JP2004162234A - 釣り用衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】予定される大きさや量を越える釣り用小物をピンオンリールに支持させた場合でも、これらの釣り用小物が邪魔になる虞が少なく、また、帯状片が常に邪魔になるという虞も少ない釣り用衣服を提供する。
【解決手段】釣り用小物を支持するピンオンリールを装着するためのリール装着部が衣服本体に設けられ、更に、該リール装着部に装着されたピンオンリールに支持される釣り用小物を囲う囲い部を形成するように帯状片が衣服本体に設けられてなる釣り用衣服であって、前記帯状片は、前記囲い部の周方向に伸縮自在となるゴム部材から構成されてなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣りをする際に着用される釣り用衣服に関し、詳しくは、ピンオンリールを装着するためのリール装着部を備えた釣り用衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、釣りを行う際には、ハサミ、ラインカッター、ガン玉潰し等の頻繁に使用し且つ紛失し易い釣り用小物をピンオンリールに支持させることが行われている(特許文献1、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−342138号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2002−235225号公報
【0005】
ピンオンリールRは、一般に、図5に示すごとく、引出糸R3が巻取方向に付勢された状態で内部に巻き取られたリール本体R1と、リール本体R1から露出する引出糸R3の先端部に取り付けられ、釣り用小物Aを支持するスナップR4等の支持部材と、前記リール本体R1に取り付けられ、釣り用衣服に装着するための止着ピン等の係止部材(図示せず)とを備えている。このピンオンリールRは、通常、係止部材を介して釣り用衣服に装着されると共に、支持部材に釣り用小物Aを支持させて使用される。このように使用することで、要時には、支持させた小物Aを引っ張ることにより引出糸R3を引き出して該小物A使用できる。また、不要時には、引き出した小物Aから手を離すだけで引出糸R3がリール本体R1に巻き取られることから、該小物Aを所定の位置に戻して支持することができる。
【0006】
ところで、従来、この種のピンオンリールが装着される釣り用衣服としては、衣服本体にピンオンリールを装着するためのリール装着部が設けられ、更に、該リール装着部の下方に、ピンオンリールに支持される釣り用小物を囲う囲い部を形成しうるように帯状片が衣服本体に設けられてなるものが知られている。
このような釣り用衣服において、前記帯状片は、織布から構成されてなり、該帯状片と衣服本体とで囲い部を形成しうるように幅方向両端部が衣服本体に縫着されている。
【0007】
斯かる釣り用衣服によれば、ピンオンリールに支持させた釣り用小物の少なくとも一部分を囲い部内にて囲うことができる。
従って、釣りの最中に、釣り用小物が揺れ動いたり、不用意に翻ったり、更には、釣糸に引っ掛かったりすること等が抑制され、支持した釣り用小物が種々の動作の邪魔になる虞も低減される。
【0008】
しかしながら、上記従来の釣り用衣服に於いては、釣り用小物として予定される大きさよりも大きいものをピンオンリールに支持させた場合や支持量が多い場合に、支持した釣り用小物を囲い部内に通すことができないこととなり、該囲い部で囲うことができず、結局、該釣り用小物が種々の作業の邪魔になるという問題が発生しうる。
これに対し、囲い部が必要以上に大きく形成されうるように帯状片を設ける構成では、帯状片が嵩張って、該帯状片が常に邪魔になるという問題も生じうる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑み、予定される大きさや量を越える釣り用小物をピンオンリールに支持させた場合でも、これらの釣り用小物が邪魔になる虞が少なく、また、帯状片が常に邪魔になるという虞も少ない釣り用衣服を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明に係る釣り用衣服は、
釣り用小物を支持するピンオンリールを装着するためのリール装着部が衣服本体に設けられ、更に、該リール装着部に装着されたピンオンリールに支持される釣り用小物を囲う囲い部を形成するように帯状片が衣服本体に設けられてなる釣り用衣服であって、
前記帯状片は、前記囲い部の周方向に伸縮自在となるゴム部材から構成されてなることを特徴とする。
【0011】
斯かる構成からなる釣り用衣服は、予定される大きさや量を超える釣り用小物をピンオンリールに支持させた場合でも、囲い部を周方向に伸長させて該釣り用小物を囲うことができ、支持させた釣り用小物が種々の作業の邪魔になる虞が低減される。また、ピンオンリールを使用しない時には、囲い部が周方向に縮小することから、常に帯状片が嵩張って邪魔になるという虞も低減される。
【0012】
本発明に於いては、前記帯状片が、前記衣服本体と共に前記囲い部を形成するように、幅方向両端部が前記衣服本体に取り付けられてなる構成を採用することもできる。
【0013】
また、本発明に於いては、前記帯状片が、下方に向けて前記囲い部が広がるように前記衣服本体に設けられてなるものが好ましい。
斯かる構成によれば、囲い部に囲われている釣り用小物を下方に引き出して使用した後、手を離すだけで釣り用小物はピンオンリールの付勢力に引き戻されて、囲い部内に収まりやすいという利点を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、釣り用ベストを例に取り図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の釣り用ベストを示す正面図である。
本実施形態の釣り用ベストは、前身頃1aと、該前身頃1aの側縁部において縫着された後身頃1bとから構成された衣服本体1を備えて構成されている。
前記前身頃1a及び後身頃1bは、例えば、ポリエステル糸のメッシュ編地等からなる柔軟な内側布とポリエステル糸の織布が防水加工されてなる柔軟な外側布とが適宜縫製されて形成されている。
前記前身頃1aは、一対の左前身頃と右前身頃とを備えてなり、スライドファスナー10により左右前身頃を連結又は分離しうるように構成されている。
前記左前身頃及び右前身頃の双方には、それぞれ、胸部にて上ポケット8が、胴部にて下ポケット9が設けられている。
【0015】
また、前記前身頃1aには、上ポケット8よりも中心より(スライドファスナー10より)に、ピンオンリールRを装着するためのリール装着部5が設けられている。また、リール装着部5の下方には、該リール装着部5に装着されたピンオンリールRに支持される釣り用小物Aを囲う囲い部2を形成するように、帯状片7が設けられている。即ち、帯状片7と衣服本体1(前身頃1a)とで形成され、該帯状片7と衣服本体1とで釣り用小物Aを囲いうる囲い部2が形成されるように、該帯状片7が設けられている。
尚、このリール装着部5及び帯状片7は、それぞれ右前身頃及び左前身頃の双方に設けられている。
【0016】
図2は、図1のリール装着部5及び帯状片7を示す要部拡大概略図である。
図2に示すように、前記リール装着部5は、ピンオンリールRの止着ピンを通す略矩形の止着片5により構成されている。尚、この止着片5は、縫着により前身頃1aに取り付けられている。
前記止着片5は、合成樹脂等から形成され、止着ピンを貫通させるトンネル状の針通し部5aを備えて構成されている。
尚、この針通し部5aは、ピンオンリールRを縦方向及び横方向のどの方向にも取り付けしうるように、十字状の形態をなしている。
【0017】
前記帯状片7は、リール装着部5の下方に配され、幅方向(前身頃1aの横幅方向)の両端部7a、7bに沿って且つ略平行に前身頃1aに縫着されている。
この縫着により、該帯状片7と衣服本体1とで筒状をなす囲い部2が形成されるようになっている。この囲い部2は、内周の長さが上下方向に略一定とされている。
尚、帯状片7のスライドファスナー10側の端部7aは、スライドファスナー10を前身頃1aを構成する生地に縫着する際に同時に縫着されている。
【0018】
前記帯状片7は、少なくとも幅方向に伸縮自在なゴム部材から構成され、囲い部2が周方向に伸縮自在となっている。
尚、ゴム部材としては、例えば、ウレタンゴム糸等の入った布、ゴム紐、クロロプレンゴムシート等を用いることができる。
【0019】
図3は、本実施形態の釣り用ベストの使用状態を示す要部拡大概略図である。
図3に示すように、本実施形態の釣り用ベストを使用する場合、先ず、ピンオンリールRをリール装着部5に装着し、該ピンオンリールRの引出糸の先端に備えられたスナップR4にラインカッター、ハサミ等の釣り用小物Aを支持させ、該釣り用小物Aを囲い部2内に入れることにより該囲い部2にて囲わせ、この状態にて釣りを行う。
このとき、釣り用小物Aが比較的大きな場合で合っても、図3に示すように、囲い部2は周方向に伸長して該釣り用小物Aを囲うことができ、従って、該釣り用小物Aが種々の作業の邪魔になる虞が低減される。
【0020】
尚、図3に示す状態に於いて、例えば、ラインカッターを使用する場合、囲い部2の下方側開口からラインカッターを引き出す。このとき、引出糸がリール本体R1から繰り出され、スナップR4から外すこと無くラインカッターを使用することができる。引出糸はリール本体R1により巻取方向に付勢されており、使用後は手を離すことにより、釣り用小物Aを再び囲い部2内に入れて、図3の状態に戻すことができる。
【0021】
上記実施形態の釣り用ベストは、上記の如く構成され、上述の如く使用されたが、本発明にかかる釣り用衣服は、上記構成に限定されず、適宜設計変更可能である。
例えば、図4に示すように、下方に向けて囲い部2の内周が広がるように帯状片7が衣服本体1に設けられてなる場合であっても本発明の意図する範囲内である。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明にかかる釣り用衣服は、予定される大きさや量を越える釣り用小物をピンオンリールに支持させた場合でも、これらの釣り用小物が邪魔になる虞が少ないという効果を奏する。また、ピンオンリールを使用しない時には、囲い部が周方向に縮小することから、常に帯状片が嵩張って邪魔になるという虞も少ないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を示す正面図。
【図2】同実施形態の要部拡大概略図。
【図3】同実施形態の使用状態を示す要部拡大概略図。
【図4】他の実施形態を示す要部拡大概略図。
【図5】ピンオンリールを示す拡大概略図。
【符号の説明】
1・・・衣服本体、5・・・リール装着部、7・・・帯状片
A・・・釣り用小物
R・・・ピンオンリール

Claims (3)

  1. 釣り用小物(A)を支持するピンオンリール(R)を装着するためのリール装着部(5)が衣服本体(1)に設けられ、更に、該リール装着部(5)に装着されたピンオンリール(R)に支持される釣り用小物(A)を囲う囲い部(2)を形成するように、帯状片(7)が衣服本体(1)に設けられてなる釣り用衣服であって、
    前記帯状片(7)は、前記囲い部(2)の周方向に伸縮自在となるゴム部材から構成されてなることを特徴とする釣り用衣服。
  2. 前記帯状片(7)は、前記衣服本体(1)と共に前記囲い部(2)を形成するように、幅方向両端部が前記衣服本体(1)に取り付けられてなる請求項1記載の釣り用衣服。
  3. 前記帯状片(7)は、下方に向けて前記囲い部(2)が広がるように前記衣服本体(1)に設けられてなる請求項1又は2記載の釣り用衣服。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014087305A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Globeride Inc リールポケット
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