JP2014087303A - リールポケット - Google Patents
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Abstract
【課題】リール紐を引き出したり収納したりすることができるリール本体を、突刺ピンのような取付具を使用することなく被服などの被固定体に固定できるリールポケットを提供する。
【解決手段】リールポケット(20)は、被固定体(30)へ固定されるポケット基材(21)と、 前記のリール本体(10)を出し入れするリール出入り口(22C)を備えて前記のポケット基材(21)へ重ね合わせて固定されるカバー部材(22)と、を備える。 前記のリール出入り口(22C)から入れた前記のリール本体(10)を収納した際に前記のリール紐(11)の紐先端(12)をリールポケット(20)から外へ引き出す紐先端引き出し孔(22A)を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】リールポケット(20)は、被固定体(30)へ固定されるポケット基材(21)と、 前記のリール本体(10)を出し入れするリール出入り口(22C)を備えて前記のポケット基材(21)へ重ね合わせて固定されるカバー部材(22)と、を備える。 前記のリール出入り口(22C)から入れた前記のリール本体(10)を収納した際に前記のリール紐(11)の紐先端(12)をリールポケット(20)から外へ引き出す紐先端引き出し孔(22A)を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、リール紐を引き出したり収納したりすることができるリール本体を収納するリールポケットに関する。
釣人は、魚釣りする際に、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用の小道具を頻繁に使用する。したがって、魚釣り用の小道具を衣服のポケットやバッグに収納していたのでは不便である。そこで、魚釣り用の小道具を衣服に吊り下げて携帯するためのピンオンリールが使用されている。ピンオンリールは、普段、魚釣り用の小道具を邪魔にならないように衣服に吊り下げて携帯し、必要な時に前記小道具を素早く引き出して使用するものである。
ピンオンリールは、例えば特許文献1に示したように、引出糸が予めケーシングの内部に収容したスプールに巻き取られており、前記引出糸の先端には、小道具を取り付けるためのスナップ等の連結具が設けられている。また、前記ケーシングの外側には、衣服等へ取り付けるための突刺ピンを有する取付部が設けられている。
一方、上記のピンオンリールを取り付けるために、特許文献2に示したように、丈夫なピンオンリール装着片を縫付けた釣り用衣服が使用されている。しかも、前記ピンオンリール装着片は、ピンオンリールの引出糸を引き出しやすくなるように衣服本体に揺動自在に取り付けられている。
特許文献1に示したピンオンリールは、例えば突刺ピンによって衣服に取り付けるとしても、小道具を装着すると重くなるために、その取付け箇所で衣服の生地が傷んでくる。
特許文献2に示したように、衣服にピンオンリール装着片を縫付けた釣り用衣服が使用される。ピンオンリールはピンオンリール装着片に取り付けられるので、衣服の傷みを防止できる。しかし、そのような特殊な釣り用衣服ではなく、普段に着る衣服にピンオンリール装着片を縫付けることは、手間と費用がかかる。
ピンオンリールのような便利なツールは、釣り用の服に限られず、様々な服に用いたい。
しかし、従来技術においては、取付け箇所で衣服の生地が傷んでくる、という問題があり、用いることができる服は限られてしまう。
しかし、従来技術においては、取付け箇所で衣服の生地が傷んでくる、という問題があり、用いることができる服は限られてしまう。
本発明が解決しようとする課題は、リール紐を引き出したり収納したりすることができるリール本体を、突刺ピンのような取付け具を使用することなく、被服などの被固定体に固定できるようにすることにある。
(第一の発明)
本願における第一の発明は、 リール紐(11)を引き出したり収納したりすることができるリール本体(10)を収納するリールポケット(20)に係る。
すなわち、 被固定体(30)へ固定されるポケット基材(21)と、
前記のリール本体(10)を出し入れするリール出入り口(22C)を備えて前記のポケット基材(21)へ重ね合わせて固定されるカバー部材(22)と、を備える。
前記のリール出入り口(22C)から入れた前記のリール本体(10)を収納した際に前記のリール紐(11)の紐先端(12)をリールポケット(20)から外へ引き出す紐先端引き出し孔(22A)を備える。
本願における第一の発明は、 リール紐(11)を引き出したり収納したりすることができるリール本体(10)を収納するリールポケット(20)に係る。
すなわち、 被固定体(30)へ固定されるポケット基材(21)と、
前記のリール本体(10)を出し入れするリール出入り口(22C)を備えて前記のポケット基材(21)へ重ね合わせて固定されるカバー部材(22)と、を備える。
前記のリール出入り口(22C)から入れた前記のリール本体(10)を収納した際に前記のリール紐(11)の紐先端(12)をリールポケット(20)から外へ引き出す紐先端引き出し孔(22A)を備える。
(用語説明)
「リール本体」とは、巻き取り機構を備えることによって引き出したリール紐(11)を収納することができるとともに、引き出したリール紐(11)を引き出した状態にて維持するためのロック機構を備えている。
「紐先端(12)」とは、リール紐(11)を固定することで便利に用いる道具(たとえば鋏)を固定する。 前記の道具を直接固定する場合の他、通常は、ワンタッチスナップにおけるオスメス部材のうちの一方を固定している。
「被固定体(30)」とは、具体的には、被服、カバン、クーラーボックスなどである。
「リール本体」とは、巻き取り機構を備えることによって引き出したリール紐(11)を収納することができるとともに、引き出したリール紐(11)を引き出した状態にて維持するためのロック機構を備えている。
「紐先端(12)」とは、リール紐(11)を固定することで便利に用いる道具(たとえば鋏)を固定する。 前記の道具を直接固定する場合の他、通常は、ワンタッチスナップにおけるオスメス部材のうちの一方を固定している。
「被固定体(30)」とは、具体的には、被服、カバン、クーラーボックスなどである。
(作用)
まず、被固定体(30)に対してポケット基材(21)を固定する。 次に、リール出入り口(22C)に対してリール本体(10)を挿入すると、ポケット基材(21)とカバー部材(22)とに挟まれることとなる。 そして、紐先端引き出し孔(22A)からリール紐(11)の紐先端(12)を出す。
紐先端(12)を引っ張ると、リール本体(10)に収納されていたリール紐(11)を引き出すことができる。リール本体(10)は、カバー部材(22)にて覆われているので、邪魔にならない。
まず、被固定体(30)に対してポケット基材(21)を固定する。 次に、リール出入り口(22C)に対してリール本体(10)を挿入すると、ポケット基材(21)とカバー部材(22)とに挟まれることとなる。 そして、紐先端引き出し孔(22A)からリール紐(11)の紐先端(12)を出す。
紐先端(12)を引っ張ると、リール本体(10)に収納されていたリール紐(11)を引き出すことができる。リール本体(10)は、カバー部材(22)にて覆われているので、邪魔にならない。
(第一の発明のバリエーション1)
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、 前記のリール出入り口(22C)から収納されたリール本体(10)におけるリール紐(11)の引き出し部付近をカバーするリール保護体(23)を備えることとしてもよい。
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、 前記のリール出入り口(22C)から収納されたリール本体(10)におけるリール紐(11)の引き出し部付近をカバーするリール保護体(23)を備えることとしてもよい。
(用語説明)
「リール保護体(23)」は、リール本体(10)がリール紐(11)を巻き取る際に、紐先端(12)へ固定した道具がリール本体(10)へ直接衝突することを防ぐ緩衝材の役割を果たす。
「リール保護体(23)」は、リール本体(10)がリール紐(11)を巻き取る際に、紐先端(12)へ固定した道具がリール本体(10)へ直接衝突することを防ぐ緩衝材の役割を果たす。
(作用)
紐先端(12)へ固定した道具を引っ張ってリール本体(10)からリール紐(11)を引き出し、前記道具にて作業する。その作業後にリール紐(11)が巻き戻されるとき、紐先端(12)の道具がリール本体(10)へ直接衝突しないようにリール保護体(23)が緩衝材となる。
紐先端(12)へ固定した道具を引っ張ってリール本体(10)からリール紐(11)を引き出し、前記道具にて作業する。その作業後にリール紐(11)が巻き戻されるとき、紐先端(12)の道具がリール本体(10)へ直接衝突しないようにリール保護体(23)が緩衝材となる。
(第一の発明のバリエーション2)
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、 前記のリール出入り口(22C)からリール本体(10)が飛び出さないように覆う蓋部材(24)を備えこととしてもよい。
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、 前記のリール出入り口(22C)からリール本体(10)が飛び出さないように覆う蓋部材(24)を備えこととしてもよい。
(作用)
蓋部材(24)が存在するので、被固定体(30)が揺れるなどしても、リール本体(10)がリールポケット(20)のリール出入り口(22C)から飛び出すことを防いでくれる。
蓋部材(24)が存在するので、被固定体(30)が揺れるなどしても、リール本体(10)がリールポケット(20)のリール出入り口(22C)から飛び出すことを防いでくれる。
(第一の発明のバリエーション3)
第一の発明に係るリールポケット(20)は、前記の紐先端引き出し孔(22A)の位置を変えられるように形成してもよい。
具体的には、たとえば、カバー部材(22)の側面に2つ以上のスライダーを有する線状のファスナーにて開閉可能に設ける。前記2つスライダー間に紐先端引き出し孔(22A)に該当する開口が形成される。前記2つスライダーを移動させることによって前記開口、すなわち紐先端引き出し孔(22A) の位置が変わる。
第一の発明に係るリールポケット(20)は、前記の紐先端引き出し孔(22A)の位置を変えられるように形成してもよい。
具体的には、たとえば、カバー部材(22)の側面に2つ以上のスライダーを有する線状のファスナーにて開閉可能に設ける。前記2つスライダー間に紐先端引き出し孔(22A)に該当する開口が形成される。前記2つスライダーを移動させることによって前記開口、すなわち紐先端引き出し孔(22A) の位置が変わる。
(作用)
被固定体(30)に対するリールポケット(20)の固定位置によって、リール本体(10)のリール紐(11)を引き出し易い方向がある。紐先端引き出し孔(22A)の位置を変えられるように形成したので、最もリール紐(11)を引き出しやすい箇所を選ぶこととなる。
被固定体(30)に対するリールポケット(20)の固定位置によって、リール本体(10)のリール紐(11)を引き出し易い方向がある。紐先端引き出し孔(22A)の位置を変えられるように形成したので、最もリール紐(11)を引き出しやすい箇所を選ぶこととなる。
(第一の発明のバリエーション4)
第一の発明に係るリールポケット(20)は、前記の紐先端引き出し孔(22A)を複数備えることとしてもよい。
たとえば、真下と左右のいずれか、あるいは、左右の両方、真上と真下、などである。
第一の発明に係るリールポケット(20)は、前記の紐先端引き出し孔(22A)を複数備えることとしてもよい。
たとえば、真下と左右のいずれか、あるいは、左右の両方、真上と真下、などである。
(作用)
被固定体(30)に対するリールポケット(20)の固定位置によって、リール本体(10)のリール紐(11)を引き出し易い方向がある。紐先端引き出し孔(22A)を複数備えたので、そのうち最もリール紐(11)を引き出しやすい箇所を選ぶこととなる。
被固定体(30)に対するリールポケット(20)の固定位置によって、リール本体(10)のリール紐(11)を引き出し易い方向がある。紐先端引き出し孔(22A)を複数備えたので、そのうち最もリール紐(11)を引き出しやすい箇所を選ぶこととなる。
(第一の発明のバリエーション5)
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記のリール出入り口(22C)から収納されたリール本体(10)が安定するように、リール本体(10)を押さえる押さえ部材(25)を備えることとしてもよい。
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記のリール出入り口(22C)から収納されたリール本体(10)が安定するように、リール本体(10)を押さえる押さえ部材(25)を備えることとしてもよい。
(作用)
押さえ部材(25)を設けたので、たとえば被固定体(30)が上下に揺れるなどしても、リール本体(10)がリールポケット(20)のリール出入り口(22C)から飛び出すことを防いでくれる。また、リール本体(10)が押さえ部材(25)によって下方へ押さえられるので、リールポケット(20)の内部へ安定した状態で収納される。
押さえ部材(25)を設けたので、たとえば被固定体(30)が上下に揺れるなどしても、リール本体(10)がリールポケット(20)のリール出入り口(22C)から飛び出すことを防いでくれる。また、リール本体(10)が押さえ部材(25)によって下方へ押さえられるので、リールポケット(20)の内部へ安定した状態で収納される。
(第一の発明のバリエーション6)
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、 前記の紐先端引き出し孔(22A)から引き出された紐先端(12)に固定されたツール(40)を覆って安定させるためのツールカバー(50)を備えることとしてもよい。
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、 前記の紐先端引き出し孔(22A)から引き出された紐先端(12)に固定されたツール(40)を覆って安定させるためのツールカバー(50)を備えることとしてもよい。
(作用)
ツールカバー(50)を設けたので、たとえば被固定体(30)である衣服が揺れるなどしても、紐先端 (12)に固定されたツール(40)を覆って、ツール(40)が揺れないように押さえて安定させる。
ツールカバー(50)を設けたので、たとえば被固定体(30)である衣服が揺れるなどしても、紐先端 (12)に固定されたツール(40)を覆って、ツール(40)が揺れないように押さえて安定させる。
(第一の発明のバリエーション7)
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、 前記のリール本体(10)において、ポケット基材(21) の内側面またはカバー部材(22)の内側面に接する面には、前記のリール出入り口(22C)から収納されたリール本体(10)が飛び出しにくくするための凹凸(13)を備えることとしてもよい。
第一の発明に係るリールポケット(20)は、以下のように形成してもよい。
すなわち、 前記のリール本体(10)において、ポケット基材(21) の内側面またはカバー部材(22)の内側面に接する面には、前記のリール出入り口(22C)から収納されたリール本体(10)が飛び出しにくくするための凹凸(13)を備えることとしてもよい。
(作用)
凹凸(13)を設けたので、リール出入り口(22C)から収納されたリール本体(10)は、ポケット基材(21)とカバー部材(22)にて凹凸(13)に沿って押さえられる。したがって、被固定体(30)が大きく揺れるなどしても、リール本体(10)がリールポケット(20)のリール出入り口(22C)から飛び出すことを防いでくれる。
凹凸(13)を設けたので、リール出入り口(22C)から収納されたリール本体(10)は、ポケット基材(21)とカバー部材(22)にて凹凸(13)に沿って押さえられる。したがって、被固定体(30)が大きく揺れるなどしても、リール本体(10)がリールポケット(20)のリール出入り口(22C)から飛び出すことを防いでくれる。
本願における第一の発明によれば、リール紐を引き出したり収納したりすることができるリール本体を、突刺ピンのような取付け具を使用することなく被服などの被固定体に固定できるリールポケットを提供することができた。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るリールポケット20は、図1および図2に示すように、例えば釣人が着用する釣り用ベスト35などの被固定体30へ固定するものである。さらに、たとえば釣人が魚釣りする際に、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用のツール40(図4参照)を前記被固定体30に吊り下げて携帯するためのリール本体10を収納するものである。前記被固定体30としては、他にカバン、クーラーボックスなどがあり、特に限定されない。
本実施形態に係るリールポケット20は、図1および図2に示すように、例えば釣人が着用する釣り用ベスト35などの被固定体30へ固定するものである。さらに、たとえば釣人が魚釣りする際に、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用のツール40(図4参照)を前記被固定体30に吊り下げて携帯するためのリール本体10を収納するものである。前記被固定体30としては、他にカバン、クーラーボックスなどがあり、特に限定されない。
リール本体10とは、リール紐11を引き出したり収納したりすることができるものである。すなわち、リール本体10の内部には、リール紐11を引き出したり収納したりする巻き取り機構を備えている。さらに、引き出したリール紐11を引き出した状態にて維持するためのロック機構も備えている。
上記の巻き取り機構としては、例えば従来技術の特許文献1で示されたピンオンリールのケーシング内部に収容されたスプールなどの従前の機構と同様のものでよい。その一例を示すと、リール紐11がスプールに巻き取られており、前記スプールはリール本体10の内部に支持軸にて回転可能に支持され、前記支持軸とスプールとの間に設けた巻きばねによって巻き戻される構造である。
上記の巻き取り機構としては、例えば従来技術の特許文献1で示されたピンオンリールのケーシング内部に収容されたスプールなどの従前の機構と同様のものでよい。その一例を示すと、リール紐11がスプールに巻き取られており、前記スプールはリール本体10の内部に支持軸にて回転可能に支持され、前記支持軸とスプールとの間に設けた巻きばねによって巻き戻される構造である。
前記リール紐11の紐先端12には作業用の道具を固定する。紐先端12とは、リール紐11を固定することで便利に用いるツール40などの道具を固定する。前記ツール40としては、たとえば魚釣り用の,鋏、カッター、フックシャープナーなどがある。 本実施形態では、前記紐先端12としては、道具を直接固定する場合の他、通常は、図2に示すようにワンタッチスナップにおけるオスメス部材のうちの一方を固定している。
前記リールポケット20は、図2に示すように、被固定体30へ固定されるポケット基材21と、前記リール本体10を出し入れするリール出入り口22Cを備えて前記ポケット基材21へ重ね合わせて固定されるカバー部材22と、を備える。すなわち、ポケット基材21とカバー部材22によってリール本体10を収納するポケットを構成する。なお、本実施形態では、前記ポケット基材21とカバー部材22は布地であるが、布地に限定されず、他の材質でもよい。
ポケット基材21は、図3に示すように、あらかじめ接着シート等の基材固定部材21Aをポケット基材21の裏面に貼り付けておくことができる。前記接着シートは、加熱することで接着機能を発生するシートが便利である。その場合、ポケット基材21を被固定体30に当ててからアイロン等を用いてポケット基材21の表面を加熱すると、前記接着シートが溶融し、ポケット基材21が被固定体30に接着することになる。
なお、前記ポケット基材21を被固定体30に固定する方法は、上記のように基材固定部材21Aを使用しなくても、ポケット基材21を被固定体30に縫付けてもよく、あるいはその他の方法であってもよく、特に限定されない。
なお、前記ポケット基材21を被固定体30に固定する方法は、上記のように基材固定部材21Aを使用しなくても、ポケット基材21を被固定体30に縫付けてもよく、あるいはその他の方法であってもよく、特に限定されない。
前記リールポケット20は、リール出入り口22Cから入れたリール本体10を収納した際に、リール紐11の紐先端12をリールポケット20から外へ引き出すための紐先端引き出し孔22Aを備えている。
前記リールポケット20は、その内部にリール保護体23を備えることができる。前記リール保護体23は、リール出入り口22Cから収納されたリール本体10におけるリール紐11の引き出し部付近をカバーするものである。また、前記リール保護体23は、リール本体10がリール紐11を巻き取る際に、紐先端12へ固定したツール40がリール本体10へ直接衝突することを防ぐ緩衝材の役割を果たす。
前記リール保護体23の一例としては、たとえば図3に示すようにゴム製の帯状体からなり、カバー部材22の両側面と底面に沿う上向きコ字形状に形成されている。さらに、前記帯状体の幅の中央に、当該帯状体の長手方向に延びるスリット23Aが設けられる。前記スリット23Aはリール紐11を通すための自在孔である。なお、スリット23Aはその長手方向に適宜間隔を介して連結部にて連結されている。前記帯状体はゴム製で弾力性があるのでスリット23Aを広げて紐先端12を通過させることによって、スリット23Aにリール紐11を通すことができる。その後、広げる力を解放すると帯状体のスリット23Aが元の状態に戻る。
また、前記リール保護体23は、前記帯状体の側縁に沿ってフランジ23Bが形成されている。
前記リール保護体23は、カバー部材22をポケット基材21へ重ね合わせて固定する時に一緒に組み入れても、あるいは、カバー部材22とポケット基材21を固定した後に、リール出入り口22Cから内部へ装着してもよい。
前記リール保護体23は、カバー部材22をポケット基材21へ重ね合わせて固定する時に一緒に組み入れても、あるいは、カバー部材22とポケット基材21を固定した後に、リール出入り口22Cから内部へ装着してもよい。
上記のリールポケット20における作用について説明する。
まず、被固定体30に対してポケット基材21を固定する。本実施形態では、ポケット基材21の裏面に、あらかじめ基材固定部材21Aである加熱式の接着シートを貼り付けている。ポケット基材21を被固定体30に当ててからアイロンを用いてポケット基材21の表面を加熱する。ポケット基材21は溶融した接着シートによって被固定体30に接着固定される。
次に、リール本体10をリール出入り口22Cから挿入すると、図4に示すようにポケット基材21とカバー部材22とに挟まれることとなる。それから、リール保護体23のスリット(自在孔)23Aを広げてリール紐11の紐先端12を通過させ、紐先端引き出し孔22Aから外に出す。その紐先端12へ、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用のツール40を固定する。
まず、被固定体30に対してポケット基材21を固定する。本実施形態では、ポケット基材21の裏面に、あらかじめ基材固定部材21Aである加熱式の接着シートを貼り付けている。ポケット基材21を被固定体30に当ててからアイロンを用いてポケット基材21の表面を加熱する。ポケット基材21は溶融した接着シートによって被固定体30に接着固定される。
次に、リール本体10をリール出入り口22Cから挿入すると、図4に示すようにポケット基材21とカバー部材22とに挟まれることとなる。それから、リール保護体23のスリット(自在孔)23Aを広げてリール紐11の紐先端12を通過させ、紐先端引き出し孔22Aから外に出す。その紐先端12へ、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用のツール40を固定する。
前記紐先端12へ固定したツール40を引っ張ると、リール本体10に収納されていたリール紐11を引き出すことができる。鋏などのツール40を操作して作業するとき、リール本体10がカバー部材22にて覆われているので邪魔にならない。また、リール本体10内にロック機構を備えていると、リール紐11がちょうど良い長さで作業が容易になる。その作業が終わったら前記ロック機構を解除し、リール紐11が再びリール本体10に巻き戻される。リール紐11が巻き戻される際に、リール保護体23が緩衝材となって前記ツール40がリール本体10へ直接衝突することを防ぐこととなる。
なお、前述した基材固定部材21Aの代わりに、ポケット基材21と固定体30とに、面ファスナーのペアを固定することも可能である。この場合、被固定体30に対して着脱が容易に行えるリールポケット20となる。
次に、いくつかの他の実施形態のリールポケットについて説明する。主に前述したリールポケット20に対して異なる点を説明し、同様の部分は説明を省略する。
図5および図6に示すように、前述したリールポケット20に対して、リール出入り口22Cからリール本体10が飛び出さないように覆うポケット蓋部材24を備えことができる。
図5および図6に示すように、前述したリールポケット20に対して、リール出入り口22Cからリール本体10が飛び出さないように覆うポケット蓋部材24を備えことができる。
ポケット蓋部材24は、カバー部材22の上方にて前記リール出入り口22Cを覆うようにして、ポケット蓋部材24の一側縁側をポケット基材21の表面に固定する。さらに、ポケット蓋部材24の他側縁側をカバー部材22に開閉可能に固定するために、面ファスナーなどの蓋固定部材24Aを設ける。すなわち、前記蓋固定部材24Aは、互いに、くっつけたり剥がしたりできる,対をなす固定部材片24Aaと固定部材片24Abとからなる。前記固定部材片24Aaはポケット蓋部材24に取り付け、前記固定部材片24Abはカバー部材22に取り付ける。
ポケット蓋部材24を設けたので、たとえば被固定体30である衣服が揺れるなどしても、リール本体10がリールポケット20のリール出入り口22Cから飛び出すことを防いでくれる。
ポケット蓋部材24を設けたので、たとえば被固定体30である衣服が揺れるなどしても、リール本体10がリールポケット20のリール出入り口22Cから飛び出すことを防いでくれる。
また、別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、前記紐先端引き出し孔22Aを複数箇所に設けることができる。たとえば、真下と左右のいずれか、あるいは、左右の両方、真上と真下、などである。
具体的には、たとえば図2、図5、図6および図7に示すようにリールポケット20の下部に位置する孔だけでなく、図において左右の横に位置する横孔22B,22Bを設けることができる。なお、横孔22Bは紐先端引き出し孔22Aと同じであるが、図では分かりやすく符号を変えている。
図8(a)では、紐先端引き出し孔22Aがリールポケット20の下部に位置している。図8(b)では横孔22Bがリールポケット20の右横に、図8(c)では横孔22Bがリールポケット20の左横に位置している。リール本体10をリール出入り口22Cから挿入する際、リール本体10から引き出されるリール紐11の紐先端12を、目的の紐先端引き出し孔22A、横孔22B,22Bの位置に合わせるようにする。
具体的には、たとえば図2、図5、図6および図7に示すようにリールポケット20の下部に位置する孔だけでなく、図において左右の横に位置する横孔22B,22Bを設けることができる。なお、横孔22Bは紐先端引き出し孔22Aと同じであるが、図では分かりやすく符号を変えている。
図8(a)では、紐先端引き出し孔22Aがリールポケット20の下部に位置している。図8(b)では横孔22Bがリールポケット20の右横に、図8(c)では横孔22Bがリールポケット20の左横に位置している。リール本体10をリール出入り口22Cから挿入する際、リール本体10から引き出されるリール紐11の紐先端12を、目的の紐先端引き出し孔22A、横孔22B,22Bの位置に合わせるようにする。
被固定体30に対するリールポケット20の固定位置によって、リール本体10のリール紐11を引き出し易い方向がある。紐先端引き出し孔22A(横孔22B,22Bを含む)を複数箇所に設けたので、紐先端引き出し孔22A,横孔22B,22Bのうちで最もリール紐11を引き出し易い箇所を選ぶことができる。
また、別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、前記紐先端引き出し孔22Aの位置を変えられるように形成してもよい。
具体的には、図9、図10および図11に示すように、カバー部材22の両側面と底面を、線状のファスナー27にて開閉可能に設け、2つ以上のスライダー27A,27Aによって開口27Cを変えられるように構成することができる。ファスナー27は、基本的には左右対のテープ状の基材に並べたエレメント27Bをスライダー27Aによって噛み合わせたり離したりして開閉するものである。本実施形態では少なくとも2つのスライダー27A,27Aを備えることによって、2つのスライダー27A,27Aの間に、前記紐先端引き出し孔22Aに該当する開口27Cを形成する。前記2つのスライダー27A,27Aを移動して前記開口27Cの位置を自在に変えることができる。
具体的には、図9、図10および図11に示すように、カバー部材22の両側面と底面を、線状のファスナー27にて開閉可能に設け、2つ以上のスライダー27A,27Aによって開口27Cを変えられるように構成することができる。ファスナー27は、基本的には左右対のテープ状の基材に並べたエレメント27Bをスライダー27Aによって噛み合わせたり離したりして開閉するものである。本実施形態では少なくとも2つのスライダー27A,27Aを備えることによって、2つのスライダー27A,27Aの間に、前記紐先端引き出し孔22Aに該当する開口27Cを形成する。前記2つのスライダー27A,27Aを移動して前記開口27Cの位置を自在に変えることができる。
図11(a)は、リール保護体23のスリット(自在孔)23Aを広げてリール紐11の紐先端12を通過させ、2つのスライダー27A,27Aの間の開口27Cから外に引き出した状態を示している。図11(b)は、リール紐11が再びリール本体10に巻き戻され、前記紐先端12がリール保護体23に付き当った状態を示している。
したがって、紐先端引き出し孔22Aに該当する開口27Cは、被固定体30に対するリールポケット20の固定位置によって、リール本体10のリール紐11を引き出し易い方向の箇所へ変えることができる。
したがって、紐先端引き出し孔22Aに該当する開口27Cは、被固定体30に対するリールポケット20の固定位置によって、リール本体10のリール紐11を引き出し易い方向の箇所へ変えることができる。
また、別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、図12〜図14に示すように、前記紐先端引き出し孔22Aあるいは前記開口27Cから引き出された紐先端12へ固定したツール40を覆って安定させるためのツールカバー50を備えることができる。なお、他は図9と同様である。
図12では、ツールカバー50が、2つのツールカバーテープ51,51を上下に並列している。各ツールカバーテープ51,51は、ツール40としての小型ハサミ41を挿入できる間隔51A,51Aを形成するように横方向の両端側をポケット基材21に固定している。
図12では、ツールカバー50が、2つのツールカバーテープ51,51を上下に並列している。各ツールカバーテープ51,51は、ツール40としての小型ハサミ41を挿入できる間隔51A,51Aを形成するように横方向の両端側をポケット基材21に固定している。
図13では、ツールカバー50は、ツールカバー部材52をポケット基材21へ重ね合わせて、ツール40としての小型ハサミ41を挿入する開口52Aを備えたポケット形状となるように固定している。
図14では、ツールカバー50は、ツールカバーシート53をポケット基材21へ重ね合わせて、ツール40としての小型ハサミ41を挿入する開口53Aを備えたポケット形状となるように面ファスナーなどのツールカバー固定部材54にて開閉可能に固定している。すなわち、前記ツールカバー固定部材54は、互いにくっつけたり剥がしたりできる,対をなす固定部材片54Aと固定部材片54Bとからなる。前記固定部材片54Aはツールカバーシート53に取り付け、前記固定部材片54Bはポケット基材21に取り付ける。
上記のようにツールカバー50を設けたので、たとえば被固定体30である衣服が揺れるなどしても、紐先端12へ固定したツール40を覆って、ツール40である例えば小型ハサミ41が揺れないように押さえて安定させる。
別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、線状のファスナー27によって、前記リール出入り口22Cを開閉可能にするとともに、前記紐先端引き出し孔22Aの位置も変えられるように形成してもよい。
具体的には、図15および図16に示すように、カバー部材26をポケット基材21へ重ね合わせて上下左右の側縁側を固定して袋状に形成する。さらに、前記カバー部材26の両側面と上面と底面とのほぼ全周あるいは全周を、線状のファスナー27にて開閉可能に設け、2つ以上のスライダー27Aによって開口27Cを変えられるように構成することができる。ファスナー27の構成は、図9のリールポケット20について説明した通りである。
具体的には、図15および図16に示すように、カバー部材26をポケット基材21へ重ね合わせて上下左右の側縁側を固定して袋状に形成する。さらに、前記カバー部材26の両側面と上面と底面とのほぼ全周あるいは全周を、線状のファスナー27にて開閉可能に設け、2つ以上のスライダー27Aによって開口27Cを変えられるように構成することができる。ファスナー27の構成は、図9のリールポケット20について説明した通りである。
2つのスライダー27A,27Aの間に開口27Cを形成する。前記2つのスライダー27A,27Aを移動して前記開口27Cの位置を自在に変えることができる。したがって、2つのスライダー27A,27Aをカバー部材26の上面に移動して上部に開口27Cを形成することによって、前記上部に開口27Cは前記リール出入り口22Cに該当する開口27Cとなる。その上部の開口27Cからリール本体10を出し入れすることができる。
リールポケット20の内部に、前述したリール保護体23とほぼ同様のリール保護体(ここでは、同符号とする)を備えることができる。異なる点は、帯状体が全周にわたって形成され、スリット(自在孔)23Aも帯状体の全周にわたって形成されている点である。 スリット23Aは、所望する箇所にリール紐11の引き出し位置を形成できるが、全周を分離してしまわないように用いる。
前記リール保護体23は、カバー部材26をポケット基材21へ重ね合わせて固定する時に一緒に組み入れても、あるいは、カバー部材26とポケット基材21を固定した後に、上記の開口27Cから内部へ装着してもよい。
前記リール保護体23は、カバー部材26をポケット基材21へ重ね合わせて固定する時に一緒に組み入れても、あるいは、カバー部材26とポケット基材21を固定した後に、上記の開口27Cから内部へ装着してもよい。
2つのスライダー27A,27Aをカバー部材26の側面あるいは底面へ移動すると、上部の開口27Cが閉じられる。さらに、2つのスライダー27A,27Aをリール本体10のリール紐11を引き出し易い位置へ移動し、紐先端引き出し孔22Aに該当する開口27Cを形成することができる。その開口27Cからリール紐11の紐先端12を通過させ外に引き出す。
また、別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、図17〜図19に示すように、前記紐先端引き出し孔22Aあるいは前記開口27Cから引き出された紐先端12へ固定したツール40を覆って安定させるためのツールカバー50を備えることができる。なお、他は図15と同様である。また、上記のツールカバー50については、前述した図12〜図14におけるツールカバー50と同様であるので、詳しい説明は省略する。
図17のツールカバー50は、図12におけるツールカバー50と同様である。
図18のツールカバー50は、図13におけるツールカバー50と同様である。
図19のツールカバー50は、図14におけるツールカバー50と同様である。
図17のツールカバー50は、図12におけるツールカバー50と同様である。
図18のツールカバー50は、図13におけるツールカバー50と同様である。
図19のツールカバー50は、図14におけるツールカバー50と同様である。
また、別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、前記リール出入り口22Cから収納されたリール本体10が安定するように、リール本体10を押さえる押さえ部材25を備えることができる。他は図2とほぼ同様である。
具体的には、たとえば図20に示すようにリールポケット20は、被固定体30へ固定されるポケット基材21と、前記リール本体10を出し入れするリール出入り口22Cを備えて前記ポケット基材21へ重ね合わせて固定されるカバー部材22と、を備える。 さらに、リール出入り口22Cから入れたリール本体10を収納した際に、リール紐11の紐先端12をリールポケット20から外へ引き出すための紐先端引き出し孔22Aを備えている。
前記押さえ部材25は、リール出入り口22Cの幅のほぼ中央に位置して、当該リール出入り口22Cの長手方向に向けて延びたゴム製の棒状体である。押さえ部材25は、張力を有するように前記棒状体の両端がカバー部材22の側面に固定されている。
具体的には、たとえば図20に示すようにリールポケット20は、被固定体30へ固定されるポケット基材21と、前記リール本体10を出し入れするリール出入り口22Cを備えて前記ポケット基材21へ重ね合わせて固定されるカバー部材22と、を備える。 さらに、リール出入り口22Cから入れたリール本体10を収納した際に、リール紐11の紐先端12をリールポケット20から外へ引き出すための紐先端引き出し孔22Aを備えている。
前記押さえ部材25は、リール出入り口22Cの幅のほぼ中央に位置して、当該リール出入り口22Cの長手方向に向けて延びたゴム製の棒状体である。押さえ部材25は、張力を有するように前記棒状体の両端がカバー部材22の側面に固定されている。
リール本体10をリール出入り口22Cから挿入するには、押さえ部材25を伸ばして図20(a)から図20(b)の状態となるように内部へ挿入する。リール本体10はポケット基材21とカバー部材22とに挟まれ、上部は押さえ部材25にて押さえられるので安定する。リール本体10におけるリール紐11の紐先端12を紐先端引き出し孔22Aから外に引き出す。
押さえ部材25を設けたので、図20(c)に示すように、たとえば被固定体30が上下に揺れるなどしても、リール本体10がリールポケット20のリール出入り口22Cから飛び出すことを防いでくれる。また、リール本体10が押さえ部材25によって下方へ押さえられるので、リールポケット20の内部へ安定した状態で収納される。
押さえ部材25を設けたので、図20(c)に示すように、たとえば被固定体30が上下に揺れるなどしても、リール本体10がリールポケット20のリール出入り口22Cから飛び出すことを防いでくれる。また、リール本体10が押さえ部材25によって下方へ押さえられるので、リールポケット20の内部へ安定した状態で収納される。
別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、図21(a)に示すように、前記リール本体10は、ポケット基材21の内側面またはカバー部材22の内側面に接する面に、リール出入り口22Cから収納されたリール本体10が飛び出しにくくするための凹凸13を備えてもよい。
リール本体10をリール出入り口22Cから挿入すると、リール本体10はポケット基材21とカバー部材22とに挟まれる。このとき、図21(b)に示すように、ポケット基材21の内側面またはカバー部材22の内側面が、前記凹凸13に沿ってリール本体10が飛び出しにくくなる。
リール本体10に凹凸13を設けたことによって、図21(c)に示すように、たとえば被固定体30が大きく揺れるなどしても、リール本体10がリールポケット20のリール出入り口22Cから飛び出すことを防いでくれる。
リール本体10をリール出入り口22Cから挿入すると、リール本体10はポケット基材21とカバー部材22とに挟まれる。このとき、図21(b)に示すように、ポケット基材21の内側面またはカバー部材22の内側面が、前記凹凸13に沿ってリール本体10が飛び出しにくくなる。
リール本体10に凹凸13を設けたことによって、図21(c)に示すように、たとえば被固定体30が大きく揺れるなどしても、リール本体10がリールポケット20のリール出入り口22Cから飛び出すことを防いでくれる。
別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、ポケット内部に複数のリール本体10を収納するように形成してもよい。
具体的には、図22に示すように、カバー部材22をポケット基材21へ重ね合わせて固定する際、たとえば3つのリール本体10を出し入れできるように、カバー部材22とポケット基材21の間に2つの仕切り部材22Dを設ける。リールポケット20の上部には3つのリール出入り口22Cが形成される。しかも、各ポケットには、収納したリール本体10からのリール紐11の紐先端12を外へ引き出すための紐先端引き出し孔22A(横孔22Bを含む)を複数箇所に設ける。本実施形態では、真下と左右の両方に備えている。
具体的には、図22に示すように、カバー部材22をポケット基材21へ重ね合わせて固定する際、たとえば3つのリール本体10を出し入れできるように、カバー部材22とポケット基材21の間に2つの仕切り部材22Dを設ける。リールポケット20の上部には3つのリール出入り口22Cが形成される。しかも、各ポケットには、収納したリール本体10からのリール紐11の紐先端12を外へ引き出すための紐先端引き出し孔22A(横孔22Bを含む)を複数箇所に設ける。本実施形態では、真下と左右の両方に備えている。
3つのポケットには、3つのリール本体10を互いに異なる位置の紐先端引き出し孔22A(または横孔22B)からリール紐11の紐先端12を引き出すように収納することができる。例えば図22に示すように、ポケット基材21に近いポケットには、リール紐11の紐先端12を真下の紐先端引き出し孔22Aから引き出すように一つ目のリール本体10を収納する。その手前のポケットには、左横の横孔22B(紐先端引き出し孔22A)から引き出すように二つ目のリール本体10を収納し、さらに手前のポケットには、右横の横孔22B(紐先端引き出し孔22A)から引き出すように三つ目のリール本体10を収納する。
図23では、リール本体10の平面形状を角のない正方形とした場合、そのリール本体の形状に合わせてリールポケット20を形成している。
この場合、リール紐11の紐先端12を、図23(a)に示す下方向、図23(b)に示す右、図23(c)に示す左方向のいずれから出しても、リール本体10がリールポケット20に対して、きっちりと収まることになる。
この場合、リール紐11の紐先端12を、図23(a)に示す下方向、図23(b)に示す右、図23(c)に示す左方向のいずれから出しても、リール本体10がリールポケット20に対して、きっちりと収まることになる。
以上のように記載した各実施形態のリールポケット20は、前述したようにいろいろな被固定体30に取り付けることができるので、被固定体30は特に限定されない。
図24では、いくつかの被固定体30を例として示している。図24(a)の被固定体30は、釣人が魚釣り時に使用するゴム製の前掛け31である。図24(b)の被固定体30は、一般の作業に使用する作業衣服32である。
図24では、いくつかの被固定体30を例として示している。図24(a)の被固定体30は、釣人が魚釣り時に使用するゴム製の前掛け31である。図24(b)の被固定体30は、一般の作業に使用する作業衣服32である。
図24(c)の被固定体30はヘルメット33であり、そのヘルメット33の側面にリールポケット20を固定している。たとえば釣人が夜釣りをする際、前記リールポケット20のリール紐11の紐先端12へ懐中電灯を固定することができる。一般的に、夜釣りにはヘルメットに懐中電灯を固定するが、光の当て具合によっては釣れなくなるので神経を使う。実際、懐中電灯を固定したヘルメットでは、視線方向と光線方向を変えることは難しい。そこで、リールポケット20を使用して懐中電灯を常時、使い易い状態にしておくなら、便利であり効果的である。
図25および図26では、被固定体30は、釣人が魚釣り時に使用するウェーダー34(釣り用長靴)である。図では、穿いた時に胸までの長さがあるタイプであり、リールポケット20をウェーダー34の背の箇所に固定している。前記リールポケット20に収納したリール本体10から引き出したリール紐11の紐先端12へ釣用ランディングネット42を固定している。図25では、図20に示すようなリールポケット20を図示している。
図26では、図15に示すようなリールポケット20を図示している。なお、上記のリールポケット20は一例を示すものであり、他のリールポケット20を適用できる。
釣用ランディングネット42は、魚がかかった時に直ぐに必要とするが、不要の時は大きいので邪魔になる。しかし、図25および図26に示すように背中のリールポケット20に収納したリール本体10から引き出したリール紐11は、釣人の肩に掛けて前記釣用ランディングネット42を釣人の前面にぶら下げることができる。邪魔にならず、魚がかかった時に直ぐにリール紐11を引き出して使用できる。
図27(a)では、被固定体30は、釣人が着用する釣り用ベスト35で、そのフロント側に幾つもの小物入れ用ポケットを備えている。リールポケット20を釣り用ベスト35における襟の後ろの内側に固定している。前記リールポケット20に収納したリール本体10から引き出したリール紐11の紐先端12へ帽子43を固定している。
図27(b)では、図5に示すようなリールポケット20においてポケット蓋部材24のほぼ中央に紐先端引き出し孔24Cを設けたものを図示している。図27(c)では、図2に示すようなリールポケット20においてリール出入り口22Cを開閉可能とするために面ファスナーなどの蓋用固定部材22Eを設けている。前記蓋用固定部材22Eは、図6で示したように互いにくっつけたり剥がしたりできる,一対の固定部材片からなる。なお、上記のリールポケット20は一例を示すものであり、各種のリールポケット20を適用できる。
釣り場では突風が吹く場合があるので、帽子43が飛ばされることがある。しかし、リール紐11の紐先端12へ帽子43を固定しているので、飛ばされても大丈夫である。
釣り場では突風が吹く場合があるので、帽子43が飛ばされることがある。しかし、リール紐11の紐先端12へ帽子43を固定しているので、飛ばされても大丈夫である。
図28(a)では、被固定体30は、釣人が着用する釣り用ベスト35で、そのフロント側に幾つもの小物入れ用ポケットを備えている。リールポケット20を釣り用ベスト35におけるフロント側の任意の箇所に固定している。
図28(b)および図28(c)では、釣り用ベスト35におけるフロント側の裏面にリールポケット20を固定し、前記リールポケット20のリール出入り口22Cが、前記釣り用ベスト35に形成したポケット用開口35Aに連通している。すなわち、前記釣り用ベスト35にポケット用開口35Aを形成し、そのポケット用開口35Aとリール出入り口22Cを連通するようにしてリールポケット20を釣り用ベスト35の裏側に固定する。
図28(b)および図28(c)では、釣り用ベスト35におけるフロント側の裏面にリールポケット20を固定し、前記リールポケット20のリール出入り口22Cが、前記釣り用ベスト35に形成したポケット用開口35Aに連通している。すなわち、前記釣り用ベスト35にポケット用開口35Aを形成し、そのポケット用開口35Aとリール出入り口22Cを連通するようにしてリールポケット20を釣り用ベスト35の裏側に固定する。
図29(a)では、被固定体30は、釣人が着用する釣り用ベスト35で、そのフロント側の裏面に、リールポケット20を固定している。
詳しく説明すると、図29(b)に示すように前記リールポケット20における紐先端引き出し孔22Aに近い場所に、釣り用ベスト35のフロント側の表裏面に連通する貫通孔部35Bを形成する。さらに、前記貫通孔部35Bの下方位置に、図12〜図14に示すようなツールカバー50を釣り用ベスト35のフロント側の表面に形成している。図29は図14に示すツールカバー50と同様である。
詳しく説明すると、図29(b)に示すように前記リールポケット20における紐先端引き出し孔22Aに近い場所に、釣り用ベスト35のフロント側の表裏面に連通する貫通孔部35Bを形成する。さらに、前記貫通孔部35Bの下方位置に、図12〜図14に示すようなツールカバー50を釣り用ベスト35のフロント側の表面に形成している。図29は図14に示すツールカバー50と同様である。
前記リールポケット20に収納したリール本体10から引き出したリール紐11の紐先端12を、前記貫通孔部35Bに通過させて釣り用ベスト35のフロント側の表面に出す。紐先端12へツール40としての小型ハサミ41を固定している。
上記のようにツールカバー50を設けたので、たとえば被固定体30である衣服が揺れるなどしても、紐先端12へ固定したツール40を覆って、ツール40である例えば小型ハサミ41が揺れないように押さえて安定させる。
上記のようにツールカバー50を設けたので、たとえば被固定体30である衣服が揺れるなどしても、紐先端12へ固定したツール40を覆って、ツール40である例えば小型ハサミ41が揺れないように押さえて安定させる。
図30では、被固定体30は、釣人が魚釣り時に使用するクーラーボックス36であり、リールポケット20を前記クーラーボックス36の側面に固定している。図30では、図15に示すようなリールポケット20を図示している。上記のリールポケット20は一例を示すものであり、他のリールポケット20を適用できる。
別の実施形態としては、前述したリールポケット20に対して、各構成部材の材質を樹脂などの硬質素材にすることができる。基本的な構成は前述した各種のリールポケット20と同様である。
具体的には、図31および図32に示すように、被固定体30へ取付け固定されるポケット基材21と、リール本体10を出し入れするリール出入り口22Cを備えて前記ポケット基材21へ接着剤等で固定されるカバー部材22と、を備える。ポケット基材21は、たとえば釣人のベルト38に引っ掛けるための掛け具28を備えている。
具体的には、図31および図32に示すように、被固定体30へ取付け固定されるポケット基材21と、リール本体10を出し入れするリール出入り口22Cを備えて前記ポケット基材21へ接着剤等で固定されるカバー部材22と、を備える。ポケット基材21は、たとえば釣人のベルト38に引っ掛けるための掛け具28を備えている。
前記リールポケット20は、リール出入り口22Cから入れたリール本体10を収納した際に、リール紐11の紐先端12をリールポケット20から外へ引き出すための紐先端引き出し孔22Aを備えている。
また、リール出入り口22Cからリール本体10が飛び出さないように覆うポケット蓋部材24を備えることができる。前記ポケット蓋部材24は、カバー部材22の上方にて前記リール出入り口22Cを覆うようにして、ヒンジ24Bを介してポケット基材21の表面に固定する。
また、リール出入り口22Cからリール本体10が飛び出さないように覆うポケット蓋部材24を備えることができる。前記ポケット蓋部材24は、カバー部材22の上方にて前記リール出入り口22Cを覆うようにして、ヒンジ24Bを介してポケット基材21の表面に固定する。
上記の樹脂製のリールポケット20に対しても、前述した図9に示すリールポケット20のように、カバー部材22の両側面と底面を、線状のファスナー27にて開閉可能に設け、2つ以上のスライダー27Aによって開口27Cを変えられるように構成することができる。図31では、上記の線状のファスナー27を設けた樹脂製のリールポケット20を図示している。
リール本体10をリール出入り口22Cから挿入すると、ポケット基材21とカバー部材22とに挟まれることとなる。それから、リール紐11の紐先端12を紐先端引き出し孔22A、あるいは2つのスライダー27A,27Aの間に形成した開口27Cから外に出す。
上記の紐先端12へ、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用のツール40を固定することができるが、図33に示すように水面に浮かぶ魚釣り用曳舟44を固定することもできる。
上記の紐先端12へ、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用のツール40を固定することができるが、図33に示すように水面に浮かぶ魚釣り用曳舟44を固定することもできる。
別の実施形態としては、図34に示すように構成することができる。すなわち、前述した図31に示す樹脂製のリールポケット20に対して、前述した図15および図16に示すリールポケット20のように、カバー部材26をポケット基材21へ接着剤等で固定してポケットに形成している。
さらに、前記カバー部材26の両側面と上面と底面とのほぼ全周あるいは全周を、線状のファスナー27にて開閉可能に設け、2つ以上のスライダー27Aによって開口27Cを変えられるように構成する。図34では、上記の線状のファスナー27を設けた樹脂製のリールポケット20を図示している。他は、図31に示す樹脂製のリールポケット20と同様である。
さらに、前記カバー部材26の両側面と上面と底面とのほぼ全周あるいは全周を、線状のファスナー27にて開閉可能に設け、2つ以上のスライダー27Aによって開口27Cを変えられるように構成する。図34では、上記の線状のファスナー27を設けた樹脂製のリールポケット20を図示している。他は、図31に示す樹脂製のリールポケット20と同様である。
この実施形態の作用は、前述した図15および図16に示すリールポケット20の場合とほぼ同様である。すなわち、2つのスライダー27A,27Aの間に、前記紐先端引き出し孔22Aに該当する開口27Cを形成する。前記2つのスライダー27A,27Aを移動して前記開口27Cの位置を自在に変えることができる。
したがって、2つのスライダー27A,27Aをカバー部材26の上面に移動して上部に開口27Cを形成することによって、前記上部に開口27Cは前記リール出入り口22Cに該当する開口27Cとなる。その上部の開口27Cからリール本体10を出し入れすることができる。
したがって、2つのスライダー27A,27Aをカバー部材26の上面に移動して上部に開口27Cを形成することによって、前記上部に開口27Cは前記リール出入り口22Cに該当する開口27Cとなる。その上部の開口27Cからリール本体10を出し入れすることができる。
2つのスライダー27A,27Aをカバー部材26の側面あるいは底面へ移動すると、上部の開口27Cが閉じられる。さらに、2つのスライダー27A,27Aをリール本体10のリール紐11を引き出し易い位置へ移動し、紐先端引き出し孔22Aに該当する開口27Cを形成することができる。その開口27Cからリール紐11の紐先端12を通過させ外に引き出す。
上記の紐先端12へ、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用のツール40を固定することができるが、図35に示すように水面に浮かぶ魚釣り用曳舟44を固定することもできる。
上記の紐先端12へ、鋏、カッター、フックシャープナーなどの魚釣り用のツール40を固定することができるが、図35に示すように水面に浮かぶ魚釣り用曳舟44を固定することもできる。
以上のように記載した各実施形態のリールポケット20は、主に釣人が魚釣り時に使用する種々の被固定体30について説明したが、特に限定されないので、他の種類の被固定体30についてもいくらか説明する。
図36(a)では、背広37のフロント側の裏面に、リールポケット20を固定している。詳しく説明すると、図36(b)に示すように前記背広37における表面の胸ポケット37Aの内部に連通する貫通孔部37Bを形成する。前記リールポケット20は、その紐先端引き出し孔22Aが前記貫通孔部37Bに近い場所に位置するように固定している。
図36(a)では、背広37のフロント側の裏面に、リールポケット20を固定している。詳しく説明すると、図36(b)に示すように前記背広37における表面の胸ポケット37Aの内部に連通する貫通孔部37Bを形成する。前記リールポケット20は、その紐先端引き出し孔22Aが前記貫通孔部37Bに近い場所に位置するように固定している。
前記リールポケット20に収納したリール本体10から引き出したリール紐11の紐先端12を、前記貫通孔部37Bに通過させて背広37のフロント側の胸ポケット37Aの内部から外に出す。そして、紐先端12へ道具としてのたとえば携帯電話45を固定する。その携帯電話45は前記胸ポケット37Aへ収納しておく。
携帯電話45を使用する時は、胸ポケット37Aから携帯電話45を取り出し、リール紐11を引き出す。携帯電話45を胸ポケット37Aへ戻す場合、リール紐11がリール本体10へ巻き戻されることになる。したがって、リール紐11は必要な時に延びてくるが、不要な時は戻されるので、邪魔にならない。しかも、姿勢を変えたために携帯電話45が胸ポケット37Aから出てきても、リール紐11の先端に固定されているので、落下することを防止できる。
携帯電話45を使用する時は、胸ポケット37Aから携帯電話45を取り出し、リール紐11を引き出す。携帯電話45を胸ポケット37Aへ戻す場合、リール紐11がリール本体10へ巻き戻されることになる。したがって、リール紐11は必要な時に延びてくるが、不要な時は戻されるので、邪魔にならない。しかも、姿勢を変えたために携帯電話45が胸ポケット37Aから出てきても、リール紐11の先端に固定されているので、落下することを防止できる。
図37では、たとえばペンチ、モンキーレンチ、ドライバーなどの複数の工具を収納するための腰袋46を示している。前記腰袋46は、作業効率を良くするために腰ベルト38にさげて使用する。前記腰袋46は、腰ベルト38にさげるポケット基材21の上部に、複数のリールポケット20を形成するカバー部材22を固定している。さらに、前記ポケット基材21の下部に、工具を収納するためのツールカバー50を備えている。図37のツールカバー50は図14の場合と同様である。
図37の腰袋46では、カバー部材22をポケット基材21へ重ね合わせて、3つのリールポケット20を形成する。さらに、ツールカバーシート53をポケット基材21へ重ね合わせて、各リールポケット20に対応する3つのツールカバー50を形成している。本実施形態では前記ポケット基材21を布地とし、カバー部材22およびツールカバー50をポケット基材21に縫付けて固定している。
上記の3つのリールポケット20にリール本体10をリール出入り口22Cから挿入し、リール本体10から引き出されるリール紐11の紐先端12を、下部の紐先端引き出し孔22Aから下方へ引き出す。前記各紐先端12へ各種工具を固定し、各種工具はそれぞれ対応する各ツールカバー50へ収納する。
上記の3つのリールポケット20にリール本体10をリール出入り口22Cから挿入し、リール本体10から引き出されるリール紐11の紐先端12を、下部の紐先端引き出し孔22Aから下方へ引き出す。前記各紐先端12へ各種工具を固定し、各種工具はそれぞれ対応する各ツールカバー50へ収納する。
図38では、クーラーボックス36にリールポケット20を固定し、そのリール
ポケット20へ収納したリール本体10から引き出されたリール紐11を、釣り竿
48に連結した場合を示している。
そうすることにより、魚が針掛かりした衝撃によって、釣り竿48が釣り竿フォル
ダ36Aから外れた場合においても、リール紐11によって連結されたクーラーボ
ックスが重りとなり、釣り竿48が海に引き込まれることを防止する。
ポケット20へ収納したリール本体10から引き出されたリール紐11を、釣り竿
48に連結した場合を示している。
そうすることにより、魚が針掛かりした衝撃によって、釣り竿48が釣り竿フォル
ダ36Aから外れた場合においても、リール紐11によって連結されたクーラーボ
ックスが重りとなり、釣り竿48が海に引き込まれることを防止する。
図39および図40は、携帯電話ケース47のような小物入れの内側にリールポケット20を固定した場合を示している。そのリールポケット20へ収納したリール本体10およびリール紐11などによって、その小物入れに入れたツール(この図では携帯電話45)が落下したり紛失したりすることを防止するような使い方となる。
なお、リールポケット20は、携帯電話ケース47の内側に固定した例を図示したが、携帯電話ケース47の外側に固定しても良い。更に、ポケット基材21を省略して、携帯電話ケース47を構成している部材に直接縫いつけるなどしても良い。
なお、リールポケット20は、携帯電話ケース47の内側に固定した例を図示したが、携帯電話ケース47の外側に固定しても良い。更に、ポケット基材21を省略して、携帯電話ケース47を構成している部材に直接縫いつけるなどしても良い。
本発明は、釣具、釣用備品の製造業、釣具、釣用備品のレンタル業などのレジャー産業、服飾産業において利用可能性を有する。
10;リール本体 11;リール紐
12;紐先端 13;凹凸
20;リールポケット
21;ポケット基材 21A;基材固定部材
22;カバー部材 22A;紐先端引き出し孔
22B;横孔 22C;リール出入口
22D;仕切り部材 22E;蓋用固定部材
23;リール保護体 23A;スリット(自在孔)
23B;フランジ
24;ポケット蓋部材 24A;蓋固定部材
24Aa;固定部材片 24Ab;固定部材片
24B;ヒンジ 24C;紐先端引き出し孔
25;押さえ部材 26;カバー部材
27;ファスナー 27A;スライダー
27B;エレメント 27C;開口
28;掛け具
30;被固定体(服、鞄、クーラーボックス)
31;ゴム製の前掛け 32;作業衣服
33;ヘルメット 34;ウェーダー(釣り用長靴)
35;釣り用ベスト 35A;ポケット用開口
35B;貫通孔部
36;クーラーボックス 36A;釣り竿フォルダ
37;背広 37A;胸ポケット
37B;貫通孔部
38;ベルト
40;ツール(ハサミ、工具) 41;小型ハサミ
42;釣用ランディングネット 43;帽子
44;魚釣り用曳舟 45;携帯電話
46;腰袋 47;携帯電話ケース
48;釣り竿
50;ツールカバー
51;ツールカバーテープ 51A;間隔
52;ツールカバー部材 52A;開口
53;ツールカバーシート 53A;開口
54;ツールカバー固定部材 54A;固定部材片
54B;固定部材片
12;紐先端 13;凹凸
20;リールポケット
21;ポケット基材 21A;基材固定部材
22;カバー部材 22A;紐先端引き出し孔
22B;横孔 22C;リール出入口
22D;仕切り部材 22E;蓋用固定部材
23;リール保護体 23A;スリット(自在孔)
23B;フランジ
24;ポケット蓋部材 24A;蓋固定部材
24Aa;固定部材片 24Ab;固定部材片
24B;ヒンジ 24C;紐先端引き出し孔
25;押さえ部材 26;カバー部材
27;ファスナー 27A;スライダー
27B;エレメント 27C;開口
28;掛け具
30;被固定体(服、鞄、クーラーボックス)
31;ゴム製の前掛け 32;作業衣服
33;ヘルメット 34;ウェーダー(釣り用長靴)
35;釣り用ベスト 35A;ポケット用開口
35B;貫通孔部
36;クーラーボックス 36A;釣り竿フォルダ
37;背広 37A;胸ポケット
37B;貫通孔部
38;ベルト
40;ツール(ハサミ、工具) 41;小型ハサミ
42;釣用ランディングネット 43;帽子
44;魚釣り用曳舟 45;携帯電話
46;腰袋 47;携帯電話ケース
48;釣り竿
50;ツールカバー
51;ツールカバーテープ 51A;間隔
52;ツールカバー部材 52A;開口
53;ツールカバーシート 53A;開口
54;ツールカバー固定部材 54A;固定部材片
54B;固定部材片
Claims (8)
- リール紐を引き出したり収納したりすることができるリール本体を収納するリールポケットであって、
被固定体へ固定されるポケット基材と、
前記のリール本体を出し入れするリール出入り口を備えて前記のポケット基材へ重ね合わせて固定されるカバー部材と、を備え、
前記のリール出入り口から入れた前記のリール本体を収納した際に前記のリール紐の紐先端をリールポケットから外へ引き出す紐先端引き出し孔を備えたリールポケット。 - 前記のリール出入り口から収納されたリール本体におけるリール紐の引き出し部付近をカバーするリール保護体を備えた請求項1に記載のリールポケット。
- 前記のリール出入り口からリール本体が飛び出さないように覆う蓋部材を備えた請求項1または請求項2のいずれかに記載のリールポケット。
- 前記の紐先端引き出し孔の位置を変えられるように形成した請求項1から請求項3のいずれかに記載のリールポケット。
- 前記の紐先端引き出し孔を複数備えた請求項1から請求項4のいずれかに記載のリールポケット。
- 前記のリール出入り口から収納されたリール本体が安定するように、リール本体を押さえる押さえ部材を備えた請求項1から請求項5のいずれかに記載のリールポケット。
- 前記の紐先端引き出し孔から引き出された紐先端に固定されたツールを覆って安定させるためのツールカバーを備えた請求項1から請求項6のいずれかに記載のリールポケット。
- 前記のリール本体において、ポケット基材の内側面またはカバー部材の内側面に接する面には、前記のリール出入り口から収納されたリール本体が飛び出しにくくするための凹凸を備えた請求項1から請求項7のいずれかに記載のリールポケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012239679A JP2014087303A (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | リールポケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012239679A JP2014087303A (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | リールポケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014087303A true JP2014087303A (ja) | 2014-05-15 |
Family
ID=50789861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012239679A Pending JP2014087303A (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | リールポケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014087303A (ja) |
-
2012
- 2012-10-30 JP JP2012239679A patent/JP2014087303A/ja active Pending
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