JP2010519944A - 電気式揮発性物質蒸発器を製造するためのモジュール - Google Patents

Abstract

本発明は、一般に、例えば芳香族物質及び（又は）殺虫剤を蒸発させる電気式揮発性物質蒸発器の製造に関する。特に、本発明は、このような形式の器具のモジュール構造の実現を可能にして電気式蒸発器の製造業者が、基本的蒸発器に基づいて、追加の要素をかかる器具に取り付けて、基本的蒸発器の設計を変更することなく、種々の形式の蒸発器を生み出すことができるようになっている。本発明の対象であるモジュールは、揮発性物質蒸発器と組立て関係をなすと共に蒸発器の作動中に協働するようになった電気式器具を内部に支持するよう構成されている第１の表面を備えたケーシングを有する。

Description

本発明は、例えば芳香族物質及び（又は）殺虫剤を蒸発させる電気式揮発性物質蒸発器の製造に関する。

特に、本発明は、このような形式の器具のモジュール構造の実現を可能にして電気式蒸発器の製造業者が、基本的蒸発器に基づいて、追加の要素をかかる器具に取り付けて、基本的蒸発器の設計を変更することなく、種々の形式の蒸発器を生み出すことができるようになっている。

本発明により、これら形式の製品の製造費をかなり節約することができる。というのは、要望に応じて種々の形式の蒸発器を得るために標準型蒸発器を製造の際に使用することができるからである。

電気式揮発性物質蒸発器が、技術の現状において広く知られており、一般に、蒸発されるべき物質を収容した壜並びにこの壜の中に部分的に浸漬された多孔質材料のウィックを備えたケーシングで形成される。ウィックには揮発性物質が含浸させてあり、ケーシング内に配置された抵抗発熱体が、物質を蒸発させる際に互いに協働する。

過去数年間で、これら蒸発器の複雑さが増した。というのは、蒸発器の作動及び使用の際に必要な種々の付属品が組み込まれるからである。この意味で、例えば、幾つかの蒸発器は、光又は運動センサ、電子タイマ、ファン等を有する場合がある。光センサの場合、これらセンサを用いると例えば蒸発器の作動を制御することができ、したがって、蒸発器は、日中又は夜間にのみ動作し又は蒸発器は、浴室の灯をつけた時にのみ作動を開始するようになる。

電子タイマにより、蒸発器は、ユーザにより意のままに変更できるあらかじめ定められた期間だけ作動することができ、したがって、蒸発器は、例えば或る特定の時間間隔で動作するようになる。

しかしながら、これら形式の蒸発器のより複雑な改造例のうちの１つでは、ファンが組み込まれ、その結果、第１に、蒸発器のサイズが大きくなり、第２に、ファンにより生じた空気流が発熱体の温度を変更し、したがって蒸発プロセスをも変更することになった。これにより、ファンを組み込んだ公知の蒸発器は、非常に複雑且つこれら形式の蒸発器の標準設計とは全く異なる設計を有するようになり、それにより、論理的には、これら蒸発器の製造費が増大する。

したがって、技術の現状において、補足要素を電気式蒸発器に組み込みたいと考えている製造業者は、大抵の場合、完全に新たな蒸発器を設計し、論理的に新たな金型を注文し、そして新たな蒸発器を製造するために組立てプロセスを開発し直さざるを得ない。この状況により、新たな蒸発器を製作するのはコスト高になり、しかも顧客の要望及び市場の需要に対する製造業者の応答が遅くなる。

この欠点は、毎年少数のユニットを製造する小規模製造業者の場合に顕著になり、かかる製造業者にとって、自分の顧客に新設計の蒸発器を提供することは、主として、プラスチック部品のための金型の費用に起因して極めてコスト高であり、少数のユニットを製造する費用を回収できるようにすることは困難になる。

本発明は、特許請求の範囲に記載された発明により上述の欠点を満足のゆくレベルで解決する。具体的に言えば、本発明は、蒸発装置又は種々の形式の標準型蒸発器（なお、本明細書では、「蒸発装置」と「蒸発器」は本質的に区別なく用いられる）の製造の際に容易に取り付けることができ又は組み立てることができる汎用モジュールに関する。かくして、本発明の対象であるモジュールでは、製造業者は、現在製造されている蒸発器に種々の補足要素を容易に組み込むことができ、この場合、設計にはそれほど改造を行う必要なく、しかもその組立てプロセスの改造が最小限に抑えられる。

本発明は、好ましくは、標準型又は標準化寸法形状を備えていて、これら形式の蒸発装置の大抵のものが備えている蒸発器の或る特定の部品を利用する。この標準化部品は、本発明の対象であるモジュールの結合のために用いられ、したがって、モジュールを市場において既存の大抵の電気式蒸発器に結合することができる。具体的に言えば、モジュールを結合するため、蒸発器が備えている入口をプラグベースの受け入れのために用いることができ、したがって、モジュールをいったん取り付けると、モジュールは、蒸発器とプラグベースとの間に配置される。

したがって、本発明の一観点は、揮発性物質蒸発器内に組み込まれ又は取り付けられるよう構成された第１の表面が設けられているケーシングを有する電気式揮発性物質蒸発器を製造するためのモジュールに関し、ケーシングは、蒸発器の作動の際に関与するようになった電気式器具を内部に支持する。モジュールは、電気端子が電源ソケットへのこれらの接続のために組み込まれた第２の表面を更に有し、或いは、この第２の表面は、電源へのその接続のための端子レースと組立て関係をなすよう構成されているのが良い。第２の場合、第２の表面は、モジュール内に組み込まれた又はモジュール内へのその組み込みの準備ができているプラグベースを有するのが良い。

本発明により、モジュールはコンパクトであり、したがって、モジュールを蒸発装置に取り付けても、結果的に製品が大きすぎることがないようになる。この目的のため、第１の表面と第２の表面は、互いに実質的に平行に配置され、上述の電気式装置は、第１の表面と第２の表面との間に配置され、この電気式装置は、例えば、ファンであるのが良い。

本発明は又、揮発性物質を蒸発させる手段を支持するよう構成されると共に上述のモジュールを収容したケーシングを有する揮発性物質蒸発装置に関する。モジュール内に配置された電気式器具又は電子手段は、蒸発器の蒸発手段と協働するようになっており、かくして例えばファンの作用により蒸発した物質の到達範囲を広げ又は例えばタイマによる蒸発器の作動時間を制御するための補足的機能が提供される。

行われる説明を補足するため及び本発明の好ましい実用的な実施形態による本発明の特徴を一層よく理解するのを助ける目的で、本明細書の一体部分として１組の図面が添付されており、図面には、上述のことが例示的且つ非限定的な仕方で示されている。

技術の現状の電気式蒸発器の３つの互いに異なる設計例に対応した３つの斜視図である。 本発明の対象としてのモジュールが追加された図１の斜視図に類似した図であり、モジュールを、この場合、その部品のうちの１つの標準化の使用により、例えば汎用ソケットを組み立てるための開口部の使用により種々の形式の既存の蒸発器とどのように組み立てることができるかを示す図である。 蒸発器とモジュールとの間又は蒸発器とプラグベースとの間の結合状態を示すために逆さまの位置にあり且つ開いた状態にある２つの揮発性物質蒸発器の斜視図であり、部分図３Ａ及び３Ｂは、従来型蒸発器に対応しており、部分図３Ｃ及び３Ｄは、プラグベースが互いに異なる位置にある状態で本発明のモジュールを備えた蒸発器を示す図である。 組立体の斜視図であり、モジュールが蒸発器に結合されていないときのモジュールの分解組立図である。 図４Ａに対応した側面図である。 モジュールが蒸発器に結合されたときの組立体の斜視図である。 組立体の左側プロフィール及び右側プロフィールを示す正面図である。 組立体の背面図に対応した図である。 モジュールが蒸発器から取り外されたときの組立体の斜視図である。 組立体の左側プロフィール及び右側プロフィールを示す正面図である。 組立体の背面図に対応した図である。 平面図に対応した図である。

３つの互いに異なる形式の電気式揮発性物質蒸発器が、図１に示されており、図１では、蒸発器の全てが共通して、プラグベースを受け入れる標準化入口を備えていることを観察できる。

図２は、ケーシング（１）から形成された電気式揮発性物質蒸発器を製造するためのモジュールの一実施形態を示しており、揮発性物質蒸発装置（４）と組立て関係をなすよう構成された第１の表面（２）が、ケーシングに設けられている。ケーシング（１）は、蒸発器の作動のための補足要素として、電気式器具、例えばファン又はタイマ等を内部に支持している。

ケーシング（１）は、電源ソケットへのその接続のための電気端子（６）を備えたプラグベース（５）を受け入れるようになった第２の表面（３）を更に有している。図２の好ましい実施形態では、プラグベース（５）は、ケーシング（１）の第２の表面（３）に結合可能な案内区分（８）を備えた円形プラットホーム（７）を有している。この実施形態では、プラグベース（５）への結合のための第２の表面（３）の構成は、円形窓（９）から成り、この円形窓は、ベース（５）が垂直位置と水平位置の両方を取ることができるようにするために少なくとも９０°回転することができるようベース（５）のプラットホーム（７）を取り付けることができるよう寸法決めされている。

別の変形実施形態では、プラグベース（５）をケーシングの第２の表面（３）に組み込んでも良い。

図２で認識できるように、ケーシング（１）の第１及び第２の表面（２，３）は、互いに実質的に平行に配置されており、電気要素、この場合ファン（２３）が、第１の表面と第２の表面との間に配置され、かくして小形でコンパクトな形態が得られている。第１及び第２の表面のそれぞれの円形窓が、実質的に互いに反対側に配置されている。

第１の表面（２）は、構成上、蒸発装置とのその組立てのための固定手段を有し、具体的にいえば、この固定手段は、第１の表面（２）から出ていて、自由端部に周囲リップ（１１）を備えた円周方向壁（１０）を含む。円周方向壁（１０）は、内部が、ケーシング（１）の内部への接近を可能にする第１の円形窓を画定している。

ケーシング（１）は、互いに結合された互いの半部（２０，２０′）により形成されており、図２で認識されるように、上側半部（２０）は、ケーシングを通る空気の循環を可能にするよう第１及び第２の表面（２，３）と対応関係にある通気開口部（１２）を有している。

モジュールは、ケーシングの外部に配置された発熱体（１３）を有するのが良く、この発熱体は、電線（１４）により、ケーシングの内部に収容されたプリント回路板（２４′）に電気的に接続されている。同様に、プラグベース（５）は、上述のプリント回路板に接続された電線（１５）によりケーシング（１）に同様に接続されると共に接合されている。これらコンポーネントが既に接続された状態のモジュールを蒸発器製造業者に供給することができ、蒸発器製造業者は、プラグベース（５）に直接接続された発熱体（１３）を取り付ける代わりに、追加の機能を備えた蒸発器を作りたいと思ったときにこのモジュールを組み立てる必要があるだけである。

モジュールは、ファンの作動及び（又は）発熱体の動作を制御する電子手段を更に有するのが良く、これら手段は、例えば電子タイマ、ファンの速度を調節する手段、光センサ、ＡＣ／ＤＣ変換器又は押しボタンから成ることが可能である。これらの機能に必要な電子コンポーネントは、プリント回路板（２４′）内に配置される。

別の変形実施形態では、モジュールは、蒸発装置の使用中、照明効果を生じさせるようになった照明要素（図示せず）、例えば揮発性物質を収容した壜中に投射可能な弱い光を夜間生じさせる照明要素（図示せず）を有する。この機能のため、モジュールのケーシング（１）は、これが蒸発装置に結合されると、上述の照明要素がケーシング（４）の下で上述の壜の近くに配置されるよう寸法決めされている。

かくして、モジュール（１）のケーシングの形状は、ファン（２３）か照明要素か別形式の器具かのいずれかを収容した電気式器具が例えば空気を出口穴（１７）上に至らせ又は揮発性物質入りの壜を照明するためにケーシング（４）の外部かその内部かのいずれかを通って蒸発装置と協働することができるようになっている。

本発明は又、上述のモジュールが組み込まれた揮発性物質蒸発装置（４）に関する。蒸発装置（４）は、第２のケーシング（１６）により形成され、この第２のケーシングは、揮発性物質（図示せず）を技術の現状において既に知られている仕方で蒸発させる手段を支持するよう構成されている。これら手段は、ウィックの下側部分が蒸発されるべき物質へ含浸するよう浸漬されている活性物質入り容器から成り、ウィックの上方部分は、発熱体（１３）によって加熱されるようになっている。蒸発器のケーシング（１６）は、蒸発した物質のための出口穴（１７）を有している。

蒸発器のケーシング（１６）は、モジュールの第１の表面（２）とその組立体のために協働するよう構成された第３の表面（１８）を有している。この形態は、具体的には、円形窓（１９）から成り、この円形窓は、図３Ｃ及び図３Ｄで特に認識されるように、第１の表面（１）から出ている円周方向壁（１０）を受け入れるよう寸法決めされている。

これら同一の図では、ベース（７）をその案内（８）により、ケーシング（１）の円形窓（９）内にどのように嵌め込むか及びケーシング（１）の他方の側を周囲リップ（１１）及び壁（１０）により蒸発装置の窓（１９）内にどのように嵌め込むかが示されている。

ケーシング（２０）とケーシング（１６）の両方は、発熱体（１３）及びプラグベース（５）をそれぞれモジュール内に既に存在しているプリント回路板に接続する電線（１４）及び電線（１５）を通すよう内部が互いに連通している。

ケーシング（２９）とケーシング（１６）の相対回転を阻止するため、ケーシング（４）は、かかる目的のために周囲リップ（１１）に存在する切り欠き内に収容された突起（２１）を有している。

特に図５Ｂで認識されるように、モジュールのケーシング（１）を蒸発装置にいったん組み付けると、ファン（２３）は、蒸発した製品を動かしてその拡散を促進する目的で、空気を蒸発器のケーシング（１６）から追い出して穴（１７）を通過させるよう配置されている。格子（２４）により、物体が偶発的にファンの羽根に達するのが阻止される。

モジュールを蒸発装置内に組み込むため、上述の組立て状態のモジュールが用いられ、蒸発器のケーシング（１６）を形成する２つの部品（２２，２２′）を互いに接合すると、モジュールは、モジュールの壁（１０）が両方の部品相互間に捕捉されるよう配置される。かくして、製造プロセスは、実質的に変更されない。というのは、上述の作業は又、プラグベースを蒸発器に結合するために従来の蒸発器で行われているからである。

本発明の実用的な実施形態の幾つかの形態は、添付の特許請求の範囲の従属形式の請求項に記載されている。

本明細書における説明及び１組の図面を考慮すると、当業者であれば、説明した本発明の特徴を本発明の範囲内で多くの仕方で組み合わせることができる。本発明をその幾つかの好ましい実施形態に従って説明したが、当業者にとってみれば、本発明の範囲を逸脱しないで多くの変形を上述の好ましい実施形態に施すことができるということは明らかであろう。

Claims (27)

1. 電気式揮発性物質蒸発器を製造するためのモジュールであって、前記モジュールは、揮発性物質蒸発器と組立て関係をなすよう構成された第１の表面を備えるケーシングを有し、前記ケーシングは、内部に電気式器具を支持している、モジュール。
2. 前記モジュールは、電源ソケットへのその接続のための電気端子を備えた第２の表面を有する、請求項１記載のモジュール。
3. 前記モジュールは、その電気的接続のための端子ベースと組立て関係をなすよう構成された第２の表面を有する、請求項１記載のモジュール。
4. 前記モジュールは、前記第２の表面に組み込まれたプラグベースを有し、前記プラグベースは、前記ケーシングに対して回転できる、請求項３記載のモジュール。
5. 前記第１の表面と前記第２の表面は、実質的に互いに平行に配置されている、請求項１に従属する請求項２又は請求項１に従属する請求項３記載のモジュール。
6. 前記電気要素は、前記第１の表面と前記第２の表面との間に配置されている、請求項５記載のモジュール。
7. 前記第１の表面は、蒸発装置とのその組立てを可能にする固定手段を有する、請求項１〜６のうちいずれか一に記載のモジュール。
8. 前記固定手段は、前記第１の表面から出ていて、自由縁部に周囲リップを備えた円周方向壁を含む、請求項７記載のモジュール。
9. 前記第１の表面は、前記円周方向壁に設けられた第１の円形窓を有する、請求項１〜８のうちいずれか一に記載のモジュール。
10. 前記第２の表面は、電気プラグベースとのその組立てのための固定手段を有する、請求項２又は３記載のモジュール。
11. 前記固定手段は、円周方向縁部を形成する第２の円形窓を含む、請求項１０記載のモジュール。
12. 前記第１の窓と前記第２の窓は、実質的に互いに反対側に配置されている、請求項９又は１０記載のモジュール。
13. 前記ケーシングは、互いに結合された２つの部品により形成されている、請求項１〜１２のうちいずれか一に記載のモジュール。
14. 前記モジュールは、前記電気式器具の作動を制御する電子手段を有する、請求項１〜１３のうちいずれか一に記載のモジュール。
15. 前記電子手段は、電子タイマ、ファンの速度を調節する手段、光センサ、又は押しボタンから選択される、請求項１４記載のモジュール。
16. 前記電気式器具は、ファンから成る、請求項１〜１５のうちいずれか一に記載のモジュール。
17. 前記電気式器具は、照明要素から成る、請求項１〜１６のうちいずれか一に記載のモジュール。
18. 前記モジュールは、前記ケーシングの外部に配置された発熱体を有し、前記発熱体は、前記ケーシングの内部に収容されたプリント回路板に電気的に接続されている、請求項１〜１７のうちいずれか一に記載のモジュール。
19. 前記モジュールは、前記発熱体の動作を制御する電子手段を有し、前記電子手段は、電子タイマ、光センサ、運動センサ、又はＡＣ／ＤＣ変換器から選択される、請求項１８記載のモジュール。
20. 前記ケーシングは、前記第１の表面及び前記第２の表面に設けられていて、空気を循環状態で通すことができる通気開口部を有する、請求項２又は３記載のモジュール。
21. 揮発性物質を蒸発させる手段を支持するよう構成されたケーシングを有する揮発性物質蒸発装置において、前記蒸発装置は、前記蒸発装置の前記ケーシングに結合された請求項１〜２０のうちいずれか一に記載のモジュールを有する、蒸発装置。
22. 前記蒸発装置の前記ケーシングは、前記モジュールの組立ての際に、前記モジュールの前記第１の表面と協働するよう構成された第３の表面を備えている、請求項２１記載の蒸発装置。
23. 前記第３の表面は、前記第１の表面の前記円周方向壁を受け入れるよう寸法決めされた第３の円形窓を有する、請求項２２記載の蒸発装置。
24. 前記蒸発装置の前記ケーシングは、蒸発した前記物質のための出口穴を有し、前記ファンは、空気を前記蒸発装置の前記ケーシングから追い出して前記出口穴上に至らせるよう配置されている、請求項２１〜２３のうちいずれか一に記載の蒸発装置。
25. 前記モジュールの前記ケーシング内に収容された前記照明要素は、前記蒸発装置の外側部分を照明するよう配置されている、請求項２１〜２４のうちいずれか一に記載の蒸発装置。
26. 活性物質を蒸発させる前記手段は、活性物質入り容器と、前記容器内に浸漬された下方部分及び前記容器から出ている上方部分を備えるウィックと、前記ウィックの前記上方部分を加熱するよう配置された発熱体とから成る、請求項２１記載の蒸発装置。
27. 前記モジュールは、前記蒸発装置の前記ケーシングに対して回転することができない、請求項２１〜２６のうちいずれか一に記載の蒸発装置。

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