JP2004163597A - 電気光学装置および電気光学装置の製造方法並びに電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の基板10および透明な第2の基板20を互いに対向配置した状態でアライメントする際に、基準となる第1の基板10に設けた一対の第1のマーク10aと、第2の基板20に設けた一対の第2のマーク20aとから構成したアライメントマークであって、第1の基板10および第2の基板20を互いにアライメントした際に、第1のマーク10aの対における重心G10相互間の中点C10と、第2のマーク20aの対における重心G20相互間の中点C20とが対向位置するようにした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アライメントマークを有する電気光学装置およびアライメントマークを有する電気光学装置の製造方法ならびに電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネルのうち、例えばアクティブマトリクス型の一種であるTFT(薄膜トランジスタ)カラー液晶パネルは、TFTアレイ基板とカラーフィルタ基板とを貼り合わせて構成される。ここで、互いに対となるTFTアレイ基板およびカラーフィルタ基板を貼り合わせる際には、両方の基板を互いにアライメントする必要がある。具体的には、TFTアレイ基板上に微細に配列されたアクティブ素子等の構成要素と、カラーフィルタ基板上に微細に配列された着色パターン等の構成要素との位置合わせを精度良く行うために、TFTアレイ基板およびカラーフィルタ基板を互いにアライメントする必要がある。
【0003】
そこで、従来では、互いに貼り合わせる対象となる一対の基板にそれぞれマークを設けてアライメントマークを構成し、このアライメントマークを用いてアライメントすることにより、アライメント精度を確保するようにしている。図7は、この種のアライメントマークを例示するもので、第1の基板1に第1のマーク1aを設ける一方、透明な第2の基板2に第2のマーク2aを設け、これら第1のマーク1aと第2のマーク2aとからアライメントマークを構成している。これら第1の基板1および第2の基板2を互いに対向配置し、透明な第2の基板2から第1の基板1を覗く態様となるようにカメラ3を配置すれば、カメラ3の視野3a内に第1のマーク1aおよび第2のマーク2aが共に映し出される。視野3a内に映し出された第1のマーク1aおよび第2のマーク2aは、例えば周知のパターンマッチングによって画像認識され、それぞれの重心位置が求められる。
【0004】
ここで、カメラ3の視野3a内において第1のマーク1aの重心G1と、第2のマーク2aの重心G2とが互いに重なるように、第1の基板1および第2の基板2を互いにアライメントすることができる(以下、従来技術1という)。あるいは、カメラ3の視野3a内において第1のマーク1aの重心G1と、第2のマーク2aの重心G2とが予め設定した相互間距離Lだけ離隔するように、第1の基板1および第2の基板2を互いにアライメントすることができる(例えば、特許文献1参照。以下、従来技術2という)。
【0005】
【特許文献1】
特許第2525589号公報(第2項、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、液晶パネルの製造におけるスループットおよび歩留りに対する向上要求は益々高まるばかりであり、上述したアライメントの高効率化、高精度化が重要となっている。
【0007】
上述した従来技術1では、アライメント開始時に、カメラの視野内において第1のマークと第2のマークとが互いに重なり合う場合がある。具体的には、ワークの投げ込みと称する第1の基板1と第2の基板2とを対向配置した際に、図8(a)、図9(a)に例示するように、カメラ3の視野3a内において第1のマーク1aと第2のマーク2aとが互いに重なり合う場合がある。
【0008】
このため、従来技術1では、例えば、カメラ3の視野3a内に映し出された各マークをパターンマッチングによって画像認識する際に、一方のマークをマスクするマスク処理が不可欠となる。このマスク処理は、画像処理を著しく複雑化し、画像処理を行うソフトウェアやハードウェアの負荷を増大してしまうので、アライメントの高効率化を妨げる要因となる。
【0009】
また、従来技術1では、図8(b)、図9(b)に例示するアライメントマークの隠蔽状態、つまり一方のマーク全体が他方のマークに重なって隠れた状態となる事態を招来する虞れがある。このアライメントマークの隠蔽状態は、パターンマッチングによる画像認識のエラーを生じさせ、オペレータによる復旧作業が必要となる事態を招来する虞れがあるので、液晶パネルの製造におけるスループットの向上を著しく妨げる要因となる。
【0010】
一方、従来技術2では、各マークが重なり合うことに伴うマスク処理の問題、およびアライメントマークの隠蔽の問題を招来する虞れがない。しかしながら、従来技術2では、第1のマーク1aの重心G1と、第2のマーク2aの重心G2との間の相互間距離Lを測定する際に、カメラのキャリブレーション誤差等の測定誤差が生じることにより、アライメント誤差を招来するので、アライメントの高精度化を図る上で好ましいものとは言えない。例えば、カメラ3としてCCD(Charge−coupled device)カメラを適用した場合、CCDカメラにおける1画素当りの測定距離の誤差に起因して相互間距離Lが大きなものとなる程、測定誤差が増大することになる。
【0011】
このため、従来技術2では、所望するアライメント精度が得られず、アライメント不良による液晶パネルの品質異常を生じる虞れがあり、液晶パネルの製造における歩留まりの向上を妨げる要因となる。
【0012】
本発明は、上記実情に鑑みて、液晶パネルの製造におけるスループットおよび歩留りの向上を可能とする電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明にかかる電気光学装置の製造方法は、第1の基板および第2の基板を互いに対向配置した状態でアライメントする電気光学装置の製造方法であって、前記第1の基板に形成された一対の第1のマークと、前記第2の基板に形成された一対の第2のマークとが互いの投影領域外となる位置に、前記第1の基板および第2の基板または撮像手段を移動させて、前記一対の第1のマークと前記一対の第2のマークをそれぞれ前記撮像手段により撮像し、前記撮像手段から取得した画像に基づいて、前記一対の第1のマークの中点と前記一対の第2のマークの中点とが互いに重なり合うように、アライメントを行うことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、第1の基板と第2の基板とのアライメントを行う際に、第1のマークと第2のマークとが互いの投影領域外に位置するので、前記第1のマークの投影領域と前記第2のマークの投影領域とが互いに重なり合う事態を防止することができる。また、撮像手段から取得した画像に基づいて、一対の第1のマークの中点と一対の第2のマークの中点とが互いに重なり合うように、第1の基板と第2の基板とのアライメントを行うことができる。
【0015】
電気光学装置の製造方法は、上記の発明において、前記一対の第1のマークが形成する仮想直線と、前記一対の第2のマークが形成する仮想直線とが所定の角度を持って交わることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、第1の基板および第2の基板をアライメントした際に、一対の第1のマークが形成する仮想直線と、一対の第2のマークが形成する仮想直線とが所定の角度を持って交わるように、第1の基板と第2の基板とのアライメントを行うことができる。
【0017】
電気光学装置の製造方法は、上記の発明において、前記一対の第1のマークと前記一対の第2のマークとは、互いに大きさの異なる形状であることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、互いに大きさの異なる形状である第1のマークと第2のマークとを用いて、第1の基板と第2の基板とのアライメントを行うことができる。
【0019】
電気光学装置の製造方法は、上記の発明において、前記撮像手段が撮像する前記一対の第1のマークの中点を前記第1の基板の撮像位置とし、前記撮像手段が撮像する前記一対の第2のマークの中点を前記第2の基板の撮像位置とすることを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、一対の第1のマークの中点が第1の基板の撮像位置となる一方、一対の第2のマークの中点が第2の基板の撮像位置となる。
【0021】
電気光学装置の製造方法は、上記の発明において、前記所定の角度は略直交する角度であることを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、前記所定の角度を略直交する角度としたので、第1のマークの投影領域と第2のマークの投影領域とが一層離隔されるので、互いに重なり合う事態を一層確実に防止することができる。
【0023】
電気光学装置の製造方法は、上記の発明において、前記一対の第1のマークおよび前記一対の第2のマークは、それぞれ基板の対角両隅部に設けられてなることを特徴とする。
【0024】
この発明によれば、対角両隅部に設けた第1のマークと第2のマークとを用いて、第1の基板と第2の基板とのアライメントを行うことができる。
【0025】
電気光学装置の製造方法は、上記の発明において、前記一対の第1のマークと前記一対の第2のマークは、円形であり、互いに異なる直径を有することを特徴とする。
【0026】
この発明によれば、互いに異なる直径の円形を成す第1のマークと第2のマークとを用いて、第1の基板と第2の基板とのアライメントを行うことができる。
【0027】
つぎの発明にかかる電子機器は、請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の電気光学装置の製造方法により製造された電気光学装置を備えたことを特徴とする。
【0028】
この発明によれば、上記の発明のいずれかに記載の電気光学装置の製造方法により製造された電気光学装置を備えた電子機器を具現化することができる。
【0029】
つぎの発明にかかる電気光学装置は、第1の基板および第2の基板が互いに対向配置されてなる電気光学装置であって、前記第1の基板には一対の第1のマークが形成されてなり、前記第2の基板には一対の第2のマークが形成されてなり、前記一対の第1のマークの中点と前記一対の第2のマークの中点とが互いに重なり合うように、前記第1の基板と前記第2の基板とが対向配置されてなることを特徴とする。
【0030】
この発明によれば、製造時のアライメント工程において第1のマークの投影領域と第2のマークの投影領域とが互いに重なり合う事態を防止することが可能になる。また、一対の第1のマークの中点と一対の第2のマークの中点とが投影領域において互いに重なり合うように、第1の基板と第2の基板とのアライメントを行うことができる。
【0031】
つぎの発明にかかる電気光学装置は、上記の発明において、前記一対の第1のマークと前記一対の第2のマークは、ともに円形であり、かつ互いに異なる直径を有することを特徴とする。
【0032】
この発明によれば、互いに異なる直径の円形を成す第1のマークと第2のマークとを用いて、第1の基板と第2の基板とのアライメントを行うことができる。
【0033】
つぎの発明にかかる電子機器は、上記の発明のいずれかに記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする。
【0034】
この発明によれば、上記の発明のいずれかに記載の電気光学装置を備えた電子機器を具現化することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係るアライメントマークを有する電気光学装置およびその製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明においては、電気光学装置として液晶パネルを例にとり説明するが、これに限定されるものではなく、例えば有機EL装置、電気泳動装置等にも適用できることは言うまでもない。
【0036】
図1〜3は、本発明の概要を説明するためのものである。より詳細には、図1はアライメント装置のブロック線図、図2は図1における矢印A方向の投影図、図3はアライメント前後における各マークの位置関係の説明図である。ここで、図1中では、第1の基板10および透明な第2の基板20が上下に互いに対向配置してある。
【0037】
例えば、TFT(薄膜トランジスタ)カラー液晶パネルを製造する場合には、第1の基板10としてTFTアレイ基板が適用される一方、第2の基板20としてカラーフィルタ基板が適用される。ここで、TFTアレイ基板には、アクティブ素子等の構成要素が微細に配列されて設けてある一方、カラーフィルタ基板には、着色パターン等の構成要素が微細に配列されて設けてある。
【0038】
図1〜3に示したアライメントマークは、第1の基板10における対向面に一対に設けられた第1のマーク10aと、第2の基板20における対向面に一対に設けられた第2のマーク20aとから構成してある。
【0039】
第1のマーク10aおよび第2のマーク20aは、第1の基板10に設けられた構成要素と、第2の基板20に設けられた構成要素とが所望する位置関係となる場合に、すなわち第1の基板10と第2の基板20とが互いにアライメントされた場合に、互いに所定の位置関係を有するようにそれぞれ配設してある。この所定の位置関係とは、第1のマーク10aの対における重心相互間の中点C10が、第2のマーク20aの対における重心相互間の中点C20に対して対向位置し、かつ第1のマーク10aの対における個々の重心を通って第2の基板20に直交する平面が、第2のマーク20aの対における個々の重心を通って第1の基板10に直交する平面と互いに直交する位置関係である。また、この所定の位置関係は、第1の基板10および第2の基板20を互いに対向配置した際に、第1のマーク10aの投影領域と、第2のマーク20aの投影領域とが互いに重なり合わない位置関係をも満たすものである。
【0040】
上述したアライメントマークを備える第1の基板10および第2の基板20は、図1中、第1の基板10がX―Yテーブル10Aに保持されるとともに、第2の基板20がθテーブル20Aに保持されることにより、上下に互いに対向配置された状態となる。この状態においては、上述したように配設された第1のマーク10aおよび第2のマーク20aが互いの投影領域外に位置するようになるので、カメラ30の視野30a内に第1のマーク10aおよび第2のマーク20aの画像が重なり合うことなく映し出される。画像処理部50は、カメラ30から取得した画像に基づいて、第1のマーク10aの対における重心G10および第2のマーク20aの対における重心G20の位置をそれぞれ求め、さらに第1のマーク10aの対における重心G10相互間の中点C10および第2のマーク20aの対における重心G20相互間の中点C20の位置をそれぞれ求める。その後に、装置シーケンス制御部60は、カメラ30の視野30a内において中点C10および中点C20が互いに重なり合うように、つまり図3(a)中、X軸方向の相互間距離ΔXおよびY軸方向の相互間距離ΔYがそれぞれ零となるように、第1の基板10を保持しているX―Yテーブル10Aを駆動させる。また、第1のマーク10aの重心G10相互間を結ぶ仮想直線と、第2のマーク20aの重心G20相互間を結ぶ仮想直線との交差角度が90度となるように、傾斜角度Δθだけ第2の基板20を保持しているθテーブル20Aを回転駆動させる。
【0041】
これらにより、図3(b)に示すように、すなわち第1のマーク10aおよび第2のマーク20aが上述した所定の位置関係となるように、第1の基板10および第2の基板20が互いにアライメントされる。こうして、第1の基板10に設けられたアクティブ素子等の構成要素と、第2の基板20に設けられた着色パターン等の構成要素とが所望する位置関係に位置合わせされることになる。なお、この場合において、第1の基板10を保持しているX―Yテーブル10Aを回転駆動させる構成としてもよい。
【0042】
すなわち、本発明は、上述した所定の位置関係を満たすように、第1の基板に配設した第1のマークの対と、第2の基板に配設した第2のマークの対とからアライメントマークを構成することを特徴としており、これにより、アライメントの高効率化および高精度化を図るものである。
【0043】
図4〜6は、本発明の実施の形態を説明するためのものである。より詳細には、図4はアライメント装置のブロック線図、図5(a)は図4における矢印B方向の投影図、図5(b)は図4における矢印C方向の投影図、図6はアライメント後における各マークの位置関係の説明図である。ここで、図4中では、第1の基板11および透明な第2の基板21が上下に互いに対向配置してある。なお、図5(b)では、裏側に対向する基板を省略している。
【0044】
本実施の形態であるアライメントマークは、互いに等しい大きさの矩形を成す一対の基板である第1の基板11および第2の基板21に適用してある。このアライメントマークは、上述した第1のマーク10aと同様の一対のマークを第1の基板11における対角両隅部にそれぞれ設ける一方、上述した第2のマーク20aと同様の一対のマークを第2の基板21における対角両隅部にそれぞれ設けて構成してある。
【0045】
具体的には、第1の基板11における対角両隅部のうち、一方の対角隅部には一対を成す第1のマーク11aLが設けてあり、他方の対角隅部には一対を成す第1のマーク11aRが設けてある。また、第2の基板21の対向面における対角両隅部のうち、一方の対角隅部には一対を成す第2のマーク21aLが設けてあり、他方の対角隅部には一対を成す第2のマーク21aRが設けてある。ここで、第1のマーク11aR,11aLおよび第2のマーク21aR,21aLとしては、円形でかつ互いの直径が異なるもの、具体的には第1のマーク11aR,11aLの直径が第2のマーク21aR,21aLの直径よりも小さいものがそれぞれ適用してある。
【0046】
本実施の形態では、第1の基板11に設けられたアクティブ素子等の構成要素と、第2の基板21に設けられた着色パターン等の構成要素とが所望する位置関係となる場合に、すなわち第1の基板11と第2の基板21とが互いにアライメントされた場合に、第1のマーク11aR,11aLおよび第2のマーク21aR,21aLが互いに所定の位置関係を有するように配設してある。この所定の位置関係とは、各第1のマークの対における重心相互間の中点が、各第2のマークの対における重心相互間の中点に対してそれぞれ対向位置し、かつ各第1のマークの対における個々の重心を通って第2の基板に直交する平面と、各第2のマークの対における個々の重心を通って第1の基板に直交する平面とが互いに直交する位置関係である。また、この所定の位置関係は、第1の基板11および第2の基板21を互いに対向配置した際に、第1のマーク11aRおよび第2のマーク21aRの投影領域が互いに重なり合わず、かつ第1のマーク11aLおよび第2のマーク21aLの投影領域が互いに重なり合わない位置関係をも満たすものである。
【0047】
一方、図4に示したアライメント装置は、X―Yテーブル10A、θテーブル20A、カメラ30,30′、光学鏡筒40,40′、画像処理部50、装置シーケンス制御部60および軸駆動部70を備えている。
【0048】
このアライメント装置には、図1のアライメント装置に対してカメラ30′および光学鏡筒40′が追加してある。ここで、カメラ30は、第1のマーク11aLおよび第2のマーク21aLの画像を取り込むものであり、カメラ30′は、第1のマーク11aRおよび第2のマーク21aRの画像を取り込むものである。
【0049】
画像処理部50は、カメラ30,30′から取得した各マークの画像に対して、例えば周知のパターンマッチングによって画像認識し、各マークの重心の位置をそれぞれ求め、さらにマークの対における重心相互間の中点をそれぞれ求める。
【0050】
装置シーケンス制御部60は、画像処理部50による画像処理結果を取得し、該取得した画像処理結果に基づいて軸駆動部70を介してX―Yテーブル10Aおよびθテーブル20Aを駆動させて、第1の基板11および第2の基板21を互いにアライメントする。すなわち、第1のマーク11aR,11aLおよび第2のマーク21aR,21aLが上述した所定の位置関係を満足するように、軸駆動部70を介して、第1の基板11を保持するX―Yテーブル10Aおよび第2の基板21を保持するθテーブル20Aをそれぞれ駆動させる。
【0051】
以上により、本実施の形態では、図6(a)に例示するように、カメラ30の視野30aL内において中点C11Lおよび中点C21Lが互いに重なり合うとともに、カメラ30′の視野30aR内において中点C11Rおよび中点C21Rが互いに重なり合うように、第1の基板11および第2の基板21が互いにアライメントされることになる。こうして、第1の基板11に実装されたアクティブ素子等の構成要素と、第2の基板21に実装された着色パターン等の構成要素とが所望する位置関係に位置合わせされることになる。
【0052】
ここで、例えば熱膨張や、加工精度に依存する寸法のバラツキ等の原因によって、一方の基板が他方の基板に対して拡がった状態においては、中点C11Lおよび中点C21Lを重ね合わせつつ、中点C11Rおよび中点C21を重ね合わせることができなくなる。
【0053】
このため、本実施の形態では、所望するアライメント精度に相当する許容値を予め設定しておき、中点C11Lと中点C21Lとの相互間距離ELがこの許容値以下となり、かつ中点C11Rと中点C21Rとの相互間距離ERがこの許容値以下となるようにアライメントする。ここで、図6(b)に例示するように、相互間距離ERが相互間距離ELと等しくなるように、第1の基板11および第2の基板21を互いにアライメントすれば、一方の対角隅部の付近において著しくアライメント誤差が大きなものとなる事態を防止できるので好ましい。
【0054】
上述したように構成された本実施の形態であるアライメントマークを適用した一対の基板では、互いに対向配置された際に、第1のマークおよび第2のマークが互いの投影領域外に位置するので、カメラの視野内で第1のマークおよび第2のマークの画像が互いに重なり合う事態を防止することが可能になる。また、本実施の形態であるアライメントマークを適用した一対の基板では、第1のマークの対における重心相互間の中点と、第2のマークの対における重心相互間の中点とを対向配置させてアライメントするので、第1のマークと第2のマークとの相互間距離の大きさに応じてアライメント誤差が増大する事態を防止することができる。
【0055】
これらにより、本実施の形態であるアライメントマークによれば、画像処理の負担となるマスク処理を省略あるいは簡易化しつつ、画像認識エラーを防止することが可能であり、しかもアライメント精度を向上させることが可能になる。このため、本実施の形態であるアライメントマークによれば、液晶パネルの製造におけるスループットおよび歩留りの向上を図ることが可能になる。
【0056】
また、本実施の形態であるアライメントマークを適用した一対の基板では、第1の基板および第2の基板が互いにアライメントされた際、第1のマークの対における個々の重心を通って第2の基板に直交する平面と、第2のマークの対における個々の重心を通って第1の基板に直交する平面とが、所定の交差角度、具体的には90度で互いに重なり合う。しかも、本実施の形態であるアライメントマークを適用した一対の基板では、互いに等しい大きさの矩形を成す第1の基板および第2の基板における対角両隅部に設けられた第1のマークおよび第2のマークから成るアライメントマークを用いてアライメントされる。これらにより、本実施の形態であるアライメントマークによれば、第1の基板および第2の基板がθ軸回りに互いの位置ずれを生じることによるアライメント誤差を可及的に抑えることができる。
【0057】
さらに、本実施の形態であるアライメントマークを適用した一対の基板では、互いに対向配置された際に、互いに対向する面に第1のマークおよび第2のマークが設けてあるので、第1のマークの対を含む平面と、第2のマークの対を含む平面との相互間距離が抑えられる。従って、本実施の形態であるアライメントマークによれば、第1のマークおよび第2のマークの画像をカメラによって取り込む際に、ピンぼけを抑えることが可能になる。
【0058】
さらにまた、本実施の形態1であるアライメントマークを適用した一対の基板では、第1のマークおよび第2のマークとして、円形を成すものをそれぞれ適用したので、カメラの画面座標における姿勢の影響を受けることなく各マークのパターンマッチングを行うことが可能になり、画像処理を容易かつ高精度に行うことが可能になる。なお、その他の形状として、回転に強い単純な形状であれば、円形でなくともよい。しかも、本実施の形態であるアライメントマークを適用した一対の基板では、第1のマークの直径と、第2のマークの直径とが互いに異なるものを適用しているので、パターンマッチングによる第1のマークおよび第2のマークの識別が容易になる。これらにより、本実施の形態であるアライメントマークによれば、画像処理の負担を可及的に低減することができるので、アライメントを一層高効率に行うことが可能になり、その結果、液晶パネルの製造におけるスループットを一層向上させることが可能になる。
【0059】
また、本実施の形態では、第1の基板および第2の基板における対角両隅部のそれぞれにおいて、第1のマークの対における重心相互間の中点と、第2のマークの対における重心相互間の中点との相互間距離がそれぞれ予め設定された許容値以下となるように、第1の基板および第2の基板が互いにアライメントされる。従って、本実施の形態では、第1の基板および第2の基板における対角両隅部のうち、いずれか一方の対角隅部の付近において著しくアライメント誤差が大きなものとなる事態が防止される。このため、本実施の形態によれば、アライメント誤差を一層抑えることが可能になるので、液晶パネルの製造における歩留りを一層向上させることが可能になる。
【0060】
さらに、本実施の形態では、一方の対角隅部に設けた第1のマークおよび第2のマークを捕えるカメラと、他方の対角隅部に設けた第1のマークおよび第2のマークを捕えるカメラとを個別に備えるので、各第1のマークおよび各第2のマークの画像を同時に取り込み、並列に画像処理することが可能になり、その結果、アライメントを一層高効率に行うことが可能になる。
【0061】
一方、本実施の形態であるアライメントマークを適用した一対の基板では、アライメントされた後に、周知の製造方法と同様に、例えばTFTアレイ基板とカラーフィルタ基板との間に一定の間隙を設けるように、貼り合わせ面に塗布されたシール材を硬化させて両者を貼り合わせ、さらに切断分割、液晶注入、偏向板の取り付け等が行われる。こうして、本実施の形態であるアライメントマークを備える液晶パネルが製造される。ここで、この液晶パネルには、周知のモジュール工程にてバックライトや周辺回路等を実装されたものが含まれるのは勿論である。
【0062】
こうして製造された液晶パネル(電気光学装置の一例)は、各種の電子機器に搭載され、液晶表示装置としての機能を果たすようになる。この液晶表示装置を搭載した電子機器としては、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器や携帯型パーソナルコンピュータ、パーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、車載用モニタ、デジタルビデオカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、POS端末機等が挙げられる。
【0063】
なお、本実施の形態では、互いに等しい大きさの矩形を成す一対の基板における対角両隅部に第1のマークの対および第2のマークの対を設けた場合を示したが、これに限定されるものではない。例えば、第1のマークの対および第2のマークの対は、矩形を成す一対の基板における四隅部のうち、1つの隅部、3つの隅部および4つの隅部のいずれに設けても良いし、さらには、四隅部以外の部分に設けるようにしても構わない。また、一対の基板は、それぞれの大きさが互いに同一であるものに限定されず、さらには、それぞれの形状が互いに矩形であるものに限定されない。例としては、一方の基板として矩形を成すものを適用し、他方の基板としてウエハと称する大判の円形を成すものを適用することができる。
【0064】
また、本実施の形態においては、いずれもTFTカラー液晶パネルを例示してきたが、これに限定されるものではなく、例えば、同じくアクティブマトリクス型の液晶パネルの一種である薄膜ダイオードカラー液晶パネル、あるいはパッシブマトリクス型の液晶パネルにも同様に適用することができる。なお、本実施の形態は、カラー液晶パネルに限定されるものではなく、モノクロ液晶パネルにも適用できることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、画像処理の負担を軽減しつつ、画像認識エラーを防止することが可能になり、しかもカメラの視野内における前記第1のマークと前記第2のマークとの相互間距離の大きさに応じてアライメント誤差が増大する事態を防止することができる。このため、液晶パネルの製造におけるスループットおよび歩留りの向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要におけるアライメント装置のブロック線図である。
【図2】図1における矢印A方向の投影図である。
【図3】アライメント前後における各マークの位置関係を示すもので、(a)はアライメント前の各マークの位置関係を示す説明図、(b)はアライメント後の各マークの位置関係を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるアライメント装置のブロック線図である。
【図5】図4における投影図であり、(a)は図4における矢印B方向の投影図、(b)は図4における矢印C方向の投影図である。
【図6】本実施の形態におけるアライメント後の各マークの位置関係を示すものであり、(a)は第1の例を示す説明図、(b)は第2の例を示す説明図である。
【図7】従来のアライメントマークを説明する説明図である。
【図8】従来技術1であるアライメントマークが矩形のマークの対から成る場合における各マークの位置関係を示すもので、(a)は第1の例を示す説明図、(b)は第2の例を示す説明図である。
【図9】従来技術1であるアライメントマークが円形のマークの対から成る場合における各マークの位置関係を示すもので、(a)は第1の例を示す説明図、(b)は第2の例を示す説明図である。
【図10】従来技術2であるアライメントマークが円形のマークの対から成る場合における各マークの位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10 第1の基板、10a 第1のマーク、10A X−Yテーブル、11 第1の基板、11aR 第1のマーク、11aL 第1のマーク、20 第2の基板、20a 第2のマーク、20A θテーブル、21 第2の基板、21aR第2のマーク、21aL 第2のマーク、30,30′ カメラ、30a,30aR,30aL 視野、40,40′ 光学鏡筒、50 画像処理部、60 装置シーケンス制御部、70 軸駆動部、C10,C11R,C11L 中点、C20,C21R,C21L 中点、ER,EL 相互間距離、G10,G20重心
Claims (11)
- 第1の基板および第2の基板を互いに対向配置した状態でアライメントする電気光学装置の製造方法であって、
前記第1の基板に形成された一対の第1のマークと、前記第2の基板に形成された一対の第2のマークとが互いの投影領域外となる位置に、前記第1の基板および第2の基板または撮像手段を移動させて、前記一対の第1のマークと前記一対の第2のマークをそれぞれ前記撮像手段により撮像し、
前記撮像手段から取得した画像に基づいて、前記一対の第1のマークの中点と前記一対の第2のマークの中点とが互いに重なり合うように、アライメントを行うことを特徴とする電気光学装置の製造方法。 - 前記一対の第1のマークが形成する仮想直線と、前記一対の第2のマークが形成する仮想直線とが所定の角度を持って交わることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の製造方法。
- 前記一対の第1のマークと前記一対の第2のマークとは、互いに大きさの異なる形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置の製造方法。
- 前記撮像手段が撮像する前記一対の第1のマークの中点を前記第1の基板の撮像位置とし、前記撮像手段が撮像する前記一対の第2のマークの中点を前記第2の基板の撮像位置とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の電気光学装置の製造方法。
- 前記所定の角度は略直交する角度であることを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置の製造方法。
- 前記一対の第1のマークおよび前記一対の第2のマークは、それぞれ基板の対角両隅部に設けられてなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の電気光学装置の製造方法。
- 前記一対の第1のマークと前記一対の第2のマークは、円形であり、互いに異なる直径を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電気光学装置の製造方法。
- 請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の電気光学装置の製造方法により製造された電気光学装置を備えた電子機器。
- 第1の基板および第2の基板が互いに対向配置されてなる電気光学装置であって、
前記第1の基板には一対の第1のマークが形成されてなり、
前記第2の基板には一対の第2のマークが形成されてなり、
前記一対の第1のマークの中点と前記一対の第2のマークの中点とが互いに重なり合うように、前記第1の基板と前記第2の基板とが対向配置されてなることを特徴とする電気光学装置。 - 前記一対の第1のマークと前記一対の第2のマークは、ともに円形であり、かつ互いに異なる直径を有することを特徴とする請求項9に記載の電気光学装置。
- 請求項9又は請求項10に記載の電気光学装置を備えた電子機器。
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JP2002328293A JP2004163597A (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | 電気光学装置および電気光学装置の製造方法並びに電子機器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2516662C2 (ru) * | 2009-01-28 | 2014-05-20 | Омрон Хэлткэа Ко., Лтд. | Диафрагменный насос и монитор для контроля кровяного давления |
JP2019009479A (ja) * | 2015-06-12 | 2019-01-17 | 日本電産コパル株式会社 | 位置合わせ方法、レンズ駆動装置の製造方法、プログラム、レンズ駆動装置、光学機器及び電子機器 |
-
2002
- 2002-11-12 JP JP2002328293A patent/JP2004163597A/ja not_active Withdrawn
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