JP2004166187A - 符号・復号化方法およびファクシミリ装置 - Google Patents

符号・復号化方法およびファクシミリ装置 Download PDF

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健太郎 深見
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Abstract

【課題】コスト高を招くことなく、一つのジョブの待ち時間が長くならないように複数のジョブを符号化および復号化することが可能な符号・復号化方法およびファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】この符号化装置1は、ジョブAに対応するデータ群とジョブBに対応するデータ群をそれぞれ記憶する第1および第2の画像メモリ11A,11Bと、第1および第2の画像メモリ11A,11Bに記憶されたデータ群をそれぞれ1ライン毎に交互にMH符号方式により符号化するとともにMH復号方式により復号化するMH符号復号部10Aと、MH符号復号部10Aによって符号化された符号データをそれぞれ記憶する第1および第2の符号メモリA,12Bとを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置等に適用される符号・復号化方法およびファクシミリ装置に関し、特に、コスト高を招くことなく、一つのジョブの待ち時間が長くならないように複数のジョブを符号化および復号化することが可能な符号・復号化方法およびファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能等の復号機能を有するファクシミリ装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−336342号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のファクシミリ装置によると、1つの符号化装置により符号化及び復号化していることから、同時に2つのジョブが発生した場合、2つのジョブを並行して処理ができないため、一方のジョブの処理を開始すると、それが終わるまで他方のジョブが待たされることになる。このため、多量のデータを処理しているジョブに待たされてしまうと、処理されているデータ量によっては数分待たされることもある。
また、複数の符号化装置を有する構成では、多大なコストアップとなってしまう。
【0005】
従って、本発明の目的は、コスト高を招くことなく、一つのジョブの待ち時間が長くならないように複数のジョブを符号化および復号化することが可能な符号・復号化方法およびファクシミリ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、上記目的を達成するため、複数のジョブに対応する複数の画像データあるいは複数の符号化データを単一の符号・復号化手段により時分割により並行して符号化、符号化および復号化、あるいは復号化することを特徴とする符号・復号化方法を提供する。
【0007】
第2の発明は、上記目的を達成するため、複数のジョブに対応する複数の画像データを記憶する複数の画像メモリと、複数のジョブに対応する複数の符号化データを記憶する複数の符号メモリと、前記複数の画像データ、あるいは前記複数の符号化データを時分割により並行して符号化、符号化および復号化、あるいは復号化する単一の符号・復号化手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置を提供する。
【0008】
第1および第2の発明によれば、複数のジョブに対応する複数の画像データ、あるいは複数の符号化データが並行して符号化、符号化および復号化、あるいは復号化されるので、複数のジョブを順次処理するのと比較して一つのジョブの待ち時間が長くなるのを防げる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ装置を示す。このファクシミリ装置は、ファクシミリモジュール部2と、プリンタモジュール部3と、スキャナモジュール部4とを有し、ファクシミリモジュール部2とプリンタモジュール部3、およびプリンタモジュール部3とスキャナモジュール部4をそれぞれインタフェース(I/F)5a,5bによって接続したものである。
【0010】
ファクシミリモジュール部2は、ファクシミリモジュール部2を制御するとともに、ファクシミリ装置全体を制御するCPU20と、CPU20の動作プログラムを記憶するROM21と、公衆回線6から受信データ(符号化データ)を受け取る網制御部23と、受信データを記憶するRAM22と、公衆回線6経由で受け取った受信データを復号化するとともに、後述するスキャナ43によって読み取られた画像データを符号化する符号化装置1と、符号化装置1によって符号化された符号化データを公衆回線6を介してファクシミリ送信する通信制御部24と、HDD26に対し画像データの記録再生を行うHDDコントローラ25とを備え、これらのCPU20、ROM21、RAM22、網制御部23、符号化装置1、通信制御部24およびHDDコントローラ25をバス27によって相互に接続したものである。
【0011】
プリンタモジュール部3は、プリンタモジュール部3を制御するCPU30と、CPU30の動作プログラムを記憶するROM31と、符号化装置1によって復号化され展開された受信データを記憶するRAM32と、RAM32に記憶された受信データを用紙に印刷するプリンタ33とを備え、これらのCPU30、ROM31、RAM32およびプリンタ33をバス34によって相互に接続したものである。
【0012】
スキャナモジュール部4は、スキャナモジュール部4を制御するCPU40と、CPU40の動作プログラムを記憶するROM41と、原稿から画像データを光学的に読み取るスキャナ43と、スキャナ43によって読み取られた画像データを記憶するRAM42とを備え、これらのCPU40、ROM41、RAM42およびスキャナ43をバス44によって相互に接続したものである。
【0013】
図2は、第1の実施の形態の符号化装置1を示す。この符号化装置1は、複数の異なるジョブに対応する複数の符号化データとしての画像データをそれぞれ記憶する第1および第2の画像メモリ11A,11Bと、MH符号化及び復号化処理を行うMH符号復号部10Aと、複数の異なるジョブの符号化データを記憶するディスティネーションメモリ等の第1および第2の符号メモリ12A,12Bと、符号化および復号化に関する情報を退避させるための情報退避メモリ13とを備える。
【0014】
ここで、「MH符号方式」とは、ランレングス圧縮とHuffman圧縮を組み合わせたような仕組みにより、黒の画素の連続性と白の画素の連続性を基に符号化又は復号化するものである。この方式は1ライン毎に符号化又は復号化を行うものであるため、ラインの区切れで符号化又は復号化を一時中断すれば、次ラインのポインタ情報のみの退避で符号化又は復号化の再開が可能となる。
【0015】
次に、この第1の実施の形態の動作を説明する。
(1)MH符号化並行処理
図2は、ジョブAの1ライン目の処理を示し、図3は、ジョブBの1ライン目の処理を示す。図4は、2つのMH符号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明ではジョブA(プリントジョブ)とジョブB(スキャンジョブ)がジョブA、ジョブBの順番で要求されたとする。
【0016】
まず、ジョブBの1ライン目の処理に必要な符号化に関する情報(MH符号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させる。次に、MH符号復号部10Aは、MH符号方式に従いジョブAの1ライン目の符号化を行い、その符号化データ14aをジョブA用の第1の符号メモリ12Aに格納する(S1)。一ライン毎の中断モードなので、ジョブAはここで符号化を一時中断し、MH符号復号部10Aは、ジョブAの2ライン目の処理に必要な符号化に関する情報(MH符号方式、次ラインは2ライン目)13bを情報退避メモリ13に退避させる(S2)。
【0017】
次に、MH符号復号部10Aは、図3に示すように、情報退避メモリ13を参照し、符号化に関する情報(MH符号方式、次ラインは1ライン目)13aに基づいてジョブBの1ライン目の符号化を行い、その符号化データ14bをジョブB用の第2の符号メモリ12Bに格納する(S3)。1ライン毎の中断モードなので、ジョブBはここで符号化を一時中断し、MH符号復号部10Aは、ジョブBの2ライン目の処理に必要な符号化に関する情報(MH符号方式、次ラインは2ライン目)13cを情報退避メモリ13に退避させる(S4)。ここで処理が全て終わってなければ(S5)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し符号化を実行する。このようにしてジョブAおよびジョブBに対して符号化が終わった後、ジョブAに対しては第1の符号メモリ12Aから符号化データが読み出され、公衆回線6を介して相手装置側で復号化されてプリントアウトされる。
【0018】
(2)MH符号化・復号化並行処理
図5および図6は、MH符号化処理とMH復号化処理を並行して行う動作を説明するためのブロック図、図7は、そのフローチャートである。ここではMH符号復号部10Aが、ジョブA(スキャンジョブ)についてMR符号化処理を行い、これに並行してジョブB(プリントジョブ)についてMH復号化処理を行う。
【0019】
なお、以下の説明ではジョブA(スキャンジョブ)とジョブB(プリントジョブ)がジョブA、ジョブBの順番で要求されたとする。ここで、ジョブAに関するの動作の前に、MH符号復号部10Aは、MH符号方式に従いジョブBの1ライン目の符号化を行い、その符号化データ14bをジョブB用の第2の符号メモリ12Bに格納しておく。
【0020】
まず、MH符号復号部10Aは、図6に示すように、MH符号方式に従いジョブAの1ライン目の符号化を行い、その符号化データ14aをジョブA用の第1の符号メモリ12Aに格納する(S11)。1ラインごとの中断モードなので、ジョブAはここで符号化を一時中断し、MH符号復号部10Aは、ジョブAの2ライン目の処理に必要な符号化に関する情報(MH符号方式、次ラインは2ライン目)13bを情報退避メモリ13に退避させる(S12)。次に、情報退避メモリ13を参照し、符号化に関する情報(MH符号方式、次ラインは1ライン目)13aに基づいてジョブBの1ライン目の符号化データ14bの復号化を行い、その結果を画像メモリ11Bに格納する(S13)。1ライン毎の中断モードなので、ジョブBはここで復号化を一時中断し、MH符号復号部10Aは、ジョブBの2ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(MH復号方式、次ラインは2ライン目)13cを情報退避メモリ13に退避させる(S14)。ここで処理が全て終わってなければ(S15)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し符号化を実行する。このようにしてジョブAおよびジョブBに対して符号化および復号化が終わった後、ジョブAに対しては第1の符号メモリ12Aから符号化データが読み出され、公衆回線6を介して相手装置側で復号化されてプリントアウトされる。
【0021】
(3)MH復号化並行処理
図8および図9は、2つのMH復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図、図10は、そのフローチャートである。ここでは、MH符号復号部10Aが、ジョブA(プリントジョブ)およびジョブB(プリントジョブ)についてそれぞれMH復号化処理を並行して行う。
【0022】
なお、以下の説明ではジョブA(プリントジョブ)とジョブB(プリントジョブ)がジョブA、ジョブBの順番で要求されたとする。ここで、ジョブAに関するの動作の前に、MH符号復号部10Aは、MH符号方式に従いジョブAの1ライン目の符号化を行い、その符号化データ14aをジョブA用の第2の符号メモリ12Aに格納しておく。また、MH符号復号部10Aは、MH符号方式に従いジョブBの1ライン目の処理の必要な復号化に関する情報(MH復号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させておく。
【0023】
MH符号復号部10Aは、図10に示すように、MH復号方式に従いジョブAの1ライン目の符号化データ14aの復号化を行い、その結果をジョブA用の画像メモリ11Aに格納する(S21)。1ラインごとの中断モードなので、ジョブAはここで復号化を一時中断し、MH符号復号部10Aは、ジョブAの2ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(MH復号方式、次ラインは2ライン目)13bを情報退避メモリ13に退避させる(S22)。次に、情報退避メモリ13を参照し、復号化に関する情報(MH復号方式、次ラインは1ライン目)13aに基づいてジョブBの1ライン目の符号化データ14Bの復号化を行い、その結果を画像メモリ11Bに格納する(S23)。1ライン毎の中断モードなので、ジョブBはここで復号化を一時中断し、MH符号復号部10Aは、ジョブBの2ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(MH復号方式、次ラインは2ライン目)13cを情報退避メモリ13に退避させる(S24)。ここで処理が全て終わってなければ(S25)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し符号化を実行する。
【0024】
このようにしてジョブAおよびジョブBに対して復号化が終わった後、ジョブAに対しては第1の符号メモリ12Aから符号化データ14aが読み出され、ジョブBに対しては第2の符号メモリ12Bから符号化データ14bが読み出され、公衆回線6を介して相手装置側で復号化されてプリントアウトされる。
【0025】
この第1の実施の形態によれば、ジョブAとジョブBの画像データの符号化、符号化および復号化、あるいは復号化を1ライン毎に交互に行うことにより、どちらか一方のジョブが待たされることが無くなる。また、符号化装置を増設する必要がないため、コスト高を回避できる。
【0026】
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る符号化装置を示す。この符号化装置1は、第1の実施の形態におけるMH符号復号部10Aを、MR符号化および復号化処理を行うMR符号復号部10Bとしたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
【0027】
ここで、「MR符号方式」とは、境界差分逐次符号方式とも呼ばれ、垂直方向への相関度によりデータを圧縮する符号化又は復号化方式である。符号化又は復号化する際、符号化又は復号化しているラインと、その一つ前のラインを参照することになる。この符号・復号方式は、『k走査線』ごとに一次元符号・復号化を行う方式であり、kパラメータと呼ぶ一定ライン数毎の区切れで符号化又は復号化する。よって、通常は次ラインのポインタ情報のみの退避だけでは符号化又は復号化を再開できない。この解決方法として、「MR符号方式」の場合は、一定ライン(MHライン)の区切れ毎に一時中断する方法がある。もしくは、k走査線のMRライン処理中に中断する場合は、前ラインの符号化データと次ラインのポインタ情報を共に退避することにより、符号化又は復号化の再開が可能となる。
【0028】
次に、この第2の実施の形態の動作を説明する。
(1)MR符号化並行処理
図11は、ジョブAの一定のラインの処理を示す。図12は、2つのMR符号化の処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明ではジョブA(プリントジョブ)とジョブB(スキャンジョブ)がジョブA、ジョブBの順番で要求されたとする。
【0029】
まず、図11(a)に示すように、ジョブBの1ライン目の処理に必要な符号化に関する情報(MR符号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させる。次に、MR符号復号部10Bは、MR符号方式に従いジョブAの1ラインから指定ライン(例えば4ライン)までの符号化を行い、符号化データ14aをジョブA用の第1の符号メモリ12Aに格納し(S31)、指定ラインがMHラインの手前(MRラインの処理中)であれば(S32)、図11(b)に示すように、前ラインの符号化データ(2ライン目情報)を情報退避メモリ13に退避し(S33)、ジョブAの次ライン情報(3ライン目)、符号方式(MR符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S34)。なお、図11において13bはジョブAの次ライン目以降の処理に必要な符号化に関する情報である。
【0030】
次に、MR符号復号部10Bは、符号化に関する情報13aに基づいて、MR符号方式に従いジョブBの1ラインから指定ライン(例えば4ライン)までの符号化を行い、符号化データをジョブB用の第2の符号メモリ12Bに格納し(S35)、指定ラインがMHラインの手前であれば(S36)、前ラインの符号化データを情報退避メモリ13に退避し(S37)、ジョブBの次ライン、符号方式(MR符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S38)。ここで処理が全て終わってなければ(S39)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し符号化を実行する。
【0031】
(2)MR符号化・復号化並行処理
図13は、MR符号化処理とMR復号化処理を並行して行う動作を説明するためのブロック図、図14は、そのフローチャートである。ここではMR符号復号部10Bが、ジョブA(スキャンジョブ)についてMR符号化処理を行い、これに並行してジョブB(プリントジョブ)についてMR復号化処理を行う。
【0032】
なお、以下の説明ではジョブA(スキャンジョブ)とジョブB(プリントジョブ)がジョブA、ジョブBの順番で要求されたとする。ここで、ジョブAに関するの動作の前に、MR符号復号部10Bは、MR符号方式に従いジョブBの1ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(MR復号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させておく。
【0033】
MR符号復号部10Bは、図13に示すように、MR符号方式に従いジョブAの1ラインから指定ライン(例えば3ライン)までの符号化を行い、符号化データをジョブA用の第1の符号メモリ12Aに格納し(S41)、指定ラインがMHラインの手前であれば(S42)、前ラインの符号化データを情報退避メモリ13に退避し(S43)、ジョブAの次ライン、符号方式(MR符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S44)。ついで、MR符号復号部10Bは、符号化に関する情報13aに基づいて、MR符号方式に従いジョブBの1ラインから指定ライン(例えば4ライン)までの復号化を行い、復号化データをジョブB用の画像メモリ11Bに格納し(S45)、ジョブBの次ライン、符号方式(MR符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S46)。ここで処理が全て終わってなければ(S47)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し、例えば、ジョブAの4ライン目からの符号化を実行する。
【0034】
(3)MR復号化並行処理
図15は、2つのMR復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図、図16は、そのフローチャートである。ここでは、MR符号復号部10Bが、ジョブA(プリントジョブ)およびジョブB(プリントジョブ)についてそれぞれMR復号化処理を並行して行う。
【0035】
なお、以下の説明ではジョブA(スキャンジョブ)とジョブB(プリントジョブ)がジョブA、ジョブBの順番で要求されたとする。ここで、ジョブAに関するの動作の前に、MR符号復号部10Bは、MR符号方式に従いジョブBの1ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(MR復号方式、次ラインは1ライン目)13aをを情報退避メモリ13に退避させておく。
【0036】
MR符号復号部10Bは、図15に示すように、MR符号方式に従いジョブAに関し符号化メモリ12Aから所定のラインの符号化データ14aの復号化を行い、その結果を画像メモリ11Aに格納する(S51)。所定のラインの区切れがMHラインの手前であればジョブAの次ラインと復号方式を情報退避メモリ13に退避させる(S54)。所定のラインの区切れがMHラインの手前でなければ前ライン情報を情報退避メモリ13に退避させる(S53)。ついで、ジョブBの符号化データを復号化し、画像メモリ11Bに格納する(S55)。所定のラインの復号化が終了すると、次ラインと復号方式を情報退避メモリ13に格納する(S56)。ここで処理が全て終わってなければ(S57)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し、例えば、ジョブAの4ライン目からの復号化を実行する。
【0037】
この第2の実施の形態によれば、ジョブAとジョブBの画像データの符号化、符号化および復号化、あるいは復号化を数ライン毎に交互に行うことにより、どちらか一方のジョブが待たされることが無くなる。また、符号化装置を増設する必要がないため、コスト高を回避することができる。
【0038】
図17は、本発明の第3の実施の形態に係る符号化装置1を示す。この符号化装置1は、第1の実施の形態におけるMH符号復号部10Aを、MMR符号化および復号化処理を行うMMR符号復号部10Cとしたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
【0039】
ここで「MMR符号方式」とは、「MR符号」を改良し、高速動作を可能としたものでページ単位の符号化又は復号化を行う。具体的には、「MR符号方式」のkパラメータの『k』を無限大にして、フィルビット(1ラインの伝送時間があらかじめ決められた時間以上になるように挿入されるビット)、EOL(ライン終端信号)をなくしている符号化又は復号化方法である。よって「MR符号方式」と同様、中断した前ラインの符号化又は復号化データと次ラインのポインタ情報を共に退避することにより符号化又は復号化途中の一時中断が可能となる。
【0040】
次に、この第3の実施の形態の動作を説明する。
(1)MMR符号化並行処理
図17は、ジョブAの一定のラインの処理を示す。図18は、2つのMMR符号の処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明ではジョブA(プリントジョブ)とジョブB(スキャンジョブ)がジョブA,ジョブBの順番で要求されたとする。
【0041】
まず、図17に示すように、ジョブBの1ライン目の処理に必要な符号化に関する情報(MMR符号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させる。次に、MMR符号復号部10Cは、MMR符号方式に従いジョブAの1ラインから指定ライン(例えば4ライン)まで符号化を行い、符号化データ14aをジョブA用の第1の符号メモリ12Aに格納し(S61)、符号化に関する情報、すなわち、前ライン情報(符号化データ)、次ライン情報(5ライン目)、符号方式(MMR符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S62)。なお、図17において13bはジョブAの次ライン目以降の処理に必要な符号化に関する情報である。
【0042】
次に、MMR符号復号部10Cは、情報退避メモリ13を参照し、MMR符号方式に従いジョブBの1ラインから指定ラインまで符号化を行い、符号化データをジョブB用の第2の符号メモリBに格納し(S63)、ジョブBの次ライン目以降の処理に必要な符号化に関する情報(前ライン情報、次ライン情報、符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S64)。ここで処理が全て終わってなければ(S65)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し符号化を実行する。
【0043】
(2)MMR符号化・復号化並行処理
図19は、MMR符号処理とMMR復号化処理を並行して行う動作を説明するためのブロック図、図20は、そのフローチャートである。ここではMMR符号復号部10Cが、ジョブA(スキャンジョブ)についてMMR符号化処理を行い、これに並行してジョブB(プリントジョブ)についてMMR復号化処理を行う。
【0044】
なお、以下の説明ではジョブA(スキャンジョブ)とジョブB(プリントジョブ)がジョブA、ジョブBの順番で要求されたとする。ここで、ジョブAに関するの動作の前に、MMR符号復号部10Cは、MMR符号方式に従いジョブBの所定ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(MR復号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させておく。
【0045】
MMR符号復号部10Cは、図19に示すように、MMR符号方式に従いジョブAの1ラインから指定ライン(例えば3ライン)までの符号化を行い、符号化データをジョブA用の第1の符号メモリ12Aに格納し(S71)、符号化に関する情報、すなわち、前ライン情報(符号化データ)、次ライン情報(4ライン目)、符号方式(MMR符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S72)。ついで、MMR符号復号部10Cは、符号化に関する情報13aに基づいて、MMR符号方式に従いジョブBの1ラインから指定ライン(例えば3ライン)までの復号化を行い、復号化データをジョブB用の画像メモリ11Bに格納し(S73)、ジョブBの次の符号化に関する情報、すなわち、前ライン情報(符号化データ)、次ライン情報(4ライン目)、符号方式(MMR符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S74)。ここで処理が全て終わってなければ(S75)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し、符号化または復号化を実行する。
【0046】
(3)MMR復号化並行処理
図21は、2つのMR復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図、図22は、そのフローチャートである。ここでは、MMR符号復号部10Cが、ジョブA(プリントジョブ)およびジョブB(プリントジョブ)についてそれぞれMMR復号化処理を並行して行う。
【0047】
なお、以下の説明ではジョブA(スキャンジョブ)とジョブB(プリントジョブ)がジョブA、ジョブBの順番で要求されたとする。ここで、ジョブAに関するの動作の前に、MMR符号復号部10Cは、MMR符号方式に従いジョブBの所定ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(MMR復号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させておく。
【0048】
MMR符号復号部10Cは、図21に示すように、MMR復号方式に従いジョブAの1ラインから指定ライン(例えば3ライン)までの復号化を行い、復号化データをジョブA用の第1の画像メモリ11Aに格納し(S81)、復号化に関する情報13b、すなわち、前ライン情報(復号化データ)、次ライン情報(4ライン目)、符号方式(MMR復号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S82)。ついで、MMR符号復号部10Cは、復号化に関する情報13aに基づいて、MMR復号方式に従いジョブBの1ラインから指定ライン(例えば3ライン)までの復号化を行い、復号化データをジョブB用の画像メモリ11Bに格納し(S83)、ジョブBの次の復号化に関する情報、すなわち、前ライン情報(復号化データ)、次ライン情報(4ライン目)、符号方式(MMR復号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S84)。ここで処理が全て終わってなければ(S85)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し、復号化を実行する。
【0049】
この第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様に、ジョブAとジョブBの画像データの符号化、符号化および復号化、あるいは復号化を数ライン毎に交互に行うことにより、どちらか一方のジョブが待たされることが無くなる。また、符号化あるいは復号化を行う指定ラインを1ページの最終ラインとすることにより、効率の良い符号化および復号化が行える。
【0050】
図23は、本発明の第4の実施の形態に係る符号化装置1を示す。この符号化装置1は、第1の実施の形態におけるMH符号復号部10Aを、JBIG符号化および復号化処理を行うJBIG符号復号部10Dとしたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
【0051】
ここで、「JBIG符号方式」は、イメージ内の各ピクセルにおいて、周りのパターンからコンテキスト情報を引き出し、このコンテキスト情報を使用して、あるピクセルが黒であるか白であるかの統計上の予測を見出す方式である。ピクセルの値がコンテキストから求めた予測と同じであれば、そのピクセルの情報は、予測に反するピクセルよりも少ない情報ですむという符号化又は復号化手法である。このJBIG符号方式は、前ラインとの関わりがあるので、一つの手段としてはストライプ毎にリセットマーカー14cを挿入した中断が可能となる。
【0052】
次に、第4の実施の形態の動作を説明する。
(1)JBIG符号化並行処理
図23は、ジョブAの一定のラインの処理を示す。図24は、2つのJBIG符号の処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明ではジョブA(プリントジョブ)とジョブB(スキャンジョブ)がジョブA,ジョブBの順番で要求されたとする。
【0053】
なお、以下の説明ではジョブA(プリントジョブ)とジョブB(スキャンジョブ)がジョブA,ジョブBの順番で要求されたとする。まず、ジョブBの1ライン目の処理に必要な符号化に関する情報(JBIG符号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させる。次に、JBIG符号復号部10Dは、JBIG符号方式に従いジョブAの1ラインから指定ライン)まで符号化を行い、符号化データ14aをジョブA用の第1の符号メモリ12Aに格納し(S91)、区切れがストライプ毎でなければ(S92)、図9(b)に示すように、コンテキスト情報を情報退避メモリ13に退避し(S93)、次ライン情報と符号方式(JBIG符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S94)。なお、区切れがストライプ毎である場合(S92)、ステップS93のコンテキスト情報の退避を行わないで、図23(a)に示すように、リセットマーカー14cを挿入し、ステップS94へ進む。なお、図23において13bはジョブAの次ライン目以降の処理に必要な符号化に関する情報である。
【0054】
次に、JBIG符号復号部10Dは、情報退避メモリ13を参照し、JBIG符号方式に従いジョブBの1ラインから指定ラインまでの符号化をジョブAと同様に行い(S95〜S98)、処理が全て終わってなければ(S99)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し符号化を実行する。
【0055】
(2)JBIG符号化・復号化並行処理
図25は、JBIG符号処理とJBIG復号化処理を並行して行う動作を説明するためのブロック図、図26は、そのフローチャートである。ここではJBIG符号復号部10Dが、ジョブA(スキャンジョブ)についてJBIG符号化処理を行い、これに並行してジョブB(プリントジョブ)についてJBIG復号化処理を行う。
【0056】
なお、以下の説明ではジョブA(プリントジョブ)とジョブB(スキャンジョブ)がジョブA,ジョブBの順番で要求されたとする。まず、ジョブBの1ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(JBIG復号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させる。次に、JBIG符号復号部10Dは、JBIG符号方式に従いジョブAの1ラインから指定ライン)まで符号化を行い、符号化データ14aをジョブA用の第1の符号メモリ12Aに格納し(S101)、区切れがストライプ毎でなければ(S102)、コンテキスト情報を情報退避メモリ13に退避し(S103)、次ライン情報と符号方式(JBIG符号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S104)。なお、区切れがストライプ毎である場合(S102)、ステップS103のコンテキスト情報の退避を行わないで、図25に示すように、リセットマーカー14cを挿入し、ステップS104へ進む。なお、図25において13bはジョブAの次ライン目以降の処理に必要な符号化に関する情報である。
【0057】
次に、JBIG符号復号部10Dは、情報退避メモリ13を参照し、JBIG符号方式に従いジョブBの1ラインから指定ラインまでの符号化をジョブAと同様に行い(S105〜S107)、処理が全て終わってなければ(S108)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し符号化を実行する。
【0058】
(3)JBIG復号化並行処理
図27は、2つのJBIG復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図、図28は、そのフローチャートである。ここでは、JBIG符号復号部10Dが、ジョブA(プリントジョブ)およびジョブB(プリントジョブ)についてそれぞれMMR復号化処理を並行して行う。
【0059】
なお、以下の説明ではジョブA(プリントジョブ)とジョブB(スキャンジョブ)がジョブA,ジョブBの順番で要求されたとする。まず、ジョブBの1ライン目の処理に必要な復号化に関する情報(JBIG復号方式、次ラインは1ライン目)13aを情報退避メモリ13に退避させる。次に、JBIG符号復号部10Dは、JBIG復号方式に従いジョブAの1ラインから指定ライン)までの符号化データ14aの復号化を行い、ジョブA用の画像メモリ11Aに格納し(S111)、区切れがストライプ毎でなければ(S112)、コンテキスト情報を情報退避メモリ13に退避し(S113)、次ライン情報と符号方式(JBIG復号方式)を情報退避メモリ13に退避させる(S114)。なお、区切れがストライプ毎である場合(S112)、ステップS113のコンテキスト情報の退避を行わないで、図27に示すように、リセットマーカー14cを挿入し、ステップS114へ進む。なお、図27において13bはジョブAの次ライン目以降の処理に必要な復号化に関する情報である。
【0060】
次に、JBIG符号復号部10Dは、情報退避メモリ13を参照し、JBIG複号方式に従いジョブBの1ラインから指定ラインまでの復号化をジョブAと同様に行い(S115〜S118)、処理が全て終わってなければ(S119)、次の処理は、情報退避メモリ13に退避した情報を参照し符号化を実行する。
【0061】
この第4の実施の形態によれば、ジョブAとジョブBの画像データの符号化、符号化および復号化、あるいは復号化を数ライン毎に交互に行うことにより、どちらか一方のジョブが待たされることが無くなる。また、符号化あるいは復号化を行う指定ラインを1ページの最終ラインとすることにより、効率の良い符号化および復号化が行える。
【0062】
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されず、種々変形実施が可能である。例えば、中断するタイミングは上記に記したような符号化するデータの区切れだけでなくても、符号化したデータを保存するディスティネーションメモリの都合により中断してもよい。例えばディスティネーションメモリを小容量化したい場合、指定した容量以上蓄積されないようにすることにより、メモリのコストダウンも可能となる。
【0063】
また、異なる符合化方式により並列的に符号化を行ってもよい。また、3つ以上のジョブの符号化を並行して行ってもよい。また、上記実施の形態では、ファクシミリ装置に適用した場合について説明したが、同様の符号化を行う機器であればOA機器、家電等の機器に適用することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のジョブに対応する複数のデータ群が並行して符号化、符号化および復号化、あるいは復号化されるので、複数のジョブを順次処理するのと比較して一つのジョブの待ち時間が長くなるのを防げる。また、単一の符号化・復号化手段によって複数のジョブの符号化・復号化を行っているので、コスト高を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置を適用したファクシミリ機能装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置の2つのMH符号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置の2つのMH符号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置のMH符号化処理とMH復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置のMH符号化処理とMH復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置のMH符号化処理とMH復号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置の2つのMH復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置の2つのMH復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る符号化装置の2つのMH復号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図11】(a),(b)は、本発明の第2の実施の形態に係る符号化装置の2つのMR符号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る符号化装置の2つのMR符号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る符号化装置のMR符号化処理とMR復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る符号化装置のMR符号化処理とMR復号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係る符号化装置の2つのMR復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態に係る符号化装置の2つのMR復号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第3の実施の形態に係る符号化装置の2つのMMR符号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態に係る符号化装置の2つのMMR符号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第3の実施の形態に係る符号化装置のMMR符号化処理とMMR復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図20】本発明の第3の実施の形態に係る符号化装置のMMR符号化処理とMMR復号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第3の実施の形態に係る符号化装置の2つのMMR復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図22】本発明の第3の実施の形態に係る符号化装置の2つのMMR復号化処理を並行して行う構成を示すフローチャートである。
【図23】(a)、(b)は、本発明の第4の実施の形態に係る符号化装置の2つのJBIG符号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図24】本発明の第4の実施の形態に係る符号化装置の2つのJBIG符号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図25】本発明の第4の実施の形態に係る符号化装置のJBIG符号化処理とJBIG復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図26】本発明の第4の実施の形態に係る符号化装置のJBIG符号化処理とJBIG復号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【図27】本発明の第4の実施の形態に係る符号化装置の2つのJBIG復号化処理を並行して行う動作を示すブロック図である。
【図28】本発明の第4の実施の形態に係る符号化装置の2つのJBIG復号化処理を並行して行う動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 符号化装置
2 ファクシミリモジュール部
3 プリンタモジュール部
4 スキャナモジュール部
6 公衆回線
10A MH符号復号化部
10B MR符号復号部
10C MMR符号復号部
10D JBIG符号復号部
11A,11B 画像メモリ
12A,12B 符号メモリ
13 情報退避メモリ
23 網制御部
24 通信制御部
25 コントローラ
27 バス
33 プリンタ
34 バス
43 スキャナ
44 バス

Claims (25)

  1. 複数のジョブに対応する複数の画像データあるいは複数の符号化データを単一の符号・復号化手段により時分割により並行して符号化、符号化および復号化、あるいは復号化することを特徴とする符号・復号化方法。
  2. 前記符号化は、前記複数の画像データを前記画像データ内で一時的に中断しながら行うことを特徴とする請求項1記載の符号・復号化方法。
  3. 前記符号化は、前記複数の画像データをページ単位で一時的に中断しながら行うことを特徴とする請求項1記載の符号・復号化方法。
  4. 前記復号化は、前記複数の符号化データを前記符号化データ内で一時的に中断しながら行うことを特徴とする請求項1記載の符号・復号化方法。
  5. 前記復号化は、前記複数の符号化データをページ単位で一時的に中断しながら行うことを特徴とする請求項1記載の符号・復号化方法。
  6. 複数のジョブに対応する複数の画像データを記憶する複数の画像メモリと、
    複数のジョブに対応する複数の符号化データを記憶する複数の符号メモリと、
    前記複数の画像データ、あるいは前記複数の符号化データを時分割により並行して符号化、符号化および復号化、あるいは復号化する単一の符号・復号化手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 前記符号・復号化手段は、前記複数の画像データを前記画像データ内で一時的に中断しながら符号化することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  8. 前記符号・復号化手段は、前記複数の画像データをページ単位で一時的に中断しながら符号化することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  9. 前記符号・復号化手段は、前記複数の符号化データを前記符号化データ内で一時的に中断しながら復号化することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  10. 前記符号・復号化手段は、前記複数の符号化データをページ単位で一時的に中断しながら復号化することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  11. 前記複数のジョブは、前記画像データを符号化して一時的に前記符号メモリに記憶させた後、それを復号化して印刷するプリントジョブ、前記符号化データを復号化して印刷するプリントジョブ、あるいは原稿から画像データを読み取り、それを符号化するスキャンジョブを含むことを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  12. 前記符号・復号化手段は、MH符号方式により符号化するものであり、所定のラインを符号化して一時的に中断し、中断した次ラインのポインタをポインタメモリに退避し、前記ポインタに基づいて前記次ライン以降を符号化することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  13. 前記符号・復号化手段は、MR符号方式により符号化するものであり、MHラインの区切れで符号化を一時的に中断し、中断した次ラインのポインタをポインタメモリに退避し、前記ポインタに基づいて前記次ライン以降を符号化することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  14. 前記符号・復号化手段は、MR符号方式により符号化するものであり、MRラインの符号化中に一時的に中断し、前ラインの符号化データ、および次ラインのポインタからなる符合化情報をポインタメモリに退避し、前記符号化情報に基づいて符号化を再開することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  15. 前記符号・復号化手段は、MMR符号方式により符号化するものであり、所定のラインを符号化して中断し、前ラインの符号化データ、および次ラインのポインタからなる符合化情報をポインタメモリに退避し、前記符号化情報に基づいて符号化を再開することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  16. 前記符号・復号化手段は、JBIG符号方式により符号化するものであり、ストライプの区切れでリセットマーカーを挿入して符号化を中断し、次ラインのポインタをポインタメモリに退避し、前記ポインタに基づいて符号化を再開することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  17. 前記符号・復号化手段は、JBIG符号方式により符号化するものであり、ストライプ途中で符号化を中断し、コンテキスト情報と次ラインのポインタからなる符合化情報をポインタメモリに退避し、前記符号化情報に基づいて符号化を再開することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  18. 前記符号・復号化手段は、前記符号メモリの記憶容量に起因して符号化を中断することを特徴する請求項6記載のファクシミリ装置。
  19. 前記符号・復号化手段は、MH符号方式により復号化するものであり、所定のラインを復号化して一時的に中断し、中断した次ラインのポインタをポインタメモリに退避し、前記ポインタに基づいて前記次ライン以降を復号化することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  20. 前記符号・復号化手段は、MR符号方式により復号化するものであり、ラインの区切れで復号化を一時的に中断し、中断した次ラインのポインタをポインタメモリに退避し、前記ポインタに基づいて前記次ライン以降を復号化することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  21. 前記符号・復号化手段は、MR符号方式により復号化するものであり、MRラインの復号化中に一時的に中断し、前ラインの画像データ、および次ラインのポインタからなる符合化情報をポインタメモリに退避し、前記符号化情報に基づいて前記符号化を再開することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  22. 前記符号・復号化手段は、MMR符号方式により復号化するものであり、所定のラインを復号化して中断し、次ラインのポインタからなる復号化情報をポインタメモリに退避し、前記復号化情報に基づいて前記復号化を再開することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  23. 前記符号・復号化手段は、JBIG符号方式により復号化するものであり、ストライプの区切れで復号化を中断し、次ラインのポインタをポインタメモリに退避し、前記ポインタに基づいてマーカー処理から前記復号化を再開することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  24. 前記符号・復号化手段は、JBIG符号方式により復号化するものであり、ストライプ途中で復号化を中断し、コンテキスト情報と次ラインのポインタからなる復号化情報をポインタメモリに退避し、前記復号化情報に基づいて前記復号化を再開することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  25. 前記符号・復号化手段は、前記画像メモリの記憶容量に起因して符号化を中断することを特徴する請求項6記載のファクシミリ装置。
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