JP2004165463A - フレーム接合構造体 - Google Patents

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auxiliary metal
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Takatoshi Murase
貴俊 村瀬
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Abstract

【課題】コーナーピースを用いることなく、直方体状の骨格を安価に形成できるフレーム接合構造体を提供する。
【解決手段】互いに直交するフレーム部材1、2により構成された枠体3のコーナー部に、第1の補助金具10を接合する。またこの枠体3と直交する直交フレーム部材4の先端部に、第2の補助金具20を接合する。第1の補助金具10を略コ字状として第2の補助部材20の内側に入り込む構造とすることが好ましい。これらの補助金具10、20どうしをネジ止めすることにより、枠体3のコーナー部に直交フレーム部材4を固定する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配電盤用キャビネット及び電子機器収納用ラックなどに用いられるフレーム接合構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特表平10−508517号公報(請求項、図1)
【0003】
棒状のフレーム部材をXYZ方向に互いに直交させて組み立て、直方体状の骨格を形成するようにしたフレーム接合構造体は、従来から配電盤用キャビネット及び電子機器収納用ラックなどに広く用いられている。このようなフレーム接合構造体においては、上記の特許文献1に示すようにフレーム部材を中空フレームとしておき、コーナーピースからXYZ方向に延びる3本の接続腕を各フレーム部材の端面から差し込んでネジ止めする構造が一般的である。
【0004】
このようなネジ止め式のフレーム接合構造体は組み立ての際に溶接を行う必要がないため、客先などにおいてドライバーだけで組み立てることができる利点がある。しかし、特許文献1に示されるようなコーナーピースはXYZ方向に延びる3本の接続腕を持つ構造複雑な中実ブロック体であり、その生産コストが高くなるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、コーナーピースを用いることなく、直方体状の骨格を安価に形成できるフレーム接合構造体を提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明のフレーム接合構造体は、互いに直交するフレーム部材により構成された枠体のコーナー部に第1の補助金具を接合するとともに、この枠体と直交する直交フレーム部材の先端部に第2の補助金具を接合し、これらの補助金具どうしをネジ止めすることにより、枠体に直交フレーム部材を固定したことを特徴とするものである。
【0007】
なお、枠体を構成するフレーム部材が中空部材からなるものとすれば、強度と軽量化を両立させることができる。また、組み立て寸法精度を高めるためには、一方の補助部材が略コ字状で他方の補助部材の内側に入り込む構造であることが好ましく、一方の補助部材の脚部が他方の補助部材に当接する構造であることが好ましい。
【0008】
本発明によれば、金属板を折り曲げて安価に製造できる補助部材を用いることにより枠体に直交フレーム部材を強固に固定することができ、従来のような構造複雑なコーナーピースを必要としないので、配電盤用キャビネット及び電子機器収納用ラックなどのコストダウンを図ることができる利点がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は実施形態の組み立て前の要部を示す斜視図、図2はその組み立て状態の斜視図である。これらの図において、垂直なフレーム部材1と水平なフレーム部材2とは予め先端部が接続され平面状の枠体3を構成しているものとする。この枠体3は図3に示されるように額縁状のものである。図1に示されるようにこの実施形態のフレーム部材1、2は金属板を折り曲げた中空部材であり、強度と軽量化を両立させている。
【0010】
また図1、図2に示される4はこの枠体3に対して直角に接合される直交フレーム部材であり、断面が略コ字状のものである。図1、図2においてはこの直交フレーム部材4も短く表示されているが、実際には図4に示すように十分な長さを持つ部材である。図示の直交フレーム部材4は、ラックの底部及び天井部を構成するものである。従来のものと同様に、各フレーム部材1、2、4にはそれぞれ一定ピッチで孔列5、6が形成されている。
【0011】
上記の枠体1のコーナー部には、図1に示される第1の補助金具10が接合されている。この第1の補助金具10は、枠体1の内側面に接する略L字状の本体部分11の両端を直交フレーム部材4の方向に向けて直角に折り曲げて接合片12、13を突設して略コ字状としたものである。この第1の補助金具10は、金属板を折り曲げ成形することによって安価に製造することができる。第1の補助金具10と枠体1とは溶接してもよいが、孔列5、6を利用してネジ止めすることもできる。
【0012】
また、この枠体1と直交する直交フレーム部材4の先端部には、直交フレーム部材4の幅方向(水平なフレーム2の長手方向)に延びる第2の補助金具20が接合されている。第2の補助金具20は直交フレーム部材4の内側面に接する本体部分21の両端を垂直なフレーム部材1の方向に向けて直角に折り曲げて接合片22、23としたものである。これらの接合片22、23は断面が略コ字状の直交フレーム部材4の先端部の内側にぴったりと嵌り込み、溶接またはネジ止めによって接合されている。この第2の補助金具20も、金属板を折り曲げて溶接することによって、安価に製造することができる。
【0013】
前記した第1の補助金具10の接合片12、13の外側寸法は、第2の補助金具20の接合片22、23の内側寸法よりも僅かに小さくなっている。このため、図2に示すように第1の補助金具10の接合片12、13を第2の補助金具20の接合片22、23の内側に差込み、図2に矢印で示す3ヶ所のネジ孔31、32、33を利用してネジ止めすることにより、第1の補助金具10と第2の補助金具20とを強固に固定することができ、これによって枠体1に直交フレーム部材4を確実に固定することができる。この組み立て時のネジ止めは枠体1に平行な方向から行うことができ、直交フレーム部材4の長手方向に障害物が存在する場合にも支障なく行うことができる。
【0014】
なお、図示のように第1の補助金具10の脚部14、15が第2の補助部材20に当接する構造としておけば、枠体1と直交フレーム部材4との位置決めがより正確に行われるので好ましい。また第1の補助金具10と第2の補助部材20との間により十分な接合強度を持たせることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のフレーム接合構造体は安価に製造できる補助部材を用いることにより、枠体に直交フレーム部材を強固に固定することができる。本発明では従来のような構造複雑なコーナーピースを必要としないので、コストダウンを図ることができ、しかも補助金具が十分な位置決め効果及び補強効果を発揮し、剛性のあるフレーム接合構造体を構成することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】組み立て前の要部を示す斜視図である。
【図2】組み立て状態の斜視図である。
【図3】第1の補助金具を取り付けた枠体を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図4】第2の補助金具を取り付けた直交フレーム部材を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【符号の説明】
1 垂直なフレーム部材
2 水平なフレーム部材
3 枠体
4 直交フレーム部材
5 孔列
6 孔列
10 第1の補助金具
11 本体部分
12 接合片
13 接合片
20 第2の補助金具
21 本体部分
22 接合片
23 接合片
31 ネジ孔
32 ネジ孔
33 ネジ孔

Claims (4)

  1. 互いに直交するフレーム部材により構成された枠体のコーナー部に第1の補助金具を接合するとともに、この枠体と直交する直交フレーム部材の先端部に第2の補助金具を接合し、これらの補助金具どうしをネジ止めすることにより、枠体に直交フレーム部材を固定したことを特徴とするフレーム接合構造体。
  2. 枠体を構成するフレーム部材が中空部材からなることを特徴とする請求項1に記載のフレーム接合構造体。
  3. 一方の補助部材が略コ字状であり、他方の補助部材の内側に入り込む構造であることを特徴とする請求項1または2に記載のフレーム接合構造体。
  4. 一方の補助部材の脚部が他方の補助部材に当接する構造であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のフレーム接合構造体。
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