JP2004165756A - メッセージ配信装置 - Google Patents

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伸一 座間
Shinya Onodera
伸也 小野寺
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Abstract

【課題】通信端末の端末種別毎にプロトコル機器を設けなくては、異なるプロトコルの通信端末同士のメッセージ配信を実現することができない。
【解決手段】通信端末10の宛先情報、端末種別及び、この端末種別に対応したメッセージのプロトコルを、前記通信端末毎に記憶するユーザ情報メモリ部61と、メッセージを含む宛先情報を検出する宛先情報検出部71と、この宛先情報検出部にてメッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルをユーザ情報メモリ部から読み出し、このプロトコルに基づいて宛先情報に含まれるメッセージを変換するプロトコル変換部84Bと、このプロトコル変換部にて変換したメッセージを、宛先情報に関わる通信端末に配信するメッセージ配信制御部85とを有するようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば構内交換機に収容接続された複数の通信端末に対してメッセージを配信するメッセージ配信システムのメッセージ配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような構内交換機に収容接続される複数の通信端末としては、多機能電話機、PHS、携帯電話機、ポケットベルやパソコン等があげられる。
【0003】
このような構内交換機に収容接続された複数の通信端末に対してメッセージを配信するメッセージ配信システムによれば、各通信端末の端末種別に対応したプロトコルでメッセージを配信するようにしている。
【0004】
例えば、複数の多機能電話機のユーザにメッセージを配信する場合、その発信元の通信端末、例えば多機能電話機から特番ダイヤル操作で、構内交換機に収容接続した会議トランクに接続することで、複数の多機能電話機に対して一斉呼び出しをかけ、その呼び出しに応答した多機能電話機のユーザに対してのみ、音声でメッセージを伝え、各多機能電話機のユーザにメッセージを配信することができる。
【0005】
また、複数のパソコンのユーザにメッセージを配信する場合、その発信元のパソコンのメーリングリスト機能を使用することで、構内交換機にLAN接続したメールサーバに電子メール(以下、単にEメールと称する)でパソコン宛のメッセージを伝送し、このメールサーバを通じてEメールでメッセージを各パソコンに配信するようにしている(例えば特許文献1参照)。尚、パソコン間のEメールによるメッセージ伝送は、同一のプロトコルで行うことができる。
【0006】
また、同様に、パソコンから複数の携帯電話機にメッセージを配信するような場合でも、そのパソコンのメーリングリスト機能を使用することで、メールサーバにEメールで携帯電話機宛のメッセージを伝送し、このメールサーバを通じてEメールでメッセージを各携帯電話機に配信するようにしている。尚、パソコン及び携帯電話機間のEメールによるメッセージ伝送は、同一のプロトコルで行うことができる。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−183042号公報 (要約書)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のメッセージ配信システムによれば、例えば携帯電話機のショートメール機能でメッセージをパソコンに配信したい場合、パソコン側にはショートメール機能でメッセージを受信する機能は備えていない、つまり、通信端末の端末種別毎にプロトコルが異なることから、異なるプロトコルの通信端末同士のメッセージ配信を実現するためには、理論上、各プロトコルに対応したプロトコル機器を夫々準備しなければならない。
【0009】
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通信端末の端末種別毎にプロトコル機器を設けなくても、異なるプロトコルの通信端末同士のメッセージ配信を実現することができるメッセージ配信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のメッセージ配信装置は、通信端末の宛先情報、端末種別及び、この端末種別に対応したメッセージのプロトコルを、前記通信端末毎に記憶する記憶手段と、メッセージを含む宛先情報を検出する宛先情報検出手段と、この宛先情報検出手段にてメッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルを前記記憶手段から読み出し、このプロトコルに基づいて前記宛先情報に含まれるメッセージを変換するプロトコル変換手段と、このプロトコル変換手段にて変換したメッセージを、前記宛先情報に関わる通信端末に配信するメッセージ配信手段とを有するようにした。
【0011】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、通信端末の宛先情報、端末種別及び、この端末種別に対応したメッセージのプロトコルを、通信端末毎に記憶しておき、メッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報の端末種別に対応したプロトコルを読み出し、このプロトコルに基づいて宛先情報に含まれるメッセージを変換し、この変換したメッセージを宛先情報に対応した通信端末に配信するようにしたので、通信端末の端末種別毎にプロトコル機器を設けなくても、異なるプロトコルの通信端末同士のメッセージ配信を実現することができる。
【0012】
また、本発明のメッセージ配信装置は、前記プロトコル変換手段が、前記宛先情報検出手段にて発信元の通信端末から、前記メッセージを含む宛先情報を検出すると、又は前記宛先情報検出手段にて発信元の通信端末のメールサーバから、前記メッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルを前記記憶手段から読み出し、このプロトコルに基づいて前記宛先情報に含まれるメッセージを変換するようにした。
【0013】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、発信元の通信端末又はメールサーバからメッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報の端末種別に対応したプロトコルを読み出し、このプロトコルに基づいて宛先情報に含まれるメッセージを変換するようにしたので、発信元の通信端末又はメールサーバからでも、異なるプロトコルの通信端末同士のメッセージ配信を実現することができる。
【0014】
本発明のメッセージ配信装置は、前記通信端末が、配信するメッセージを作成するメッセージ作成手段と、過去に配信したメッセージを記憶した過去メッセージ記憶手段と、定型のメッセージを記憶した定型メッセージ記憶手段と、前記メッセージ作成手段にて作成中のメッセージの文字数をカウント表示する文字数表示手段と、前記過去メッセージ記憶手段及び前記定型メッセージ記憶手段に記憶中のメッセージから任意のメッセージを選択するメッセージ選択手段とを有し、前記メッセージ作成手段は、前記メッセージ選択手段にて選択した任意のメッセージを編集可能とした。
【0015】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、定型のメッセージや過去のメッセージを編集可能とする機能を通信端末に設けるようにしたので、通信端末のユーザは、定型メッセージや過去のメッセージを利用して所望のメッセージを作成することができる。
【0016】
本発明のメッセージ配信装置は、前記通信端末が、前記メッセージ配信手段からのメッセージを受信すると、このメッセージ及び、このメッセージの受信履歴を履歴情報として記憶する履歴情報記憶手段と、この履歴情報記憶手段に記憶中のメッセージに関わる、前記発信元の通信端末に対してメッセージを返信するメッセージ返信手段と、前記履歴情報記憶手段に記憶中のメッセージを他の通信端末に転送するメッセージ転送手段と、前記メッセージ返信手段によるメッセージの返信又は、前記メッセージ転送手段によるメッセージの転送を、ショートメール機能又は電子メール機能で選択実行する機能選択手段とを有するようにした。
【0017】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、ショートメール機能又はEメール機能の何れでも、受信メッセージの返信機能や転送機能を実行することができる機能を通信端末に持たせるようにしたので、通信端末の使い勝手が非常によくなる。
【0018】
本発明のメッセージ配信装置は、前記記憶手段が、前記通信端末が所属するグループ毎に付与された宛先グループ情報を、前記通信端末毎に記憶しておき、前記プロトコル変換手段は、前記宛先情報検出手段にて前記メッセージを含む宛先グループ情報を検出すると、この宛先グループ情報の宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルを前記記憶手段から読み出し、この宛先グループ情報の宛先情報に関わる通信端末毎に、その対応したプロトコルに基づいて、前記宛先グループ情報に含まれたメッセージを夫々変換するようにした。
【0019】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、通信端末が所属するグループ番号毎に付与された宛先グループ情報を、通信端末毎に予め記憶しておき、メッセージを含む宛先グループ情報を検出すると、この宛先グループ情報の宛先情報に関わる通信端末に対応したプロトコルを読み出し、この宛先グループ情報の宛先情報に関わる通信端末毎に、その対応したプロトコルに基づいて、宛先グループ情報に含まれるメッセージを夫々変換するようにしたので、通信端末の端末種別毎にプロトコル機器を設けなくても、異なるプロトコルの通信端末を含むグループ単位のメッセージ配信を実現することができる。
【0020】
本発明のメッセージ配信装置は、前記プロトコル変換手段が、前記宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルを前記記憶手段から読み出し、前記通信端末に配信すべきメッセージの文字数が前記プロトコルに対応した規定数以上であるか否かを判定する文字数判定手段と、この文字数判定手段にてメッセージの文字数が規定数以上であると判定されると、このメッセージを前記通信端末に配信する前に、このメッセージに関わる発信元の通信端末に警告メッセージを報知する警告報知手段とを有するようにした。
【0021】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、配信先の通信端末に配信すべきメッセージの文字数が、その端末種別のプロトコルに対応した規定数以上であると判定されると、このメッセージを配信先の通信端末に配信する前に、このメッセージに関わる発信元の通信端末に警告メッセージを報知するようにしたので、発信元の通信端末のユーザは、その警告メッセージに基づいて、全ての文字数のメッセージを配信できない旨を認識することができる。
【0022】
本発明のメッセージ配信装置は、前記プロトコル変換手段が、前記宛先情報検出手段にて前記宛先情報を検出すると、この宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルが前記記憶手段内にあるか否かを判定する有無判定手段を有し、前記警告報知手段は、前記有無判定手段にて宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルが前記記憶手段内にないと判定されると、前記メッセージの発信元である通信端末に警告メッセージを報知するようにした。
【0023】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、宛先情報を検出して、この宛先情報に対応したプロトコルが記憶手段内にないと判定されると、メッセージに関わる発信元の通信端末に警告メッセージを報知するようにしたので、発信元の通信端末のユーザは、この警告メッセージに基づいて、配信先の通信端末に対応したプロトコルに変換できないことを認識することができる。
【0024】
本発明のメッセージ配信装置は、前記メッセージ配信手段によるメッセージ配信のリトライ回数及びリトライ間隔を、前記通信端末毎に記憶するリトライ記憶手段と、前記メッセージ配信手段によるメッセージの配信が失敗したか否かを判定する配信失敗判定手段とを有し、前記メッセージ配信手段は、前記配信失敗判定手段にて前記メッセージの配信が失敗したと判定されると、この配信失敗に関わる通信端末に対応した、リトライ回数及びリトライ間隔を前記リトライ記憶手段から読み出し、これらリトライ回数及びリトライ間隔に基づいて、前記配信失敗に関わる通信端末へのメッセージ配信を制御するようにした。
【0025】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、メッセージ配信手段によるメッセージ配信のリトライ回数及びリトライ間隔を、前記通信端末毎に記憶しておき、メッセージの配信が失敗したと判定されると、この配信失敗に関わる通信端末に対応したリトライ回数及びリトライ間隔を読み出し、これらリトライ回数及びリトライ間隔に基づいて、配信失敗に関わる通信端末へのメッセージ配信を制御するようにしたので、発信元の通信端末のユーザがリトライ操作を行わなくても、自動的にリトライ動作を実現することができる。
【0026】
本発明のメッセージ配信装置は、前記配信失敗判定手段によるメッセージ配信の判定結果及び判定日時を、前記メッセージに関わる発信元の通信端末に通知する判定結果通知手段を有するようにした。
【0027】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、配信失敗判定手段によるメッセージ配信の判定結果及び判定日時をメッセージに関わる発信元の通信端末に通知するようにしたので、発信元の通信端末のユーザは、メッセージの配信状況を認識することができる。
【0028】
本発明のメッセージ配信装置は、前記記憶手段が、前記宛先情報毎に個人名称を記憶しておき、前記発信元の通信端末から個人名称を検出する個人名称検出手段と、この個人名称検出手段にて個人名称を検出すると、この個人名称に対応した宛先情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、この検索手段にて宛先情報が検索されると、この検索された宛先情報に基づいて、この宛先情報に関わる通信端末への発信動作を実行する発信手段とを有するようにした。
【0029】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、宛先情報毎に個人名称を記憶しておき、発信元の通信端末から個人名称を検出すると、この個人名称に対応した宛先情報を読み出し、この宛先情報に基づいて、この宛先情報に関わる通信端末への発信動作を実行するようにしたので、発信元の通信端末のユーザは、宛先情報を知らなくても、個人名称を入力するだけで、この個人名称に関わる通信端末への発信動作を実行することができる。
【0030】
本発明のメッセージ配信装置は、前記記憶手段に記憶中の個人名称と対応付けて、設定時刻を含むスケジュール情報を管理するスケジュール管理手段を有し、前記スケジュール管理手段は、前記個人名称のスケジュール情報毎に、このスケジュール情報に含まれる設定時刻を監視する設定時刻監視手段と、この設定時刻監視手段にて現在時刻が設定時刻に到達すると、同スケジュール情報に対応した個人名称の宛先情報を前記記憶手段から読み出し、この宛先情報に関わる通信端末に対して、この宛先情報に基づいてスケジュール情報を通知するスケジュール通知手段とを有するようにした。
【0031】
従って、本発明のメッセージ配信装置によれば、記憶手段に記憶中の個人名称と対応付けて設定時刻を含むスケジュール情報を管理しておき、この個人名称のスケジュール情報毎に、現在時刻が設定時刻に到達すると、同スケジュール情報に対応した個人名称の宛先情報を読み出し、この宛先情報に関わる通信端末に対して、この宛先情報の個人に関わるスケジュール情報を通知するようにしたので、通信端末のユーザは、メッセージ配信装置からのスケジュール通知に基づいて、自己のスケジュール内容を認識することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明のメッセージ配信装置における実施の形態を示すメッセージ配信システムについて説明する。図1は本実施の形態を示すメッセージ配信システム内部の概略構成を示すブロック図である。
【0033】
図1に示すメッセージ配信システム1は、複数の通信端末10及び公衆網(以下、単にPSNと称する)20を収容接続する構内交換機(以下、単にPBXと称する)30と、このPBX30とLAN接続するメッセージゲートウェイ(以下、単にMGWと称する)40と、電子メール機能(以下、単にEメール機能と称する)のメッセージを送受信するメールサーバ(以下、単にMLSと称する)50とを有している。
【0034】
複数の通信端末10は、多機能電話機(以下、単にTLと称する)11と、構内用PHS(以下、単にPSと称する)12と、パソコン(以下、単にCLと称する)13と、携帯電話機14とを有している。尚、TL11、PS12及び携帯電話機14はショートメール機能やEメール機能を有し、CLはEメール機能を有しているものとする。
【0035】
PBX30は、PSN20とのインタフェースを司る局線トランク(以下、単にCOTと称する)31と、TL11とのインタフェースを司る内線インタフェース(以下、単にDMLと称する)32と、PS12と無線接続する基地局(以下、単にBSと称する)33Aとの無線インタフェースを司る基地局インタフェース(以下、単にDRFと称する)33と、MGW40とLAN接続するLANインタフェース(以下、単にIBLと称する)34と、CL13とLAN接続するターミナルアダプタ(以下、単にTAPと称する)35Aとのインタフェースを司るLANインタフェース(以下、単にIBLと称する)35とを有している。
【0036】
尚、MGW40、MLS50及びCL13はLAN接続され、IBL34、IBL35及びTAP35Aを通じてPBX30と通信接続しているものとする。
【0037】
MLS50は、TL11、PS12、CL13又は携帯電話機14からのEメール機能によるメッセージを含む宛先情報を受信すると、このメッセージを含む宛先情報を一時記憶しているものとする。
【0038】
MGW40は、MLS50に周期的にログインすることで新着の宛先情報、つまり新着Eメールの有無を監視し、新着Eメールがある場合には、新着Eメールとして、メッセージを含む宛先情報をMLS50から受信することになる。
【0039】
図2はMGW40内部の概略構成を示すブロック図である。
【0040】
図2に示すMGW40は、通信端末10のユーザ情報等を記憶管理するMGWデータベース60と、通信端末10又はMLS50との間でデータ通信を実現するMGW通信部70と、このMGW50全体を制御するMGW制御部80とを有している。
【0041】
MGWデータベース60は、通信端末10毎にユーザ情報を管理するユーザ情報メモリ部61と、配信対象のメッセージを記憶管理するメッセージメモリ部62と、ユーザ情報メモリ部61に記憶中のユーザ情報毎にスケジュール情報を管理するスケジュール管理メモリ部63とを有している。
【0042】
尚、ユーザ情報は、例えば個人名称、宛先情報、宛先グループ情報、端末種別及び、この端末種別に対応したメッセージのプロトコル、メッセージ配信に関わるリトライ回数及びリトライ間隔等で構成し、個人名称は、通信端末10を使用するユーザ名、宛先情報は、TL11の場合は内線番号、PS12の場合は構内PHS番号、公衆PHS番号及びEメールアドレス、携帯電話機14の場合は電話番号及びEメールアドレス、CL13の場合はEメールアドレス等に相当するものである。
【0043】
宛先グループ情報は、通信端末10が所属するグループ番号に相当し、この宛先グループ番号に基づいて、グループ単位で複数の通信端末10に対して一斉発信することができ、例えばグループ番号1000に複数の通信端末10の宛先情報を登録しておき、グループ番号1000が選択されると、このグループ番号1000に対応した通信端末10のユーザに一斉発信(一斉メッセージ配信)を行うことができる。
【0044】
端末種別は、通信端末10のTL11、PS12、携帯電話機13及びCL14の種別に相当するものである。
【0045】
メッセージのプロトコルは、例えばTL11の場合にはTL用のEメールプロトコルやTL用のショートメールプロトコル、PS12の場合にはPS用のEメールプロトコルやPS用のショートメールプロトコル、携帯電話機13の場合には携帯電話機用のEメールプロトコルや携帯電話機用のショートメールプロトコル、CL14の場合にはCL用のEメールプロトコルが登録されているものとする。
【0046】
メッセージ配信に関わるリトライ回数及びリトライ間隔は、ユーザ情報毎にメッセージ配信動作の失敗時に関わるリトライ回数及びリトライ間隔に相当するものである。
【0047】
MGW通信部70は、通信端末10又はMLS50からメッセージを含む宛先情報を検出する宛先情報検出部71と、メッセージメモリ部62に記憶中のメッセージを配信先の通信端末10に配信するメッセージ配信部72と、このメッセージ配信部72にてメッセージ配信が失敗した旨の警告を発信元の通信端末10に報知する警告報知部73と、メッセージ配信状況を発信元の通信端末10に通知する判定結果通知部74と、通信端末10から発信対象のユーザ情報の検索条件を検出するユーザ情報検出部75と、音声通信を実行する音声通信部76と、スケジュール情報を通信端末10に通知するスケジュール通知部77とを有している。
【0048】
MGW制御部80は、通信端末10のユーザに関するスケジュール機能の制御を司るスケジュール管理制御部81と、ユーザ情報メモリ部61に記憶中のユーザ情報を検索する検索機能を司るユーザ情報検索部82と、配信すべきメッセージの監視制御を司るメッセージ監視制御部83と、通信端末10又はMLS50からの宛先情報に含まれるメッセージのプロトコルを変換するプロトコル変換機能の制御を司るメッセージ変換制御部84と、メッセージメモリ部62に記憶中のメッセージを配信先の通信端末10に配信するメッセージ配信機能の制御を司るメッセージ配信制御部85とを有している。
【0049】
スケジュール管理制御部81は、ユーザ情報メモリ部61に記憶中のユーザ情報のユーザ名称と対応付けてスケジュール管理メモリ部63に記憶中のスケジュール情報を管理し、ユーザのスケジュール毎に、このスケジュール情報に含まれるスケジュール設定時刻を監視する設定時刻監視部81Aを有し、設定時刻監視部81Aにて現在時刻がスケジュール設定時刻に到達すると、同スケジュール情報に対応したユーザの宛先情報をユーザ情報メモリ部61から読み出し、スケジュール通知部77を通じて、この宛先情報に関わる通信端末10にスケジュール情報を通知するようにしている。
【0050】
ユーザ情報検索部82は、例えば通信端末10からのユーザ情報(例えば個人名称)を、ユーザ情報検出部75を通じて検出すると、ユーザ情報の個人名称に対応したユーザ情報の宛先情報をユーザ情報メモリ部61から読み出し、この宛先情報に基づいて、音声通信部76を通じて、発信動作を実行することで、通信端末10間の音声通信を実現することができる。
【0051】
メッセージ変換制御部84は、宛先情報検出部71を通じて、メッセージを含む宛先情報を通信端末10又はMLS50から検出すると、このメッセージを含む宛先情報に対応したプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にあるか否かを判定するプロトコル有無判定部84Aと、このプロトコル有無判定部84Aにてメッセージを含む宛先情報に対応したプロトコルがあると判定されると、このプロトコルに基づいてメッセージを変換するプロトコル変換部84Bとを有し、このプロトコル変換部84Bにてプロトコル変換したメッセージを宛先情報毎にメッセージメモリ部62に一時記憶するものである。
【0052】
尚、メッセージ変換制御部84のプロトコル有無判定部84Aでは、宛先情報検出部71を通じて、メッセージを含む宛先グループ情報を通信端末10又はMLS50から検出すると、この宛先グループ情報に含む各宛先情報に対応したプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にあるか否かを判定する。さらに、プロトコル変換部84Bは、宛先グループ情報に含む各宛先情報に対応したプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にあると判定されると、各宛先情報のプロトコルにメッセージを夫々変換し、これらプロトコル変換したメッセージを宛先情報毎にメッセージメモリ部62内に一時記憶するものである。
【0053】
メッセージ監視制御部83は、メッセージ変換制御部84にてメッセージをプロトコル変換する際に、このメッセージがプロトコルに対応した規定文字数を超えているか否かを判定する文字数判定部83Aを有し、この文字数判定部83Aにて規定文字数が超えていると判定されると、このメッセージを配信することができない旨を、警告報知部73を通じて発信元の通信端末10に報知するものである。
【0054】
尚、文字数判定部83Aは、通信端末10のプロトコル毎に受信可能なメッセージの文字数が異なることから、例えば携帯電話機13のショートメールプロトコルの場合は50文字、携帯電話機13のEメールプロトコルの場合は400文字等といったように受信文字数が設定されている。
【0055】
また、メッセージ監視制御部83では、メッセージ変換制御部84のプロトコル有無判定部84Aにて宛先情報に対応するプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にないと判定されると、警告報知部73を通じて、該当プロトコルがない旨を発信元の通信端末10に報知するものである。
【0056】
メッセージ配信制御部85は、メッセージメモリ部62に一時記憶中のメッセージを宛先情報毎に配信するように、メッセージ配信部72を制御する機能を有している。
【0057】
さらにメッセージ配信制御部85は、メッセージ配信部72による宛先情報毎のメッセージ配信動作が失敗したか否かを判定する配信失敗判定部85Aと、この配信失敗判定部85Aにてメッセージ配信動作が失敗したと判定されると、この宛先情報に対応するリトライ回数及びリトライ間隔をユーザ情報メモリ部61から読み出し、このリトライ回数及びリトライ間隔に基づいてメッセージ配信に関わるリトライ動作を実行するリトライ制御部85Bとを有している。
【0058】
また、メッセージ配信制御部85は、配信失敗判定部85Aにてメッセージ配信動作が失敗したと判定されると、この判定日時及び判定結果を、判定結果通知部74を通じて発信元の通信端末10に通知するものである。
【0059】
図3はPS12の外観構成を示す平面図である。
【0060】
PS12は、例えばメッセージ等の様々な情報を表示するLCD部91と、ブラウジング機能やファンクション機能を割り当てた機能ボタン92と、ダイヤル番号や文字を入力する入力ボタン93と、送話部94及び受話部95とを有している。
【0061】
図4は通信端末10、例えばTL11、PS12、携帯電話機13やCL14の発信部の概略構成を示すブロック図である。
【0062】
図4に示す発信部100は、メッセージの配信先に関わる宛先情報を選択する宛先情報選択部101と、メッセージを作成するメッセージ作成部102と、このメッセージ作成部102にて作成したメッセージを宛先情報選択部101にて選択した宛先情報の通信端末10に配信すべく、MGW40又はMLS50に送信するメッセージ送信部103と、過去に送信したメッセージを記憶した過去メッセージメモリ部104と、定型のメッセージを記憶した定型メッセージメモリ部105と、メッセージ作成部102にて作成中のメッセージの文字数をカウント表示する文字数表示部106と、過去メッセージメモリ部104及び定型メッセージメモリ部105に記憶中のメッセージから任意のメッセージを選択するメッセージ選択部107とを有し、メッセージ作成部102は、メッセージ選択部107にて選択した任意のメッセージを編集可能とするようにした。
【0063】
図5は通信端末10、例えばTL11、PS12、携帯電話機13やCL14内部の受信部110の概略構成を示すブロック図である。
【0064】
図5に示す受信部110は、MGW40からのメッセージを受信するメッセージ受信部111と、このメッセージ受信部111にてメッセージを受信すると、このメッセージの内容及び受信履歴を履歴情報として記憶する履歴情報メモリ部112と、この履歴情報メモリ部112に記憶中のメッセージに関わる通信端末10に対してメッセージを返信するメッセージ返信部113と、履歴情報メモリ部112に記憶中のメッセージを他の通信端末10に転送するメッセージ転送部114と、メッセージ返信部113によるメッセージの返信又は、メッセージ転送部114によるメッセージの転送を、ショートメール機能又はEメール機能で選択実行する機能選択部115とを有している。尚、履歴情報メモリ部112には、メッセージの受信履歴の他に、送信履歴も記憶管理しているものとする。
【0065】
図6はMGW40のMGWデータベース60に関わるユーザ情報メモリ部61の内容を設定変更するユーザ画面を示す説明図である。
【0066】
図6に示すユーザ画面には、ユーザ毎に複数の設定項目と、この設定項目に対応した設定内容とを有し、設定項目は、ユーザの現在状態を設定するステータス201と、ユーザの所属する部署名を設定する部署名202と、ユーザ名称のフリガナを設定するフリガナ203と、ユーザ名称を設定するユーザ名称204と、ユーザの登録変更パスワードを設定するパスワード205と、ユーザのTL11の内線番号を設定する内線番号206と、ユーザのPS12に関わる構内PHS番号を設定する構内PHS番号207及び端末種別208と、ユーザのPS12に関わる公衆PHS番号を設定する公衆PHS番号209と、Eメール着信文字通知210と、MLS50への新着Eメールを監視する周期を設定するEメール確認周期211と、着信通知の時間帯を設定する着信通知時間帯212と、メッセージ配信失敗時におけるリトライ間隔を設定する着信通知リトライ間隔213と、メッセージ配信失敗時におけるリトライ回数を設定する着信通知リトライ回数214と、Eメール配信用のSMTPサーバを設定するSMTPサーバ215と、Eメール受信用のPOPサーバを設定するPOPサーバ216と、Eメール用のアカウント及びパスワードを設定するEメールアカウント217と、Eメールアドレスを設定するEメールアドレス218とを有している。
【0067】
例えばCL14のユーザ又はMGW40の管理者は、図6のユーザ画面200からユーザ情報をMGWデータベース60内のユーザ情報メモリ部61に登録更新することができる。
【0068】
図7はMGWデータベース60に関わるユーザ情報メモリ部61の宛先グループ情報を設定変更するユーザ画面を示す説明図である。
【0069】
図7に示すユーザ画面220は、グループ番号を設定するグループ番号221と、グループ名称を設定するグループ名222と、グループ名称のフリガナを設定するフリガナ223と、ユーザ情報メモリ部61に記憶中のユーザ名称や部署名等を一覧表示するユーザ一覧224と、グループに所属するユーザのユーザ名称等を一覧表示するグループユーザ一覧225と、ユーザ一覧224及びグループユーザ一覧225間でデータ入れ替え選択する入替選択ボタン226と、グループユーザ一覧225の内容をグループ番号に反映させるグループ設定ボタン227とを有し、入替選択ボタン262を使用することで簡単にグループユーザ一覧としての宛先グループ情報を設定することができる。
【0070】
例えばCL14のユーザ又はMGW40の管理者は、図7のユーザ画面220から宛先グループ情報をMGWデータベース60内のユーザ情報メモリ部61に登録更新することができる。
【0071】
図8はMGWデータベース60のスケジュール管理メモリ部63に記憶中のスケジュール情報の内容を示す説明図である。
【0072】
図8に示すスケジュール情報230は、ユーザ毎に管理され、日時単位でのスケジュール内容231と、MGW40の設定時刻監視部81Aに監視されるスケジュール設定時刻232と、MGW40でのスケジュール通知方式、例えば文字や音声等を設定する通知方式233とを有している。尚、このスケジュール情報23の内容は、前述したユーザ情報等と同様に、CL14のユーザ又はMGW40の管理者から適宜設定変更可能である。
【0073】
例えば2002年4月2日火曜日13:00のスケジュール情報が、スケジュール内容231として「13:00から経理と打ち合わせ(第4会議室)」と、スケジュール設定時刻232として「5分前に通知」と、通知方式233として「文字」とを有している場合、MGW40では、後述するが、13:00の5分前になると、「13:00から経理と打ち合わせ(第4会議室)」のメッセージをEメール又はショートメールでユーザの通信端末10にスケジュール通知することになる。
【0074】
また、2002年4月2日火曜日16:30のスケジュール情報が、スケジュール内容231として「16:30から第4検討会室でDR」と、スケジュール設定時刻232として「5分経過後に通知」と、通知方式233として「音声」とを有している場合、MGW40では、後述するが、16:30から5分経過すると、ユーザの通信端末10に着信をかけることでスケジュール通知することになる。
【0075】
また、図9は通信端末10のメッセージ送信画面を示す説明図である。図9(A)はCL14のメッセージ送信画面、図9(B)はPS12のメッセージ送信画面を示すものである。
【0076】
図9(A)に示すCL14のメッセージ送信画面240は、メッセージ配信先の宛先情報を選択するユーザ選択ボタン241と、メッセージ配信先の宛先グループ情報を選択するユーザグループ選択ボタン242と、メッセージ配信先の宛先情報を表示する宛先表示部243と、宛先履歴を表示する宛先履歴表示部244と、メッセージ内容を表示するメッセージ内容表示部245と、このメッセージ内容の文字数を表示する文字数表示部246(106)と、過去メッセージメモリ部104に記憶中の過去のメッセージ内容を表示選択する過去メッセージ表示選択部247と、定型メッセージメモリ部105に記憶中の定型メッセージを表示選択する定型メッセージ表示選択部248と、このメッセージ配信に関わるリトライ回数を選択設定するリトライ回数設定ボタン249と、このメッセージ配信に関わるリトライ間隔を選択設定するリトライ間隔設定ボタン250と、メッセージ内容表示部245に表示中のメッセージ内容を宛先表示部243に表示中の宛先情報に基づいてMGW40又はMLS50に送信する送信ボタン251と、新たなメッセージ内容を過去メッセージメモリ部104又は定型メッセージメモリ部105に追加記憶する追加ボタン252とを有している。
【0077】
尚、メッセージ内容表示部245に表示するメッセージは、図4に示す、例えばキーボード等のメッセージ作成部102にて作成したメッセージや、メッセージ選択部107にて選択した過去メッセージや定型メッセージや、これら過去メッセージや定型メッセージを編集したメッセージ等に相当するものである。また、ユーザ選択ボタン241及びユーザグループ選択ボタン242は宛先情報選択部101に、送信ボタン251はメッセージ送信部103に相当するものである。
【0078】
図9(B)に示すPS12のLCD91に表示されるメッセージ送信画面240Aは、図9(A)のメッセージ送信画面240と同様に、ユーザ選択ボタン241Aと、ユーザグループ選択ボタン242Aと、宛先表示部243Aと、メッセージ内容表示部245Aと、過去メッセージ表示選択部247Aと、定型メッセージ表示選択部248Aと、リトライ回数設定ボタン249Aと、リトライ間隔設定ボタン250Aと、送信ボタン251Aとを有している。尚、ユーザ選択ボタン241A及びユーザグループ選択ボタン242Aは宛先情報選択部101に、送信ボタン251Aはメッセージ送信部103に相当するものである。
【0079】
また、図10は通信端末10のメッセージ送信履歴画面を示す説明図である。図10(A)はCL14のメッセージ送信履歴画面、図10(B)はPS12のメッセージ送信履歴画面である。
【0080】
図10(A)に示すCL14のメッセージ送信履歴画面260は、送信メッセージを含む送信履歴情報を一覧表示する送信履歴項目261と、この送信履歴項目のソート条件を設定変更するソート条件設定部262とを有し、送信履歴項目261には、送信日時と、送信結果と、送信者と、送信先の宛先情報と、送信先の宛先名称と、メッセージ内容とを有し、ソート条件設定部263は、宛先情報又は日付でソート条件を設定する絞込みボタンを有している。尚、一覧表示しきれない送信履歴項目261については、後ページに配置され、前ページボタン263及び後ページボタン264のボタン操作で任意ページの送信履歴項目261を表示することができる。
【0081】
また、当然のことではあるが、この送信履歴項目261内の送信履歴情報は、削除欄のチェックボックスをチェックし、削除ボタン265をボタン操作することで適宜削除可能であることは言うまでもない。
【0082】
図10(B)に示すPS12のメッセージ送信履歴画面260Aは、図10(A)のメッセージ送信履歴画面260と同様に、送信履歴項目261Aを有し、この送信履歴項目261Aには、送信日時と、送信結果と、送信先の宛先情報と、送信先の宛先名称と、メッセージ内容とを有している。尚、表示しきれない送信履歴項目261Aについては、後ページに配置され、前ページボタン263A及び後ページボタン264Aのボタン操作で任意ページの送信履歴項目261Aを表示することができる。
【0083】
図11は通信端末10のメッセージ受信履歴画面を示す説明図である。
【0084】
図11(A)に示すCL14のメッセージ受信履歴画面270は、受信メッセージを含む受信履歴情報を一覧表示する受信履歴項目271と、この受信履歴項目のソート条件を設定変更するソート条件設定部272とを有し、受信履歴項目271には、メッセージ発信日時と、受信者名称と、受信結果と、受信メッセージ内容と、部署名と、発信者である送信者名称と、送信者の内線番号と、送信者の構内PHS番号と、その端末種別と、メッセージ種別とを有し、ソート条件設定部272は、発信元の宛先情報、メッセージ発信日時やメッセージ種別でソート条件を設定する絞込みボタンを有している。尚、一覧表示しきれない受信履歴項目271については、後ページに配置され、前ページボタン273及び後ページボタン274のボタン操作で任意ページの受信履歴項目271を表示することができる。
【0085】
また、当然のことではあるが、この受信履歴項目271内の受信履歴情報は、削除欄のチェックボックスをチェックし、削除ボタン275をボタン操作することで適宜削除可能であることは言うまでもない。
【0086】
図11(B)に示すPS12のメッセージ受信履歴画面270Aは、図11(A)のメッセージ受信履歴画面270と同様に、受信履歴項目271Aを有し、この受信履歴項目271Aには、メッセージ発信日時と、受信結果と、受信メッセージ内容と、部署名と、発信者である送信者名称と、詳細ボタン275Aとを有している。尚、一覧表示しきれない受信履歴項目271Aについては、後ページに配置され、前ページボタン273A及び後ページボタン274Aのボタン操作で任意ページの受信履歴項目271Aを表示することができる。
【0087】
また、受信履歴項目271Aは、この詳細ボタン275Aが押下されると、図11(C)に示すように、この受信メッセージに対するEメールの返信ボタン276A又はショートメールの返信ボタン277Aが表示されることになる。
【0088】
また、図12及び図13は通信端末10のユーザ情報検索画面を示す説明図である。図12はCL14のユーザ情報検索画面、図13はPS12のユーザ情報検索画面である。
【0089】
図12に示すCL14のユーザ情報検索画面280は、例えばユーザ名称や部署名等といった検索条件を設定する検索条件入力部281と、この検索条件入力部281にて入力された検索条件に基づく検索結果を一覧表示する検索結果項目282とを有し、この検索結果項目282には、検索条件に合致したユーザ情報、例えばユーザ名称、フリガナ、部署名、ステータス、コメント内容、内線番号、構内PHS番号、端末種別、公衆PHS番号やEメールアドレス等のユーザ情報が表示されることになる。尚、図12に示すユーザ情報検索画面280は、部署名“IT部門”を検索条件とした例である。また、一覧表示しきれない検索結果項目282については、後ページに配置され、前ページボタン283及び後ページボタン284のボタン操作で任意ページの検索結果項目282を表示することができる。
【0090】
図13(A)に示すPS12のユーザ情報検索画面280Aは、ユーザ名称等の検索条件を選択する検索条件選択部281Aと、この選択した検索条件を絞り込むべく、検索文字を入力する検索文字入力部282Aと、この検索条件選択部281Aの検索条件及び検索文字入力部282Aの検索文字に基づいて検索動作を開始する検索開始ボタン283Aとを有している。
【0091】
このユーザ情報検索画面280Aの検索開始ボタン283Aが押下されると、図13(B)に示すように、検索条件及び検索文字に基づく検索結果としての検索結果画面280Bに移行する。この検索結果画面280Bでは、検索条件及び検索文字に基づく検索結果として、ユーザ名称及びステータスを一覧表示している。尚、一覧表示しきれない検索結果としてのユーザ名称及びステータスについては、後ページに配置され、前ページボタン283B及び後ページボタン284Bのボタン操作で任意ページのユーザ名称及びステータスを表示することができる。
【0092】
また、検索結果画面280Bの一覧表示中のユーザ名称から所望のユーザ名称が選択されると、図13(C)に示すように、所望のユーザ名称に対応する詳細情報画面280Cに移行する。この詳細情報画面280Cでは、このユーザ名称に対応した検索結果項目284Cが表示されることになる。尚、この検索結果項目284Cには、ステータス、コメント内容、部署名、内線番号、構内PHS番号、公衆PHS番号、Eメールアドレスが含まれているものとする。つまり、この検索内容に基づいて、所望ユーザの情報を簡単に取得することができる。
【0093】
また、詳細情報画面280CのEメールアドレスが選択されると、図13(D)に示すようにメッセージ送信画面が表示されることになる。
【0094】
尚、請求項記載のメッセージ配信装置はMGW40、記憶手段はMGWデータベース60(ユーザ情報メモリ部61)、宛先情報検出手段は宛先情報検出部71、プロトコル変換手段はメッセージ変換制御部84(プロトコル変換部84B)、メッセージ配信手段はメッセージ配信部72及びメッセージ配信制御部85、メッセージ作成手段はメッセージ作成部102、過去メッセージ記憶手段は過去メッセージメモリ部104、定型メッセージ記憶手段は定型メッセージメモリ部105、文字数表示手段は文字数表示部106、メッセージ選択手段はメッセージ選択部107、履歴情報記憶手段は履歴情報メモリ部112、メッセージ返信手段はメッセージ返信部113、メッセージ転送手段はメッセージ転送部114、機能選択手段は送信機能選択部115、文字数判定手段は文字数判定部83A、警告報知手段は警告報知部73、有無判定手段はプロトコル有無判定部84A、リトライ記憶手段はユーザ情報メモリ部61、配信失敗判定手段は配信失敗判定部85A、判定結果通知手段は判定結果通知部74、個人名称検出手段はユーザ情報検出部75、検索手段はユーザ情報検索部82、発信手段は音声通信部76、スケジュール管理手段はスケジュール管理メモリ部63及びスケジュール管理制御部81、設定時刻監視手段は設定時刻監視部81A、スケジュール通知手段はスケジュール管理制御部81及びスケジュール通知部77に相当するものである。
【0095】
次に本実施の形態を示すメッセージ配信システム1に関わるMGW40の動作について説明する。図14はMGW40のメッセージ一時メモリ処理に関わるMGW制御部80内部の処理動作を示すフローチャートである。
【0096】
図14に示すメッセージ一時メモリ処理は、例えばMLS50からのEメール機能によるメッセージ、又はPS12や携帯電話機13からのショートメール機能によるメッセージをMGW40にて一時記憶する処理である。
【0097】
図14に示すMGW制御部80のメッセージ変換制御部84は、宛先情報検出部71を通じてメッセージを含む宛先グループ情報を検出したか否かを判定する(ステップS11)。尚、宛先グループ情報とは、グループ単位の宛先情報に相当するものである。
【0098】
メッセージ変換制御部84は、宛先情報検出部71を通じて宛先グループ情報を検出すると、この宛先グループ情報がユーザ情報メモリ部61内にあるか否かを判定する(ステップS12)。メッセージ変換制御部84は、宛先グループ情報がユーザ情報メモリ部61内にあると判定されると、この宛先グループ情報に対応する宛先情報がユーザ情報メモリ部61内にあるか否かを判定する(ステップS13)。
【0099】
メッセージ変換制御部84のプロトコル有無判定部84Aは、宛先グループ情報に対応する宛先情報があると判定されると、この宛先情報の端末種別に対応するプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にあるか否かを判定する(ステップS14)。
【0100】
プロトコル変換部84Bは、プロトコル有無判定部84Aにて宛先情報の端末種別に対応したプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にあると判定されると、このプロトコルに基づいて、この宛先グループ情報に含まれるメッセージを変換し(ステップS15)、この宛先情報毎に変換したメッセージをメッセージメモリ部62に一時記憶することで(ステップS16)、この宛先グループ情報内の全宛先情報のメモリ検索が完了したか否かを判定する(ステップS17)。
【0101】
プロトコル変換部84Bは、宛先グループ情報内の全宛先情報のメモリ検索が完了したと判定されると、このメッセージ一時メモリ処理に関わる処理動作を終了する。
【0102】
また、ステップS17にて宛先グループ情報内の全宛先情報に対するメッセージ変換が完了したのでなければ、同宛先グループ情報内の次の宛先情報を読み出し(ステップS18)、この宛先情報をメモリ検索すべく、ステップS13に移行する。
【0103】
また、メッセージ監視制御部83は、ステップS12にてユーザ情報メモリ部61内に宛先グループ情報がないと判定された場合、又はステップS13にてユーザ情報メモリ部61内に該当の宛先情報がないと判定された場合、又はステップS14にてユーザ情報メモリ部61内に宛先情報に対応するプロトコルがないと判定された場合、この宛先グループ情報を発信した発信元の通信端末10に対してメッセージを配信することができない旨のアラームを、警告報知部73を通じて通知することで(ステップS19)、宛先グループ情報内の全宛先情報のメモリ検索が完了したか否かを判断すべく、ステップS17に移行する。
【0104】
また、メッセージ変換制御部84は、ステップS11にて宛先グループ情報を検出したのでなければ、宛先情報検出部71を通じてメッセージを含む宛先情報を検出したか否かを判定する(ステップS20)。
【0105】
メッセージ変換制御部84は、メッセージを含む宛先情報を検出したと判定されると、この宛先情報がユーザ情報メモリ部61内にあるか否かを判定する(ステップS21)。
【0106】
メッセージ変換制御部84のプロトコル有無判定部84Aは、この宛先情報がユーザ情報メモリ部61内にあると判定されると、この宛先情報に対応するプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にあるか否かを判定する(ステップS22)。
【0107】
メッセージ変換制御部84のプロトコル変換部84Bは、宛先情報に対応するプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にあると判定されると、このプロトコルに基づいて、宛先情報に含まれるメッセージを変換し(ステップS23)、この変換したメッセージを宛先情報毎にメッセージメモリ部61内に一時記憶することで(ステップS24)、この処理動作を終了する。
【0108】
また、メッセージ監視制御部83は、ステップS21にてメッセージを含む宛先情報がユーザ情報メモリ部61内にないと判定された場合、又はステップS22にて宛先情報に対応するプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にないと判定された場合、この宛先情報を発信した発信元の通信端末に対してメッセージを配信することができない旨のアラームを、警告報知部73を通じて通知することで(ステップS25)、この処理動作を終了する。
【0109】
図14に示すメッセージ一時メモリ処理によれば、通信端末10又はMLS50を通じてメッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報に対応したプロトコルにメッセージを変換し、このプロトコル変換したメッセージをメッセージメモリ部62に一時記憶するようにしたので、宛先情報、つまり一人の相手先への単信であっても、メッセージを着信先のプロトコルに自動的に変換することができる。
【0110】
また、メッセージ一時メモリ処理によれば、メッセージを含む宛先グループ情報を検出すると、この宛先グループ情報内の各宛先情報に対応したプロトコルでメッセージを夫々変換し、これらプロトコル変換したメッセージを宛先情報毎にメッセージメモリ部62に一時記憶するようにしたので、複数の相手先へのグループ発信であっても、メッセージを着信先のプロトコルに自動的に変換することができる。
【0111】
また、メッセージ一時メモリ処理によれば、メッセージを含む宛先情報を検出したとしても、この宛先情報又は、この宛先情報に対応するプロトコルがユーザ情報メモリ部61にない場合には、メッセージを発信した発信元の通信端末10のユーザに対してアラームを通知するようにしたので、発信者側では、このアラームで相手先にメッセージが配信できないことを認識することができる。
【0112】
図15はMGW40のメッセージ配信処理に関わるMGW制御部80内部の処理動作を示すフローチャートである。
【0113】
図15に示すメッセージ配信処理とは、宛先情報毎に一時記憶したメッセージを宛先情報に対応した通信端末10に対して、所定配信時刻毎に配信する処理である。
【0114】
図15においてメッセージ配信制御部85は、宛先情報毎に現在時刻がメッセージ配信時刻であるか否かを判定する(ステップS31)。尚、このメッセージ配信時刻とは、適宜設定可能であることは言うまでもない。
【0115】
MGW40のメッセージ配信制御部85は、宛先情報毎に現在時刻がメッセージ配信時刻であると判定されると、メッセージメモリ部62に一時記憶中のメッセージを宛先情報に対応する通信端末10に配信する(ステップS32)。尚、メッセージの電文形式は、図16に示すようにメッセージを識別する電文番号301と、電文機能302と、発信者番号303と、着信者番号(宛先情報)304と、メッセージ内容305と、符号誤りチェック306とで構成している。
【0116】
メッセージ配信制御部85の配信失敗判定部85Aは、このメッセージの配信が失敗したか否かを判定する(ステップS33)。このメッセージ配信制御部85は、メッセージの配信が失敗したのでなければ、その配信結果、つまり配信成功及び配信日時を発信元の通信端末10に判定結果通知部74を通じて通知することで(ステップS34)、この処理動作を終了する。尚、発信者側では、メッセージの配信成功及び配信日時を認識することができる。
【0117】
メッセージ配信制御部85は、ステップS34にメッセージの配信成功等の配信結果を発信元の通信端末10に通知した後、このメッセージ配信成功に関わる宛先情報に対応したメッセージをメッセージメモリ部62から削除するものである。
【0118】
また、メッセージ配信制御部85は、ステップS33にてメッセージの配信が失敗したと判定されると、その配信結果、つまり配信失敗及び配信日時を発信元の通信端末10に判定結果通知部74を通じて通知する(ステップS35)。
【0119】
さらに、メッセージ配信制御部85のリトライ制御部85Bは、ユーザ情報メモリ部61に記憶中の宛先情報に対応したリトライ回数及びリトライ間隔を読み出し、これらリトライ回数及びリトライ間隔に基づいてメッセージの配信リトライを設定することで(ステップS36)、この処理動作を終了する。尚、ステップS36にて配信リトライが設定されると、そのリトライ間隔に基づいてメッセージの配信が成功するまで配信動作を実行し、その配信動作回数がリトライ回数に到達すると、その配信動作を停止するものである。つまり、発信者側では、配信リトライ操作を行う必要がない。
【0120】
図15に示すメッセージ配信処理によれば、現在時刻が宛先情報毎のメッセージ配信時刻に到達すると、メッセージメモリ部62に一時記憶中の宛先情報に対応したメッセージを、その宛先情報の通信端末10に配信するようにしたので、一時記憶中のメッセージを通信端末10に自動的に配信することができる。
【0121】
また、メッセージ配信処理によれば、自動配信中にメッセージが宛先情報に対応した通信端末10への配信に失敗した場合、この宛先情報に対応したリトライ回数及びリトライ間隔に基づいて配信リトライを設定するようにしたので、発信者側では、配信リトライに関わる操作を行う必要がない。
【0122】
図17はMGW40のスケジュール通知処理に関わるMGW制御部80内部の処理動作を示すフローチャートである。
【0123】
図17に示すスケジュール通知処理とは、ユーザ情報メモリ部61に記憶中のユーザ情報とスケジュール管理メモリ部63のスケジュール情報とを関連付け、各ユーザのスケジュール設定時刻の到来に応じて、各ユーザに対して、自動的にスケジュール内容を報知する処理である。
【0124】
図17においてMGW制御部80のスケジュール管理制御部81は、設定時刻監視部81Aを通じて、現在時刻がスケジュール管理メモリ部63に記憶中の宛先情報毎のスケジュール設定時刻であるか否かを判定する(ステップS41)。尚、スケジュール設定時刻とは、例えば図8に示す「2002年4月2日13:00から経理と打ち合わせ(第4会議室)」を例にあげれば、スケジュール設定時刻は「5分前に通知」とあることから、2002年4月2日12:55ということになる。
【0125】
スケジュール管理制御部81は、現在時刻がスケジュール設定時刻であると判定されると、スケジュール管理メモリ部63からスケジュール設定時刻に対応した通知方式を読み出し(ステップS42)、その通知方式が音声であるか否かを判定する(ステップS43)。
【0126】
スケジュール管理制御部81は、その通知方式が音声であると判定されると、スケジュール通知部77を通じて、このスケジュール情報に関わる宛先情報に基づいて、通知先の通信端末10への発信動作を実行する(ステップS44)。
【0127】
スケジュール管理制御部81は、この発信動作に応じて、通知先の通信端末10からの応答を検出したか否かを判定する(ステップS45)。
【0128】
スケジュール管理制御部81は、通信端末10からの応答を検出したのであれば、そのスケジュール内容を音声で通信端末10に音声出力する(ステップS46)。尚、通知先の通信端末10側のユーザは、スケジュール内容を音声で認識することができる。
【0129】
また、スケジュール管理制御部81は、通知先の通信端末10からの切断を検出したか否かを判定する(ステップS47)。スケジュール管理制御部81は、通信端末10からの切断を検出したのであれば、このスケジュール通知処理に関わる処理動作を終了する。
【0130】
また、ステップS47にて通信端末10からの切断を検出したのでなければ、ステップS46に移行することで、メッセージ内容の音声出力を継続するものである。
【0131】
また、スケジュール管理制御部81は、ステップS45にて通信端末10からの応答を検出したのでなければ、所定時間タイマをスタートし(ステップS48)、この所定時間タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS49)。
【0132】
スケジュール管理制御部81は、所定時間タイマがタイムアップしたのであれば、スケジュール通知部77を通じて、未応答メッセージを通信端末10に配信することで(ステップS50)、この処理動作を終了する。尚、通知先の通信端末10側のユーザは、未応答メッセージを目視することでスケジュール通知があったことを認識することができる。
【0133】
また、ステップS49にて所定時間タイマがタイムアップしたのでなければ、通信端末10からの応答を検出したか否かを監視すべく、ステップS45に移行する。
【0134】
また、スケジュール管理制御部81は、ステップS43にて通知方式が音声でないと判定されると、文字であると判断し、このスケジュール情報に関わる宛先情報に基づく通知先の通信端末10に対して、スケジュール内容をメッセージで通知することで(ステップS51)、この処理動作を終了する。
【0135】
また、スケジュール管理制御部81は、ステップS41にて宛先情報毎に現在時刻がスケジュール設定時刻でないと判定されると、このスケジュール通知処理に関わる処理動作を終了する。
【0136】
図17に示すスケジュール通知処理によれば、ユーザ情報とスケジュール情報とを一括管理することで、各ユーザのスケジュール設定時刻の到来に応じて、各ユーザに対して、自動的にスケジュール内容を報知するようにしたので、通知先の通信端末10側のユーザは、この報知に応じて自己のスケジュール内容を認識することができる。
【0137】
図18はMGW40の個人名称発信処理に関わるMGW制御部80内部の処理動作を示すフローチャートである。
【0138】
図18に示す個人名称発信処理とは、通信端末10からの個人名称を検出すると、この個人名称に対応した宛先情報をユーザ情報メモリ部61から読み出し、この宛先情報に基づいて発信動作を実行する処理である。
【0139】
図18においてMGW制御部80のユーザ情報検索部82は、ユーザ情報検出部75を通じて通信端末10からの個人名称(ユーザ名称)を検出したか否かを判定する(ステップS61)。
【0140】
ユーザ情報検索部82は、通信端末10からの個人名称を検出したのであれば、この個人名称に対応する宛先情報がユーザ情報メモリ部61内にあるか否かを判定する(ステップS62)。
【0141】
ユーザ情報検索部82は、通信端末10からの個人名称に対応した宛先情報がユーザ情報メモリ部61内にあると判定されると、音声通信部76を通じて、この宛先情報に基づいて発信動作を実行することで(ステップS63)、この処理動作を終了する。
【0142】
ユーザ情報検索部82は、個人名称に対応する宛先情報がユーザ情報メモリ部61内にないと判定されると、この個人名称なしを警告として通信端末10に通知することで(ステップS64)、この処理動作を終了する。
【0143】
図18に示す個人名称発信処理によれば、通信端末10からの個人名称を検出すると、この個人名称に対応した宛先情報をユーザ情報メモリ部61から読み出し、この宛先情報に基づいて発信動作を実行するようにしたので、通信端末10側のユーザは、発信したい通信端末10に関わる宛先情報を知らなくても、個人名称を入力操作するだけで簡単に発信することができる。
【0144】
本実施の形態によれば、通信端末10の宛先情報、端末種別及び、この端末種別に対応したメッセージのプロトコルを、通信端末10毎に記憶しておき、メッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報の端末種別に対応したプロトコルを読み出し、このプロトコルに基づいて宛先情報に含まれるメッセージを変換し、この変換したメッセージを宛先情報に対応した通信端末10に配信するようにしたので、通信端末10の端末種別毎にプロトコル機器を設けなくても、異なるプロトコルの通信端末10同士のメッセージ配信を実現することができる。
【0145】
本実施の形態によれば、発信者側では、相手先の通信端末10のプロトコルを意識することなく、メッセージを配信することができる。
【0146】
本実施の形態によれば、発信元の通信端末10又はMLS50からメッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報の端末種別に対応したプロトコルを読み出し、このプロトコルに基づいて宛先情報に含まれるメッセージを変換するようにしたので、発信元の通信端末10又はMLS50からでも、異なるプロトコルの通信端末10同士のメッセージ配信を実現することができる。
【0147】
本実施の形態によれば、定型のメッセージや過去のメッセージを編集可能とする機能を発信端末10側に設けるようにしたので、通信端末10のユーザは、定型メッセージや過去のメッセージを利用して所望のメッセージを作成することができる。
【0148】
本実施の形態によれば、ショートメール機能又は電子メール機能の何れでも、受信メッセージの返信機能や転送機能を実行することができる機能を通信端末10に持たせるようにしたので、通信端末の使い勝手が非常によくなる。
【0149】
本実施の形態によれば、通信端末10が所属するグループ番号毎に付与された宛先グループ情報を、通信端末10の宛先情報毎に予め記憶しておき、メッセージを含む宛先グループ情報を検出すると、この宛先グループ情報に対応する各宛先情報の端末種別に対応したプロトコルを夫々読み出し、各宛先情報の端末種別に対応したプロトコルに基づいて、宛先グループ情報に含まれるメッセージを夫々変換するようにしたので、通信端末10の端末種別毎にプロトコル機器を設けなくても、異なるプロトコルの通信端末を含むグループ単位のメッセージ配信を実現することができる。
【0150】
本実施の形態によれば、配信先の通信端末10に配信すべきメッセージの文字数が、その端末種別のプロトコルに対応した規定数以上であると判定されると、このメッセージを配信先の通信端末10に配信する前に、このメッセージに関わる発信元の通信端末10に警告メッセージを報知するようにしたので、発信元の通信端末10のユーザは、その警告メッセージに基づいて、全ての文字数のメッセージを配信できない旨を認識することができる。
【0151】
本実施の形態によれば、宛先情報を検出して、この宛先情報に対応したプロトコルがユーザ情報メモリ部61内にないと判定されると、メッセージに関わる発信元の通信端末10に警告メッセージを報知するようにしたので、発信元の通信端末10のユーザは、この警告メッセージに基づいて、配信先の通信端末10に対応したプロトコルに変換できないことを認識することができる。
【0152】
本実施の形態によれば、メッセージ配信部72によるメッセージ配信のリトライ回数及びリトライ間隔を、通信端末10毎に記憶しておき、メッセージの配信が失敗したと判定されると、この配信失敗に関わる通信端末10に対応したリトライ回数及びリトライ間隔を読み出し、これらリトライ回数及びリトライ間隔に基づいて、配信失敗に関わる通信端末10へのメッセージ配信を制御するようにしたので、発信元の通信端末10のユーザがリトライ操作を行わなくても、自動的にリトライ動作を実現することができる。
【0153】
本実施の形態によれば、メッセージ配信の判定結果及び判定日時をメッセージの発信元である通信端末に通知するようにしたので、通信端末側のユーザは、メッセージの配信状況を認識することができる。
【0154】
本実施の形態によれば、宛先情報毎に個人名称(ユーザ名称)をユーザ情報メモリ部61内に記憶しておき、通信端末10から個人名称を検出すると、この個人名称に対応した宛先情報を読み出し、この宛先情報に基づいて発信動作を実行するようにしたので、通信端末10側のユーザは、宛先情報を知らなくても、個人名称を入力するだけで、所望の通信端末10への発信動作を実行することができる。
【0155】
本実施の形態によれば、ユーザ情報メモリ部61及びスケジュール管理メモリ部63で個人名称と関連付けてスケジュール情報を一括管理するようにしたので、この個人名称のスケジュール情報毎に、現在時刻がスケジュール設定時刻に到達すると、同スケジュール情報に対応した個人名称の宛先情報を読み出し、この宛先情報に関わる通信端末10に対して、この宛先情報の個人に関わるスケジュール内容を報知するようにしたので、通知先の通信端末のユーザは、MGW40からのスケジュール報知に基づき、自己のスケジュール内容を認識することができる。
【0156】
尚、上記実施の形態においては、図1に示すようにIBL34を通じてPBX30及びMGW40間を通信接続するようにしたが、図19に示すようにPBX30とLAN接続するLANインタフェース51を設け、LANを通じてPBX30及びMGW40間を通信接続するような構成としても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0157】
また、上記実施の形態においては、図1に示すようにMGW40を、IBL34を通じてPBX30と通信接続するようにしたが、図20に示すようにPSN20とPBX30を介することなく、通信端末10、BS33A、MGW40及びMLS50の全てをLANで接続する構成としても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0158】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明のメッセージ配信装置によれば、通信端末の宛先情報、端末種別及び、この端末種別に対応したメッセージのプロトコルを、通信端末毎に記憶しておき、メッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報の端末種別に対応したプロトコルを読み出し、このプロトコルに基づいて宛先情報に含まれるメッセージを変換し、この変換したメッセージを宛先情報に対応した通信端末に配信するようにしたので、通信端末の端末種別毎にプロトコル機器を設けなくても、異なるプロトコルの通信端末同士のメッセージ配信を実現することができる。
【0159】
本発明のメッセージ配信装置によれば、発信元の通信端末又はメールサーバからメッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報の端末種別に対応したプロトコルを読み出し、このプロトコルに基づいて宛先情報に含まれるメッセージを変換するようにしたので、発信元の通信端末又はメールサーバからでも、異なるプロトコルの通信端末同士のメッセージ配信を実現することができる。
【0160】
本発明のメッセージ配信装置によれば、定型のメッセージや過去のメッセージを編集可能とする機能を通信端末に設けるようにしたので、通信端末のユーザは、定型メッセージや過去のメッセージを利用して所望のメッセージを作成することができる。
【0161】
本発明のメッセージ配信装置によれば、ショートメール機能又は電子メール機能の何れでも、受信メッセージの返信機能や転送機能を実行することができる機能を通信端末に持たせるようにしたので、通信端末の使い勝手が非常によくなる。
【0162】
本発明のメッセージ配信装置によれば、通信端末が所属するグループ番号毎に付与された宛先グループ情報を、通信端末毎に予め記憶しておき、メッセージを含む宛先グループ情報を検出すると、この宛先グループ情報の宛先情報に関わる通信端末に対応したプロトコルを読み出し、この宛先グループ情報の宛先情報に関わる通信端末毎に、その対応したプロトコルに基づいて、宛先グループ情報に含まれるメッセージを夫々変換するようにしたので、通信端末の端末種別毎にプロトコル機器を設けなくても、異なるプロトコルの通信端末を含むグループ単位のメッセージ配信を実現することができる。
【0163】
本発明のメッセージ配信装置によれば、配信先の通信端末に配信すべきメッセージの文字数が、その端末種別のプロトコルに対応した規定数以上であると判定されると、このメッセージを配信先の通信端末に配信する前に、このメッセージに関わる発信元の通信端末に警告メッセージを報知するようにしたので、発信元の通信端末のユーザは、その警告メッセージに基づいて、全ての文字数のメッセージを配信できない旨を認識することができる。
【0164】
本発明のメッセージ配信装置によれば、宛先情報を検出して、この宛先情報に対応したプロトコルが記憶手段内にないと判定されると、メッセージに関わる発信元の通信端末に警告メッセージを報知するようにしたので、発信元の通信端末のユーザは、この警告メッセージに基づいて、配信先の通信端末に対応したプロトコルに変換できないことを認識することができる。
【0165】
本発明のメッセージ配信装置によれば、メッセージ配信手段によるメッセージ配信のリトライ回数及びリトライ間隔を、前記通信端末毎に記憶しておき、メッセージの配信が失敗したと判定されると、この配信失敗に関わる通信端末に対応したリトライ回数及びリトライ間隔を読み出し、これらリトライ回数及びリトライ間隔に基づいて、配信失敗に関わる通信端末へのメッセージ配信を制御するようにしたので、発信元の通信端末のユーザがリトライ操作を行わなくても、自動的にリトライ動作を実現することができる。
【0166】
本発明のメッセージ配信装置によれば、配信失敗判定手段によるメッセージ配信の判定結果及び判定日時をメッセージに関わる発信元の通信端末に通知するようにしたので、発信元の通信端末のユーザは、メッセージの配信状況を認識することができる。
【0167】
本発明のメッセージ配信装置によれば、宛先情報毎に個人名称を記憶しておき、発信元の通信端末から個人名称を検出すると、この個人名称に対応した宛先情報を読み出し、この宛先情報に基づいて、この宛先情報に関わる通信端末への発信動作を実行するようにしたので、発信元の通信端末のユーザは、宛先情報を知らなくても、個人名称を入力するだけで、この個人名称に関わる通信端末への発信動作を実行することができる。
【0168】
本発明のメッセージ配信装置によれば、記憶手段に記憶中の個人名称と対応付けて設定時刻を含むスケジュール情報を管理しておき、この個人名称のスケジュール情報毎に、現在時刻が設定時刻に到達すると、同スケジュール情報に対応した個人名称の宛先情報を読み出し、この宛先情報に関わる通信端末に対して、この宛先情報の個人に関わるスケジュール情報を通知するようにしたので、通信端末のユーザは、メッセージ配信装置からのスケジュール通知に基づいて、自己のスケジュール内容を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメッセージ配信装置における実施の形態を示すメッセージ配信システム内部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に関わるMGW内部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態に関わるPSの外観構成を示す平面図である。
【図4】本実施の形態に関わる通信端末の発信部内部の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態に関わる通信端末の受信部内部の概略構成を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態に関わるMGWデータベースのユーザ情報メモリ部の内容を設定変更するユーザ画面を示す説明図である。
【図7】本実施の形態に関わるMGWデータベースのユーザ情報メモリ部の宛先グループ情報を設定変更するユーザ画面を示す説明図である。
【図8】本実施の形態に関わるMGWデータベースのスケジュール管理メモリ部のスケジュール情報の内容を示す説明図である。
【図9】本実施の形態に関わる通信端末のメッセージ送信画面を示す説明図である。
A)通信端末がCLの場合
B)通信端末がPSの場合
【図10】本実施の形態に関わる通信端末のメッセージ送信履歴画面を示す説明図である。
A)通信端末がCLの場合
B)通信端末がPSの場合
【図11】本実施の形態に関わる通信端末のメッセージ受信履歴画面を示す説明図である。
A)通信端末がCLの場合
B)通信端末がPSの場合
【図12】本実施の形態に関わる通信端末(CL)のユーザ情報検索画面を示す説明図である。
【図13】本実施の形態に関わる通信端末(PS)のユーザ情報検索画面を示す説明図である。
【図14】本実施の形態のメッセージ一時記憶処理に関わるMGW制御部の処理動作を示すフローチャートである。
【図15】本実施の形態のメッセージ配信処理に関わるMGW制御部の処理動作を示すフローチャートである。
【図16】本実施の形態のメッセージ配信処理に関わるMGW及び通信端末間の電文内容を端的に示す説明図である。
【図17】本実施の形態のスケジュール通知処理に関わるMGW制御部の処理動作を示すフローチャートである。
【図18】本実施の形態の個人名称発信処理に関わるMGW制御部の処理動作を示すフローチャートである。
【図19】他の実施の形態を示すメッセージ配信システム内部の概略構成を示すブロック図である。
【図20】他の実施の形態を示すメッセージ配信システム内部の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 メッセージ配信システム
40 MGW(メッセージ配信装置)
60 MGWデータベース(記憶手段)
61 ユーザ情報メモリ部(記憶手段、リトライ記憶手段)
63 スケジュール管理メモリ部(スケジュール管理手段)
71 宛先情報検出部(宛先情報検出手段)
72 メッセージ配信部(メッセージ配信手段)
73 警告報知部(警告報知手段)
74 判定結果通知部(判定結果通知部)
75 ユーザ情報検出部(個人名称検出手段)
76 音声通信部(発信手段)
77 スケジュール通知部(スケジュール通知手段)
81 スケジュール管理制御部(スケジュール管理手段、スケジュール通知手段)
81A 設定時刻監視部(設定時刻監視手段)
82 ユーザ情報検索部(検索手段)
84 メッセージ変換制御部(プロトコル変換手段)
84A プロトコル有無判定部(有無判定手段)
84B プロトコル変換部(プロトコル変換手段)
85 メッセージ配信制御部(メッセージ配信手段)
85A 配信失敗判定部(配信失敗判定手段)
102 メッセージ作成部(メッセージ作成手段)
104 過去メッセージメモリ部(過去メッセージ記憶手段)
105 定型メッセージメモリ部(定型メッセージ記憶手段)
106 文字数表示部(文字数表示手段)
107 メッセージ選択手段(メッセージ選択部)
112 履歴情報メモリ部(履歴情報記憶手段)
113 メッセージ返信部(メッセージ返信手段)
114 メッセージ転送部(メッセージ転送手段)
115 送信機能選択部(送信機能選択手段)

Claims (11)

  1. 通信端末の宛先情報、端末種別及び、この端末種別に対応したメッセージのプロトコルを、前記通信端末毎に記憶する記憶手段と、
    メッセージを含む宛先情報を検出する宛先情報検出手段と、
    この宛先情報検出手段にてメッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルを前記記憶手段から読み出し、このプロトコルに基づいて前記宛先情報に含まれるメッセージを変換するプロトコル変換手段と、
    このプロトコル変換手段にて変換したメッセージを、前記宛先情報に関わる通信端末に配信するメッセージ配信手段とを有することを特徴とするメッセージ配信装置。
  2. 前記プロトコル変換手段は、
    前記宛先情報検出手段にて発信元の通信端末から、前記メッセージを含む宛先情報を検出すると、又は前記宛先情報検出手段にて発信元の通信端末のメールサーバから、前記メッセージを含む宛先情報を検出すると、この宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルを前記記憶手段から読み出し、このプロトコルに基づいて前記宛先情報に含まれるメッセージを変換することを特徴とする請求項1記載のメッセージ配信装置。
  3. 前記通信端末は、
    配信するメッセージを作成するメッセージ作成手段と、
    過去に配信したメッセージを記憶した過去メッセージ記憶手段と、
    定型のメッセージを記憶した定型メッセージ記憶手段と、
    前記メッセージ作成手段にて作成中のメッセージの文字数をカウント表示する文字数表示手段と、
    前記過去メッセージ記憶手段及び前記定型メッセージ記憶手段に記憶中のメッセージから任意のメッセージを選択するメッセージ選択手段とを有し、
    前記メッセージ作成手段は、
    前記メッセージ選択手段にて選択した任意のメッセージを編集可能としたことを特徴とする請求項2記載のメッセージ配信装置。
  4. 前記通信端末は、
    前記メッセージ配信手段からのメッセージを受信すると、このメッセージ及び、このメッセージの受信履歴を履歴情報として記憶する履歴情報記憶手段と、
    この履歴情報記憶手段に記憶中のメッセージに関わる、前記発信元の通信端末に対してメッセージを返信するメッセージ返信手段と、
    前記履歴情報記憶手段に記憶中のメッセージを他の通信端末に転送するメッセージ転送手段と、
    前記メッセージ返信手段によるメッセージの返信又は、前記メッセージ転送手段によるメッセージの転送を、ショートメール機能又は電子メール機能で選択実行する機能選択手段とを有することを特徴とする請求項2又は3記載のメッセージ配信装置。
  5. 前記記憶手段は、
    前記通信端末が所属するグループ毎に付与された宛先グループ情報を、前記通信端末毎に記憶しておき、
    前記プロトコル変換手段は、
    前記宛先情報検出手段にて前記メッセージを含む宛先グループ情報を検出すると、この宛先グループ情報の宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルを前記記憶手段から読み出し、この宛先グループ情報の宛先情報に関わる通信端末毎に、その対応したプロトコルに基づいて、前記宛先グループ情報に含まれたメッセージを夫々変換することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のメッセージ配信装置。
  6. 前記プロトコル変換手段は、
    前記宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルを前記記憶手段から読み出し、前記通信端末に配信すべきメッセージの文字数が前記プロトコルに対応した規定数以上であるか否かを判定する文字数判定手段と、
    この文字数判定手段にてメッセージの文字数が規定数以上であると判定されると、このメッセージを前記通信端末に配信する前に、このメッセージに関わる発信元の通信端末に警告メッセージを報知する警告報知手段とを有することを特徴とする請求項2、3、4又は5記載のメッセージ配信装置。
  7. 前記プロトコル変換手段は、
    前記宛先情報検出手段にて前記宛先情報を検出すると、この宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルが前記記憶手段内にあるか否かを判定する有無判定手段を有し、
    前記警告報知手段は、
    前記有無判定手段にて宛先情報に関わる通信端末の端末種別に対応したプロトコルが前記記憶手段内にないと判定されると、前記メッセージに関わる発信元の通信端末に警告メッセージを報知することを特徴とする請求項6記載のメッセージ配信装置。
  8. 前記メッセージ配信手段によるメッセージ配信のリトライ回数及びリトライ間隔を、前記通信端末毎に記憶するリトライ記憶手段と、
    前記メッセージ配信手段によるメッセージの配信が失敗したか否かを判定する配信失敗判定手段とを有し、
    前記メッセージ配信手段は、
    前記配信失敗判定手段にて前記メッセージの配信が失敗したと判定されると、この配信失敗に関わる通信端末に対応した、リトライ回数及びリトライ間隔を前記リトライ記憶手段から読み出し、これらリトライ回数及びリトライ間隔に基づいて、前記配信失敗に関わる通信端末へのメッセージ配信を制御することを特徴とする請求項1、2,3,4,5、6又は7記載のメッセージ配信装置。
  9. 前記配信失敗判定手段によるメッセージ配信の判定結果及び判定日時を、前記メッセージに関わる発信元の通信端末に通知する判定結果通知手段を有することを特徴とする請求項8記載のメッセージ配信装置。
  10. 前記記憶手段は、
    前記宛先情報毎に個人名称を記憶しておき、
    前記発信元の通信端末から個人名称を検出する個人名称検出手段と、
    この個人名称検出手段にて個人名称を検出すると、この個人名称に対応した宛先情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    この検索手段にて宛先情報が検索されると、この検索された宛先情報に基づいて、この宛先情報に関わる通信端末への発信動作を実行する発信手段とを有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載のメッセージ配信装置。
  11. 前記記憶手段に記憶中の個人名称と対応付けて、設定時刻を含むスケジュール情報を管理するスケジュール管理手段を有し、
    前記スケジュール管理手段は、
    前記個人名称のスケジュール情報毎に、このスケジュール情報に含まれる設定時刻を監視する設定時刻監視手段と、
    この設定時刻監視手段にて現在時刻が設定時刻に到達すると、同スケジュール情報に対応した個人名称の宛先情報を前記記憶手段から読み出し、この宛先情報に関わる通信端末に対して、この宛先情報に基づいてスケジュール情報を通知するスケジュール通知手段とを有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載のメッセージ配信装置。
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