている。そして、この
ホログラムは白色光の干渉により単一ホログラム映像を
視覚的に認識可能にするものである。しかしながら、こ
のホログラムは、現状では製造者マーク等の単一ホログ
ラム映像しか記録できないので、不正利用や偽造の防止
には十分な機能があるとはいえないし、記録可能な情報
量に限界がある。そこで、本出願人は不正利用や偽造の
防止に効果的なホログラムを使用した記録媒体としてC
GH(Computer Generated Hologram)を応用した光記
録媒体(特開平10−198259号公報)及びこのよ
うな光記録媒体の読み取り装置(特願平10−3695
56号)を提案した。
【0003】この読み取り装置は回折光により所定のパ
ターンを投影するよう構成されたホログラムパターン
(情報記録部)を記録媒体の所定箇所に少なくとも一つ
設け、このホログラムパターンに単色光を照射して、そ
の回折光を表示窓に結像させることにより、ホログラム
パターンに記録されている所定の再生映像パターンが投
影されて視認可能となり、または受光素子により再生映
像パターンを認識して画像処理することにより、真贋を
判定するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のホログラム付き
のクレジットカードやキャッシュカードは、会社や銀行
特有のパターンを視覚的に判断することにより、認証と
して応用している。このホログラムパターンは表示面積
が大きく、そのホログラム映像は容易に判別可能である
が、これらは、同時にカード偽造や変造を容易にするこ
とにもつながっている。すなわち、ホログラムが作成可
能であれば、比較的容易に疑似の像を製造することがで
きることになるので、偽造品の製造を完全に防止するこ
とは不可能であった。
【0005】本出願人が先に提案した光記録媒体(特開
平10−198259号公報)や読み取り装置(特願平
10−369556号)では、個々のホログラムパター
ンは1辺が数百μm程度の領域であるのでかなり小さ
く、また、大容量の情報を記録しておくことができるう
え、情報を読み取るためには回折光のみを読み出す必要
があるので、不正使用を防ぐことが可能である。しかし
ながら、光記録媒体から情報を読み出すためには、媒体
上のホログラムは一列である必要があり、また複数列の
場合は媒体を二次元的に動かす必要があるので、媒体上
のホログラムに光ビームを正確に合わせるのが難しく、
簡便な利用には不向きであった。
【0006】例えば、図20に示すように、ホログラム
パターン(CGH)109を一列に記録した光記録媒体
を再生する場合には、光記録媒体を図中X方向に移動さ
せることにより、各CGH109を読み出すことができ
るが、図21に示すように、CGH109を2次元に配
列した場合には、X方向とY方向の2方向に移動させて
位置合わせを行う必要がある。さらに、図22に示すよ
うにCGH109を配列した場合にはより複雑な位置合
わせ制御を行う必要があった。
【0007】そこで、本発明は、本出願人が先に提案し
たCGHを利用した光記録媒体を応用して、正当な記録
媒体であるか否かを容易に判断でき、かつ偽造がきわめ
て困難な光記録媒体と、この光記録媒体から簡単な構成
で情報を読み取ることができる光学情報読み取り装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、以下に示す光学情報読み取り装置及び光
記録媒体を提供しようとするものである。
【0009】1.単色光を照射することにより得られる
回折光から情報を読み取ることができる情報記録部を有
する光記録媒体から情報を読み取る光学情報読み取り装
置であって、単色光を前記光記録媒体の前記情報記録部
に照射する発光手段と、この発光手段から出力される単
色光ビームを異なる方向に回折する複数のホログラム素
子と、前記複数のホログラム素子の位置を移動させて前
記発光手段から出力される単色光ビームの照射されるホ
ログラム素子を切替える移動手段と、前記ホログラム素
子にて回折された光が前記情報記録部に照射され、前記
情報記録部により回折された回折光が示す情報を投影す
る表示窓と、有することを特徴とする光学情報読み取り
装置。
【0010】2.前記情報記録部から情報が読み取り可
能となる位置に前記光記録媒体を保持規制する当接部と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の光学情報読み
取り装置。
【0011】3.請求項1または請求項2記載の光学情
報読み取り装置において、前記光記録媒体に設けられた
前記情報記録部からの回折光が示す情報を撮像して電気
信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子からの情報を
外部に出力する出力手段とを設け、前記光学系は、前記
光記録媒体の前記情報記録部で回折された回折光を前記
表示窓に結像させると共に前記撮像素子に結像させるよ
うに構成し、前記情報記録部の情報と共に前記書換え可
能な情報を読み取る場合には、前記照合手段の照合結果
を出力するようにしたことを特徴とする光学情報読み取
り装置。
【0012】4.請求項1または請求項2記載の光学情
報読み取り装置において、前記光記録媒体に設けられた
前記情報記録部からの回折光が示す情報を撮像して電気
信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子からの情報が
真正であることを判断する判断手段とを備え、判断結果
を表示または出力するようにしたことを特徴とする光学
情報読み取り装置。
【0013】5.情報が記録された複数のCGHからな
る情報記録部を有する光記録媒体であって、前記各CG
Hは、所定の一点からそれぞれ異なる入射角度で照射さ
れる単色光に対して、出力される回折光が前記所定の一
点とは異なる決められた一点に結像するように回折角が
補正されて情報が記録されていることを特徴とする光記
録媒体。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の光学情報読み取り装置の
いくつかの実施の形態について、図面と共に説明する。
図1は本発明の光学情報読み取り装置の一実施の形態を
示す断面図である。
【0015】図1において、光記録媒体10には、画像
情報の記録された反射型CGH(Computer Generated H
ologram:情報記録部)9が貼付または成型されてい
る。このCGH9は、回折格子を含む平面内で回転させ
る複数の回折格子を組み合わせて2次元的に明点が配置
するようにコンピュータを用いて演算を行って、ホログ
ラムパターンを形成しており、このCGH9の回折光か
らは、再生画像が得られる。本発明で用いるCGH(ホ
ログラム)としては例えば、月刊誌「OプラスE」(株
式会社 新技術コミュニケーションズ発行;No.20
4;1996年11月号)に記載された手法を用いるこ
とができる。
【0016】そして、ホログラム視認装置(光学情報読
み取り装置)1は、単色光レーザなどの所定波長の単色
光を出力する発光部(発光手段)2と、この発光部2か
ら出力される光ビームを所定の方向に回折する反射型ホ
ログラム素子3と、反射型CGH9に記録されたホログ
ラムの画像情報を表示するスクリーン4と、装置1の底
面に設けられた反射型CGH9の大きさと略等しい大き
さの開口部6とを備えている。そして、光記録媒体10
上にホログラム視認装置(光学情報読み取り装置)1を
載せることにより、光記録媒体10の反射型CGH9に
記録されたホログラムの画像情報をスクリーン4に表示
させて視認することができる。
【0017】具体的には、図示せぬスイッチを入れるこ
とにより発光部2から出力される単色光は、ホログラム
素子3で反射されて筐体底部の開口部6に照射される。
そして、反射型CGH9がちょうど開口部6の位置に来
ると、反射型CGH9で回折される1次回折光がスクリ
ーン4に投射されて画像情報が表示される。
【0018】光記録媒体10としては、クレジットカー
ド、キャッシュカードまたは身分証明用カードなどに応
用することができる。このとき、光記録媒体10のCG
H9に記録されている情報は、例えば図12に示すよう
に、大きく形成した場合のCGH9aは、3値以上のホ
ログラムデータを形成して所望の画像が得られるように
して、複雑な画像を記録しておくことにより、偽造を困
難にすることができる。また、小さく形成した場合のC
GH9bは、2値のホログラムデータを形成して文字や
記号のパターンを表示させるようにすることにより、例
えばCGH9bにはカードの発行番号、所有者、製造
者、契約情報、クレジット情報等の情報を暗号化して記
録することができる。なお、CGHの大きさは1辺が1
00μm以上の四角形であればその機能は満足できるの
で、大きさや記録される内容は、大きいもの、小さいも
のに限定されることはなく自由である。
【0019】そして、このようなホログラム視認装置1
を用いて、複数のCGH9を読み取る動作について、図
2〜図9を用いて説明する。図2〜図5はCGH9が光
記録媒体10に2次元的に配列されている場合の読み取
り動作を説明するための概念図である。各図に示すホロ
グラム視認装置1では、光記録媒体10を移動させずに
CGH9に記録されている画像を読み出す構成となって
いる。
【0020】各図において、ホログラム素子3は、複数
種類の回折角を有するホログラム素子3a〜3jの集合
体であり、ここでは、それぞれの種類のホログラムが一
列に接続された構成のものを示している。そして、この
ホログラム素子3を図示しない移動手段により各図中の
矢印方向に移動することにより、全てのCGH9をスク
リーン4に表示することができる。すなわち、図2に示
すようにホログラム素子3aに発光部2からの光が当た
るようにホログラム素子3を移動した場合は、ホログラ
ム素子3aで回折された光がCGH9aに照射され、そ
の反射回折光がスクリーン4に投射されてCGH9aに
記録されているホログラム画像が表示される。同様に、
図3に示すようにホログラム素子3bに発光部2からの
光が当たるようにホログラム素子3を移動した場合は、
ホログラム素子3bで回折された光がCGH9bに照射
され、その反射回折光がスクリーン4に投射されてCG
H9bに記録されているホログラム画像が表示される。
さらに、図4に示すようにホログラム素子3cに発光部
2からの光が当たるようにホログラム素子3を移動した
場合は、ホログラム素子3cで回折された光がCGH9
cに照射され、その反射回折光がスクリーン4に投射さ
れてCGH9cに記録されているホログラム画像が表示
される。このように、全てのCGH9に対して回折光を
照射するだけの種類のホログラム素子3を用意してお
き、これに順次発光部2からの光が照射されるように移
動することにより、全てのCGH9に記録されているホ
ログラム画像を表示することができる。
【0021】そして、ホログラム素子3を複数の回折光
が得られるものにした場合には、図5に示すように複数
のCGH9d〜9fから同時に画像を読み出すことがで
き、それらが通常は同じ画像である場合には、同じ位置
に表示されるようにCGH9d〜9fを作成しておくこ
とにより、真偽が容易に判断することができる。また、
同時に読み出される各CGH9d〜9fからの画像がス
クリーン4の異なる位置に表示されるようにすることに
より、同時に複数のCGH9d〜9fを確認することが
できる。そして、これらの場合には、ホログラム素子3
の種類をCGH9の数よりも少なくすることができる。
【0022】また、図6〜図9に示すように、CGH9
の配列が複雑になっている場合でも図2〜図4を用いて
説明した上記の方法と全く同様にして、光記録媒体10
を複雑に移動させることなく、CGH9の画像を読み出
すことができる。なお、ホログラム素子3は図2〜図9
の各図に示すように一列ではなく円盤状に形成して回転
移動させることによって回折角度が異なる複数種類のホ
ログラム素子3を切替えるように構成しても良い。
【0023】そして、このようの構成のホログラム視認
装置1で読み取られる光記録媒体10の各CGH9は、
光記録媒体10が停止しているこの状態において、その
1次回折光がスクリーン4に投影させるように回折する
ように設計されている必要がある。すなわち、従来装置
では、光記録媒体110を移動していたので、CGH1
09に照射される読み出し光の角度やCGH109とス
クリーン104の位置関係は、移動方向に並ぶ各CCG
H109において同じであったが、本実施の形態では、
それぞれのCGH9において、読み出し光の角度やスク
リーン4との位置関係が異なるので、それに合わせて回
折角を補正した干渉縞の設計を行っている。
【0024】次に、ホログラム視認装置(光学情報読み
取り装置)の他の実施の形態について説明する。図10
は光記録媒体10がカード状である場合にCGH9を読
み出すことのできるホログラム視認装置11の例を示す
斜視図である。同図に示すホログラム視認装置11はカ
ード状の光記録媒体10が挿入されるスリット7が設け
られており、ホログラム視認装置11の光学系と光記録
媒体10のCGH9の奥行き方向の位置が合致するよう
な深さでスリット7が設けられている。そして、このス
リット7に光記録媒体10を通すことにより、光記録媒
体10のCGH9に記録されている情報を読み出すこと
ができる。
【0025】ここで、文字や記号の情報は、一瞬見えれ
ば判別することができるが、画像情報の場合は、その画
像の真偽を判別するために、ある程度の時間にわたって
安定的に表示できるようにする方が便利である。そこ
で、図11に示すホログラム視認装置12の例では、ス
リット7の一端部に当接部8を設け、スリット7に挿入
された光記録媒体10が当接部8に当接したときに、画
像情報が記録されたCGH9a上にホログラム視認装置
12の光学系が来るように構成して、画像情報を安定し
て表示できるようにしたものである。
【0026】この場合には、当接部8により、光記録媒
体10の情報読み取り初期位置が規定されるので、光記
録媒体10をスリット7に当接するまで差し込むと、自
動的にCGH9aの画像がスクリーン4に投影される。
そして、このスクリーン4に投影された画像を目視する
ことによって、光記録媒体(カード)10の真贋を容易
に判定することができる。その後、図示しないホログラ
ム素子3の種類を切替えていくことにより、CGH9b
の列の情報を順次確認することができる。
【0027】次に、本発明の光記録媒体の一実施の形態
であるカード型光記録媒体について説明する。図12に
示すカード型の光記録媒体20は、接触型ICカードと
呼ばれる記録媒体であり、ICモジュール24とエンボ
スエリア22を有しており、さらに磁気記録エリア23
を有するものもある。また、非接触ICカードと呼ばれ
るものも、図示しないが、同様にICモジュールとエン
ボスエリアと、ものによっては磁気記録エリアも有して
いる。さらに、磁気カードには磁気記録エリアとエンボ
スエリアを有している。そして、これらのカード類にお
いては、それぞれのエリアがカード上の固有のエリアを
占有しているため、これらの位置を避けてCGH9を設
ける必要がある。図12に示す接触型ICカード20の
場合には、図中、斜線で示したのホログラム記録エリア
21内にCGH9を形成するようにしている。そして、
同図では、カードの上端から19.1mm〜29.8mm、左端から
20mm〜85mmの範囲内にホログラム記録エリア21が形成
されており、具体的にはカードの成型、エンボス加工、
磁気記録膜形成、ICモジュールの設置の条件等により
カードの上端から21mm〜26mm、左端から22mm〜60mmの範
囲内に形成することが望ましい。このとき、図13に示
す様に、小さなCGHは、大きなCGHの幅と略同じ範
囲で複数列(図13では3列)のCGH群29として形
成しても良い。このように、ホログラム記録エリア21
は磁気記録エリア23、ICモジュール24、エンボス
エリア22以外の領域に形成している。
【0028】図12はカードを発行する際にカード固有
の情報をCGH群29に記録する際の方法を説明するた
めの図である。ここで、CGH群29に情報を記録する
ということはCGH群29の所定数のCGH9を破壊し
て、その数によってCGH群29全体で意味を持たせる
ということである。CGH9の破壊には図14に示す様
にレーザ30によってCGH9を溶融破壊することによ
って行われる。もしくは、図示しないインパクト形式の
ものでCGH9を物理的に潰しても良い。具体的にどの
CGH9を破壊するかは、コンビネーションにより決定
する。コンビネーション破壊は、例えば図15に示す様
に、10個のCGH9のうち、必ず5個を破壊するよう
にすると、105通りの意味を持つことができる。この
場合、不正者が組合せを書き変えようとして1つのCG
H9を破壊したとしても、非破壊のCGH9の数が減っ
て、5個にならないのでCGH9のデータは意味を持た
なくなる。CGH9は不可逆性なメモリでもあり、破壊
されたCGH9を再現することは不可能であるので、書
換えを行うことができない。仮にCGH9を再現しよう
とすれば、CGH9のレプリカをとったり、内容を解析
しなければならず、その方法はきわめて複雑である。ま
た、例えば10個のCGH9の列が3列あるCGH群2
9の場合には、30個のCGH9のうち15個を破壊し
て意味を持たせることにより、3015=約1.5億通り
の表現を行うことができ、日本の人口分の異なるIDを
有するカードを発行することが可能となる。
【0029】なお、カード型光記録媒体20でのCGH
群29へのデータ記録はカード発行時に行うので、図1
4に示したような記録装置は工場、またはカード発行所
にのみ設置しておけば良い。したがって、カードを識別
する必要のある店などに設置する装置はCGH9だけを
読み取る図1〜図11に示したような光学情報読み取り
装置(ホログラム視認装置)1,11,12を設置して
おけば良い。
【0030】さらに、図12に示したような接触形のI
Cカードであるカード型光記録媒体20からCGH9を
読み出す光学情報読み取り装置(ホログラム視認装置)
13の例を図16に示す。図16に示すホログラム視認
装置13は、単色光レーザなどの発光部(発光手段)2
と、この発光部2から出力される光を反射する回折する
ホログラム素子3と、反射型CGH(第1の情報記録
部)で回折された回折光を透過及び反射させるハーフミ
ラー(光学系)34と、反射型CGH9に記録されたホ
ログラムの画像情報を表示するスクリーン4と、反射型
CGH9で反射された回折光を光学系を介して受像する
撮像素子35と、カード型光記録媒体20のICモジュ
ール(第2の情報記録部)24内に記録されている情報
と、撮像素子35で受像した情報とを照合して結果を出
力する信号処理部(照合手段)37と、照合結果を表示
もしくはホストセンタ40へ出力するデータ出力部38
と、ICモジュール24からの情報信号を受信するため
のICコンタクト(受信部)36と反射型CGH9の大
きさと略等しい開口部6が設けられている。そして、カ
ード型光記録媒体20上にホログラム視認装置13を載
せることにより、カード型光記録媒体20の反射型CG
H9に記録されたホログラムの画像情報とICモジュー
ル24内に記録されている情報を照合して、その結果を
出力することができる。
【0031】具体的には、カード型光記録媒体20上に
ホログラム視認装置13を載せることにより、図示せぬ
スイッチが入って発光部2から単色光が出力される。こ
の光は、ホログラム素子3で回折されて開口部6に照射
される。そして、カード型光記録媒体20の反射型CG
H9が開口部6の位置にあると、反射型CGH9で回折
される1次回折光は、スクリーン4に投影されて画像情
報が表示される。これを視認することによってカードの
真贋を容易に判定することができる。同時に、反射型C
GH9で回折される1次回折光の一部は、ハーフミラー
34で反射されて撮像素子35に供給され、反射型CG
H9に記録されている画像情報が撮像され、その撮像画
像をパターン認識して電気信号に変換して信号処理部3
7に供給される。また、このときに、カード型光記録媒
体20の書換え可能な記録部であるICモジュール24
と接触するICコンタクト36を介して、ICモジュー
ルに記録されている情報を電気信号として受信し、信号
処理部37に出力する。
【0032】そして、図示せぬ移動手段によりホログラ
ム素子3を移動して回折方向の異なるホログラム子素子
に切替えながら、順次CGH群29に単色光を投影する
ことによって、投影された画像はスクリーン4に順次表
示されると共に、ハーフミラー34で反射されて撮像素
子35にて撮像され、その撮像画像をパターン認識して
電気信号に変換し、信号処理部37に順次出力する。
【0033】信号処理部37では、撮像素子35から供
給されるCGH9からの情報とICコンタクト36から
供給されるICモジュール24の記録内容とを比較し
て、データの照合、真贋判定を行い、データ出力部38
に結果を出力する。データ出力部38は、例えばLED
等を用いたデータ表示部であり、真性であるか否かを点
灯表示する。またはデータ表示部に変えて例えば赤外線
通信やLAN回線、WAN(インターネット)回線、公
衆(専用、構内)電話回線等を用いたデータ送信部を設
けてホストセンタ40に真贋の問い合わせや結果を通信
するように構成しても良い。
【0034】そして、カード型光記録媒体20が真性な
カードと判断されればカードを使用する許可が出るが、
例えばICモジュール24内に記録されているデータが
書き換えられたような場合には、書換えのできない不可
逆性のCGH9のデータと一致しないので、NGとして
カードの使用が中止され、不正カードである判断を行い
所定の処理を行って、カードを使用不能にし、ホストセ
ンタ40にもこのカードの情報を送信する。また、カー
ドの使用許可が出され、例えばそれがクレジットカード
であるときは、このホログラム視認装置13をPOS端
末等に組み込んでおくことにより、所定の課金処理を行
うことができる。
【0035】なお、この実施の形態では、ICコンタク
ト36を設けることにより、ICモジュール24に記録
されているデータと照合する様に構成したが、磁気情報
再生部(受信部)を設けて、磁気記録エリア(第2の情
報記録部)23に記録されている情報とCGH9の情報
を照合するようにしても良い。この場合、カード型光記
録媒体20を移動して順次CGH群29の情報を撮像素
子35にて撮像するのと同時に、磁気情報再生部により
磁気記録エリア23に記録されている情報が順次読み出
されることになる。そして、磁気記録エリア23に記録
されている情報が改変されて、CGH9の情報と一致し
ない場合には不正カードであると判断される。
【0036】また、ICモジュール24の内容を照合し
ない場合やICモジュール24を設けていない光記録媒
体10のCGH9を読み取る場合は、ROMなどのメモ
リを設けてあらかじめ真正な光記録媒体を示すCGH9
の情報内容を記憶させておき、撮像素子35で撮像され
た画像と信号処理部(判断手段)37で照合することに
より、真正なものであることを判断してスクリーン4に
表示またはデータ出力部38から外部へ出力するように
構成しても良い。この場合、図16に示す光学情報読み
取り装置13のICコンタクト36は不要となり、代わ
りに真正な光記録媒体を示すCGH9の情報内容が記憶
されているメモリなどの記憶手段が設けられて、信号処
理部37に画像が出力されることになる。
【0037】本発明の光学情報読み取り装置及び光記録
媒体は、CGHが所定の位置に形成されており、またそ
の位置にあるCGHを読み取るように構成しているの
で、有効な偽造変造対策となる。磁気カードの不正品を
製造使用とするものは、あらかじめ定められたマーク等
を投影するよう構成されたCGHをかなり大掛かりな描
画装置及び成型装置を用いて製造しなければならず、相
当の設備投資を余儀なくされ、不正による金銭的メリッ
トが無くなる。
【0038】なお、上記した実施の形態では、光記録媒
体は画像が記録された大きなCGHと文字や記号が記録
されたCGHの2種のCGHを使用しているが、どちら
か一方でも、書換えのほとんど不可能なCGHを使用す
ることにより、従来のように書換えの可能な磁気記録や
ICモジュール部のみのカードよりもはるかにセキュリ
ティが高いことは明らかである。また以上のような基本
構造を有する光記録媒体はクレジットカードだけではな
く、キャッシュカード、プリペイドカード、身分証明
書、学生証、免許証、パスポート、健康保険証、カル
テ、医療カード、会員カード、入場券、定期券、切符、
商品券、有価証券、アミューズメントカード、電子商取
引カード、自動通行料支払カード、電子出版、ソフトウ
ェア媒体、成績管理カード、IDカード、電子投票証等
の媒体として応用することができる。
【0039】さらに、本発明の光学読み取り装置のさら
に他の実施の形態について、図17〜図19を参照しな
がら説明する。なお、図1などを参照しながら上記で説
明した実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して
その説明を省略する。この実施の形態は、CGH9をカ
ード状の記録媒体に設けずに、立体的な形状の物品に設
けた場合を示すものであり、CGH9の読み取り位置合
わせが困難になる点を改良したものである。
【0040】例えば、円筒形の光記録媒体30上にCG
H9が設けられている場合には、CGH9を読み取る面
が平面ではないので、図1に示したような光学読み取り
装置1では、位置合わせが困難である。そこで、本実施
の形態の光学読み取り装置14では、CGH9との位置
合わせを行う開口部6のところに、光記録媒体30全体
を包み込むような保持部材(当接部)18を設けた構成
となっている。図17は、この平面断面図であり、図1
8及び図19は斜視図である。そして、このような保持
部材18を設けることにより、円筒形の光記録媒体30
の周囲に分散させて複数のCGH9を設けた場合でも、
円筒形の光記録媒体30を中心として保持部材18で保
持しながら光学読み取り装置14を回転させることによ
り、簡単にCGH9に記録されている画像を読み取るこ
とができる。
【0041】このときの光記録媒体30は、円筒形でな
くても良く、保持部材18は、光記録媒体30の形状に
合わせた形状とすることにより、種々の形態の光記録媒
体30に対応させることができる。そして、図18、図
19では、化粧品などの入ったガラスビンの首部分にC
GH9を形成した場合を図示しているが、CGH9に記
録する画像として、ブランド表示名やマーク、商標など
を記録しておくことにより、物品そのものの偽造防止に
役立つなど、応用範囲を広いものにすることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明の光学情報読み取り装置は、光記
録媒体の情報記録部から情報が読み取り可能となる位置
にあるときに、情報記録部に記録されている情報が表示
窓に表示されて視認可能となるので、真正のカードであ
ることを自分の目で認識できるため、安心して利用する
ことができるという効果がある。そして、光記録媒体の
搬送手段を必要としないので、簡単軽量な光学情報読み
取り装置とすることができ、光学情報読み取り装置を容
易に取り扱うことができるので店頭等の多くの場所で使
用することができる。
【0043】また、本発明の光学情報読み取り装置にお
いて、情報記録部から情報が読み取り可能となる位置に
光記録媒体を規制する保持部材を備えた場合には、光記
録媒体を当接部に当たる位置に置くだけで、直接光を見
ることなく、簡単に情報記録部に記録されている情報を
読み取ることができる。そして、情報記録部に記録され
ている情報は、表示窓に表示され、視認可能となるの
で、真正のカードであることを自分の目で認識できるた
め、安心して利用することができるという効果がある。
【0044】さらに、情報記録部とは異なる位置に記録
された情報を読み取る受信部とこの受信部からの情報と
情報記録部からの情報を照合する照合手段を備えた場合
には、照合により容易に不正の判定を行うことが可能と
なり、不正カードの発見や製造への抑止効果が期待でき
る。そして、利用者にとってはセキュリティ性に優れて
おり、また、真正のカードであることを自分の目で認識
できるため、安心して利用することができるという効果
がある。
【0045】本発明の光記録媒体は、各CGHが所定の
一点からそれぞれ異なる入射角度で照射される単色光に
対して出力される回折光がスクリーンに結像するように
設計されているので、本発明の光学情報読み取り装置で
の読み取りに好適な光記録媒体を提供することができ
る。また、CGHは偽造等が困難であることから、利用
者にとってはセキュリティ性に優れており、安心して光
記録媒体を利用することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報読み取り装置の一実施形態を示す
断面図である。
【図2】本発明の情報読み取り装置の一実施形態の読み
取り動作を説明するための概念図である。
【図3】本発明の情報読み取り装置の一実施形態の読み
取り動作を説明するための概念図である。
【図4】本発明の情報読み取り装置の一実施形態の読み
取り動作を説明するための概念図である。
【図5】本発明の情報読み取り装置の一実施形態の読み
取り動作を説明するための概念図である。
【図6】本発明の情報読み取り装置の一実施形態の読み
取り動作を説明するための概念図である。
【図7】本発明の情報読み取り装置の一実施形態の読み
取り動作を説明するための概念図である。
【図8】本発明の情報読み取り装置の一実施形態の読み
取り動作を説明するための概念図である。
【図9】本発明の情報読み取り装置の一実施形態の読み
取り動作を説明するための概念図である。
【図10】本発明の情報読み取り装置の他の実施形態を
示す斜視図である。
【図11】本発明の情報読み取り装置の更に他の実施形
態を示す斜視図である。
【図12】本発明の光記録媒体の一実施の形態であるカ
ード型光記録媒体の例を示す平面図である。
【図13】本発明の光記録媒体の一実施の形態であるカ
ード型光記録媒体の他の例を示す平面図である。
【図14】カード型光記録媒体にCGHデータを記録す
る記録方法を説明するための図である。
【図15】カード型光記録媒体に記録されたCGHデー
タ列の例を示す図である。
【図16】本発明の情報読み取り装置の更に他の実施形
態を示す断面図である。
【図17】本発明の情報読み取り装置の更にまた他の実
施の形態を示す断面図である。
【図18】本発明の情報読み取り装置の更にまた他の実
施の形態を示す斜視図である。
【図19】本発明の情報読み取り装置の更にまた他の実
施の形態を示す斜視図である。
【図20】従来の情報読み取り装置の動作を説明するた
めの概略図である。
【図21】従来の情報読み取り装置の動作を説明するた
めの概略図である。
【図22】従来の情報読み取り装置の動作を説明するた
めの概略図である。
【符号の説明】
1,11,12,13,14 ホログラム視認装置(光
学情報読み取り装置) 2 発光部(発光手段) 3,3a〜3j ホログラム素子 4 スクリーン(表示窓) 6 開口部 7 スリット 8 当接部 9,9a〜9j CGH(情報記録部、第1の情報記録
部) 10,20,30 光記録媒体 18 保持部材(当接部) 21 ホログラム記録エリア 22 エンボスエリア 23 磁気記録エリア(第2の情報記録部) 24 ICモジュール(第2の情報記録部) 29 CGH群 34 ハーフミラー(光学系) 35 撮像素子(撮像手段) 36 ICコンタクト(受信部) 37 信号処理部(照合手段、判断手段) 38 データ出力部 40 ホストセンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単色光を照射することにより得られる回折
    光から情報を読み取ることができる情報記録部を有する
    光記録媒体から情報を読み取る光学情報読み取り装置で
    あって、 単色光を前記光記録媒体の前記情報記録部に照射する発
    光手段と、 この発光手段から出力される単色光ビームを異なる方向
    に回折する複数のホログラム素子と、 前記複数のホログラム素子の位置を移動させて前記発光
    手段から出力される単色光ビームの照射されるホログラ
    ム素子を切替える移動手段と、 前記ホログラム素子にて回折された光が前記情報記録部
    に照射され、前記情報記録部により回折された回折光が
    示す情報を投影する表示窓と、を有することを特徴とす
    る光学情報読み取り装置。
  2. 【請求項2】前記情報記録部から情報が読み取り可能と
    なる位置に前記光記録媒体を保持規制する当接部とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の光学情報読み取り
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の光学情報読
    み取り装置において、 前記光記録媒体に設けられた前記情報記録部からの回折
    光が示す情報を撮像して電気信号に変換する撮像素子
    と、 前記撮像素子からの情報を外部に出力する出力手段とを
    設け、 前記光学系は、前記光記録媒体の前記情報記録部で回折
    された回折光を前記表示窓に結像させると共に前記撮像
    素子に結像させるように構成し、 前記情報記録部の情報と共に前記書換え可能な情報を読
    み取る場合には、前記照合手段の照合結果を出力するよ
    うにしたことを特徴とする光学情報読み取り装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2記載の光学情報読
    み取り装置において、 前記光記録媒体に設けられた前記情報記録部からの回折
    光が示す情報を撮像して電気信号に変換する撮像素子
    と、 前記撮像素子からの情報が真正であることを判断する判
    断手段とを備え、 判断結果を表示または出力するようにしたことを特徴と
    する光学情報読み取り装置。
  5. 【請求項5】情報が記録された複数のCGHからなる情
    報記録部を有する光記録媒体であって、前記各CGH
    は、所定の一点からそれぞれ異なる入射角度で照射され
    る単色光に対して、出力される回折光が前記所定の一点
    とは異なる決められた一点に結像するように回折角が補
    正されて情報が記録されていることを特徴とする光記録
    媒体。
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