JP2004170335A - 電池電圧検出線の検査方法、検査回路及び電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】単電池の開放電圧値を測定し(S102)、単電池と並列に容量調整用のパイパス抵抗を接続し電流を流したときの電圧値を測定し(S106、116、126)、開放電圧値と電圧値との差が所定値以上か否かを判断し(S108、118、128)、所定値以上のときに単電池から導出された電池電圧検出線L1〜L4の接続状態が異常と判定する(ステップ112、122、132)。電池電圧検出線に微小断線があっても、単電池と並列に抵抗を接続し電流を流したときの電圧値を用いるので、精度よく接続状態の検査が可能である。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電池電圧検出線の検査方法、検査回路及び電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電気自動車等には、二次電池(以下、単電池という。)を必要な電圧に相当する分だけ複数個直列に接続した組電池が使用されている。このような組電池は、複数個の単電池を用いるので、信頼性を確保することが重要である。すなわち、組電池を構成する単電池のうちの何れかが過充電や過放電等によりその機能が低下すると、組電池全体としての機能も低下することになる。また、組電池を構成する各単電池には製造時のバラツキがあり、更に、温度分布が均一でないこと等により、各単電池の充電受入性や放電容量が異なってくる。この状態で組電池を使用すると、過放電、過充電となる単電池が発生し、組電池全体の寿命が短くなってしまう。
【0003】
このため、電池モジュールでは、各単電池や組電池を制御する制御回路を具備しており、各単電池の電圧を単電池から導出された電池電圧検出線を介して検出して、検出した単電池の電圧に応じて二次電池毎に調整する容量(例えば、電流値と時間との積)をマイクロコンピュータで演算して、単電池に並列に接続された容量調整用抵抗と、容量調整用抵抗に直列に接続されたスイッチと、で構成される容量調整回路のスイッチを演算した所定時間の間オン状態とすることにより単電池と容量調整回路との間で閉回路を構成して、各単電池間の容量を均一に調整している。容量調整回路のスイッチは、例えば、FET等のユニポーラトランジスタやバイポーラトランジスタ等で構成されており、マイクロコンピュータから2値制御のハイレベル信号を出力し、FETやトランジスタのゲート又はベースに微少電流を流すことにより、ドレイン・ソース間又はコレクタ・エミッタ間に容量調整電流を流し、抵抗で調整容量分の電力を熱消費させている。
【0004】
ところで、このような電池電圧検出線の接続状態についての検査は、従来、単電池毎の電池電圧を測定し(例えば、特許文献1参照)、単電池の電圧が検出されることで接続状態の確認をする方法が一般的であった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−92732号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電池電圧検出線の接続検査方法では、組電池が休止状態にあるときに各単電池の開放電圧のみを測定するので、電池電圧検出線が微小断線状態にあると、測定される電池電圧に影響が表れず、電池電圧検出線の接続状態を正常と判断してしまう、という問題があった。
【0007】
本発明は上記事案に鑑み、電池電圧検出線の接続状態を正確に検査可能な検査方法、検査回路、該検査回路を備えた電池モジュールを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、電池電圧検出線の検査方法であって、単電池と並列に抵抗を接続し電流を流したときの電圧値と、前記単電池の開放電圧値との差が予め定められた所定値以上のとき、前記単電池から導出された電池電圧検出線の接続状態が異常と判定する。本態様では、電池電圧検出線に微小断線があると、単電池と並列に抵抗を接続し電流を流したときの電圧値が、電池検出線が正常なとき(微小断線がないとき)に比べ異なってくるので、単電池の開放電圧値との差が予め定められた所定値以上となり、電池電圧検出線の接続状態に異常があることを判定することができる。この場合に、抵抗として単電池に並列接続された容量調整用抵抗を用いることが好ましい。
【0009】
また、上記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、容量調整用抵抗がスイッチを介して並列接続された単電池を複数個接続して構成される組電池の各単電池から導出される電池電圧検出線の接続状態を検査する検査回路であって、前記単電池の開放電圧値を検出する開放電圧検出手段と、前記スイッチをオン、オフ制御するスイッチ制御手段と、前記スイッチのオン状態での前記単電池の電圧値を検出する電池電圧検出手段と、前記開放電圧検出手段及び前記電池電圧検出手段で検出された開放電圧値及び電圧値の差を演算する電圧差演算手段と、前記電圧差演算手段により演算された差が予め定めれられた所定値以上か否かを判断し、所定値以上のときに前記電池電圧検出線の接続状態が異常と判定する異常判定手段と、を備える。本態様では、開放電圧検出手段により単電池の開放電圧値が検出され、スイッチ制御手段でスイッチがオン状態とされて単電池と容量調整用抵抗が並列接続され、電池電圧検出手段によりスイッチのオン状態での単電池の電圧値、すなわち、単電池と並列に抵抗が接続され電流が流れたときの電圧値が検出される。そして、電圧差演算手段により開放電圧検出手段及び電池電圧検出手段で検出された開放電圧値及び電圧値の差が演算され、異常判定手段により電圧差演算手段で演算された差が予め定めれられた所定値以上か否かが判断され、所定値以上のときに電池電圧検出線の接続状態が異常と判定される。本態様によれば、電池電圧検出線に微小断線があると、電圧差演算手段により演算される、単電池と並列に抵抗を接続し電流を流したときの電圧値が、電池検出線が正常なときに比べ異なってくるので、異常判定手段により、開放電圧値と電圧値との差が予め定められた所定値以上と判断され、電池電圧検出線の接続状態に異常があると判定される。
【0010】
更に、上記課題を解決するために、本発明の第3の態様は、容量調整用抵抗がスイッチを介して並列接続された単電池を複数個接続して構成される組電池と、前記単電池から導出された電池電圧検出線の接続状態を検査する検査回路とを備えた電池モジュールであって、前記検査回路は、前記単電池の開放電圧値を検出する開放電圧検出手段と、前記スイッチをオン、オフ制御するスイッチ制御手段と、前記スイッチのオン状態での前記単電池の電圧値を検出する電池電圧検出手段と、前記開放電圧検出手段及び前記電池電圧検出手段で検出された開放電圧値及び電圧値の差を演算する電圧差演算手段と、前記電圧差演算手段により演算された差が予め定めれられた所定値以上か否かを判断し、所定値以上のときに前記電池電圧検出線の接続状態が異常と判定する異常判定手段と、を備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明が適用可能な電池モジュールの実施の形態について説明する。
【0012】
(構成)
図1に示すように、本実施形態の電池モジュール20は、リチウムイオン二次電池(以下、単電池という。)1、7、11が3個直列に接続された組電池15を備えている。単電池1、7、11には、それぞれ単電池の容量を調整するための容量調整回路2、8、12が並列に接続されている。
【0013】
すなわち、単電池1、7、11の+端子には電池電圧検出線L1、L2、L3を介して容量調整用のバイパス抵抗3、9、13の一端が接続されており、バイパス抵抗3、9、13の他端にはスイッチとして機能するFET4、10、14のドレインがそれぞれ接続されている。一方、単電池1、7、11の−端子には電池電圧検出線L2、L3、L4を介してFET4、10、14のソースがそれぞれ接続されており、FET4、10、14のゲートは後述するマイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)5の出力ポートに接続されている。従って、マイコン5の出力ポートからFETのゲートに微弱な2値ハイレベル信号が入力されると(オン状態となると)、FET4、10、14のドレイン側(単電池の+端子側)からソース側(単電池の−端子側)に電流が流れることで、電流がバイパス抵抗3、9、13により熱消費され単電池1、7、11毎に容量調整が可能である(以下、FET4、10、14をそれらの機能に着目してスイッチ4、10、14という。)。
【0014】
また、電池モジュール20は、単電池1、7、11の電圧を単電池毎に測定する開放電圧検出手段及び電池電圧検出手段の一部としての電圧測定回路6、電池モジュール20を制御し開放電圧検出手段、スイッチ制御手段、電池電圧検出手段、電圧差演算手段及び異常判定手段としてのマイコン5、組電池15の充放電並びに休止状態を検出して組電池15の状態をマイコン5に出力する図示を省略した充放電判別部、及び、マイコン5や電圧測定回路6に作動電源を供給する図示を省略した電源部を備えている。
【0015】
マイコン5は、演算処理を行うCPU、CPUが実行するプログラム及び種々の設定値等を格納したROM、CPUのワークエリアとして働くRAM、及び電圧測定回路6からのアナログ電圧をデジタル化するA/D変換部を含んで構成されている。また、マイコン5は、上述した各FETにハイレベル信号を出力する出力ポートの他に、電圧測定回路6に電圧測定対象の単電池を指定するための単電池指定ポート、電圧測定回路6から指定した単電池の電圧が入力されるAD入力ポート、インターフェース(I/F)を介して電池モジュール20を制御する上位システムとの通信を行うための図示を省略したシリアルポートを有している。
【0016】
電圧測定回路6は、各単電池の電圧を個別に測定する回路であり、例えば、増幅率1の差動増幅回路等を含む回路により構成することができる。電圧測定回路6の入力側は電池電圧検出線L1、L2、L3、L4に接続されており、電圧測定回路6の出力側はマイコン5のAD入力ポートに接続されている。また、電圧測定回路6は、マイコン5から電圧測定対象の単電池の指定を受けるためにマイコン5の単電池指定ポートに接続されている。従って、マイコン5は、単電池指定ポートから電圧測定回路6に電圧測定対象の単電池を指定することで、AD入力ポートを介して電圧測定回路6から測定対象の単電池の電圧を取り込み、かつ、A/D変換することで、指定した単電池の電圧値を取得(測定)することが可能である。
【0017】
なお、図示を省略した充放電判別部は、最上位側の単電池1の+端子と組電池15の+外部出力端子との間に挿入されている。充放電判別部は、例えば、シャント(分路)抵抗やホール素子等により組電池15を流れる電流方向を検出可能に構成することができ、組電池15が充電、放電、休止のいずれの状態にあるかをマイコン5へ出力するものである。また、単電池11の−端子は電池モジュール20の−外部出力端子に接続されており、電池モジュール20の+外部出力端子及び−外部出力端子は充電器又は負荷に接続される。
【0018】
(動作)
次に、フローチャートを参照して、本実施形態の電池モジュール20の動作について説明する。なお、初期状態においてマイコン5に電源が投入されると、ROMに格納された種々の設定値がRAMに移行され電池電圧検出線L1〜L4を検査するための電池電圧検出線検査ルーチンが実行可能な状態となり、インターフェースを介して図示しない検査治具から又は上位システムから所定信号を受信すると以下の電池電圧検出線検査ルーチンが実行される。
【0019】
図2に示すように、電池電圧検出線検査ルーチンでは、まず、ステップ102において、単電池1、7、11の開放電圧値Vb1、Vc1、Vd1を取得(測定)し、RAMに記憶する。すなわち、単電池指定ポートから電圧測定回路6に電圧測定対象の単電池1を指定し開放電圧値Vb1を取得してRAMに記憶した後、単電池7を指定し開放電圧値Vc1を取得してRAMに記憶し、同様に、単電池11を指定し開放電圧値Vd1を取得してRAMに記憶する。
【0020】
次にステップ104では、スイッチ4をオン状態(以下、ONと略記する。)、スイッチ10、14をオフ状態(FET10、14のゲートへの信号がローレベルの状態、以下、OFFと略記する。)とし、次のステップ106でバイパス抵抗3を並列に接続し電流を流したときの単電池1の電圧値Vb2を取得してRAMに記憶する。次いでステップ108において、(Vb2−Vb1)の絶対値が予め定められた所定値より小さいか否かを判断する。なお、このような所定値は、電池電圧検出線L1〜L4の長さ、電池電圧検出線L1〜L4と単電池1、7、11との接合方法、バイパス抵抗3、9、13の値等の影響を考慮し適切な値を設定することが好ましい(本例の場合は、0.8V)。肯定判断のときは、ステップ110で電池電圧検出線L1及びL2に異常がないこと(OK)をRAMに記憶し、否定判断のときは、ステップ112で電池電圧検出線L1及び/又はL2に異常(電池電圧検出線L1のみ異常、電池電圧検出線L2のみ異常、又は電池電圧検出線L1、L2の双方が異常)があること(NG)をRAMに記憶する。
【0021】
次にステップ114では、スイッチ10をON、スイッチ4、14をOFFとし、次のステップ116でバイパス抵抗9を並列に接続し電流を流したときの単電池7の電圧値Vc2を取得してRAMに記憶する。次いでステップ118において、(Vc2−Vc1)の絶対値が所定値より小さいか否かを判断する。肯定判断のときは、ステップ120で電池電圧検出線L2及びL3に異常がないことをRAMに記憶し、否定判断のときは、ステップ122で電池電圧検出線L2及び/又はL3に異常があることをRAMに記憶する。
【0022】
次にステップ124では、スイッチ14をON、スイッチ4、10をOFFとし、次のステップ126でバイパス抵抗13を並列に接続し電流を流したときの単電池11の電圧値Vd2を取得してRAMに記憶する。次いでステップ128において、(Vd2−Vd1)の絶対値が所定値より小さいか否かを判断する。肯定判断のときは、ステップ130で電池電圧検出線L3及びL4に異常がないことをRAMに記憶し、否定判断のときは、ステップ132で電池電圧検出線L3及び/又はL4に異常があることをRAMに記憶する。
【0023】
次のステップ134では、すべての電池電圧検出線L1〜L4が異常がないか否かを判断し、肯定判断のときは、図3のステップ168へ進み、否定判断のときは、図3のステップ136へ進む。
【0024】
ステップ168では、電池電圧検出線L1〜L4のすべてに異常がない(OK)ので、OKを表すデフォルト値を選択してステップ170へ進む。一方、ステップ136では、スイッチ4、10をON、スイッチ14をOFFとし、次のステップ138で単電池1、7の電圧値Vb3、Vc3をそれぞれ取得してRAMに記憶する。次いでステップ140において、{(Vb3+Vc3)−(Vb1+Vc1)}の絶対値が所定値より小さいか否かを判断する。肯定判断のときは、ステップ142で電池電圧検出線L1及びL3に異常がないことをRAMに記憶し、否定判断のときは、ステップ144で電池電圧検出線L1及び/又はL3に異常があることをRAMに記憶する。
【0025】
次にステップ146では、スイッチ10、14をON、スイッチ4をOFFとし、次のステップ148で単電池7、11の電圧値Vc4、Vd3をそれぞれ取得してRAMに記憶する。次いでステップ150において、{(Vc4+Vd3)−(Vc1+Vd1)}の絶対値が所定値より小さいか否かを判断する。肯定判断のときは、ステップ152で電池電圧検出線L2及びL4に異常がないことをRAMに記憶し、否定判断のときは、ステップ154で電池電圧検出線L2及び/又はL4に異常があることをRAMに記憶する。
【0026】
次にステップ156では、スイッチ4、10、14をONとし、次のステップ158で単電池1、7、11の電圧値Vb4、Vc5、Vd4をそれぞれ取得してRAMに記憶する。次いでステップ160において、{(Vb4+Vc5+Vd4)−(Vb1+Vc1+Vd1)}の絶対値が所定値より小さいか否かを判断する。肯定判断のときは、ステップ162で電池電圧検出線L1及びL4に異常がないことをRAMに記憶し、否定判断のときは、ステップ164で電池電圧検出線L1及び/又はL4に異常があることをRAMに記憶する。
【0027】
次のステップ166では、ステップ142、144、152、154、162、164でRAMに記憶した電池電圧検出線L1〜L4のうち接続状態が異常な箇所(NG箇所)を特定し、特定されたNG箇所のデフォルト値を選択してステップ170へ進む。ステップ170では、選択されたデフォルト値をインターフェースから出力して電池電圧検出線検査ルーチンを終了する。これにより、図示しない検査治具又は上位システムに接続された検査治具のディスプレイには電池電圧検出線L1〜L4の接続状態が表示される。
【0028】
(作用等)
本実施形態の電池モジュール20では、スイッチ3、9、12をON、OFFすることで、組電池15を構成する特定の単電池に1つずつパイパス抵抗を接続したり、又は、組み合わせることで、単電池1、7、11から導出された電池電圧検出線L1〜L4の接続状態を精度よく検査することができる。すなわち、電池電圧検出線L1〜L4に微小断線があると、単電池と並列に抵抗を接続し電流を流したときの電圧値が、電池検出線がOKのないときに比べ異なってくるので、単電池の開放電圧値との差が予め定められた所定値以上となり、接続状態に異常があることを電池電圧検出線L1〜L4毎に判定することができる。また、単電池1、7、11にはバイパス抵抗3、9、13が並列接続されているので、電池モジュール20の外部で抵抗を接続することなく、これらのバイパス抵抗を利用して単電池の放電時の電圧値を測定することでより精度の高い電池電圧検出線の接続状態の検査を行うことができる。更に、本実施形態の電池モジュール20では、電池電圧検出線検査ルーチンを実行可能なプログラムマイコン5に格納すると共に、ハードウエアを電池モジュール20が有している回路を使用して電池電圧検出線の接続状態を検査するようにしたので、検査治具の負担(回路構成)を小さくすることができる。
【0029】
なお、本実施形態では、電池モジュール20内のマイコン5に電池電圧検出線検査ルーチンを実行させるソフトウエアの例を示したが、本発明はこれに制限されず、OPアンプ等を含むハードウエア等で構成するようにしてもよい。
【0030】
また、本実施形態では、電圧測定回路6について単電池の電圧を1つずつ測定する例を示したが、複数の単電池の電圧を一度に測定可能な電圧測定回路を用いるようにしてもよい。
【0031】
更に、本実施形態では、図4に示したように、電池電圧検出線L1〜L4のひとつでも異常が判明すると、正常と判明した電池電圧検出線についても再検査する例を示したが、図3で接続状態が異常の可能性がある電池電圧検出線についてのみ検査を行うようにしてもよい。このようにすれば、接続状態が異常な電池電圧検出線を早く特定することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電池電圧検出線に微小断線があると、単電池と並列に抵抗を接続し電流を流したときの電圧値が、電池検出線が正常なときに比べ異なってくるので、単電池の開放電圧値との差が予め定められた所定値以上となり、電池電圧検出線の接続状態に異常があることを判定することができる、という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な実施形態の電池モジュールのブロック回路図である。
【図2】マイコンのCPUが実行する電池電圧検出線検査ルーチンその1のフローチャートである。
【図3】マイコンのCPUが実行する電池電圧検出線検査ルーチンその2のフローチャートである。
【符号の説明】
1、7、11 リチウムイオン二次電池(単電池)
3、9、13 バイパス抵抗(抵抗、容量調整用抵抗)
4、10、14 FET(スイッチ)
5 マイコン(開放電圧検出手段、スイッチ制御手段、電池電圧検出手段、電圧差演算手段、異常判定手段)
15 組電池
20 電池モジュール
L1、L2、L3、L4 電池電圧検出線
Claims (4)
- 単電池と並列に抵抗を接続し電流を流したときの電圧値と、前記単電池の開放電圧値との差が予め定められた所定値以上のとき、前記単電池から導出された電池電圧検出線の接続状態が異常と判定することを特徴とする電池電圧検出線の検査方法。
- 前記抵抗として前記単電池に並列接続された容量調整用抵抗を用いることを特徴とする請求項1に記載の電池電圧検出線の検査方法。
- 容量調整用抵抗がスイッチを介して並列接続された単電池を複数個接続して構成される組電池の各単電池から導出される電池電圧検出線の接続状態を検査する検査回路であって、
前記単電池の開放電圧値を検出する開放電圧検出手段と、
前記スイッチをオン、オフ制御するスイッチ制御手段と、
前記スイッチのオン状態での前記単電池の電圧値を検出する電池電圧検出手段と、
前記開放電圧検出手段及び前記電池電圧検出手段で検出された開放電圧値及び電圧値の差を演算する電圧差演算手段と、
前記電圧差演算手段により演算された差が予め定めれられた所定値以上か否かを判断し、所定値以上のときに前記電池電圧検出線の接続状態が異常と判定する異常判定手段と、
を備えた検出回路。 - 容量調整用抵抗がスイッチを介して並列接続された単電池を複数個接続して構成される組電池と、前記単電池から導出された電池電圧検出線の接続状態を検査する検査回路とを備えた電池モジュールであって、前記検査回路は、
前記単電池の開放電圧値を検出する開放電圧検出手段と、
前記スイッチをオン、オフ制御するスイッチ制御手段と、
前記スイッチのオン状態での前記単電池の電圧値を検出する電池電圧検出手段と、
前記開放電圧検出手段及び前記電池電圧検出手段で検出された開放電圧値及び電圧値の差を演算する電圧差演算手段と、
前記電圧差演算手段により演算された差が予め定めれられた所定値以上か否かを判断し、所定値以上のときに前記電池電圧検出線の接続状態が異常と判定する異常判定手段と、
を備えた電池モジュール。
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