JP2004157726A - 文書データ送信装置、文書作成方法及び文書作成プログラム - Google Patents

文書データ送信装置、文書作成方法及び文書作成プログラム Download PDF

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悦宏 後藤
Seiya Kato
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Abstract

【課題】絵文字を有効利用して文書作成機能を高める。
【解決手段】ステップS3でメール作成モードの選択が検出された場合には、表示部にメール作成画面を表示させて(ステップS4)、メール作成処理を実行する(ステップS5)。このとき、表示部に表示されている文書内において所望の文字列を装飾したい場合には、希望の装飾態様に応じたタグ関連「絵文字」を選択して文字列の先頭と末尾とに挿入する。そして、ステップS8での判断の結果、HTMLメールが選択された場合には、絵文字データを対応するhtmlタグに変換し、htmlデータに変換する(ステップS10)。この変換したデータを、htmlとして表示する(ステップS11)。次に、送信が検出されたか否かを判断し(ステップS12)、送信が検出されたならば、htmlメールを送信する(ステップS13)。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、文書データ送信装置、文書作成方法及び文書作成プログラムに関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】
今日においては、メール送受信機能を備えた携帯電話端末等の小型で携帯型の文書データ送信装置が汎用されるに至っている。この文書データ送信装置においては、キー配置スペース上の制約等から、据え置き型のパーソナルコンピュータと比較して、文字変換機能や文字装飾機能等の文書作成機能が制限される。その結果、文書作成作業が困難となることから、多種の絵文字を採用して、複数の文字を必要とする表現を単一の絵文字で表現できるようにし、絵文字が挿入された文書の作成及び送信を可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、前述のようにキーの配置数等が制約される文書データ送信装置においては、これに伴う文書作成機能の制限から自在に装飾した文字を含む文書を作成して送信することができない。一方、絵文字にあっては、HTMLメールとは異なり、文字コードを利用するため非対応の相手機器に送信しても、相手機器側においては黒点等で表示され、本来の意味内容を読解することは不可能である。したがって、絵文字を使用できるのは実質的には対応する相手機器のみに限定されることから、絵文字の利用価値も自ずと限定されるものであった。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、絵文字を有効利用して文書作成機能を高めることのできる文書データ送信装置、文書作成方法及び文書作成プログラムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、絵文字を複数記憶する絵文字記憶手段と、絵文字と文字の装飾態様とを対応付けて記憶する装飾態様記憶手段と、文書を作成するとともに、この作成された文書に前記絵文字記憶手段より絵文字を読み出して任意に挿入する文書作成手段と、この文書作成手段によって作成された文書を表示する表示手段と、この表示手段によって表示された文書に前記絵文字が含まれていると、この絵文字に対応する装飾態様を前記装飾態様記憶手段より読み出して文字を装飾し、前記表示手段に表示する文字装飾手段と、この文字装飾手段によって文字が装飾された文書を送信する送信手段とを備える。
【0010】
したがって、文書作成手段により文書を作成し、その際文書中の任意の位置に絵文字を挿入すると、この絵文字が挿入された文書が表示手段に表示される。そして、このように表示手段に表示された文書に絵文字が含まれていると、文字装飾手段が絵文字に対応する装飾態様で文書中の文字を装飾し、送信手段はこの文字が装飾された文書を送信する。
【0011】
よって、キーの配置数等が制約され複数の文字を必要とする表現を単一の絵文字で表現できるようにして、文書の作成及び送信を行う文書データ送信装置においても、自在に装飾した文字を含む文書を作成して送信することが可能となる。これにより、絵文字に関して非対応の相手機器に文書を送信するに際しても、絵文字を有効利用することができ、絵文字の利用範囲を拡大しつつ文書作成機能を高めることができる。
【0012】
また、請求項2に係る発明にあっては、前記文字装飾手段は、前記文書のうち同一の絵文字で囲まれた文字の領域について、この絵文字に対応して装飾する。したがって、文書作成手段により文書を作成するに際して、装飾したい文字列のの先頭と末尾とに同一の絵文字を各々挿入する簡単な入力作業により、この同一の絵文字で囲まれた文字列が挿入した絵文字に対応して装飾される。
【0013】
また、請求項3に係る発明にあっては、前記文字装飾手段は、前記文書のうち対を成す絵文字で囲まれた文字の領域について、この絵文字に対応して装飾する。したがって、文書作成手段により文書を作成するに際して、装飾したい文字列の先頭と末尾とに対を成す絵文字を各々挿入する簡単な入力作業により、この対を成す絵文字で囲まれた文字列が挿入した絵文字に対応して装飾される。
【0014】
また、請求項4に係る発明にあっては、前記文字装飾手段によって文字が装飾された文書を表示する装飾文書表示手段を更に備える。したがって、送信手段により送信される文字が装飾された文書を装飾文書表示手段により事前に視認することができる。
【0015】
また、請求項5に係る発明にあっては、前記送信手段は、無線信号により文書データを送信する。したがって、文字が装飾された文書は無線信号により、相手機器に送信される。
【0016】
また、請求項6に係る発明にあっては、前記絵文字は外字コードで指定され、前記装飾態様とは、HTMLタグで指定される。したがって、送信手段で送信される文字が装飾された文書データ中において、文字の装飾された部分はHTMLタグで指定される。
【0017】
また、請求項7に係る発明にあっては、前記絵文字を、ネットワークを介してダウンロードし、前記絵文字記憶手段に記憶させる記憶制御手段を更に備える。したがって、送信する相手機器が加入している通信サービス事業者に応じた絵文字をダウンロードして絵文字記憶手段に記憶させることにより、絵文字の使用可能相手範囲を拡大することもできる。
【0018】
また、請求項8に係る発明にあっては、前記ダウンロードして絵文字記憶手段に記憶させた絵文字から、前記送信手段により文書データを送信しようとする送信先アドレスに対応する絵文字を選択する選択手段を更に備える。したがって、絵文字記憶手段から送信先アドレスのドメイン名に応じて絵文字を選択し、文書作成手段がこの選択された絵文字を読み出して任意に挿入することにより、異なる通信サービス事業者に加入している送信先でも表示可能な絵文字を使用して文書を作成し送信することができる。
【0019】
また、請求項9に係る発明にあっては、絵文字を複数格納する第1のメモリと、この絵文字と文字の装飾態様とを対応付けて格納する第2のメモリとを備えたデータ送信装置における文書作成方法であって、文書を作成するとともに、この作成された文書に前記第1のメモリより絵文字を読み出して任意に挿入する文書作成ステップと、この文書作成ステップによって作成された文書を表示させる表示ステップと、この表示ステップにて表示された文書に前記絵文字が含まれていると、この絵文字に対応する装飾態様を前記第2のメモリより読み出して文字を装飾し、表示する文字装飾ステップと、この文字装飾ステップにて文字が装飾された文書を送信する送信ステップとを含む。したがって、記載したステップに従って処理を実行することにより、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
【0020】
また、請求項10に係る発明にあっては、絵文字を複数格納する第1のメモリと、この絵文字と文字の装飾態様とを対応付けて格納する第2のメモリとを備えたデータ送信装置が備えるコンピュータに実行させる文書作成プログラムであって、文書を作成するとともに、この作成された文書に前記第1のメモリより絵文字を読み出して任意に挿入する文書作成手順と、この文書作成手順によって作成された文書を表示させる表示手順と、この表示手順にて表示された文書に前記絵文字が含まれていると、この絵文字に対応する装飾態様を前記第2のメモリより読み出して文字を装飾し、表示する文字装飾手順と、この文字装飾手順にて文字が装飾された文書を送信させる送信手順とをコンピュータに実行させる。したがって、前記コンピュータがこのプログラムに従って処理を実行することにより、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】
【0022】
以下、本発明を携帯電話によるのメール送受信システムに適用した実施の形態を図に従って説明する。
【0023】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るメール送受信システムの構成を示すブロック図である。図において、携帯電話(文書データ送信装置)1a,1bは、通話機能とメール送受信機能とを備える。無線基地局2、2は、公衆回線網4を介して携帯電話1a,1bが加入する通信サービス事業者(インターネットプロバイダを含む)3に接続する。
【0024】
通信サービス事業者(インターネットプロバイダを含む)3は、主なサービスとして提供している携帯電話サービスに必要とする交換機34の他、後述のWWW5に接続するためのシステム(コンピュータ31、Webサーバ32、ルータ35)、メールシステム(メールサーバ33)を備えている。また、無線基地局2をAP(アクセス・ポイント)として、携帯電話1a,1bをWWW5に接続させるための機能も備えている。
【0025】
公衆回線網4は、アナログ、デジタル電話回線網であり、WWW5は所謂インターネットである。
【0026】
インターネットサービスプロバイダ(以下、ISPと称す)6は、交換機を除いて、通信サービス事業者3と同じ構成であり、WWW5に接続するためのシステム(便宜的にコンピュータ61、Webサーバ62、ルータ65)、メールシステム(メールサーバ63)を備えている。パーソナルコンピュータ7は、公衆回線網4、ISP6を介して、WWW5に接続したり、メールの送受信を行う機能を備えている。
【0027】
図2(a)(b)は、携帯電話1a、1bの外観図(開状態:正面図及び背面図)である。本実施の形態における携帯電話1a、1bは、蓋部と本体部とからなる二つ折りの構造である。アンテナ11は、蓋部の背面に設けられており、伸縮自在となっている。スピーカ12は、蓋部の前面側に設けられており、音声出力を行う。表示部(メイン表示部)13は、カラー液晶であり、120ドット(幅)×160ドット(高さ)である。
【0028】
キー操作部14は、本体部の前面に設けられており、各種機能キー(メールキー141、アドレスキー142、ファンクションキー143)、テンキー144などからなる。メールキー141は、メール機能を起動し、メールメニューを表示するためのものである。アドレスキー142は、送信先のメールアドレスを選択する際に用いるアドレス帳を開くためのものである。テンキー144は、電話番号や文字の入力、及び絵文字の入力の際に使用するものである。マイク15は、本体部の下部に設けられており、音声入力を行う。
【0029】
サブ表示部16は、蓋部の背面に設けられている。背面キー17は、透明、又は半透明部材で構成され、着信の際、発光するするLED171を内蔵している。報知スピーカ19は、着信などを報知するものであり、蓋部本体部に閉じた状態でも報知音が聞こえるように、本体部の裏面に配置されている。
【0030】
図3は、携帯電話1a、1bの構成を示すブロック図である。無線送受信部20は、無線によりアンテナ11を介して音声やデータ(メールデータ)を送受信し変調/復調する。無線信号処理部21は、無線送受信部20で受信した音声やデータを復調し、あるいは無線送受信部20へ送信するための音声やデータを変調するなどの無線通信に必要な処理をする。制御部22は、各種動作及び全体の動作を制御する。
【0031】
ROM24は、書換可能なFlash ROMで構成され、本発明の特徴となる、後述のフローチャートにより示すプログラム等の各種プログラムを格納する。ドライバ25は、表示部13を駆動する。ドライバ26は、サブ表示部16を駆動する。加入者情報記憶部27は、本携帯電話1を呼び出すための電話番号や、操作者(加入者)のID等、プロフィールデータを格納する。ROM28は、制御部22を制御する各種プログラムなどを格納する。RAM29は、無線通信端末として必要な各種データを記憶し、かつ制御部22が動作する上で必要なデータを格納するとともに、メールデータも格納記憶する。
【0032】
音声処理部200は、マイク15から入力された音声信号を符号化処理したり、無線信号処理部21から出力された信号に基づいて復号化してスピーカ12を駆動させ、音声を出力する。報知デバイス192は、報知スピーカ19、バイブレータ191、LED171を駆動させるためのドライバである。
【0033】
図4は、ROM24のメモリエリアの構成を示す概念図である。このROM24は、本実施の形態の特徴であるソフトウェアプログラムを格納する。ROM24は、メールソフトウェアプログラム領域241と、その他のプログラム領域2414からなる。
【0034】
メールソフトウェアプログラム領域241は、アプリケーション本体を格納する領域2411と、後述する絵文字データ格納領域2412及び絵文字/htmlタグ変換テーブル2413とを有する。その他のプログラム領域2414は、上記以外のアプリケーションプログラムなどを格納する。
【0035】
図5は、RAM29のメモリエリアの構成を示す概念図である。RAM29は、アドレス帳データ格納領域291、メールデータ格納領域292、添付ファイル格納領域293及びその他・ワークメモリ294からなる。アドレス帳データ格納領域291は、氏名、電話番号、メールアドレス等を一組のレコードとして複数記憶する。メールデータ格納領域292は、メールソフトウェアを使用して作成されたメールデータや、受信したメールデータを格納する。添付ファイル格納領域293は、メールにファイルが添付されている場合、このファイルを格納する。その他・ワークメモリ294は、その他のワークメモリとして各種データ格納する。
【0036】
図6は、前記絵文字データ格納領域2412の構成を示す概念図である。この絵文字データ格納領域2412は、複数の絵文字データが外字コードに対応して格納されている。なお、この複数の絵文字データのうち、○で囲った絵文字データは対応するタグが設定されているものである。
【0037】
図7は、前記絵文字/htmlタグ変換テーブル2413の構成を示す概念図である。この絵文字/htmlタグ変換テーブル2413には、絵文字と各絵文字に対応するHTMLタグと複数組記憶されており、HTMLタグは「表示方法(装飾態様)」の欄に示した表示方法(装飾態様)で文字列を構成する文字を表示することを意味する。つまり、図6において最上列に示した虫眼鏡の絵文字は、これが装飾したい文字列の先頭と末尾とに挿入された場合、対応するHTMLタグは「<big>文字列</big>」であり、このHTMLタグで囲まれた文字列の表示方法は当該「文字列を拡大表示する」ことを意味する。
【0038】
次に、以上の構成に係る本実施形態の動作について説明する。制御部22は、ROM24に格納されているプログラムに基づき、受信待受け状態にあると、図8に示すフローチャートに従って処理を実行する。すなわち、先ずメールキー141の操作によるメールモードの選択が検出されたか否かを判断する(ステップS1)。メールモードの選択が検出されず、他のモードの選択が検出された場合には(ステップS1;NO)、他のモードの処理に移行する。
【0039】
メールモードの選択が検出された場合には(ステップS1;YES)、メールモードにおいて選択可能なメニューを表示部13に表示させる(ステップS2)。次に、この表示部13に表示されたメニューの中からメール作成モードの選択が検出されたか否かを判断する(ステップS3)。このメール作成モードが選択されなかった場合には(ステップS3;NO)、モード(メールモード)抜けが検出されたか否かを判断する(ステップS14)。そして、モード抜けが検出された場合には(ステップS14;YES)、メールモード処理を終了し(エンド)、モード抜けが検出されなかった場合には(ステップS14;NO)、検出されたモードに応じて他のモードに移行する。
【0040】
また、ステップS3でメール作成モードの選択が検出された場合には、表示部13にメール作成画面を表示させて(ステップS4)、メール作成処理を実行する(ステップS5)。
【0041】
すなわち、操作者がメール作成モードを選択した後テンキー144等を操作して文字を入力すると、図9(a)に示すように、入力された文字を適宜漢字変換して表示部13に表示させていく。また、ファンクションキー143の操作により文字種切り替えて「絵文字」を選択すると、同図(b)に示すように、表示部13に選択可能な絵文字131を表示させる。
【0042】
このとき、表示部13に表示されている文書内において所望の文字列を装飾したい場合には、希望の装飾態様に応じたタグ関連「絵文字」、つまり図6において○で囲った絵文字を選択して文字列の先頭と末尾とに挿入する。したがって、図9(c)に示すように、文字列「絶対オススメ」を拡大表示させた文書を送信したい場合には、同図に示すように文字列「絶対オススメ」の先頭と末尾とに各々虫眼鏡絵文字132、132を挿入する。
【0043】
そして、ステップS5に続くステップS6では、送信指示が検出されたか否かを判断する。送信指示が検出されるまで、前述のメール作成処理(ステップS5)を実行し、送信指示が検出されたならば(ステップS6;YES)、絵文字メール送信かhtmlメール送信かの選択指示画面を表示する(ステップS7)。このステップS7での処理により、図9(d)に示すように、表示部13には「メールを送信します送信方法を選択して下さい」の文字列とともに、選択肢「1)絵文字メール」と「2)HTMLメール」とが表示されることとなる。
【0044】
次に、この選択指示表示に対する選択結果が「1)絵文字メール」と「2)HTMLメール」のいずれであるかを判断する。「1)絵文字メール」が選択された場合には、入力されたデータを絵文字メールとして表示する(ステップS9)。したがって、図9に示した例の場合、このステップS9での処理により、図9(c)に示した虫眼鏡絵文字132、132が挿入された文字列を有する文書が表示部13に表示されることとなる。
【0045】
次に、送信が検出されたか否かを判断し(ステップS12)、送信が検出されたならば、ステップS8での選択結果に応じたメール(この場合、絵文字メール)を送信した後(ステップS13)、メニュー表示にリターンする。
【0046】
したがって、「1)絵文字メール」が選択された場合には、図9(c)に示した虫眼鏡絵文字132、132が挿入された文字列を有する文書を構成するデータからなるメールが受信相手に送信される。よって、これを受信した携帯電話1bの表示部13には、同様に図9(c)に示した虫眼鏡絵文字132、132が挿入された文字列を有する文書が表示されることとなる。
【0047】
他方、ステップS8での判断の結果、「2)HTMLメール」が選択された場合には、絵文字/htmlタグ変換テーブル2413を参照して、絵文字データを対応するhtmlタグに変換し、htmlデータに変換する(ステップS10)。したがって、このステップS10での処理により、図9(c)に示した文書は、図10に示したhtmlデータDに変換されることとなる。
【0048】
次に、この変換したデータDを、htmlとして表示する(ステップS11)。このステップS11での処理により、図9(e)に示すように文字列「絶対オススメ」が拡大された文書が表示部13に表示されることとなる。
【0049】
次に、送信が検出されたか否かを判断し(ステップS12)、送信が検出されたならば、ステップS8での選択結果に応じたメール(この場合、htmlメール)を送信した後(ステップS13)、メニュー表示にリターンする。
【0050】
したがって、「2)HTMLメール」が選択された場合には、図10に示したhtmlデータDからなるメールが受信相手に送信される。これを受信した受信相手の携帯電話1bは、受信したデータをHTMLメールとして表示させることにより、図9(e)に示したように、文字列「絶対オススメ」が拡大された文書が表示部13に表示されることとなる。
【0051】
なお、本実施の形態の説明においては、文字列が拡大表示される絵文字を用いた装飾態様についてのみ説明したが、図7に示した他の絵文字を用いた場合にも、同様の手順により対応した装飾態様の文字列を含む文書を送信し得ることは勿論である。また、本実施の形態においては、文書のうち同一の絵文字で囲まれた文字の領域について、この絵文字に対応して装飾するようにしたが、必ずしも同一絵文字にする必要はなく、予め対を成す絵文字を絵文字/htmlタグ変換テーブル2413に記憶させておけば、異なる絵文字を対で用いることもできる。
【0052】
(第2の実施の形態)
図11は、本発明の第2の実施の形態によるメール送受信システムの構成を示すブロック図である。このブロック図において、前述の図1に示した第1の実施の形態におけるメール送受信システムと同一部分については、同一符号を付して説明を省略する。
【0053】
本実施の形態にかかるメール送受信システムは、さらにISPである絵文字サービスプロバイダ8を備えている。この絵文字サービスプロバイダ8は、WWW5に接続するためのシステム(便宜的にコンピュータ81、Webサーバ82、ルータ85)を備えている。コンピュータ81のROMには、図6に示した絵文字データと図7に示した絵文字/htmlタグ変換テーブル2413とが、各々通信サービス事業者毎に格納されている。
【0054】
つまり、本実施の形態において、携帯電話1a,1bは、通信サービス事業者3に加入しているものであるが、携帯電話1cはこれとは異なる通信サービス事業者103に加入しているものである。したがって、携帯電話1a,1b同士では、同一の絵文字を用いてメール送受信が可能であるが、携帯電話1a,1bと携帯電話1c間では、同一の絵文字を用いてメール送受信を行うことができない。
【0055】
そこで、携帯電話1a、1b,1cは、自己が加入している通信サービス事業者とは異なる通信サービス事業者用の絵文字及び絵文字/htmlタグ変換テーブル2413を絵文字サービスプロバイダ8からダウンロードして、RAM29に格納しておく。そして、例えば携帯電話1aから携帯電話1cにメールを送信する場合には、前記制御部22が送信先である携帯電話1cのアドレスのドメイン名に対応する絵文字をキー操作に応じて選択し、前述のステップS5でメール作成処理を実行する。また、ステップS10においては、選択した絵文字に対応する絵文字/htmlタグ変換テーブルを参照して、絵文字データを対応するhtmlタグに変換し、htmlデータに変換する。
【0056】
そして、ステップS13では、このようにして携帯電話1cのアドレスのドメイン名に対応した絵文字を使用した絵文字メール、又は対応する絵文字/htmlタグ変換テーブルを参照して作成されたhtmlメールを送信する。これにより、異なる通信サービス事業者に加入している送信先(携帯電話1c)でも表示可能な絵文字を使用して文書を作成し送信することができる。
【0057】
【発明の効果】
【0058】
以上説明したように本発明によれば、キーの配置数等が制約され複数の文字を必要とする表現を単一の絵文字で表現できるようにしている文書データ送信装置においても、自在に装飾した文字を含む文書を作成して送信することが可能となる。これにより、絵文字に関して非対応の相手機器に文書を送信するに際しても、絵文字を有効利用することができ、絵文字の利用範囲を拡大しつつ文書作成機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメール送受信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】携帯電話の外観図である。
【図3】携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図4】ROMのメモリエリアの構成を示す概念図である。
【図5】RAMのメモリエリアの構成を示す概念図である。
【図6】絵文字データ格納領域の構成を示す概念図である。
【図7】絵文字/htmlタグ変換テーブルの構成を示す概念図である。
【図8】制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】表示部の表示遷移図である。
【図10】変換されたhtmlデータを示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るメール送受信システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a 携帯電話
1b 携帯電話
1c 携帯電話
2 無線基地局
3 通信サービス事業者
4 公衆回線網
5 WWW
6 ISP
13 表示部
14 キー操作部
15 マイク
16 サブ表示部
20 無線送受信部
21 無線信号処理部
22 制御部
24 ROM
27 加入者情報記憶部
28 ROM
29 RAM
103 通信サービス事業者
132 虫眼鏡絵文字
141 メールキー
142 アドレスキー
143 ファンクションキー
144 テンキー
200 音声処理部
241 メールソフトウェアプログラム領域
291 アドレス帳データ格納領域
292 メールデータ格納領域
294 ワークメモリ
2412 絵文字データ格納領域
2413 絵文字/htmlタグ変換テーブル
2414 プログラム領域

Claims (10)

  1. 絵文字を複数記憶する絵文字記憶手段と、
    絵文字と文字の装飾態様とを対応付けて記憶する装飾態様記憶手段と、
    文書を作成するとともに、この作成された文書に前記絵文字記憶手段より絵文字を読み出して任意に挿入する文書作成手段と、
    この文書作成手段によって作成された文書を表示する表示手段と、
    この表示手段によって表示された文書に前記絵文字が含まれていると、この絵文字に対応する装飾態様を前記装飾態様記憶手段より読み出して文字を装飾し、前記表示手段に表示する文字装飾手段と、
    この文字装飾手段によって文字が装飾された文書を送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする文書データ送信装置。
  2. 前記文字装飾手段は、前記文書のうち同一の絵文字で囲まれた文字の領域について、この絵文字に対応して装飾することを特徴とする請求項1記載の文書データ送信装置。
  3. 前記文字装飾手段は、前記文書のうち対を成す絵文字で囲まれた文字の領域について、この絵文字に対応して装飾することを特徴とする請求項1記載の文書データ送信装置。
  4. 前記文字装飾手段によって文字が装飾された文書を表示する装飾文書表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の文書データ送信装置。
  5. 前記送信手段は、無線信号により文書データを送信することを特徴とする請求項1から4にいずれか記載の文書データ送信装置。
  6. 前記絵文字は外字コードで指定され、前記装飾態様とは、HTMLタグで指定されることを特徴とする請求項1から5にいずれか記載の文書データ送信装置。
  7. 前記絵文字を、ネットワークを介してダウンロードし、前記絵文字記憶手段に記憶させる記憶制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の文書データ送信装置。
  8. 前記ダウンロードして絵文字記憶手段に記憶させた絵文字から、前記送信手段により文書データを送信しようとする送信先アドレスに対応する絵文字を選択する選択手段を更に備えることを特徴とする請求項7記載の文書データ送信装置。
  9. 絵文字を複数格納する第1のメモリと、この絵文字と文字の装飾態様とを対応付けて格納する第2のメモリとを備えたデータ送信装置における文書作成方法であって、
    文書を作成するとともに、この作成された文書に前記第1のメモリより絵文字を読み出して任意に挿入する文書作成ステップと、
    この文書作成ステップによって作成された文書を表示させる表示ステップと、
    この表示ステップにて表示された文書に前記絵文字が含まれていると、この絵文字に対応する装飾態様を前記第2のメモリより読み出して文字を装飾し、表示する文字装飾ステップと、
    この文字装飾ステップにて文字が装飾された文書を送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする文書作成方法。
  10. 絵文字を複数格納する第1のメモリと、この絵文字と文字の装飾態様とを対応付けて格納する第2のメモリとを備えたデータ送信装置が備えるコンピュータに実行させる文書作成プログラムであって、
    文書を作成するとともに、この作成された文書に前記第1のメモリより絵文字を読み出して任意に挿入する文書作成手順と、
    この文書作成手順によって作成された文書を表示させる表示手順と、
    この表示手順にて表示された文書に前記絵文字が含まれていると、この絵文字に対応する装飾態様を前記第2のメモリより読み出して文字を装飾し、表示する文字装飾手順と、
    この文字装飾手順にて文字が装飾された文書を送信させる送信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする文書作成プログラム。
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