JP2004148983A - 自転車用リアディレーラ - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車用リアディレーラにおいて、チェーンガイドや可動部材をチェーンスティに接触しにくくする。
【解決手段】自転車用リアディレーラ27は、ブラケット31と、ベース部材32と、捩じりコイルばね55と、チェーンガイド33と、可動部材34と、リンク機構35と、第1揺動規制機構36とを備えている。ブラケットは後爪部30に装着される。ベース部材は、ブラケットに対して揺動自在である。捩じりコイルばねは、ベース部材を装着部材に対して外方から見て時計回りに付勢する。チェーンガイドは、チェーンを複数のスプロケットに案内する。可動部材は、チェーンガイドを時計回りに付勢した状態で揺動自在に連結する。リンク機構は、可動部材をベース部材に連結する。第1揺動規制機構は、ブラケットとベース部材との間に設けられ、ベース部材の時計回りとは逆の反時計回りの揺動位置を規制する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディレーラ、特に、自転車のフレーム後端部に着脱自在に固定され、後輪のリアハブに装着された歯数が異なる複数のスプロケットのいずれかにチェーンを掛けるための自転車用リアディレーラに関する。
【0002】
【従来の技術】
自転車の外装変速機に用いられるリアディレーラは、リアハブに装着された複数のスプロケットのいずれかにチェーンを掛けるものである。従来のディレーラは、フレーム後端部に着脱自在に固定されるベース部材と、チェーンを複数のスプロケットに案内するチェーンガイドと、可動部材と、リンク機構とを備えている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0003】
ベース部材は、たとえば、フレーム後端部に形成されたねじ部にボルトを螺合させることによりフレーム後端部に支持されている。このベース部材をフレームに対して揺動させるために、ベース部材をストッパプレート(装着部材の一例)を介してフレーム後端部に装着している。ストッパプレートは、装着された状態でハブ軸方向外方から見て反時計回りの回動しないように装着位置を調整可能にフレーム後端部に装着されている。また、ベース部材は、ストッパプレートに対して、チェーンにテンションを掛ける方向(フレーム後端部に装着された状態で外方から見て時計回り)に付勢されている。ベース部材の内部には、ベース部材を付勢するために捩じりコイルばねがストッパプレートとの間に装着されている。ストッパプレートは、ベース部材を揺動自在に装着するとともに、時計回りに付勢されたベース部材の付勢方向の揺動位置を規制している。また、フレーム後端部には、リアハブを装着するための後爪部も形成されている。
【0004】
チェーンガイドは、上下に配置された1対のプーリを有しており、チェーンをプーリに掛けた状態でスプロケットのいずれかにチェーンを案内する。可動部材は、チェーンガイドをリアハブのハブ軸と実質的に平行な軸回りに揺動自在に連結する。チェーンガイドは、可動部材に対して、チェーンにテンションを掛ける方向に付勢されている。リンク機構は、可動部材がベース部材に対して相対的に移動するように可動部材をベース部材に連結している。リンク機構は、1対のリンクを有する4点リンク機構であり、可動部材をハブ軸方向にかつスプロケットに近づくほど径方向外方に移動させる。リンク機構には、変速ケーブルのインナーケーブルが係止されている。
【0005】
このような構成の従来のディレーラでは、たとえば、ハンドルに設けられた変速操作部によりインナーケーブルを進退させてリンク機構を位置決めして揺動させる。このリンク機構の揺動により、ベース部材がストッパプレートに対して揺動するとともに、チェーンガイドが可動部材に対して揺動し、可動部材を介してチェーンガイドをスプロケットに対して移動させ、チェーンをスプロケットのいずれかに案内する。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−263282号公報参照(第3頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のリアディレーラでは、山岳地などの凹凸が多い荒れた路面を走行する際に自転車に衝撃が作用すると、ベース部材が付勢部材の付勢力に抗して反時計回りに勢いよく揺動することがある。ベース部材が反時計回りに勢いよく揺動すると、リンク機構及び可動部材を介して連結されたチェーンガイドや可動部材が自転車のフレームのチェーンスティに接触することがある。チェーンガイドや可動部材がチェーンスティに接触すると、チェーンスティやチェーンガイドや可動部材を損傷するおそれがある。
【0008】
本発明の課題は、ベース部材が揺動する自転車用リアディレーラにおいて、チェーンガイドや可動部材をチェーンスティに接触しにくくすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明1に係る自転車用リアディレーラは、自転車のフレーム後端部に着脱自在に固定され、後輪のリアハブに装着された歯数が異なる複数のスプロケットのいずれかにチェーンを掛けるためのディレーラであって、装着部材と、ベース部材と、付勢部材と、チェーンガイドと、可動部材と、リンク機構と、揺動規制手段とを備えている。装着部材は、フレーム後端部に装着されるものである。ベース部材は、装着部材に対して揺動自在なものである。付勢部材は、装着部材をフレーム後端部に装着した状態で、ベース部材を装着部材に対して外方から見て時計回りに付勢するものである。チェーンガイドは、チェーンを複数のスプロケットに案内するものである。可動部材は、チェーンガイドを時計回りに付勢した状態で揺動自在に連結するものである。リンク機構は、可動部材がベース部材に対して相対的に移動するように可動部材をベース部材に連結するものである。揺動規制手段は、装着部材とベース部材との間に設けられ、ベース部材の時計回りとは逆の反時計回りの揺動位置を規制するものである。
【0010】
このディレーラでは、チェーンがチェーンガイドに装着された状態でリンク機構が揺動すると、チェーンガイドとベース部材とが揺動してチェーンが複数のスプロケットのいずれかに案内される。そして、自転車に衝撃が作用して慣性力によりベース部材が付勢部材の付勢力に抗して反時計回りに勢いよく揺動しても、揺動規制手段により反時計回りの揺動位置が規制される。ここでは、揺動するベース部材の反時計回りの揺動位置を規制する揺動規制手段を設けたので、ベース部材が反時計回りに勢いよく揺動してもチェーンガイドや可動部材がチェーンスティに接触しないようにベース部材の揺動位置を規制できる。このため、ベース部材が反時計回りに揺動してもチェーンガイドや可動部材がチェーンスティに接触しにくくなり、それに伴う不具合が生じにくくなる。
【0011】
発明2に係る自転車用リアディレーラは、発明1に記載のディレーラにおいて、揺動規制手段は、ベース部材に設けられた第1規制部と、装着部材に設けられ揺動位置を規制するときに第1規制部に当接する第2規制部とを有する。この場合には、ベース部材が反時計回りに揺動すると第1規制部が揺動して第2規制部に当接して揺動位置が規制される。ここでは、比較的簡素な構成で揺動位置を規制できる。
【0012】
発明3に係る自転車用リアディレーラは、発明2に記載のディレーラにおいて、第1及び第2規制部のいずれか一方は、他方に向けて進退するように装着されたねじ部材を有する。この場合には、ねじ部材を進退させることにより規制する揺動位置を調整できる。
発明4に係るリアディレーラは、発明3に記載のディレーラにおいて、第1規制部は、ベース部材に径方向に突出して形成された突起部であり、第2規制部は、前記装着部材に装着され突起部に向けて進退するねじ部材を有する。この場合には、揺動するベース部材に形成された突起部を装着部材に装着されたねじ部材に当接させることにより揺動位置が規制される。ここでは、フレームに固定される装着部材にねじ部材に設けたのでねじ部材を回しやすくなり、揺動位置の調整が容易である。
【0013】
発明5に係る自転車用リアディレーラは、発明2から4のいずれかに記載のディレーラにおいて、第1及び第2規制部のいずれか一方は、揺動位置を規制するときにその衝撃を吸収する衝撃吸収手段をさらに有する。この場合には、両規制部の当接による揺動規制時の衝撃を吸収できるので、自転車に衝撃が作用してベース部材が瞬時に揺動しても異音の発生や損傷を防止できる。
【0014】
発明6に係る自転車用リアディレーラは、発明1から4のいずれかに記載のディレーラにおいて、揺動規制手段は、揺動位置を規制するときにその衝撃を吸収する衝撃吸収手段をさらに有する。この場合には、揺動規制時の衝撃を吸収できるので、ベース部材と装着部材に設けられた2つの部分の当接により揺動位置を規制しても揺動規制時の異音の発生や損傷を防止できる。
【0015】
発明7に係る自転車用リアディレーラは、発明5または6のいずれかに記載のディレーラにおいて、衝撃吸収手段は弾性部材である。この場合には、弾性部材により衝撃を簡素な構成で吸収できる。
発明8に係る自転車用リアディレーラは、発明1から7のいずれかに記載のディレーラにおいて、装着部材は、フレーム後端部に装着されるリアハブのハブ軸に固定される。この場合には、装着部材がフレーム後端部より剛性が高いハブ軸に固定されるので、フレーム後端部が損傷及び変形しにくくなる。
【0016】
発明9に係る自転車用リアディレーラは、発明8に記載のディレーラにおいて、装着部材には、フレーム後端部に形成されハブ軸を装着可能な幅の装着溝に係合する回り止め突起が形成されている。この場合には、装着溝に回り止め突起を係合させることにより装着部材が回り止めされるので、装着部材の回り止め構造が簡素になる。
【0017】
発明10に係る自転車用リアディレーラは、発明1から7のいずれかに記載のディレーラにおいて、装着部材は、フレーム後端部のリアハブ装着位置と異なる位置に固定される。この場合には、通常フレームの爪部に形成されたねじ孔に装着部材を固定できるので、従来と同様な取付構造のリアディレーラに対して揺動位置を規制できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔全体構成〕
図1に、本発明の一実施形態が装着された自転車を示す。自転車は、フレーム体2とフロントフォーク3とを有するフレーム1と、ハンドル部4と、前輪5f及び後輪5rと、ペダル6の回転を後輪5rに伝達する駆動部7と、前後のブレーキ装置8f,8rを有している。
【0019】
フレーム体2は、前部にフロントフォーク3が斜め前方に傾斜する軸回りに回動自在に装着されたヘッドパイプ15と上チューブ16と下チューブ17とシートチューブ18とを有する前三角部分と、シートスティ19とチェーンスティ20とを有する後三角部分とを有する公知のダイヤモンド形のフレーム体である。シートチューブ18には、サドル9が装着されたシートポスト9aが上下位置を調整可能に装着されている。フロントフォーク3の下端部には、前輪5fが取り付けられている。シートチューブ18の下端部には駆動部7が設けられ、チェーンスティ20の後端部には後輪5rが取り付けられている。フレーム体2のチェーンスティ20とシートスティ19との後端部は、後爪部30により連結されている(図3参照)。後爪部30には、図3及び図4に示すように、リアハブ29のハブ軸29aが装着される装着溝30aと、通常のリアディレーラを装着するためのねじ孔30bとが形成されている。装着溝30aは、一般的には後爪部30の下方から斜め上方に向けて形成されている。ねじ孔30bは、後爪部30の後部に斜め下方に突出する突出部の端部に形成されているのが一般的である。なお、後爪部30をフレーム1の他の部分の損傷や変形を防止するために他の部分より剛性を弱く形成し、損傷や変形した場合には、交換可能とするフレーム構造が知られている。
【0020】
ハンドル部4は、ハンドルステム21aと、ハンドルステム21aの上端で嵌合固定されたハンドルバー21bとで構成されている。ハンドルステム21aは、フロントフォーク3の上部に嵌合固定されている。ハンドルバー21bは、左右1対のグリップ22と、左右1対の変速操作部23と、左右1対のブレーキ操作部24とを備えている。
【0021】
駆動部7は、チェーン10と、チェーン10が架け渡される前後の外装変速装置11,12とを有している。前外装変速装置11は、シートチューブ18の下部(ハンガー部)に設けられた、たとえば、歯数が異なる3枚のスプロケットを有するギアクランク25と、フロントディレーラ26とを有している。フロントディレーラ26は、変速操作部23の操作に応じて、ギアクランク25に設けられて3枚のスプロケットのいずれかにチェーン10を掛ける。
【0022】
後外装変速装置12は、図1、図2及び図4に示すように、本発明の一実施形態によるリアディレーラ27と、後輪5rのリアハブ29(図4参照)に装着された、たとえば歯数が異なる8枚のスプロケットG1〜G8を有する多段ギア28とを有している。リアディレーラ27は、変速ケーブル13により連結された変速操作部23の操作に応じてチェーン10をいずれかのスプロケットG1〜G8に掛ける。
【0023】
〔リアディレーラの構成〕
リアディレーラ27は、図2〜図6に示すように、フレーム体2のチェーンスティ20とシートスティ19とを後端部で連結する後爪部30に着脱自在に装着されている。リアディレーラ27は、後爪部30に固定された装着部材としてのブラケット31と、ブラケット31に揺動自在に装着されたベース部材32と、チェーンガイド33と、可動部材34と、リンク機構35と、ベース部材32の両方向の揺動位置を規制する第1及び第2揺動規制機構36,37とを備えている。
【0024】
ブラケット31は、フレーム後端部の後爪部30の装着溝30aにハブ軸29aにより着脱自在に固定されている。ブラケット31は、第1ブラケット体40と、第1ブラケット体40にねじ52により締結された第2ブラケット体41とを有している。両ブラケット体40,41は、装着溝30aに固定するために密着して一端に配置された第1及び第2固定部40a,41aと、ベース部材32を間に揺動自在に装着するために隙間をあけて対向して他端に配置された第1及び第2取付部40b,41bとをそれぞれ有している。
【0025】
第1ブラケット体40は、図3及び図4に示すように板状の部材であり、第1固定部40aには、ハブ軸29aが貫通する貫通孔40cが形成されている。また、第1固定部40aには、装着溝30aに係合する回り止め突起40dが後爪部30に接触する面に形成され、逆側の面には、第2ブラケット体41に係合する位置決め突起40eが形成されている。回り止め突起40dは、貫通孔40cの周囲に形成され、装着溝30aの溝幅より僅かに小さい幅で突出している。この回り止め突起40dにより、ブラケット31をハブ軸29aにより後爪部30に装着したときにブラケット31が回り止めされる。
【0026】
位置決め突起40eは、両ブラケット体40,41を位置決めするために設けられている。第1取付部40bには、ベース部材32を揺動自在に支持するための装着軸50がねじ込まれる雌ねじ孔40fが形成されている。さらに、第1ブラケット体40の第1取付部40bの周面には、ブラケット31に対するベース部材32の装着姿勢を定めるための平坦な規制面40gが形成されている。
【0027】
第2ブラケット体41は、一端に形成された第2固定部41aに対して他端に形成された第2取付部41bがハブ軸方向外方にずれて配置された断面視階段状の形状である。第2ブラケット体41の第2取付部41bと第1取付部40bとの間にはベース部材32を装着可能な隙間が形成されている。第2固定部41aには、ハブ軸29aが貫通する貫通孔41cが貫通している。また、第1ブラケット体40との接触面には、位置決め突起40eに係合する位置決め凹部41dが形成されている。第2取付部41bには、頭部50aを有する装着軸50が貫通する段付きの貫通孔41eが形成されている。
【0028】
装着軸50は、六角穴が形成された頭部50aを基端に有し、先端に雌ねじ穴40fにねじ込まれる雄ねじ部50bを有する部材にあり、外周にベース部材32が揺動自在に装着されている。この装着軸50によっても両ブラケット体40,41が固定されている。
ベース部材32は、ブラケット31に揺動自在に支持される筒状のボス部32aと、ボス部32aから径方向に延びるアーム部32bとを有している。アーム部32bの先端には、リンク機構35を装着するための1対のリンク支持部32cが形成されている。第2取付部41b側のボス部32aの内周面には、環状の突出部32dが形成されており、そこには略筒状の軸受ブッシュ51が内周面にカシメ固定されている。
【0029】
軸受ブッシュ51の内周面には、ブラケット31を補強するためのパイプ状の補強部材53が装着されている。補強部材53は装着軸50と軸受ブッシュ51との間に装着されており、一端が第2取付部41bの内側面に、他端がE型止め輪58を介して第1取付部40bの内側面に当接している。E型止め輪58は、装着軸50に形成された環状溝50cに装着されている。これにより、第2取付部41bの外側面に岩や木が当たって第2取付部41bに外力が作用しても、補強部材53によりその力が受けられ、第2取付部41bが変形しにくくなる。このため、ベース部材32の変形や損傷をさらに抑えることができる。
【0030】
ボス部32aの第1取付部40a側端面とE型止め輪58との間にはストッパプレート54が対向して配置されている。ストッパプレート54は、たとえば金属板材をプレス成形して形成されたのもであり、階段状断面の円板部54aと、円板部54aのから径方向外方に延びて互いに異なる方向に折り曲げられた第1及び第2突起部54b,54cとを有している。円板部54aの内周面には補強部材53が貫通している。第1突起部54bは、ブラケット31の第1ブラケット体40に形成された規制面40gに対向可能なように形成されている。この第1突起部54bには、ベース部材32の装着姿勢を決定するための調整ねじ59がねじ込まれており、調整ねじ59の先端が規制面40gに接触する。この調整ねじ59の先端が接触すると、後述する捩じりコイルばね55が係止されたストッパプレート54は、チェーン10に張力が作用した状態では捩じりコイルばね55の付勢力を超えない限り、ハブ軸方向外方から見て反時計回りにそれ以上回らなくなる。この調整ねじ59のねじ込み量を調整することによりベース部材32の装着姿勢を任意に決定できる。
【0031】
ボス部32aの突出部32dより第1取付部40a側の内周部には、ベース部材32を装着状態でハブ軸方向外方から見て時計回り(図5矢符A方向)に付勢する捩じりコイルばね55が配置されている。捩じりコイルばね55は、一端が突出部32dに形成されたばね係止孔32eに、他端がストッパプレート54に形成されたばね係止孔54dにそれぞれ係止されている。
【0032】
第2突起部54cは、第2揺動規制機構37の後述する第2規制突起37aに対向可能な位置に形成されている。ボス部32aの外周面には、第1揺動規制機構36を構成する第1規制突起36aと第2揺動機構機構37を構成する第2規制突起37aとが径方向外方に突出して形成されている。
ボス部32aの突出部32dと第2取付部41bには、揺動中心部分への液体や異物の侵入を防止するためのOリング56が装着されている。また、ボス部32aとストッパプレート54との間には、円板状のシールリング57が装着されている。なお、これらのシールは、図2では表していない。
【0033】
第1揺動規制機構36は、ベース部材32の反時計回り(図5矢符B方向)の揺動位置を規制するものであり、第2揺動規制機構37は時計回り(図5矢符A方向)の揺動位置を規制するものである。
第1揺動規制機構36は、前述した第1規制突起36aと、第2ブラケット体41に一体形成されたガイド部36bと、ガイド部36bに案内されるたとえば合成ゴム等の弾性材料製の衝撃吸収手段としてのクッション部材36cと、クッション部材36cの位置を調整するための調整ボルト36dとを有している。ガイド部36bは、図5及び図6に示すように、略直方体形状の外径を有しており、内部にクッション部材36cを案内する矩形のガイド空間36e及びガイド溝36fが形成されている。クッション部材36cには、ガイド溝36fに係合するガイド突起36gが両側面に突出して形成されている。クッション部材36cは、金属製の略C字状の保持部材36hに保持されてガイド空間36eに配置される。
【0034】
このような構成の第1揺動規制機構36は、ベース部材32が反時計回りに揺動しても、チェーンガイド33や可動部材34がチェーンスティ20に接触しないようにベース部材32の揺動位置を規制できる。具体的には、チェーンスティ20や可動部材34にチェーンガイド33が当たらない位置で、第1規制突起36aがクッション部材36cに当接するように調整ボルト36dを回せばよい。このような調整により、ベース部材32が反時計回りに揺動してもチェーンガイド33や可動部材34がチェーンスティ20に接触しにくくなり、それに伴う不具合が生じにくくなる。
【0035】
第2揺動規制機構37は、ベース部材32の時計回りの揺動位置を規制するものであり、前述した第2規制突起37aと、ストッパプレート54の第2突出部54cと有している。ここでは、チェーン10に張力が作用しない状態で捩じりコイルばね55の付勢力によりベース部材32が時計回りに回転すると、第2規制突起37aが第2突出部54cに当接して揺動位置が規制される。
【0036】
チェーンガイド33は、図2に示すように、チェーン10を複数のスプロケットG1〜G8のいずれかに案内するものである。チェーンガイド33は、両端に回転自在に配置された1対のプーリ33a,33bを有している。このプーリ33a,33b間にチェーン10を架け渡すことにより、チェーン10をスムーズにスプロケットG1〜G8のいずれかに案内できる。
【0037】
可動部材34は、チェーンガイド33をリアハブ29のハブ軸29aと実質的に平行な軸回りに揺動自在に連結するものである。可動部材34とチェーンガイド33との間には捩じりコイルばね38が装着されており、捩じりコイルばね38によりチェーンガイド33は外方から見て時計回り(図2矢符C方向)に付勢されている。このことと、ベース部材32が時計回りに付勢されていることにより、チェーン10に張力が作用してチェーン10がスプロケットG1〜G8から脱落しにくくなる。また、変速動作時にベース部材32とチェーンガイド33とが揺動するので、チェーンガイド33の移動軌跡がスプロケットG1〜G8に沿いやすくなり、チェーン10をスプロケットG1〜G8のいずれかにスムーズに案内することができる。
【0038】
リンク機構35は、可動部材34がベース部材32に対して相対的に移動するように可動部材34をベース部材32に連結する機構である。リンク機構35は、図2に示すように、ベース部材32の下端でリンク支持部32cを介して装着された第1リンク部材60および第2リンク部材61を有している。両リンク部材60,61は、リンク支持部32cに装着された4本のリンク軸63に両端が揺動自在に装着されている。リンク部材60,61は対角に配置された2つのリンク軸63に連結されたコイルばね62により、大径側のスプロケットG8に向けて付勢されている。第2リンク部材61のスプロケットに近い側面には、変速ケーブル13のインナーケーブル13aを係止するインナー係止部64が設けられている。変速ケーブル13のアウターケーシング13bは、ベース部材32に形成されたアウター係止部65に係止されている。アウター係止部65は、ベース部材のボス部32a近くに設けられている。
【0039】
〔リアディレーラの動作〕
自転車を使用する場合、走行状態の変化に対して変速操作部23によって適切なギア比を選択することで、変速操作が変速ケーブル13を介してフロントディレーラ26及びリアディレーラ27に伝えられる。変速操作をするとき、変速ケーブル13から引き出されたインナーケーブル13aがアウターケーシング13bに対して進退される。このとき、リアディレーラ27では、インナーケーブル13aの進退動作が、インナーケーブル13aを固定しているインナー係止部64を介して第2リンク部材61に伝達される。そして、対角方向のリンク軸63間に設けられたコイルばね62の付勢力又はその付勢力に抗するインナーケーブル13aの引張力によって、第1リンク部材60と第2リンク部材61とがリンク軸63回りに揺動自在に動作する。両リンク部材60,61が揺動すると、ベース部材32が揺動するとともにチェーンガイド33が揺動しつつハブ軸方向のいずれかに移動し、チェーンガイド33のプーリ33a,33bに架け渡されたチェーン10が、複数のスプロケットG1〜G8のいずれかへと案内される。
【0040】
また、自転車の走行中に、岩や木などがブラケット31やベース部材32に接触することがある。しかし、このディレーラ27では、ベース部材32がブラケット31に両端支持されているので、ディレーラ27のブラケット31やベース部材32などのフレーム装着部分の剛性が高くなり、フレーム装着部分が損傷や変形しにくくなる。このため、フレーム装着部分の損傷や変形による不具合が生じにくくなる。また、ブラケット31が後爪部30に装着されなと爪部30の先端部より剛性が高いハブ軸29aに固定されているので、後爪部30も損傷や変形しにくくなる。
【0041】
さらに、第1揺動規制機構36を設けて、ベース部材32の反時計回りの揺動位置を規制したので、衝撃などによりベース部材32が前方に揺動しても、その位置が規制され、チェーンガイド33がチェーンスティ20に接触しにくくなる。このため、山岳地等の凹凸や障害物が多い場所などでのハードな走行を行ってもリアディレーラ27の変形や損傷を防止できる。
【0042】
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、衝撃吸収手段としてのクッション部材36cを設け調整ボルト36dでその位置を調整可能としたが、調整ボルト36dを設けずにクッション部材36cをガイド部36bに固定してもよい。
(b)前記実施形態では、装着部材31側にクッション部材36cを装着したが、図7に示すように第1規制突起136a側にクッション部材136cを設け、調整ボルト136dがクッション部材136cに当接するようにしてもよい。また、第1規制突起136aの位置を周方向に移動できるようにしもよい。
【0043】
(c)前記実施形態では、装着部材としてブラケット31を例示したが、図8及び図9に示すように、ストッパプレートを装着部材としてもよい。この実施形態では、ベース部材132は、ストッパプレート154に対して揺動自在であり、後爪部30のねじ孔30bにねじ込まれた装着軸150により後爪部30に装着されている。ベース部材132のボス部132aの外周面のストッパプレート154に近接した位置には、ストッパプレート154に係止される揺動規制突起136aが径方向に突出して形成されている。
【0044】
ストッパプレート154は、ベース部材132と並べて配置されており、ベース部材132とともに装着軸150により後爪部30に装着されている。ストッパプレート154は、たとえば金属板材をプレス成形して形成されたのもであり、階段状断面の円板部154aと、円板部154aのから径方向外方に延びて互いに異なる方向に折り曲げられた第1、第2及び第3突起部154b,154c,154eとを有している。円板部154aの内周面には装着軸150が貫通している。第1突起部154bは、後爪部30に形成された規制面30cに対向可能なように形成されている。この第1突起部154bには、ベース部材132の装着姿勢を決定するための調整ねじ159がねじ込まれており、調整ねじ159の先端が規制面30cに接触する。第2突起部154cは、ベース部材132の付勢方向(図8の矢符Cに示す時計回り)の揺動位置を規制するものである。第3突起部154eは、ベース部材132の付勢方向の逆方向(図8の反時計回り)の揺動位置を規制するものである。この揺動規制突起136aと第3突起部154eにより揺動規制手段が構成されている。第3突起部154eには、合成ゴムなどの弾性部材からなるクッション部材136cが接着などの適宜の固定手段により固定されている。ストッパプレート154には、ばね係止孔154dが形成されており、一端がボス部132aに係止された捩じりコイルばね155の他端が係止されている。もちろん、第3突起部154eではなく、第3当接部154eと当接する揺動規制突起136aにクッション材を設けても同様な効果が得られる。
【0045】
このような実施形態においても、揺動規制手段によりベース部材132の反時計回りの揺動位置が規制されるので、ベース部材が勢いよく反時計回りに揺動しても、チェーンガイドや可動部材のチェーンスティへの接触を防止できる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、揺動するベース部材の反時計回りの揺動位置を規制する揺動規制手段を設けたので、ベース部材が反時計回りに勢いよく揺動してもチェーンガイドや可動部材がチェーンスティに接触しないようにベース部材の揺動位置を規制できる。このため、ベース部材が反時計回りに揺動してもチェーンガイドや可動部材がチェーンスティに接触しにくくなり、それに伴う不具合が生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した自転車の側面図。
【図2】本発明の一実施形態によるリアディレーラの正面図。
【図3】その一部を示す分解斜視図。
【図4】その一部破断側面部分図。
【図5】その一部破断正面部分図。
【図6】その第1揺動規制機構の分解斜視図。
【図7】他の実施形態の図5に相当する図。
【図8】他の実施形態の図2に相当する図。
【図9】その図3に相当する図。
【符号の説明】
1 フレーム
10 チェーン
27 リアディレーラ
29 リアハブ
29a ハブ軸
30 後爪部
30b ねじ孔
31,131 ブラケット
32,132 ベース部材
33 チェーンガイド
34 可動部材
35 リンク機構
36 第1揺動規制機構
36c クッション部材
50,150 装着軸
55 捩じりコイルばね
G1〜G8 スプロケット

Claims (10)

  1. 自転車のフレーム後端部に着脱自在に固定され、後輪のリアハブに装着された歯数が異なる複数のスプロケットのいずれかにチェーンを掛けるための自転車用リアディレーラであって、
    前記フレーム後端部に装着される装着部材と、
    前記装着部材に対して揺動自在なベース部材と、
    前記装着部材を前記フレーム後端部に装着した状態で、前記ベース部材を前記装着部材に対して外方から見て時計回りに付勢する付勢部材と、
    前記チェーンを前記複数のスプロケットに案内するチェーンガイドと、
    前記チェーンガイドを前記時計回りに付勢した状態で揺動自在に連結する可動部材と、
    前記可動部材が前記ベース部材に対して相対的に移動するように前記可動部材を前記ベース部材に連結するリンク機構と、
    前記装着部材と前記ベース部材との間に設けられ、前記ベース部材の前記時計回りとは逆の反時計回りの揺動位置を規制する揺動規制手段と、
    を備えた自転車用リアディレーラ。
  2. 前記揺動規制手段は、前記ベース部材に設けられた第1規制部と、前記装着部材に設けられ前記揺動位置を規制するときに前記第1規制部に当接する第2規制部とを有する、請求項1に記載の自転車用リアディレーラ。
  3. 前記第1及び第2規制部のいずれか一方は、他方に向けて進退するように装着されたねじ部材を有する、請求項2に記載の自転車用リアディレーラ。
  4. 前記第1規制部は、前記ベース部材に径方向に突出して形成された突起部であり、
    前記第2規制部は、前記装着部材に装着され前記突起部に向けて進退する前記ねじ部材を有する、請求項3に記載の自転車用リアディレーラ。
  5. 前記第1及び第2規制部のいずれか一方は、前記揺動位置を規制するときにその衝撃を吸収する衝撃吸収手段をさらに有する、請求項2から4のいずれかに記載の自転車用リアディレーラ。
  6. 前記揺動規制手段は、前記揺動位置を規制するときにその衝撃を吸収する衝撃吸収手段をさらに有する、請求項1から4のいずれかに記載の自転車用リアディレーラ。
  7. 前記衝撃吸収手段は弾性部材である、請求項5又は6に記載の自転車用リアディレーラ。
  8. 前記装着部材は、前記フレーム後端部に装着される前記リアハブのハブ軸に固定される、請求項1から7のいずれかに記載の自転車用リアディレーラ。
  9. 前記装着部材には、前記フレーム後端部に形成され前記ハブ軸を装着可能な幅の装着溝に係合する回り止め突起が形成されている、請求項8記載の自転車用リアディレーラ。
  10. 前記装着部材は、前記フレーム後端部の前記リアハブ装着位置と異なる位置に固定される、請求項1から7のいずれかに記載の自転車用リアディレーラ。
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