JP2004151192A - 表示画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面に表示される画像を常時観察しながら、鮮明な画像を簡易な方法で画像記録媒体に記録することができる表示画像記録方法および表示画像記録装置を提供する。
【解決手段】画像をあらわす光を投影する投影部1と、投影部1から光が投影される投影面11および投影面11の裏面であって投影された光に基づく画像が表示される表示面12を有するスクリーン10とを用意し、画像をあらわす光の照射により画像が記録される画像記録媒体3を表示面12に密着させることにより画像記録媒体3にスクリーン10に表示された表示画像を画像記録媒体3に記録する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投影されたスクリーンの背面に映し出される画像を、光書込み型表示記録媒体に転写することができる表示画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報電子化が進展し、ペーパーレス化が進めば紙の消費は減るものと期待されきたが、現実には情報用紙の消費量は増加傾向にある。その原因としては、紙の形で情報を流通させる慣行に大きな変化が起こっていないこと、電子化情報の増大に連動し、プリント出力の機会が増えていること、プリントが簡便になり一過性の情報などを気軽にプリントしてしまうことなどが挙げられる。今後もこの傾向が続くとすれば、紙の消費は、世界規模で増え続けることになり、地球環境保全の観点からも重大な社会問題となることが予想される。そのような背景を踏まえ、電子ディスプレイの長所と紙の長所とを併せもったデジタルペーパーまたは電子ペーパーと呼ばれる画像記録媒体が提案されている(例えば、特許文献1〜4)。
【0003】
電子ペーパーは、一旦画像が記録されると、エネルギーを与えなくても記録された画像が保持されるメモリ性を有するとともに、記録された画像を消去して繰り返し使用することができるものである。特に、コレステリック液晶を表示素子に用いたものは、電圧の印加と、画像をあらわす光の照射とにより画像が瞬時に記録されることから注目されている。
【0004】
一方、そのような画像記録媒体に鮮明な画像を記録するためには、その前段階として、液晶パネルやプロジェクタに写し出された画像を見てその画像の状態や内容を確認したり、写し出される画像の切換え操作を行ない、記録したい画像を選択する必要がある。
【0005】
一般に、ディスプレイ画面から出射される光は、一定の視野角に亘って画像が認識可能となるように一定の拡散性を有する必要がある。一方、画像記録媒体に画像を記録するときは、その表示素子に分解能の高い、指向性の強い光を照射する必要がある。すなわち、画像を選択するときと画像を記録するときとでは、光学的に異なる特性の画像を画面表示する必要がある。
【0006】
そこで、透過型表示パネルと画像記録媒体との間に液晶からなる調光層などを配置し、例えば調光層に印加する電圧を接断することにより、調光層を光透過状態と光散乱状態に遷移させ、異なる光学特性を両立させた光書込装置が提案されている(非特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−211779号公報(段落番号0027〜段落番号0031、図1)。
【特許文献2】
特開2001−108955号公報(段落番号0070〜段落番号0088、図4〜図6)。
【特許文献3】
特開2002−244620号公報(段落番号0008〜段落番号0010、図1)。
【特許文献4】
特開2002−99221号公報(段落番号0037〜段落番号0040、図2)。
【非特許文献1】
ヒューマンインタフェースシンポジウム論文集(2001年、395頁〜396頁)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、非特許文献1に提案されている光書込装置では、表示画面を画像観察用と画像書込用とに切換えるため、調光層などを散乱状態と透明状態とにスイッチする必要があり、光書込装置が複雑化する上、コスト高になるという問題がある。また、画像書込みの際には、一時的にせよ調光層などが透明状態にスイッチされるので、使用者は、表示画面が視認しずらくなり、使用者の姿勢如何によっては、まぶしくて表示画面を凝視できなくなるという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の事情に鑑み、表示画面に表示される画像を常時観察しながら、鮮明な画像を簡易な方法で画像記録媒体に記録することができる表示画像記録方法および表示画像記録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の表示画像記録方法は、画像をあらわす光を投影する投影部と、前記投影部から前記光を投影する投影面および該投影面の裏側に、該投影面に投影された光に基づく画像を表示する表示面を有するスクリーンとを用意し、画像をあらわす光の照射により該画像が記録される画像記録媒体を上記表示面に密着させることにより上記スクリーンに表示された表示画像を該画像記録媒体に記録することを特徴とする。
【0011】
このように、スクリーンの表示面の背面側から光を投影し、斜め方向から見ても見えるように拡散させて出射される画像を確認するとともに、表示面に画像記録媒体を密着させることにより、その確認した画像を拡散による影響を受けることなく鮮明に記録することができる。
【0012】
上記目的を達成する本発明の表示画像記録装置は、画像をあらわす光を投影する投影部と、上記投影部から上記光を投影する投影面および該投影面の裏側に、該投影面に投影された光に基く画像を表示する表示面を有するスクリーンとを備えたものであることを特徴とする。
【0013】
このように、背面側から光を投影し、斜め方向から見ても見えるように拡散された光を出射するスクリーンを用いるので、表示された画像を凝視し確認しながら、画像記録媒体に画像を記録することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の表示画像記録方法、およびその表示画像記録方法に用いる表示画像記録装置の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に用いる表示画像記録装置装置を示す概略構成図である。
【0015】
図1に示すように、本実施形態に用いる表示画像記録装置は、画像をあらわす光を投影する投影部1と、投影部1から光が投影される投影面および投影面11の裏側に、投影された画像が表示される表示面12を有するスクリーン10とを備えている。そして、画像をあらわ光の照射により、その画像が記録される画像記録媒体3を表示面12に密着させることにより、その画像記録媒体3にスクリーンに表示された表示画像を記録することができる。
【0016】
ここで、投影部1には、例えばパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略称する。)に表示された画像をスクリーンに投影する液晶プロジェクタや、デジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、「DMD」と略称する。)をオン・オフ制御することにより、画像をあらわす光を反射させてスクリーンに投影する、デジタル・ライト・プロセッシング(米国テキサスインスツルメンツ社商標)を用いたプロジェクタであってもよい。またポジフイルムからなるスライドをスクリーンに投影するフイルムプロジェクタを用いることもできる。
【0017】
スクリーン10には、表示面12が散乱性を有するPETなどの透明樹脂フィルムや特殊ガラス、具体的には、表示面側の微小な凹凸がある光散乱フィルム、すりガラス、半透過性を有するシート、トレーシングペーパなどが好適に利用できる。
【0018】
また、スクリーン10の表示面12側には、手書きで文字や符号、線図などを筆記具により書き込むことが可能である。書き込む領域は、投影部1から投影された画像が表示可能な領域のみならず、その外側の領域にも自在に書き込むことが可能である。さらに、書き込んだ文字や符号、線図などは、消しゴムなどを用いて消去することもできる。
【0019】
画像記録媒体3には、電極間にコレステリック液晶層と光導電層とが積層された画像記録媒体を用いることができる。図8に本実施例で用いた表示記録媒体の断面図を示す。即ち、表示層21は、マイクロカプセルに液晶を内包したものを樹脂バインダーに分散したインクを塗布して形成し、絶縁性の光吸収層23を介して光導電層22を積層し、1対の電極基板20で挟み込んだ構成である。このように表示層21にマイクロカプセル構成を採用することは、画像記録媒体をフレキシブルな形態にすることを容易にし、外部からなんらかの応力が加えられてもそれらを吸収し、表示情報の乱れを避けることができるため好ましい態様である。この時、マイクロカプセル内の液晶としては配向状態のメモリ性を有するものが好ましく、具体的にはカイラルスメクチックC相等の強誘電液晶、カイラルネマチック、スメクチック、ディスコテック液晶素材などが挙げられる。特に偏光板やカラーフィルタを必要とせずに、選択反射波長特性を利用したカラー表示を高い反射率で行え、高コントラストで高精細な画像を表示しうる観点から、コレステリック液晶を主体とする表示材料が特に好ましい。但し、本発明の画像記録媒体の表示層21は必ずしもこの構成に限定されるものではなく、上述した構成以外に液晶化合物が高分子材料中に分散されたものや、液晶素材中に高分子材料を若干混合したもの、或いは、液晶化合物自体が高分子化合物であるもの等も採用することができる。さらにまた、電気泳動やトナーディスプレイと呼ばれる方式の表示素子のように、液中もしくは気中に存在する一種、もしくは複数種類の帯電着色微粒子を外部から印加する電界で移動などを可逆的に制御することで表示を行う素子や、表面の帯電状態が異なる領域を異なる色で塗り分けた粒子を回転させることで表示を行う素子や、機械的あるいは電気的に微細な画素の向きや位置を変えて表示を行う素子なども適用できる。
【0020】
光導電層22の材料としては、無機系、有機系のいずれの材料も使用できる。
【0021】
無機系材料としては、例えば、セレン、アモルファスシリコン、酸化亜鉛、BSO等が挙げられ、中でも、アモルファスシリコンは、太陽電池等でも広く用いられている材料であるため好ましい。しかし、電子媒体がフレキシブルな基板を用いる場合には、その基板との適性が良く、高温の熱処理や、時間のかかる製造プロセスを必要としない、有機系の材料がより好ましい。
【0022】
有機系の材料としては、例えば、電子写真プロセスにおいて感光体として用いられる材料を用いることができる。
【0023】
有機系の材料には、電荷発生と電荷輸送を同時に行う材料もあり、該材料も適用可能であるが、良好な光感度特性を示すという観点から、電荷発生層と電荷輸送層とに機能分離された構成を有する材料が多用される。
【0024】
本発明に供される光導電層22としては電荷発生層、電荷輸送層及び電荷発生層の順に積層してなる多層構造を有するものが、良好な感度特性を有し、表示層21への交流電圧の印加が可能であり、表示層として汎用の液晶素材が使用可能である点で好ましい。
【0025】
なお、電極と電荷発生層の間にキャリアの突入を防ぐ機能層を形成することも可能である。このような機能層は電流の流れを著しく妨げない範囲で適用可能である。さらに、中央の電荷輸送層中にさらに電荷発生層を形成し、電荷発生層、電荷輸送層、電荷発生層、電荷輸送層及び電荷発生層とした構成の材料も適用可能である。また、電荷発生層と表示層との間に設けた光吸収層は一層でも良く多層構造でも良い。
【0026】
電荷発生層に用いられる材料としては、ペリレン系、フタロシアニン系、ビスアゾ系、ジチオピトケロピロール系、スクワリリウム系、アズレニウム系、チアピリリウム・ポリカーボネート系など光照射により電荷が発生する有機材料が挙げられる。
【0027】
電荷発生層の形成方法としては、真空蒸着法やスパッタリング法など、ドライな膜形成法のほか、溶剤や分散剤を用いたスピンコート法、ディップコート法、アプリケータなどを用いた塗布方法も適用可能である。
【0028】
また、電荷輸送層に用いられる材料としては、トリニトロフルオレン系、ポリビニルカルバゾール系、オキサジアゾール系、ピラリゾン系、ヒドラゾン系、スチルベン系、トリフェニルアミン系、トリフェニルメタン系、ジアミン系などが挙げられる。また、LiClO4を添加したポリビニルアルコールやポリエチレンオキシドのようなイオン導電性材料の適用も可能である。
【0029】
電荷輸送層の形成方法としては、電荷発生層の形成に適用可能な方法と同様の方法を挙げることができる。
【0030】
画像表示記録媒体が、図8に示すようにマイクロカプセル液晶を主成分とする表示層21と光導電層22を積層し、対向する電極基板20で挟み込んだ構成になっている場合には、表示情報の書き込み時に光の照射と対向電極への電圧印加を必要とする。印加する電圧の供給源は外部の電源から供給しても良いし、表示記録媒体内部にバッテリの形で保有しても良い。表示記録媒体外部もしくは内部の電圧印加手段から上述した対向電極に所定の電圧を印加した状態で、光導電層22への光学パターンの照射が行われると、光導電層22のインピーダンスが低下し、その部分に積層した表示層のマイクロカプセル液晶に印加される電界強度が高まり、配向状態が変化する。光の照射を受けなかった部分の光導電層22のインピーダンスは高い状態のままであり、液晶の配向状態に差が生じ、それが反射画像を形成する。
【0031】
画像表示記録媒体の電極基板20としては、光透過性の基板である必要があり、ガラス又はプラスチック等を材料とした基板が挙げられるが、外部からの耐機械的特性に優れる点で、プラスチック材料を用いた基板が好ましい。プラスチック材料を用いた基板としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系フイルム、ポリカーボネート、ポリイミド等が挙げられる。
【0032】
光透過性を有する電極材料としては、入射光が散乱を受け難い透明性部材で、導電性があり電極として機能しうるものであれば特に制限はなく、例えば、ITO(インジュウム−スズ酸化物)、二酸化スズ等の金属酸化物等が挙げられる。また、導電性セラミックス材料等を用いることもできる。導電性膜は、例えば、蒸着法、スパッタリング法、CVD法等従来公知の方法により基板上に形成できる。
【0033】
画像記録媒体の作製例を次に示す。画像記録媒体の具体的な構成例としてITO(酸化インジウム錫)電極膜が内側にそれぞれ設けられた2枚のPETフィルム基板(商品名:ハイビーム、東レ(株)製)に挟持されるようにして、光導電層及び透明隔離層、マイクロカプセルに内包されたカイラルネマチック液晶素材を含有する表示層を積層したものを採用する。
【0034】
この表示層21は、正の誘電率異方性を有するネマチック液晶E8(メルク社製)74.8部に、カイラル剤CB15(BDH社製)21部とカイラル剤R1011(メルク社製)4.2部を加熱溶解後室温に戻して、ブルーグリーンの色光を選択反射するカイラルネマチック液晶を得た。
このブルーグリーンカイラルネマチック液晶10部にキシレンジイソシアネート3モルとトリメチロールプロパン1モルとの付加物(武田薬品工業製D−110N)3部と酢酸エチル100部を加えて均一溶液とし、油相となる液を調整した。
【0035】
一方、ポリビニルアルコール(クラレ社製ポバール217EE)10部を、熱したイオン交換水1000部に加えて撹拌後、放置冷却することによって、水相となる液を調整した。
【0036】
次に、スライダックで30V交流を与えた家庭用ミキサーによって上述した油相を放置冷却によって調整した水相中に1分間乳化分散して、水相中に油相液滴が分散した水中油エマルジョンを調整した。この水中油エマルジョンを60℃のウォーターバスで加熱しながら2時間撹拌し、界面重合を完了させて、液晶マイクロカプセルを形成した。これら液晶マイクロカプセルの平均粒径は、レーザー粒度分布計によって約12μmと見積もられた。
【0037】
マイクロカプセル分散液を網目38μmのステンレスメッシュを通して濾過後一昼夜放置し、乳白色の上澄みを取り除くことによりマイクロカプセルからなる固形成分約390質量%のスラリーを得た。
【0038】
スラリーに対しマイクロカプセルからなる固形成分の重量に対して2/3となる量のポリビニルアルコールを含むポリビニルアルコール10重量%の溶液を加えることにより塗布液を調整した。
【0039】
125μm厚1TO付きPETフィルム(東レハイビーム)のITO面上に、上記塗布液を#44のワイヤーバーで塗布することにより、表示層21を作製した。
【0040】
次に、もう一方のITO電極付基板20の電極上に、有機材料からなる光導電層を形成した。光導電層22は電荷輸送層の上下に電荷発生層を積層した構成である。
【0041】
その作製方法を以下に示す。まずITO電極上に光導電層22の第1の電荷発生層として、ヒドロキシガリウムフタロシアニンとバインダー樹脂であるポリビニルブチラールを1:1に混合したプロパノール分散液をスピンコート法により基板に塗布後、乾燥させ、0.2umの厚さに形成した。次に電荷発生層の上の電荷輸送層として、まず、電荷輸送材N、N−Bis(3、4−dimethylphenyl)birhenyl−4−amine、とバインダー樹脂PolyCarbonate bisphenol−Z、(ポリ(4、4’−シクロヘキシリデンジフェニレンカーボネート))をそれぞれ40重量%、60重量%の割合で混合した後、これをモノクロロベンゼンに溶解させ10%の溶液を作製し、この溶液をディップコートにより、120mm/分の速度で引き上げ、電荷発生層上に3μm厚の電荷輸送層を作製した。更に、第2の電荷発生層として第一の電荷発生層とどうような材料、手順で0.2um厚に形成した。さらに、その上に光吸収層としてスピンコート法により、PVA(ポリビニルアルコール)層を0.2μm厚に作製した。さらに、その上に光吸収層としてスピンコート法により、黒色顔料を分散したPVAを塗布した。
【0042】
上述したマイクロカプセルカイラルネマチック液晶からなる表示層21上に、光導電層22を作製したPETフィルムのPVA面上に完全水性型ドライラミネート接着剤であるディックドライWS−321A/LD−55(大日本インキ化学工業)を塗布乾燥させて4μm厚の接着層を形成した後に密着させ70℃においてラミネートを行った。
【0043】
以上の方法によって作成した画像記録媒体3を用いて、図1で説明した表示画像記録装置の表示面12に密着させて画像の書き込みを行なったところ、画像記録媒体3には、表示面12の光パターンに基く、緑色の選択波長反射を示すプレーナ状態、又は光透過による背景色(ここでは、光吸収層の黒色)を示すフォーカルコニック状態よりなるコントラストが高く、解像度の劣化がないシャープな画像が形成された。
【0044】
本実施形態では、画像記録媒体3として電極間にコレステリック液晶層と光導電層とが積層された画像記録媒体3を用いているが、これに限定する必要はなく、支持体上にフォトクロミック層が形成されたものを用いることもできる。この画像記録媒体のフォトクロミック層は、高分子樹脂のマトリックスと、その中に分散するフォトクロミック材料とからなる構成を採用できる。フォトクロミック材料として、例えばスピロピラン系、フルギド系、オキサジン系、ジアリールエテン系、ジヒドロピレン系、チオインジゴ系、ピピリジン系、アジリジン系、アゾベンゼン系、アントラキノン系、多環芳香族系、サリチリデンアニリン系、キサンテン系などを用いることができる。また、マトリックスを形成する高分子樹脂としては、常温ではフォトクロミック化合物の光発消色反応に必要な変形空間より小さい自由空間しかなく、ガラス転移温度を越えると自由空間が広がり変形空間より大きくなる高分子化合物、例えばポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネイト、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアクリロ二トリル等を利用することができる。
このように、画像が表示されるスクリーン10の表示面12に微小な凹凸があり背面から投影された光が拡散するので、表示面12側から記録画像を確認するときにまぶしくない。一方、画像記録媒体3を表示面12に密着させるので、微小な凹凸により光が拡散することによる影響を受けることなく鮮明な画像を画像記録媒体3に記録することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に用いる表示画像記録装置は、第1の実施形態の表示画像記録装置と比べて、スクリーンが表示面から光を拡散させて出射する散乱部を備えている点は相違するが、それ以外の点は共通するので、相違点について説明する。
【0045】
図2は、第2の実施形態に用いる表示画像記録装置装置を示す概略構成図である。
【0046】
図2に示すように、本実施形態に用いる表示画像記録装置のスクリーン10は、一部を拡大して示すように、表示面12側の内部に、投影面11に投影された光を散乱させる散乱部13を有し、表示面12は平滑になっている。
【0047】
この場合、散乱を誘起する散乱部13が表示面12よりも内部寄りにあり、かつスクリーン10が厚いと、投影部1から投影され、その散乱部13で散乱した光が、画像記録媒体3に到達するまでの間に拡散してしまうため、転写された画像の解像度が劣化する恐れがある。したがって、スクリーン10を極力薄くするか、散乱部13をできるだけ表示面13近くに設けることが好ましい。
【0048】
スクリーンの表示面13よりも内部寄りに散乱部13を形成する場合、表示面12から0.2mmの範囲内に散乱部13を形成すれば、画像記録媒体3に記録された画像は、100DPI(ドット・パー・インチ)程度の解像度を得ることができる。また、 散乱部13を、表示面13から0.1mmの範囲内に形成すれば、画像記録媒体3に記録された画像は、200DPI(ドット・パー・インチ)程度の解像度を得ることができる。
【0049】
このように、表示面12から0.2mmの範囲内に散乱部13が形成されたスクリーン10の表示面12に画像記録媒体3を密着させて配置し、投影面11側から画像をあらわす光を投影すれば、少なくともPC表示画面の解像度と同等以上の高精細な画像を記録することができる。
【0050】
また、表示面12が平滑になっているので、表示面12にフェルトペンなどで、文字や符号、線図を書き込むことができる。書き込む領域は、投影部1から投影された画像が表示可能な領域のみならず、その外側の領域にも自在に書き込むことが可能である。さらに、水溶性のフェルトペンなどで書き込んだ文字や符号、線図などは、ダスターなどで消去することもできる。
【0051】
さらに、フェルトペンなどで記入した文字などを投影部などから光を照射することにより、スクリーン10に投影された画像とともに、画像記録媒体3に記録することもできる。
【0052】
このように、画像が表示されるスクリーン10の表示面12側の内部に散乱部13があり、投影面11側から投影された光は、その散乱部13で散乱するので、表示面12側から記録画像を確認するときに凝視してもまぶしくない。一方、画像記録媒体3を表示面12に密着させるので、散乱部13で光が散乱することによる影響は受けず、高精細な画像を画像記録媒体3に記録することができる。
【0053】
本実施形態では、画像記録媒体3として電極間にコレステリック液晶層と光導電層とが積層された画像記録媒体を用いているが、これに限定する必要はなく、支持体上にフォトクロミック層が形成されたものを用いることもできる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態と比べて、スクリーンが、背面から照射された投影光を表面側の所定角度方向に屈折させて出射する、ホログラムが記録されたホログラムスクリーンである点が相違するが、それ以外の点は共通するので、相違点について説明する。
【0054】
図3は、第3の実施形態に用いる表示画像記録装置装置を示す概略構成図である。
【0055】
図3に示すように、本実施形態に用いる表示画像記録装置のスクリーン10は、投影面11から角度θ1で参照光1aが、角度約90度で画像をあらわす信号光がそれぞれ照射され、スクリーン10内部に参照光1aと信号光の干渉による、ホログラムが形成されたホログラムスクリーンである。
【0056】
ここで、ホログラムスクリーンは、例えば感光材が塗布されたフィルムであってもよく、あるいは高分子液晶、アゾベンゼンを側鎖に有する高分子、アゾベンゼンを分散させた高分子などが用いられる。
【0057】
投影部1から参照光1aが投影面11に角度θ1をなすように投影されると、スクリーン10内部に形成されたホログラムで参照光1aが屈折し、ホログラムを形成させたときの信号光1bとは進行方向が逆の、位相共役光1bがスクリーン10の表示面12側からスクリーン10の面に垂直な方向に出射される。
【0058】
この場合、位相共役光1bは、スクリーン10を見る人がある程度斜めから見ても見えるように、スクリーンの幅方向にある程度の広がりを持って出射される。しかし、スクリーン10の表示面12側に画像記録媒体3を密着させることにより、鮮明な画像を画像記録媒体3に記録することができる。
【0059】
なお、本実施形態のスクリーン10の表示面12に筆記具で、文字や符号、線図を書き込むことができる。書き込む領域は、ホログラムが形成された領域のみならず、その外側の領域にも自在に書き込むことが可能である。また、筆記具で書き込んだ文字や符号、線図などは、消しゴムやダスターなどで消去することもできる。さらに、筆記具などで記入した文字などを投影部などから投影された光を照射することにより、スクリーン10に投影された画像とともに、画像記録媒体3に記録することもできる。
【0060】
このように、スクリーン10の表示面12を介して見る画像は、参照光1aが屈折した光であることから、投影部であるプロジェクタの光出射口を、観察者の目に直接入らない位置に配置可能なので、スクリーン面を凝視してもまぶしくなく、画像記録媒体3は、表示面12に密着させるので、高精細な画像を画像記録媒体3に記録することができる。
【0061】
本実施形態においても、画像記録媒体3として電極間にコレステリック液晶層と光導電層とが積層された画像記録媒体を用いているが、これに限定する必要はなく、支持体上にフォトクロミック層が形成されたものを用いることもできる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、第1から第3の実施形態と異なり、表示画像記録装置が複数の画像記録媒体に個別に電圧を印加する複数の電圧印加部を備えており、スクリーンに表示された画像を分割して複数の光書き込み型画像記録媒体に記録することができる点が相違する。
【0062】
図4および図5は、第4の実施形態に用いる表示画像記録装置装置を示す概略構成図である。
【0063】
図4は、表示画像記録装置を側面から見た概略構成図であり、図5は、表示画像記録装置を表示面側から見た概略構成図である。
【0064】
図4および図5に示すように、本実施形態に用いる表示画像記録装置は、画像をあらわす光を投影する投影部1と、投影部1から光が投影される投影面11および投影面11の裏面であって投影された画像が表示される表示面12を有するスクリーン10と、複数の画像記録媒体4に個別に電圧を印加する電圧印加端子7を有する電圧印加部8とを備えている。スクリーン10は、水平に配置された天板に組み込まれており、投影部1は、天板の下方から画像をあらわす光を投影するように構成されている。
【0065】
投影部1には、例えばパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略称する。)に表示された画像をスクリーンに投影する液晶プロジェクタや、デジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、「DMD」と略称する。)をオン・オフ制御することにより、画像をあらわす光を反射させてスクリーンに投影する、デジタル・ライト・プロセッシング(米国テキサスインスツルメンツ社商標)を用いたプロジェクタであってもよい。またポジフイルムからなるスライドをスクリーンに投影するフイルムプロジェクタを用いることもできる。
【0066】
スクリーン10には、第1の実施形態で説明した、表示面12が散乱性を有するPETなどの透明樹脂フィルムや特殊ガラス、または第2の実施形態で説明した、表示面12側の内部に、投影面11に投影された光を散乱させる散乱部13を有し、表示面12が平滑になっている透明樹脂フィルムや特殊ガラスなどを用いることができる。あるいは、第3の実施形態で説明した、投影面11から参照光1aと画像をあらわす信号光1bをそれぞれ照射して、ホログラムが形成されたホログラムスクリーンを用いることもできる。
【0067】
ここで、本実施形態に用いるスクリーン10の表示面に筆記具で、文字や符号、線図を書き込むことができる。書き込む領域は、画像などが表示された領域のみならず、その外側の領域にも自在に書き込むことが可能である。また、筆記具で書き込んだ文字や符号、線図などは、消しゴムやダスターなどで消去することもできる。
【0068】
画像記録媒体4は、一対の基板の内面に透明な電極が形成され、その一対の電極間に、画像が書き込まれる表示層と照射光量により抵抗値が変化する光スイッチング層とが積層された構造を有し、一対の電極間に電圧を印加すると共に、光スイッチング層に画像を表わす光が照射されると表示層に画像が書き込まれる。
【0069】
ここで、基板には、PETやPESなどを用いることができ、電極のほかに、水やガスの浸入を防止するバリア膜などの機能膜を形成してもよい。透明な電極には、ITOやSnOなどを用いることができる。表示層には、メモリ性のある表示素子なら適用可能であり、例えば、コレステリックや強誘電液晶のような液晶や、PDLCやカプセル化によりメモリ性が少ないか、あるいは全く無い表示素子に添加剤を付加してメモリ性を持たせた素子が用いられる。また、光スイッチング層としては、アモルファスシリコン素子や有機光スイッチング素子が適用可能である。有機光スイッチング素子としては、電荷輸送性能と電子輸送性能と電荷発生機能を有する単層型、電荷発生と電荷輸送を機能分離した二層型、さらに、電荷発生層/電荷輸送層/電荷発生層と順次積層し、交流駆動可能な構造のものが適用可能である。なお、表示層と光スイッチング層との間に遮光層や隔離層、あるいはラミネート層を積層してもよい。
【0070】
本実施形態に用いる画像記録媒体4は、一対の基板それぞれの側端部に一対の電極それぞれに接続された接触端子5を有し、その接触端子5を介して電極に電圧を印加することができる。
【0071】
電圧印加部8は、電源9と電圧印加端子7とを有し、画像記録媒体4の接触端子5にその電圧印加端子7を接続することにより、画像記録媒体4の電極に所定の電圧を印加する。
【0072】
電源9は、例えば1〜1KHzまでの周波数を含む、振幅が10〜2000Vpp程度の電圧を出力するもので、具体的には、記憶部と増幅部とを有し、メモリされた波形を読み出し、その波形を増幅することにより出力するもの、共振回路と論理回路などを有し、発生させた電圧波形をゲートを通すことにより、期間とタイミングとを調整して出力するもの、スイッチングレギュレータなどによりDC電圧をスイッチングして矩形波を出力するものなどが挙げられる。
【0073】
この表示画像記録装置を用いて、複数の画像記録媒体4に画像を記録するときは、投影部1から光を投影し、その画像をスクリーン10の表示面12に表示させ、複数の画像記録媒体4それぞれの光スイッチング層側の面を、その表示面12上に重ならないように配置して密着させるとともに、電圧印加部8からそれぞれの画像記録媒体4の接触端子5にそれぞれの電圧印加端子7から個別に電圧を印加することにより行う。その場合、さらに、筆記具などで手書きによりスクリーンに書き込んだ文字や符号、線図などを、投影部1から投影した画像とともに画像記録媒体4に記録することもできる。
【0074】
本実施形態においても、スクリーン10の表示面12から出射される光が拡散、あるいは所定の角度をもって広がるので、表示面12側から記録画像を確認するときにまぶしくない。一方、画像記録媒体4は、表示面12に密着させるので、光が散乱する影響を受けずに高精細な画像を画像記録媒体4に記録することができる。
【0075】
図6および図7は、電圧印加部の構成例を示す図である。
【0076】
図6はスクリーンに密着させた画像記録媒体に電圧を印加する状態を示す平面図であり、図7は、画像記録媒体に電圧印加部を接続した状態を示す斜視図である。また、図6(a)および図7(a)は、電源と電圧印加端子とが分離された分離タイプの電圧印加部の例、図6(b)および図7(b)は、電源と電圧印加端子とが一体化されたハンディタイプの電圧印加部の例を示す図である。
【0077】
図6および図7に示すように、電圧印加部8は、電源9と電圧印加端子7とが分離され、相互間を電源コード6で接続する分離タイプのもの(図6(a)および図7(a))と、電源9と電圧印加端子7とが一体化されたハンディタイプのもの(図6(b)および図7(b))とがある。
【0078】
ここで、本構成例で示す分離タイプの電圧印加部8は、電源9と電圧印加端子7とが1対1で対応しているが、電源9が1つで電圧印加端子7が複数あるものであってもよい。
【0079】
また、分離タイプ、ハンディタイプ何れのタイプであっても、本構成例の電圧印加端子7は、クリップ状に形成されており、電圧印加端子7で図にあらわれない接触端子5を挟み込むことにより一対の電極と電源9とが接続されるように構成されているが、電圧印加端子7と接触端子5とがコネクタの一部をなすように形成され、相互を嵌合することにより一対の電極と電源9とが接続されるように構成することもできる。
【0080】
図6(a)および図7(a)に示す、分離タイプの電圧印加部8により、画像記録媒体4に電圧を印加する場合は、電圧印加端子7で画像記録媒体4の接触端子5を挟んで、画像記録媒体4の一対の電極と電源9とを接続し、例えば電源9に備える図示しないスイッチを操作して、画像記録媒体4に所定の電圧を印加する。
【0081】
図6(b)および図7(b)に示す、ハンディタイプの電圧印加部8により、画像記録媒体4に電圧を印加する場合は、電圧印加部8に内蔵された電圧印加端子7で画像記録媒体4の接触端子5を挟み、例えば電圧印加部8に備える図示しないスイッチを操作して、画像記録媒体4に所定の電圧を印加する。
【0082】
本実施形態のスクリーンは、天板に組み込まれ、水平に配置されているが、スクリーンは、必ずしも天板に組み込まれたものに限定する必要はなく、スクリーン単独のものであっても、垂直に配置したものであってもよい。
【0083】
さらに、天板によってテーブルを構成することにより、椅子に座った複数の人がテーブルの中央部のスクリーンに表示された画像を見るとともに、必要の都度、余白部分に文字や図形を記入して補足説明を加えたり、スクリーンに表示された画像や捕捉説明を各自が思い思いに画像記録媒体に記録することもできる。
【0084】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の表示画像記録方法および本発明の表示画像記録装置によれば、スクリーンに投影された光は散乱し、表示面から出射される光は拡散光であることから、表示画像を肉眼で凝視してもまぶしくない上、画像記録媒体はスクリーンの表示面に密着させて表示画像を記録するので、拡散光による影響を受けることなく高精細画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に用いる表示画像記録装置を示す概略構成図である。
【図2】第2の実施形態に用いる表示画像記録装置を示す概略構成図である。
【図3】第3の実施形態に用いる表示画像記録装置を示す概略構成図である。
【図4】第4の実施形態に用いる表示画像記録装置を示す概略構成図である。
【図5】第4の実施形態に用いる表示画像記録装置を示す概略構成図である。
【図6】電圧印加部の構成例を示す図である。
【図7】電圧印加部の構成例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態として採用される画像記録媒体の断面を示す図である。
【符号の説明】
1 投影部
1a 参照光
1b 位相共役光
3,4画像記録媒体
5 接触端子
6 電源コード
7 電圧印加端子
8 電圧印加部
9 電源
10 スクリーン
11 投影面
12 表示面
13 散乱部
20 電極基板
21 表示層
22 光導電層
23 光吸収層

Claims (9)

  1. 画像をあらわす光を投影する投影部と、前記投影部から前記光を投影する投影面および該投影面の裏側に、該投影面に投影された光に基づく画像を表示する表示面を有するスクリーンとを用意し、画像をあらわす光の照射により該画像が記録される画像記録媒体を前記表示面に密着させることにより前記スクリーンに表示された表示画像を該画像記録媒体に記録することを特徴とする表示画像記録方法。
  2. 画像をあらわす光を投影する投影部と、前記投影部から前記光を投影する投影面および該投影面の裏側に、該投影面に投影された光に基く画像を表示する表示面を有するスクリーンとを備えたものであることを特徴とする表示画像記録装置。
  3. 前記スクリーンは、前記表示面を有する表示面側に、前記投影面に投影された光の透過光を散乱させる散乱部を有するものであることを特徴とする請求項2記載の表示画像記録装置。
  4. 前記スクリーンの散乱部は、画像記録媒体を密着させる表示面から0.2mmの範囲内に散乱部が形成されてなるものであることを特徴とする請求項3記載の表示画像記録装置。
  5. 前記スクリーンは、前記投影部から投影された前記光を所定方向に屈折するホログラムが形成されたものであることを特徴とする請求項2記載の表示画像記録装置。
  6. 前記画像記録媒体は、画像をあらわ光の照射と電圧の印加とにより画像が記録されるものであって、複数の該画像記録媒体それぞれに前記電圧を印加する複数の電圧印加端子を備えたものであることを特徴とする請求項2記載の表示画像記録装置。
  7. 前記スクリーンは、前記表示面を有する表示面側に、手書きによる情報の記入が自在なものであることを特徴とする請求項2記載の表示画像記録装置。
  8. 前記スクリーンは、前記表示面側の表面が平滑なものであることを特徴とする請求項7記載の表示画像記録装置。
  9. 前記スクリーンは、前記情報の消去が自在なものであることを特徴とする請求項7記載の表示画像記録装置。
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