JP2004150730A - 空調装置用のヒータユニットと空調装置 - Google Patents

空調装置用のヒータユニットと空調装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ヒータを簡単に組み付けることのできるヒータユニットと空調装置とを提供する。
【解決手段】ベース枠体21とカバー枠体50とヒータ22とを備えた空調装置用のヒータユニット20であって、ベース枠体21とカバー枠体50とを取り付けることにより、ヒータ22をベース枠体21とカバー枠体50とによって挟持する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空調装置用のヒータユニットとヒータを備えた空調装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば浴室用換気装置にはヒータを設けたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
かかる浴室換気装置は、室内の空気を吸気するための吸気口と吸気した空気を室内へ戻す吹出口とを有する筺体と、吸気口から空気を吸気するとともにこの吸気した空気を吹出口から吹き出させる送風機と、吹出口に設けたヒータとを備えている。ヒータはヒータベースにネジにより固定され、このヒータベースはネジにより筺体に取り付けられている。また、ヒータベースには風路を形成するヒータカバーがネジで固定されている。
【0004】
【特許文献1】
実開平8−189707号公報(段落15、図8)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、浴室用換気装置にあっては、ヒータをヒータベースにネジによって固定し、このヒータベースをネジによって筺体に取り付けなければならず、さらにヒータベースに風路を形成するヒータカバーをネジで固定しなければならないので、そのヒータの組み付け工数が多く、その組み付けの作業性が非常に悪いという問題があった。
【0006】
この発明の目的は、ヒータを簡単に組み付けることのできるヒータユニットと空調装置とを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ベース部とカバー部とヒータとを備えた空調装置用のヒータユニットであって、
前記ベース部とカバー部とを取り付けることにより、前記ヒータをベース部とカバー部とによって挟持することを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、室内の空気を吸気するための吸気口と吸気した空気を前記室内へ戻す吹出口と吸気した空気を加熱するヒータと前記吸気口から空気を吸気して前記吹出口から吹き出させる送風機とを設けた空調装置であって、
前記ヒータを配置するベース部にネジ固定することなく前記ヒータが取り付けられることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、室内の空気を吸気するための吸気口と吸気した空気を前記室内へ戻す吹出口と吸気した空気を加熱するヒータと前記吸気口から空気を吸気して前記吹出口から吹き出させる送風機とを設けた空調装置であって、
前記ヒータを固定するベース部とカバー部を設け、
前記ベース部とカバー部とで前記ヒータを挟持することを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、前記ベース部とカバー部のどちらか一方に前記ヒータの台座の一端側に当接する当接部を設け、他方に前記ヒータの台座の他端側を支持する支持部を設け、
前記当接部と支持部とによって前記台座を挟持してヒータを固定することを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、前記当接部と支持部の少なくともどちらか一方がヒータの長手方向に対して弾性を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るヒータユニットを空調装置の1つである浴室換気装置に搭載した実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1及び図2において、1は浴室換気装置であり、この浴室換気装置1は、浴室の天井T内に取り付ける筺体2を有している。この筺体2の下面には、浴室内(図示せず)の空気を吸気する吸気口3と浴室内へ風を吹き出す吹出口4とが設けられている。吹出口4内にはヒータユニット20が取り付けられており、吹出口4から吹き出す空気をそのヒータユニット20のPTCヒータ(自己温度制御機能付きヒータ)22(図4参照)によって暖めるようになっている。
【0014】
本体ケース2の側方には排気口6が設けられており、この排気口6はダクト16を介して室外に連通されている。本体ケース2内にはダンパDが設けられており、図2に示す実線位置と破線位置と鎖線位置とに切り換え可能となっている。なお、ダンパDは任意の中間位置に位置できるように設定してもよい。
【0015】
ダンパDは軸J回りに回動して位置が切り換わるものであり、軸Jはヒータユニット20に設けた軸受部33,33の軸受面33A,33A(図4参照)に回動自在に保持されている。
【0016】
ダンパDの両側縁には下向きのリブLが形成されており、このリブLはダンパDが換気位置(破線位置)に切り換えられているときのダンパDの側縁と本体ケース2に形成された循環風路4Aの側壁4bとの間の隙間から風が漏れるのを防止するためのものである。
【0017】
また、一方のリブLには長孔Laが形成され、この長孔Laにはカム7に設けた突起8が挿入されている。カム7は図示しない電動室に設けたモータによって軸9回りに回転し、このカム7の回転によってダンパDが軸J回りに回動するようになっている。
【0018】
そして、ダンパDが実線位置(暖房モード位置)に切り換えられると、吸気口3と吹出口4とが循環風路4Aを介して連通されてセラミックヒータ22の通電により暖房モードとなり、吸気口3、循環風路4A、そして吹出口4へと空気が流れ、浴室内を暖房する。この状態において、PTCヒータ22を非通電にすると、吹出口4から涼しい風が吹き出し、涼風モードとなる。
【0019】
ダンパDが破線位置(換気モード位置)に切り換えられると、吸気口3と排気口6とが換気風路5Aを介して連通されて換気モードとなり、吸気口3、換気風路5A、そして、排気口6へと空気が流れ、すなわち浴室内の空気が室外に流れて浴室内の空気の換気が行われる。また、ダンパDが中間位置である鎖線位置(乾燥モード位置)に切り換わると、PTCヒータ22の通電により乾燥モードとなり、一部の浴室内の湿った空気は吸気口3、換気風路5A、排気口6へと流れて室外へ排出され、代わりに浴室のドアに設けてある吸込口(図示せず)から乾いた空気を取り入れるとともに、吸気口3,循環風路4A、吹出口4へと流れ浴室内の空気は通電されたPTCヒータ22により加熱されて浴室内の温度が適度に上がり、衣類の乾燥が行えるようになっている。
【0020】
浴室換気装置1の運転を停止させたときには、ダンパDが実線位置に切り換えられると共にPTCヒータ22が非通電状態になるようになっている。
【0021】
本体ケース2内には図1に示すように遠心ファン(送風機)Fが設けられており、この遠心ファンFによって浴室内の空気を吸気し、その吸気した空気を吹出口4から吹き出させたり、排気口6から排気したりするようになっている。Mは遠心ファンFを回転させるモータである。
[ヒータユニット]
ヒータユニット20は、図3ないし図5に示すように、ベース枠体(ベース部)21と、複数のPTCヒータ(ヒータ)22と、カバー枠体(カバー部)50とを備えている。
【0022】
各PTCヒータ22には、図6ないし図9に示すように放熱フィン24が取り付けられており、各セラミックヒータ22の両端には直方体に形成された樹脂製の台座25,26が装着されている。台座25の右側(図8において)の側方の下部にはセラミックヒータ22の一端に電気的に接続された電極端子27が取り付けられており、台座25の上部(図8において)の中央部にはセラミックヒータ22の他端に電気的に接続された電極端子28がその台座25を貫通して設けられている。
[ベース枠体]
ベース枠体21は、図10ないし図13に示すように、中央部が開口した4角形状の枠体30を有している。この枠体30は平板状の4つの枠部30A〜30Dから構成されている。枠部30BにはダンパDを回動させるためのモータ(図示せず)を取り付ける基板部(図示せず)の基板部蓋31が一体形成されている。この基板部蓋31には穴31Hが形成されている。また、枠部30Aの上面にはその枠部30Aに沿って壁32が立設され、この壁32の両端部には柱状の軸受部33,33が形成され、この軸受部33,33の上面が円弧状の軸受面33A,33Aとなっている。
【0023】
枠部30Aには下方に突出した一対の台座受部34が設けられている。この台座受部34は、図14に示すように枠部30Aから垂下した板状の垂下部34Aと、この垂下部34Aの下部に上方へ折り返えされた板状の当接部34Bとを有している。この当接部34Bは左右方向(図14において)に対して弾性を有している。
【0024】
当接部34Bの前面(図14において左側)には図15に示すようにコ字状の突条部35が形成され、この突条部35の上辺35aがヒータ22の台座26の上面26aに当接するようになっている。また、突条部35の側辺35bがその台座26の側面26bに当接するようになっている。各側辺35bの下部の内側には傾斜面35cが形成されている。当接部34Bは台座26の前面に26cに当接するようになっている。
【0025】
また、枠部30Aの下面33bの台座受部34,34間には半割状のピン36が設けられており、このピン36の下部には先端が先細りになった係止部37が設けられている。
【0026】
枠部30Cの下面30cには、図11に示すように枠部30Aの台座受部34,34に対向する台座当接部38,38が形成されている。各台座当接部38は、図16に示すように枠部30Cの下面30cから下方に突出した第1突出部39と第2突出部(当接部)40とを有している。
【0027】
第1突出部39は、図11に示すように平面視がクランク状に形成され、ヒータ22の台座25の前面25Aに当接する当接面39Aと、その台座25の側面25Bに当接する当接面39Bとを有している。
【0028】
第2突出部40は、平面視がほぼ4角形状の基部41と、この基部41の下面から垂下した平面視がL字形の当接部42を有している。当接部42は、ヒータ22の台座25の前面25Aに当接する当接面42Aと、その台座25の側面25Dに当接する当接面42Bとを有している。また、基部41の下面はその台座25の上面25Eに当接する当接面41Aとなっている。
【0029】
また、枠部30Cの下面30cの台座当接部38,38間には図12および図16に示すように半割状のピン43が設けられており、このピン43の下部には先端が先細りになった係止部44が設けられている。
[カバー枠体]
カバー枠体50は、図17ないし図21に示すように、上下に開口を有する4角形の筒部51を有し、この筒部51の壁部51Aの上端に形成したフランジ52にはベース枠体21の基板部蓋31の穴31Hに挿入される支柱53が立設されている。この支柱53の上面にはカム7の軸9(図1参照)を回転自在に保持する円弧状の保持面53Aが形成されている。カバー枠体50の下の開口は吹出口4となるものである。
【0030】
また、筒部51の壁部51Bの内側には上下に延びた一対の溝Mが形成され、この溝M,M内に台座保持部54,54がそれぞれ形成されている。各台座保持部54は、溝Mの上下方向に対する中間位置(図5参照)から下方に突出した突出片55と、この突出片55の下端から折り曲げらて上方に突出した当接片(支持部)56とを有している。そして、当接片56,56はヒータ22の長手方向(図17において左右方向)に対して弾性を有している。
【0031】
当接片56の前面には、図20に示すようにコ字状の突条部57が形成され、この突条部57の下辺57aがヒータ22の台座26の下面26dに当接するようになっている。また、突条部57の側辺57bがその台座26の側面26bに当接するようになっている。各側辺57bの上部の内側には傾斜面57cが形成されている。当接片56の前面56aは台座26の前面26cに当接するようになっている。
【0032】
また、壁部51Bの上端部にはフランジ58が形成されている。フランジ58の溝Mと溝Mとの間の下面にはボス59が設けられており、このボス59にはボス孔59Aが形成されている。このボス孔59Aにはベース枠体21のピン36が圧入するようになっている。また、各溝Mの壁部Maの外側の下部にはネジ止め用の一対のネジ止片60,60が形成されている。
【0033】
筒部51の壁部51Dには、図18に示すようにその壁部51Dの上端から下方へ窪んだ一対の凹部61,61が形成され、図22に示すように各凹部61の右側(図18において左側)には段部62が形成され、各凹部61の底部63には溝64が形成されている。また、段部62の内側には凹部(支持部)65が形成され、この凹部65の側面65aがヒータ22の台座25の側面25D(図8参照)に当接し、その凹部65の側面65bがその台座25の前面25Aに当接し、凹部65の底面65cが台座25の底面25Cに当接するようになっている。
【0034】
各凹部61内には、壁部51Dの上端に設けたフランジ66に連続形成されたフランジ67が形成され、このフランジ67と壁部51Dとで段部62や凹部65や溝64などを形成している。
【0035】
図18に示すように、凹部61と凹部61との間のフランジ66の下面にはボス68が形成され、このボス68にはボス孔68Aが形成されている。このボス孔68Aにはベース枠体21のピン43が圧入するようになっている。また、図18において、両側のフランジ66には外方に突出したネジ止片69,69が設けられている。また、図17に示す70は壁部51Cの上端に設けたフランジである。
[ヒータユニットの組付]
次に、上記のように構成されるヒータユニット20の組み付け方について説明する。
【0036】
先ず、ヒータ22の台座25をカバー枠体50の凹部61に入れて、図23に示すようにその凹部61の段部62の凹部65にその台座25の角部を入れ、ヒータ22の台座25の底面25Cをその凹部65の底面65cに当接させて支持させる。そして、ヒータ22の台座26を図24に示すように台座保持部54の突条部57の側辺57b,57b間に挿入させて、突条部57の下辺57aをその台座26の下面26dに当接させる。この際、台座保持部54の当接片56が弾性を有していることにより、その台座26の挿入はし易いものとなる。また、その当接片56の弾性により、台座25の前面25Aをその段部62の凹部65の当接面65bに、また当接片56の前面56aは台座26の前面26cにそれぞれ圧接させることができ、ガタを生じさせることなくヒータ22を図25に示すようにカバー枠体50にセットすることができる。
【0037】
そして、ヒータ22の台座25はカバー枠体50の凹部61の底面65cに支持され、ヒータ22の台座26はカバー枠体50の台座保持部54の下辺57aに支持されることになる。
【0038】
ヒータ22がカバー枠体50にセットされると、ヒータ22の台座25の側面25Dと底面25Cが段部62の凹部65の側面65aと底面65cとに当接し、ヒータ22の台座26の側面26b,26bと底面26dが台座保持部54の突条部57の側辺57b,57bと下辺57aに当接するので、ヒータ22はカバー枠体50に対して位置決めされてセットされることになる。
【0039】
次に、2つのヒータ22をセットしたカバー枠体50の上から図23ないし図25に示すようにベース枠体21を取り付ける。この取り付けの際、カバー枠体50の支柱53をベース枠体21の基板部蓋31の穴31Hに挿入するとともに、ベース枠体21の台座受部34をカバー枠体50の壁部51Bの溝Mに図24に示すように上から挿入していく。また、図23に示すようにベース枠体21の台座当接部38をカバー枠体50の壁部51Dの凹部61内に入れていく。そして、ベース枠体21のピン36,43をカバー枠体50のボス孔59A,68Aに圧入していく。
【0040】
この圧入により、図26ないし図28に示すようにベース枠体21のピン36,43の係止部37,44がボス孔59A,68から突出してボス59,68に係止する。この係止によりベース枠体21はカバー枠体50に取り付けられることになる。
【0041】
ベース枠体21がカバー枠体50に取り付けられると、ベース枠体21の台座当接部38の第1突出部39の当接面39A,39Bがヒータ22の台座25の前面25Aと側面25Bに当接し、第2突出部40の当接面41A,42Aが台座25の上面25Eと前面25Aに当接する。
【0042】
また、ベース枠体21の台座受部34の上辺35aと側辺35bがヒータ22の台座26の上面26aと側面26bに当接する。
【0043】
このように、ヒータ22の台座25の上面25Eにベース枠体21の第2突出部40の当接面41Aが当接し、ヒータ22の台座26の上面26aにベース枠体21の台座受部34の上辺35aが当接する。
【0044】
また、台座受部34の当接部34Bはヒータ22の台座26の前面26cに当接する。台座受部34の当接部34Bは弾性を有しているので、台座受部34の側辺35b,35b間にヒータ22の台座26を挿入し易いものとなる。さらに、その当接部34Bが弾性を有していることにより、その当接部34Bがヒータ22の台座26の前面26cに、第2突出部40の当接面42Aが台座25の前面25Aにそれぞれ圧接することになり、ヒータ22はガタつくことなくベース枠体21に固定されることになる。
【0045】
そして、上述のようにヒータ22の台座25はカバー枠体50の凹部61の底面65cに支持され、ヒータ22の台座25の上面25Eにベース枠体21の第2突出部40の当接面41Aが当接することにより、ヒータ22の台座25はカバー枠体50の台座保持部54とベース枠体21の台座受部34とによって挟持されることになる。また、ヒータ22の台座26はカバー枠体50の台座保持部54の下辺57aに支持され、ヒータ22の台座26の上面26aにベース枠体21の台座受部34の上辺35aが当接することにより、ヒータ22の台座26はカバー枠体50の凹部61とベース枠体21の第2突出部40とによって挟持されることになる。
【0046】
上述のように、カバー枠体50にベース枠体21を取り付ければ、ヒータ22の台座25,26がカバー枠体50の台座保持部54および凹部61と、ベース枠体21の台座受部34および第2突出部40とによって挟持されるので、ヒータユニット20の組み付け、すなわちヒータ22の取り付けは至って簡単に行うことができる。
【0047】
ヒータユニット20の組み付けが終了したら、このヒータユニット20を浴室換気装置1の筺体2に取り付けたダンパケース(図示せず)に固定する。この取り付けは、カバー枠体50のネジ止片60,60,69,69をダンパケースにネジ止めすることにより行う。なお、ダンパーケースは筺体2に一体に形成してもよい。
【0048】
このように、カバー枠体50にベース枠体21を取り付けて、カバー枠体50をネジ止めするだけでよいので、そのヒータ22の組み付け工数は非常に少いものとなり、その組み付けの作業性は向上し、コストの削減を図ることができる。
【0049】
上記実施形態では、ヒータユニット20を換気装置1の筺体2のダンパーケースに取り付けているが、必ずしもヒータユニット20を構成する必要はなく、例えば、ベース枠体21と同様な構造をダンパケースに設けておき、カバー枠体50をダンパーケースに取り付けることにより、ヒータ22を挟持するようにしてもよい。また、ヒータユニット20をダンパーケースに取り付ける必要はなく、他の部材であってもよいし、直接筺体2に取り付けるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ヒータの組み付けを簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るヒータユニットを搭載した浴室換気装置を示した断面図である。
【図2】図1に示す浴室換気装置のフロントパネルを外した底面図である。
【図3】ヒータユニットを示した側面図である。
【図4】ヒータユニットを示した平面図である。
【図5】ヒータユニットを分解した側断面図である。
【図6】ヒータを示した平面図である。
【図7】ヒータを示した側面図である。
【図8】図7に示すヒータの右側面図である。
【図9】図7に示すヒータの右側面図である。
【図10】ベース枠体を示した平面図である。
【図11】図10のベース枠体の底面図である。
【図12】ベース枠体の正面図である。
【図13】ベース枠体の左側面図である。
【図14】ベース枠体の断面図である。
【図15】ベース枠体の枠部を内側から見た部分拡大図である。
【図16】ベース枠体の枠部を内側から見た部分拡大図である。
【図17】カバー枠体を示した平面図である。
【図18】図17のカバー枠体の右側面図である。
【図19】カバー枠体の正面図である。
【図20】図17のA−A線に沿う断面図である。
【図21】図17のB−B線に沿う断面図である。
【図22】カバー枠体の部分拡大斜視図である。
【図23】カバー枠体の凹部にベース枠体の台座当接部を入れる前の状態を示した説明図である。
【図24】カバー枠体5の溝にベース枠体の台座受部を入れる前の状態を示した説明図である。
【図25】ヒータをセットしたカバー枠体にベース枠体を取り付ける前の状態を示した説明図である。
【図26】カバー枠体の凹部にベース枠体の台座当接部を入れた状態を示した説明図である。
【図27】カバー枠体5の溝にベース枠体の台座受部を入れた状態を示した説明図である。
【図28】ヒータユニットを組み付けた状態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 浴室換気装置
2 筺体
3 吸気口
4 吹出口
6 排気口
7 カム
8 突起
9 軸
20 ヒータユニット
21 ベース枠体
22 ヒータ
23 側壁枠
24 放熱フィン
25,26 台座
27,28 電極端子
30 枠体
30A〜30D 枠部
31 基板部蓋
31H 穴
32 壁
33 軸受部
33A 軸受面
34 台座受部
34B 当接部
36 ピン
35 突条部
35a 上辺
35b 側辺
37 係止部
38 台座当接部
39 第1突出部
40 第2突出部(当接部)
41 基部
42 当接部
50 カバー枠体
51 筒部
52 フランジ
53 支柱
54 台座保持部
55 突出片
56 当接片(支持部)
57 突条部
58 フランジ
59 ボス
60 ネジ止片
61 凹部
62 段部
63 底部
64 溝
65 凹部(支持部)
66,67 フランジ
68 ボス
69 ネジ止片
70 フランジ
M モータ
F 遠心ファン
D ダンパ

Claims (5)

  1. ベース部とカバー部とヒータとを備えた空調装置用のヒータユニットであって、
    前記ベース部とカバー部とを取り付けることにより、前記ヒータをベース部とカバー部とによって挟持することを特徴とする空調装置用のヒータユニット。
  2. 室内の空気を吸気するための吸気口と吸気した空気を前記室内へ戻す吹出口と吸気した空気を加熱するヒータと前記吸気口から空気を吸気して前記吹出口から吹き出させる送風機とを設けた空調装置であって、
    前記ヒータを配置するベース部にネジ固定することなく前記ヒータが取り付けられることを特徴とする空調装置。
  3. 室内の空気を吸気するための吸気口と吸気した空気を前記室内へ戻す吹出口と吸気した空気を加熱するヒータと前記吸気口から空気を吸気して前記吹出口から吹き出させる送風機とを設けた空調装置であって、
    前記ヒータを固定するベース部とカバー部を設け、
    前記ベース部とカバー部とで前記ヒータを挟持することを特徴とする空調装置。
  4. 前記ベース部とカバー部のどちらか一方に前記ヒータの台座の一端側に当接する当接部を設け、他方に前記ヒータの台座の他端側を支持する支持部を設け、
    前記当接部と支持部とによって前記台座を挟持してヒータを固定することを特徴とする請求項3に記載の空調装置。
  5. 前記当接部と支持部の少なくともどちらか一方がヒータの長手方向に対して弾性を有することを特徴とする請求項4に記載の空調装置。
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