JP2004153685A - 画像処理装置 - Google Patents

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JP2004153685A JP2002318481A JP2002318481A JP2004153685A JP 2004153685 A JP2004153685 A JP 2004153685A JP 2002318481 A JP2002318481 A JP 2002318481A JP 2002318481 A JP2002318481 A JP 2002318481A JP 2004153685 A JP2004153685 A JP 2004153685A
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Abstract

【課題】デバイスやメディアの色相ごとの色域の違いを考慮して、明度重視及び彩度重視等の圧縮の方向性を制御して、より自然な色再現を実現することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置1は、異なる色再現範囲を有する第1の機器(画像表示装置2)と第2の機器(画像出力装置3)との間でカラーマッチングを行う装置である。まず、第1の機器における色再現範囲と第2の機器における色再現範囲との間のカラーマッチングLUTをカラーマッチングLUT記憶部11から読み出し、又はカラーマッチングLUT作成部9で作成することにより取得する。また、取得したカラーマッチングLUTを用いて、色変換処理部10では、第1の機器で再現されたカラー画像が色変換される。そして、画像出力部12は、色変換されたカラー画像を第2の機器に出力することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出力系機器における色再現範囲(以下、「色域」という。)と入力系機器における色域とが異なる場合に好適に色域を変換する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カラー画像を扱うデバイスの色域形状はデバイス毎に異なっている。例えば、モニタは、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体の発色により加法混色で色再現を行うため、その色域は使用される蛍光体の種類に依存する。一方、プリンタの色域は、使用するインクだけでなく、紙の種類等によっても異なっている。図17は、sRGBモニタの色域とインクジェットプリンタの色域の一例を示す図である。図17は、CIE−L*a*b*色空間から以下の式(1)、(2)を用いて変換されるL*C*平面上で2つの色域を比較したものである。
【0003】
L*=L* (1)
C*=((a*)+(b*)1/2 (2)
図17に示す色相の場合、インクジェットプリンタの色域は、モニタ色域に比べ彩度C*のピークが明度方向で低明度方向にずれている。このため、モニタからプリンタへの色再現を考えた場合、高明度、高彩度領域での色再現性が良くないと言える。
【0004】
このように、出力系の色域が入力系の色域より小さい場合には、画像によっては入力系の色情報の正確な再現が不可能となる。例えば、色域の大きいモニタ上の画像を色域の小さいプリンタで出力する場合、モニタよりもプリンタの色域の方が小さいため、プリンタの色域外の色をそのまま再現することができない。従って、このような場合には、元の画像情報をなるべく保ちつつ、色域外の色を色域内に持ってくるような色処理が必要になる。このように、物理的に再現不可能な色を、何らかの処理により色域内に押し込むことを一般的に「色域圧縮」と呼ぶ。
【0005】
図18は、従来の色域圧縮方法を説明する図である。従来、色域圧縮の方法としては、図18(a)に示すように、明度L*を一定にして彩度C*だけを圧縮するアルゴリズム(以下、「従来手法A」と呼ぶ。)、図18(b)に示すように、L軸上の固定された1点(例えば、L*=50)に向かって引いた補助線上の点に圧縮するアルゴリズム(以下、「従来手法B」と呼ぶ。)、図18(c)に示すように、出力系の最大彩度における明度軸上の点に向かって引いた補助線上の点に圧縮するアルゴリズム(以下、「従来手法C」と呼ぶ。)等が知られている。また、明度を優先しつつ、彩度の低下も大きくならないように考慮したアルゴリズムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−46537号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来手法A〜Cのアルゴリズム及び特開平9−46537号公報に記載されているアルゴリズムでは、明度軸上の点設定をどのように行っても、色域形状によっては所望の色域圧縮を行うことができないという問題がある。図19は、従来の色域圧縮方法の問題点を説明するための図である。例えば、彩度重視で色域圧縮を行う場合(図19におけるZに対応)、従来手法A〜Cのアルゴリズム(図19のA〜Cに対応)及び特許文献1に記載されているアルゴリズム(図19のDに対応)による圧縮では、極端な彩度低下を招いてしまう。
【0008】
また、このような明度・彩度方向のみ圧縮する2次元圧縮では限界があるため、ある程度色相自体を変化させることでより再現性を高くする必要がある。
【0009】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、デバイスやメディアの色相ごとの色域の違いを考慮して、明度重視及び彩度重視等の圧縮の方向性を制御して、より自然な色再現を実現することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、異なる色再現範囲を有する第1の機器と第2の機器との間でカラーマッチングを行う画像処理装置であって、前記第1の機器における色再現範囲と前記第2の機器における色再現範囲との間のカラーマッチングLUTを取得する取得手段と、前記カラーマッチングLUTを用いて、前記第1の機器で再現されたカラー画像を色変換する色変換手段と、前記変換手段により色変換された前記カラー画像を前記第2の機器に出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0012】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1において、1は本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置である。また、2はモニタ等の画像を表示するための画像表示装置、3はプリンタ等の画像を出力するための画像出力装置であり、それぞれ画像処理装置1に接続されている。
【0013】
画像処置装置1内には、画像表示装置2で表示するための信号を生成する画像表示部4、画像表示装置2に表示される色を画像出力装置3に出力するための階調変換処理等を行う画像処理部5、オリジナル色とパラメータが記憶されているオリジナル色・パラメータ記憶部6、色相角値が記憶されている色相角記憶部7、色域圧縮する際に使用する制御点の設定を行う制御点設定部8、画像表示装置2に表示される色と画像出力装置3において出力される色とのカラーマッチングLUT(ルックアップテーブル)を作成するカラーマッチングLUT作成部9、画像出力装置3に出力するための色変換処理を行う色変換処理部10、画像表示装置2に表示される色と画像出力装置3において出力される色とのカラーマッチングLUTを記憶するカラーマッチングLUT記憶部11、画像出力装置3で出力するための信号を生成する画像出力部12、データ処理を行うために一時的にデータを保存するデータバッファ13、画像表示装置2等のモニタプロファイルを記憶しておくモニタプロファイル14、画像出力装置3等のプリンタプロファイルを記憶するプリンタプロファイル15、ユーザが画像処理装置の操作を行うためのUI(ユーザインタフェース)部16、画像出力装置3で用いる出力用紙の種類を設定する出力条件設定部17、あらかじめ指定されている画像表示装置2の色を画像出力装置3との間でのカラーマッチングにおいて、画像表示装置2で表示される色と画像出力装置3で出力される色とに基づいてカラーマッチング評価値を算出するカラーマッチング評価部18が具備されている。
【0014】
[全体処理]
次に、上記構成を有する画像処理装置1における処理動作について説明する。図2は、画像処理装置1において行われる画像処理の手順を説明するためのフローチャートである。また、図12は、ユーザが画像処理装置1における画像処理を操作するためのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。以下では、図2のフローチャートと図12のUIとを用いて、画像処理装置1において行われる色域圧縮処理について詳細に説明する。
【0015】
まず、画像出力装置3で出力するカラー画像データが画像処理装置1に入力される(ステップS201)。尚、この画像データは、画像表示装置2で再現された画像データであって、画像表示装置2から取得する、又は画像処理装置1内に記憶されている画像データであってもよい。次に、印刷ボタン1202の押下により、ユーザによってUI1201で選択された出力条件(出力機器であるプリンタ、出力用紙、用紙サイズ、色再現モード)等の情報を取得する(ステップS202)。そして、UI1201で選択された出力条件におけるカラーマッチングLUTがあらかじめカラーマッチングLUT記憶部11に記憶されているか否かが判定される(ステップS203)。
【0016】
すなわち、本実施形態に係る画像処理装置1では、第1の機器(例えば、画像表示装置2)で再現されたカラー画像を第2の機器(例えば、画像出力装置3)に出力するときの出力条件を取得する条件取得手段(出力条件設定部17)をさらに備え、前記出力条件に合致したカラーマッチングLUTをカラーマッチングLUT記憶部11から取得する、又はカラーマッチングLUT作成部9において作成することを特徴とする。
【0017】
また、本実施形態に係る画像処理装置1は、少なくとも1つ以上のカラーマッチングLUTを記憶する記憶手段(カラーマッチングLUT記憶部11)をさらに備え、カラーマッチングLUT記憶部11から前記出力条件に合致したカラーマッチングLUTが読み出されることを特徴とする。
【0018】
その結果、あらかじめ記憶されている場合(Yes)、ステップS209へ進み、記憶されていない場合(No)、ステップS204に進む。ステップS209では、カラーマッチングLUT記憶部11において記憶されているカラーマッチングLUTが読み出される。一方、ステップS204では、制御点設定部8において、色域圧縮を行うための制御点が設定される。尚、制御点設定の詳細については後述する。
【0019】
ステップS204で制御点が設定された後、カラーマッチングLUT作成部9において、設定された制御点を使用してカラーマッチングLUTが作成される(ステップS205)。尚、カラーマッチングLUT作成の詳細は後述する。
【0020】
そして、色変換処理部10において、作成されたカラーマッチングLUT又はステップS209において読み出されたカラーマッチングLUTを用いて、画像出力装置3に出力するための色変換処理が行われる(ステップS206)。さらに、画像処理部5において、画像出力装置3に出力するための階調変換処理が行われる(ステップS207)。そして、画像出力部12において、画像出力装置3に出力するための信号が生成される(ステップS208)。尚、図9は、第1の実施形態における2次元色域圧縮を説明するための図である。
【0021】
すなわち、本実施形態に係る画像処理装置1は、異なる色再現範囲を有する第1の機器(例えば、画像表示装置2)と第2の機器(例えば、画像出力装置3)との間でカラーマッチングを行う装置である。まず、第1の機器で再現されたカラー画像を取得し、第1の機器における色再現範囲と第2の機器における色再現範囲との間のカラーマッチングLUTをカラーマッチングLUT記憶部11から読み出し、又はカラーマッチングLUT作成部9で作成することにより取得する。また、取得したカラーマッチングLUTを用いて、色変換処理部10では、取得されたカラー画像が色変換される。そして、画像出力部12は、色変換されたカラー画像を第2の機器に出力することを特徴とする。
【0022】
[制御点設定]
ここでは、図3を用いて、図2のステップS204で行われる制御点設定処理の詳細を説明する。図3は、第1の実施形態における制御点設定部8における制御点設定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【0023】
まず、制御点に設定する色数Nを初期化する(ステップS301)。次いで、オリジナル色・パラメータ記憶部6からオリジナル色ORc、パラメータPrmを読み出す(ステップS302)。尚、これらのオリジナル色ORc及びパラメータPrmの詳細な説明は後述する。
【0024】
そして、色相角記憶部7から色相角Ghを読み出す(ステップS303)。この色相角Ghは、あらかじめオリジナル色とプリント色との色相関係を主観評価等により求めておき図10に示すようなテーブルデータとして色相角記憶部7に保存しておくものとする。図10は、第1の実施形態における色相角の一例を示す図である。
【0025】
さらに、オリジナル色ORcに色相変換を施したORmを算出する(ステップS304)。ここで、色相角Gh、オリジナル色ORcとオリジナル色ORmとの関係を図7を用いて詳細に説明する。図7は、CIE−L*a*b*色空間におけるa*b*平面を示す図である。図7において、○印で示されるオリジナル色ORcは、モニタである画像表示装置2に表示されている色を示し、△印で示されるORmは、オリジナル色ORcを色相角Ghへと色相変換した色を表している。
【0026】
次いで、プリンタプロファイル15から色域データGonを読み出す(ステップS305)。例えば、色域データGonは、プリンタに送られるデジタルデータRGBを出力した結果の測色データLabのデータであり、具体的には、RGB各9段階のデータ(計729色)の出力結果のLab値である。
【0027】
その後、カラーマッチング評価部18でステップS304において色相変換施したオリジナル色ORmと色域データG’onとの圧縮値Elcを算出する(ステップS306)。ここで、色域データG’onは、プリンタプロファイル15から読み出した色域データGonから色相角Ghとなるものを取り出したデータである。また、圧縮値Elcは、オリジナル色ORmと色域データG’onとの色差式ΔEの変形であり、オリジナル色・パラメータ記憶部6に記憶されているパラメータPrm中のKl,Kcを用いて以下に表される式(3)で求められる。
【0028】
Elc=((ΔL/Kl)+(ΔC/Kc)1/2 (3)
尚、色(3)のΔLは、オリジナル色ORmの明度値と色域データG’onの明度値との差であり、ΔCは、オリジナル色ORmの彩度値と色域データG’onの彩度値との差である。
【0029】
すなわち、本実施形態に係る画像処理装置1では、評価値算出手段(カラーマッチング評価部18)が、画像表示装置2及び画像出力装置3における色信号の明度差及び彩度差に対し、重みパラメータを付加してカラーマッチング評価値を算出することを特徴とする。
【0030】
また、本実施形態に係る画像処理装置1では、評価値算出手段(カラーマッチング評価部18)が、色信号の明度に対して第1の重みパラメータKlを付加し、色信号の彩度に対して第2の重みパラメータKcを付加することを特徴とする。
【0031】
また、パラメータPrmは、オリジナル色の色域とプリンタ色域との関係を考慮して、あらかじめオリジナル色とプリント色との関係を主観評価により求めておき、そのL*C*平面上の関係からパラメータPrmを求め、図8に示すようなテーブルデータとしてオリジナル色ORcとともにオリジナル色・パラメータ記憶部6に記憶しておくものとする。図8は、第1の実施形態におけるオリジナル色とパラメータの一例を示す図である。また、図8に示すようなデータを画像出力機器別、又は、出力用紙別に用意しておき適宜使い分けるようにしてもよい。
【0032】
すなわち、本実施形態に係る画像処理装置1は、カラーマッチングの対象となる機器又は出力媒体ごとに異なる重みパラメータを記憶するパラメータ記憶手段(オリジナル色・パラメータ記憶部6)を備えることを特徴とする。
【0033】
さらに、ステップS307では、圧縮値Elcが最小となる色域データG’onを算出する。そして、ステップS307で計算した色域データを制御点Xlabに設定する(ステップS308)。制御点Xlabとは、本実施形態における色域圧縮において、補間演算を制御する色度点のことであり、本実施形態では制御点数Nを18としている。
【0034】
そして、N値が規定値に達していれば(例えば、本実施形態の場合、規定値は18)、この処理を終え、達していなければステップS310へ進み、制御点数Nに1を加えステップS302に戻る。本実施形態では、Nを18(RGBCMY各々についてBright,Dark,Primary)としているが、18色に限定しないことはもちろん、色の成分についても限定しないことは言うまでもない。
【0035】
[カラーマッチングLUT作成]
次に、図6を用いて、図2におけるステップS205であるカラーマッチングLUT作成処理の詳細を説明する。図6は、カラーマッチングLUT作成部9におけるカラーマッチング作成処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【0036】
まず、制御点数Nが格子点データM3を含むか否かが判定される(ステップS601)。その結果、格子点データM3を含む場合(Yes)、ステップS610へ進み、格子点データM3を含まない場合(No)、ステップS602に進む。ステップS602では、変数Colを1に初期化している。ここで、Colは、次ステップである、ループ内処理をRGBCMYの6色分行うための変数である。
【0037】
ステップS603では、写像元(入力系色域)White−Primary−Blackライン上の補間処理を行う。本実施形態(制御点18、格子点グリット数9)では、写像元のWhite−Primary−Blackライン上には、5色(Primary,Bright,Dark,White,Black)のオリジナル色しか存在していないため、残りの12色の色度を算出し、補間により色相線を設定する。
【0038】
ステップS604では、ステップS603で補間演算により算出したWhite−Primary−Black線上の12色に対応した、2次元圧縮線Lnを用いて色域圧縮するための焦点Lstを補間により算出する。ここで、2次元圧縮線Ln及び焦点色Lstの詳細な説明を図11を用いて説明する。図11は、CIE−L*a*b*色空間から変換されるL*C*平面を示す図である。2次元圧縮線Lnは、色相変換後のオリジナル色ORmから制御点Xlabへ向けて引いた直線であり、焦点Lstは、2次元圧縮線Lnとグレー軸との交点である。
【0039】
ステップS605では、ステップS603で算出したオリジナル色ORmとステップS604で算出した焦点Lstを用いて2次元圧縮線Lnを算出する。残り12色の制御点Xlabは、5色のオリジナル色とそれに対応する5色の制御点Xlabの関係を用いて補間演算を行うことで算出する。
【0040】
ステップS606では、色数Col値が6以上であるか否かが判定される。その結果、色数Colが6以上であれば(Yes)、ステップS607へ進む。一方、Col値が5以下であれば(No)、ステップS612へ進み、変数Colに1を加えてステップS603へ戻る。ステップS607では、色域データGonと2次元圧縮線Lnとの交点X’labを算出する。
【0041】
そして、ステップS603で求めたオリジナル色とステップS607で算出した交点XlabとステップS605で算出した2次元圧縮線Lnを用い、残りの全ての格子点データM3に対して、対応する写像先を求める(ステップS608)。ここでは、入力系色域とプリンタ色域との関係(例えば、体積比等)によって、線形(又は非線形)の色域圧縮を行う。さらに、ステップS608で行った写像先をM3格子点データの制御点に設定する(ステップS609)。
【0042】
一方、ステップS610では、N色の中からM3の格子点データ分を取り出す。そして、ステップS611では、ステップS609で設定した制御点又はステップS610で取り出したデータから、MグリットのカラーマッチングLUTを作成する。ここで、本実施形態では、格子点グリット数Mを9としているが、格子点グリット数Mは9だけに限定されないことは言うまでもない。
【0043】
すなわち、本実施形態に係る画像処理装置1では、カラーマッチングLUTの取得が、第1の機器(画像表示装置2)において再現される色と第2の機器(画像出力装置3)において再現される色とに基づいてカラーマッチング評価値(例えば、圧縮値Elc)を算出する評価値算出手段(例えば、カラーマッチング評価部18)と、カラーマッチング評価値を用いて、第1の機器で再現されたカラー画像の色信号を色域圧縮する際の制御色(例えば、制御点Xlabの色域データ)を算出する制御色算出手段(例えば、制御点設定部8)と、制御色を用いてカラーマッチングLUTを作成する作成手段(カラーマッチングLUT作成部9)とを備えることを特徴とする。
【0044】
[色域データと2次元圧縮線との交点算出]
次に、図4及び図5を用い、ステップS307である色域データGonと2次元圧縮線Lnとの交点Xlab算出処理の詳細を説明する。図4は、色域データと2次元圧縮線との交点の計算方法を説明するためのフローチャートである。
【0045】
まず、変数Colを1に初期化する(ステップS401)。ここで、Colは、RGBCMYの6色分のループを回すための変数で、6回のループでRGB座標における色立体(図16を参照)を構成する6平面(R=0,G=0,B=0,R=255,G=255,B=255)の全平面において、圧縮線とプリンタ色域との交点検索を行っている。次に、変数iを0に初期化する(ステップS402)。また、変数jを0に初期化する(ステップS403)。尚、図16は、色立体を説明するための図である。
【0046】
ここで、図5を用いて、変数i,jの詳細な説明を行う。図5は、色域データと2次元圧縮線との交点の計算方法を説明する図である。図5に示す通り、変数i,jはRGB座標における色立体平面上の格子点上を動く変数である。
【0047】
そして、ステップS402、S403でi,jが設定された後、色立体のある平面上の(i,j),(i+1,j),(i,j+1)の3点(図5(a)を参照)におけるCIE−L*a*b*値から3点を通る平面Hnを計算する(ステップS404)。さらに、ステップS404で作成した平面Hnと2次元圧縮線Lnとの交点を算出する(ステップS405)。次いで、ステップS405で計算した交点が、ステップS404の3点で作る三角形内に入っているかの判定を行う(ステップS406)。
【0048】
その結果、交点が三角形内に存在する場合(Yes)、ステップS417へ進み、交点が三角形内に存在しない場合(No)、ステップS407へ進む。ステップS407では、変数jの判定を行う。そして、jが格子点数M−1より小さい時(Yes)はステップS418へ進む。ステップS418では、jに1を加えてステップS404へ戻る。一方、ステップS407においてjがM−1以上の時(No)、ステップS408へ進む。
【0049】
ステップS408では、変数iの判定を行う。その結果、iがM−1より小さい時(Yes)、ステップS419へ進む。ステップS419では、iに1を加えてステップS403へ戻る。一方、iがM−1以上のときはステップS409へ進む。ここまでの処理で、図5(a)の領域の交点検索が終了する。
【0050】
ステップS409では、iの初期化が行われる。次いで、jの初期化が行われる(ステップS410)。さらに、色立体のある平面上の(i,j),(i−1,j),(i,j−1)の3点(図5(b)を参照)におけるCIE−L*a*b*値から平面Hnを作成する(ステップS411)。次いで、2次元圧縮線LnとステップS411で作成された平面Hnとの交点を算出する(ステップS412)。その後、ステップS412で算出した交点がステップS411での3点で囲まれる三角形内に含まれるか否かの判定が行われる(ステップS413)。
【0051】
その結果、交点が三角形内に含まれると判定された場合(Yes)、ステップS417へ進み、交点が三角形内に含まれないと判定された場合(No)、ステップS414へ進む。ステップS414では、jの判定が行われる。そして、jがMより小さい時(Yes)、ステップS420へ進む。ステップS420では、jに1を加えてステップS411へ進む。また、ステップS414でjがM以上の時(No)、ステップS415へ進む。
【0052】
ステップS415ではiの判定が行われる。その結果、iがMより小さい場合(Yes)、ステップS421へ進む。ステップS421では、iに1を加えてステップS410へ戻る。一方、ステップS415でiがM以上の場合(No)、ステップS416へ進む。ステップS416では変数Colの判定が行われる。そして、Colが6以外の時(No)、Colに1を加えて(ステップS422)、ステップS402に戻る。一方、ステップS416でColが6の場合(Yes)、ステップS417へ進む。ここまでの処理で、図5(b)の領域の交点検索が終了する。
【0053】
そして、ステップS417では、ステップS406若しくはステップS413において判定され、三角形の内部に存在した交点を、プリンタ色域Gonと2次元圧縮線Lnの交点Xlabに決定する。
【0054】
以上、第1の実施形態によれば、色相別、画像出力機器別、出力用紙別にカラーマッチング評価手段を設定し、色域圧縮を制御する制御色を算出することで、入力機器の色域と出力機器の色域の形状や位置関係を考慮し、人間の視覚に合致した自然な色再現を実現する色域圧縮を行うことができる。
【0055】
<第2の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0056】
図13は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図13において、1301は本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置である。また、1302はモニタ等の画像を表示するための画像表示装置、1303はプリンタ等の画像を出力するための画像出力装置であり、それぞれ画像処理装置1301に接続されている。
【0057】
また、画像処理装置1301内には、画像表示装置1302で表示するための信号を生成する画像表示部1304、画像表示装置1302に表示される色と画像出力装置1303に出力するための階調変換処理等を行う画像処理部1305、オリジナル色とパラメータが記憶されているオリジナル色・パラメータ記憶部1306、色相角値が記憶されている色相角記憶部1307、色域圧縮する際に使用する制御点を設定を行う制御点設定部1308、画像表示装置1302に表示される色と画像出力装置1303において出力される色とのカラーマッチングLUTを作成するカラーマッチングLUT作成部1309、画像出力装置1303に出力するための色変換処理を行う色変換処理部1310、画像出力装置1303で出力するための信号を生成する画像出力部1311、データ処理を行うために一時的にデータを保存するデータバッファ1312、画像表示装置1302等のモニタプロファイルを記憶しておくモニタプロファイル1313、画像出力装置1303等のプリンタプロファイルを記憶するプリンタプロファイル1314、ユーザが画像処理装置1301を用いて操作を行うためのUI部1315、画像出力装置3の機器の種類及び出力用紙の種類を設定する出力用紙・機器設定部1316及びカラーマッチング評価部1317が具備される。
【0058】
[全体処理]
次に、上記構成を有する画像処理装置1301における処理について説明する。図14は、画像処理装置1301において行われる画像処理の手順を説明するためのフローチャートである。また、図15は、ユーザが画像処理装置1301における画像処理を操作するためのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。以下では、図14のフローチャートと図15のUIとを用いて、画像処理装置1301において行われるカラーマッチングLUT作成処理について詳細に説明する。
【0059】
まず、ユーザが、プルダウン1503、1504、1505において選択した出力条件(出力機器、出力用紙、色再現モード)の情報を取得する(ステップS1401)。次に、格子点数及び制御点数についての詳細な設定があるか否かが判定される(ステップS1402)。その結果、詳細な設定がある場合は、ユーザが、詳細設定ボタン1507を押下し、詳細設定メニュー1502において、制御点設置ボタン1508を用いた制御点設定及び格子点数設定ボタン1509を用いた格子点数の設定を行うことでステップS1403へ進む。
【0060】
一方、詳細設定メニュー1502において、プロファイル作成ボタン1510を押下したのみの時は、格子点数及び制御点数に詳細な設定がないとして、ステップS1407へ進み、格子点数をM(本実施形態では9)、制御点数をN(本実施形態では18)と設定し、ステップS1405へ進む。
【0061】
また、ステップS1403では、ユーザが設定した格子点数設定ボタン1509からLUT格子点数情報を取得する。さらに、ステップS1404では、ユーザが設定した制御点設定ボタン1508から制御点数情報を取得する。
【0062】
そして、ステップS1405では制御点設定処理が行われ、ステップS1406ではカラーマッチングLUT作成処理を行う。
【0063】
<その他の実施形態>
[色域圧縮の制御点数]
尚、上述した実施形態では、ステップS204、ステップS1405において設定される色域圧縮を行う際使用する制御点数を、R,G,B,C,M,YそれぞれPrimary,Bright,Darkとして18としたが、本発明における適用はこれだけに限定されない。すなわち、求める精度、目的に応じて制御点数を変化させてよいことは言うまでもない。
【0064】
[カラーマッチングLUTの格子点数]
また、ステップS205、ステップS1406においては、作成するカラーマッチングLUTの格子点数を9としたがこれだけに限定されない。すなわち、求める精度、目的に応じて変化させてよいことは言うまでもない。
【0065】
[ユーザーインタフェース]
上述した実施形態では、図12、図15に示すユーザインタフェース(UI)の例として、ボタンによる選択方法とプルダウン形式による選択方法を示したが、これらだけに限定されないことは言うまでもない。例えば、メニュー形式にして、ユーザに選択させるようなUIでも構わない。また、キーワードを直接入力させるようなUI形式であっても構わない。すなわち、ユーザの所望の設定ができるようなUI構成であればよい。
【0066】
[記録媒体等]
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
【0067】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0070】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0071】
【実施態様1】異なる色再現範囲を有する第1の機器と第2の機器との間でカラーマッチングを行う画像処理装置であって、
前記第1の機器における色再現範囲と前記第2の機器における色再現範囲との間のカラーマッチングLUTを取得する取得手段と、
前記カラーマッチングLUTを用いて、前記第1の機器で再現されたカラー画像を色変換する色変換手段と、
前記変換手段により色変換された前記カラー画像を前記第2の機器に出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。
【0072】
【実施態様2】前記第1の機器で再現された前記カラー画像を前記第2の機器に出力するときの出力条件を取得する条件取得手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記出力条件に合致したカラーマッチングLUTを取得する
ことを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0073】
【実施態様3】少なくとも1つ以上のカラーマッチングLUTを記憶する記憶手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記記憶手段から前記出力条件に合致したカラーマッチングLUTを読み出す
ことを特徴とする実施態様2記載の画像処理装置。
【0074】
【実施態様4】前記取得手段が、
前記第1の機器において再現される色と前記第2の機器において再現される色とに基づいてカラーマッチング評価値を算出する評価値算出手段と、
前記カラーマッチング評価値を用いて、前記第1の機器で再現されたカラー画像の色信号を色域圧縮する際の制御色を算出する制御色算出手段と、
前記制御色を用いてカラーマッチングLUTを作成する作成手段と
を備えることを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0075】
【実施態様5】前記評価値算出手段が、前記第1及び第2の機器における色信号の明度差及び彩度差に対し、重みパラメータを付加して前記カラーマッチング評価値を算出することを特徴とする実施態様4記載の画像処理装置。
【0076】
【実施態様6】前記評価値算出手段が、前記色信号の明度に対して第1の重みパラメータを付加し、前記色信号の彩度に対して第2の重みパラメータを付加することを特徴とする実施態様5記載の画像処理装置。
【0077】
【実施態様7】カラーマッチングの対象となる機器又は出力媒体ごとに異なる重みパラメータを記憶するパラメータ記憶手段をさらに備えることを特徴とする実施態様5記載の画像処理装置。
【0078】
【実施態様8】異なる色再現範囲を有する第1の機器と第2の機器との間でカラーマッチングを行う画像処理方法であって、
前記第1の機器で再現されたカラー画像を取得する画像取得工程と、
前記第1の機器における色再現範囲と前記第2の機器における色再現範囲との間のカラーマッチングLUTを取得する取得工程と、
前記カラーマッチングLUTを用いて、取得した前記カラー画像を色変換する色変換工程と、
色変換されたカラー画像を前記第2の機器に出力する出力工程と
を有することを特徴とする画像処理方法。
【0079】
【実施態様9】前記第1の機器で再現された前記カラー画像を前記第2の機器に出力するときの出力条件を取得する条件取得工程をさらに有し、
前記取得工程が、前記出力条件に合致したカラーマッチングLUTを取得する
ことを特徴とする実施態様8記載の画像処理方法。
【0080】
【実施態様10】前記取得工程が、
前記第1の機器において再現される色と前記第2の機器において再現される色とに基づいてカラーマッチング評価値を算出する評価値算出工程と、
前記カラーマッチング評価値を用いて、前記第1の機器で再現されたカラー画像の色信号を色域圧縮する際の制御色を算出する制御色算出工程と、
前記制御色を用いてカラーマッチングLUTを作成する作成工程と
を有することを特徴とする実施態様8記載の画像処理方法。
【0081】
【実施態様11】前記評価値算出工程が、前記第1及び第2の機器における色信号の明度差及び彩度差に対し、重みパラメータを付加して前記カラーマッチング評価値を算出することを特徴とする実施態様10記載の画像処理方法。
【0082】
【実施態様12】前記評価値算出工程が、前記色信号の明度に対して第1の重みパラメータを付加し、前記色信号の彩度に対して第2の重みパラメータを付加することを特徴とする実施態様11記載の画像処理装置。
【0083】
【実施態様13】前記重みパラメータが、カラーマッチングの対象となる機器又は出力媒体ごとに異なることを特徴とする実施態様11記載の画像処理方法。
【0084】
【実施態様14】コンピュータに、異なる色再現範囲を有する第1の機器と第2の機器との間でカラーマッチングを実行するためのプログラムであって、
前記第1の機器で再現されたカラー画像を取得する画像取得手順と、
前記第1の機器における色再現範囲と前記第2の機器における色再現範囲との間のカラーマッチングLUTを取得する取得手順と、
前記カラーマッチングLUTを用いて、取得された前記カラー画像を色変換する色変換手順と
を実行するためのプログラム。
【0085】
【実施態様15】前記取得手順が、
前記第1の機器において再現される色と前記第2の機器において再現される色とに基づいてカラーマッチング評価値を算出する評価値算出手順と、
前記カラーマッチング評価値を用いて、前記第1の機器で再現されたカラー画像の色信号を色域圧縮する際の制御色を算出する制御色算出手順と、
前記制御色を用いてカラーマッチングLUTを作成する作成手順と
を有することを特徴とする実施態様14記載のプログラム。
【0086】
【実施態様16】実施態様14又は15に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、デバイスやメディアの色相ごとの色域の違いを考慮して、明度重視及び彩度重視等の圧縮の方向性を制御して、より自然な色再現を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】画像処理装置1において行われる画像処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】第1の実施形態における制御点設定部8における制御点設定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図4】色域データと2次元圧縮線との交点の計算方法を説明するためのフローチャートである。
【図5】色域データと2次元圧縮線との交点の計算方法を説明する図である。
【図6】カラーマッチングLUT作成部9におけるカラーマッチング作成処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図7】CIE−L*a*b*色空間におけるa*b*平面を示す図である。
【図8】第1の実施形態におけるオリジナル色とパラメータの一例を示す図である。
【図9】第1の実施形態における2次元色域圧縮を説明するための図である。
【図10】第1の実施形態における色相角の一例を示す図である。
【図11】CIE−L*a*b*色空間から変換されるL*C*平面を示す図である。
【図12】ユーザが画像処理装置1における画像処理を操作するためのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図14】画像処理装置1301において行われる画像処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図15】ユーザが画像処理装置1301における画像処理を操作するためのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。
【図16】色立体を説明するための図である。
【図17】sRGBモニタの色域とインクジェットプリンタの色域の一例を示す図である。
【図18】従来の色域圧縮方法を説明する図である。
【図19】従来の色域圧縮方法の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1、1301 画像処理装置
2、1302 画像表示装置
3、1303 画像出力装置
4、1304 画像表示部
5、1305 画像処理部
6、1306 オリジナル色・パラメータ記憶部
7、1307 色相角記憶部
8、1308 制御点設定部
9、1309 カラーマッチングLUT作成部
10、1310 色変換処理部
11 カラーマッチングLUT記憶部
12、1311 画像出力部
13、1312 データバッファ
14、1313 モニタプロファイル
15、1314 プリンタプロファイル
16、1315 UI部
17 出力条件設定部
18、1317 カラーマッチング゛評価部
1316 出力用紙・機器設定部

Claims (1)

  1. 異なる色再現範囲を有する第1の機器と第2の機器との間でカラーマッチングを行う画像処理装置であって、
    前記第1の機器における色再現範囲と前記第2の機器における色再現範囲との間のカラーマッチングLUTを取得する取得手段と、
    前記カラーマッチングLUTを用いて、前記第1の機器で再現されたカラー画像を色変換する色変換手段と、
    前記変換手段により色変換された前記カラー画像を前記第2の機器に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008258845A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Canon Inc カラー画像処理システム及び方法

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