JP2004168533A - 原紙の折装置及び製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙器のような比較的厚い紙でも背割れなどの品質不良を発生させず、狭いスペースでも確実に折り加工ができる原紙の折装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】押し罫が形成された原紙を押し罫に沿って折り曲げる折装置において、原紙を所定位置に配置する位置決め手段と、原紙を折畳む折畳み手段と、原紙を折畳み手段に押し込むブレードとを具備し、位置決め手段はブレードの先端が押し罫の側部に当接するように原紙の位置決めをする。
【選択図】 図1
【解決手段】押し罫が形成された原紙を押し罫に沿って折り曲げる折装置において、原紙を所定位置に配置する位置決め手段と、原紙を折畳む折畳み手段と、原紙を折畳み手段に押し込むブレードとを具備し、位置決め手段はブレードの先端が押し罫の側部に当接するように原紙の位置決めをする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原紙の折装置及び製造方法に関し、特に紙器原紙の折装置及び製造方法する。
【0002】
【従来の技術】
紙器製品の製造においては、原紙に所定の図柄を印刷し、折り目を形成すべき個所に押し罫(罫線)を形成し、製品の展開形状に打抜き、刷本、いわゆるカートンを作り、このカートンを折りたたみ糊付けして製品に仕上げる貼り工程が最終工程としてある。現状ではこの最終工程は図3に示されるサック貼機と呼ばれる装置によって、カートンを一部づつベルトで搬送しながら押し罫に沿ってガイド板で折り、糊付けして行われている。このサック貼機ではカートンをガイド板で強制的に案内しながら折ることから、カートンに加える負荷を少なくしようと極力なだらかに折ろうとするために、装置がカートンの搬送方向に長くなるという欠点があった。
【0003】
一方、一般に書籍カタログなどの紙加工の分野では比較的小さなスペースで加工が可能なナイフ折機と呼ばれる一対のロール間に紙をナイフと呼ばれるブレードにより強制的に挟み込んで折る方式が知られており、特許文献1にはこのようなナイフ折機の一例が開示されている。
【特許文献1】特開2001−89022
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしナイフ折機は、紙器の分野では紙の厚さによる背割れと呼ばれる製品のひび割れなど、品質上の問題から実用されるには至っていなかった。
【0005】
そこで本発明は、紙器のような比較的厚い紙でも背割れなどの品質不良を発生させず、狭いスペースでも確実に折り加工ができる原紙の折装置及び製造方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】
本願発明者等は、紙器のような比較的厚い紙でも、押し罫の正面にブレードを当てるのではなく、押し罫の側部にブレードを当てて折畳み装置に押し込めば、背割れの発生を防止できることを見出し、本願発明の完成に至った。以下に本願発明を具体的に説明する。
【0008】
本発明の一態様は、押し罫(S1)が形成された原紙(C1)を押し罫に沿って折り曲げる折装置(1)であって、原紙を所定位置に配置する位置決め手段(21)と、原紙を折畳む折畳み手段(40)と、原紙を折畳み手段に押し込むブレード(41)とを具備し、位置決め手段はブレードの先端が押し罫の側部に当接するように原紙の位置決めをすることを特徴とする折装置である。ここに本願における「原紙」とは、所定形状に打抜かれた刷本(カートン)のほか、所定形状に打抜く前の原材料たる平面状の紙をも含む概念である。
【0009】
この第一の態様の折装置によれば、原紙を折畳み手段に押し込むブレードの先端は押し罫の側部に当接されるので、原紙はブレードにより折畳み装置に押し込まれて折畳まれる間の、押し罫の背割れが防止される。
【0010】
上記態様において、折畳み手段は互いに平行に設けられるとともに逆方向に回転される一対のロール(44、45)であることとしてもよい。
【0011】
このような構成を採用すれば、原紙の背割れを防止しつつ、従来薄手の紙にしか適用できなかったいわゆるナイフ折機(1)を厚手の紙器原紙の折装置として使用することができる。
【0012】
また上記態様において、位置決め機構は原紙を移動させる搬送部(14)と、移動される原紙を衝突させて移動停止させる停止部(21)と、停止部への原紙の衝突を感知する感知部(22)と、感知部が衝突を感知してから所定時間経過後にブレードの動作が開始されるようにブレードの動作を制御する制御部(31)とを備えることとして構成してもよい。
【0013】
このように構成した場合には、たとえ原紙が停止部に衝突して反対方向に跳ね返される事があるとしても、この跳ね返りの大きさが次第に減衰されて所定時間を経過すれば、原紙は停止部に密着するように当接されて位置が安定化される。したがって、予め所定位置に配置されたブレードの先端を正確に原紙押し罫の側部に当接させることが容易なものとなる。
【0014】
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
【0016】
<1> 折装置
図1は、折装置の全体の構成を示す概略図である。図に示されるとおり、本発明の1実施形態にかかる折装置1は、原紙C1〜C3の加工順に、第一搬送部10、位置決め部20、制御部30、折畳み部40、送り部50、及び第二搬送部60を備えている。
【0017】
第一搬送部10は、同方向に回転する二つのロール12a、12bと、これらのロールに掛け渡されたベルト13とを備えたベルトコンベア14と、ベルトコンベア14の上方に配置され水平方向に複数のローラが配列されたフリーコロ11、11、11とを有している。装置搬入口Aに投入された原紙C1は、ベルトコンベア14上をフリーコロ11、11、11に導かれて、図の右から左方向へと搬送される。なお、原紙C1は、折装置1に投入される時点においてはすでに所定形状に打抜かれ、かつ所定位置に押し罫が形成されている。これについては後に詳しく説明する。
【0018】
第一搬送部10の先には以下に説明する位置決め部20が配置されている。すなわち、ベルトコンベア14の先端側(図1において左側)にはベルトコンベア14の上面に略平行に水平案内板20aが設けられている。水平案内板20aのさらに先端側(図1の左側)には、水平案内板20aから直立するようにストッパ21が設けられている。ストッパ21の直立部近傍には上下に配置された射光部と受光部とからなるフォトセンサ22が設けられている。ベルトコンベア14から図の左方向に送り出された原紙C1の左端はストッパ21の右側面に衝突すると同時に、原紙C1がストッパ21に到達されたことがフォトセンサ22に感知される。
【0019】
フォトセンサ22の感知信号は制御部30の制御装置31に送られる。制御部30は以下に説明する折畳み部40の駆動装置32の動作を制御する。これについては後に詳しく説明する。
【0020】
折畳み部40は、駆動装置41により上下に往復動されるブレード42と、ブレード42の下端の往復動下死点近傍(僅かに下方)にロールバイトが位置するように配置される一対のロールセット44、45とを備える。ロールセットは、位置が固定されている固定ロール44と、位置を変更することが可能な移動ロール45よりなる。図において左側に示される固定ロール44は、不図示の駆動源(例えばモータ)からの駆動が減速機、ユニバーサルジョイントを介して伝えられ、図において時計回り方向に定速回転している。一方、移動ロール45は、折装置1の筐体に取り付けられた調節部48を回動させることにより先端部が水平方向に移動可能とされたアーム46の先端部に回転自由に取り付けられている。したがって調節部48を回動させることにより、移動ロール45と固定ロール44との間の間隔を調節することができる。また、アーム46は、その右端46bに弾性部材47が取り付けられており、ロール45が右方向の力を受けると、アーム46の右端46bは、調節部48方向に移動し、弾性部材47はそれに抗して左方向への押圧力をアーム46に与える。すなわち弾性部材47は移動ロール45が受ける右向きの力を受ける緩衝部材として作用している。
【0021】
移動ロール45も不図示の駆動源(例えばモータ)からの駆動が減速機、ユニバーサルジョイントを介して伝えられ、図において反時計回り方向に固定ロール44と同一速度にて定速回転している。折装置1の稼動状態においては、移動ロール45は、調節部48により固定ロール44に接しつつ、弾性部材47により所定の押圧力を固定ロール44側に与えるようにセットされている。
【0022】
原紙C1がストッパ22に到達したことをフォトセンサ22が感知すると、その信号が制御部31に送られて、制御部31はそれに基づき所定時間経過後、ブレード42を下方に移動するように駆動部41を制御する。原紙C1の長さは、左端側がストッパ21に当接された状態において、右端側が移動ロール45上のさらに右方に位置するほどに充分な長さを有している。したがって、ブレード42が上方から降下してくると、ロールセット44、45上に架け渡された状態の原紙C1は、ブレード42の下端に折り曲げられて、ロールバイト部に移動される。固定ロール44と移動ロール45とは、反対方向に回転されているので、ロールバイト部まで移動された原紙(この時点では図のC2で示される形状になっている。)は、両ロール44、45に噛み込まれる。両ロール44、45間には所定の押圧力が働いているので、原紙C2は、折り目に沿って、きれいに折畳まれる。
【0023】
折畳み部40を通過した原紙C3(折畳まれている。)は、送り部50に垂直方向に配置されたロールセット51a、51b;52a、52bの間を通過して第二搬送部60へと送られる。第二搬送部60は、二つのローラ62a、62bにより駆動されるベルト63を備えたベルトコンベア64と、ベルトコンベア64の上方に配置され水平方向に複数のローラが配列されたフリーコロ61、61、61とを有している。第二搬送部60に到達した原紙C3(折畳まれている。)は、ベルトコンベア64上をフリーコロ61、61、61に導かれて、図の左から右方向へと搬送され、折装置1の搬出口Bへと送られる。
【0024】
<2> 押し罫とブレードとの位置関係
図2は、原紙C1の押し罫S1にブレード42の先端42eを当接する位置について説明する図である。なお、図2においては、原紙C1を誇張して示すため、実際よりも両ロール44、45に対して原紙C1を大きく表している。
【0025】
図に示されるように原紙C1は両ロール44、45上に押し罫S1の凸部が上向きになるように配置される。
【0026】
図2(a)は、押し罫S1凸部の頂点近傍にブレード42の先端42eが配置されている状態を示す図である。このような配置によりブレード42を下降させ、原紙C1を両ロール44、45間に押し込むと、両ロール44、45による押圧を受けて原紙C1は、押し罫S1の凹部近傍を頂点として折り曲げられるが、原紙C1が所定以上の厚さであると、右側の図に示されるように押し罫S1の凹部側にいわゆる背割れS2が発生して、紙器容器としての商品価値が失われる。従って、図2(a)に示される原紙C1の押し罫S1と、ブレード42との位置関係では、厚さのある紙器容器原紙をナイフ折機で折ることは困難である。
【0027】
これに対して図2(b)は、本発明にかかる、原紙C1の押し罫S1とブレード42の先端42eとの位置の関係を示す図である。ここでは、ブレード42の先端42eは押し罫S1の凸部の側部に当接される位置にある。このような配置によりブレード42を下降させ、原紙C1を両ロール44、45間に押し込むと、両ロール44、45による押圧を受けて原紙C1は、押し罫S1の凹部近傍を頂点として折り曲げられる。ブレード42の先端42eが押し罫S1の側部に当接されて原紙C1折りこまれるので、原紙C1が所定以上の厚さであっても、図2(b)右側に示されるように押し罫S3の凹部側にいわゆる背割れは発生せず、紙器容器としての商品価値が保たれる。従って、図2(b)に示される原紙C1の押し罫S1と、ブレード42との位置関係により、従来薄手の紙にしか適用できなかったナイフ折機を、厚さのある紙器容器原紙の折り作業に適用することが可能となり、サック貼機を使用する場合のような広い作業スペースを要しない。
【0028】
上記のような押し罫S1と、ブレード42との位置関係を実現するには、原紙C1の端部(図1の位置関係においては左端)から押し罫S1の左側部、又は右側部までの長さを測定し、この長さに、ストッパ21の原紙当接面(図1で右側面)からブレード先端42eまでの水平距離を一致させればよい。具体的にはブレード42は駆動装置との関係が複雑とならないように左右方向には不動のものとして構成し、ストッパ21を折り機筐体に対して水平方向に摺動可能に構成すればよい。
【0029】
<3> ブレード動作の遅延
このようにして位置決めをした場合、図1を参照して、ベルトコンベア14により図の右側から左方向に送られた原紙C1は、両ロール44、45の上方をさらに左方に移動され、左側端部がストッパ21の右側面に衝突する。この際に原紙C1の左方向への移動速度が大きいとストッパ21との衝突により原紙C1は一旦右方向に跳ね返される。しかし跳ね返されると原紙C1のベルトコンベア14上の長さが長くなるので、原紙C1とベルトコンベアC1上面との間の摩擦により原紙C1に左向きの力が働くので、跳ね返されることにより当初右向きの方向に移動していた原紙C1は次第に速度を落としやがて左方向に移動を始める。そして再びストッパ21の右側面に衝突する。しかしこのときの原紙C1の左方向への移動速度は第一回目の移動速度より小となるので、第一回目の衝突のときより小さな速度で右向きに跳ね返される。このような原紙C1とストッパ21との衝突/跳ね返しが繰り返されるがその大きさは次第に減衰され、やがて原紙C1は、その左端がストッパ21の右側面に当接された状態で停止される。
【0030】
このように、原紙C1がストッパ21に衝突してから所定の間は原紙C1が図1で左右の方向に移動する可能性があるので、ブレード42の先端42eを原紙C1に形成された押し罫S1の側部に正確に配置することが困難である場合が生じる。かかる場合には、図1に示されるようにストッパ21の右側面近傍に原紙C1の感知手段(フォトセンサ22)を設け、この感知信号を制御装置31に伝えて、ブレード42の駆動装置41が駆動開始するタイミングを所定時間(原紙C1の衝突・跳ね返しが減衰されて静止されるまでの時間)遅延させる制御を行えばよい。上記のような遅延制御は常法の手段、例えば、制御装置31の内蔵クロックを利用し、ROMに書き込まれた所定のプログラムを実行することにより実現することができる。
【0031】
遅延時間は、理論上は所定の時間より長ければ、原紙C1の位置的安定を得ることができるが、生産性を考慮した場合には原紙C1の位置的安定が得られる中でなるべく短く設定することが好ましい。最小限必要な遅延時間は、折装置1や原紙C1の形状、材質等によっても変化するものであるので、事前に試験を行い最適な遅延時間を把握しておくことが望ましい。
【0032】
なお、以上の実施形態においては、ブレード42は両刃のものにより説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、ブレードは片刃であってもよい。また、片刃の場合、ブレードの腹または背のいずれの側を押し罫側部に当ててもよい。
【0033】
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う原紙の折装置及び製造方法もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
【0034】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の第一の態様の折装置によれば、原紙を折畳み手段に押し込むブレードの先端は押し罫の側部に当接されるので、原紙はブレードにより折畳み装置に押し込まれて折畳まれる間の、押し罫の背割れが防止される。
【0035】
上記態様において、折畳み手段は互いに平行に設けられるとともに逆方向に回転される一対のロールであることとすれば、原紙の背割れを防止しつつ、従来薄手の紙にしか適用できなかったいわゆるナイフ折機を厚手の紙器原紙の折装置として使用することができる。
【0036】
また上記態様において、位置決め機構は原紙を移動させる搬送部と、移動される原紙を衝突させて移動停止させる停止部と、停止部への原紙の衝突を感知する感知部と、感知部が衝突を感知してから所定時間経過後にブレードの動作が開始されるようにする制御部とを備えることとして構成した場合には、たとえ原紙が停止部に衝突して反対方向に跳ね返される事があるとしても、この跳ね返りの大きさが次第に減衰されて所定時間を経過すれば、原紙は停止部に密着するように当接されて位置が安定化される。したがって、予め所定位置に配置されたブレードの先端を正確に原紙押し罫の側部に当接させることが容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折装置の全体の構成を示す概略図である。
【図2】原紙の押し罫にブレード先端を当接する位置について説明する図である。
【図3】サック貼機を示す図である。
【符号の説明】
C1 原紙
S1 押し罫
1 ナイフ折機(折装置)
14 ベルトコンベア(搬送部)
21 ストッパ(停止部)
22 フォトセンサ(感知部)
31 制御部
40 折畳み部(折畳み手段)
41 ブレード
44 固定ロール(ロール)
45 移動ロール(ロール)
【発明の属する技術分野】
本発明は、原紙の折装置及び製造方法に関し、特に紙器原紙の折装置及び製造方法する。
【0002】
【従来の技術】
紙器製品の製造においては、原紙に所定の図柄を印刷し、折り目を形成すべき個所に押し罫(罫線)を形成し、製品の展開形状に打抜き、刷本、いわゆるカートンを作り、このカートンを折りたたみ糊付けして製品に仕上げる貼り工程が最終工程としてある。現状ではこの最終工程は図3に示されるサック貼機と呼ばれる装置によって、カートンを一部づつベルトで搬送しながら押し罫に沿ってガイド板で折り、糊付けして行われている。このサック貼機ではカートンをガイド板で強制的に案内しながら折ることから、カートンに加える負荷を少なくしようと極力なだらかに折ろうとするために、装置がカートンの搬送方向に長くなるという欠点があった。
【0003】
一方、一般に書籍カタログなどの紙加工の分野では比較的小さなスペースで加工が可能なナイフ折機と呼ばれる一対のロール間に紙をナイフと呼ばれるブレードにより強制的に挟み込んで折る方式が知られており、特許文献1にはこのようなナイフ折機の一例が開示されている。
【特許文献1】特開2001−89022
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしナイフ折機は、紙器の分野では紙の厚さによる背割れと呼ばれる製品のひび割れなど、品質上の問題から実用されるには至っていなかった。
【0005】
そこで本発明は、紙器のような比較的厚い紙でも背割れなどの品質不良を発生させず、狭いスペースでも確実に折り加工ができる原紙の折装置及び製造方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】
本願発明者等は、紙器のような比較的厚い紙でも、押し罫の正面にブレードを当てるのではなく、押し罫の側部にブレードを当てて折畳み装置に押し込めば、背割れの発生を防止できることを見出し、本願発明の完成に至った。以下に本願発明を具体的に説明する。
【0008】
本発明の一態様は、押し罫(S1)が形成された原紙(C1)を押し罫に沿って折り曲げる折装置(1)であって、原紙を所定位置に配置する位置決め手段(21)と、原紙を折畳む折畳み手段(40)と、原紙を折畳み手段に押し込むブレード(41)とを具備し、位置決め手段はブレードの先端が押し罫の側部に当接するように原紙の位置決めをすることを特徴とする折装置である。ここに本願における「原紙」とは、所定形状に打抜かれた刷本(カートン)のほか、所定形状に打抜く前の原材料たる平面状の紙をも含む概念である。
【0009】
この第一の態様の折装置によれば、原紙を折畳み手段に押し込むブレードの先端は押し罫の側部に当接されるので、原紙はブレードにより折畳み装置に押し込まれて折畳まれる間の、押し罫の背割れが防止される。
【0010】
上記態様において、折畳み手段は互いに平行に設けられるとともに逆方向に回転される一対のロール(44、45)であることとしてもよい。
【0011】
このような構成を採用すれば、原紙の背割れを防止しつつ、従来薄手の紙にしか適用できなかったいわゆるナイフ折機(1)を厚手の紙器原紙の折装置として使用することができる。
【0012】
また上記態様において、位置決め機構は原紙を移動させる搬送部(14)と、移動される原紙を衝突させて移動停止させる停止部(21)と、停止部への原紙の衝突を感知する感知部(22)と、感知部が衝突を感知してから所定時間経過後にブレードの動作が開始されるようにブレードの動作を制御する制御部(31)とを備えることとして構成してもよい。
【0013】
このように構成した場合には、たとえ原紙が停止部に衝突して反対方向に跳ね返される事があるとしても、この跳ね返りの大きさが次第に減衰されて所定時間を経過すれば、原紙は停止部に密着するように当接されて位置が安定化される。したがって、予め所定位置に配置されたブレードの先端を正確に原紙押し罫の側部に当接させることが容易なものとなる。
【0014】
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
【0016】
<1> 折装置
図1は、折装置の全体の構成を示す概略図である。図に示されるとおり、本発明の1実施形態にかかる折装置1は、原紙C1〜C3の加工順に、第一搬送部10、位置決め部20、制御部30、折畳み部40、送り部50、及び第二搬送部60を備えている。
【0017】
第一搬送部10は、同方向に回転する二つのロール12a、12bと、これらのロールに掛け渡されたベルト13とを備えたベルトコンベア14と、ベルトコンベア14の上方に配置され水平方向に複数のローラが配列されたフリーコロ11、11、11とを有している。装置搬入口Aに投入された原紙C1は、ベルトコンベア14上をフリーコロ11、11、11に導かれて、図の右から左方向へと搬送される。なお、原紙C1は、折装置1に投入される時点においてはすでに所定形状に打抜かれ、かつ所定位置に押し罫が形成されている。これについては後に詳しく説明する。
【0018】
第一搬送部10の先には以下に説明する位置決め部20が配置されている。すなわち、ベルトコンベア14の先端側(図1において左側)にはベルトコンベア14の上面に略平行に水平案内板20aが設けられている。水平案内板20aのさらに先端側(図1の左側)には、水平案内板20aから直立するようにストッパ21が設けられている。ストッパ21の直立部近傍には上下に配置された射光部と受光部とからなるフォトセンサ22が設けられている。ベルトコンベア14から図の左方向に送り出された原紙C1の左端はストッパ21の右側面に衝突すると同時に、原紙C1がストッパ21に到達されたことがフォトセンサ22に感知される。
【0019】
フォトセンサ22の感知信号は制御部30の制御装置31に送られる。制御部30は以下に説明する折畳み部40の駆動装置32の動作を制御する。これについては後に詳しく説明する。
【0020】
折畳み部40は、駆動装置41により上下に往復動されるブレード42と、ブレード42の下端の往復動下死点近傍(僅かに下方)にロールバイトが位置するように配置される一対のロールセット44、45とを備える。ロールセットは、位置が固定されている固定ロール44と、位置を変更することが可能な移動ロール45よりなる。図において左側に示される固定ロール44は、不図示の駆動源(例えばモータ)からの駆動が減速機、ユニバーサルジョイントを介して伝えられ、図において時計回り方向に定速回転している。一方、移動ロール45は、折装置1の筐体に取り付けられた調節部48を回動させることにより先端部が水平方向に移動可能とされたアーム46の先端部に回転自由に取り付けられている。したがって調節部48を回動させることにより、移動ロール45と固定ロール44との間の間隔を調節することができる。また、アーム46は、その右端46bに弾性部材47が取り付けられており、ロール45が右方向の力を受けると、アーム46の右端46bは、調節部48方向に移動し、弾性部材47はそれに抗して左方向への押圧力をアーム46に与える。すなわち弾性部材47は移動ロール45が受ける右向きの力を受ける緩衝部材として作用している。
【0021】
移動ロール45も不図示の駆動源(例えばモータ)からの駆動が減速機、ユニバーサルジョイントを介して伝えられ、図において反時計回り方向に固定ロール44と同一速度にて定速回転している。折装置1の稼動状態においては、移動ロール45は、調節部48により固定ロール44に接しつつ、弾性部材47により所定の押圧力を固定ロール44側に与えるようにセットされている。
【0022】
原紙C1がストッパ22に到達したことをフォトセンサ22が感知すると、その信号が制御部31に送られて、制御部31はそれに基づき所定時間経過後、ブレード42を下方に移動するように駆動部41を制御する。原紙C1の長さは、左端側がストッパ21に当接された状態において、右端側が移動ロール45上のさらに右方に位置するほどに充分な長さを有している。したがって、ブレード42が上方から降下してくると、ロールセット44、45上に架け渡された状態の原紙C1は、ブレード42の下端に折り曲げられて、ロールバイト部に移動される。固定ロール44と移動ロール45とは、反対方向に回転されているので、ロールバイト部まで移動された原紙(この時点では図のC2で示される形状になっている。)は、両ロール44、45に噛み込まれる。両ロール44、45間には所定の押圧力が働いているので、原紙C2は、折り目に沿って、きれいに折畳まれる。
【0023】
折畳み部40を通過した原紙C3(折畳まれている。)は、送り部50に垂直方向に配置されたロールセット51a、51b;52a、52bの間を通過して第二搬送部60へと送られる。第二搬送部60は、二つのローラ62a、62bにより駆動されるベルト63を備えたベルトコンベア64と、ベルトコンベア64の上方に配置され水平方向に複数のローラが配列されたフリーコロ61、61、61とを有している。第二搬送部60に到達した原紙C3(折畳まれている。)は、ベルトコンベア64上をフリーコロ61、61、61に導かれて、図の左から右方向へと搬送され、折装置1の搬出口Bへと送られる。
【0024】
<2> 押し罫とブレードとの位置関係
図2は、原紙C1の押し罫S1にブレード42の先端42eを当接する位置について説明する図である。なお、図2においては、原紙C1を誇張して示すため、実際よりも両ロール44、45に対して原紙C1を大きく表している。
【0025】
図に示されるように原紙C1は両ロール44、45上に押し罫S1の凸部が上向きになるように配置される。
【0026】
図2(a)は、押し罫S1凸部の頂点近傍にブレード42の先端42eが配置されている状態を示す図である。このような配置によりブレード42を下降させ、原紙C1を両ロール44、45間に押し込むと、両ロール44、45による押圧を受けて原紙C1は、押し罫S1の凹部近傍を頂点として折り曲げられるが、原紙C1が所定以上の厚さであると、右側の図に示されるように押し罫S1の凹部側にいわゆる背割れS2が発生して、紙器容器としての商品価値が失われる。従って、図2(a)に示される原紙C1の押し罫S1と、ブレード42との位置関係では、厚さのある紙器容器原紙をナイフ折機で折ることは困難である。
【0027】
これに対して図2(b)は、本発明にかかる、原紙C1の押し罫S1とブレード42の先端42eとの位置の関係を示す図である。ここでは、ブレード42の先端42eは押し罫S1の凸部の側部に当接される位置にある。このような配置によりブレード42を下降させ、原紙C1を両ロール44、45間に押し込むと、両ロール44、45による押圧を受けて原紙C1は、押し罫S1の凹部近傍を頂点として折り曲げられる。ブレード42の先端42eが押し罫S1の側部に当接されて原紙C1折りこまれるので、原紙C1が所定以上の厚さであっても、図2(b)右側に示されるように押し罫S3の凹部側にいわゆる背割れは発生せず、紙器容器としての商品価値が保たれる。従って、図2(b)に示される原紙C1の押し罫S1と、ブレード42との位置関係により、従来薄手の紙にしか適用できなかったナイフ折機を、厚さのある紙器容器原紙の折り作業に適用することが可能となり、サック貼機を使用する場合のような広い作業スペースを要しない。
【0028】
上記のような押し罫S1と、ブレード42との位置関係を実現するには、原紙C1の端部(図1の位置関係においては左端)から押し罫S1の左側部、又は右側部までの長さを測定し、この長さに、ストッパ21の原紙当接面(図1で右側面)からブレード先端42eまでの水平距離を一致させればよい。具体的にはブレード42は駆動装置との関係が複雑とならないように左右方向には不動のものとして構成し、ストッパ21を折り機筐体に対して水平方向に摺動可能に構成すればよい。
【0029】
<3> ブレード動作の遅延
このようにして位置決めをした場合、図1を参照して、ベルトコンベア14により図の右側から左方向に送られた原紙C1は、両ロール44、45の上方をさらに左方に移動され、左側端部がストッパ21の右側面に衝突する。この際に原紙C1の左方向への移動速度が大きいとストッパ21との衝突により原紙C1は一旦右方向に跳ね返される。しかし跳ね返されると原紙C1のベルトコンベア14上の長さが長くなるので、原紙C1とベルトコンベアC1上面との間の摩擦により原紙C1に左向きの力が働くので、跳ね返されることにより当初右向きの方向に移動していた原紙C1は次第に速度を落としやがて左方向に移動を始める。そして再びストッパ21の右側面に衝突する。しかしこのときの原紙C1の左方向への移動速度は第一回目の移動速度より小となるので、第一回目の衝突のときより小さな速度で右向きに跳ね返される。このような原紙C1とストッパ21との衝突/跳ね返しが繰り返されるがその大きさは次第に減衰され、やがて原紙C1は、その左端がストッパ21の右側面に当接された状態で停止される。
【0030】
このように、原紙C1がストッパ21に衝突してから所定の間は原紙C1が図1で左右の方向に移動する可能性があるので、ブレード42の先端42eを原紙C1に形成された押し罫S1の側部に正確に配置することが困難である場合が生じる。かかる場合には、図1に示されるようにストッパ21の右側面近傍に原紙C1の感知手段(フォトセンサ22)を設け、この感知信号を制御装置31に伝えて、ブレード42の駆動装置41が駆動開始するタイミングを所定時間(原紙C1の衝突・跳ね返しが減衰されて静止されるまでの時間)遅延させる制御を行えばよい。上記のような遅延制御は常法の手段、例えば、制御装置31の内蔵クロックを利用し、ROMに書き込まれた所定のプログラムを実行することにより実現することができる。
【0031】
遅延時間は、理論上は所定の時間より長ければ、原紙C1の位置的安定を得ることができるが、生産性を考慮した場合には原紙C1の位置的安定が得られる中でなるべく短く設定することが好ましい。最小限必要な遅延時間は、折装置1や原紙C1の形状、材質等によっても変化するものであるので、事前に試験を行い最適な遅延時間を把握しておくことが望ましい。
【0032】
なお、以上の実施形態においては、ブレード42は両刃のものにより説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、ブレードは片刃であってもよい。また、片刃の場合、ブレードの腹または背のいずれの側を押し罫側部に当ててもよい。
【0033】
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う原紙の折装置及び製造方法もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
【0034】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の第一の態様の折装置によれば、原紙を折畳み手段に押し込むブレードの先端は押し罫の側部に当接されるので、原紙はブレードにより折畳み装置に押し込まれて折畳まれる間の、押し罫の背割れが防止される。
【0035】
上記態様において、折畳み手段は互いに平行に設けられるとともに逆方向に回転される一対のロールであることとすれば、原紙の背割れを防止しつつ、従来薄手の紙にしか適用できなかったいわゆるナイフ折機を厚手の紙器原紙の折装置として使用することができる。
【0036】
また上記態様において、位置決め機構は原紙を移動させる搬送部と、移動される原紙を衝突させて移動停止させる停止部と、停止部への原紙の衝突を感知する感知部と、感知部が衝突を感知してから所定時間経過後にブレードの動作が開始されるようにする制御部とを備えることとして構成した場合には、たとえ原紙が停止部に衝突して反対方向に跳ね返される事があるとしても、この跳ね返りの大きさが次第に減衰されて所定時間を経過すれば、原紙は停止部に密着するように当接されて位置が安定化される。したがって、予め所定位置に配置されたブレードの先端を正確に原紙押し罫の側部に当接させることが容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折装置の全体の構成を示す概略図である。
【図2】原紙の押し罫にブレード先端を当接する位置について説明する図である。
【図3】サック貼機を示す図である。
【符号の説明】
C1 原紙
S1 押し罫
1 ナイフ折機(折装置)
14 ベルトコンベア(搬送部)
21 ストッパ(停止部)
22 フォトセンサ(感知部)
31 制御部
40 折畳み部(折畳み手段)
41 ブレード
44 固定ロール(ロール)
45 移動ロール(ロール)
Claims (6)
- 押し罫が形成された原紙を前記押し罫に沿って折り曲げる折装置であって、
前記原紙を所定位置に配置する位置決め手段と、
前記原紙を折畳む折畳み手段と、
前記原紙を前記折畳み手段に押し込むブレードと、を具備し、
前記位置決め手段は、前記ブレードの先端が前記押し罫の側部に当接するように前記原紙の位置決めをすることを特徴とする折装置。 - 前記折畳み手段は、互いに平行に設けられるとともに逆方向に回転される一対のロールである請求項1に記載の折装置。
- 前記位置決め機構は、前記原紙を移動させる搬送部と、移動される前記原紙を衝突させて移動停止させる停止部と、前記停止部への前記原紙の衝突を感知する感知部と、前記感知部が前記衝突を感知してから所定時間経過後に前記ブレードの動作が開始されるようにブレードの動作を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の原紙の折装置。
- 前記原紙は紙器原紙である請求項1〜3のいずれかに記載の原紙の折装置。
- 原紙を所定形状に打抜く工程と、
前記原紙の所定位置に押し罫を形成する工程と、
前記押し罫の側端部にブレードを押し当てて、折畳む工程と、
を備えた紙器原紙の製造方法。 - 原紙を所定形状に打抜く工程と、
前記原紙の所定位置に押し罫を形成する工程と、
ブレードの先端に前記原紙の押し罫の端部を配置する工程と、
前記配置の後に、所定時間を経て前記押し罫の側端部にブレードを押し当てて、前記原紙を折畳む工程と、
を備えた紙器原紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339158A JP2004168533A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 原紙の折装置及び製造方法 |
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JP2004168533A true JP2004168533A (ja) | 2004-06-17 |
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ID=32702178
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JP2002339158A Pending JP2004168533A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 原紙の折装置及び製造方法 |
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JP (1) | JP2004168533A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5534532B2 (ja) * | 2009-12-10 | 2014-07-02 | ホリゾン・インターナショナル株式会社 | ナイフ折り装置 |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002339158A patent/JP2004168533A/ja active Pending
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