JP2004148580A - シングルフェーサの糊付け装置 - Google Patents

シングルフェーサの糊付け装置 Download PDF

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Hiroshi Ishibuchi
浩 石渕
Takashi Nitta
隆司 新田
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Abstract

【課題】シングルフェーサの糊付け装置において中芯の紙端位置に糊ダムの位置を正確に合わせることを可能にする。
【解決手段】糊ロール202の直近に配置された加熱ロール118上、或いは加熱ロール118よりも下流側において紙端位置検出手段4により中芯21の紙端の位置を検出する。そして、糊ダム205,206を機械幅方向に移動させる移動手段208を制御する制御手段1において、紙端位置検出手段209により検出された紙端位置と糊ダム位置検出手段3により検出された糊ダム位置とのずれを演算し、そのずれを解消する方向に移動手段208を制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シングルフェーサの糊付け装置に関する技術であり、詳しくは、糊付け装置の糊ダムの位置調整技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
シングルフェーサは、上下一対の段ロールによって段繰りされた中芯にライナを貼り合わせることで片段の段ボール(片段シート)を作製する。中芯とライナとの貼り合わせには糊が用いられ、シングルフェーサには、この糊を供給する装置として糊付け装置が備えられている。糊付け装置は、通常、糊を蓄える糊溜、中芯の頂部に糊を付着させる糊付ロール、及び二枚の糊ダムを備えている。糊付ロールはその外周の一部が糊溜内の糊に浸っており、糊ダムは糊溜内の糊を機械幅方向に堰き止めることで糊付けロールへの糊の付着幅を規制している。
【0003】
糊ダムは機械幅方向に移動させることができ、糊ダムの位置を変えることで糊付けロールに付着する糊の付着幅を変えることができるようになっている。糊付けロールの糊の付着幅は作製する片段シートの品質管理上で重要であり、糊の付着幅が中芯の幅に対して狭すぎると片段シートの紙端部の貼り合わせが不十分になってしまう。逆に糊の付着幅が広すぎると余分な糊が段ロールに付着して段ロールが汚れたり、糊玉ができたりする。このような汚れや糊玉は、中芯の段形成の不良を招いたり、マシントラブルの発生原因になったりする。
【0004】
このため、従来の糊付け装置では、光電管等の位置検出装置によって糊付け前に中芯の紙端位置を検出し、検出した紙端位置に合わせて糊ダムの機械幅方向の位置を自動調整することで、常に最適な糊付け幅が得られるようにしていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−258187号公報
【特許文献2】
特開平7−100976号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1,特許文献2記載の技術には、中芯の紙端位置の検出を加熱ロール(プレヒータ)の上流側で行っていることに問題がある。中芯は加熱ロールを通過する再に加熱されて昇温されるが、このとき、中芯の紙幅は加熱ロールからの熱によって熱収縮する。このため、加熱ロールの通過前と通過後とでは中芯の紙端位置にずれが生じ、特許文献1,特許文献2記載の技術のように加熱ロールの通過前に検出した中芯の紙端位置に合わせて糊ダムの位置を調整しても、中芯の紙端位置に糊ダムの位置を正確に合わせることはできない。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、中芯の紙端位置に糊ダムの位置を正確に合わせることが可能な、シングルフェーサの糊付け装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のシングルフェーサの糊付け装置は、糊ロールの直近に配置された加熱ロール上、或いは加熱ロールよりも下流側において紙端位置検出手段により中芯の紙端の位置を検出する。そして、糊ダムを機械幅方向に移動させる移動手段を制御する制御手段において、紙端位置検出手段により検出された紙端位置と糊ダム位置検出手段により検出された糊ダム位置とのずれを演算し、そのずれを解消する方向に移動手段を制御する。
【0009】
中芯の紙幅は加熱ロールでの加熱により収縮し、加熱ロールによる加熱前と加熱後では機械幅方向の位置が変化するので、このように糊付けロールの直近にある加熱ロール上、或いは加熱ロールよりも下流側において中芯の紙端位置を検出することで、糊付け時の中芯の紙端位置を正確に検出することができる。これにより中芯の紙端位置に合わせて正確に糊ダムの位置を調整することができ、中芯からはみ出た余分な糊による汚れや不良品の発生を抑制し、紙消費量や糊消費量の無駄を低減することができる。より好ましくは、加熱ロール上にある中芯の紙端位置を検出する。加熱ロール上では中芯のばたつきが抑えられるので、より正確な中芯の紙端位置の検出が可能になる。
【0010】
なお、紙端位置検出手段としては、CCDカメラ等の撮像装置を用いるのが好ましい。撮像装置を中芯の走行ライン上に配置して中芯を撮像し、画像処理手段による撮像画像の画像処理によって中芯の機械幅方向の位置を検出する。視野角が広い撮像装置の場合には、視野端部の画像にひずみが生じるので、画像処理手段には撮像装置で撮像された画像をひずみ補正する機能を持たせるのが好ましい。
【0011】
また、上記のような運転開始後のフィードバック制御に加えて運転開始前のフィードフォワード制御を行うことも好ましい。予め中芯の機械幅方向位置に関わるデータ(例えば、紙幅データ、水分率や温度に対する伸縮率データ等)を取得しておき、そのデータに基づき、制御手段によって移動手段を制御して、糊ダムの位置をプリセットする。これによれば、運転開始後のフィードバック制御において、糊ダムの位置を適正な位置に早期に調整することが可能になり、紙消費量や糊消費量の無駄をより低減することができる。
【0012】
制御手段による移動手段の制御方法は、糊ダムを移動開始から停止まで一定速で移動させるのではなく、移動開始時には高加速レートで加速させ、移動停止時には低減速レートで減速して停止させるような可変速制御とするのが好ましい。例えば移動手段の駆動源としてモータを用いる場合には、インバータ制御を適用することで容易に実現することができる。このような可変速制御を行うことによって、高い精度で所望の位置に糊ダムを移動させることができる。
【0013】
また、中芯の走行位置が機械幅方向にずれている場合も考えられる。このような場合、ずれた中芯の位置に合わせて糊ダムの位置を調整してもよいが、好ましくは、中芯の位置を所定の基準位置に合わせてから糊ダムの位置調整を行うようにする。中芯の位置調整は、まず、中心位置検出手段により糊付けロールの直近にある加熱ロール上、或いは加熱ロールよりも下流側において中芯の幅方向中心位置を検出する。そして、制御手段において、中心位置検出手段により検出された中心位置と基準位置とのずれを演算し、そのずれを解消する方向に中芯の走行位置を変化させる変位手段を制御する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(A)第1実施形態
図1は本発明の第1実施形態にかかる糊付け装置を備えたコルゲータのシングルフェーサ付近の構成を示す概要図である。
【0015】
図1(a)に示すように、シングルフェーサ11で貼り合わされる二枚のウェブ材のうちの一つであるライナ20は、ロール(以下、ライナロールという)201の形に捲かれてライナ用ミルロールスタンド13に支持されている。また、もう一つのウェブ材である中芯21は、ロール(以下、中芯ロールという)211の形に捲かれて中芯用ミルロールスタンド14に支持されている。ライナ20はライナ用ミルロールスタンド13からライナプレヒータ10を通ってシングルフェーサ11に供給されるようになっている。また、中芯21は中芯用ミルロールスタンド14から中芯プレヒータ12を通ってシングルフェーサ11に供給されるようになっている。
【0016】
ライナプレヒータ10は、縦に2段に配置されたライナ加熱ロール101A,101Bを備えている。ライナ加熱ロール101A,101Bは、内部に蒸気を供給することによって所定の温度に加熱されている。ライナ加熱ロール101A,101Bの周面には、ガイドロール105,104A,106,104Bによって順に案内されるライナ20が巻き付けられ、ライナ加熱ロール101A,101Bによって予加熱されている。中芯プレヒータ12は、ライナプレヒータ10と同様の構成であり、内部に蒸気を供給することによって所定の温度に加熱された中芯加熱ロール121を備えている。中芯加熱ロール121の周面には、ガイドロール124によって案内される中芯21が巻き付けられ、中芯加熱ロール121によって予加熱されている。
【0017】
シングルフェーサ11は、ベルトロール111と張力ロール112とに巻回された加圧ベルト113と、表面が波状に形成されて加圧ベルト113に加圧状態で当接した上段ロール114と、同じく表面が波状に形成されて上段ロール114に噛み合う下段ロール115を備えている。ライナプレヒータ10で加熱された裏ライナ20は、途中、ライナ用予熱ロール117に巻き付けられて予熱を与えられた後、ベルトロール111により案内されて加圧ベルト113とともに加圧ベルト113と上段ロール114とのニップ部に移送される。一方、中芯プレヒータ12で加熱された中芯21は、途中、中芯用予熱ロール118に巻き付けられて予熱を与えられ、上段ロール114と下段ロール115との噛み合い部で段繰りされた後、上段ロール114により案内されて加圧ベルト113と上段ロール114とのニップ部に移送される。
【0018】
上段ロール114の近傍には、糊付け装置本体200が配置されている。糊付け装置本体200は、糊を蓄えた糊溜201と回転する糊付ロール202とを備えている。糊付ロール202の外周面は、段繰りされて上段ロール114により搬送される中芯21の段の頂部に接触するとともに、外周面の一部は糊溜201内に蓄えられた糊に浸っている。糊溜201内の糊は糊付ロール202の回転によって糊溜201内から取り出され、糊付ロール202の外周面に付着した糊が中芯21の各頂部に供給される。糊付けロール202の外周面への糊の付着量はドクターロール203によって調整され、糊付ロール202からドクターロール203へ転移した糊はスクレーパ204によってドクターロール203の表面から掻き取られるようになっている。糊付ロール202によって段の頂部に糊付けされた中芯21は、その後、加圧ベルト113と上段ロール114とのニップ部においてライナ20に貼り合わされる。これにより、片段シート22が形成される。
【0019】
また、糊付け装置本体200には、図1(b)に示すように、糊溜201内の左右側壁を構成する糊ダム205,206が設けられている。糊付ロール202に付着する糊の付着幅は、左右の糊ダム205,206の位置によって決まり、糊ダム205,206間の距離(糊ダム幅B)が糊付ロール202への糊の付着幅となり、ひいては中芯21への糊付け幅となる。糊ダム205,206はそれぞれ共通するネジ軸207に取り付けられている。ネジ軸207は糊付ロール202に平行に設けられ、その端部にはモータ208が接続されている。ネジ軸207にはネジ溝の方向が異なる2つの領域207a,207bが軸方向に離れて形成されており、一方の領域207aに一方の糊ダム205が取り付けられ、他方の領域207bに他方の糊ダム206が取り付けられている。これにより、左右の糊ダム205,206はモータ208の回転により互いに逆方向に移動し、モータ208を正転させることで糊ダム205,206を互いに離れる方向に移動させて糊ダム205,206間の距離を広げ、モータ208を逆転させることで糊ダム205,206を互いに近寄る方向に移動させて糊ダム205,206間の距離を縮めることができるようになっている。
【0020】
なお、糊ダム205,206の機械幅方向位置は、ネジ軸207の回転数、すなわちモータ208の回転数によって決まるが、モータ208には、その回転数を計測するためのエンコーダ209が取り付けられている。エンコーダ209は、糊ダム205,206の機械幅方向位置を検出する糊ダム位置検出手段として機能している。
【0021】
本実施形態にかかる糊付け装置は、上記の糊付け装置本体200と、CCDカメラ4、及びコントローラ1から構成されている。CCDカメラ4は、中芯21の機械幅方向位置を検出するための撮像装置であり、シングルフェーサ11内の加熱ロールである中芯用予熱ロール118上に配置されている。中芯21の紙幅は中芯用予熱ロール118での加熱により収縮し、その前後で機械幅方向の位置が変化するが、CCDカメラ4を中芯用予熱ロール118上に配置して中芯用予熱ロール118上にある中芯21を撮像することで、中芯21の機械幅方向位置を正確に検出することができる。また、加熱による中芯21の収縮の影響を排除するには、中芯用予熱ロール118よりも下流側にCCDカメラ4を配置すればよいが、このように中芯用予熱ロール118上で中芯21を撮像する場合には、中芯21のばたつきがなく、より正確に中芯21の機械幅方向位置を検出することができる。
【0022】
エンコーダ209の信号及びCCDカメラ4の撮像画像はコントローラ1に送信される。コントローラ1は、CCDカメラ4の撮像画像を画像処理する画像処理手段としての機能と、画像処理結果及びエンコーダ209からの信号に基づいてモータ208の回転を制御する制御手段としての機能とを有している。図2はコントローラ1のこれらの機能をフローチャートで示したものであり、以下、図2に示すフローに従って図3、図4、図5の説明図を参照しながらコントローラ1による糊ダム205,206の位置調整制御について説明する。
【0023】
まず、コントローラ1は、生産管理装置2から中芯21の機械幅方向位置に関わるデータを取り込む(ステップA10)。機械幅方向位置に関わるデータとは、例えば、中芯21の紙幅、水分、温度に対する紙種毎の伸縮率、糊付け直前での中芯21の水分率,温度等である。
次に、コントローラ1は、糊ダム205,206を移動させるときの加速・減速レート、及び定常移動速度を設定する(ステップA20)。コントローラ1によるモータ208の制御はインバータによる可変速制御であり、図5に示すような速度パターンでモータ208を回転させ糊ダム205,206を移動させる。具体的には、移動開始時には高加速レートで所定速度まで加速させ(区間a)、所定速度まで加速後は一定速度で移動させる(区間b)。そして、移動停止時には、まず、高減速レートで減速させて(区間c)、停止直前には低減速レートでの減速に切り替える(区間d)。このような可変速制御によれば、糊ダム205,206を移動開始から停止まで一定速で移動させる場合に比較して、速やかに、且つ、高い精度で所望の位置に糊ダム205,206を移動させることができる。
【0024】
次に、コントローラ1は、ステップA10で取得したデータから糊ダム205,206の移動幅を計算する。そして、計算した移動幅とステップA20で設定した速度パターンとから、区間a,c,dの加減速レート及び区間bの定常速度の値を具体的に設定する。そして、加減速レート及び定常速度の設定値に従いモータ208を回転させ、計算した移動幅だけ糊ダム205,206を移動させ、糊ダム205,206を初期位置にプリセットする(ステップA30)。このように運転開始前に糊ダム205,206の初期位置をプリセットしておくことで、以下に説明する運転開始後のフィードバック制御において、糊ダム205,206の位置を適正な位置に早期に調整することが可能になる。また、短ロットの生産のためにフィードバック制御を行う時間的余裕がない場合でも、紙消費量や糊消費量の無駄を低減することができる。
【0025】
フィードバック制御では、コントローラ1は、図3に示すようにCCDカメラ4の撮像画像から中芯21の駆動側及び操作側の両紙端M1,M2を検出する。なお、CCDカメラ4の視野範囲4aは固定されている(以上、ステップA40)。
次に、コントローラ1は、視野範囲4a内での中芯21の紙端M1,M2の位置から、図4に示すように仮想の基準線と両紙端M1,M2との距離m1,m2をそれぞれ演算する。なお、CCDカメラ4は視野角が広く視野範囲4aの端部にはひずみが生じるので、補正曲線や補正関数を用いて画像のひずみ補正をした上で各距離m1,m2を演算する(ステップA50)。
【0026】
また、コントローラ1は、エンコーダ209により計測したモータ208の回転数から、糊ダム205,206の現在位置を検出する。そして、上記の基準線と糊ダム205,206の現在位置との各距離d1,d2を演算する(ステップA60)。
そして、コントローラ1は、中芯21の駆動側紙端M1の基準線からの距離m1と駆動側糊ダム205の基準線からの距離d1との差(m1−d1)の絶対値と、中芯21の操作側紙端M2の基準線からの距離m2と操作側糊ダム206の基準線からの距離d2との差(m2−d2)の絶対値とを求めて、それらの値が目標値(許容値)以内かどうか判定する(ステップA70)。
【0027】
ステップA70の判定の結果、距離差が目標値内のときには再びステップA40に戻り、距離差が目標値を超えたら、コントローラ1は、目標値に対する距離差のずれ量を計算する(ステップA80)。コントローラ1は、計算したずれ量にとステップA20で設定した速度パターンとから、図5に示す速度パターンの区間a,c,dの加減速レート及び区間bの定常速度の値を具体的に設定する。そして、加減速レート及び定常速度の設定値に従いモータ208を回転させ、ずれ幅だけ糊ダム205,206を移動させる(ステップA90)。
【0028】
このように、糊付けロール202の直近にある中芯用予熱ロール118上において検出した中芯21の紙端位置に一致させるように糊ダム205,206を移動させることで、中芯21の紙端位置に合わせて正確に糊ダム205,206の位置を調整することができる。さらに、糊ダム205,206を移動開始時には高加速レートで加速させ、移動停止時には低減速レートで減速させて停止させているので、慣性による停止時のずれがなく、高い精度で中芯21の紙端位置に糊ダム205,206を一致させることができる。したがって、本実施形態にかかる糊付け装置によれば、中芯21からはみ出た余分な糊による汚れや不良品の発生を抑制し、紙消費量や糊消費量の無駄を低減することができる。
【0029】
(B)第2実施形態
本発明の第2実施形態について図6,図7,及び図8を用いて説明する。本実施形態は、第1実施形態で説明した糊ダムの位置調整制御に加えて、中芯の走行位置調整のための制御も同時に行うことを特徴としている。
図6は本実施形態にかかる糊付け装置を備えたコルゲータの構成を簡略化して示す概要図である。図6に示すように、中芯用ミルロールスタンド14は、一対のアーム141,141が備えられ、中芯ロール211はその両端をアーム141,141に回転自在に支持されている。アーム141,141はフロアに固定されたシャフト142に機械幅方向に向けてスライド可能に取り付けられている。アーム141,141には機械幅方向に延びるボールネジ143が係合しており、ボールネジ143の後端部は油圧シリンダ146のロッドと一体化されている。油圧シリンダ146はフロアに対して位置を固定して配置され、油圧シリンダ146を作動させることで、ボールネジ143及びアーム141,141と一体に中芯ロール211を機械幅方向に移動させることができるようになっている。また、ボールネジ143にはギヤ145を介してモータ144が接続されている。モータ144によりボールネジ143を回転させることによっても、アーム141,141とともに中芯ロール211を機械幅方向に移動させることができる。
【0030】
コントローラ1は、CCDカメラ4を中芯21の中心位置を検出する中心位置検出手段として機能させるとともに、上記の油圧シリンダ146を中芯21の走行位置を変化させる変位手段として機能させ、CCDカメラ4の撮像画像に基づいて油圧シリンダ146を制御して中芯ロール211を機械幅方向に移動させることで中芯21の走行位置の調整を行っている。以下、図7に示すフローに従って図8の説明図を参照しながらコントローラ1による中芯21の位置調整制御について説明する。
【0031】
まず、コントローラ1は、CCDカメラ4の撮像画像から中芯21の両紙端M1,M2を検出する(ステップB10)。次に、コントローラ1は、補正曲線や補正関数を用いて画像のひずみ補正をした上で、視野範囲内での中芯21の紙端M1,M2の位置から、図8に示すように仮想の基準線と両紙端M1,M2との距離m1,m2をそれぞれ演算する。そして、距離m1,m2から中芯21の幅方向の中心位置m0〔m0=(m2+m1)/2〕を算出する(以上、ステップB20)。
【0032】
次に、コントローラ1は、算出した中心位置m0と基準位置(機械中心位置)との差の絶対値を求めて、その値が目標値(許容値)以内かどうか判定する(ステップB30)。差が目標値内のときには再びステップB10に戻り、差が目標値を超えたら、コントローラ1は、目標値に対するずれ量を計算する(ステップB40)。コントローラ1は、計算したずれ量に応じて油圧シリンダ146を制御し、中芯ロール211を機械幅方向に移動させて、上記ずれ量がゼロになる方向に中芯21の走行位置を調整する(ステップB50)。
【0033】
以上の制御により中芯21の中心位置を基準位置に一致させた後、コントローラ21は、第1実施形態で説明した制御方法で糊ダム205,206の位置調整制御を行う。糊ダム205,206は共通のネジ軸207とモータ208とにより駆動されて左右対称に移動するので、中芯21の左右の紙端が基準位置(機械中心位置)に対して対称位置にない場合には、糊ダム205,206を中芯21の紙端に正確に一致させることはできない。これに対して、本実施形態にかかる糊付け装置によれば、上記のように中芯21の走行位置を正した上で糊ダム205,206の位置調整を行うことで、糊ダム205,206を中芯21の紙端に正確に一致させることができる。
【0034】
(C)第3実施形態
本発明の第3実施形態について図9,図10,図11を用いて説明する。本実施形態は、第1実施形態で説明した糊ダムの位置調整制御及び第2実施形態で説明した中芯の走行位置調整制御に加えて、ライナの走行位置調整のための制御も同時に行うことを特徴としている。
【0035】
図9は本実施形態にかかる糊付け装置の構成を簡略化して示す概要図である。図9に示すように、ライナ用ミルロールスタンド13の構成は中芯用ミルロールスタンド14の構成と同じであり、ライナロール201はその両端をアーム131,131に回転自在に支持され、アーム131,131はフロアに固定されたシャフト132に機械幅方向に向けてスライド可能に取り付けられている。アーム131,131にはその後端部を油圧シリンダ136のロッドと一体化されたボールネジ133が係合しており、油圧シリンダ136を作動させることで、ライナロール201を機械幅方向に移動させることができる。ボールネジ133にはギヤ135を介してモータ134も接続され、モータ134によりボールネジ133を回転させることによっても、中芯ロール201を機械幅方向に移動させることができる。
【0036】
また、ライナ20の走行ライン上にはCCDカメラ3が配置されている。CCDカメラ3の配置位置としては、図1に示すライナ用予熱ロール117での加熱によるライナ21の熱収縮を考慮すると、ライナ用予熱ロール117上或いはライナ用予熱ロール117の下流側に配置するのが好ましい。しかしながら、図1に示すようにライナ用予熱ロール117からベルトロール111までの距離が短くCCDカメラ3を配置する上での制約が大きい場合には、ライナ用予熱ロール117の上流側に配置してもよい。ただし、ライナプレヒータ10での加熱によってもライナ20は熱収縮するので、好ましくはライナプレヒータ10よりも下流側に配置する。
【0037】
CCDカメラ4の撮像画像はCCDカメラ3の撮像画像とともにコントローラ1に送信され、画像処理される。図10はコントローラ1の機能をフローチャートで示したものであり、以下、図10に示すフローに従って図11の説明図を参照しながらコントローラ1によるライナ20及び中芯21の位置調整制御について説明する。
【0038】
まず、コントローラ1は、CCDカメラ3の撮像画像からライナ20の両紙端L1,L2を検出するとともに、CCDカメラ4の撮像画像から中芯21の両紙端M1,M2を検出する。(ステップC10)。次に、コントローラ1は、補正曲線や補正関数を用いて画像のひずみ補正をした上で、視野範囲内でのライナ20の紙端L1,L2の位置、及び視野範囲内での中芯21の紙端M1,M2の位置から、図11に示すように仮想の基準線と各紙端L1,L2,M1,M2との距離l1,l2,m1,m2をそれぞれ演算する。そして、距離l1,l2からライナ20の幅方向の中心位置l0〔l0=(l2+l1)/2〕を算出し、距離m1,m2から中芯21の幅方向の中心位置m0〔m0=(m2+m1)/2〕を算出する(以上、ステップC20)。
【0039】
次に、コントローラ1は、算出した各中心位置l0,m0と基準位置(機械中心位置)との差の絶対値を求めて、その値が目標値(許容値)以内かどうか判定する(ステップC30)。差が目標値内のときには再びステップC10に戻り、差が目標値を超えたら、コントローラ1は、中芯21,ライナ20それぞれについて目標値に対する差のずれ量を計算する(ステップC40)。コントローラ1は、中芯21にかかるずれ量に応じて油圧シリンダ146を制御し、中芯ロール211を機械幅方向に移動させて、ずれ量がゼロになる方向に中芯21の走行位置を調整する。また、ライナ20にかかるずれ量に応じて油圧シリンダ136を制御し、ライナロール201を機械幅方向に移動させて、ずれ量がゼロになる方向にライナ20の走行位置を調整する(以上、ステップC50)。
【0040】
以上の制御によりライナ20の中心位置と中芯21の中心位置とをそれぞれ基準位置に一致させた後、コントローラ21は、第1実施形態で説明した制御方法で糊ダム205,206の位置調整制御を行う。このようにライナ20及び中芯21の走行位置を正した上で糊ダム205,206の位置調整を行うことで、第2実施形態と同様に糊ダム205,206を中芯21の紙端に正確に一致させることができるとともに、ライナ20の基準位置からのずれによって中芯21の糊付けした領域がライナ20からはみ出てしまう不具合も防止することができる。
【0041】
(D)その他
以上、本発明について3つの実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、第1実施形態では、左右の糊ダムは共通のネジ軸とモータとにより駆動しているが、それぞれ専用の駆動装置を設けて独立して互いに移動できるようにしてもよい。これによれば、中芯の中心位置が基準位置である機械中心位置からずれている場合でも、糊ダムをそれぞれ独立して位置調整することで中芯の紙端に正確に一致させることができる。
【0042】
また、ライナや中芯の機械幅方向の位置を検出する位置検出手段としては、CCDカメラのような撮像装置のみならず、変位センサを用いることも可能である。
また、第2,第3実施形態では中芯やライナの走行位置の調整方法として、原紙ロールを機械幅方向に移動させているが、原紙ロールの軸を回転させて、原紙ロールからの中芯やライナの送り出し方向とライン進行方向との間に角度を変化させるようにしてもよい。これによれば、中芯やライナの送り出し方向と機械縦方向との間に角度を持たせることで、中芯やライナの走行位置はライン進行方向に次第に変化していくようになるので、上記回転角を制御することで中芯やライナの走行位置を調整することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のシングルフェーサの糊付け装置によれば、糊付けロールの直近にある加熱ロール上、或いは加熱ロールよりも下流側において中芯の紙端位置を検出することで、糊付け時の中芯の紙端位置を正確に検出することができる。これにより中芯の紙端位置に合わせて正確に糊ダムの位置を調整することができ、中芯からはみ出た余分な糊による汚れや不良品の発生を抑制し、紙消費量や糊消費量の無駄を低減することができる。特に加熱ロール上にある中芯の紙端位置を検出する場合には、加熱ロール上では中芯のばたつきが抑えられるので、より正確な中芯の紙端位置の検出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる糊付け装置を備えたコルゲータのシングルフェーサ付近の構成を示す概要図であり、(a)は全体の側面図、(b)は糊付け装置本体の平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる糊ダムの位置調整制御の制御方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態にかかる糊ダムの位置調整制御を説明するための説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態にかかる糊ダムの位置調整制御を説明するための説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態にかかる糊ダムの位置調整制御を説明するための説明図である。
【図6】本発明の第2実施形態にかかる糊付け装置を備えたコルゲータの構成を簡略化して示す概要図である。
【図7】本発明の第2実施形態にかかる中芯の位置調整制御の制御方法を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態にかかる糊ダムの位置調整制御を説明するための説明図である。
【図9】本発明の第3実施形態にかかる糊付け装置を備えたコルゲータの構成を簡略化して示す概要図である。
【図10】本発明の第3実施形態にかかるライナ及び中芯の位置調整制御の制御方法を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3実施形態にかかるライナ及び中芯の位置調整制御を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 コントローラ
2 生産管理装置
3,4 CCDカメラ
10 ライナプレヒータ
11 シングルフェーサ
12 中芯プレヒータ
13 ライナ用ミルロールスタンド
14 中芯用ミルロールスタンド
20 ライナ
21 中芯
22 片段シート
113 加圧ベルト
114 上段ロール
115 下段ロール
117 ライナ用予熱ロール
118 中芯用予熱ロール
131,141 アーム
132,142 シャフト
133,143 ボールネジ
134,144 モータ
136,146 油圧シリンダ
200 糊付け装置本体
201 糊溜
202 糊付けロール
205,206 糊ダム
207 ネジ軸
208 モータ
209 エンコーダ

Claims (3)

  1. 糊槽内の糊を中芯に付着させる糊付けロールと、
    上記糊槽の側壁を構成して上記糊付けロールへの糊の付着幅を規制する糊ダムと、
    上記糊ロールの直近に配置された加熱ロール上、或いは上記加熱ロールよりも下流側において上記中芯の紙端の位置を検出する紙端位置検出手段と、
    上記糊ダムの位置を検出する糊ダム位置検出手段と、
    上記糊ダムを機械幅方向に移動させる移動手段と、
    上記移動手段を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記紙端位置検出手段により検出された紙端位置と上記糊ダム位置検出手段により検出された糊ダム位置とのずれを演算し、上記ずれを解消する方向に上記移動手段を制御するように構成されたことを特徴とする、シングルフェーサの糊付け装置。
  2. 上記中芯の紙端の位置に関わるデータを取得するデータ取得手段をさらに備え、
    上記制御手段は、運転開始に先立ち、上記データに基づき上記移動手段を制御して上記糊ダムの位置をプリセットするように構成されたことを特徴とする、請求項1記載のシングルフェーサの糊付け装置。
  3. 上記制御手段は、上記糊ダムが移動開始時には高加速レートで加速し、移動停止時には低減速レートで減速して停止するように上記移動手段を制御するように構成されたことを特徴とする、請求項1又は2記載のシングルフェーサの糊付け装置。
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