JP2004147812A - 尿道ステントデリバリーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】留置後に位置ずれがなく、極めて安定して留置し得、また引き戻しが可能で、患者に負担(苦痛等)が少なく、容易に操作ができ、正確かつ確実に留置し得ること。
【解決手段】本発明の尿道ステントデリバリーシステムは、温水導入チューブ1、ステントセットチューブ2、ステント6及びプッシングチューブ3及びカバーチューブ4が同心円状に挿入されており、該ステント6は、ステントセットチューブ2に挿入され、該先端部分に取り付けられ、更にプッシングチューブ3により固定され、かつカバーチューブ4により保護されている。一方、温水導入チューブ1は、温水導入口8を有し、また逆止弁部材10を貫通してステントセットチューブ2に挿入され、該逆止弁部材10には、温水導入チューブからなるサイドアーム5を有しており、その端部には温水導入口7を有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状記憶合金製の尿道ステント及び該ステントを装着した尿道ステントデリバリーシステムに関するもので、更に詳しくは本発明は、外径が細く、かつ尿道への安定した固定が可能であり、更に安全な尿道への挿入、かつ正確な留置が可能である尿道ステントデリバリーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、尿道等の狭窄した部位に設置する尿道ステントは、バルーンカテーテルを用いてバルーンを拡張することにより狭窄部を広げる方法、所定の外径を有するパイプを狭窄部位に留置する方法、形状記憶ポリマーを用いたステントを尿道狭窄部に留置して用いることが特開昭62−201163号公報に開示され、また形状記憶合金製のステントを狭窄部位に留置する方法としては、特に特開平4−256759号公報に開示されている。このステントは、形状記憶機能を備えた金属線材からなる螺旋状又はコイル状に形成された構造からなり、尿道、尿管、膀胱頂部、胆管、血管、食道、気管、腸等の拡張に使用される。またこれらの尿道ステントの使用方法としては、通常、図9に示される如く、ステントセットチューブ2Dの先端部にステント6が設置され、このステント6の後部に温水導入チューブ2Cを有しているステントデリバリーシステムを尿道を通して挿入し、所定の狭窄部に到達したところで位置決めをする。ついで2Aより注入した温水を2Bから噴出させてステント6を拡張した後、ステントセットチューブ2Dを抜き取ることからなる。このステントデリバリーシステムは、元来、内視鏡をステントセットチューブ2D内に挿入し、内部を観察ながら操作することを前提にして作られているために、このステントデリバリーシステムのステントセットチューブ2D自体の径が太く、そのため該ステントセットチューブ2Dにセットされるステントの径も太いものからできている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の如き、バルーンカテーテルを用いてバルーンを拡張することにより狭窄部を広げる方法では、拡張時にバルーンが破損しないように、バルーンの肉厚を厚くする必要があり、そのためバルーンカテーテルの径が太くなり、したがって、細径な尿道管に挿入かつ留置することが著しく困難であるという問題があった。また所定の外径を有するパイプを狭窄部位に留置する方法では、パイプの外径が一定であるため挿入後の安定な留置が十分でないという問題がある。更に特開平4−256759号公報に開示されているステントは、留置後、拡張されて保持される点で、また安定した留置が可能である点では好ましいが、留置後も一定の外径を維持しているため経時に留置位置がずれる恐れがあり今一つ十分な安定した留置とは言えないという問題がある。更に図9に示される如き、従来のステントデリバリーシステムでは、ステントの外径が、太いばかりでなくステントデリバリーシステム自体も太いチューブからなるので、該システムを挿入時に、挿入するのが困難であるばかりでなく、挿入することができたとしても、前記システムを押し進めることが困難であり、その結果尿道を傷つける恐れがあり、したがって患者に苦痛を与えるという問題があり、まステントセットチューブ2Dの先端部にステント6を設置しているのみであるので、位置決めに際し、ステントは引き戻しができないので、正確な位置決めに多くの労力を費やすという問題があった。
【0004】
そこで、本発明者等は、これらの種々の問題点を鋭意検討した結果、尿道ステントとしては、温水により全体が拡張すると共に少なくともその片端又は両端がラッパ形状等の拡張部を有する形状に変形し得る細径加工(予め細く加工)された形状記憶合金製の螺旋状乃至コイル状ステントとすることにより尿道の狭窄部位に安全に操作でき、かつ引き戻しが可能で、しかも正確な留置、留置後に位置ずれが起きにくく極めて安定した留置ができることを見出すと共に、更に本発明は、該ステントを搭載した尿道ステントデリバリーシステムを完成するに至った。したがって、本発明が解決しようとする第1の課題は、狭窄部位に温水により変形して正確な留置ができ、留置後に位置ずれを起こす恐れがなく極めて安定して留置し得る尿道ステントを提供することにある。また本発明が解決しようとする第2の課題は、安全に操作でき、かつ引き戻しが可能で、患者に負担(苦痛等)が少なく、該ステントデリバリーシステムを使用するにあたり、手技者の習熟度に関わらず容易に操作ができ、正確かつ確実に留置し得る尿道ステントデリバリーシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記各課題は、以下の各発明によってそれぞれ達成される。
【0006】
(1)ロック部材と複数個のコネクターで連結され、かつ温水導入チューブと別の温水導入チューブからなるサイドアームとを有する逆止弁部材からなり、これらとステントセットチューブ、プッシングチューブ及びカバーチューブがこの順に同心円状に挿入されたチューブ部材を有する尿道ステントデリバリーシステムであって、前記温水導入チューブの先端にフレアを有し、前記ステントセットチューブの先端部には半球状体を有し、かつ該チューブには、形状記憶合金製の尿道ステントが設置されると共に、該ステントの設置された位置に対応してチューブ表面の周囲に複数の透孔を有するステントセットチューブからなり、前記プッシングチューブの後部にはストッパーを有し、前記カバーチューブの後端にはテーパ状の拡張部を有することを特徴とする尿道ステントデリバリーシステム。
(2)前記透孔は後方に温水を噴射する向きに設けられていることを特徴とする前記第1項に記載の尿道ステントデリバリーシステム。
(3)形状記憶合金線がコイル状に巻かれた同径の筒からなり、該筒全体が拡張すると共に少なくとも片端又は両端がラッパ状の拡張部を有する形状に記憶されていることを特徴とする尿道ステント。
(4)前記筒の両端に有するラッパ状の拡張部の最大径がそれぞれ異なることを特徴とする前記第3項に記載の尿道ステント。
【0007】
本発明の尿道ステントデリバリーシステムは、ロック部材と複数個のコネクターで連結され、かつ温水導入チューブと別の温水導入チューブからなるサイドアームとを有する逆止弁部材からなり、これらとステントセットチューブ、プッシングチューブ及びカバーチューブがこの順に同心円状に挿入されたチューブ部材を有する尿道ステントデリバリーシステムであって、前記温水導入チューブの先端にフレアを有し、前記ステントセットチューブの先端部には半球状体を有し、かつ該チューブには、形状記憶合金製の尿道ステントが設置されると共に、該ステントの設置された位置に対応してチューブ表面の周囲に複数の透孔を有するステントセットチューブからなり、前記プッシングチューブの後部にはストッパーを有し、前記カバーチューブの後端にはテーパ状の拡張部を有することを特徴とするもので、このような構成により、安全に操作でき、かつ引き戻しが可能で、患者に負担(苦痛等)が少なく、該ステントデリバリーシステムを使用するにあたり、手技者の習熟度に関わらず容易に操作ができ、正確かつ確実に留置し得るという格別顕著な効果を奏するものである。特にステントセットチューブの先端部の頭部には半球状体を有するので、ステントデリバリーシステムを使用に際し、尿道等の接触部分を傷つけることなく安定した操作が可能である。
【0008】
本発明の第2項に記載の発明は、第1項に記載の発明において、ステントセットチューブに設けられている透孔は後方に温水を噴射する向きに設けられていることにより、フレアから出た温水はステントのステントセットチューブの先端に向かって流通し、該先端付近の孔から順次後方に向かって噴出するので、ステントは先端側から拡張され、不規則な拡張によりからまったりすることなくきれいに所定の形状に拡張される。したがって、中途半端な拡張や位置決めされた位置がずれることがないという優れた効果を奏するものである。また本発明の第3項に記載の発明は、形状記憶合金線がコイル状に巻かれた同径の筒からなり、該筒の拡張後の形状が、筒全体が拡張すると共に少なくとも片端又は両端がラッパ状の拡張部を有する形状に記憶されていることにより、挿入後に、ステントは全体的に径が増大すると共に両端にラッパ状の拡張部を有する形状に変化して確実に固定され、位置ずれが起こり難いばかりでなく、経時における留置特性が優れている。また拡張後のステントの内径が先端の頭部の外径よりも大きくなるので、留置後の尿道ステントデリバリーシステムの抜去が極めて容易にできるという優れた効果を奏する。更に本発明の第4項に記載の発明は、第3項に記載の発明のステントにおいて、ステントの螺旋状筒の両端に有するラッパ状の拡張部の最大径及び全長がそれぞれ異なることにより、患者の尿道の長さ又は太さ更には尿道内部の状況が異なるような場合に応じてステントの種類を選択し十分に適合させることができるいう優れた効果を奏するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して具体的に説明するが、本発明は、これらの例によって限定されるものではない。
【0010】
図1は、本発明の尿道ステントデリバリーシステムを示す側面図である。図2は、本発明の尿道ステントデリバリーシステムの分解図である。図3は、ステントセットチューブにステントを取り付けたところを示す部分側面図である。図4は、本発明のステントの拡張形状を示す側面図である。図5は、ステントセットチューブに設けられた透孔を示す側面図である。図6は、透孔の向きを示す断面図である。図7は、逆止弁付近を示す部分断面図である。図8は、尿道に取り付けたステントを示す略図である。図9は、従来のステントと尿道ステントデリバリーシステムを示す斜視図である。
【0011】
本発明の第1項に記載の尿道ステントデリバリーシステムは、図1に示されており、図1の拡大図において、温水導入チューブ1、ステントセットチューブ2、ステント6及びプッシングチューブ3及びカバーチューブ4が同心円状に挿入されている。また図1において、本発明のステント6は、ステントセットチューブ2に挿入され、該先端部分に取り付けられ、更にプッシングチューブ3により固定されている。この際、先端には、頭部21に隣接した首部22を有するため、操作時に尿道ステントデリバリーシステムを後退させてもステント6は、抜け落ちることがない。またこのステントセットチューブ2は、従来のものより概して細く、更にこの先端の頭部が半球状等のように丸みを帯びているので、尿道等を傷つけることなく安定した挿入が出来る。更にステントセットチューブ2に設置されたステント6は、カバーチューブ4により保護されているので、尿道への挿入が滑らかに行われ、またこのカバーチューブはステント6の拡張時に後方へ移動させることができる。更に尿道ステントデリバリーシステムのステントセットチューブ2は、逆止弁部材10に接続されており、該ステントセットチューブ2に挿入されているプッシングチューブ3は、該ステントセットチューブ2を同心円に前後に移動することができる。一方、温水導入チューブ1は、温水導入口8を有し、また逆止弁部材10を貫通してステントセットチューブ2に挿入されている。更に逆止弁部材10には、温水導入チューブからなるサイドアーム5を有しており、その端部には温水導入口7を有している。
【0012】
図2は、本発明の尿道ステントデリバリーシステムを分解した個々の部品が示されている。図2のaは、温水導入チューブを逆止弁部材10に組み込んだ構造を有しており、逆止弁部材10を貫通した温水導入チューブ1がセットされ、更に該逆止弁部材10には、温水導入チューブからなるサイドアーム5が設けられている。該サイドアーム5の先端には、温水導入口7を有しており、ステント6の後端側を拡張する際に、温水導入口7から温水を導入する。また逆止弁部材10を貫通して設けられた温水導入チューブ1の先端は、フレア12を有しているので、使用時にフレア12の先端をステントセットチューブ2の複数の孔のある領域の適宜の場所(後半部がよい)に位置するように配置する。サイドアーム5の温水導入チューブへ温水を導入してもフレア12の壁によりフレアの位置より前方へは流通しない。また温水導入チューブ1に温水を導入するときは前方へ流通する。このようにフレア12によりサイドアーム5から流入してきた温水と温水導入チューブ1に導入した温水の流れを分けることができる。
【0013】
図2のbは、ステントセットチューブ2であり、先端部には頭部21を接続する首部又は接続部22を有し、ここでステントセットチューブ2の先端が接続されている。この頭部21は、尿道へ挿入時に、尿壁等を傷つけることがないように角のない丸みを帯びた形状が好ましく、半球状等、例えば、ラウンドチップタイプ等がよい。ステントセットチューブ2の先端部にステント6を設置する。その際、頭部21乃至首部22を有することによりステント6は、抜け落ちるのを防止することができる。図2のcは、プッシングチューブ3であり、このプッシングチューブ3の後部には、ストッパー31が設けられている。ステント6は挿入時には図2のdに示される如きカバーチューブ41で覆われている。したがって、カバーチューブ41を後退させてステント6の全体を露出させるとき、ステント全体が露出するカバーチューブ41の位置が実際には見えないので、ステント全体が露出するカバーチューブ41の位置をこのストッパー31により位置決めしている。これによりカバーチューブ41をストッパー31まで後退させればステント全体が露出したことになる。プッシングチューブ3は、ステントセットチューブ2に挿入してステント6を先端位置に固定する役目を果たす。図2のdは、カバーチューブ4であり、その後端に拡張部41を有している。この拡張部41は、プッシングチューブ3に設けられているストッパー31に密着して固定される。
【0014】
図3のaに示されるように、ステントセットチューブ2は、その先端に頭部21が首部又は接続部22により接続され、ステント6が先端から抜け落ちるのを防止していると共に、頭部21は、丸くラウンドチップタイプからなり、尿道への挿入時に尿道等を傷つけることを防止しているので、尿道ステントデリバリーシステムの使用に際し、安全に操作することができる。また図3のbに示されるように、本発明に用いられるステントセットチューブ2は、頭部21の中心部が貫通した孔を有していてもよく、この場合には、患者の局所の状態によっては、ステントデリバリーシステムのチューブにガイドワイヤーをステントセットチューブ2の先端の頭部21を貫通して局所へ導入し、このガイドワイヤーを軸にしてステントデリバリーシステムを誘導する。この頭部21の中心部を貫通した孔又は内孔の径は、頭部21でステントセットチューブ2の内径より幾分細い径26aを有している。これによりガイドワイヤーを通したとき、孔26aと内孔26との間に尿道壁等の一部を挟むのを防止している。しかし、これに限定されるものではなく、本発明では、図3のcに示されるように、ステントセットチューブ2に付属している頭部21の内孔26は、ステントセットチューブ2の内径と同じであってもよい。本発明では、ステント6は、ステントセットチューブ2に巻かれているが、予めコイル状に細く形成(細径加工)した後、ステントセットチューブ2へ挿入するが、ステント6を装着した後、プッシングチューブ3で押さえて固定する。また本発明では、図5に示されるように、ステントセットチューブ2の先端部付近には、透孔23(サイドホールともいう。)を複数設けられている。孔23の位置は、ステントセットチューブ2の壁面上に円周状、螺旋状、その他規則的、不規則的に設けられ、更に壁面上孔は密度を変えて設けてもよい。好ましくは密度を偏らせて設けるのがよい。この例では、透孔23は、後方へ噴出する向きに設けられており、したがって、温水は後部方向へ噴出する。その結果、温水は先端側から後端側へ噴出しかつ流通する。孔の向きは後方に限らず、前方又は垂直であってもよい。またステントセットチューブ2の先端部付近に設けられる複数の透孔23は、ステント6の長さに亘って設けるのが好ましく、その際、透孔23と透孔23との間隔は、ステントの長さと透孔23の数に応じて適宜決定される。平均的には、2〜20mmがよく、好ましくは5〜10mmである。更に透孔の形状は、断面が円形でも楕円形でも、また方形など任意の形状でよい。
【0015】
図6において、図6のaは、孔24を有する縦断面図である。図6のcは、ステントセットチューブ2の壁面に設けられた透孔23は、前述の如く後方へ噴出する向きであり、図6のdは、透孔24は、チューブ壁に直角方向であり、更に図6のeは、透孔25は、先端側へ噴出する向きである。図6のbは、これらの透孔23、24、25が、混在して存在する場合である。例えば、サイドアーム5の温水導入チューブから温水を導入する場合には、図5に示されているように、温水導入チューブ1の先端(フレア)を透孔が設けられている場所であって、その後部に位置させる。また、フレア12より後部に有する透孔の向きは、図6のdに示されるように、壁面に対して直角にしてもよい。また透孔の向きが異なる2種以上を混在させる場合には、異なる向きのものが均等に混在していても部分的に異なる向きのものがあってもよい。
【0016】
本発明のステントの構造の一例を示すと、ステント6は、図4に示されるように、ステントの外径R、R、R、R及びRの関係は、R<R<R<R=Rであり、またRの外径は好ましくは、7≦R≦25であり、9≦R≦40であり、更に8≦R≦39である。図4において、ステント6の拡張前の長さは、10mm〜150mmであり、好ましくは50mm〜90mmである。またステント6の形状は、6aで示され、外径Rの同一径からなるものであるが、これが拡張後の長さは、5mm〜100mmであり、好ましくは20mm〜70mmであり、更に好ましくは30mm〜60mmである。また拡張後の形状と外径R、R、Rは、各種のものがある。ステント6の拡張前の本体外径Rは、好ましくは5mmであり、また拡張後の本体部外径Rは、好ましくは10〜11mmであり、更に好ましくは10mmである。片端又は両端の外径R、Rは、Rより大きく形成されるものであればよいが、好ましくはRは12〜13mmであり、Rは、13〜16mmである。図4のaに示されるステント6は、ステント6の両側端が円錐状62に拡張されている。このように両端部に拡張部62を有することによりステント6を尿道に挿入する際、又は挿入後に位置ずれが発生し難いという利点がある。本発明のステント6は、拡張に際して外径Rは、拡大し、Rとなる。即ち、R<Rの関係が成り立つ。また拡張時の両端部の拡張部62、62の外径はRとRが等しい場合であり、即ちR<R=Rである。また図4のbに示されるステント6は、一端60はRの外径を有し、他端62の拡張部はRである。即ち、R<Rである。図4のcに示されるステント6は、拡張部61の外径はRであり、Rより外径が小さい。即ちR<R<Rである。
【0017】
図4のdに示されるステント6は、ステント6の両側端が同径部を有する円錐状63に拡張されている。このように両端部に拡張部63を有することによりステント6を尿道に挿入する際、又は挿入後に位置ずれが発生し難いという利点がある。本発明のステント6は、拡張時の両端部の拡張部63、63の外径はRとRが等しい場合であり、即ちR<R=Rである。また図4のeに示されるステント6は、一端60はRの外径を有し、他端63の拡張部はRである。即ち、R<Rである。図4のfに示されるステント6は、拡張部61の外径はRであり、Rより外径が小さい。即ちR<R<Rである。このように本発明のステント6は、患者の尿道の長さ又は太さや尿道内部の状況により、それらに対応した、図4に示されるような寸法、大きさ、形状を適宜選択して使用することができる。拡張部の形状は、拡張部62より拡張部63の方が、安定した留置が可能である点でより好ましい。本発明のステント6に用いられる材質は、特開平4−256759号公報に開示されている形状記憶合金が挙げられ、好ましくはTiNi合金、Cu−Zn−Al合金、Cu−Al−Ni合金などである。本発明のステント6は、例えば、TiNi合金線のステントの拡張後の形状を高温下で熱処理することによって記憶させる。ついで常温下で細径加工する。これを55℃以上の温度で記憶させた形状、即ち拡張部を有する形状に戻る。
【0018】
図7は、逆止弁付近を示す部分断面図であり、図7において、逆止弁部材10には、逆止弁65を有しており、この逆止弁65には温水導入チューブ1が貫通し得る透孔を有している。またこの逆止弁ハウジング66にはサイドアーム5を有し、該サイドアーム5を通じて温水が導入される。この逆止弁部材10の一端は内管66aと外管66bの二重の接続管からなり、これらの間に嵌合させて逆止弁接続コネクター64が接続され、他端には温水導入チューブ締付け弁68を備えた雄型温水導入チューブロックコネクター67が接続されると共に雌型温水導入チューブロックコネクター69が接続されている。この温水導入チューブ締付け弁68は、シリコーンチューブからなり、柔軟性を有するので、前記雄型温水導入チューブロックコネクター67に雌型温水導入チューブロックコネクター69を接続すると温水導入チューブ締付け弁68が内管69aの先端によって圧迫され、そのひずみにより固定されて温水導入チューブ1を十分締め付けて固定することができる。更に逆止弁接続コネクター64には、チューブ72を内蔵したステントセットチューブ接続コネクター71がコネクター接続部材73によって接続されると共に、該接続部材71にはステントセットチューブ2が取り付けられる。チューブ72は、例えば、塩化ビニールチューブ等が用いられるが、このチューブ72を有することによりステントセットチューブ2の内径が確保されて温水が流通する形状を保持する役割を果たす。即ち、ストッパー72の役割は、ステントセットチューブ2がコネクター71の奥まで入るとステントセットチューブ2と温水導入チューブ1の間に間隙(クリアランス)がなくなり、サイドアーム5の温水導入チューブからの温水が不通過となるのを防止するものである。コネクター67には、雌型温水導入チューブロックコネクター69を接続する際、このロックコネクター69を回転させることによって、その先端がコネクター67中の締付け弁68が押されてひずみを生じ、このひずみで温水導入チューブ1が固定されるようになっている。したがって、温水導入チューブ1の先端のフレア12を、ステントセットチューブ2中の所望の場所に位置させ、前記ロックコネクター69により固定することができる。このように逆止弁部材10には、複数のコネクターが接続された後、これらの中央部の貫通孔に温水導入チューブ1が貫通して設けられている。
【0019】
本発明では、前述のごとき本発明のステントを尿道ステントデリバリーシステムに取り付けた後、使用されるが、これらはいずれもX線不透過性であるか又は造影剤(例えば、硫酸バリウム、炭酸ビスマス等)が被覆乃至混入されることによりX線不透過性となっている。ステントの取付けは、該システムの使用前、または使用の際のいずれでもよいが、好ましくは使用前に予め尿道ステントデリバリーシステムにステントをセットしてあるものを使用する方が好ましい。本発明のステント及び尿道ステントデリバリーシステムは、図8に示されるように、尿道82にステント84を留置する。即ち、先端にステント84を有する尿道ステントデリバリーシステムを用いて、尿道にステントを留置する方法を説明すると、図8において、尿道ステントデリバリーシステムにおいて、温水導入チューブ1のフレア12をステントセットチューブ2に取り付けられたステント6の後部付近に有する透孔23a、23cの直前の位置に移動させた後、ロック部材69を回転させて固定する。ついで、X線造影法又は超音波造影法を用いて尿道ステントデリバリーシステムの先端を監視しながら、膀胱81に通ずる尿道82に尿道ステントデリバリーシステムを挿入して行き、括約筋83に近づいたら、注意深く括約筋83に掛からないように進行させ、ステントセットチューブ85の先端に取り付けられたステント84の後端部(拡張部84aが形成される)が括約筋83を越えて前立腺尿道入口86の間に位置するように留置位置を決定する。この際、ステントセットチューブ85は、前後に移動させて位置を決めることができる。位置決めしたときには、このステントセットチューブ85の先端は、膀胱内に突き出ている。この状態で、ステント84を覆っているカバーチューブ4をプッシングチューブ3に設けられているスットッパー位置まで後退させる。ついでサイドアーム5より45℃〜65℃の温水を注入する。一例として、好ましくは、60℃の温水を注入し、ステントセットチューブ2に有する透孔23のうち、後部に設けられた透孔23a、23b、23cから該温水を噴出させる。温水によりステント84の後部が拡張し、拡張部84aが形成される。これによりステント84は留置位置に確実に留置される。この例では、後部の透孔として透孔23a、23b、23cを用いたが、透孔23a、23b、23cにかえて透孔24の垂直型を用いることもできる。
【0020】
ついで、この後部の留置位置をステントの拡張始点として、温水導入チューブコネクターより55℃の温水を注入する。温水はステント84の先端部から後端部へ向かって噴出する。ステント84は、先端部(膀胱出口)から後部(尿道入口)へ向かって拡張し、全体が拡張して留置される。このようにステント84を先端部から後部へ向かって拡張することによって、膀胱出口から尿道入口までの間に片寄ることなく即ちステントがずれることなく均しく配置される。このようにステント84を留置した後、尿道ステントデリバリーシステムを抜去する。この際、ステント84は、全体が拡張されるので、留置後の尿道ステントデリバリーシステムの抜去が極めて容易にできるという優れた効果を奏する。
【0021】
【発明の効果】本発明の尿道ステントデリバリーシステムは、ロック部材と複数個のコネクターで連結され、かつ温水導入チューブと別の温水導入チューブからなるサイドアームとを有する逆止弁部材からなり、これらとステントセットチューブ、プッシングチューブ及びカバーチューブがこの順に同心円状に挿入されたチューブ部材を有する尿道ステントデリバリーシステムであって、前記温水導入チューブの先端にフレアを有し、前記ステントセットチューブの先端部には半球状体を有し、かつ該チューブには、形状記憶合金製の尿道ステントが設置されると共に、該ステントの設置された位置に対応してチューブ表面の周囲に複数の透孔を有するステントセットチューブからなり、前記プッシングチューブの後部にはストッパーを有し、前記カバーチューブの後端にはテーパ状の拡張部を有することを特徴とするもので、このような構成することにより、傷つけることなく安全な尿道への挿入ができ、安全に操作でき、かつ引き戻しが可能で、患者に負担(苦痛等)が少なく、該ステントデリバリーシステムを使用するにあたり、手技者の習熟度に関わらず容易に操作ができ、正確かつ確実に留置し得るという格別顕著な効果を奏するものである。
【0022】
本発明の第2項に記載の発明は、第1項に記載の発明において、ステントセットチューブに設けられている透孔は後方に温水を噴射する向きに設けられていることにより、フレアから出た温水はステントのステントセットチューブの先端に向かって流通し、該先端付近の孔から順次後方に向かって噴出するので、ステントは先端側から拡張され、不規則な拡張によりからまったりすることなくきれいに所定の形状に拡張される。したがって、中途半端な拡張や位置決めされた位置がずれることがないという優れた効果を奏するものである。また本発明の第3項に記載の発明は、形状記憶合金線がコイル状に巻かれた同径の筒からなり、該筒の拡張後の形状が、筒全体が拡張すると共に少なくとも片端又は両端がラッパ状の拡張部を有する形状に記憶されていることにより、挿入後に、ステントは全体的に径が増大すると共に両端にラッパ状の拡張部を有する形状に変化して確実に固定され、位置ずれが起こり難いばかりでなく、経時における留置特性が優れている。また拡張後のステントの内径が先端の頭部の外径よりも大きくなるので、留置後の尿道ステントデリバリーシステムの抜去が極めて容易にできるという優れた効果を奏する。更に本発明の第4項に記載の発明は、第3項に記載の発明のステントにおいて、ステントの螺旋状筒の両端に有するラッパ状の拡張部の最大径及び全長がそれぞれ異なることにより、患者の尿道の長さ又は太さ更には尿道内部の状況が異なるような場合に応じてステントの種類を選択し十分に適合させることができるいう優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の尿道ステントデリバリーシステムを示す側面図である。
【図2】本発明の尿道ステントデリバリーシステムの分解図である。
【図3】ステントセットチューブにステントを取り付けたところを示す部分側面図である。
【図4】本発明のステントの拡張形状を示す側面図である。
【図5】ステントセットチューブに設けられた透孔を示す側面図である。
【図6】透孔の向きを示す断面図である。
【図7】逆止弁付近を示す部分断面図である。
【図8】尿道に取り付けたステントを示す略図である。
【図9】従来のステントと尿道ステントデリバリーシステムを示す斜視図である。
【符号の説明】
1、2C 温水導入チューブ
1A 器具挿入口
1B 器具乃至チューブ内フラッシュ用口
1C チューブ先端
2、2D ステントセットチューブ
2A 温水導入口
2B 温水噴出部
3 プッシングチューブ
4 カバーチューブ
5 サイドアーム(別の温水導入チューブ)
6 ステント
6a 拡張前のステント
7、8 温水導入口
9、69ロック部材
10 逆止弁部材
10a 逆止弁本体
11 プッシングチューブストッパー本体
11a プッシングチューブストッパー突き当部
11b プッシングチューブストッパー保持部
12 フレア
21 頭部
22 首部
23、24、25 透孔
31、72 ストッパー
41 拡張部
60 先端部形状
61、62、63 拡張部
64 、67、71 コネクター
65 逆止弁
66a 内管
66b 外管
68 固定部材
73 接続部材
81 膀胱
82 尿道
83 括約筋
84 拡張されたステント
84a ラッパ状拡張部
85 ステントセットチューブ
86 前立腺部尿道入口
87 膀胱出口
88 前立腺
、R、R、R、R ステント径

Claims (4)

  1. ロック部材と複数個のコネクターで連結され、かつ温水導入チューブと別の温水導入チューブからなるサイドアームとを有する逆止弁部材からなり、これらとステントセットチューブ、プッシングチューブ及びカバーチューブがこの順に同心円状に挿入されたチューブ部材を有する尿道ステントデリバリーシステムであって、前記温水導入チューブの先端にフレアを有し、前記ステントセットチューブの先端部には半球状体を有し、かつ該チューブには、形状記憶合金製の尿道ステントが設置されると共に、該ステントの設置された位置に対応してチューブ表面の周囲に複数の透孔を有するステントセットチューブからなり、前記プッシングチューブの後部にはストッパーを有し、前記カバーチューブの後端にはテーパ状の拡張部を有することを特徴とする尿道ステントデリバリーシステム。
  2. 前記透孔は後方に温水を噴射する向きに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の尿道ステントデリバリーシステム。
  3. 形状記憶合金線がコイル状に巻かれた同径の筒からなり、該筒の拡張後の形状が、筒全体が拡張すると共に少なくとも片端又は両端がラッパ状の拡張部を有する形状に記憶されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の尿道ステント。
  4. 前記筒の両端に有するラッパ状の拡張部の最大径がそれぞれ異なることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の尿道ステント。
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