JP2004150043A - 間仕切壁パネルの支持構造 - Google Patents

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Kazuki Yoshida
一樹 吉田
Kiyoko Adachi
喜世子 足立
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仙英 荒金
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Abstract

【課題】二重床を間仕切る間仕切壁パネルにおいて、台座と間仕切壁パネルとの間、及び、台座と床ランナーとの間に相対運動が生じてこれらの間でこすれ音やきしみ音が生じることのない間仕切壁パネルの支持構造を提供する。
【解決手段】二重床1の床面に床ランナー2を固定して該床ランナー2に金属製の台座3を固定し、この台座3に間仕切壁パネル4の下端部を載置する間仕切壁パネルの支持構造である。床ランナー2と台座3との当接部分及び、台座3と間仕切壁パネル4の下端部との当接部分にこすれ音の発生を防止するための緩衝部材5を介在させた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床が二重床となった部屋を間仕切る間仕切壁パネルの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、床が二重床となった部屋を間仕切る場合、床上に床ランナーを固定してこの床ランナーに台座を嵌め込んで固定し、この台座に間仕切壁パネルの下端部を載置するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような間仕切壁パネルの支持構造にあっては、通常は台座は金属製であると共に、床ランナーと間仕切壁パネルは木製であるため、床が振動したりすると、間仕切壁パネルと台座との間や台座と床ランナーとの間に相対運動が生じてこれらのこすれ音やきしみ音が生じるという問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−149529号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、二重床を間仕切る間仕切壁パネルにおいて、台座と間仕切壁パネルとの間、及び、台座と床ランナーとの間に相対運動が生じてこれらの間でこすれ音やきしみ音が生じることのない間仕切壁パネルの支持構造を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の間仕切壁パネルの支持構造にあっては、二重床1の床面に床ランナー2を固定して該床ランナー2に金属製の台座3を固定し、この台座3に間仕切壁パネル4の下端部を載置する間仕切壁パネルの支持構造において、床ランナー2と台座3との当接部分及び、台座3と間仕切壁パネル4の下端部との当接部分にこすれ音の発生を防止するための緩衝部材5を介在させることを特徴とするものである。このような構成とすることで、床が振動したりして床ランナー2と台座3との間に相対運動を生じさせるような力が加わったり、台座3と間仕切壁パネル4との間に相対運動を生じさせるような力が加わってこれらの間に相対運動が生じても、これらの間に介在する緩衝部材5によってこすれ音やきしみ音等が発生するのを阻止することができる。
【0007】
また、台座3の内部に電線8が配線される配線部30を形成すると共に、台座3の上部に間仕切壁パネル4が載置される載置部33を形成することが好ましい。このような構成とすることで、簡単な構成で台座3を形成できる。
【0008】
また、台座3の長手方向の両側の開口端部の端面の内外面に亘って緩衝部材5を嵌め込んで取り付けることが好ましい。このような構成とすることで、台座3内の配線部30に配した電線を取出したり配線部30に電線を配したりする際、電線が台座3の開口端縁のエッジに接触しても、緩衝部材5を設けてあるため電線が損傷したりするのを防止することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0010】
まず、本発明における二重床1の一例について説明する。二重床1は、図4に示すように、床スラブ10上に複数の支持脚11を載置して固定し、この支持脚11上に床下地材12を載置して敷設し、床下地材12の上面に床仕上げ材13を設けて構成される。このような二重床1を床面とする部屋を仕切って複数の部屋を形成するため、天井と床面との間に間仕切壁パネル4を配設して各部屋に仕切るものである。以下、間仕切壁パネル4の配設について説明する。
【0011】
間仕切壁パネル4の天井面6への固定は、間仕切壁パネル4の上端部を天井面6に直接固定するか、あるいは、天井面6に天井ランナー61を固定してこの天井ランナー61に間仕切壁パネル4の上端部を固定することで行う。なお、天井面6としては、コンクリート下地等からなる天井スラブ60面であったり、前記のような天井スラブ60から吊下げた吊具61に野縁等の天井下地材63を取り付けると共に、この天井下地材63に天井仕上げ材64を取り付けて形成した二重天井の前記天井仕上げ材64の下面であってもよい。
【0012】
次に、間仕切壁パネル4の床面への固定について説明する。間仕切壁パネル4の下端部を床面に載置固定するにあたっては、図4に示すように、床面に床ランナー2を固定すると共にこの床ランナー2に台座3を固定し、この台座3に間仕切壁パネル4の下端部を載置固定するものである。
【0013】
床ランナー2は、床下地材12の上面に載置固定される長尺のもので、上方を向く凹部21を有する断面略転倒コ字状をした木製のものである(図1参照)。
この床ランナー2の上記凹部21は、後述する台座3の嵌め込み部となるもので、この長尺の床ランナー2にて台座3の位置決めが行われて複数の台座3を同一直線上に配置することができる(図5参照)。なお、床下地材12の上面の床ランナー2が載置固定される部分には床仕上げ材13を設けず、床ランナー2が載置固定されない部分に床仕上げ材13を設けるものである。
【0014】
台座3は、図1,図2に示すように、上方を向く凹所を有する断面略転倒コ字状をした金属製のもので、その底片31及び該底片31から立ち上がる両側片32が上述した床ランナー2の凹部21に嵌め込まれる。そして、上方を向く凹所内は、電力線や情報線等の電線が配される配線部30としてある。
【0015】
台座3の両方の側片32は、その中央部を内側に折曲して間仕切壁パネル4の下端部が載置される載置部33を形成している。更に詳述すると、両方の側片32は、長手方向の両側において端から長手方向の略1/3程のところに上端縁から下方に向けて側片32の高さの略1/4程の切込みを入れ、その切込み間を内側に略90°折曲して載置部33を形成してある。そして、この載置部33上に間仕切壁パネル4の下端部が載置される。なお、図中7は間仕切壁パネル4の下端部と床面との間の隙間及び台座3を隠すための幅木を示し、8は配線を示す。
【0016】
間仕切壁パネル4は、正面視略ロ字状をした木製の枠材41の両側に化粧木板や化粧石膏ボード等の表面材42を固着したもので(図5参照)、その下端部においては、図1に示すように、台座3の載置部33に下枠材41aが載置されて且つ、台座3の載置部33の側方の側片32の上端より上に間仕切壁パネル4の表面材42の下端部が位置するように下枠材41aが表面材42よりも下方に突出する突出部としてある。そして、このような間仕切壁パネル4は、台座3の載置部33に下枠材41aが載置されて且つ、台座3の側片32が下枠材41aの側面に位置して且つ表面材42の下側に位置するように取り付けられ、ビスや釘等の固着具を台座3の取付孔35を介して間仕切壁パネル4に取り付けて固定される。
【0017】
なお、台座3と間仕切壁パネル4とにあっては、上述したような間仕切壁パネル4の下枠材41aが表面材42よりも下方に突出した突出部を有し且つ、台座3が側片32の一部を折曲して載置部33を設けたものに限定されず、台座3の上端部を平板状に形成して載置部33とすると共に、間仕切壁パネル4の下枠材41aが表面材42よりも上方に凹んで凹み部が形成され、この凹み部に台座3の平板状の載置部33に被嵌して載置するようにしてもよい。
【0018】
以上のような床ランナー2と台座3との間、及び、台座3と間仕切壁パネル4との間には、緩衝部材5を設けるものである。
【0019】
緩衝部材5は、例えばゴムのような材料であったり、摩擦係数の少ない例えば四フッ化エチレン等の材料で形成されるもので、図1,図2等に示すように、床ランナー2と台座3とが当接する部分、台座3と間仕切壁パネル4とが当接する部分に介在させる。
【0020】
このようにすることで、床が振動したりして床ランナー2と台座3との間に相対運動を生じさせるような力が加わったり、台座3と間仕切壁パネル4との間に相対運動を生じさせるような力が加わったりした時、これらの間に相対運動が生じたとしても間に介在する緩衝部材5によってこすれ音やきしみ音等が発生するのを阻止することができる。また、台座3を本実施形態のように、内部に電線8が配線される配線部30が形成されると共に上部に間仕切壁パネル4が載置される載置部33が形成される断面が略ロ字状又は上方に開口する略コ字状に形成することで、簡単な構成で台座3を形成できる。
【0021】
次に、緩衝部材5の他例を図3に示す。これは、台座3の長手方向の開口端縁に、床ランナー2に当接する外面、及び間仕切壁パネル4の下端部に当接する内面に亘る断面略コ字状をした緩衝部材5を開口端縁の全長に亘って嵌め込んでもよい。このようにすることで、上述したように床ランナー2と台座3とのこすれ及び台座3と間仕切壁パネル4とのこすれによるこすれ音やきしみ音が生じるのを阻止するのに加えて、台座3内の配線部30に配した電線を取出したり配線部30に電線を配したりする際、電線が台座3の開口端縁のエッジに接触しても、緩衝部材5を設けてあるため電線が損傷したりするのを防止することが可能となるものである。
【0022】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、二重床の床面に床ランナーを固定して該床ランナーに金属製の台座を固定し、この台座に間仕切壁パネルの下端部を載置する間仕切壁の支持構造において、床ランナーと台座との当接部分及び、台座と間仕切壁パネルの下端部との当接部分にこすれ音の発生を防止するための緩衝部材を介在させたので、床が振動したりして床ランナーと台座との間に相対運動を生じさせるような力が加わったり、台座と間仕切壁パネルとの間に相対運動を生じさせるような力が加わってこれらの間に相対運動が生じても、これらの間に介在する緩衝部材によってこすれ音やきしみ音等が発生するのを阻止することができる。
【0023】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明の効果に加えて、台座の内部に電線が配線される配線部を形成すると共に、台座の上部に間仕切壁パネルが載置される載置部を形成したので、簡単な構成で台座を形成できる。
【0024】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項2記載の発明の効果に加えて、台座の長手方向の両側の開口端部の端面の内外面に亘って緩衝部材を嵌め込んで取り付けるので、台座内の配線部に配した電線を取出したり配線部に電線を配したりする際、電線が台座の開口端縁のエッジに接触しても、緩衝部材を設けてあるため電線が損傷したりするのを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の側断面図である。
【図2】同上における台座及び緩衝部材の一例の斜視図である。
【図3】同上における台座及び緩衝部材の他例の斜視図である。
【図4】本発明の間仕切壁パネルの支持構造が適用される二重床及び二重天井の側断面図である。
【図5】同上の側面図である。
【符号の説明】
1 二重床
2 床ランナー
3 台座
4 間仕切壁パネル
5 緩衝部材

Claims (3)

  1. 二重床の床面に床ランナーを固定して該床ランナーに金属製の台座を固定し、この台座に間仕切壁パネルの下端部を載置する間仕切壁パネルの支持構造において、床ランナーと台座との当接部分及び、台座と間仕切壁パネルの下端部との当接部分にこすれ音の発生を防止するための緩衝部材を介在させることを特徴とする間仕切壁パネルの支持構造。
  2. 台座の内部に電線が配線される配線部を形成すると共に、台座の上部に間仕切壁パネルが載置される載置部を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の間仕切壁パネルの支持構造。
  3. 台座の長手方向の両側の開口端部の端面の内外面に亘って 緩衝部材を嵌め込んで取り付けることを特徴とする請求項2記載の間仕切壁パネルの支持構造。
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