JP2004164804A - レジューム機能付き記録媒体再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レジューム機能付き記録媒体再生装置において、ボタン操作を簡略化し、使用者の無駄な操作を防止する。
【解決手段】再生中に停止ボタンc−4が押されメカ動作がストップ処理に移行し、ストップ処理を行っている間に規定時間内に2回目の停止ボタンc−4の操作が行われ、さら2回目の停止ボタンc−4の操作が行われると、ストップ処理終了後、続けて記録媒体の排出処理に移行し、並行してそれぞれ停止ボタンc−4が操作されると表示部eにて何れの動作モードに移行したかを表示することを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】再生中に停止ボタンc−4が押されメカ動作がストップ処理に移行し、ストップ処理を行っている間に規定時間内に2回目の停止ボタンc−4の操作が行われ、さら2回目の停止ボタンc−4の操作が行われると、ストップ処理終了後、続けて記録媒体の排出処理に移行し、並行してそれぞれ停止ボタンc−4が操作されると表示部eにて何れの動作モードに移行したかを表示することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レジューム機能を有する記録媒体再生装置と該装置に係る遠隔操作装置において、レジューム情報の操作や記録媒体の排出処理に関するボタンの操作性を向上させる技術に関する
【0002】
【従来の技術】
従来、記録媒体再生装置やそのリモコン等に設けられたボタンの操作性を向上させる発明が多くなされてきた。例えば特許文献1では、VTR本体に、VTRの再生の停止とVTR本体内のテープの取出しとを兼用する停止兼テープ取出スイッチを設けることにより、操作スイッチの構成の簡単化を図っている。
【0003】
近年の、CDやDVD等デジタルで記録された記録媒体を再生する記録媒体再生装置では、記録媒体の再生中に停止したり電源OFFとした場合に次の再生開始の際には再生を中断した場所(以下「レジューム位置」という)からの再生を行うレジューム機能を備えているものが多い。
【0004】
このようなレジューム機能付き記録媒体再生装置においては、使用者がレジューム機能を望まず、最初から再生したい場合もあり、使用者が望むタイミングでレジューム機能を働かせる必要があるという問題があった。
【0005】
特許文献2では、このような問題に対しなされた発明であり、リモコンにレジュームボタンを設けたり、電源ボタンを素早く連続操作する等して、TOCに記憶されたレジューム位置を使用者の望むタイミングで削除する技術が記載されている。
【0006】
以下では、レジューム機能を有する従来のDVD再生装置において、再生の停止からDVDの排出までを1つのボタン(以下では「停止ボタン」とする)で行うと仮定した場合の例を説明する。
【0007】
図7を参照して、停止ボタンを操作したとき、DVDが何れの状態にあるかを示すDVD動作モード(以下「動作モード」という)を説明する。
【0008】
DVDの再生中に停止ボタンを押すと、次の再生開始位置を示すレジューム位置を記憶している「レジュームストップモード」となる。
【0009】
「レジュームストップモード」で、再度停止ボタンを押すとレジューム位置をクリアして、次の再生は初めから再生開始とする「完全ストップモード」となる。
【0010】
「完全ストップモード」でさらに停止ボタンを押すと、DVDを排出する「排出モード」となる。
【0011】
以上により排出が完了状態となり、DVDを取り出すことができる。
【0012】
次に、図8を参照して再生中からDVDが排出されるまでの再生装置のメカニズムの動作(以下「メカ動作」という)を説明する。
【0013】
再生中に、停止ボタンを押すとストップ処理を行う。ストップ処理とは、ディスクの回転を止めて、ピックアップ等の信号読み取り装置を最終内に戻す等の処理である。
【0014】
再度、停止ボタンを押すとレジューム位置をクリアし、さらに停止ボタンを押すと排出処理を行う。
【0015】
図9では、停止ボタンのみで再生の停止からDVDの取出しまでを一貫して行う場合の動作モード、メカ動作を対比させており、該図を用いて各動作が平行してどのように移行するのかを説明する。
【0016】
再生中、動作モードは「再生モード」となっており、メカ動作は再生動作を行っている。
【0017】
再生中に停止ボタンを押すと、動作モードは「レジュームストップモード」となり、メカ動作はストップ処理を行う。
【0018】
メカ動作でストップ処理後、再び停止ボタンを押すと動作モードは「完全ストップモード」となり、メカ動作はレジューム位置をクリアする。
【0019】
動作モードが「完全ストップモード」であるときに、さらに停止ボタンを押すと動作モードは「排出モード」となり、メカ動作は「排出処理」を行う。
【0020】
【特許文献1】
特開昭58−7656
【特許文献2】
特開2002−269919
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
図9において、再生モードから停止ボタンを押してレジュームモードに移行した際、実際にはメカ動作がストップ処理を終了するまでに多少の時間がかかることから、この処理を終了するまでは、停止ボタンを押してもこの操作は受けつけられず、完全ストップモードに移行しないことになる。そのため、何度ボタン操作を行っても何も反応しないことがあり、使用者が無駄な操作を繰り返す等操作性が悪いことがある。
【0022】
上記の問題をさらに図10のフローチャートを用いて説明すると以下のようになる。
【0023】
まず、停止ボタンの入力を待つ(S10−1)。
【0024】
入力がない場合は停止ボタンの監視を続ける。
【0025】
入力があった場合はメカ動作が「再生中」か否かを判定する(S10−2)。
【0026】
再生中の場合はメカ動作がストップ処理に移行し(S10−21)、停止ボタンの監視に戻る。
【0027】
再生中でない場合はメカ動作のストップ処理が完了したか否かを判定する(S10−3)。
【0028】
ストップ処理を完了していない場合は停止ボタンの監視に戻り、ストップ処理が完了している場合は、動作モードが「レジュームストップモード」であるか否かを判断する(S10−4)。
【0029】
「レジュームストップモード」である場合は、レジューム位置をクリアして(S10−41)停止ボタンの監視に戻る。
【0030】
そして「レジュームストップモード」でない場合は動作モードが「完全ストップモード」であることとなるので、メカ動作が媒体排出処理を行う。
【0031】
上記S10−3においてメカ動作がストップ処理を完了していない場合は、DVDが回転したまま排出しようとするとDVDに傷がつく恐れがあり、完全に回転が停止してからでないと排出できないため、停止ボタンの操作を受け付けない。したがって、使用者は停止ボタンを何度もボタン操作を繰り返す等操作性が悪いこととなっていた。
【0032】
上記特許文献1においても、再生中に停止ボタンを操作することにより再生を停止したときにVTRが停止処理を行うのに時間がかかり、さらにテープを取り出すため停止ボタンを再度操作したときにはテープが取り出されるまでの間、VTRが取り出し動作を行うのに時間がかかるため、それぞれVTRがメカ動作をしている間は停止ボタン等所定のボタンの操作を禁止せざるを得ないため、使用者は無駄なボタンを操作する等操作性の悪いものであった。
【0033】
上記特許文献2においても、レジューム位置を所定の操作で削除する手法が記載されているが、ボタンの数を少なくすると共にボタンの操作をなるべく有効にし、かつ使用者に無駄な操作をさせることを防ぐことは十分に実現できていない。
【0034】
本発明は上記の点に基づいてなされたものであり、レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、必要最小限のボタンによって記録媒体の再生の停止から記録媒体の排出を行い、使用者のボタンの操作をなるべく有効にするとともに使用者の無駄なボタンの操作を防止することを目的としている。
【0035】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るレジューム機能付き記録媒体再生装置は、以下の構成要件を備えている。
【0036】
(1)記録媒体の再生中に、ボタンの操作から規定時間内に前記ボタンの操作を複数回行ったとき、記録媒体の再生を停止する処理を終了した後に、続けて排出処理に移行することを特徴とする。
【0037】
この構成においては、前記記録媒体再生装置が再生の停止の信号を受けてから実際に再生の停止の処理を行っている間でも前記ボタンの操作を受け付けるため、ボタンの不要な操作を防ぐことができ、操作性が向上する。
【0038】
(2)記録媒体の再生中にボタンの第1回目の操作を行い、続いて前記第1回目の操作から規定時間内に前記ボタンの第2回目の操作を行い、さらに前記第2回目の操作から所定期間内に前記ボタンの第3回目の操作を行うことにより、前記停止処理終了後に続けて排出処理に移行することを特徴とする。
【0039】
この構成においても、前記記録媒体再生装置が再生の停止の信号を受けてから実際に再生の停止の処理を行っている間でも前記ボタンの操作を受け付けるため、ボタンの不要な操作を防ぐことができ、操作性が向上する。
【0040】
(3)記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行い、前記処理が終了した後に前記ボタンを操作するとレジューム位置が破棄されることを特徴とする。
【0041】
この構成においては、記録媒体再生装置が再生を停止処理をしている間におけるボタンの操作は記録媒体を排出するものであり、停止処理を終了した後におけるボタンの操作は、レジューム位置をクリアするというように操作を分けることができ、使用者にとって少ないボタンで簡易に操作性を向上させることができる。
【0042】
(4)前記ボタンの操作により異なる動作モードに移行した場合に、何れの動作モードに移行したのかを表示部にて表示することを特徴とした請求項1から3の何れかに記載のレジューム機能付き記録媒体再生装置。
【0043】
この構成においては、使用者のボタンの操作により動作モードが変化した場合は、表示部にて表示されるため、使用者は何度も無駄な操作をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0044】
(5)レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行っている間に、前期ボタンの操作から規定時間内に前記ボタンの操作を行ったとき、所定時間前記ボタンを操作することが有効である旨を表示することを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
【0045】
この構成においては、使用者がボタンを操作した際に前記記録媒体再生装置に有効に受け付けられた場合は、表示部にて表示されるため、操作が有効である旨の表示中のボタンにより次の処理を行うか、表示の解除後に別の処理を行うかを使用者が選択できることとなり、操作性が向上する。
【0046】
(6)レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行っている間に、前期ボタンの操作から規定時間経過後にボタンの操作を行ったとき、該ボタンの操作が無効である旨を表示することを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
【0047】
この構成においては、使用者が操作したボタンが前記記録媒体再生装置に有効に受け付けられなかった場合は、表示部にて表示されるため、使用者は何度も無駄な操作をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0048】
(7)レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生の停止、レジューム位置の破棄、及び記録媒体の排出を1つのボタンの操作で行い、かつ前記ボタンが操作されたときに、前記ボタンの操作に応じた表示を表示部にて行うことを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
【0049】
この構成においては、再生を停止する操作と、レジューム位置をクリアする操作と、記録媒体を取り出す操作を一貫して同一のボタンで操作でき、同時に表示部にてボタン操作により記録媒体再生装置にどう働いたのかが分かることとなり、ボタンの簡略化と操作性の向上が可能となる。
【0050】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態をレジューム機能を有するDVD再生装置(以下「再生装置」という)を例にとって説明する。
【0051】
図1は再生装置の操作パネルの正面図を示している。
【0052】
本体aは、電源をON/OFFする電源ボタンb、本体aに操作命令を伝える操作ボタン群c、DVDを挿入/排出するトレイd、タイトル、再生時間等を表示する表示部e等を備えており、本体に遠隔命令をするリモコンfが付属しており、このリモコンも電源ボタン、操作ボタン群を備えている。操作ボタン群cは例えば、局のサーチを行うためのスキップボタンc−1、スキップダウンボタンc−2、再生ボタンc−3、停止ボタンc−4を備えている。
【0053】
本実施例では、再生装置において再生の停止、レジューム位置のクリア、DVDの排出を全て1つのボタン(ここでは停止ボタンc−4)で行う。
【0054】
また本発明に係る再生装置は、停止ボタンc−4の操作からの時間を計測するタイマーと、停止ボタンc−4の操作を有効にするか否かを示す前操作フラグと、停止ボタンc−4を操作したうち何回の操作が有効かを示す操作有効カウンタを備えており、停止ボタンc−4の操作から規定時間を計測し、メカ動作のストップ処理中に有効に受け付けた停止ボタンc−4の操作をカウントすることができる。
【0055】
図2のフローチャートを参照して本発明に係る再生装置が、DVDを排出するまでの動作を説明する。
【0056】
まず、停止ボタンc−4の入力を待つ(S2−1)。
【0057】
入力があればメカ動作が「再生」中か否かを判定する(S2−2)。
【0058】
再生中の場合は、停止ボタンc−4が押されて始動するタイマーをスタートさせる(S2−21)。同時に前操作有効フラグを”1”と設定する。該フラグはストップ処理中の停止ボタンc−4の操作が有効か否かを示し、”1”は一定時間次の停止ボタンc−4の操作が有効であることを示し、”0”は規定時間経過後に設定され、次の停止ボタンc−4の操作は無効であることを示す。続けて操作有効カウンタを”1”と設定する(S2−22)。該カウンタは、連続して停止ボタンc−4を操作したときに、停止ボタンc−4が有効に反応した回数をカウントするものである。そして、レジュームストップモードに移行したことを示す「レジュームストップ」表示をし(S2−23)、メカ動作はストップ処理に移行する(S2−24)。
【0059】
S2−2の判定でメカ動作が「再生」中でなかったときは、動作モードが「レジュームストップモード」であるか否かを判定する(S2−3)。
【0060】
「レジュームストップモード」でない場合は、完全ストップモードであることとなるので、S2−1の停止ボタンc−4の操作に反応して媒体排出処理が実行される(S2−81)。
【0061】
動作モードが「レジュームストップモード」である場合は、タイマーを参照して規定時間が経過したか否かを判定する(S2−4)。規定時間が未だ経過していなければ次のステップに移り、規定時間が既に経過していれば前操作フラグを”0”にリセットする(S2−41)。
【0062】
S2−4で規定時間をチェックした後、前操作フラグを判定する(S2−5)。
【0063】
前操作フラグが”0”の場合は、メカ動作が「ストップ処理」中であるか否かを判定し、ストップ処理が既に終了している場合はレジューム情報をクリアし(S2−61)、表示部eは「完全ストップ」表示をする(S2−62)。そして、再度停止ボタンc−4監視状態に戻る。
【0064】
メカ動作が「ストップ処理」中である場合は表示部eにて「操作無効」表示を「レジュームストップ」表示と並行して表示する(S2−63)。この「操作無効」表示は使用者に無駄な操作をしないよう注意を促すものである。該表示は例えば1秒等の短時間で解除される。
【0065】
S2−5で前操作有効フラグが”1”の場合は、タイマーをリセットして再スタートさせる(S2−51)。同時に次の停止ボタンc−4の操作を一定時間有効にするため、前操作フラグは1のままにしておく。続いて、操作有効カウンタを1つインクリメントする(S2−52)。その後、操作有効カウンタを判定する(S2−7)。
【0066】
カウンタ値が2以下である場合は、ストップ処理中において一定時間停止ボタンc−4の操作が有効であることを表示する「操作有効」表示を「レジュームストップ」表示と並行して表示し(S2‐71)、次の停止ボタンc−4操作の監視に戻る。
【0067】
カウンタ値が3である場合は、媒体排出処理に移行することを受け付けた旨を知らせるため、媒体排出表示を行う(S2−72)。続いてメカ動作が「ストップ処理」中であるか否かを判定する(S2−8)。
【0068】
ストップ処理中の場合は、メカ動作が終了するまで媒体排出処理を行えないため、ストップ処理が終了するまでストップ処理が終了したか否かの監視を続ける。
【0069】
ストップ処理が終了した場合には、媒体排出処理を実行する(S2−81)。S2−1において、停止ボタンc−4の入力がない場合は、タイマーをチェックして規定時間が経過しているか否かを判断し(S2‐9)、規定時間内であれば停止ボタンc−4操作の監視に戻るが、規定時間を経過している場合は、表示部eが「操作有効」を表示中か否かを判断する(S2‐10)。
【0070】
「操作有効」を表示中でない場合は、停止ボタンc−4入力の監視に戻るが、表示中の場合は、規定時間が経過しているため「操作有効」表示を解除(S2‐101)してから停止ボタンc−4の監視を続ける。
【0071】
以上のフローチャートに従い、本発明に係る再生装置において停止ボタンc−4の操作したときの、動作モード、メカ動作、表示部eの表示の変化を説明する。
【0072】
図3は1回目の停止ボタンc−4の操作から規定時間内に2回目の停止ボタンc−4を操作し、さらに2回目の停止ボタンc−4の操作から規定時間内に停止ボタンc−4を操作した場合である。
【0073】
まず、再生中に停止ボタンc−4を押したので、動作モードは「レジュームストップモード」に移行し、メカ動作はストップ処理を行う。表示部eは「レジュームストップ」を表示する。
【0074】
2回目の停止ボタンc−4の操作は、1回目の操作から規定時間内に操作されているので、ストップ処理中においても操作は有効となり、レジューム位置はクリアされずに引き続き停止ボタンc−4の操作を監視している。同時に表示部eでは、「レジュームストップ」表示と並行して「操作有効」表示がされている。
【0075】
3回目の停止ボタンc−4の操作は、2回目の操作から規定時間内に操作されているので、ストップ処理中においても操作は有効となり、表示部eには「排出」表示がなされる。そしてメカ動作はストップ処理後、迅速に排出処理を行う。
【0076】
以上により、メカ動作のストップ処理中においても3度の停止ボタンc−4の操作により、完全ストップモードに移行することなく迅速に排出が完了することができる。
【0077】
図4は1回目の停止ボタンc−4の操作から、2回目の停止ボタンc−4は規定時間内に操作するが、それ以降の操作は規定時間経過後に操作した場合である。
【0078】
まず図3の場合と同様に、再生中に停止ボタンc−4を押すと動作モードは「レジュームストップ」モードに移行し、メカ動作はストップ処理を行う。表示部eは「レジームストップ」を表示する。
【0079】
2回目の停止ボタンc−4の操作は、1回目の操作から規定時間内に操作されているので、ストップ処理中においても操作は有効となり、レジューム位置はクリアされずに引き続き停止ボタンc−4の操作を監視している。同時に表示部eでは、「レジュームストップ」表示と並行して「操作有効」表示がされている。
【0080】
規定時間経過後は、次の停止ボタンc−4の操作が有効でなくなるので、「操作有効」表示を解除する。
【0081】
「操作有効」表示が解除されたが、3回目の停止ボタンc−4の操作がストップ処理中の場合はS2−63の「操作無効」表示がされる。
【0082】
3回目の停止ボタンc−4の操作が、ストップ処理終了後の操作でる場合は、停止ボタンc−4の操作は動作モードを完全ストップモードに移行させるものとして働く。メカ動作はレジューム位置をクリアし、表示部eには「完全ストップ」表示がなされる。
【0083】
表示部eに「完全ストップ」表示がされている場合にさらに停止ボタンc−4を操作すると、動作モードは「排出モード」に移行し、メカ動作は排出処理を行う。表示部eには「排出」表示がなされる。
【0084】
以上により排出が完了し、図4の場合は少なくて4度の停止ボタンc−4の操作で排出処理が完了することになる。
【0085】
図5は、1回目の停止ボタンc−4の操作から規定時間経過後で、かつメカ動作がストップ処理中に2回目の停止ボタンc−4を操作した場合である。
【0086】
まず、図3の場合と同様に、再生中に停止ボタンc−4を押すと動作モードは「レジュームストップ」モードに移行し、メカ動作はストップ処理を行う。表示部eは「レジームストップ」を表示する。
【0087】
2回目の停止ボタンc−4の操作は規定時間経過後になされており、メカ動作はストップ処理を実行中であるので、2回目の停止ボタンc−4の操作は受け付けられない。表示部eはこの停止ボタンc−4の操作に反応して「操作無効」表示を行い、使用者に無駄な操作をさせないよう注意を促す。この「操作無効」表示は例えば秒等の短時間で解除される。使用者が該表示を無視して停止ボタンc−4の操作を行ってもメカ動作がストップ処理を行っている間は、操作が受け付けられない。
【0088】
メカ動作のストップ処理後に停止ボタンc−4を操作すると、動作モードは「完全ストップモード」に移行し、メカ動作はレジューム位置をクリアする。表示部eには「完全ストップ」表示がなされる。
【0089】
さらに、停止ボタンc−4を操作すると、動作モードは「排出モード」に移行し、メカ動作は排出処理を行う。表示部eには「排出」表示がなされる。
【0090】
以上により排出が完了し、図5の場合は少なくて4回の操作で排出処理が完了する。
【0091】
図6は、1回目の停止ボタンc−4を操作し、メカ動作のストップ処理後に2回目の停止ボタンc−4の操作をした場合である。
【0092】
まず、図3の場合と同様に、再生中に停止ボタンc−4を押すと動作モードは「レジュームストップ」モードに移行し、メカ動作はストップ処理を行う。表示部eは「レジームストップ」を表示する。
【0093】
2回目の停止ボタンc−4の操作は、ストップ処理後に行っているため動作モードは「完全ストップモード」に移行し、メカ動作はレジューム位置をクリアする。表示部eには「完全ストップ」表示がなされる。
【0094】
さらに、停止ボタンc−4を操作すると、動作モードは「排出モード」に移行し、メカ動作は排出処理を行う。表示部eには「排出」表示がなされる。
【0095】
以上により排出処理が完了し、3度の停止ボタンc−4の操作で排出処理が完了することとなる。
【0096】
以上の説明においては、メカ動作のストップ処理中に停止ボタンc−4の操作を受け付けないことを例にとって説明したが、停止ボタンc−4以外のボタンの操作を受け付けるようにすることもできる。
【0097】
また、S2−71での「操作有効」表示や、S2−63での「操作無効」表示を表示させないようにしてもよい。
【0098】
【発明の効果】
この発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
【0099】
前記記録媒体再生装置が再生の停止の信号を受けてから実際に再生の停止の処理を行っている間でも前記ボタンの操作を受け付けるため、ボタンの不要な操作を防ぐことができ、操作性が向上する。
【0100】
記録媒体再生装置が再生を停止処理をしている間におけるボタンの操作は記録媒体を排出するものであり、停止処理を終了した後におけるボタンの操作は、レジューム位置をクリアするというように操作を分けることができ、使用者にとって少ないボタンで簡易に操作性を向上させることができる。
【0101】
使用者のボタンの操作により動作モードが変化した場合は、表示部にて表示されるため、使用者は何度も無駄な操作をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0102】
使用者がボタンを操作した際に前記記録媒体再生装置に有効に受け付けられた場合は、表示部にて表示されるため、操作が有効である旨の表示中のボタンにより次の処理を行うか、表示の解除後に別の処理を行うかを使用者が選択できることとなり、操作性が向上する。
【0103】
使用者が操作したボタンが前記記録媒体再生装置に有効に受け付けられなかった場合は、表示部にて表示されるため、使用者は何度も無駄な操作をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0104】
再生を停止する操作と、レジューム位置をクリアする操作と、記録媒体を取り出す操作を一貫して同一のボタンで操作でき、同時に表示部にてボタン操作により記録媒体再生装置にどう働いたのかが分かることとなり、ボタンの簡略化と操作性の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD再生装置の操作パネルの正面図
【図2】本発明の記録媒体排出までのフローチャート
【図3】本発明において停止ボタンの操作により再生を停止した後、停止ボタンを連続で前回の停止ボタンの操作から規定時間内に操作をした場合の説明図
【図4】本発明において停止ボタンの操作により再生を停止した後、1度目だけ前回の停止ボタンの操作から規定時間内に停止ボタンを操作した場合の説明図
【図5】本発明において停止ボタンの操作により再生を停止した後、次の停止ボタンの操作を規定時間経過後に操作した場合の説明図
【図6】本発明において停止ボタンの操作により再生を停止した後、次の停止ボタンの操作をメカ動作がストップ処理を終了した後に行った場合の説明図
【図7】停止ボタンと記録媒体排出ボタンを兼用した場合の動作モードの概念図
【図8】停止ボタンと記録媒体排出ボタンを兼用した場合のメカ動作の概念図
【図9】停止ボタンと記録媒体排出ボタンを兼用させ、従来機器に適用させた場合のボタン操作の概念図
【図10】停止ボタンと記録媒体排出ボタンを兼用させ、従来機器に適用させた場合の再生装置の動作のフローチャート
【符号の説明】
a 本体
b 電源ボタン
c 操作ボタン群
d トレイ
e 表示部
f リモコン
c−1 スキップボタン
c−2 スキップダウンボタン
c−3 再生ボタン
c−4 停止ボタン
【発明の属する技術分野】
本発明は、レジューム機能を有する記録媒体再生装置と該装置に係る遠隔操作装置において、レジューム情報の操作や記録媒体の排出処理に関するボタンの操作性を向上させる技術に関する
【0002】
【従来の技術】
従来、記録媒体再生装置やそのリモコン等に設けられたボタンの操作性を向上させる発明が多くなされてきた。例えば特許文献1では、VTR本体に、VTRの再生の停止とVTR本体内のテープの取出しとを兼用する停止兼テープ取出スイッチを設けることにより、操作スイッチの構成の簡単化を図っている。
【0003】
近年の、CDやDVD等デジタルで記録された記録媒体を再生する記録媒体再生装置では、記録媒体の再生中に停止したり電源OFFとした場合に次の再生開始の際には再生を中断した場所(以下「レジューム位置」という)からの再生を行うレジューム機能を備えているものが多い。
【0004】
このようなレジューム機能付き記録媒体再生装置においては、使用者がレジューム機能を望まず、最初から再生したい場合もあり、使用者が望むタイミングでレジューム機能を働かせる必要があるという問題があった。
【0005】
特許文献2では、このような問題に対しなされた発明であり、リモコンにレジュームボタンを設けたり、電源ボタンを素早く連続操作する等して、TOCに記憶されたレジューム位置を使用者の望むタイミングで削除する技術が記載されている。
【0006】
以下では、レジューム機能を有する従来のDVD再生装置において、再生の停止からDVDの排出までを1つのボタン(以下では「停止ボタン」とする)で行うと仮定した場合の例を説明する。
【0007】
図7を参照して、停止ボタンを操作したとき、DVDが何れの状態にあるかを示すDVD動作モード(以下「動作モード」という)を説明する。
【0008】
DVDの再生中に停止ボタンを押すと、次の再生開始位置を示すレジューム位置を記憶している「レジュームストップモード」となる。
【0009】
「レジュームストップモード」で、再度停止ボタンを押すとレジューム位置をクリアして、次の再生は初めから再生開始とする「完全ストップモード」となる。
【0010】
「完全ストップモード」でさらに停止ボタンを押すと、DVDを排出する「排出モード」となる。
【0011】
以上により排出が完了状態となり、DVDを取り出すことができる。
【0012】
次に、図8を参照して再生中からDVDが排出されるまでの再生装置のメカニズムの動作(以下「メカ動作」という)を説明する。
【0013】
再生中に、停止ボタンを押すとストップ処理を行う。ストップ処理とは、ディスクの回転を止めて、ピックアップ等の信号読み取り装置を最終内に戻す等の処理である。
【0014】
再度、停止ボタンを押すとレジューム位置をクリアし、さらに停止ボタンを押すと排出処理を行う。
【0015】
図9では、停止ボタンのみで再生の停止からDVDの取出しまでを一貫して行う場合の動作モード、メカ動作を対比させており、該図を用いて各動作が平行してどのように移行するのかを説明する。
【0016】
再生中、動作モードは「再生モード」となっており、メカ動作は再生動作を行っている。
【0017】
再生中に停止ボタンを押すと、動作モードは「レジュームストップモード」となり、メカ動作はストップ処理を行う。
【0018】
メカ動作でストップ処理後、再び停止ボタンを押すと動作モードは「完全ストップモード」となり、メカ動作はレジューム位置をクリアする。
【0019】
動作モードが「完全ストップモード」であるときに、さらに停止ボタンを押すと動作モードは「排出モード」となり、メカ動作は「排出処理」を行う。
【0020】
【特許文献1】
特開昭58−7656
【特許文献2】
特開2002−269919
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
図9において、再生モードから停止ボタンを押してレジュームモードに移行した際、実際にはメカ動作がストップ処理を終了するまでに多少の時間がかかることから、この処理を終了するまでは、停止ボタンを押してもこの操作は受けつけられず、完全ストップモードに移行しないことになる。そのため、何度ボタン操作を行っても何も反応しないことがあり、使用者が無駄な操作を繰り返す等操作性が悪いことがある。
【0022】
上記の問題をさらに図10のフローチャートを用いて説明すると以下のようになる。
【0023】
まず、停止ボタンの入力を待つ(S10−1)。
【0024】
入力がない場合は停止ボタンの監視を続ける。
【0025】
入力があった場合はメカ動作が「再生中」か否かを判定する(S10−2)。
【0026】
再生中の場合はメカ動作がストップ処理に移行し(S10−21)、停止ボタンの監視に戻る。
【0027】
再生中でない場合はメカ動作のストップ処理が完了したか否かを判定する(S10−3)。
【0028】
ストップ処理を完了していない場合は停止ボタンの監視に戻り、ストップ処理が完了している場合は、動作モードが「レジュームストップモード」であるか否かを判断する(S10−4)。
【0029】
「レジュームストップモード」である場合は、レジューム位置をクリアして(S10−41)停止ボタンの監視に戻る。
【0030】
そして「レジュームストップモード」でない場合は動作モードが「完全ストップモード」であることとなるので、メカ動作が媒体排出処理を行う。
【0031】
上記S10−3においてメカ動作がストップ処理を完了していない場合は、DVDが回転したまま排出しようとするとDVDに傷がつく恐れがあり、完全に回転が停止してからでないと排出できないため、停止ボタンの操作を受け付けない。したがって、使用者は停止ボタンを何度もボタン操作を繰り返す等操作性が悪いこととなっていた。
【0032】
上記特許文献1においても、再生中に停止ボタンを操作することにより再生を停止したときにVTRが停止処理を行うのに時間がかかり、さらにテープを取り出すため停止ボタンを再度操作したときにはテープが取り出されるまでの間、VTRが取り出し動作を行うのに時間がかかるため、それぞれVTRがメカ動作をしている間は停止ボタン等所定のボタンの操作を禁止せざるを得ないため、使用者は無駄なボタンを操作する等操作性の悪いものであった。
【0033】
上記特許文献2においても、レジューム位置を所定の操作で削除する手法が記載されているが、ボタンの数を少なくすると共にボタンの操作をなるべく有効にし、かつ使用者に無駄な操作をさせることを防ぐことは十分に実現できていない。
【0034】
本発明は上記の点に基づいてなされたものであり、レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、必要最小限のボタンによって記録媒体の再生の停止から記録媒体の排出を行い、使用者のボタンの操作をなるべく有効にするとともに使用者の無駄なボタンの操作を防止することを目的としている。
【0035】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るレジューム機能付き記録媒体再生装置は、以下の構成要件を備えている。
【0036】
(1)記録媒体の再生中に、ボタンの操作から規定時間内に前記ボタンの操作を複数回行ったとき、記録媒体の再生を停止する処理を終了した後に、続けて排出処理に移行することを特徴とする。
【0037】
この構成においては、前記記録媒体再生装置が再生の停止の信号を受けてから実際に再生の停止の処理を行っている間でも前記ボタンの操作を受け付けるため、ボタンの不要な操作を防ぐことができ、操作性が向上する。
【0038】
(2)記録媒体の再生中にボタンの第1回目の操作を行い、続いて前記第1回目の操作から規定時間内に前記ボタンの第2回目の操作を行い、さらに前記第2回目の操作から所定期間内に前記ボタンの第3回目の操作を行うことにより、前記停止処理終了後に続けて排出処理に移行することを特徴とする。
【0039】
この構成においても、前記記録媒体再生装置が再生の停止の信号を受けてから実際に再生の停止の処理を行っている間でも前記ボタンの操作を受け付けるため、ボタンの不要な操作を防ぐことができ、操作性が向上する。
【0040】
(3)記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行い、前記処理が終了した後に前記ボタンを操作するとレジューム位置が破棄されることを特徴とする。
【0041】
この構成においては、記録媒体再生装置が再生を停止処理をしている間におけるボタンの操作は記録媒体を排出するものであり、停止処理を終了した後におけるボタンの操作は、レジューム位置をクリアするというように操作を分けることができ、使用者にとって少ないボタンで簡易に操作性を向上させることができる。
【0042】
(4)前記ボタンの操作により異なる動作モードに移行した場合に、何れの動作モードに移行したのかを表示部にて表示することを特徴とした請求項1から3の何れかに記載のレジューム機能付き記録媒体再生装置。
【0043】
この構成においては、使用者のボタンの操作により動作モードが変化した場合は、表示部にて表示されるため、使用者は何度も無駄な操作をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0044】
(5)レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行っている間に、前期ボタンの操作から規定時間内に前記ボタンの操作を行ったとき、所定時間前記ボタンを操作することが有効である旨を表示することを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
【0045】
この構成においては、使用者がボタンを操作した際に前記記録媒体再生装置に有効に受け付けられた場合は、表示部にて表示されるため、操作が有効である旨の表示中のボタンにより次の処理を行うか、表示の解除後に別の処理を行うかを使用者が選択できることとなり、操作性が向上する。
【0046】
(6)レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行っている間に、前期ボタンの操作から規定時間経過後にボタンの操作を行ったとき、該ボタンの操作が無効である旨を表示することを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
【0047】
この構成においては、使用者が操作したボタンが前記記録媒体再生装置に有効に受け付けられなかった場合は、表示部にて表示されるため、使用者は何度も無駄な操作をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0048】
(7)レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生の停止、レジューム位置の破棄、及び記録媒体の排出を1つのボタンの操作で行い、かつ前記ボタンが操作されたときに、前記ボタンの操作に応じた表示を表示部にて行うことを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
【0049】
この構成においては、再生を停止する操作と、レジューム位置をクリアする操作と、記録媒体を取り出す操作を一貫して同一のボタンで操作でき、同時に表示部にてボタン操作により記録媒体再生装置にどう働いたのかが分かることとなり、ボタンの簡略化と操作性の向上が可能となる。
【0050】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態をレジューム機能を有するDVD再生装置(以下「再生装置」という)を例にとって説明する。
【0051】
図1は再生装置の操作パネルの正面図を示している。
【0052】
本体aは、電源をON/OFFする電源ボタンb、本体aに操作命令を伝える操作ボタン群c、DVDを挿入/排出するトレイd、タイトル、再生時間等を表示する表示部e等を備えており、本体に遠隔命令をするリモコンfが付属しており、このリモコンも電源ボタン、操作ボタン群を備えている。操作ボタン群cは例えば、局のサーチを行うためのスキップボタンc−1、スキップダウンボタンc−2、再生ボタンc−3、停止ボタンc−4を備えている。
【0053】
本実施例では、再生装置において再生の停止、レジューム位置のクリア、DVDの排出を全て1つのボタン(ここでは停止ボタンc−4)で行う。
【0054】
また本発明に係る再生装置は、停止ボタンc−4の操作からの時間を計測するタイマーと、停止ボタンc−4の操作を有効にするか否かを示す前操作フラグと、停止ボタンc−4を操作したうち何回の操作が有効かを示す操作有効カウンタを備えており、停止ボタンc−4の操作から規定時間を計測し、メカ動作のストップ処理中に有効に受け付けた停止ボタンc−4の操作をカウントすることができる。
【0055】
図2のフローチャートを参照して本発明に係る再生装置が、DVDを排出するまでの動作を説明する。
【0056】
まず、停止ボタンc−4の入力を待つ(S2−1)。
【0057】
入力があればメカ動作が「再生」中か否かを判定する(S2−2)。
【0058】
再生中の場合は、停止ボタンc−4が押されて始動するタイマーをスタートさせる(S2−21)。同時に前操作有効フラグを”1”と設定する。該フラグはストップ処理中の停止ボタンc−4の操作が有効か否かを示し、”1”は一定時間次の停止ボタンc−4の操作が有効であることを示し、”0”は規定時間経過後に設定され、次の停止ボタンc−4の操作は無効であることを示す。続けて操作有効カウンタを”1”と設定する(S2−22)。該カウンタは、連続して停止ボタンc−4を操作したときに、停止ボタンc−4が有効に反応した回数をカウントするものである。そして、レジュームストップモードに移行したことを示す「レジュームストップ」表示をし(S2−23)、メカ動作はストップ処理に移行する(S2−24)。
【0059】
S2−2の判定でメカ動作が「再生」中でなかったときは、動作モードが「レジュームストップモード」であるか否かを判定する(S2−3)。
【0060】
「レジュームストップモード」でない場合は、完全ストップモードであることとなるので、S2−1の停止ボタンc−4の操作に反応して媒体排出処理が実行される(S2−81)。
【0061】
動作モードが「レジュームストップモード」である場合は、タイマーを参照して規定時間が経過したか否かを判定する(S2−4)。規定時間が未だ経過していなければ次のステップに移り、規定時間が既に経過していれば前操作フラグを”0”にリセットする(S2−41)。
【0062】
S2−4で規定時間をチェックした後、前操作フラグを判定する(S2−5)。
【0063】
前操作フラグが”0”の場合は、メカ動作が「ストップ処理」中であるか否かを判定し、ストップ処理が既に終了している場合はレジューム情報をクリアし(S2−61)、表示部eは「完全ストップ」表示をする(S2−62)。そして、再度停止ボタンc−4監視状態に戻る。
【0064】
メカ動作が「ストップ処理」中である場合は表示部eにて「操作無効」表示を「レジュームストップ」表示と並行して表示する(S2−63)。この「操作無効」表示は使用者に無駄な操作をしないよう注意を促すものである。該表示は例えば1秒等の短時間で解除される。
【0065】
S2−5で前操作有効フラグが”1”の場合は、タイマーをリセットして再スタートさせる(S2−51)。同時に次の停止ボタンc−4の操作を一定時間有効にするため、前操作フラグは1のままにしておく。続いて、操作有効カウンタを1つインクリメントする(S2−52)。その後、操作有効カウンタを判定する(S2−7)。
【0066】
カウンタ値が2以下である場合は、ストップ処理中において一定時間停止ボタンc−4の操作が有効であることを表示する「操作有効」表示を「レジュームストップ」表示と並行して表示し(S2‐71)、次の停止ボタンc−4操作の監視に戻る。
【0067】
カウンタ値が3である場合は、媒体排出処理に移行することを受け付けた旨を知らせるため、媒体排出表示を行う(S2−72)。続いてメカ動作が「ストップ処理」中であるか否かを判定する(S2−8)。
【0068】
ストップ処理中の場合は、メカ動作が終了するまで媒体排出処理を行えないため、ストップ処理が終了するまでストップ処理が終了したか否かの監視を続ける。
【0069】
ストップ処理が終了した場合には、媒体排出処理を実行する(S2−81)。S2−1において、停止ボタンc−4の入力がない場合は、タイマーをチェックして規定時間が経過しているか否かを判断し(S2‐9)、規定時間内であれば停止ボタンc−4操作の監視に戻るが、規定時間を経過している場合は、表示部eが「操作有効」を表示中か否かを判断する(S2‐10)。
【0070】
「操作有効」を表示中でない場合は、停止ボタンc−4入力の監視に戻るが、表示中の場合は、規定時間が経過しているため「操作有効」表示を解除(S2‐101)してから停止ボタンc−4の監視を続ける。
【0071】
以上のフローチャートに従い、本発明に係る再生装置において停止ボタンc−4の操作したときの、動作モード、メカ動作、表示部eの表示の変化を説明する。
【0072】
図3は1回目の停止ボタンc−4の操作から規定時間内に2回目の停止ボタンc−4を操作し、さらに2回目の停止ボタンc−4の操作から規定時間内に停止ボタンc−4を操作した場合である。
【0073】
まず、再生中に停止ボタンc−4を押したので、動作モードは「レジュームストップモード」に移行し、メカ動作はストップ処理を行う。表示部eは「レジュームストップ」を表示する。
【0074】
2回目の停止ボタンc−4の操作は、1回目の操作から規定時間内に操作されているので、ストップ処理中においても操作は有効となり、レジューム位置はクリアされずに引き続き停止ボタンc−4の操作を監視している。同時に表示部eでは、「レジュームストップ」表示と並行して「操作有効」表示がされている。
【0075】
3回目の停止ボタンc−4の操作は、2回目の操作から規定時間内に操作されているので、ストップ処理中においても操作は有効となり、表示部eには「排出」表示がなされる。そしてメカ動作はストップ処理後、迅速に排出処理を行う。
【0076】
以上により、メカ動作のストップ処理中においても3度の停止ボタンc−4の操作により、完全ストップモードに移行することなく迅速に排出が完了することができる。
【0077】
図4は1回目の停止ボタンc−4の操作から、2回目の停止ボタンc−4は規定時間内に操作するが、それ以降の操作は規定時間経過後に操作した場合である。
【0078】
まず図3の場合と同様に、再生中に停止ボタンc−4を押すと動作モードは「レジュームストップ」モードに移行し、メカ動作はストップ処理を行う。表示部eは「レジームストップ」を表示する。
【0079】
2回目の停止ボタンc−4の操作は、1回目の操作から規定時間内に操作されているので、ストップ処理中においても操作は有効となり、レジューム位置はクリアされずに引き続き停止ボタンc−4の操作を監視している。同時に表示部eでは、「レジュームストップ」表示と並行して「操作有効」表示がされている。
【0080】
規定時間経過後は、次の停止ボタンc−4の操作が有効でなくなるので、「操作有効」表示を解除する。
【0081】
「操作有効」表示が解除されたが、3回目の停止ボタンc−4の操作がストップ処理中の場合はS2−63の「操作無効」表示がされる。
【0082】
3回目の停止ボタンc−4の操作が、ストップ処理終了後の操作でる場合は、停止ボタンc−4の操作は動作モードを完全ストップモードに移行させるものとして働く。メカ動作はレジューム位置をクリアし、表示部eには「完全ストップ」表示がなされる。
【0083】
表示部eに「完全ストップ」表示がされている場合にさらに停止ボタンc−4を操作すると、動作モードは「排出モード」に移行し、メカ動作は排出処理を行う。表示部eには「排出」表示がなされる。
【0084】
以上により排出が完了し、図4の場合は少なくて4度の停止ボタンc−4の操作で排出処理が完了することになる。
【0085】
図5は、1回目の停止ボタンc−4の操作から規定時間経過後で、かつメカ動作がストップ処理中に2回目の停止ボタンc−4を操作した場合である。
【0086】
まず、図3の場合と同様に、再生中に停止ボタンc−4を押すと動作モードは「レジュームストップ」モードに移行し、メカ動作はストップ処理を行う。表示部eは「レジームストップ」を表示する。
【0087】
2回目の停止ボタンc−4の操作は規定時間経過後になされており、メカ動作はストップ処理を実行中であるので、2回目の停止ボタンc−4の操作は受け付けられない。表示部eはこの停止ボタンc−4の操作に反応して「操作無効」表示を行い、使用者に無駄な操作をさせないよう注意を促す。この「操作無効」表示は例えば秒等の短時間で解除される。使用者が該表示を無視して停止ボタンc−4の操作を行ってもメカ動作がストップ処理を行っている間は、操作が受け付けられない。
【0088】
メカ動作のストップ処理後に停止ボタンc−4を操作すると、動作モードは「完全ストップモード」に移行し、メカ動作はレジューム位置をクリアする。表示部eには「完全ストップ」表示がなされる。
【0089】
さらに、停止ボタンc−4を操作すると、動作モードは「排出モード」に移行し、メカ動作は排出処理を行う。表示部eには「排出」表示がなされる。
【0090】
以上により排出が完了し、図5の場合は少なくて4回の操作で排出処理が完了する。
【0091】
図6は、1回目の停止ボタンc−4を操作し、メカ動作のストップ処理後に2回目の停止ボタンc−4の操作をした場合である。
【0092】
まず、図3の場合と同様に、再生中に停止ボタンc−4を押すと動作モードは「レジュームストップ」モードに移行し、メカ動作はストップ処理を行う。表示部eは「レジームストップ」を表示する。
【0093】
2回目の停止ボタンc−4の操作は、ストップ処理後に行っているため動作モードは「完全ストップモード」に移行し、メカ動作はレジューム位置をクリアする。表示部eには「完全ストップ」表示がなされる。
【0094】
さらに、停止ボタンc−4を操作すると、動作モードは「排出モード」に移行し、メカ動作は排出処理を行う。表示部eには「排出」表示がなされる。
【0095】
以上により排出処理が完了し、3度の停止ボタンc−4の操作で排出処理が完了することとなる。
【0096】
以上の説明においては、メカ動作のストップ処理中に停止ボタンc−4の操作を受け付けないことを例にとって説明したが、停止ボタンc−4以外のボタンの操作を受け付けるようにすることもできる。
【0097】
また、S2−71での「操作有効」表示や、S2−63での「操作無効」表示を表示させないようにしてもよい。
【0098】
【発明の効果】
この発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
【0099】
前記記録媒体再生装置が再生の停止の信号を受けてから実際に再生の停止の処理を行っている間でも前記ボタンの操作を受け付けるため、ボタンの不要な操作を防ぐことができ、操作性が向上する。
【0100】
記録媒体再生装置が再生を停止処理をしている間におけるボタンの操作は記録媒体を排出するものであり、停止処理を終了した後におけるボタンの操作は、レジューム位置をクリアするというように操作を分けることができ、使用者にとって少ないボタンで簡易に操作性を向上させることができる。
【0101】
使用者のボタンの操作により動作モードが変化した場合は、表示部にて表示されるため、使用者は何度も無駄な操作をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0102】
使用者がボタンを操作した際に前記記録媒体再生装置に有効に受け付けられた場合は、表示部にて表示されるため、操作が有効である旨の表示中のボタンにより次の処理を行うか、表示の解除後に別の処理を行うかを使用者が選択できることとなり、操作性が向上する。
【0103】
使用者が操作したボタンが前記記録媒体再生装置に有効に受け付けられなかった場合は、表示部にて表示されるため、使用者は何度も無駄な操作をする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0104】
再生を停止する操作と、レジューム位置をクリアする操作と、記録媒体を取り出す操作を一貫して同一のボタンで操作でき、同時に表示部にてボタン操作により記録媒体再生装置にどう働いたのかが分かることとなり、ボタンの簡略化と操作性の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD再生装置の操作パネルの正面図
【図2】本発明の記録媒体排出までのフローチャート
【図3】本発明において停止ボタンの操作により再生を停止した後、停止ボタンを連続で前回の停止ボタンの操作から規定時間内に操作をした場合の説明図
【図4】本発明において停止ボタンの操作により再生を停止した後、1度目だけ前回の停止ボタンの操作から規定時間内に停止ボタンを操作した場合の説明図
【図5】本発明において停止ボタンの操作により再生を停止した後、次の停止ボタンの操作を規定時間経過後に操作した場合の説明図
【図6】本発明において停止ボタンの操作により再生を停止した後、次の停止ボタンの操作をメカ動作がストップ処理を終了した後に行った場合の説明図
【図7】停止ボタンと記録媒体排出ボタンを兼用した場合の動作モードの概念図
【図8】停止ボタンと記録媒体排出ボタンを兼用した場合のメカ動作の概念図
【図9】停止ボタンと記録媒体排出ボタンを兼用させ、従来機器に適用させた場合のボタン操作の概念図
【図10】停止ボタンと記録媒体排出ボタンを兼用させ、従来機器に適用させた場合の再生装置の動作のフローチャート
【符号の説明】
a 本体
b 電源ボタン
c 操作ボタン群
d トレイ
e 表示部
f リモコン
c−1 スキップボタン
c−2 スキップダウンボタン
c−3 再生ボタン
c−4 停止ボタン
Claims (7)
- レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中に、ボタンの操作から規定時間内に前記ボタンの操作を複数回行ったとき、記録媒体の再生を停止する処理を終了した後に、続けて排出処理に移行することを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
- レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中にボタンの第1回目の操作を行い、続いて前記第1回目の操作から規定時間内に前記ボタンの第2回目の操作を行い、さらに前記第2回目の操作から規定期間内に前記ボタンの第3回目の操作を行うことにより、前記停止処理終了後に続けて排出処理に移行することを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
- レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行い、前記処理が終了した後に前記ボタンを操作するとレジューム位置が破棄されることを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
- 前記ボタンの操作により異なる動作モードに移行した場合に、何れの動作モードに移行したのかを表示部にて表示することを特徴とした請求項1から3の何れかに記載のレジューム機能付き記録媒体再生装置。
- レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行っている間に、前期ボタンの操作から規定時間内に前記ボタンの操作を行ったとき、所定時間前記ボタンを操作することが有効である旨を表示することを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
- レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生中にボタンの操作を行い、前記ボタンに反応して前記記録媒体再生装置が記録媒体の再生を停止する処理を行っている間に、前期ボタンの操作から規定時間経過後にボタンの操作を行ったとき、該ボタンの操作が無効である旨を表示することを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
- レジューム機能を有する記録媒体再生装置において、記録媒体の再生の停止、レジューム位置の破棄、及び記録媒体の排出を1つのボタンの操作で行い、かつ前記ボタンが操作されたときに、前記ボタンの操作に応じた表示を表示部にて行うことを特徴としたレジューム機能付き記録媒体再生装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7590033B2 (en) | 2005-05-16 | 2009-09-15 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc reproducing apparatus |
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-
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