JP3850278B2 - レベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造、および同壁際縁部の補強工法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築用床材の改良、更に詳しくは、非常に簡素な構造にして、レベル調整床パネルの壁際縁部を確実に補強することができ、かつ、載置されたフローリング材の振動や騒音を効率的に減少せしめ、しかも、施工性に非常に優れたレベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造、および同壁際縁部の補強工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、建築技術は日進月歩で発展しており、機能面、安全面、コスト面の向上および施工性の効率化を図るべく試行錯誤が行われている。このような背景において、建築物のフロアを構築する床下の床組み工事においては、床スラブの上に複数の床パネルを配列して敷き詰めることによる、所謂「置敷式」のものが広く採用されている。
【0003】
このような置敷式の床組み構造においては、室内壁側に位置する壁廻りパネルの壁際縁部は図12に示すようにフロアポストが遠ざかる程、下方からの支持力が小さくなるので、強度がどうしても低下してしまうという問題があり、また、湿度の影響などで時間の経過と共に当該壁際縁部が反って、当初の設置面から浮き上がってしまうおそれがあった。
【0004】
このように壁際縁部が浮き上がってしまった不安定な床パネルは、足で踏みつける度に振動と騒音を発してしまい、この振動が壁面を伝播して隣室に迷惑を与えるおそれがあった。
【0005】
そこで、この床パネルの壁際縁部が反って浮き上がるのを防止し、強度を補強するためには、壁廻りに根太(際根太)Nを設置し、その上に床パネルの壁際縁部を載置することによって壁廻りにおける支持および固定を行っていた。
【0006】
しかしながら、こうして根太Nを設置することによって支持強度は向上したものの、根太Nを設置する際には図13に示すように壁面に釘を打ち込んで固定せねばならないため、そのレベル出し作業には非常に技巧が必要であった。
【0007】
また、固定された根太Nへ伝わった振動が更に床面や壁面に伝わってしまい、遮音性能が悪くなるという欠点があり、このように振動や騒音が発生することによって、生活空間やオフィス空間などにおける静寂な雰囲気を求める要望に応じることができなかった。
更にまた、オフィスなどでは、配管や、電力・電話回線、信号回線などが必要であるけれども、フロア表面に配設すると障害になってしまうという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の建築用床材に上記のような欠点があったことに鑑みて為されたものであり、非常に簡素な構造にして、床パネルの壁際縁部を確実に補強することができ、かつ、載置されたフローリング材の振動や騒音を効率的に減少せしめるとともに、オフィスなどにおいて、配管や、電力・電話回線、信号回線などを収容して、フロア表面をスッキリとさせることができ、しかも、施工性に非常に優れたレベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造を提供することを技術的課題とする。
【0009】
また、本発明は、床パネルの壁際縁部を確実に安定的に支持するためのレベル調整床パネルの壁際縁部の補強工法を提供することを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
【0011】
即ち、本発明は、室内壁Wによって囲われる床スラブSの上に複数の床パネル1・1…の各々の表面レベルがフロアポスト3・3…のアジャストボルト機構31・31…を介して面一に調整されて敷き詰められたレベル調整床であって、
これら床パネル1のうち、前記室内壁W側に位置する壁廻りパネル1a・1a…には、各々の壁際縁部11にチャンネル材2の凹部21を嵌合させることによって当該壁際縁部11に剛性を付与して荷重偏在によるレベル不整を防止して、かつ、前記チャンネル材2の上面に補強リブ 22 を設けることによって、当該チャンネル材2に剛性が付与されて強度が向上すると同時に、フローリング材5との間に溝形空間Aが作出されるようにするという技術的手段を採用することによってレベル調整床パネルの壁際縁部の補強機構を完成させた。
【0012】
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、少なくとも隣接する壁廻りパネル1a・1aの各々の壁際縁部11・11を跨いでチャンネル材2の凹部21が嵌合されて当該壁際縁部11に剛性を付与するという技術的手段を採用した。
【0013】
【0014】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、室内壁Wとチャンネル材2との間に緩衝部材6を介装するという技術的手段を採用した。
【0015】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、チャンネル材2と緩衝部材6とを嵌合可能に形成するという技術的手段を採用した。
【0016】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、壁廻りパネル1aの壁際縁部11に嵌合されたチャンネル材2の下面に、フロアポスト3を取り付けるという技術的手段を採用した。
【0017】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、室内壁Wとチャンネル材2とが固定可能な吊下げ部材7・7…を配設するという技術的手段を採用した。
【0018】
また、本発明は、上記課題を解決するために、室内壁Wによって囲われる床スラブSの上に床パネル1・1…を敷設するにあたり、
これら床パネル1・1…のうち、少なくとも室内壁W側に位置する各々の壁廻りパネル1aの壁際縁部11に、チャンネル材2の凹部21を嵌合して剛性を付与する一方、
各床パネル1の表面のレベルをフロアポスト3・3…のアジャストボルト機構31・31…を介して面一に調整しながら敷き詰めてゆき、こうして敷き詰められた前記各床パネル1・1…のパネル表面上に捨張部材4とフローリング材5とを布設せしめるとともに、前記チャンネル材2の上面に、前記フローリング材5との間に溝形空間Aが形成されるように補強リブ 22 を設け、当該チャンネル材2に剛性を付与して強度を向上せしめると同時に、この溝形空間Aに配管や、電力・電話回線、信号回線などを配設するという技術的手段を採用することによってレベル調整床パネルの壁際縁部の補強工法を完成させた。
【0019】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、壁廻りパネル1aの壁際縁部11にチャンネル材2を嵌合させてから、室内側に向かって床パネル1を敷き詰めてゆくという技術的手段を採用した。
【0020】
【0021】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、室内壁Wとチャンネル材2との間に緩衝部材6を介装させて設置するという技術的手段を採用した。
【0022】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、チャンネル材2に吊下げ部材7・7…を配設し、室内壁Wに固定するという技術的手段を採用した。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりである。
【0024】
『第1実施形態』
本発明の第1実施形態を図1から図3に基いて説明する。図中、符号1で指示するものは床パネルであり、この床パネル1は室内壁Wによって囲われる床スラブSの上に配列されている。そして、室内壁W側に位置する床パネル1を壁廻りパネル1aと称する。また、本実施形態の床パネル1の使用材料としてパーティクルボードを採用する。
【0025】
符号2で指示するものはチャンネル材であり、このチャンネル材2は金属や合成樹脂などを使用材料とする長尺部材であって、断面がコの字状の凹部21が形成されている。本実施形態ではアルミニウム製のものを採用する。
【0026】
符号3で指示するものはフロアポストであり、このフロアポスト3には回転動作により支持面を上下に調整可能なアジャストボルト機構31が備えられている。
【0027】
符号4で指示するものは捨張部材であり、この捨張部材4は必要に応じて床パネル1を補強してパネルの反りや暴れを防止する板部材であって、床パネル1を薄くしてコストダウンおよび重量の低減を図ることができる。
【0028】
符号5で指示するものはフローリング材であり、このフローリング材5は床の最表層面に敷設するものである。
【0029】
しかして、本実施形態の補強構造は、室内壁Wによって囲われる床スラブSの上に床パネル1・1…を敷設するにあたり、これら床パネル1・1…のうち、少なくとも室内壁W側に位置する各々の壁廻りパネル1aの壁際縁部11に、チャンネル材2の凹部21を嵌合して剛性を付与するものである。
【0030】
具体的には、図2に示すようにチャンネル材2を室内壁W側に配設しておき、図中の丸囲み数字に従い、そこに床パネル1を端から順番に、壁際縁部11が凹部21に嵌合するように配置していき、止着ネジ8によって床パネル1とチャンネル材2とを確実に固定することによって壁際縁部11が保護されて補強することができると共に、剛性を付与することができる。
【0031】
次に、室内壁W側の配置が終了したら部屋の内側に向かって床パネル1を配置して敷き詰めてゆき、位置が決まったら、各床パネル1の表面のレベルをフロアポスト3・3…のアジャストボルト機構31・31…を介して面一に調整することができる。
【0032】
そして、こうして敷き詰められた前記各床パネル1・1…(図3参照)のパネル表面上に捨張部材4とフローリング材5とを布設せしめて、内装を完成させることができる。この際、捨張部材4をチャンネル材2の上片に重ならないように布設することにより、捨張部材4の端部を切削する必要がなく、また、捨張部材4およびフローリング材5ともにチャンネル材2の厚みによる反り上がりを防ぐことができる。
【0033】
このようにして壁廻りパネル1aの壁際縁部11を補強することにより、反りおよび削剥を防止することができるので、浮き上がってバタバタすることがない。また、根太を配置する必要がないので、根太から壁面へ振動が伝播するのを防ぐことができると同時に、作業労力およびコストの削減を実現することができる。
【0034】
また、図示しないが、壁廻りパネル1aの壁際縁部11に嵌合されたチャンネル材2の下面に、フロアポスト3を取り付けても良く、壁面に接することなく下方を支持することができる。
【0035】
『第2実施形態』
次に、本発明の第2実施形態を図4に基いて説明する。本実施形態は、壁廻りパネル1aの壁際縁部11に嵌合されたチャンネル材2の上面において、フローリング材5との間に溝形空間Aが形成されるように補強リブ22を設けるところが第1実施形態と異なる点である。
【0036】
このように補強リブ22を設けることによって、剛性が付与されて強度が向上すると同時に、上面に作出された溝形空間Aに配管や、電力・電話回線、信号回線などを配設することができるので、フロア表面をスッキリとさせることができ、オフィスなどには非常に使い勝手が良い。また、補強リブ22の高さを捨張部材4の厚みと同じ高さにすることによって、フローリング材5の端部を支持して、端部の沈み込みを防ぐことができる。
【0037】
『第3実施形態』
次に、本発明の第3実施形態を図5および図6に基いて説明する。本実施形態では、室内壁Wとチャンネル材2との間に緩衝部材6を介装するところが第1実施形態および第2実施形態と異なる点である。
【0038】
本実施形態の緩衝部材6にはゴムなどの弾性を有する合成樹脂あるいはスポンジ状のものを採用することができる。図示したように緩衝部材6が室内壁Wに接触していることから、壁面に対する振動を吸収することができるのである。
【0039】
また、図6に示すように、チャンネル材2に溝を設ける一方、緩衝部材6に突部を設け、これらを嵌合することによって確実に固定し、設置時に外れることがないので、非常に施工性が良い。
【0040】
更にまた、第2実施形態と同様に補強リブ22を設けることも当然可能であり、より高性能な補強構造になる。
【0041】
『第4実施形態』
次に、本発明の第4実施形態を図7および図8に基いて説明する。本実施形態では、チャンネル材2に吊下げ部材7・7…を配設し、室内壁Wに固定する。この吊下げ部材7によってチャンネル部材2を補強することにより、例えば、本棚や重量器具が載置される場合においても十分な強度を有することができる。この際、吊下げ部材7・7…は間隔をおいて複数個配設する。また、吊下げ部材7の突部がチャンネル材2の溝にスライド可能に嵌合されているので、レベル調整後であっても自由な位置で室内壁Wに固定することができる。
【0042】
本発明は概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、チャンネル材2の使用材料はアルミニウムに限らず、他の金属を採用しても良いし、FRPやエンジニアリングプラスチックなどの高剛性の材料を採用しても良い。また、断面形状は図示したものに限らず、凹部21が壁廻りパネル1aの壁際縁部11に嵌合できるものであれば良いし、また、補強リブ22を2条以上配設することもできるし、また、緩衝部材6には弾性部材としてコイルバネなどのバネ部材を採用しても良い。
【0043】
更にまた、チャンネル材2は図9に示すように床パネル1の全周に配設しても良いが、図10および図11に示すように隣接する床パネルを跨ぐようにして断片的に配設することも可能であり、チャンネル材2の部材使用量を減少させることができ、何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
【0044】
【発明の効果】
以上、実施形態をもって説明したとおり、本発明においては、根太(際根太)を使用しないため、振動が壁面に伝播せず、遮音性がよく、かつ、上下に調整自在なフロアポストで支持するので、床パネルのレベル調整も容易であり、荷重偏在によるレベル不整を防止することができる。
【0045】
また、壁廻りパネルの壁際縁部をチャンネル材の凹部に嵌合させるため、反りを防止することができると共に、このパネル材料にはパーティクルボードを使用することが多いけれども、壁際縁部の削剥を防止することもできる。
【0046】
更にまた、チャンネル材を使用するだけなので、施工が簡単であり、工費の低減化と施工能率の向上に役立つ。そして、フローリング材とチャンネル材との間に溝形空間を形成する場合には、その空間に配管や、電力・電話回線、信号回線などを配設することができるので、フロア表面をスッキリとさせることができ、オフィスなどには非常に使い勝手が良いことから、実用的価値は頗る高いものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の補強構造を表わす断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の補強構造の組立斜視図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の補強構造の組立斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施形態の補強構造を表わす断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態の補強構造を表わす断面図である。
【図6】 本発明の第3実施形態の補強構造を表わす断面図である。
【図7】 本発明の第4実施形態の補強構造を表わす断面図である。
【図8】 本発明の第4実施形態の補強構造を表わす斜視図である。
【図9】 本発明の実施形態におけるチャンネル材の配置例を表わす全体上面図である。
【図10】 本発明の実施形態におけるチャンネル材の配置例を表わす全体上面図である。
【図11】 本発明の実施形態におけるチャンネル材の配置例を表わす斜視図である
【図12】 従来の床組み構造を表わす断面図である。
【図13】 従来の床組み構造を表わす断面図である。
【符号の説明】
1 床パネル
1a 壁廻りパネル
11 壁際縁部
2 チャンネル材
21 凹部
22 補強リブ
3 フロアポスト
31 アジャストボルト機構
4 捨張部材
5 フローリング材
6 緩衝部材
7 吊下げ部材
8 止着ネジ
W 室内壁
S 床スラブ
A 溝形空間
N 根太
Claims (10)
- 室内壁Wによって囲われる床スラブSの上に複数の床パネル1・1…の各々の表面レベルがフロアポスト3・3…のアジャストボルト機構31・31…を介して面一に調整されて敷き詰められたレベル調整床であって、
これら床パネル1のうち、前記室内壁W側に位置する壁廻りパネル1a・1a…には、各々の壁際縁部11にチャンネル材2の凹部21を嵌合させることによって当該壁際縁部11に剛性を付与して荷重偏在によるレベル不整を防止して、かつ、前記チャンネル材2の上面に補強リブ 22 を設けることによって、当該チャンネル材2に剛性が付与されて強度が向上すると同時に、フローリング材5との間に溝形空間Aが作出されるようにしたことを特徴とするレベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造。 - 少なくとも隣接する壁廻りパネル1a・1aの各々の壁際縁部11・11を跨いでチャンネル材2の凹部21が嵌合されて当該壁際縁部11に剛性が付与されたことを特徴とする請求項1記載のレベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造。
- 室内壁Wとチャンネル材2との間に緩衝部材6が介装されていることを特徴とする請求項1または2記載のレベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造。
- チャンネル材2と緩衝部材6とが嵌合可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載のレベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造。
- 壁廻りパネル1aの壁際縁部11に嵌合されたチャンネル材2の下面に、フロアポスト3を取り付けることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載のレベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造。
- 室内壁Wとチャンネル材2とが固定可能な吊下げ部材7・7…が配設されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載のレベル調整床パネルの壁際縁部の補強構造。
- 室内壁Wによって囲われる床スラブSの上に床パネル1・1…を敷設するにあたり、
これら床パネル1・1…のうち、少なくとも室内壁W側に位置する各々の壁廻りパネル1aの壁際縁部11に、チャンネル材2の凹部21を嵌合して剛性を付与する一方、
各床パネル1の表面のレベルをフロアポスト3・3…のアジャストボルト機構31・31…を介して面一に調整しながら敷き詰めてゆき、こうして敷き詰められた前記各床パネル1・1…のパネル表面上に捨張部材4とフローリング材5とを布設せしめるとともに、前記チャンネル材2の上面に、前記フローリング材5との間に溝形空間Aが形成されるように補強リブ 22 を設け、当該チャンネル材2に剛性を付与して強度を向上せしめると同時に、この溝形空間Aに配管や、電力・電話回線、信号回線などを配設することを特徴とするレベル調整床パネルの壁際縁部の補強工法。 - 壁廻りパネル1aの壁際縁部11にチャンネル材2を嵌合させてから、室内側に向かって床パネル1を敷き詰めてゆくことを特徴とする請求項7記載のレベル調整床パネルの壁際縁部の補強工法。
- 室内壁Wとチャンネル材2との間に緩衝部材6を介装させて設置することを特徴とする請求項7または8の何れか一つに記載のレベル調整床パネルの壁際縁部の補強工法。
- チャンネル材2に吊下げ部材7・7…を配設し、室内壁Wに固定することを特徴とする請求項7〜9の何れか一つに記載のレベル調整床パネルの壁際縁部の補強工法。
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