JP2004157706A - 依頼書作成システム、依頼書作成プログラム及び依頼書作成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

依頼書作成システム、依頼書作成プログラム及び依頼書作成プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】検査機関から送付された検査報告書に基づいて必要な検査項目を自動的に抽出し、新たな検査依頼書を作成する依頼書作成システムを提供する。
【解決手段】依頼書作成システム2は、FDドライブ6を介して読み取られた検査機関からの検査報告書をデータ記憶部12に記憶すると共に表示部8に表示する。新たな検査依頼書を作成する場合には、検査報告書に含まれている検査結果に基づき、必要となる検査項目を検査項目記憶部14から抽出し、検査報告書に含まれる患者の氏名等を含む患者情報及び抽出された検査項目を含む検査依頼書を作成する。検査依頼書が作成された場合には、根拠情報記憶部16に記憶されている、検査項目が抽出された根拠となる根拠情報を参照できる。また、表示されている検査依頼書は、入力部10を介して新たな検査項目を入力する等により修正できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、検体の検査報告書に基づいて新たな検査依頼書を作成する依頼書作成システム、依頼書作成プログラム及び依頼書作成プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、医療機関等は、患者の診断を行った場合、その患者に対して適切な診断を下すために患者から採取された検体、例えば、血液、血漿、血清、病理標本等の検査を所定の検査機関等に依頼していた。即ち、採取された検体に検査の依頼内容を記載した検査依頼書を添付して検査機関等に送付し、検査を依頼していた。
【0003】
検査機関等においては、受領した検体についての検査を検査依頼書に記載された内容に基づいて行い、検査結果等を記載した検査報告書を医療機関等に対して返送していた。そして、検査報告書を受け取った医療機関等においては、検査結果に基づいて患者に対する診断、例えば、糖尿病である等の診断を下していた。また、患者に対して診断を下すことが困難な場合には、検査機関等に対して再度の検査の依頼を行っていた。
【0004】
なお、患者を診察等した際に、患者の病名を推定する病名推定システムが存在する(特許文献1参照)。このシステムによれば、まず、患者の主訴及び症状に基づいて病名を推定し、推定された病名に対応する検査項目を検索し、検索された検査項目の中から依頼する検査を選択して検査の依頼を行う。次に、検査結果を取得し、取得した検査結果に基づいて患者の病名を再度推定している。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−263568号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、検査機関等から検査結果を取得した場合に、取得した検査結果に基づいて、患者に対して診断を下すことが困難なことが有る。このような場合には、患者に対して診断を下すために、取得した検査結果に基づいて更に必要な検査を行う必要がある。
【0007】
ここで、従来は検査結果を確認した医師が、更に必要な検査項目を所定の検査依頼書等に記入して検査の依頼を行っていたため、検査依頼書を作成するのに手間が掛かっていた。また、検査結果に基づいてどの検査を行うかは医師の熟練度等に依存する傾向が強いため、経験の浅い医師が効率的に適切な検査を依頼するための検査依頼書を作成するのは困難であった。
【0008】
この発明の課題は、検査機関等から送付された検査報告書に基づいて次に検査を行うべき検査項目を自動的に抽出し、新たな検査依頼書を作成する依頼書作成システム、依頼書作成プログラム及び依頼書作成プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の依頼書作成システムは、検体の検査結果に対応させて検査項目を記憶している検査項目記憶手段と、検体を採取した患者に関する患者情報及び前記検体の検査結果情報を含む検査報告書情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記検査報告書情報に含まれる前記検査結果情報に基づいて、前記検査項目記憶手段に記憶されている前記検査項目の中から、次に行う検査項目を抽出する検査項目抽出手段と、前記検査項目抽出手段により抽出された前記検査項目と、前記入力手段により入力された前記検査報告書情報に含まれる前記患者情報とを含む検査依頼書を作成する検査依頼書作成手段と、前記検査依頼書作成手段により作成された前記検査依頼書を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
この請求項1記載の依頼書作成システムによれば、検査報告書に含まれている検査結果に対応する検査項目、即ち、検査結果に基づいて患者に対して診断を下すべく次に行うべき検査項目を抽出して、新たな検査依頼書を作成している。従って、例えば、検査機関等に検体の検査を依頼した場合に、検査機関等により作成された検査報告書に基づいて、新たに必要となった検査を依頼する検査依頼書を容易に作成することができる。
【0011】
また、請求項2記載の依頼書作成システムは、前記検査項目記憶手段が、前記検査結果に対応させて複数の前記検査項目を記憶していることを特徴とする。この請求項2記載の依頼書作成システムによれば、検査結果に基づいて次に必要とされる複数の検査項目を抽出して検査依頼書を作成することができる。
【0012】
また、請求項3記載の依頼書作成システムは、前記検査項目記憶手段に記憶されている前記検査結果と前記検査項目とを対応付ける根拠情報を記憶している根拠情報記憶手段を更に備え、前記検査依頼書作成手段は、前記根拠情報記憶手段に記憶されている前記根拠情報を参照する根拠情報参照手段を備えることを特徴とする。
【0013】
この請求項3記載の依頼書作成システムによれば、抽出された検査項目について、例えば、医師が抽出された検査項目についての根拠情報を参照し、適切な検査項目が抽出されていることの確認を行うことができる。
【0014】
また、請求項4記載の依頼書作成システムは、前記検査依頼書作成手段が作成された前記検査依頼書を修正する依頼書修正手段を更に備えることを特徴とする。この請求項4記載の依頼書作成システムによれば、例えば、抽出された検査項目を医師が確認し、より適切な検査を行うために検査依頼書を修正することができる。
【0015】
また、請求項5記載の依頼書作成プログラムは、入力された検査報告書情報に基づいて検査依頼書を作成するためにコンピュータを、前記検査報告書情報に含まれている検査結果情報に基づいて、次に行う検査項目を抽出する検査項目抽出手段、前記検査項目抽出手段により抽出された前記検査項目と、前記検査報告書情報に含まれている検体を採取した患者に関する患者情報とを含む検査依頼書を作成する検査依頼書作成手段、前記検査依頼書作成手段により作成された検査依頼書を出力する出力手段として機能させることを特徴とする。
【0016】
この請求項5記載の依頼書作成プログラムによれば、入力された検査報告書情報に含まれる検査結果情報から、例えば、患者に対して診断を下すべく次に必要となる検査項目を依頼するための検査依頼書を容易に作成できるように、コンピュータを機能させることができる。
【0017】
また、請求項6記載の依頼書作成プログラムを記録した記録媒体は、入力された検査報告書情報に基づいて検査依頼書を作成するためにコンピュータを、前記検査報告書情報に含まれている検査結果情報に基づいて、次に行う検査項目を抽出する検査項目抽出手段、前記検査項目抽出手段により抽出された前記検査項目と、前記検査報告書情報に含まれている検体を採取した患者に関する患者情報とを含む検査依頼書を作成する検査依頼書作成手段、前記検査依頼書作成手段により作成された検査依頼書を出力する出力手段として機能させるための依頼書作成プログラムを記録している。
【0018】
この請求項6記載の依頼書作成プログラムを記録した記録媒体によれば、この記録媒体に記録されている依頼書作成プログラムをコンピュータに読み込むことによって、検査結果に基づいて次に必要となる検査項目の検査依頼書を迅速、かつ、容易に作成することができるようにコンピュータを機能させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態に係る依頼書作成システムにより検査依頼書を作成する処理について説明する。
【0020】
図1は、実施の形態に係る依頼書作成システムのブロック構成図である。依頼書作成システム2は、この依頼書作成システム2におけるデータの制御を行うデータ制御部4を備えている。このデータ制御部4には、フレキシブルディスクに記録されている情報の読み取り及び情報の書き込みを行うフレキシブルディスクドライブ(FDドライブ)6、FDドライブ6を介して読み取られた情報等を表示する表示部8が接続されている。また、データ制御部4には、作成された検査依頼書を修正するために必要な情報等を入力する入力部10及びFDドライブ6を介して読み取られた情報等を記憶するデータ記憶部12が接続されている。また、データ制御部4には、検体の検査結果に基づいて次に必要となる検査項目を検査結果に対応させて記憶している検査項目記憶部14及び検査結果と検査項目との対応付け、即ち、特定の検査項目が、検査結果に基づいて次に行うべき検査項目とされる根拠となる根拠情報を記憶している根拠情報記憶部16が接続されている。なお、この依頼書作成システム2は、病院、診療所等の医療機関に設置されている。
【0021】
データ記憶部12には、FDドライブ6を介して読み取られた情報、即ち、検査機関等において行われた検体、例えば、血液、血漿、血清、病理標本等の検査結果の情報が記憶される。また、FDドライブ6を介してプログラム、即ち、コンピュータを依頼書作成システムとして機能させるための依頼書作成プログラムが読み込まれた場合には、読み込まれた依頼書作成プログラムが記憶される。更に、依頼書作成システム2により作成された新たな検査を依頼するための検査依頼書の情報が記憶される。
【0022】
また、検査項目記憶部14には、検査結果に対応させた検査項目、即ち、検査結果に基づいて、例えば、患者に対して診断を下すべく次に必要とされる検査項目が検査結果に対応させて記憶されている。例えば、血液検査において、血糖値が所定の値以上となっている検査結果に対応する検査項目として、糖尿病であるか否かを確認するために必要な検査項目が記憶されている。なお、例えば、糖尿病であるか否かを確認するために複数の検査項目が必要とされている場合には、検査結果に対して複数の検査項目が記憶されている。
【0023】
ここで、検査結果と検査項目とは、医学界において確立した医学常識等に基づいて対応付けが行われている。即ち、医学界において認められている学術論文、様々な症例についての報告書等に基づいて、所定の検査結果と次に行うべき検査項目とが対応付けられている。
【0024】
また、根拠情報記憶部16には、検査項目記憶部14に記憶されている検査項目と検査結果とを対応付ける根拠とした情報、即ち、学術論文等のテキスト情報又は学術論文等が掲載されているWebサイト等の情報が記憶されている。
【0025】
次に、図2のフローチャートを参照して、実施の形態に係る依頼書作成システム2における依頼書の作成処理を説明する。
【0026】
まず、医療機関においては、患者から採取した検体と検体の検査内容を記載した検査依頼書とを対応させて検査機関に送付する。ここで、検査依頼書には、患者の氏名、生年月日、年齢、医療機関名及びカルテ番号等を含む患者情報、依頼する検査の項目に関する情報を含む検査依頼情報及び検査を依頼する依頼先検査機関の名称等が記載されている。なお、検査依頼書はフレキシブルディスクに記録させて検体と共に送付される。
【0027】
検査機関においては、送付された検体の検査を、検査依頼書に記載されている検査依頼情報に基づいて行い、患者情報と検査結果とを含む検査報告書を作成し、作成した検査報告書を検査の依頼元である医療機関に送付する。ここで、検査報告書と共に、検査依頼書を作成するための依頼書作成プログラムをフレキシブルディスクに記録させて医療機関に送付する。
【0028】
医療機関においては、検査機関から送付されたフレキシブルディスクをFDドライブ6に挿入し、フレキシブルディスクに記録されている依頼書作成プログラムと共に、検査報告書の情報を依頼書作成システム2に入力する(ステップS10、図2参照)。即ち、フレキシブルディスクに記録されている依頼書作成プログラムをFDドライブ6を介して読み込むと共に、フレキシブルディスクに記録されている検査報告書の情報をFDドライブ6を介して入力する。なお、依頼書作成プログラムが読み取られることによって、コンピュータが依頼書作成システム2としての処理を行うことが可能となる。
【0029】
次に、ステップS10において入力された検査報告書の情報をデータ記憶部12に記憶し(ステップS11)、データ記憶部12に記憶された検査報告書を表示部8に表示する(ステップS12)。即ち、患者の氏名、生年月日、年齢、医療機関名(識別コード)及びカルテ番号を含む患者情報、依頼した検査項目、検査項目毎の検査結果を含む検査結果情報及び検査機関名(検査機関識別コード)を含む検査報告書20をデータ記憶部12に記憶すると共に、表示部8に表示する(図3参照)。この時、図3に示すように、検査報告書20と共に依頼書作成ボタン22が表示部8に表示される。
【0030】
次に、表示部8に表示されている依頼書作成ボタン22が押されたか否かを判断する(ステップS13)。即ち、検査報告書20と共に表示部8に表示されている依頼書作成ボタン22が図示しないマウス等のポインティングデバイスを用いて選択され、クリックされたか否かを判断する。
【0031】
依頼書作成ボタン22がクリックされない場合には(ステップS13)、検査依頼書を作成する処理を行う必要が無いため、処理を終了する。
【0032】
一方、依頼書作成ボタン22がクリックされた場合には(ステップS13)、検査報告書に含まれている検査結果情報に基づいて必要な検査項目を抽出する(ステップS14)。即ち、検査報告書に含まれている検査結果情報に対応する検査項目を検査項目記憶部14に記憶されている検査項目の中から抽出する。例えば、血液検査について、血糖値が所定の値以上の場合の検査結果に対応させて記憶されている検査項目、即ち、患者に対して糖尿病であるか否かの診断を下すべく次に必要となる検査項目を抽出する。
【0033】
次に、ステップS14において抽出された検査項目とデータ記憶部12に記憶されている検査報告書に含まれる患者情報とに基づいて検査依頼書を作成する(ステップS15)。即ち、抽出された検査項目の検査を依頼すべく、抽出された検査項目を含む検査依頼情報と、検査報告書に含まれている患者情報とを含む検査依頼書を作成する。
【0034】
次に、ステップS15において作成された検査依頼書を表示部8に表示する(ステップS16)。即ち、図4に示すように、患者情報と、ステップS14において抽出された検査項目を示す検査依頼情報とを含む検査依頼書24を表示部8に表示する。ここで、検査項目に対応させて根拠情報、即ち、検査結果と検査項目とを対応付ける根拠とした情報を参照するための根拠情報ボタン26a、26b、26cが表示される。この根拠情報ボタン26a、26b、26cは、各検査項目毎に対応させて表示される。また、検査依頼書24と共に検査依頼書の出力を行うための出力ボタン28及び検査依頼書の修正を行うための修正ボタン30が表示部8に表示される。
【0035】
次に、表示部8に表示されている根拠情報ボタン26a、26b、26cの何れかがマウス等のポインティングデバイスを用いて選択され、クリックされたか否かを判断する(ステップS17)。即ち、検査結果と検査項目とを対応付ける根拠情報を参照すべく、根拠情報ボタン26a、26b、26cの何れかがクリックされたか否かを判断する。
【0036】
根拠情報ボタン26a、26b、26cの何れかがクリックされた場合には(ステップS17)、クリックされた根拠情報ボタンに対応する根拠情報を表示部8に表示する(ステップS18)。例えば、根拠情報ボタン26aがクリックされた場合には、検査結果と検査項目1とを対応付ける根拠とした根拠情報を根拠情報記憶部16に記憶されている根拠情報の中から取り出し、表示部8に表示する。
【0037】
ここで、表示部8には、根拠情報記憶部16に根拠情報として、例えば、学術論文のテキスト情報が記憶されている場合には、対応付けの根拠とした学術論文が表示される。また、根拠情報として学術論文等を掲載したWebサイトのURL(Uniform Resource Locator)が記憶されている場合には、記憶されているURLを表示部8に表示する。なお、URLが表示された場合には、インターネット等のネットワークを介して該当するWebサイトに接続することによって、根拠とした学術論文等を参照することができる。また、例えば、根拠情報ボタン26aをクリックすることにより検査項目1についての根拠情報を参照した後は、例えば、図示しない「戻る」ボタン等をクリックするこのとにより検査依頼書が表示されている画面に戻ることができる。この場合、検査依頼書が表示されている画面において根拠情報ボタン26b又は26cをクリックすることにより、他の検査項目についての根拠情報を参照することができる。
【0038】
一方、表示部8に表示されている根拠情報ボタン26a、26b、26cの何れもがクリックされない場合には(ステップS17)、根拠情報を表示することなくステップS19に進む。
【0039】
次に、表示部8に表示されている修正ボタン30がマウス等のポインティングデバイスを用いて選択され、クリックされたか否かを判断する(ステップS19)。即ち、表示部8に表示されている検査依頼書を修正すべく、修正ボタン30がクリックされたか否かを判断する。
【0040】
修正ボタン30がクリックされた場合には(ステップS19)、検査依頼書の修正を行う(ステップS20)。即ち、表示部8に表示されている検査項目に加えて新たな検査項目を入力部10を介して入力して追加したり、表示されている何れかの検査項目を削除したりする等により検査依頼書の修正を行う。そして、ステップS15に戻り、ステップS20における修正に基づいて再度検査依頼書を作成し、作成された検査依頼書を表示部8に表示する(ステップS16)。
【0041】
なお、検査項目を新たに追加する場合は、ステップS14において抽出された検査項目に限られず、任意の検査項目を追加することができる。また、新たな検査項目は、例えば、全ての検査項目を一覧形式で表示し、表示されている検査項目名の前に設けられているチェックボックスをマウス等のポインティングデバイスを用いてチェックすることにより追加することができる。
【0042】
一方、修正ボタン30がクリックされない場合には(ステップS19)、作成された検査依頼書をFDドライブ6を介してフレキシブルディスクに出力する(ステップS21)。即ち、修正ボタン30がクリックされておらず、かつ、マウス等のポインティングデバイスを用いて出力ボタン28がクリックされている場合には、FDドライブ6に挿入されているフレキシブルディスクに表示部8に表示されている検査依頼書の情報を書き込むことにより出力する。なお、出力された検査依頼書には、根拠情報ボタン26a、26b、26cは含まれていない。また、検査依頼書を記録しているフレキシブルディスクを検体と共に検査機関に対して送付して、新たな検査を検査機関に依頼する。
【0043】
この実施の形態に係る依頼書作成システムによれば、検査機関から送付された検査報告書に含まれている検査結果に基づいて、次に必要となる検査項目を抽出すると共に、抽出された検査項目及び検査報告書に含まれている患者情報を用いて検査依頼書を作成している。従って、患者情報の転記ミス等を防止することができると共に、検査結果に基づいて更に必要となる検査を依頼する検査依頼書を容易に作成することができる。
【0044】
また、実施の形態に係る依頼書作成システムによれば、医学界において確立した医学常識により検査結果と対応付けられた検査項目を抽出している。従って、経験の浅い医師であっても、検査結果に基づいて次に必要となる検査項目についての検査を依頼する検査依頼書を作成することができ、適切な検査依頼書を容易に作成することができる。
【0045】
また、実施の形態に係る依頼書作成システムによれば、検査結果と抽出された検査項目とを対応付けている根拠となる学術論文等の根拠情報を参照することができる。従って、例えば、検査項目が抽出された根拠を医師等が確認することにより、患者に対して何故このような検査項目についての検査が必要となるか等、十分なインフォームドコンセントを行うことができ、質の高い医療の提供を支援することができる。
【0046】
また、実施の形態に係る依頼書作成システムによれば、作成された検査依頼書に新たな検査項目を追加する、又は、抽出された検査項目を削除する等の修正を行うことができる。従って、医師が抽出された検査項目を確認した後に、検査依頼書の修正を行うことによって、より適切な検査依頼書を容易に作成することができる。
【0047】
なお、実施の形態に係る依頼書作成システムにおいては、出力部としてFDドライブを備えているが、FDドライブに代えて、又は、FDドライブと共に通信制御部等を備えるようにしてもよい。この場合には、検査機関に設置されている検査機関システムと医療機関に設置されている依頼書作成システムとをネットワークを介して接続し、検査機関システムにおいて作成された検査報告書の情報を依頼書作成システムにおいてネットワークを介して受信することができる。
【0048】
また、上述の依頼書作成システムにおいては、フレキシブルディスクに記録された依頼書作成プログラムを読み込んでいるが、依頼書作成プログラムをインターネット等のネットワークを介してダウンロードし、コンピュータに組み込むことによって、上述の依頼書作成処理を行うことができるようにコンピュータを機能させるようにしてもよい。この場合には、ネットワークを介して検査報告書の情報と共に依頼書作成プログラムを受信し、受信した検査報告書の情報に基づいて次に必要となる検査項目についての検査を依頼する検査依頼書を作成し、ネットワークを介して検査機関システムに対して送信することができる。
【0049】
また、上述の依頼書作成システムにおいては、フレキシブルディスクに記録されている検査報告書及び依頼書作成プログラムをFDドライブを介して入力しているが、依頼書作成プログラムはその他の記録媒体に記録されていてもよい。即ち、CD−ROM、DVD等のコンピュータ読み取り可能な他の記録媒体に記録されていてもよい。
【0050】
【発明の効果】
この発明によれば、検査報告書に含まれている検査結果に対応する検査項目、即ち、検査結果に基づいて患者に対して診断を下すべく次に行うべき検査項目を抽出し、新たな検査依頼書を作成している。従って、例えば、検査機関等により作成された検査報告書に基づいて、新たに必要となる検査の検査依頼書を容易に作成することができる。また、経験の浅い医師であっても適切な検査依頼書を容易、かつ、効率的に作成することができる。
【0051】
また、検査結果と検査項目とを対応付ける根拠情報を参照し、抽出された検査項目について、例えば、医師が何故この検査項目が抽出されたのかについての根拠情報を参照することができる。従って、患者に対して新たな検査を行うことの必要性について説明を行う際に、明確な根拠を提示することができ、十分なインフォームドコンセントを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る依頼書作成システムのブロック構成図である。
【図2】この発明の実施の形態に係る依頼書作成システムによる検査依頼書の作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態に係る検査報告書の表示状態を説明するための図である。
【図4】この発明の実施の形態に係る検査依頼書の表示状態を説明するための図である。
【符号の説明】
2…依頼書作成システム、4…データ制御部、6…FDドライブ、8…表示部、10…入力部、12…データ記憶部、14…検査項目記憶部、16…根拠情報記憶部、20…検査報告書、22…依頼書作成ボタン、24…検査依頼書、26a、26b、26c…根拠情報ボタン、28…出力ボタン、30…修正ボタン。

Claims (6)

  1. 検体の検査結果に対応させて検査項目を記憶している検査項目記憶手段と、
    検体を採取した患者に関する患者情報及び前記検体の検査結果情報を含む検査報告書情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記検査報告書情報に含まれる前記検査結果情報に基づいて、前記検査項目記憶手段に記憶されている前記検査項目の中から、次に行う検査項目を抽出する検査項目抽出手段と、
    前記検査項目抽出手段により抽出された前記検査項目と、前記入力手段により入力された前記検査報告書情報に含まれる前記患者情報とを含む検査依頼書を作成する検査依頼書作成手段と、
    前記検査依頼書作成手段により作成された前記検査依頼書を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする依頼書作成システム。
  2. 前記検査項目記憶手段は、前記検査結果に対応させて複数の前記検査項目を記憶していることを特徴とする請求項1記載の依頼書作成システム。
  3. 前記検査項目記憶手段に記憶されている前記検査結果と前記検査項目とを対応付ける根拠情報を記憶している根拠情報記憶手段を更に備え、前記検査依頼書作成手段は、前記根拠情報記憶手段に記憶されている前記根拠情報を参照する根拠情報参照手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の依頼書作成システム。
  4. 前記検査依頼書作成手段は、作成された前記検査依頼書を修正する依頼書修正手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の依頼書作成システム。
  5. 入力された検査報告書情報に基づいて検査依頼書を作成するためにコンピュータを、
    前記検査報告書情報に含まれている検査結果情報に基づいて、次に行う検査項目を抽出する検査項目抽出手段、
    前記検査項目抽出手段により抽出された前記検査項目と、前記検査報告書情報に含まれている検体を採取した患者に関する患者情報とを含む検査依頼書を作成する検査依頼書作成手段、
    前記検査依頼書作成手段により作成された検査依頼書を出力する出力手段
    として機能させるための依頼書作成プログラム。
  6. 入力された検査報告書情報に基づいて検査依頼書を作成するためにコンピュータを、
    前記検査報告書情報に含まれている検査結果情報に基づいて、次に行う検査項目を抽出する検査項目抽出手段、
    前記検査項目抽出手段により抽出された前記検査項目と、前記検査報告書情報に含まれている検体を採取した患者に関する患者情報とを含む検査依頼書を作成する検査依頼書作成手段、
    前記検査依頼書作成手段により作成された検査依頼書を出力する出力手段
    として機能させるための依頼書作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146340A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 医用画像システム、検査オーダ発生装置及びプログラム
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