JP2004149550A - 機能性ウレタン樹脂フィルム及びその製造方法 - Google Patents

機能性ウレタン樹脂フィルム及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004149550A
JP2004149550A JP2000259666A JP2000259666A JP2004149550A JP 2004149550 A JP2004149550 A JP 2004149550A JP 2000259666 A JP2000259666 A JP 2000259666A JP 2000259666 A JP2000259666 A JP 2000259666A JP 2004149550 A JP2004149550 A JP 2004149550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urethane resin
resin film
acid
functional urethane
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000259666A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kondo
壽夫 近藤
Takeshi Tomiyama
猛 富山
Naoya Haruta
直哉 春田
Takeshi Akagi
雄 赤木
Osamu Isozaki
理 磯崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP2000259666A priority Critical patent/JP2004149550A/ja
Priority to CN01815063A priority patent/CN1451026A/zh
Priority to KR10-2003-7000923A priority patent/KR20030022870A/ko
Priority to AU2001272767A priority patent/AU2001272767A1/en
Priority to PCT/JP2001/006290 priority patent/WO2002008318A1/ja
Priority to US10/333,254 priority patent/US20030157338A1/en
Priority to GB0303914A priority patent/GB2382815A/en
Priority to US10/347,314 priority patent/US20030152779A1/en
Publication of JP2004149550A publication Critical patent/JP2004149550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

【課題】特に加工性に優れた機能性ウレタン樹脂フィルムを提供する。
【構成】それ自体実質的に粘着性がなく、引張り破断伸び率(長さ30mm、幅10mm、厚み0.05mmの試料で−10℃において引張速度200mm/分で測定したときの値)が50〜1000%の範囲であって、そして水性ウレタン樹脂分散液によって形成されたものであることを特徴とする機能性ウレタン樹脂フィルム。
【選択図】なし

Description

【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工性、耐水性、耐湿性、耐熱性、耐候性等の機能を有するフィルムであって、また、無公害で安全性が高く、均一で品質安定性に優れたウレタン樹脂層が形成できる機能性ウレタン樹脂フィルム及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、アルミニウム板、アルミニウム箔、ステンレス板、鉄板、銅板、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィルム、アクリルフィルム及びこれらの2種以上のものが組合わさったフィルムや板の表面(基材)には、それぞれの基材の性質に応じて基材保護、防食性、意匠性、耐久性、耐候性等の機能を付与させるために基材に直接塗装が施されている。この様な基材に直接塗装するためには最適な塗装方法を選択する必要があり面倒であること、一般的に均一な塗装膜厚が保持できないこと、塗装により塗装欠陥を生じ易いこと、塗装に必要な塗料が必要以上に消費されること、塗装の作業環境や安全衛生上の管理を安全に行うことが難しいこと、塗装された塗膜を回収することが困難であり環境汚染の点からも好ましくないといった問題点があった。また、これらの塗装基材は加工性が十分でないために特に加工性が必要とされる用途には不向きであるといった問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記した問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特にフィルム材として特定の水性ウレタン樹脂分散液を使用したものが、従来からの問題点を全て解決するものであることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0004】
かくして本発明によれば、それ自体実質的に粘着性がなく、引張り破断伸び率(長さ30mm、幅10mm、厚み0.05mmの試料で−10℃において引張速度200mm/分で測定したときの値)が50〜1000%の範囲であって、そして水性ウレタン樹脂分散液によって形成されたものであることを特徴とする機能性ウレタン樹脂フィルムが提供される。
【0005】
また、本発明によれば、離型性フィルム表面に、上記水性ウレタン樹脂分散液を塗装して機能性ウレタン樹脂フィルムを形成させ、次いで必要に応じて離型性フィルムを剥離してなることを特徴とする機能性ウレタン樹脂フィルムの製造方法が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のフィルムは、それ自体実質的に粘着性がなく、引張り破断伸び率(長さ30mm、幅10mm、厚み0.05mmの試料で−10℃において引張速度200mm/分で測定したときの値)が50〜1000%の範囲であって、そして水性ウレタン樹脂分散液によって形成される機能性ウレタン樹脂フィルムである。
【0007】
引張り破断伸び率は、長さ200mm、幅10mm、厚み0.050mmの試料(単離フィルム)を−10℃の測定温度で引張速度200mm/分で測定したときの値である。該測定機としては、例えば、恒温槽付万能引張試験機(島津製作所オートグラフS−D型)を使用して測定することができる。
【0008】
引張り破断伸び率は、[(破断した時の試料の長さ(mm)−元の試料の長さ(mm))/元の試料の長さ(mm)]×100(%)を示す。
【0009】
機能性ウレタン樹脂フィルムの引張り破断伸び率が50%未満になると、3次曲面への追従性が悪く貼付作業性が劣り、一方、1000%を超えると少しの張力で伸びすぎて貼付作業性が劣るといった欠点がある。
【0010】
また、機能性ウレタン樹脂フィルムは、常温(20℃)で実質的に粘着性がないことが好ましい。具体的には、ガラス転移温度が−40℃〜80℃、特に−20℃〜40℃の範囲が好ましい。ガラス転移温度が−40℃未満になると、粘着性が高くなり取り扱いが困難となり、一方、ガラス転移温度が80℃超えると伸び率が低下し加工性等が劣るので好ましくない。
【0011】
機能性ウレタン樹脂フィルムは、水性ウレタン樹脂分散液により形成されたものであって、上記した塗膜物性を有するものであれば、従来から既知のものを使用することができる。
【0012】
該水性ウレタン樹脂分散液として特に有用なるものとしては、種々な方法で製造され得るものである。当該水性ウレタン樹脂分散液(A)の一般的なる調製法としては、イオン性の官能基(反応性極性基)を有する化合物を、ウレタン化反応の際に、一部、共重合せしめて得られる、いわゆる親水基含有イソシアネート末端プレポリマーを、水に分散せしめ、次いで、アミン類で以て鎖伸長せしめるという方法が知られている。
【0013】
用いられる上記の親水基含有イソシアネート末端プレポリマーとしては、従来公知のポリイソシアネート化合物と、イソシアネート基と反応し得る活性水素含有化合物とから製造されるようなものである。
【0014】
ポリイソシアネート化合物としは、例えば、テトラメチレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ−ト、イソホロンジイソシアネ−トなどの脂肪族ジイソシアネ−ト;4・4´−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネ−ト)、イソホロンジイソシアネ−トなどの脂環族ジイソシアネ−ト;キシリレンジイソシアネ−ト、トリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、ポリフェニルメタンジイソシアネ−ト(以下ポリメリックMDI)などの芳香族ジイソシアネ−ト;及びこれらのイソシアヌレ−ト体やビュウレット体等の類似の化合物が挙げられ、これらは1種又は2種以上混合して使用できる。
【0015】
イソシアネート末端プレポリマーの製造において用いられる、上記したイソシアネート基と反応し得る活性水素を含有する化合物としては、平均分子量300〜10,000、好ましくは、500〜5,000なる範囲内の、いわゆる高分子量化合物と、分子量が300以下なる、いわゆる低分子量化合物とに分けられる。
【0016】
そのうち、高分子量化合物としては、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリアセタールポリオール、ポリアクリレートポリオール、ポリエステルアミドポリオールまたはポリチオエーテルポリオールなどが、特に代表的なものである。
【0017】
ポリエステルポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレンングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、分子量が300〜6,000なる範囲内のポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ビスヒドロキシエトキシベンゼン、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールAまたはハイドロキノン、あるいはそれらのアルキレンオキシド付加体などのような、各種のグリコール成分と、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、無水マレイン酸、フマル酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ナフタル酸、ビフェニルジカルボン酸または1,2−ビス(フェノキシ)エタンーp,p’−ジカルボン酸、あるいはそれらの各種ジカルボン酸の無水物類またはエステル形成性誘導体類;p−ヒドロキシ安息香酸またはp−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸、あるいはそれらの各種ヒドロキシカルボン酸のエステル形成性誘導体などのような、各種の酸成分とからの脱水縮合反応によって得られるポリエステルのほかに、ε−カプロラクトンの如き、各種の環状エステル化合物の開環重合反応によって得られるポリエステル類、あるいはそれらの共重合ポリエステル類などが特に代表的なものである。
【0018】
ポリエーテルとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、グリデリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプエロパン、ソルビトール、しょ糖、アコニット糖、トリメリット酸、ヘミメリット酸、燐酸、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリイソプロパノールアミン、ピロガロール、ジヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシフタール酸または1,2,3−プロパントリチオールの如き、少なくとも2個の活性水素原子を有する各種の化合物の1種または2種以上を、開始剤として、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、エピクロルヒドリン、テトラヒドロフランまたはシクロヘキシレンの如き、各種のモノマーの1種または2種以上をも用いて、常法により、付加重合した形のものが、特に代表的なものである。
【0019】
ポリカーボネートポリオールとしては、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールまたはジエチレングリコールの如き、各種のグリコール類と、ジフェニルカーボネートまたはホスゲンとの反応によって得られるような化合物が、特に代表的なものである。
【0020】
一方、低分子量化合物とは、分子量が300以下なる、分子内に少なくとも2個以上の活性水素を有する化合物を指称するものであって、それらのうちでも特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、ポリエステルポリオールの原料として用いた、各種のグリコール成分;グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ソルビトールまたはペンタエリスリトールの如き、各種のポリヒドロキシ化合物;あるいはエチレンジアミン、1,6−ヘキサメチレンジアミン、ピペラジン、2,5−ジメチルピペラジン、イソホロンジアミン、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミン、1,4−シクロヘキサンジアミン、1,2−プロパンジアミン、ヒドラジン、ジエチレントリアミンまたはトリエチレンテトラミンの如き、各種のアミン化合物などである。
【0021】
そして、親水基含有イソシアネート末端プレポリマー中に親水基を導入せしめる方法としては、分子内に少なくとも1個以上の活性水素を有し、かつ、カルボキシル基、スルホン酸基、スルホネート基またはエチレンオキサイドの繰り返し単位を有する親水基含有化合物の少なくとも1種以上を、プレポリマーの製造時に、共重合せしめるという方法などが挙げられる。
【0022】
かかる親水基含有化合物として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、2−オキシエタンスルホン酸、フェノールスルホン酸、スルホ安息香酸、スルホコハク酸、5−スルホイソフタル酸、スルファニル酸、1,3−フェニレンジアミン−4,6−ジスルホン酸、2,4−ジアミノトルエン−5−スルホン酸の如き、各種のスルホン酸含有化合物類、あるいはそれらの各種誘導体類をはじめ、それらを共重合せしめて得られるポリエステルポリオール類;2,2−ジメチロ−ルプロピオン酸、2,2−ジメチロール酪酸、2,2−ジメチロール吉草酸、ジオキシマレイン酸、2,6−ジオキシ安息香酸、3,4−ジアミノ安息香酸の如き、各種のカルボン酸含有化合物類、あるいはそれらの各種誘導体類をはじめ、さらには、それらを共重合せしめて得られるポリエステルポリオール;あるいは少なくとも30重量%以上の、エチレンオキシドの繰り返し単位を有し、かつ、ポリマー中に少なくとも1個以上の活性水素を有する、しかも、分子量が300〜10,000なる、ポリエチレン−ポリアルキレン共重合体の如き、各種のノニオン基含有化合物類またはそれらを共重合せしめて得られるポリエステルポリエーテルポリオールなどが特に代表的なものであり、これらは単独使用でも2種以上の併用でもよいが、本発明において、特に好ましい親水基含有化合物としては、カルボキシル基含有化合物類;あるいはその誘導体類またはそれらを共重合せしめて得られるポリエステルポリオールなどである。
【0023】
親水基含有イソシアネート末端プレポリマー中の親水基の含有量としては、カルボキシル基、スルホン酸基またはスルホネート基などの親水基の場合には、最終的に得られるポリウレタン樹脂の固形分100部当り、少なくとも0.01当量以上、好ましくは、0.01〜0.2当量なる範囲内が適切であり、また、ノニオン基含有化合物の場合には、最終的に得られるポリウレタン樹脂の固形分当り、少なくとも3重量%以上、好ましくは、5〜30重量%なる範囲内が適切である。
【0024】
親水基含有イソシアネート末端プレポリマーは、従来公知の方法で製造され、たとえば、前掲した如き、各種のポリイソシアネート化合物と、活性水素含有化合物(親水基含有化合物をも含む。)とを、イソシアネート基と活性水基との当量比が、1.1:1〜3:1、好ましくは、1.2:1〜2:1となるような比率で、20〜120℃にて、好ましくは、30〜100℃にて反応せしめるというような方法に従って行われる。
【0025】
ポリアミン系鎖伸長剤として特に代表的なものとしては、エチレンジアミン、1,2ープロパンジアミン、1,6−ヘキサメチレンジアミン、ピペラジン、2,5−ジメチルピペラジン、イソホロンジアミン、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミン、3,3’−ジメチルー4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミンもしくは1,4−シクロヘキサンジアミンの如き、各種のジアミン類;ジエチレントリアミン、ジプロピレントリアミンもしくはトリエチレンテトラミンの如き、各種のポリアミン類;ヒドラジン類;または酸ヒドラジド類;あるいは水などであり、これらは単独使用でも2種以上の併用でもよいことは、勿論である。
【0026】
当該ポリアミン系鎖伸長剤は、水性ウレタン樹脂分散液を得るために必要なる、分散媒としての水に溶解させて使用され、また、その使用量としては、親水基含有イソシアネート末端プレポリマー中のイソシアネート基に対して、当量比で、0:1〜1:1なる範囲、好ましくは、0.6:1〜0.98:1なる範囲内が適切である。
【0027】
使用する水の量は、プレポリマーと水相との混合後に、O/W型の水分散体になるだけの最低限の量があればよく、ポリウレタン樹脂の固形分に対して100〜1,000重量%なる範囲内が適切である。
【0028】
親水基含有イソシアネート末端プレポリマーの親水基がカルボキシル基である場合には、カルボキシル基を中和するために必要な中和剤として、トリメチルアミンまたはトリエチルアミンの如き、各種の三級アミン類を、カルボキシル基に対して、当量比で、0.5:1〜1.5:1なる範囲内、好ましくは、1:1〜1.3:1なる範囲内が適切であり、かかる割合で以て、上述したポリアミン系鎖伸長剤の水溶液中に含有せしめる必要がある。
【0029】
かかる中和剤は、親水基含有イソシアネート末端プレポリマー中に、予め、添加することも出来るが、これらの三級アミン類は、ウレタン化反応の強力なる触媒でもある処から、副反応を起こし易く、加えて、プレポリマーが着色し易くなる処から、好ましくない。
【0030】
水性ウレタン樹脂分散液は、通常、アミン類との鎖伸長反応が完結する前に、あるいは、この鎖伸長反応が完結してから、次の脱溶剤工程に移される。
【0031】
水性ウレタン樹脂分散液としては、商品名としては、例えばスーパーフレックス410、同左420、同左600、同左150、同左126、同左107M、スーパーフレックスE―2500(以上、第1工業製薬株式会社製、商品名)などのエマルションが挙げられる。
【0032】
水性ウレタン樹脂分散液には必要により補助配合剤を含有させることができる。補助配合剤としては、たとえば無機充填剤、有機改質剤、安定剤、可塑剤、界面活性剤、消泡剤、架橋剤、着色剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、その他添加剤などが挙げられる。
【0033】
無機充填剤としては、炭酸カルシウム、シリカ、タルク、ガラス繊維、チタン酸カリウムウイスカーなどが挙げられる。有機改質剤としてはフッ素樹脂系粉末、アクリル樹脂系粉末、シリコーン樹脂系粉末、ポリアミド樹脂系粉末、ウレタン樹脂系粉末などが挙げられる。安定剤としてはヒンダードフェノール系、ヒドラジン系、燐系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、オキザリックアシッドアニリド系、ヒンダードアミン系などが挙げられる。これら安定剤は耐候性の向上や耐熱劣化防止のための添加剤である。
【0034】
可塑剤としてはジブチルフタレート、ジオクチルフタレートなどが挙げられる。界面活性剤(整泡剤など)としてはシロキサンオキシアルキレンブロック共重合体などのシリコーン系整泡剤が挙げられる。消泡剤としてはジメチルシロキサン系などのシリコーン系のものが挙げられる。架橋剤としてはアミノ樹脂[メチロール化および/またはアルコキシ化(メチル〜ブチル)された尿素、メラミンなど]、エポキシ化合物[ビスフェノールA型グリシジルエーテル、水添ビスフェノールA型グリシジルエーテル、エチレングリコール〜ポリエチレングリコールグリシジルエーテル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ソルビトールなどのグリシジルエーテルグリセリン、トリメチロールプロパン、ソルビトールなどにアルキレンオキシド(炭素数2〜3)を付加させたもののグリシジルエーテルなど]、ポリエチレン尿素化合物(ジフェニルメタン−ビス−4,4’−N,N’−エチレン尿素など)、ブロックイソシアネート系(たとえばトリメチロ−ルプロパン1モルとヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、またはトルエンジイソシアネート3モルから合成されるアダクト体;ヘキサメチレンジイソシアネートの水変性物、イソホロンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシアネートの3量化物などをフェノール、メチルエチルケトオキシム、ε−カプロラクタムなどでマスキングしたブロックイソシアネートなど)、水性ポリイソシアネート系(例えばポリオキシアルキレン[炭素数2〜4]ポリオールとポリイソシアネートとの反応物)などが挙げられる。
【0035】
着色剤としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料、金属錯塩染料などの染料:カ−ボンブラック、酸化チタン、酸化クロム、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、紺青などの無機顔料およびカップリングアゾ系、縮合アゾ系アンスラキノン系、ペリレン系、キナクリドン系、チオインジゴ系、ジオキサジン系、フタロシアニン系などの有機顔料、メタリック顔料、パール顔料などがあげられる。染料は樹脂100重量部(固形分)に対して通常0〜50重量部、好ましくは2〜20重量部、顔料は通常0〜200重量部、好ましくは2〜150重量部の範囲である。
【0036】
着色剤は、通常の攪拌だけによる混合でもよいし、分散混合装置(ボールミル、ニーダー、サンドグラインダー、ロールミル、フラットストーンミルなど)を用いて分散混合することによって得ることもできる。混合する順序はどの順序でもよい。
【0037】
その他添加剤としては難燃剤、揺変剤、帯電防止剤、殺菌剤等が挙げられる。
【0038】
補助配合剤の添加量は樹脂組成物の重量固形分に対して重量基準で、無機充填剤および有機改質剤は通常0〜170%、好ましくは0〜150%、安定剤は通常0〜20%、好ましくは0〜10%、可塑剤は通常0〜100%、好ましくは0〜50%、界面活性剤は通常0〜20%、好ましくは0〜10%、消泡剤および、その他の添加剤は通常0〜20%、好ましくは0〜10%、架橋剤は通常0〜50%、好ましくは0〜40%である。これらの補助配合剤は通常の攪拌だけによる混合でもよいし、分散混合装置(ボールミル、ニーダー、サンドグラインダー、ロールミル、フラットストーンミルなど)を用いて分散混合することによって得ることもできる。混合する順序はどの順序でもよい。
【0039】
機能性ウレタン樹脂フィルムの膜厚は、特に限定されないが、通常5〜500μm、好ましくは10〜250μmである。
【0040】
本発明の機能性ウレタン樹脂フィルムは、離型性フィルム表面に、上記水性ウレタン樹脂分散液を塗装して機能性ウレタン樹脂フィルムを形成させ、次いで必要に応じて離型性フィルムを剥離することにより製造できる。
【0041】
離型性フィルムとしては、例えば、粘着剤、接着剤が容易に剥離できるものであれば特に制限なしに従来から公知のもの、例えば、ポリエチレンテレフタレートシート等のプラスチックシート類や紙、布、プラスチックシートに離型剤(シリコン、ワックス、フッ素等)処理を施したものが一般的に使用できる。該離型性層の厚みは、約10〜1000μm、好ましくは約20〜500μmの範囲が好適である。
【0042】
塗布方法はスプレー塗装、刷毛塗り、コテ塗り、ロール塗り、流し塗りおよび浸漬法ナイフコ−タ−、グラビアコ−タ−、スクリ−ン印刷、リバ−スロ−ルコ−タ−、などがある。乾燥は室温ないし加温(たとえば40〜270℃で10秒〜60分)で行うことができる。
【0043】
本発明の機能性ウレタン樹脂フィルムは、フィルム単独もしくは粘着剤もしくは接着剤などの接合剤を片面もしくは両面に塗装した粘着性や接着性のフィルムとして使用することができる。
【0044】
かかる接合剤としては、例えば、硬化剤を含有する、ビスフェノ−ル型エポキシ樹脂、レゾ−ル型エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アミノプラスト樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ポリシロキサン樹脂、(イソ)ブチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共共重合体、合成ゴム、天然ゴムなどから選ばれた1又は2種以上の樹脂を含む熱硬化性又は熱可塑性の接着剤及び粘着剤などがあげられる。さらに、2,4,6−トリメルカプト−S−トリアジン、2−ジブチルアミノ−4,6−ジメメルカプト−S−トリアジン、2,4,6−トリメルカプト−S−トリアジン−モノソヂウムソルト、2,4,6−トリメルカプト−S−トリアジン−トリソヂウムソルトなどのトリアジンチオ−ル系化合物も接着剤として使用することができる。これらの接合剤としては、種類に応じて、感圧性粘着剤、感熱接着剤、硬化タイプの接着剤として使用することができる。
【0045】
接合剤層の膜厚は、通常1〜100μm、特に5〜50μmの範囲が好ましい。
【0046】
本発明の機能性ウレタン樹脂フィルムには、硬化型、非硬化型の塗料、インキ、接着剤などの組成物を塗布することができる。該組成物は無溶剤液状型、粉末状、有機溶剤型、水性、非水分散系などいずれの形態であっても構わない。また、これらの組成物により形成される層は1層であっても2種以上が積層された複層であっても構わない。
【0047】
本発明の機能性ウレタン樹脂フィルムは、離型性フィルムを使用した場合にはこのものを剥離した後、PVC、アクリル、ポリカーボネートをはじめとする各種プラスチックのフィルム、鋼板、板材等(以下基材とする)に接合剤層面側を加圧、加熱などにより貼り合わせることによって、耐候性、耐光性、耐湿性、耐熱性、耐汚染性、撥水性、耐沸騰水性等の機能を基材表面に付与し、内装建材、外装建材、装飾品、包装用、保護膜、案内、掲示、マーキング、保存用、自動車サッシュ用黒テープ、サイドガーニッシュ、エンブレム、デザインストライプ、ドアモール等広範囲な用途に利用できる。
【0048】
また、本発明の接合剤層を有さない機能性ウレタン樹脂フィルムは、離型性フィルムを剥離した後、機能性ウレタン樹脂フィルム面が基材表面に面するように、熱、又は熱をかけながら圧力により接合させることができる。
【0049】
また、本発明において、機能性ウレタン樹脂フィルムを、加熱により成型させながら立体面を有する基材表面に接合させることもできる。また、加熱による成型は、例えば金型や真空成型などの成型機を使用して行うことができる。これらの成型は従来から公知の方法により行うことができる。成型加工温度は、機能性ウレタン樹脂フィルム及びプラスチック材料の種類に応じて適した温度を設定すれば良い。
【0050】
また、本発明の機能性ウレタン樹脂フィルムは、例えば、機能性ウレタン樹脂フィルム/基材、基材/機能性ウレタン樹脂フィルム/基材、基材/機能性ウレタン樹脂フィルム等の如き積層体、及びこれらの組合せによる積層体として使用することができる。機能性ウレタン樹脂フィルムの接合においては熱によるラミネートかもしくは接合剤によるラミネートにより接合することができる。
【0051】
【実施例】以下、実施例を掲げて本発明を詳細に説明する。なお実施例及び比較例中の「部」及び「%」は重量基準である。また、本発明は実施例に限定されるものではない。
【0052】
実施例1
膜厚50μmのポリプロピレンフィルム(離型紙)の表面に水性ウレタン樹脂エマルション(スーパーフレックス410、第1工業製薬(株)、商品名)をナイフコーターで塗装し100℃で1分間乾燥を行い膜厚50μmのウレタン樹脂フィルムを形成した。
【0053】
ウレタン樹脂フィルムの引張り破断伸び率は−10℃で170%であった。
【0054】
得られたウレタン樹脂フィルムを容器(弁当箱状)に成型した。
【0055】
得られた成型品(最大伸び率200倍)は、曲面部および平面部ともにシワ、フクレ、アワ、光沢低下、剥がれ、ワレ等の欠陥がなく外観良好であった。
【0056】
実施例2
実施例1において、水性ウレタン樹脂エマルションに代えて下記水性ウレタン樹脂エマルション(a)を使用した以外は実施例1と同様にしてウレタン樹脂フィルムを得た。
【0057】
ウレタン樹脂フィルムの引張り破断伸び率は−10℃で170%であった。
【0058】
得られたウレタン樹脂フィルムを容器(弁当箱状)に成型した。
【0059】
得られた成型品(最大伸び率200倍)は、曲面部および平面部ともにシワ、フクレ、アワ、光沢低下、剥がれ、ワレ等の欠陥がなく外観良好であった。
【0060】
水性ウレタン樹脂エマルション(a):
ポリエステルポリオ−ル(ブチレンアジペ−ト、分子量2000)350部、トリメチロ−ルプロパン10.1部、ポリエチレングリコ−ル35部(分子量600)、PO(プロピレンオキサイド)/EO(エチレンオキサイド)ランダム共重合ポリエ−テルポリオ−ル35部(PO/EO=30/70、分子量3400)、及び1,4−ブタンジオ−ル78.3部をメチルエチルケトン400部に添加し溶解した後、イソホロンジイソシアネート310部を系内温度50℃で添加した。その後、ジブチルスズジラウレ−ト0.05部を添加し、徐々に加温して系内温度75℃とした。75℃で60分間反応させた段階でさらにジブチルスズジラウレ−ト0.05部を添加した。その後、反応を続行して75℃/200分経過した時点で冷却し、系内温度50℃とした。50℃に冷却後のウレタンプレポリマ−の遊離イソシアネ−ト基は、2.0%(対固形分)であった。
次に、系内温度45℃にて、ジスチレン化フェノ−ルのエチレンオキサイド付加物であるポリオキシエテレンアリルフェノ−ルエ−テル型非イオン界面活性剤(HLB=15)80部添加し、10分間混合した。その後、系内内容物をホモミキサ−を用いて3000rpmで高速撹拌し、その中へ蒸留水1300部を徐々に添加し、その後、系内温度30℃にて20分間乳化を実施した。
系内温度をさらに20℃に冷却した後、エチレンジアミン10.5部を蒸留水130部に溶解したエチレンジアミン水溶液を添加した。
系内温度を20〜25℃にてコントロ−ルして、60分間ホモミキサ−を用いて3000rpmで撹拌を続行した。
次に、エバポレ−タ−により、使用溶剤であるメチルエチルケトンを減圧回収(湯浴40℃)して水性ウレタン樹脂エマルション(a)を得た。
【0061】
実施例3
実施例1において、水性ウレタン樹脂エマルションに代えて下記水性ウレタン樹脂エマルション(b)を使用した以外は実施例1と同様にして被膜を形成した。
ウレタン樹脂層の引張り破断伸び率は−10℃で170%であった。
【0062】
得られた成型品(最大伸び率200倍)は、曲面部および平面部ともにシワ、フクレ、アワ、光沢低下、剥がれ、ワレ等の欠陥がなく外観良好であった。
【0063】
水性ウレタン樹脂エマルション(b):
ポリカ−ボネ−トポリオ−ル(1,6ヘキサンのポリカ−ボネ−ト、分子量2000) 255部にトリメチロ−ルプロパン7.0部および1,4−ブタンジオ−ル57.0部を添加した後、メチルエチルケトン290部を添加して溶解した。
次に、これにイソホロンジイソシアネート260部及びジブチルスズジラウレート0.01部を系内温度50℃で添加し、徐々に加温し、系内温度75℃にて180分間反応を行い、遊離イソシアネート基を5.0%(対固形分)含有するウレタンプレポリマーを得た。次に、これにジメチロールプロピオン酸26.5部及びメチルエチルケトン120部を添加した後、ジブチルスズジラウレート0.07部を添加し、さらにトリエチルアミン9.9部を添加した。これを徐々に加温し、系内温度を50℃まで冷却すると遊離イソシアネート基を1.99%(対固形分)とカルボキシル基とを含有するウレタンプレポリマーが得られた。
次に、これに系内温度50℃でトリエチルアミン9.9部を追加し、残余のカルボキシル基を中和した。その後、蒸留水900部を徐々に添加し、ホモミキサーを用いて3000rpmで攪拌し、乳化操作を系内温度25℃で20分間実施した。
次にエチレンジアミン7.8部を蒸留水80部に溶解したエチレンジアミン水溶液を系内温度25℃で添加し、25℃で60分間攪拌混合した。
その後、エバポレーターにより、使用溶剤であるメチルエチルケトンを減圧回収(湯浴40℃)して水性ウレタン樹脂エマルション(b)を得た。
【0064】
比較例1
ポリ塩化ビニル樹脂フィルム(大日本インキ工業株式会社製、商品名 )を使用した。ポリ塩化ビニル樹脂フィルムの引張り破断伸び率は−10℃で7 %であった。
【0065】
得られたポリ塩化ビニル樹脂フィルムを容器(弁当箱状)に成型した。
【0066】
得られた成型品(最大伸び率200倍)は、曲面部および平面部ともにシワ、フクレ、光沢低下、ワレ等の欠陥を生じ悪かった。
【0067】
【発明の効果】本発明の機能性ウレタン樹脂フィルムは、表面からの衝撃によるエネルギーを該層で吸収するためにこれらの用途に使用することができる。
【0068】
また、伸び率が高度に要求される成型加工(100%以上)においてもフィルムの伸び、張力、屈曲力が優れるので光沢低下やワレ、剥がれのない仕上がり外観に優れた成型加工品が得られる。
【0069】
また、機能性ウレタン樹脂フィルムは、水性ウレタン樹脂分散液により形成されることから、無公害で安全・衛生上問題がない、耐化学薬品性に優れるのでこれらの容器や包装に使用できる、耐屈曲性に優れるので物品の包装や容器用フィルムとして使用することができる。
【0070】
また、接合剤を使用する場合には媒体として水を使用しているので接合剤層を膨潤や溶解させたりする恐れがないために均一な膜厚が形成できること、接合剤層と混ざり合うことがないのでそれぞれの層の性能が低下しないため品質安定性が優れるといった効果がある。

Claims (3)

  1. それ自体実質的に粘着性がなく、引張り破断伸び率(長さ30mm、幅10mm、厚み0.05mmの試料で−10℃において引張速度200mm/分で測定したときの値)が50〜1000%の範囲であって、そして水性ウレタン樹脂分散液によって形成されたものであることを特徴とする機能性ウレタン樹脂フィルム。
  2. 水性ウレタン樹脂分散液が、ポリイソシアネート化合物と、該ポリイソシアネート化合物が有するイソシアネート基と反応し得る活性水素含有化合物とを反応させて親水基含有イソシアネート末端プレポリマーを製造し、次いでこのものを水に分散せしめ、更に、アミン類で以て鎖伸長せしめてなるものであることを特徴とする請求項1に記載の機能性ウレタン樹脂フィルム。
  3. 離型性フィルム表面に、上記水性ウレタン樹脂分散液を塗装して機能性ウレタン樹脂フィルムを形成させ、次いで必要に応じて離型性フィルムを剥離してなることを特徴とする機能性ウレタン樹脂フィルムの製造方法。
JP2000259666A 2000-07-21 2000-08-29 機能性ウレタン樹脂フィルム及びその製造方法 Pending JP2004149550A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000259666A JP2004149550A (ja) 2000-08-29 2000-08-29 機能性ウレタン樹脂フィルム及びその製造方法
CN01815063A CN1451026A (zh) 2000-07-21 2001-07-19 功能性聚氨酯树脂薄膜和使用该膜的层叠薄膜
KR10-2003-7000923A KR20030022870A (ko) 2000-07-21 2001-07-19 기능성 우레탄 수지 필름 및 이 필름을 포함하는 적층 필름
AU2001272767A AU2001272767A1 (en) 2000-07-21 2001-07-19 Functional urethane resin film and laminated film comprising the film
PCT/JP2001/006290 WO2002008318A1 (fr) 2000-07-21 2001-07-19 Film de resine urethane fonctionnel et film lamelle comprenant ce film
US10/333,254 US20030157338A1 (en) 2000-07-21 2001-07-19 Functional urethane resin film and laminated film comprising the film
GB0303914A GB2382815A (en) 2000-07-21 2001-07-19 Functional urethane resin flim and laminated film comprising the film
US10/347,314 US20030152779A1 (en) 2000-07-21 2003-01-21 Functional urethane resin film and laminated film by use of the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000259666A JP2004149550A (ja) 2000-08-29 2000-08-29 機能性ウレタン樹脂フィルム及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004149550A true JP2004149550A (ja) 2004-05-27

Family

ID=32449043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000259666A Pending JP2004149550A (ja) 2000-07-21 2000-08-29 機能性ウレタン樹脂フィルム及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004149550A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006972A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリップ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006972A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7485681B2 (en) Aqueous coating compositions based on polyurethane dispersions
CN102333803B (zh) 聚氨酯分散体及其制造方法
KR102070467B1 (ko) 장식 성형용 적층 필름, 폴리우레탄 수지 및 장식 성형체의 제조 방법
JP2005504861A (ja) 乾燥可剥性一時的保護塗料
JP2006111015A (ja) 軟質感触被膜により被覆された複合プラスチック成形品及びその製造方法
KR20060134854A (ko) 폴리카르보네이트 폴리올 기재 중합체 블렌드
JP3047098B2 (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体およびコーティング剤
EP2940052A1 (en) Aqueous polyurethane resin dispersion and use of same
JP2001207111A (ja) ポリオレフィン系樹脂成形品用コーティング剤およびそれを被覆した成形品
JP2012517489A (ja) バッキングフィルムのための二成分ポリウレタン塗料
CN105658708B (zh) 丙烯酸光学膜以及包括其的偏光板
JP2003342344A (ja) ポリウレタン樹脂
JP5532594B2 (ja) 成型用積層ポリエステルフィルム
JP3478343B2 (ja) 水性接着剤及び接着方法
RU2680400C1 (ru) Способ получения многослойного покрытия
KR100942747B1 (ko) 종이기재를 이용한 폴리우레탄 점착시트
JP3624959B2 (ja) ラミネート方法
JP3259780B2 (ja) オリゴウレタン樹脂水性分散体、その製造方法及び接着剤
JP2004149550A (ja) 機能性ウレタン樹脂フィルム及びその製造方法
JP2004300223A (ja) 水性ポリウレタン樹脂および該樹脂を用いた印刷インキ
JP2004148508A (ja) 機能性フィルム及びその製造方法
JP2019044073A (ja) エマルジョン組成物
US20190039361A1 (en) One component polyurethane dispersion for vinyl windows, glass, and other substrates
JPH10176159A (ja) 形状記憶性接着剤組成物、並びにそれを用いた積層体及び積層体の製造方法
CN114786948B (zh) 表面处理层和物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040323

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060704