JP2004160634A - 産業ロボット - Google Patents
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Abstract
【課題】ロボットの支持構造の鋳造による製造が非常に簡単になるとともに、これに続く生産および組み立ての作業も簡単になる産業ロボットを提供する。
【解決手段】支持構造(3)を中心に回動して、ロボットのアーム(5)を駆動するモータを補助する役割を果たす平衡シリンダ(13)を設けた産業ロボットである。平衡シリンダ(13)は、単一の回動支持部によって支持構造に片持ち梁状態で支持されている。前記回動支持部は、シリンダの軸に直交する回動軸を有し、平衡シリンダ(13)の本体の一側面に設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】支持構造(3)を中心に回動して、ロボットのアーム(5)を駆動するモータを補助する役割を果たす平衡シリンダ(13)を設けた産業ロボットである。平衡シリンダ(13)は、単一の回動支持部によって支持構造に片持ち梁状態で支持されている。前記回動支持部は、シリンダの軸に直交する回動軸を有し、平衡シリンダ(13)の本体の一側面に設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、支持構造に対して回動する少なくとも1つのアームと、前記支持構造に回動可能に取り付けられるとともに前記回動アームに接続される平衡装置とを備えたタイプの産業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述したタイプのロボットでは、前記平衡装置は、アームの回動を制御するモータと協働するために使用され、特にアームに作用する重量が回動軸に対して大きな幾何学的な腕長(arm)を与える位置にアームがあるときに、モータにかかる高いトルクを低減することができる。
【0003】
一般に、前記装置は、シリンダの軸と直交する軸を中心に前記支持構造上で回動するように取り付けられる円筒状本体と、前記円筒状本体内にスライド可能で、シリンダ内に設けた弾性手段によって端部位置に向かって付勢されるように設けられたピストンと、前記ピストンに接続されるとともに前記シリンダから外部に延びる軸とを有する平衡シリンダである。前記軸の外側端部は、前記アームの回動軸から離れて位置する領域(area)で前記回動アームに回動可能に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ロボットの回動アームが制御モータにとってより過酷な条件の位置にきたとき、結果としてロボットのアームの回動軸に作用するトルクの少なくとも一部を担うことになる平衡シリンダの内部に設けた弾性手段に負荷がかかることになる。
【0005】
これまで生産されてきた上述したタイプのロボットでは、平衡シリンダの本体は、シリンダの2つの側面に設けた一対の支柱(fulcra)によって、シリンダの軸と直交する軸を中心に回動するように支持されている。
【0006】
本発明の目的は、平衡装置の回動支持部の問題に関する新しい解決策を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は、上述したすべての特徴を有する産業ロボットにおいて、前記平衡装置が、前記平衡装置の一側面に設けた単一の回動支持部によって、前記支持構造上に片持ち梁状態で支持されていることを特徴とするものである。
【0008】
上記解決手段は、前記アームおよび前記平衡装置を支持する構造(この構造は、通常、鋳造によって得られる。)の具現化をより簡単にすることができ、さらに、前記構造の製作を簡単にできるとともに、組み立て作業も簡単にできる。また、上記構造および配置は、公知のロボットに対して本発明のロボットにおける視覚的に明らかな相違を生じさせるもので、その目標はスタイルの観点からも独創性を与えることにある。
【0009】
本発明のさらなる特徴および利点は、純粋に非制限的例示の方法で与えられた添付図面を参照しての説明からより明らかになるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1において、参照符号1は、産業ロボット1の全体を示す。この産業ロボット1は、ベース2と、垂直方向を有する第1軸4を中心にベース2上で回転可能に取り付けられた柱状部材(column)3と、柱状部材3によって構成される支持構造上で第2軸6を中心に、かつ、水平方向に回動(oscillates)可能に取り付けられたアーム5と、水平方向に設定されている第3軸8を中心にアーム5上で回動するように取り付けられた前部アーム7とを備えている。前記アーム5はさらに、結果としてロボットの動作の第4軸を構成するそれの軸9を中心に回転できる可能性を有している。アーム7の端部には、リスト(wrist)10が互いに直交する2本の軸11,12を中心に回転可能に設けられている。公知技術によれば、ロボットの各可動部分の動作は、ギヤ減速機(図示せず)を有する電気モータ(図示せず)によって制御される。
【0011】
ロボットの第2軸6を中心とするアーム5の回転を生じさせるモータにかかるトルクを減少させるために、前記アーム5には、柱状部材3で構成される支持構造上でシリンダ軸15に直交する軸14を中心に回動可能に取り付けられた平衡シリンダ13が設けられている。
【0012】
図4,5を参照すると、シリンダ13は円筒状本体16を有する。円筒状本体16は、好ましい実施形態では、回転楕円面状(spheroidal)の鋳鉄の形状に鋳造することにより得られ、その一端部が円筒状本体16とともに単一片に鋳造されてつくられた第1蓋部17によって閉じられるとともに、反対の端部がそこに固定された第2蓋部18によって閉じられている。シリンダ13の内部には、ピストン19がスライド可能に設けられている。ピストン19は、らせんスプリング20によって前記蓋部18に隣接する端部位置に向かって付勢されている。ピストン19には、軸21が接続されている。軸21は、前記蓋部17を貫通してスライド可能にガイドされるとともに、シリンダ13の外部に延びた端部22を有している。前記軸21の端部22は、アーム5の回動軸6から離れて位置する軸23を中心に回動するようにアーム5に対して接続されている(図2,3参照)。
【0013】
図2,3は、2つの極限位置にあるアーム5を図示する。アーム5は、前記2つの極限位置のうちの1つにおける平衡シリンダ13との干渉を防止するため、わずかに湾曲した全体形状を有している。これらの位置において、アーム5の末端部に作用する重量は、回動軸6に関する大きな幾何学的な腕長を有する(このことは、アーム5の回転を制御する駆動モータに高いトルクをかけることになる)。図2,3に示されるように、平衡シリンダ13は、軸21が引き出されてスプリング20が圧縮されている状態にある。その結果、図2,3に示される極限位置の両方で、スプリング20が軸21をシリンダ13内に引き戻そうとし、これによりアーム5に作用する重量に対して抵抗トルクを当てるように電気駆動モータの動作と協働することになる。図示される2つの極限位置の間にあるアーム5のいかなる位置においても、平衡シリンダ13はそれ自身を図2,3に示される2つの位置の間にある中間角度位置に設定し、その結果、軸21はシリンダ13のさらに内側に設定される。アーム5がほぼ垂直方向に延びている図1の休止状態(resting situation)では、回動軸6、軸21の回動軸23および平衡シリンダ13の回動軸14は1つの同一水平面内にほぼそろっており(図1)、これにより軸21は図4に示される完全に引っ込んだ状態になる。
【0014】
上述したように本発明によれば、平衡シリンダ13は、シリンダの本体の一側面に設けられた単一の回動支持部(oscillating support)24によって、柱状部材3で構成される支持構造上に片持ち梁状態で支持されている。このことは、平衡シリンダがその本体の2つの側面に設けられた2つの支柱上に回動可能に取り付けられている従来技術のロボットから本発明のロボットを区別するものである。
【0015】
図4を再び参照すると、シリンダ13の本体に接続されている横向き円柱状シャフト25は、ブッシュ26内のころがりベアリングによって回動可能に取り付けられており、前記ブッシュ26は柱状部材3で構成される支持構造にネジにより固定されるようになっている。
【0016】
平衡シリンダの上述した構造によれば、単一の回動支持部24をその一側面だけに設けたことで、ロボットの柱状部材3の本体の鋳造による製造が非常に簡単になるとともに、これに続く生産および組み立ての作業も簡単になる。
【0017】
また、上記構造配置は、これまでに作られたロボットとは異なる美学的に独創的な外観を与える。
【0018】
勿論、本発明の本質を損なうことなく、かつ、本発明の範囲から逸脱することなしに、構造および形態の詳細は、単に例示の方法で説明および図示したものに関して広く変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボットの好適な実施形態の概略図。
【図2】本発明のロボットの一部を形成する平衡シリンダが連結されている回動アームの2つの極限位置の一方を示す、本発明のロボットの部分斜視図。
【図3】本発明のロボットの一部を形成する平衡シリンダが連結されている回動アームの2つの極限位置の他方を示す、本発明のロボットの部分斜視図。
【図4】本発明のロボットの一部を形成する平衡シリンダの断面図。
【図5】本発明のロボットの一部を形成する平衡シリンダの斜視図。
【符号の説明】
1…産業ロボット、2…ベース、3…柱状部材、4…第1軸、5…アーム、6…第2軸、7…前部アーム、8…第3軸、9…軸、10…リスト、11,12…軸、13…シリンダ、14…軸、15…シリンダ軸、16…円筒状本体、17…第1蓋部、18…第2蓋部、19…ピストン、20…らせんスプリング、21…軸、22…端部、23…軸、24…回動支持部、25…円柱状シャフト、26…ブッシュ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、支持構造に対して回動する少なくとも1つのアームと、前記支持構造に回動可能に取り付けられるとともに前記回動アームに接続される平衡装置とを備えたタイプの産業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述したタイプのロボットでは、前記平衡装置は、アームの回動を制御するモータと協働するために使用され、特にアームに作用する重量が回動軸に対して大きな幾何学的な腕長(arm)を与える位置にアームがあるときに、モータにかかる高いトルクを低減することができる。
【0003】
一般に、前記装置は、シリンダの軸と直交する軸を中心に前記支持構造上で回動するように取り付けられる円筒状本体と、前記円筒状本体内にスライド可能で、シリンダ内に設けた弾性手段によって端部位置に向かって付勢されるように設けられたピストンと、前記ピストンに接続されるとともに前記シリンダから外部に延びる軸とを有する平衡シリンダである。前記軸の外側端部は、前記アームの回動軸から離れて位置する領域(area)で前記回動アームに回動可能に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ロボットの回動アームが制御モータにとってより過酷な条件の位置にきたとき、結果としてロボットのアームの回動軸に作用するトルクの少なくとも一部を担うことになる平衡シリンダの内部に設けた弾性手段に負荷がかかることになる。
【0005】
これまで生産されてきた上述したタイプのロボットでは、平衡シリンダの本体は、シリンダの2つの側面に設けた一対の支柱(fulcra)によって、シリンダの軸と直交する軸を中心に回動するように支持されている。
【0006】
本発明の目的は、平衡装置の回動支持部の問題に関する新しい解決策を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は、上述したすべての特徴を有する産業ロボットにおいて、前記平衡装置が、前記平衡装置の一側面に設けた単一の回動支持部によって、前記支持構造上に片持ち梁状態で支持されていることを特徴とするものである。
【0008】
上記解決手段は、前記アームおよび前記平衡装置を支持する構造(この構造は、通常、鋳造によって得られる。)の具現化をより簡単にすることができ、さらに、前記構造の製作を簡単にできるとともに、組み立て作業も簡単にできる。また、上記構造および配置は、公知のロボットに対して本発明のロボットにおける視覚的に明らかな相違を生じさせるもので、その目標はスタイルの観点からも独創性を与えることにある。
【0009】
本発明のさらなる特徴および利点は、純粋に非制限的例示の方法で与えられた添付図面を参照しての説明からより明らかになるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1において、参照符号1は、産業ロボット1の全体を示す。この産業ロボット1は、ベース2と、垂直方向を有する第1軸4を中心にベース2上で回転可能に取り付けられた柱状部材(column)3と、柱状部材3によって構成される支持構造上で第2軸6を中心に、かつ、水平方向に回動(oscillates)可能に取り付けられたアーム5と、水平方向に設定されている第3軸8を中心にアーム5上で回動するように取り付けられた前部アーム7とを備えている。前記アーム5はさらに、結果としてロボットの動作の第4軸を構成するそれの軸9を中心に回転できる可能性を有している。アーム7の端部には、リスト(wrist)10が互いに直交する2本の軸11,12を中心に回転可能に設けられている。公知技術によれば、ロボットの各可動部分の動作は、ギヤ減速機(図示せず)を有する電気モータ(図示せず)によって制御される。
【0011】
ロボットの第2軸6を中心とするアーム5の回転を生じさせるモータにかかるトルクを減少させるために、前記アーム5には、柱状部材3で構成される支持構造上でシリンダ軸15に直交する軸14を中心に回動可能に取り付けられた平衡シリンダ13が設けられている。
【0012】
図4,5を参照すると、シリンダ13は円筒状本体16を有する。円筒状本体16は、好ましい実施形態では、回転楕円面状(spheroidal)の鋳鉄の形状に鋳造することにより得られ、その一端部が円筒状本体16とともに単一片に鋳造されてつくられた第1蓋部17によって閉じられるとともに、反対の端部がそこに固定された第2蓋部18によって閉じられている。シリンダ13の内部には、ピストン19がスライド可能に設けられている。ピストン19は、らせんスプリング20によって前記蓋部18に隣接する端部位置に向かって付勢されている。ピストン19には、軸21が接続されている。軸21は、前記蓋部17を貫通してスライド可能にガイドされるとともに、シリンダ13の外部に延びた端部22を有している。前記軸21の端部22は、アーム5の回動軸6から離れて位置する軸23を中心に回動するようにアーム5に対して接続されている(図2,3参照)。
【0013】
図2,3は、2つの極限位置にあるアーム5を図示する。アーム5は、前記2つの極限位置のうちの1つにおける平衡シリンダ13との干渉を防止するため、わずかに湾曲した全体形状を有している。これらの位置において、アーム5の末端部に作用する重量は、回動軸6に関する大きな幾何学的な腕長を有する(このことは、アーム5の回転を制御する駆動モータに高いトルクをかけることになる)。図2,3に示されるように、平衡シリンダ13は、軸21が引き出されてスプリング20が圧縮されている状態にある。その結果、図2,3に示される極限位置の両方で、スプリング20が軸21をシリンダ13内に引き戻そうとし、これによりアーム5に作用する重量に対して抵抗トルクを当てるように電気駆動モータの動作と協働することになる。図示される2つの極限位置の間にあるアーム5のいかなる位置においても、平衡シリンダ13はそれ自身を図2,3に示される2つの位置の間にある中間角度位置に設定し、その結果、軸21はシリンダ13のさらに内側に設定される。アーム5がほぼ垂直方向に延びている図1の休止状態(resting situation)では、回動軸6、軸21の回動軸23および平衡シリンダ13の回動軸14は1つの同一水平面内にほぼそろっており(図1)、これにより軸21は図4に示される完全に引っ込んだ状態になる。
【0014】
上述したように本発明によれば、平衡シリンダ13は、シリンダの本体の一側面に設けられた単一の回動支持部(oscillating support)24によって、柱状部材3で構成される支持構造上に片持ち梁状態で支持されている。このことは、平衡シリンダがその本体の2つの側面に設けられた2つの支柱上に回動可能に取り付けられている従来技術のロボットから本発明のロボットを区別するものである。
【0015】
図4を再び参照すると、シリンダ13の本体に接続されている横向き円柱状シャフト25は、ブッシュ26内のころがりベアリングによって回動可能に取り付けられており、前記ブッシュ26は柱状部材3で構成される支持構造にネジにより固定されるようになっている。
【0016】
平衡シリンダの上述した構造によれば、単一の回動支持部24をその一側面だけに設けたことで、ロボットの柱状部材3の本体の鋳造による製造が非常に簡単になるとともに、これに続く生産および組み立ての作業も簡単になる。
【0017】
また、上記構造配置は、これまでに作られたロボットとは異なる美学的に独創的な外観を与える。
【0018】
勿論、本発明の本質を損なうことなく、かつ、本発明の範囲から逸脱することなしに、構造および形態の詳細は、単に例示の方法で説明および図示したものに関して広く変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボットの好適な実施形態の概略図。
【図2】本発明のロボットの一部を形成する平衡シリンダが連結されている回動アームの2つの極限位置の一方を示す、本発明のロボットの部分斜視図。
【図3】本発明のロボットの一部を形成する平衡シリンダが連結されている回動アームの2つの極限位置の他方を示す、本発明のロボットの部分斜視図。
【図4】本発明のロボットの一部を形成する平衡シリンダの断面図。
【図5】本発明のロボットの一部を形成する平衡シリンダの斜視図。
【符号の説明】
1…産業ロボット、2…ベース、3…柱状部材、4…第1軸、5…アーム、6…第2軸、7…前部アーム、8…第3軸、9…軸、10…リスト、11,12…軸、13…シリンダ、14…軸、15…シリンダ軸、16…円筒状本体、17…第1蓋部、18…第2蓋部、19…ピストン、20…らせんスプリング、21…軸、22…端部、23…軸、24…回動支持部、25…円柱状シャフト、26…ブッシュ。
Claims (7)
- 支持構造(3)に対して回動する少なくとも1つの回動アーム(5)と、前記支持構造(3)上に回動可能に取り付けられ、かつ、前記回動アーム(5)に接続された平衡装置(13)とを備えた産業ロボットにおいて、前記平衡装置の一側面に設けられた単一の回動支持部(24)によって前記支持構造(3)上に片持ち梁状態で支持されていることを特徴とする産業ロボット。
- 前記平衡装置は、シリンダの軸(15)と直交する軸(14)を中心に回動可能に取り付けられた円筒状本体(16)と、前記円筒状本体(16)内でスライド可能に設けられ、かつ、前記シリンダ(13)の内部に設けられた弾性手段(20)によって端部位置に向かって付勢されるピストン(19)と、前記ピストン(19)に接続されるとともに前記シリンダ(13)から外部に延びる軸(21)とを有するシリンダを備えたタイプのもので、前記軸(21)は、前記アーム(5)の回動軸(6)から離れて設けられた領域(23)で前記回動アーム(5)に回動可能に接続された自由端部を有することを特徴とする請求項1に記載のロボット。
- 前記回動アーム(5)がほぼ垂直であるとき、前記アーム(5)の回動軸(6)、前記アーム(5)に関する前記平衡シリンダ(13)の軸(21)の回動軸(23)、および、前記平衡シリンダ(13)の回動軸(14)がほぼ平行で、かつ、1つの同一平面上にそろっていて、前記軸(21)が前記シリンダの内部に引っ込んだ位置にあり、これに対し、前記回動アーム(5)が前記回動軸(6)を中心に回動された2つの極限位置にあるとき、前記軸(21)が前記平衡シリンダから引き出された位置にあるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のロボット。
- 前記回動アーム(5)は、前記回動アーム(5)の2つの極限位置のうちの1つにおける前記平衡シリンダ(13)との干渉を防止するため、わずかに湾曲した全体形状を有することを特徴とする請求項2に記載のロボット。
- 前記支持構造は、前記ロボットのベース(2)上で垂直軸(4)を中心に回動可能に取り付けられた柱状部材(3)で構成され、前記柱状部材(3)は前記回動アーム(5)および前記平衡シリンダ(13)の回動支持部をなす先端部を有し、前記支持部は互いに平行で、かつ、ほぼ1つの同一平面内にある回動軸(6,14)をそれぞれ有することを特徴とする請求項2に記載のロボット。
- 前記回動アーム(5)が直立状態にあるとき、前記回動アーム(5)に対する前記軸(21)の前記回動軸(23)は前記アーム(5)の回動軸と前記平衡シリンダ(13)の回動軸との間の中間位置にあり、前記回動軸(23)は前記回動軸(6,14)と平行であることを特徴とする請求項5に記載のロボット。
- 前記平衡シリンダの本体が外側に突出した横向き円柱状シャフト(25)を有し、前記シャフト(25)は前記支持構造(3)に固定可能な支持ブッシュ(26)内のころがりベアリングによって取り付けられることを特徴とする前記いずれかの請求項に記載のロボット。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT000987A ITTO20020987A1 (it) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | Robot industriale |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004160634A true JP2004160634A (ja) | 2004-06-10 |
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Family Applications (1)
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JP2003121957A Pending JP2004160634A (ja) | 2002-11-14 | 2003-04-25 | 産業ロボット |
Country Status (4)
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EP (1) | EP1419857A1 (ja) |
JP (1) | JP2004160634A (ja) |
IT (1) | ITTO20020987A1 (ja) |
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