JP2004147427A - 分散電源用発電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】永久磁石型発電機の異なる誘起電圧を発生する複数の巻線において、発生する誘起電圧の低い巻線は線径の太い巻線により構成し、前記巻線より誘起電圧の高い巻線は前記より線径の細い巻線により構成し、さらに前記巻線より誘起電圧の高い巻線は前記より線径の細い巻線により構成して、同一固定子歯に巻回することにより、固定子スロットの有効利用を図る方法を提供するものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、風車又は水車により駆動される永久磁石型発電機から概略の最大出力を取り出す分散電源用発電装置の永久磁石型発電機の固定子構造に関するものであり、特に、PWMコンバータを用いずに定電圧充電を行う分散電源用発電装置の異なる誘起電圧を発生する複数の巻線により構成される永久磁石型発電機の固定子構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は先に、風車又は水車に接続された永久磁石型発電機より、PWMコンバータを用いずに交流を直流に変換して概略の最大出力を取り出すために、永久磁石型発電機の異なる誘起電圧を発生する複数の巻線の出力端子に個別のリアクトルを経て直列に個別のダイオード整流器を接続し、この個別のダイオード整流器の直流出力を加算して外部に出力する分散電源用発電装置について
【特願2002−221714号】の「小型風力発電装置」にて提案している(出願特許文献1)。
【0003】
かかる先願技術を、図6の風車に接続された分散電源用発電装置を示す主回路単線結線図を参照して詳述する。
図6において、1は風車、2は先願技術の分散電源用発電装置、3は永久磁石型発電機、4〜6は第1〜第3のリアクトル、7〜9は第1〜第3のダイオード整流器、10は正側出力端子、11は負側出力端子、12はバッテリー、13〜15は第1〜第3の巻線の出力端子である。
【0004】
この永久磁石型発電機3は、絶縁され、かつ誘起電圧の異なる3巻線を有し、3巻線の中の巻数が一番少ないために一番誘起電圧の低い第1の巻線の出力端子13は、第1のリアクトル4に接続され、さらに第1のダイオード整流器7に接続される。
次に巻数が多い第2の巻線の出力端子14は、第2のリアクトル5に接続され、さらに第2のダイオード整流器8に接続される。
又、巻数が一番多いために一番誘起電圧の高い第3の巻線の出力端子15は、第3のリアクトル6に接続され、さらに第3のダイオード整流器9に接続される。
上記第1〜第3のダイオード整流器7〜9の各々の直流側は、正側出力端子10及び負側出力端子11に接続され、各巻線の合計出力がバッテリー12に接続される。
【0005】
このように構成される分散電源用発電装置2より、概略の風車最大出力を得る方法を以下に示す。
図5は、風速をパラメータとした時の、風車回転数対風車出力特性の概要を説明した図である。
風車は、風車の形状及び風速Uが決まると、風車回転数Nに対する風車出力Pが一義的に定まり、例えば風速Ux及びUyに対する風車出力Pは、それぞれ図4の実線で示される。そして、種々の風速に対する風車出力Pのピークは、図5の一点鎖線で示す最大出力曲線のようになる。
すなわち、図5の風車回転数対風車出力特性において、風速がUxの時は、風速Uxの風車出力曲線と最大出力曲線との交点Sxに示すように、風車回転数Nxにおいて、風車最大出力Pxとなる。
又、風速がUyの時は、風車回転数Nyにおいて、風速Uyでの風車最大出力Pyとなる。
【0006】
すなわち、図5の最大出力曲線を見方を変えて見ると、風から最大出力を得るためには、風車回転数Nが決まると、その時の永久磁石型発電機の出力Pを一義的に、最大出力曲線上の値に定めれば良いことを表している。
【0007】
図4は、先願技術が対象とする分散電源用発電装置2の直流出力をバッテリー等の定電圧源に接続した場合の説明図であり、分散電源用発電装置2の永久磁石型発電機内3の第1〜第3の巻線の各出力は、各巻線の誘起電圧値の違い、及び各巻線内部インダクタンスと各出力端子に接続される個別リアクトルによる電圧降下のために、図4の風車回転数対出力特性に示すW1〜W3のようになる。
【0008】
すなわち、風車回転数Nが低い場合には、第3の巻線の発生電圧VW3がバッテリー電圧VBより低いために、バッテリーには充電されない。しかし、風車回転数Nが上昇して、N3付近になると、電流が流れ始めて、風車回転数NがN3になると、第3の巻線の出力W3はPW3となる。これ以上に風車回転数Nが上昇して誘起電圧が上昇しても、バッテッリー電圧は、ほぼ一定であるが、巻線のインダクタンスによるインピーダンスが周波数に比例するために、出力W3はPW3よりも漸増するに留まる。
第2の巻線については、さらに回転数Nが上昇することにより出力が取れるが、内部インダクタンス等が小さいために大きな出力が取れる。第3の巻線については、さらに回転数Nが上昇したときに、さらに大きな出力が取れる。
【0009】
このように構成される分散電源用発電装置2のバッテリー12等の定電圧源への出力は、第1〜第3の巻線の出力W1〜W3を加算して得られる合計出力と同一である。
図3は、先願技術が対象とする分散電源用発電装置の風車回転数対風車出力特性図である。
図3の実線で示す最大出力曲線は、図5で示した最大出力曲線と同一の曲線であり、風車回転数Nに対する出力Pが、この曲線上にあれば、風車より最大出力を取り出せる。
従って、分散電源用発電装置2では、図3の点線で示すが如き近似出力曲線上の出力で近似的に取り出す。すなわち、前記の第1〜第3の巻線の出力W1〜W3を加算して得られる出力により、近似出力曲線上の合計出力を実現している。
【0010】
【出願特許文献1】
特願2002−221714号(第1図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような分散電源用発電装置2の永久磁石型発電機3の固定子歯に巻回される複数の巻線において、風又は水より流速の3乗に比例する出力を得るためには、例えば、第1の巻線は第2の巻線よりもほぼ2の3乗倍、すなわち8倍の出力を得るものとし、第2の巻線の巻数を2T、その電流をI、その積を2T×Iとすると、第1の巻線の巻数はT、その電流はほぼI×23であり、その積はほぼT×8Iとなる。従って、第2の巻線に対して第1の巻線の巻数と電流の積をほぼ4倍多くする必要があるために、第2の巻線と第1の巻線の電流密度を同一にすると固定子スロットの利用率がほぼ4倍程度アンバランスになり、固定子スロットの利用率をバランスさせると、巻線の抵抗損失がほぼ4倍異なり、第1の巻線に異常温度上昇が生じることになる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、主として、その目的とするところは、固定子歯に複数の巻線を巻回される永久磁石型発電機の固定子スロットの利用率をバランスさせ、巻線の温度をバランスさせる分散電源用発電装置の永久磁石型発電機を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明では、永久磁石型発電機の異なる誘起電圧を発生する複数の巻線において、発生する誘起電圧の低い巻線は巻線径の太い巻線により構成し、前記巻線より誘起電圧の高い巻線は前記より巻線径の細い巻線により構成して、同一固定子歯又は複数の固定子歯に分布して巻回することにより、固定子スロットの利用率をバランスさせるとともに、巻線の異常な温度上昇を防止する分散電源用発電装置の永久磁石型発電機を構成するものである。
さらに、上記のように構成された永久磁石型発電機の起動時のトルクを軽減させる固定子歯の配置を工夫したものである。
【0013】
本発明は上記原理に基づき、前述の課題を解決するものであり、その目的を達成するための手段は、
1)請求項1において、
風車又は水車により駆動されて、異なる誘起電圧を発生する複数の巻線により構成される永久磁石型発電機の交流出力を、前記複数の巻線の出力端子に個別のリアクトルを経て直列に接続される個別のダイオード整流器により整流し、該個別のダイオード整流器の直流出力を加算して外部に出力する分散電源用発電装置において、前記永久磁石型発電機の異なる誘起電圧を発生する複数の巻線は発生する誘起電圧が低いと巻線径を太くし、発生する誘起電圧が高いと巻線径を細くすることを特徴とするものである
【0014】
2)請求項2において
請求項1記載の分散電源用発電装置において、前記永久磁石型発電機の同一固定子歯に異なる誘起電圧を発生する複数の巻線を設けたことを特徴とするものである。
【0015】
3)請求項3において
請求項1記載の分散電源用発電装置において、前記永久磁石型発電機のある固定子歯には巻線径が太い巻線を巻回し、前記永久磁石型発電機の別の固定子歯には巻線径が細い2種類以上の巻線を巻回して、複数の異なる誘起電圧を発生することを特徴とするものである。
【0016】
4)請求項4において
請求項1、2及び3記載の分散電源用発電装置において、前記永久磁石型発電機の固定子歯は回転子磁極数に対して1.5倍の歯数を有することを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の、風車又は水車より直流出力を得る分散電源用発電装置における永久磁石型発電機の固定子構造を説明するための図であり、図6と同様に、異なる誘起電圧を発生する巻線の数が3で、図6では特に言及していない回転子の極数は4極の場合について説明する。
同図において、3は永久磁石型発電機、40は回転子、30は固定子、31〜36は第1〜第6の固定子歯、37は固定子ヨーク、21は第1の巻線、22は第2の巻線、23は第3の巻線であり、図6と同一番号は同一構成部品を表す。
以下、図1について説明する。
【0018】
第1〜第3の巻線21〜23は第1〜第6の固定子歯31〜36に巻回されている。第1の巻線21は、巻線径の一番大きい巻線により構成され、第2の巻線22は、次に巻線径の大きい巻線により構成され、さらに第3の巻線23は、巻線径の一番小さい巻線により構成される。
他の第2〜第6の固定子歯にも同様に第1〜第3の巻線21〜23が巻回されている。
このように第1〜第3の巻線21〜23が同一の固定子歯に巻回されているので、隣り合う固定子歯31〜36と固定子ヨーク37の間を構成する固定子スロットの巻線占有率は同一になる。
【0019】
ここで第1の固定子歯31に巻回されている第1の巻線21の誘起電圧と、第4の固定子歯34に巻回されている第1の巻線21の誘起電圧は同位相なので、直列に接続して外部に出力される。さらに、第1の固定子歯31に巻回されている第2の巻線22の誘起電圧と、第4の固定子歯34に巻回されている第2の巻線22の誘起電圧は同位相であり、第1の固定子歯31に巻回されている第3の巻線23の誘起電圧と、第4の固定子歯34に巻回されている第3の巻線23の誘起電圧は同位相なので、それぞれ直列に接続して外部に出力される。
同様に、第2の固定子歯32に巻回されている第1〜第3の巻線21〜23の誘起電圧と、第5の固定子歯35に巻回されている第1〜第3の巻線21〜23の誘起電圧はそれぞれ同位相なので、それぞれ直列に接続して外部に出力される。又、第3の固定子歯33と第6の固定子歯36に巻回されている第1〜第3の巻線21〜23についても同様である。
従って、図1の実施例においては誘起電圧が一番低い第1の巻線は、位相が120度異なる3種類の電圧を外部に出力し、他の第2、第3の巻線についても同様に3種類の電圧を外部に出力するので、全部で9種類の電圧を出力する。
又、上記では誘起電圧値が同一の同位相電圧を直列に接続するとしたが、並列に接続して外部に取り出すことも可能である。
【0020】
本発明では、図1において固定子歯数が6、回転子極数が4の組み合わせについて説明したが、例えば、固定子歯数が4、回転子の極数が4の組み合わせにおいては、固定子歯数と回転子の極数が同一であるために、磁石中心と回転子歯が向き合っているときは磁気抵抗が小さく、磁石中心が固定子歯と固定子歯の中間にあるときは磁気抵抗が大きくなり、回転子の回転により磁気抵抗が大きく変化して、回転子に埋め込まれている永久磁石による磁束量の変化が大きくなるので、起動トルクが大きくなる。
しかし本発明においては、固定子歯数が6、回転子の極数が4なので、N極の磁石中心が固定子歯と向き合っているときはS極の磁石中心が固定子歯と向き合ってなく、S極の磁石中心が固定子歯と向き合っているときはN極の磁石中心が固定子歯と向き合っていないので、回転子の回転による磁気抵抗の変化が小さいために、回転子に埋め込まれている永久磁石による発生磁束量は、回転子が回転しても、ほとんど変化しない。従って、回転子が容易に起動できるので回転には小さなトルクで可能であり、風又は水の流速が小さくてもエネルギーを取り出すことができる。
【0021】
図2は、本発明の第2の実施例であり、31〜36は第1〜第6の固定子歯、21〜23は第1〜第3の巻線であり、図6と同一番号は同一構成部品を表す。図2において、巻線径が一番大きい第1の巻線21は第1の固定子歯31に巻回され、次に巻線径の大きい第2の巻線22及び巻線径が一番小さい第3の巻線23は第2の固定子歯32に巻回され、以下同様に第1の巻線が第3と第5の固定子歯33、35に巻回され、第2と第3の巻線が第4と第6の固定子歯34、36に巻回されている。
【0022】
このように構成される固定子30においては、巻線径が一番大きくて巻数と電流の積が一番大きい第1の巻線のみが一つの固定子歯に巻回され、次に巻線径の大きな第2の巻線と一番巻線径の小さい第3の巻線が同一の固定子歯に巻回されているので、隣り合う固定子歯31〜36と固定子ヨーク37の間を構成する固定子スロットの巻線占有率はほぼ同一にすることができる。
ここで図2の実施例においては、同一回転数において誘起電圧が異なる3種類の巻線は、位相がそれぞれ120度異なる3種類の電圧を外部に出力するので、全部で9種類の電圧を出力する。
さらに、図2においても、図1と同様に固定子歯数が6、回転子の極数が4なので、回転子の回転による磁気抵抗の変化が小さいために、回転子に埋め込まれている磁石による発生磁束量は、回転子が回転しても、ほとんど変化しない。従って、回転子が容易に回転できるので回転には小さなトルクで可能である。
【0023】
本発明の実施例では、固定子歯数が6で回転子極数が4のように、固定子歯数と回転子極数の比が1.5のときに起動時のトルクを小さくできると説明したが、固定子歯数と回転子極数の比が他の実数の組み合わせでも起動時のトルクを小さくできるので、巻線径及び巻数の異なる数種類の巻線を固定子歯に巻回することにより、外部への出力線が増加するが、本発明の分散電源用発電装置の永久磁石型発電機を構成することができる。
さらに、固定子歯数と回転子極数の比が整数のときでも、固定子歯や永久磁石のスキューにより起動時のトルクを小さくする方法により、巻線に発生する電圧の位相は同一になるので、永久磁石型発電機から外部への出力線を減少させた本発明の分散電源用発電装置の永久磁石型発電機を構成することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上、PWMコンバータを使用しないで、風車又は水車より最大出力を取り出す分散電源用発電装置の永久磁石型発電機において、固定子歯に巻線径及び巻数の異なる3種類の巻線を巻回して、位相差を含めて合計9種類の誘起電圧を外部に出力するとともに、固定子の固定子歯数を回転子極数の1.5倍にする永久磁石型発電機の固定子構造について説明した。
このような分散電源用発電装置の永久磁石型発電機を用いれば、固定子スロットの利用率を向上させた、異なる誘起電圧を発生する巻線を有することができ、回転子が小さなトルクで起動できるので、風又は水の流速が小さくてもエネルギーを取り出すことができ、実用上おおいに有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、風車又は水車により駆動される分散電源用発電装置の永久磁石型発電機の構造図である。
【図2】本発明の、別の風車又は水車により駆動される分散電源用発電装置の永久磁石型発電機の構造図である。
【図3】先願出願が対象とする分散電源用発電装置の風車回転数対風車出力特性図である。
【図4】先願出願が対象とする分散電源用発電装置の動作原理を説明するための図である。
【図5】風速をパラメータとした時の、風車回転数対風車出力特性の概要を説明する図である。
【図6】先願出願の分散電源用発電装置の主回路単線結線図である。
【符号の説明】
1 風車
2 分散電源用発電装置
3 永久磁石型発電機
4〜6 第1〜第3のリアクトル
7〜9 第1〜第3のダイオード整流器
10 正側出力端子
11 負側出力端子
12 バッテリー
13〜15 第1〜第3の出力端子
21〜23 第1〜第3の巻線
30 固定子
31〜36 第1〜第6の固定子歯
37 固定子ヨーク
40 回転子
Claims (4)
- 風車又は水車により駆動されて、異なる誘起電圧を発生する複数の巻線により構成される永久磁石型発電機の交流出力を、前記複数の巻線の出力端子に個別のリアクトルを経て直列に接続される個別のダイオード整流器により整流し、該個別のダイオード整流器の直流出力を加算して外部に出力する分散電源用発電装置において、前記永久磁石型発電機の異なる誘起電圧を発生する複数の巻線は発生する誘起電圧が低いと巻線径を太くし、発生する誘起電圧が高いと巻線径を細くすることを特徴とする分散電源用発電装置。
- 請求項1記載の分散電源用発電装置において、前記永久磁石型発電機の同一固定子歯に異なる誘起電圧を発生する複数の巻線を設けたことを特徴とする分散電源用発電装置。
- 請求項1記載の分散電源用発電装置において、前記永久磁石型発電機のある固定子歯には巻線径が太い巻線を巻回し、前記永久磁石型発電機の別の固定子歯には巻線径が細い2種類以上の巻線を巻回して、複数の異なる誘起電圧を発生することを特徴とする分散電源用発電装置。
- 請求項1〜3記載の分散電源用発電装置において、前記永久磁石型発電機の固定子歯は回転子磁極数に対して1.5倍の歯数を有することを特徴とする分散電源用発電装置。
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