JP2004148514A - 排版装置・孔版印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排版ローラ対56は、排版ローラ上31とこれに圧接する排版ローラ下33を有しており、排版ローラ上31の脇には複数の弾性羽根32aを有する羽根車32が同期回転可能に設けられている。マスタ引き込み方向下流側には、弾性羽根32aに当接して該弾性羽根32aから廃棄マスタ8dをそぎ落とす剥離部材37が設けられている。また、排版ローラ上31及び羽根車32の側面を覆うようにガイド板36が設けられている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙(以下、マスタともいう)を排版する排版装置及び該排版装置を有する孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、加熱穿孔製版したマスタを回転自在な版胴(印刷ドラム)の外周面に巻装し、版胴内部に設けられたインキ供給手段によりインキを供給し、プレスローラあるいは版胴とほぼ同径の圧胴等の押圧手段で印刷用紙を連続的に押圧して、版胴開孔部、マスタ穿孔部よりインキを滲み出させて印刷を行う感熱デジタル孔版印刷装置が知られている。
版胴は、多孔性の支持円筒体に、樹脂あるいは金属網体のメッシュスクリーンを複層巻装した構成を有している。マスタは、熱可塑性樹脂フィルム(厚みは大体1〜2μm程度のものが一般に用いられる)に、多孔質支持体の和紙繊維や合成繊維、あるいは和紙と合成繊維を混抄したものを貼り合わせたラミネート構造を有している。マスタのフィルム面をサーマルヘッドの発熱素子に接触させ、サーマルヘッドを主走査方向に作動させ、搬送手段としてのプラテンローラ等でマスタを副走査方向に移動させながら穿孔製版するようになっている。
印刷に供された使用済みのマスタは排版装置の排版ローラ対により挟持され、版胴の外周面から剥離されて排版ボックス内に収容されるようになっている。
【0003】
このようなマスタを用いる印刷方式では、インキが多孔質支持体である和紙繊維とフィルムの穿孔部を通過して印刷用紙に転移する訳であるが、支持体が厚いとその支持体の空隙部に入り込んで捨てられる無駄な廃棄インキ量が多くなってしまったり、支持体繊維が複雑に絡み合って塊となっている部分とか、太い繊維が穿孔部分を横切っている場合に、インキの通過が阻害されて画像のベタ部が抜けたり、細線や文字が切れたりかすれたりする「繊維目」と呼ばれる現象が発生するという問題があった。
このため、廃棄インキ等の低減を兼ねて多孔質支持体を薄くしたり、あるいは支持体繊維を細くしたりして繊維目による画質劣化を低減させる試みがなされている。
【0004】
しかしながら、マスタの強度を担っている支持体が薄くなったり、密度が下がってくると、マスタ自体の強度が大幅に下がって従来よりも曲がりやすくなる。このため、搬送時にガイド部材等の接触抵抗で曲がったり引っ掛かったりしたときや、搬送時に発生する静電気により貼り付きが生じやすくなり、それにより搬送経路途中で詰まったりしてジャムが発生しやすくなってしまうことがあった。また、使用済みのマスタを剥離排版する際にもマスタの腰が弱くなるために、付着している大量のインキの粘性で廃棄マスタが搬送部材に貼りついたり、一旦排版装置の中に蛇腹状に収納されたマスタが搬送部材に貼り付いて逆に排版装置から引き出されたりする場合があった。
【0005】
また、廃棄されたマスタの容積を小さくして収納するための圧縮動作時に、既に収納されているマスタ表面や収納部材等の壁面に廃棄中のマスタが貼り付いて移動せずに残ってしまい、次の廃棄マスタの収納を邪魔して排版が不安定になってしまったり、排版ジャムが発生しやすくなってしまうという問題があった。
特に搬送部材や圧縮部材などに絡まったり、巻き付いてしまった場合には除去や清掃が面倒になってしまう。
【0006】
特開平7−156552号公報には、排版ローラ対の一方のローラに、排版をガイドする一対のガイド部材の一方に対して当接又は近接するように突起部材を設け、マスタの角部が排版搬送手段のニップ部より飛び出さないようにする構成が記載されている。しかしながら、このような構成ではマスタが突起部に入り込んだ場合の除去手段が無いために、強度の弱いマスタの特に後端側はフリーであるため、突起部とローラ外周面との段差部にマスタが入り込みやすく、回転時に巻き付いてしまう場合があった。
特開2000−43394号公報には、排版ローラ対の一方のローラの脇に複数の弾性羽根が放射状に延びる羽根ローラを設け、弾性羽根が他方のローラの外周面に曲がりながら当接するようにし、弾性羽根で廃棄マスタを引き込むとともに、弾性羽根の弾性変形による復元反発力で廃棄マスタを叩いて上記一方のローラの外周面に巻き付かないようにした排版装置が記載されている。弾性羽根は断面が長方形の角柱状に形成されており、他方のローラの周面に対して一方のローラと弾性羽根がほぼ同等の幅割合で接触するようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−156522号公報
【特許文献2】
特開2000−43394号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−43394号公報に記載された構成では、弾性羽根の復元反発力により排版装置内に収容された廃棄マスタの排版ローラ対への貼り付きをある程度防止できるが、弾性羽根の廃棄マスタに対する接触面積が大きいため、弾性羽根自体に張り付いた廃棄マスタを復元反発力で振るい落とせず排版ローラ対への巻き付きを生じる懸念があった。
【0009】
本発明は、支持体の薄い低強度のマスタであっても、その排版時における貼り付きや巻き付きを確実に防止でき、排版トラブルを高精度に抑制できる排版装置及びこれを備えた孔版印刷装置の提供を、その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対を有し、該排版ローラ対の一方のローラ側には該一方のローラと同期回転する羽根部材が設けられ、該羽根部材は上記一方のローラの外周面よりも径方向外側へ延びる複数の弾性羽根を有し、該弾性羽根は弾性変形しながら上記排版ローラ対の他方のローラの外周面に接触するようにした排版装置において、引き込み方向下流側に、上記弾性羽根に当接して該弾性羽根から使用済みの孔版原紙をそぎ落とす剥離部材が設けられている、という構成を採っている。
【0011】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の排版装置において、上記弾性羽根が、使用済みの孔版原紙との接触をできるだけ少なくするように断面積の小さい柱状に形成されている、という構成を採っている。
【0012】
請求項3記載の発明では、印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対を有し、該排版ローラ対の一方のローラ側には該一方のローラと同期回転する羽根部材が設けられ、該羽根部材は上記一方のローラの外周面よりも径方向外側へ延びる複数の弾性羽根を有し、該弾性羽根は弾性変形しながら上記排版ローラ対の他方のローラの外周面に接触するようにした排版装置において、上記弾性羽根が、使用済みの孔版原紙との接触をできるだけ少なくするように断面積の小さい柱状に形成されている、という構成を採っている。
【0013】
請求項4記載の発明では、請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の排版装置において、上記羽根部材の少なくとも上記弾性羽根を支持する基部と上記一方のローラが一体成形されている、という構成を採っている。
【0014】
請求項5記載の発明では、請求項1乃至4のうちの何れか1つに記載の排版装置において、上記一方のローラ及び羽根部材を1つの回転部材とみなした場合に、この回転部材の回転軸と直交する両側面を覆うようにガイド板が設けられている、という構成を採っている。
【0015】
請求項6記載の発明では、請求項1又は2記載の排版装置において、上記一方のローラ及び羽根部材を1つの回転部材とみなした場合に、この回転部材の回転軸と直交する両側面を覆うようにガイド板が設けられ、上記剥離部材が上記回転部材の引き込み方向背面側を覆う板状に形成され、該剥離部材と上記ガイド板が一体に形成されている、という構成を採っている。
【0016】
請求項7記載の発明では、請求項5又は6記載の排版装置において、上記ガイド板が、上記排版ローラ対の他方のローラに対しても設けられている、という構成を採っている。
【0017】
請求項8記載の発明では、請求項1乃至7のうちの何れか1つに記載の排版装置において、上記排版ローラ対により引き込まれた使用済みの孔版原紙を収容する排版ボックスと、使用済みの孔版原紙を移動圧縮する圧縮部材を有し、該圧縮部材の圧縮面側には孔版原紙の滑りを阻止する突起が形成されている、という構成を採っている。
【0018】
請求項9記載の発明では、印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対と、該排版ローラ対により引き込まれた使用済みの孔版原紙を収容する排版ボックスと、使用済みの孔版原紙を移動圧縮する圧縮部材を有し、該圧縮部材の圧縮面側には孔版原紙の滑りを阻止する突起が形成されている、という構成を採っている。
【0019】
請求項10記載の発明では、請求項8又は9記載の排版装置において、上記圧縮部材が上記排版ボックスに一端側を支持されて回動自在に設けられている、という構成を採っている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて本実施形態における孔版印刷装置100の構成の概要を説明する。孔版印刷装置100は、図示しない原稿の画像を読み取る周知構成の画像読取装置(スキャナ)50と、該画像読取装置50によって読み取られた画像情報又は図示しないパーソナルコンピュータ等の外部接続機器により入力された画像情報に基づいてマスタ8を製版するとともに給版する製版装置51と、印刷用紙Pを給紙する給紙装置52と、印刷ドラム1と、該印刷ドラム1から剥離された印刷用紙Pを吸引搬送する排紙搬送装置53と、該排紙搬送装置53により搬送された印刷用紙Pが排出収容される排紙トレイ54と、印刷ドラム1の外周面から使用済みのマスタ8を剥離する排版装置55等を有している。
【0021】
製版装置51において、マスタ8は芯材8bにロール状に巻成されており、芯材8bを介して図示しないホルダ部材に回転可能に支持されている。マスタ8の繰り出し方向下流には、図示しない製版部側板に回転自在に支持されたプラテンローラ10と、無数の発熱素子を有するサーマルヘッド11が設けられており、マスタ8は図示しない付勢手段により付勢されたサーマルヘッド11によりプラテンローラ10に押圧されている。
プラテンローラ10は図示しないステッピングモータにより時計回り方向に回転駆動され、これによりマスタ8がマスタロール8aから繰り出されるようになっている。さらに下流側には製版されたマスタ8を所定の長さに切断するギロチンタイプのカッター12が設けられている。カッター12は、上刃12aと下刃12bを有している。カッター12としては回転刃移動タイプを採用してもよい。
【0022】
カッター12の下流側には図示しない製版部側板に回転自在に支持された反転ローラ対13が設けられており、該反転ローラ対13は互いに圧接した状態に設けられている。反転ローラ対13はプラテンローラ10の周速より僅かに速い速度に設定されており、マスタ8との間で滑りながらマスタ8に適度な張力を付加するようになっている。反転ローラ対13の下流側には、製版されたマスタ8の先端部を後述するクランパ7に案内する湾曲したガイド板14が設けられている。
【0023】
図示しないが画像読取装置50の上部には原稿を分離搬送する自動原稿搬送装置(ADF)が設けられている。画像読取装置50はADFにより搬送された原稿を順次自動的に搬送しながら読み取ったり、ADFを用いずに図示しないコンタクトガラス面に載置された原稿を読み取ることができる周知の機能を有している。
印刷ドラム1は、多孔性支持円筒体1aの外周に図示しない樹脂あるいは金属網体のメッシュスクリーンが複数層巻装された構成を有している。印刷ドラム1はインキパイプ5を支軸に回転自在に支持された図示しないフランジにその両端を固定され、図示しないギヤ等の駆動伝達手段により駆動力を伝達されて時計回り方向に回転駆動される。
印刷ドラム1の内部には図示しない側板がドラム軸方向に間隔をおいてインキパイプ5に固定されており、これらの側板間にはインキローラ2がその軸部を支持されて回転自在に設けられている。インキローラ2は図示しないギヤやベルト等の駆動伝達手段により印刷ドラム1と同期して同一方向に回転駆動される。
【0024】
インキローラ2の外周面と僅かに間隔をおいてドクターローラ3が設けられており、該ドクターローラ3は、インキローラ2とドクターローラ3との間に形成される楔状のインキ溜まり4のインキをインキローラ2の外周面に薄膜状に供給する。インキ溜まり4のインキは、図示しないインキ供給装置により印刷ドラム1の外部に設けられたインキパック等より吸引され、インキパイプ5の供給穴5aより滴下供給されてインキローラ2とドクターローラ3の回転により混練される。
印刷ドラム1の非開孔部表面には、印刷ドラム1の一つの母線に沿って、磁性体で形成され平坦面を有するステージ6が設けられている。ステージ6と平行にクランパ7が回動可能に支持されており、図示しない開閉装置によりクランパ7が所定位置で開閉される。クランパ7の閉じ動作によって製版装置51から供給された製版済みのマスタ8の先端部がステージ6との間で挟持される。印刷ドラム1は孔版印刷装置本体に対してその軸方向に上記インキパック等と一体のユニットで着脱可能となっている。
【0025】
図中印刷ドラム1の左側に配置された排版装置55は、印刷ドラム1の外周面に巻き付けられた使用済みのマスタ8を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対56を有している。排版ローラ対56は互いに圧接する排版ローラ上31と排版ローラ下33を有しており、これらのローラの軸部は図示しない排版ユニット側板に回転自在に支持されている。排版ローラ上31と排版ローラ下33はモータ等の図示しない駆動手段により互いに反対向きに回転駆動される。
排版ローラ対56は、印刷ドラム1の軸方向に間隔をおいて複数設けられており、各排版ローラ対56における排版ローラ上31の脇には該排版ローラ上31と同期回転する羽根部材としての羽根車32が設けられている。
【0026】
排版ローラ対56の左側には、上記排版ユニット側板間に一端側を回転可能に支持され矢印方向(上下方向)に回動する圧縮部材としての圧縮板34が設けられている。圧縮板34の自由端側は排版ローラ対56に近接した位置を通過して、排出された廃棄マスタ8dを押圧しながら排版ボックス35の壁面に沿って移動し、排版ボックス35の奥部に廃棄マスタ8dを移動しながら圧縮収納するようになっている。
圧縮板34は図示しないモータ等により所定のタイミングで駆動される。圧縮板34の先端部(自由端部)の圧縮面側には、図6に示すように、断面が三角形の突起38が設けられており(図1では省略)、回動圧縮時に廃棄マスタ8dを引っ掛けながら引きずることで圧縮搬送経路中に残らないようにしている。
廃棄マスタ8dの圧縮搬送経路には、廃棄マスタ8dの戻りを阻止する逆止め部材39が設けられている。逆止め部材39は、圧縮板34が廃棄マスタ8dを奥側に移動させるときは二点鎖線で示す位置に退避し、圧縮板34が戻るときには実線で示す位置に移動して廃棄マスタ8dの戻りを阻止するように変位する。逆止め部材39も印刷ドラム1の軸方向に間隔をおいて複数設けられている。
排版ボックス35は図示しない排版装置本体に対して着脱自在に設けられており、満杯になった廃棄マスタ8dを適宜廃棄できるようになっている。圧縮板34と排版ボックス35には逆止め部材39と干渉しないように、図示しない逃げ溝部が形成されている。
【0027】
印刷ドラム1の下側には、印刷用紙Pを印刷用紙Pに押圧する押圧手段57が設けられている。押圧手段57は、図示しない孔版印刷装置本体の側板に回転自在に支持されたアーム軸22aと、該アーム軸22aに一端側を固定されたプレスローラアーム対22と、該プレスローラアーム対22の他端側に軸部を支持されて回転自在に設けられたプレスローラ23を有している。
アーム軸22aの一端側には図示しないカムフォロアが設けられており、印刷ドラム1と同期して回転する図示しないカムに沿って図示しない付勢手段により印刷ドラム1に対して接離するようになっている。プレスローラ23は、印刷時以外は図示しない係止手段により印刷ドラム1から離間した実線で示す位置に保持されている。
【0028】
給紙装置52は、印刷用紙Pを積載収する昇降自在な給紙トレイ58と、印刷用紙Pを最上のものから順に1枚ずつ分離して給紙する分離給紙手段としての給紙コロ59、60及び分離コロ61と、分離給紙された印刷用紙Pを所定のタイミングで印刷ドラム1とプレスローラ23間の印圧部に搬送するレジストローラ対20を有している。
印刷ドラム1の左下側には、印刷ドラム1に近接して印刷用紙Pを印刷ドラム1の表面より剥離する回動自在な剥離爪62が設けられている。剥離爪62で剥離された印刷用紙Pは排紙搬送装置53の搬送ローラ63によりファン64の吸引力で吸着されながら搬送され、排紙トレイ54へ排出される。
【0029】
上記構成における孔版印刷装置100の印刷動作を説明する。図示しないADFに原稿がセットされて、図示しない操作パネルのテンキー等により印刷枚数が入力設定される。スタートボタン等が押されること等によりスタート信号が出され、図示しない駆動モータにより印刷ドラム1が時計回り方向に回転し、クランパ7が排版ローラ対56に近接する所定位置に達するまで回転して停止する。
図示しない開閉手段によりクランパ7が二点鎖線で示すように開放され、同時に排版ローラ対56が回転して開放された廃棄マスタ8dの先端部を羽根車32の後述する弾性羽根32aに接触させて排版ローラ上31と排版ローラ下33のニップ部に引き込む。
図示しない検知手段により廃棄マスタ8dの先端がニップ部に引き込まれたことが検知されると、印刷ドラム1が回転を再開し、廃棄マスタ8dは印刷ドラム1の回転と共に排版ローラ上31と排版ローラ下33間に挟持されて印刷ドラム1の表面から羽根車32等により排版ローラ上31との貼り付きを防止されながら(後述)剥離され、圧縮板34と逆止め部材39との略三角形の空間部に蛇腹状に収納される。
【0030】
廃棄マスタ8dの剥離が完了すると、印刷ドラム1はクランパ7が給版位置に達するまで回転して停止し、その後図示しない開閉装置によりクランパ7が開放されて給版待機状態となる。
給版待機状態になると原稿が画像読取装置50に搬送され、CCD、A/D変換器、製版制御装置等を経由して画像情報に応じてサーマルヘッド11の発熱素子にパルス状に通電がなされる。サーマルヘッド11を主走査方向に作動させるとともに、図示しないステッピングモータが回転してプラテンローラ10及び反転ローラ対13等によりマスタ8を副走査方向に搬送しながら、マスタ8の感熱フィルムが加熱穿孔される製版が行われる。
ガイド板14によりマスタ8の先端部がステージ6とクランパ7との間に案内される。図示しないステッピングモータのステップ数などの情報によりマスタ8の先端部がクランパ7の挟持領域に到達したと判断されると、図示しない開閉装置によりクランパ7が閉じられ、挟持される。マスタ8の先端部の挟持と共に印刷ドラム1がマスタ8の搬送速度とほぼ同じ速度で回転を再開し、製版されたマスタ8の巻装が行われる。
【0031】
図示しないステッピングモータのステップ数より製版が終了したと判断されると、カッター12が作動してマスタ8が切断されると共に、プラテンローラ10及び反転ローラ対13等が停止し、切断されたマスタ8の後端が印刷ドラム1の回転により引き出されて印刷ドラム1へのマスタ巻装が完了する。
この給版・巻装動作と並行して排版装置55における圧縮板34が時計回り方向に回転し、蛇腹状に収納された廃棄マスタ8dを排版ボックス35の壁面に沿って移動させ、奥部へ押圧しながら廃棄マスタ8dを圧縮した状態で所定位置で停止する。
所定時間後、圧縮板34は反時計回り方向に逆止め部材39と交差しながら回転し、逆止め部材39により廃棄マスタ8dの戻りを阻止されて初期位置に復帰する。
【0032】
印刷ドラム1への製版済みのマスタ8の巻装が完了すると、給紙トレイ58から印刷用紙Pが1枚給紙され、所定のタイミングで回転するレジストローラ対20により印刷ドラム1とプレスローラ23との間に向けて搬送される。図示しない用紙センサにより印刷用紙Pの進入が検知されると、押圧手段57の図示しない係止手段が解除されることによりプレスローラ23が図示しないカムの回転に沿って上昇し、印刷ドラム1に印刷用紙Pを押圧し、マスタ8にインキを充填する版付けが行われる。
印刷用紙Pは、印刷ドラム1に接近・離間する剥離爪62により印刷ドラム1の表面から剥離され、排紙搬送装置53等により搬送されて排紙トレイ54に排出積載される。その後、設定された枚数の印刷が同じ動作で行われる。
【0033】
次に、排版ローラ対56の構成及び機能について詳細に説明する。
図2に示すように、羽根車32は、排版ローラ上31の回転軸に固定されたローラ状の基部32bと、この基部32bから排版ローラ上31の径方向に放射状に延び、排版ローラ上31の外径よりも外方に突出する長さを有する複数の弾性羽根32aを有している。排版ローラ上31と羽根車32はニトリルゴムやシリコンゴム等の弾性体で形成されている。排版ローラ上31と羽根車32を同一素材で一体成形すれば製造及び組み立てが容易となる。図2において符号45は排版ローラ上31及び羽根車32の回転軸を、46は排版ローラ下33の回転軸を示す。
【0034】
弾性羽根32aは、図4に示すように、廃棄マスタ8dとの接触をできるだけ少なくするように断面積の小さい柱状、具体的には一辺が1〜2mm程度の四角形の断面を有する角柱状に形成されている。図2に示すように、排版時には排版ローラ下33に当接して折れ曲がるように変形する。弾性羽根32aは廃棄マスタ8dの先端部に接触して排版ローラ上31と排版ローラ下33のニップ部に廃棄マスタ8dを引き込む役目と、廃棄マスタ8dを叩くことで排版ローラ上31の周面に廃棄マスタ8dが貼り付くことを防止する機能を有している。
排版ローラ下33は樹脂(例えば、ABS樹脂やポリアセタール樹脂)で形成されており、その外周面にはインキを含んだ廃棄マスタ8dの貼り付きを低減するために、すなわち廃棄マスタ8dとの接触面積を減じるべく、歯形加工やローレット加工処理が施されている。
【0035】
排版ローラ上31及び羽根車32の引き込み方向下流側には、弾性羽根32aに当接して該弾性羽根32aから廃棄マスタ8dをそぎ落とす剥離部材37が設けられている(図1では省略)。
また、排版ローラ上31及び羽根車32を1つの回転部材とみなした場合に、この回転部材の回転軸と直交する両側面を覆うようにガイド板36が設けられている(図1では省略)。剥離部材37はくの字状に屈曲した平板状に形成されており、図3に示すように、両ガイド板36と一体に形成されている。
ガイド板36は強度の弱い廃棄マスタ8dが排版ローラ上31や羽根車32の側面(回転軸と直交する面)に貼り付くのを防止するとともに、引き込まれた廃棄マスタ8dが排版ローラ上31や羽根車32の背面に貼り付くのを防止する機能を有している。
【0036】
図4に示すように、各排版ローラ対56毎に上記剥離部材37とガイド板36からなる貼り付き防止構成が設けられている。
図5に示すように、剥離部材37の下端37aは鋭角に尖っており、弾性羽根32aに廃棄マスタ8dが密着していても剥離部材37の下端37aとの接触によって確実にそぎ落とされる。
すなわち、本実施形態では、特開2000−43394号公報に記載の排版装置のように弾性羽根32aの復元反発力による振り落とし作用で収容されてからの廃棄マスタ8dの貼り付きを防止するのではなく、剥離部材37との接触によって確実にそぎ落とす機能を有している。弾性羽根32aは廃棄マスタ8dとの接触を少なくした柱状形状を有しているので、剥離部材37が無い場合でも従来よりも廃棄マスタの貼り付きを低減でき、剥離部材37との接触によってさらに低減できる。
換言すれば、剥離部材37がある場合には、従来のように弾性羽根32aの廃棄マスタ8dに対する接触面積が大きくても確実に貼り付きを防止することができる(第2の実施形態)。また、ガイド板36を設けるだけの構成であっても従来よりも貼り付きを低減できる(第3の実施形態)。この場合、ガイド板36を個別に設けるのは取り付けが不安定となるので、図3で示したような背面(剥離部材37に相当)を有する一体形とすれば取り付けが容易且つ強固となる。この場合の背面はそぎ落とし作用に寄与する必要はない。
【0037】
図7に示すように、圧縮板34の突起部材38を圧縮面のほぼ全範囲に形成し、鋸歯状としてもよい(第4の実施形態)。図8は第5の実施形態を示すもので、弾性羽根32aを細径の円柱状(径の大きさは1〜2mm程度)とした例である。
図9に示すように、排版ローラ下33側にもガイド板36と背面40を有する一体形の貼り付き防止部材を設けてもよい(第6の実施形態)。本実施形態では排版ローラ下33への貼り付きも確実に防止できるので、排版装置55全体としての貼り付き防止機能をさらに高めることができる。
図示しないが、排版ローラ上31の回転軸45と排版ローラ下33の回転軸446の周囲にもガイド板36と同様の機能を有するカバーを設ければ、廃棄マスタ8dの貼り付き防止機能をより一層高めることができる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1又は11記載の発明によれば、印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対を有し、該排版ローラ対の一方のローラ側には該一方のローラと同期回転する羽根部材が設けられ、該羽根部材は上記一方のローラの外周面よりも径方向外側へ延びる複数の弾性羽根を有し、該弾性羽根は弾性変形しながら上記排版ローラ対の他方のローラの外周面に接触するようにした排版装置において、引き込み方向下流側に、上記弾性羽根に当接して該弾性羽根から使用済みの孔版原紙をそぎ落とす剥離部材が設けられている構成としたので、腰の弱いマスタを使用した場合でも、蛇腹状に排出されて復元しようと膨れるマスタの後端部が排版ローラ対のニップ部入り込んで巻き付いたり貼り付いたりするのを防止でき、良好な排版を行うことができる。
【0039】
請求項2又は11記載の発明によれば、請求項1記載の排版装置において、上記弾性羽根が、使用済みの孔版原紙との接触をできるだけ少なくするように断面積の小さい柱状に形成されている構成としたので、弾性羽根自体へのマスタの貼り付きや巻き込みを低減でき、排版機能を高めることができる。
【0040】
請求項3又は11記載の発明によれば、印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対を有し、該排版ローラ対の一方のローラ側には該一方のローラと同期回転する羽根部材が設けられ、該羽根部材は上記一方のローラの外周面よりも径方向外側へ延びる複数の弾性羽根を有し、該弾性羽根は弾性変形しながら上記排版ローラ対の他方のローラの外周面に接触するようにした排版装置において、上記弾性羽根が、使用済みの孔版原紙との接触をできるだけ少なくするように断面積の小さい柱状に形成されている構成としたので、弾性羽根へのマスタの貼り付きやそれによる巻き付きを低減でき、排版機能を高めることができる。
【0041】
請求項4又は11記載の発明によれば、請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の排版装置において、上記羽根部材の少なくとも上記弾性羽根を支持する基部と上記一方のローラが一体成形されている構成としたので、製造工程をすくなくでき、コスト低減を図ることができる。
【0042】
請求項5又は11記載の発明によれば、請求項1乃至4のうちの何れか1つに記載の排版装置において、上記一方のローラ及び羽根部材を1つの回転部材とみなした場合に、この回転部材の回転軸と直交する両側面を覆うようにガイド板が設けられている構成としたので、廃棄マスタの折れ曲がりや収納後の戻りによる排版ローラ対への巻き付きや貼り付きを防止できる。
【0043】
請求項6又は11記載の発明によれば、請求項1又は2記載の排版装置において、上記一方のローラ及び羽根部材を1つの回転部材とみなした場合に、この回転部材の回転軸と直交する両側面を覆うようにガイド板が設けられ、上記剥離部材が上記回転部材の引き込み方向背面側を覆う板状に形成され、該剥離部材と上記ガイド板が一体に形成されている構成としたので、剥離部材とガイド板の取り付けの容易性及び強度を向上させることができるとともに、廃棄マスタの戻りによる貼り付きや巻き付きをより一層防止できる。
【0044】
請求項7又は11記載の発明によれば、請求項5又は6記載の排版装置において、上記ガイド板が、上記排版ローラ対の他方のローラに対しても設けられている構成としたので、良好な排版性を一層向上させることができる。
【0045】
請求項8又は11記載の発明によれば、請求項1乃至7のうちの何れか1つに記載の排版装置において、上記排版ローラ対により引き込まれた使用済みの孔版原紙を収容する排版ボックスと、使用済みの孔版原紙を移動圧縮する圧縮部材を有し、該圧縮部材の圧縮面側には孔版原紙の滑りを阻止する突起が形成されている構成としたので、廃棄マスタの圧縮時のずれや戻りを確実に防止できる。
【0046】
請求項9又は11記載の発明によれば、印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対と、該排版ローラ対により引き込まれた使用済みの孔版原紙を収容する排版ボックスと、使用済みの孔版原紙を移動圧縮する圧縮部材を有し、該圧縮部材の圧縮面側には孔版原紙の滑りを阻止する突起が形成されている廃棄マスタの圧縮時のずれや戻りを確実に防止できる。
【0047】
請求項10又は11記載の発明によれば、請求項8又は9記載の排版装置において、上記圧縮部材が上記排版ボックスに一端側を支持されて回動自在に設けられている構成としたので、コンパクト構成を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における孔版印刷装置の概要正面図である。
【図2】排版装置における排版ローラ対の拡大概要正面図である。
【図3】剥離部材とガイド板の一体構成の斜視図である。
【図4】排版ローラ対の側面図である。
【図5】剥離部材によるそぎ落とし作用を示す図である。
【図6】圧縮板の詳細図である。
【図7】第4の実施形態における圧縮板の要部を示す図である。
【図8】第5の実施形態における排版ローラ対の側面図である。
【図9】第6の実施形態における排版ローラ対の拡大概要正面図である。
【符号の説明】
1 印刷ドラム
8 孔版原紙としてのマスタ
31 一方のローラとしての排版ローラ上
32 羽根部材としての羽根車
32a 弾性羽根
32b 基部
33 他方のローラとしての排版ローラ下
34 圧縮部材としての圧縮板
35 排版ボックス
36 ガイド板
37 剥離部材
38 突起
56 排版ローラ対
Claims (11)
- 印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対を有し、該排版ローラ対の一方のローラ側には該一方のローラと同期回転する羽根部材が設けられ、該羽根部材は上記一方のローラの外周面よりも径方向外側へ延びる複数の弾性羽根を有し、該弾性羽根は弾性変形しながら上記排版ローラ対の他方のローラの外周面に接触するようにした排版装置において、
引き込み方向下流側に、上記弾性羽根に当接して該弾性羽根から使用済みの孔版原紙をそぎ落とす剥離部材が設けられていることを特徴とする排版装置。 - 請求項1記載の排版装置において、
上記弾性羽根が、使用済みの孔版原紙との接触をできるだけ少なくするように断面積の小さい柱状に形成されていることを特徴とする排版装置。 - 印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対を有し、該排版ローラ対の一方のローラ側には該一方のローラと同期回転する羽根部材が設けられ、該羽根部材は上記一方のローラの外周面よりも径方向外側へ延びる複数の弾性羽根を有し、該弾性羽根は弾性変形しながら上記排版ローラ対の他方のローラの外周面に接触するようにした排版装置において、
上記弾性羽根が、使用済みの孔版原紙との接触をできるだけ少なくするように断面積の小さい柱状に形成されていることを特徴とする排版装置。 - 請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の排版装置において、
上記羽根部材の少なくとも上記弾性羽根を支持する基部と上記一方のローラが一体成形されていることを特徴とする排版装置。 - 請求項1乃至4のうちの何れか1つに記載の排版装置において、
上記一方のローラ及び羽根部材を1つの回転部材とみなした場合に、この回転部材の回転軸と直交する両側面を覆うようにガイド板が設けられていることを特徴とする排版装置。 - 請求項1又は2記載の排版装置において、
上記一方のローラ及び羽根部材を1つの回転部材とみなした場合に、この回転部材の回転軸と直交する両側面を覆うようにガイド板が設けられ、上記剥離部材が上記回転部材の引き込み方向背面側を覆う板状に形成され、該剥離部材と上記ガイド板が一体に形成されていることを特徴とする排版装置。 - 請求項5又は6記載の排版装置において、
上記ガイド板が、上記排版ローラ対の他方のローラに対しても設けられていることを特徴とする排版装置。 - 請求項1乃至7のうちの何れか1つに記載の排版装置において、
上記排版ローラ対により引き込まれた使用済みの孔版原紙を収容する排版ボックスと、使用済みの孔版原紙を移動圧縮する圧縮部材を有し、該圧縮部材の圧縮面側には孔版原紙の滑りを阻止する突起が形成されていることを特徴とする排版装置。 - 印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を挟持して剥離しながら引き込む排版ローラ対と、該排版ローラ対により引き込まれた使用済みの孔版原紙を収容する排版ボックスと、使用済みの孔版原紙を移動圧縮する圧縮部材を有し、該圧縮部材の圧縮面側には孔版原紙の滑りを阻止する突起が形成されていることを特徴とする排版装置。
- 請求項8又は9記載の排版装置において、
上記圧縮部材が上記排版ボックスに一端側を支持されて回動自在に設けられていることを特徴とする排版装置。 - 印刷ドラムの外周面に巻き付けられた使用済みの孔版原紙を排版装置により剥離する孔版印刷装置において、
上記排版装置が、請求項1乃至10のうちの何れか1つに記載のものであることを特徴とする孔版印刷装置。
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JP2002312921A Pending JP2004148514A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 排版装置・孔版印刷装置 |
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Cited By (2)
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JP2008049577A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Duplo Seiko Corp | 排版装置 |
CN113018131A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-25 | 袁冬梅 | 一种多功能疼痛科护理用装置 |
-
2002
- 2002-10-28 JP JP2002312921A patent/JP2004148514A/ja active Pending
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