JP2004162422A - 土間コンクリート打設・均し装置とその工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で安価に製造でき、また、作業現場で容易に組立てられる土間コンクリート打設・均し装置と、打設・均し作業に要する時間を短縮できる工法を提供する。
【解決手段】土間下地12に敷設された型枠9上に横材2を載置し、横材2上に載置されたタンピング装置3下部の振動プレート3aの下面を横材2の上面に接合する。対向する横材2の間に挟装された仕切り板4の下面には、打設具5を横材2の長手方向と略平行に筋状に設ける。また、対向する横材2を連結する連結材8の略中央部に支柱6を立設し、支柱6の上端部には横材2の長手方向にアーム部7を取付ける。このように容易に形成された土間コンクリート打設・均し装置1を、タンピング装置3を駆動して型枠9上を走行させながら横材2と打設具5を振動させ、型枠9内に流入された生コンクリートの打設・均し作業を同時に行うことにより、打設・均し作業に要する時間を短縮する。
【選択図】 図1
【解決手段】土間下地12に敷設された型枠9上に横材2を載置し、横材2上に載置されたタンピング装置3下部の振動プレート3aの下面を横材2の上面に接合する。対向する横材2の間に挟装された仕切り板4の下面には、打設具5を横材2の長手方向と略平行に筋状に設ける。また、対向する横材2を連結する連結材8の略中央部に支柱6を立設し、支柱6の上端部には横材2の長手方向にアーム部7を取付ける。このように容易に形成された土間コンクリート打設・均し装置1を、タンピング装置3を駆動して型枠9上を走行させながら横材2と打設具5を振動させ、型枠9内に流入された生コンクリートの打設・均し作業を同時に行うことにより、打設・均し作業に要する時間を短縮する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、土間コンクリートの打設・均し装置とその工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、仮設レール上を走行するための駆動装置、打設面のレベル制御装置、生コンクリートの分配散布・スクリューによるかき均し・バイブレータによる振動を行う打設装置、タンピング・コテ仕上げを行う均し装置の全ての装置を備えた床コンクリート打設・均し装置を、床面に敷設された仮設レール上を走行させながら、生コンクリートの打設作業と均し作業とを順次行っている。(例えば、特許文献1。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−18861号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来技術では、装置の走行、生コンクリート打設面の制御、生コンクリート打設、打設された生コンクリートの均しのそれぞれに駆動装置を有するため、装置全体の構造が複雑で高価となり、また、作業現場でのこの装置の組み立てが極めて困難という問題があった。さらに、従来の工法では、打設作業と均し作業を順次行っていくため、打設・均し作業に要する時間が長いという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、構造が簡単で安価に製造でき、また、作業現場での装置の組立てが非常に容易な土間コンクリート打設・均し装置と、生コンクリートの打設作業と均し作業を同時に行うことにより、打設・均し作業に要する時間を短縮できる土間コンクリート打設・均し工法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、土間下地に敷設された型枠と、コンクリート打設・均し作業の進行方向と交差する方向に前記型枠上に載置される横材と、該横材の上面に振動プレートの下面が接合されたタンピング装置(ランマ)とからなることを第1の特徴とする。
【0007】
また、請求項1記載の土間コンクリート打設・均し装置に於いて、対向する前記横材の間に挟装された仕切り板と、該仕切り板の下面に筋状又は網目状に打設具を設けたことを第2の特徴とする。
【0008】
また、請求項1又は請求項2記載の土間コンクリート打設・均し装置に於いて、対向する前記横材を連結する連結材の略中央部に立設された支柱に、アーム部を取付けたことを第3の特徴とする。
【0009】
さらに、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の土間コンクリート打設・均し装置のタンピング装置(ランマ)を駆動させて、前記横材と前記打設具とを振動させ、土間コンクリート打設・均し装置を型枠上を走行させながら該型枠内に流入された生コンクリートの打設・均し作業を行うことを第4の特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明に係る土間コンクリート打設・均し装置の一実施例を示す斜視図である。図2はその正面図、図3はその平面図、図4は他の実施例を示す正面図である。図5は、本発明に係る土間コンクリートの打設・均し作業状態を示す説明図である。尚、図2、図3、図4に於いてタンピング装置3は図示されていないが、図1と同様に、横材2上にタンピング装置3が載置され、横材2の上面にタンピング装置下部の振動プレート3aの下面が接合されている。
【0011】
【実施例】
土間コンクリート打設・均し装置1は、図1に示すように、横材2とタンピング装置3と打設具5と支柱6とアーム部7とからなっており、土間下地12に敷設された型枠9上に載置されている。図1、図2、図3に示すように、横材2は、生コンクリート流入防止のために両端の開口部が塞がれた角パイプ鋼で形成され、生コンクリート打設・均し作業の進行方向と交差する方向に型枠9上に載置可能な長さで且つ上面にタンピング装置(ランマ)3を載置可能な幅に形成され、型枠9上に載置されている。また、横材2は鋼材であるため、生コンクリート打設・均し作業後は金鏝仕上げと同等の効果が得られる。
【0012】
対向する横材2の間には鋼板で形成された略長方形の仕切り板4が挟装され、仕切り板4の下面には三分筋の打設具5が横材2の長手方向と略平行に筋状に接合されている。この打設具5の間隔は、打設する生コンクリート中の最小の砕石(本実施例では砕石粒の大きさが約20mm)より小さい幅(本実施例では約15mm)に設定され、また、打設具5の下面の高さは、横材2の下面の高さと同じになるように設定される。このようにして取付けられた打設具5を振動させることにより、生コンクリート中の砕石が充分に下方に沈むため、気泡や余分な水分が抜けて良質の土間コンクリートが得られる。尚、打設具5は、三分筋の代用として網目状に形成された部材を仕切り板4の下面に接合しても良い。この場合も、網目の大きさは打設する生コンクリート中の最小の砕石(本実施例では砕石粒の大きさが約20mm)より小さく(本実施例では約15mm)、網目状部材の下面は横材2の下面と同じ高さになるように設定される。
【0013】
図1、図2に示すように、横材2の上面にはLアングル鋼の連結材8が接合されて対向する横材2を連結しており、連結材8の略中央部にはLアングル鋼の支柱6が立設されている。この支柱6の上端部には横材2の長手方向に2本のC形鋼のアーム部7が接合され、2本のアーム部7の片端部は横材2の略中央部の支柱6上端部で接合されている。このようにアーム部7と支柱6とを連結材8を介して横材2に取付けることにより、横材2が装置全体の重量で下方に撓むことを防いでいる。尚、横材2が下方へ撓むことを防ぐ他の手段としては、横材2をH形鋼で形成しても良い。
【0014】
また、図1に示すように、横材2の上面には一般に道路工事等で使用されているタンピング装置3が載置されている。タンピング装置3下部の振動プレート3aの下面と横材2の上面が接合されているため、タンピング装置3を振動させると土間コンクリート打設・均し装置1全体も連動して振動し、また、タンピング装置3が前後に走行すると土間コンクリート打設・均し装置1全体も連動して前後に走行する。このように、本発明に係る土間コンクリート打設・均し装置1は、構造が非常に簡単であり、作業現場に於いて型枠9の大きさに応じて簡単に組立てられる。
【0015】
図4は、他の実施例を示す正面図である。図4に示すように、角パイプ鋼の支柱6が、対向する角パイプ鋼の横材2を連結するLアングル鋼の連結材8の略中央部に立設され、支柱6の上端部は湾曲した角パイプ鋼のアーム部7に接合されている。
【0016】
次に、本発明に係る土間コンクリート打設・均し工法の実施例を説明する。図5は、土間下地12に敷設された型枠9内に流入された生コンクリート10を、本発明に係る装置で打設・均し作業を行っていく状態を示す説明図である。図5に示すように、まず、生コンクリート10が型枠9内に散布装置又は人力等で、土間下地12から型枠9上面より約1cm上方の高さまで流入される。次に、土間コンクリート打設・均し装置1のタンピング装置3を駆動させて横材2と打設具5とを振動させ、前記生コンクリート10が型枠9の上面の高さになるまで打設・均しを行う。横材2と打設具5とが同時に振動することにより、生コンクリート10中の砕石を充分に下方に沈め気泡や余分な水分を抜く打設作業と、金鏝仕上げと同様な均し作業とが同時に行われる。
【0017】
また、品質的にも生コンクリート10の締め固めが良く砕石が充分に下方に沈むため、気泡や余分な水分が抜け、生コンクリート10が凝結後にクラック発生の心配が少ない等の良質の土間コンクリート11が得られる。この打設・均し作業は、横材2と型枠9との重合部全面に亘って同時に実施される。さらに、タンピング装置3は振動しながら前進する機能を有しているので、振動して打設・均しをするための駆動装置と型枠9上を走行するための駆動装置とが共用できる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る土間コンクリート打設・均し装置は、構造が簡単で安価に製造でき、また、作業現場で容易に組立てられるというすぐれた効果を有する。さらに、本発明の工法によって、土間下地に敷設された型枠内に流入された生コンクリートの打設作業と均し作業を同時に行うことができるので、従来より短時間で作業を行うことができるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る土間コンクリート打設・均し装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1の正面図である。
【図3】図3は、図1の平面図である。
【図4】図4は、他の実施例を示す正面図である。
【図5】図5は、本発明に係る土間コンクリート打設・均し作業状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 土間コンクリート打設・均し装置
2 横材
3 タンピング装置
3a 振動プレート
4 仕切り板
5 打設具
6 支柱
7 アーム部
8 連結材
9 型枠
10 生コンクリート
11 打設・均し後の土間コンクリート
12 土間下地
【発明が属する技術分野】
本発明は、土間コンクリートの打設・均し装置とその工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、仮設レール上を走行するための駆動装置、打設面のレベル制御装置、生コンクリートの分配散布・スクリューによるかき均し・バイブレータによる振動を行う打設装置、タンピング・コテ仕上げを行う均し装置の全ての装置を備えた床コンクリート打設・均し装置を、床面に敷設された仮設レール上を走行させながら、生コンクリートの打設作業と均し作業とを順次行っている。(例えば、特許文献1。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−18861号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来技術では、装置の走行、生コンクリート打設面の制御、生コンクリート打設、打設された生コンクリートの均しのそれぞれに駆動装置を有するため、装置全体の構造が複雑で高価となり、また、作業現場でのこの装置の組み立てが極めて困難という問題があった。さらに、従来の工法では、打設作業と均し作業を順次行っていくため、打設・均し作業に要する時間が長いという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、構造が簡単で安価に製造でき、また、作業現場での装置の組立てが非常に容易な土間コンクリート打設・均し装置と、生コンクリートの打設作業と均し作業を同時に行うことにより、打設・均し作業に要する時間を短縮できる土間コンクリート打設・均し工法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、土間下地に敷設された型枠と、コンクリート打設・均し作業の進行方向と交差する方向に前記型枠上に載置される横材と、該横材の上面に振動プレートの下面が接合されたタンピング装置(ランマ)とからなることを第1の特徴とする。
【0007】
また、請求項1記載の土間コンクリート打設・均し装置に於いて、対向する前記横材の間に挟装された仕切り板と、該仕切り板の下面に筋状又は網目状に打設具を設けたことを第2の特徴とする。
【0008】
また、請求項1又は請求項2記載の土間コンクリート打設・均し装置に於いて、対向する前記横材を連結する連結材の略中央部に立設された支柱に、アーム部を取付けたことを第3の特徴とする。
【0009】
さらに、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の土間コンクリート打設・均し装置のタンピング装置(ランマ)を駆動させて、前記横材と前記打設具とを振動させ、土間コンクリート打設・均し装置を型枠上を走行させながら該型枠内に流入された生コンクリートの打設・均し作業を行うことを第4の特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明に係る土間コンクリート打設・均し装置の一実施例を示す斜視図である。図2はその正面図、図3はその平面図、図4は他の実施例を示す正面図である。図5は、本発明に係る土間コンクリートの打設・均し作業状態を示す説明図である。尚、図2、図3、図4に於いてタンピング装置3は図示されていないが、図1と同様に、横材2上にタンピング装置3が載置され、横材2の上面にタンピング装置下部の振動プレート3aの下面が接合されている。
【0011】
【実施例】
土間コンクリート打設・均し装置1は、図1に示すように、横材2とタンピング装置3と打設具5と支柱6とアーム部7とからなっており、土間下地12に敷設された型枠9上に載置されている。図1、図2、図3に示すように、横材2は、生コンクリート流入防止のために両端の開口部が塞がれた角パイプ鋼で形成され、生コンクリート打設・均し作業の進行方向と交差する方向に型枠9上に載置可能な長さで且つ上面にタンピング装置(ランマ)3を載置可能な幅に形成され、型枠9上に載置されている。また、横材2は鋼材であるため、生コンクリート打設・均し作業後は金鏝仕上げと同等の効果が得られる。
【0012】
対向する横材2の間には鋼板で形成された略長方形の仕切り板4が挟装され、仕切り板4の下面には三分筋の打設具5が横材2の長手方向と略平行に筋状に接合されている。この打設具5の間隔は、打設する生コンクリート中の最小の砕石(本実施例では砕石粒の大きさが約20mm)より小さい幅(本実施例では約15mm)に設定され、また、打設具5の下面の高さは、横材2の下面の高さと同じになるように設定される。このようにして取付けられた打設具5を振動させることにより、生コンクリート中の砕石が充分に下方に沈むため、気泡や余分な水分が抜けて良質の土間コンクリートが得られる。尚、打設具5は、三分筋の代用として網目状に形成された部材を仕切り板4の下面に接合しても良い。この場合も、網目の大きさは打設する生コンクリート中の最小の砕石(本実施例では砕石粒の大きさが約20mm)より小さく(本実施例では約15mm)、網目状部材の下面は横材2の下面と同じ高さになるように設定される。
【0013】
図1、図2に示すように、横材2の上面にはLアングル鋼の連結材8が接合されて対向する横材2を連結しており、連結材8の略中央部にはLアングル鋼の支柱6が立設されている。この支柱6の上端部には横材2の長手方向に2本のC形鋼のアーム部7が接合され、2本のアーム部7の片端部は横材2の略中央部の支柱6上端部で接合されている。このようにアーム部7と支柱6とを連結材8を介して横材2に取付けることにより、横材2が装置全体の重量で下方に撓むことを防いでいる。尚、横材2が下方へ撓むことを防ぐ他の手段としては、横材2をH形鋼で形成しても良い。
【0014】
また、図1に示すように、横材2の上面には一般に道路工事等で使用されているタンピング装置3が載置されている。タンピング装置3下部の振動プレート3aの下面と横材2の上面が接合されているため、タンピング装置3を振動させると土間コンクリート打設・均し装置1全体も連動して振動し、また、タンピング装置3が前後に走行すると土間コンクリート打設・均し装置1全体も連動して前後に走行する。このように、本発明に係る土間コンクリート打設・均し装置1は、構造が非常に簡単であり、作業現場に於いて型枠9の大きさに応じて簡単に組立てられる。
【0015】
図4は、他の実施例を示す正面図である。図4に示すように、角パイプ鋼の支柱6が、対向する角パイプ鋼の横材2を連結するLアングル鋼の連結材8の略中央部に立設され、支柱6の上端部は湾曲した角パイプ鋼のアーム部7に接合されている。
【0016】
次に、本発明に係る土間コンクリート打設・均し工法の実施例を説明する。図5は、土間下地12に敷設された型枠9内に流入された生コンクリート10を、本発明に係る装置で打設・均し作業を行っていく状態を示す説明図である。図5に示すように、まず、生コンクリート10が型枠9内に散布装置又は人力等で、土間下地12から型枠9上面より約1cm上方の高さまで流入される。次に、土間コンクリート打設・均し装置1のタンピング装置3を駆動させて横材2と打設具5とを振動させ、前記生コンクリート10が型枠9の上面の高さになるまで打設・均しを行う。横材2と打設具5とが同時に振動することにより、生コンクリート10中の砕石を充分に下方に沈め気泡や余分な水分を抜く打設作業と、金鏝仕上げと同様な均し作業とが同時に行われる。
【0017】
また、品質的にも生コンクリート10の締め固めが良く砕石が充分に下方に沈むため、気泡や余分な水分が抜け、生コンクリート10が凝結後にクラック発生の心配が少ない等の良質の土間コンクリート11が得られる。この打設・均し作業は、横材2と型枠9との重合部全面に亘って同時に実施される。さらに、タンピング装置3は振動しながら前進する機能を有しているので、振動して打設・均しをするための駆動装置と型枠9上を走行するための駆動装置とが共用できる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る土間コンクリート打設・均し装置は、構造が簡単で安価に製造でき、また、作業現場で容易に組立てられるというすぐれた効果を有する。さらに、本発明の工法によって、土間下地に敷設された型枠内に流入された生コンクリートの打設作業と均し作業を同時に行うことができるので、従来より短時間で作業を行うことができるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る土間コンクリート打設・均し装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1の正面図である。
【図3】図3は、図1の平面図である。
【図4】図4は、他の実施例を示す正面図である。
【図5】図5は、本発明に係る土間コンクリート打設・均し作業状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 土間コンクリート打設・均し装置
2 横材
3 タンピング装置
3a 振動プレート
4 仕切り板
5 打設具
6 支柱
7 アーム部
8 連結材
9 型枠
10 生コンクリート
11 打設・均し後の土間コンクリート
12 土間下地
Claims (4)
- 土間下地に敷設された型枠と、コンクリート打設・均し作業の進行方向と交差する方向に前記型枠上に載置される横材と、該横材の上面に振動プレートの下面が接合されたタンピング装置(ランマ)とからなることを特徴とする土間コンクリート打設・均し装置。
- 対向する前記横材の間に挟装された仕切り板と、該仕切り板の下面に筋状又は網目状に打設具を設けたことを特徴とする請求項1記載の土間コンクリート打設・均し装置。
- 対向する前記横材を連結する連結材の略中央部に立設された支柱に、アーム部を取付けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の土間コンクリート打設・均し装置。
- 請求項1又は請求項2又は請求項3記載の土間コンクリート打設・均し装置のタンピング装置(ランマ)を駆動させて、前記横材と前記打設具とを振動させ、土間コンクリート打設・均し装置を型枠上を走行させながら該型枠内に流入された生コンクリートの打設・均し作業を行うことを特徴とする土間コンクリート打設・均し工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002330730A JP2004162422A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 土間コンクリート打設・均し装置とその工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002330730A JP2004162422A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 土間コンクリート打設・均し装置とその工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004162422A true JP2004162422A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32808339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002330730A Pending JP2004162422A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 土間コンクリート打設・均し装置とその工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004162422A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114319879A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-04-12 | 中厦建设集团有限公司 | 一种房建用的水泥地面赶平装置 |
-
2002
- 2002-11-14 JP JP2002330730A patent/JP2004162422A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114319879A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-04-12 | 中厦建设集团有限公司 | 一种房建用的水泥地面赶平装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050621 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |