JP2004147147A - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラー通信での差別化。
【解決手段】カラー情報を通信可能なファクシミリ装置において、前手順にて、色空間LabでのJPEG符号化情報、色空間Labでのフルカラー情報、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報、両面交互モードでの両面通信機能、片面一括モードでの両面通信機能をネゴシエーションする手段を有し、受信機が両面通信の指定を受けた時、受信モードにより受信制御を変更する。送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する。他の実施例では、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、通信を中断し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する。
【選択図】 図1
【解決手段】カラー情報を通信可能なファクシミリ装置において、前手順にて、色空間LabでのJPEG符号化情報、色空間Labでのフルカラー情報、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報、両面交互モードでの両面通信機能、片面一括モードでの両面通信機能をネゴシエーションする手段を有し、受信機が両面通信の指定を受けた時、受信モードにより受信制御を変更する。送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する。他の実施例では、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、通信を中断し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置、特に、カラー情報を受信、記録可能なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラー情報を通信可能なファクシミリ装置は、ITU−T勧告T.30、T.4、T.81、T.42で、決まっていて、色空間Labでのカラー通信であった。最近は、デジタルカメラが普及して、デジタルカメラで撮影した情報をそのままファクシミリプロトコルを使用して送信したいというニーズが高まってきた。これに伴い、デジタルカメラで使用している色空間はLabでなく、色空間sYCCでのカラー通信である。このため、色空間sYCCでのJPEG符号化情報をそのまま送信するプロトコルが検討中である。
【0003】
すなわち、カラー原稿情報のファクシミリ通信は、色空間LabでのJPEGフルカラー通信、デジカメ等のファイル情報通信は、色空間sYCCでのJPEGフルカラー通信となる事が予想される。この状況で、記録用紙の効率的な利用という観点から両面プリントした原稿が増加して、これに伴い、両面通信のニーズが高まってきている。これまた、ITU−Tにて、勧告化され、両面情報を交互に送信する両面通信モード、及び、片面一括にて両面通信をするモードが存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、両面記録はモノクロ情報のみ対応して、カラー情報には対応しないというファクシミリ装置が存在する。これは、モノクロ記録はLBPプリンタで実現して高繊細な画像を再現させ、カラー記録はBJプリンタで実現して安価でカラー記録を実現したいというニーズがあるためである。
【0005】
このような状況で、従来のITU−Tのプロトコルに従った受信制御を実行するためには、両面受信、両面記録をサポートすると前手順信号で送信機側に通知すると、モノクロ情報でも、カラー情報でも両面記録する必要があり、装置が高価になってしまうという欠点があった。
【0006】
また、モノクロ情報、カラー情報に対して両面記録可能なファクシミリ装置の場合、カラー情報を受信した時、両面交互モードでの両面受信、片面一括モードでの両面受信に対して、ともに両面記録を対応する事は相当に大きいメモリ容量が必要であるという欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明によれば、カラー情報を通信可能なファクシミリ装置において、前手順にて、受信機から送信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間Labでのフルカラー情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、両面交互モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、片面一括モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、一方、送信機から受信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の送信を指定する手段、色空間Labでのフルカラー情報の送信を指定する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の送信を指定する手段、両面交互モードでの両面送信を指定する手段、片面一括モードでの両面送信を指定する手段を有し、受信機が両面通信の指定を受けた時、受信モードにより受信制御を変更する事が可能になった。第2の本発明によれば、第1の本発明のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する事が可能になった。
【0008】
これらにより、両面記録はモノクロ情報のみ対応して、カラー情報には対応しないというファクシミリ装置が存在する場合、プロトコルを新たに作成する事なく、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録できユーザには使い易くなった。
【0009】
第3の本発明によれば、第1の本発明のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、通信を中断し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する事が可能になった。第4の本発明によれば、第1、3の本発明のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録する事が可能になった。
【0010】
第5の本発明によれば、第4の本発明のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を両面にカラー記録する事が可能になった。
【0011】
これらにより、モノクロ情報、カラー情報に対して両面記録可能なファクシミリ装置の場合、両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時は、受信情報がカラーであっても、2ページから3ページ程度のメモリへの格納で両面記録を実現でき、メモリがオーバーフローするケースも無く、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録できる様になりユーザにとっては使い易くなった。また、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、送信側の原稿ページ数のメモリへの格納が必要でメモリがオーバーフローする事が予想され、通信を中断でき無駄なカラーファクシミリ通信を実行しないで済み、一方、カラー情報の指定が無ければ、送信側の原稿ページ数のメモリへの格納してもメモリがオーバーフローない事が予想され両面情報を両面に記録する事が可能になり、ユーザには使い易くなった。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
【0013】
図1には、本発明の実施の形態であるファクシミリ装置がブロック図として図示されている。
【0014】
2は、NCU(網制御装置)で、電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切り換えを行ったり、ループの保持を行うものである。また、NCU2は、バス26からの制御により、電話回線2aを電話機側に接続(CMLオフ)したり、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)するものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接続されている。
【0015】
4は、電話機である。
【0016】
6は、ハイブリッド回路であり、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由で復調器8に送るものである。
【0017】
8は、変復調器であり、ITU−T勧告V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.34に基づいた変調及び復調を行う変復調器であり、バス26の制御により、各伝送モードが指定される。8は、バス26からの送信信号を入力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信信号を入力し、復調データをバス26に出力する。
【0018】
10は、発呼回路であり、バス26からの信号により、電話番号情報を入力し、信号線10aにDTMFの選択信号を出力する。
【0019】
12は、加算回路であり、信号線8aの情報と信号線10aの情報を入力し、加算した結果を信号線12aに出力する。
【0020】
14は、カラー読み取り可能な読取回路であり、読み取りデータをバス26に出力する。
【0021】
16は、カラー記録可能な記録回路であり、バス26に出力されている情報を順次1ライン毎に記録する。
【0022】
18は、メモリ回路であり、ワーク用のメモリ(RAM)、さらに、読み取りデータの生情報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受信情報、あるいは、復号化した情報等をバス26を介して格納する。
【0023】
20は、操作部であり、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキー、ストップキー、セットキー、ファイル情報の送信を選択するキー、カラー原稿送信選択キー、両面通信選択キー、その他のファンクションキーがあり、押下されたキー情報はバス26に出力される。
【0024】
操作部には、表示部があり、バス26に出力されている情報を入力し、表示する。
【0025】
22は、CPU(中央処理装置)であり、ファクシミリ全体の制御をしたり、ファクシミリ伝送制御手順を実行するが、その制御プログラムは、ROM24に格納される。
【0026】
26は、バスである。
【0027】
28は、カードインターフェイスであり、30は、カード(例えば、デジタルカメラで撮影した情報が記憶されているコンパクトフラッシュ(登録商標)カード)がセットされる。
【0028】
図2には、本発明により、カラー関連のビット情報、さらに、新規にITU−T勧告T.30に追加する情報が図示されている。
【0029】
DIS/DTC信号のFIFの68ビットにより、色空間LabでのJPEG符号化での受信機能の有無を通知し、DCS信号のFIFの68ビットにより、色空間LabでのJPEG符号化での送信を指定をする。
【0030】
また、DIS/DTC信号のFIFの69ビットにより、色空間はLabであるフルカラー受信機能の有無を通知し、DCS信号のFIFの69ビットにより、色空間はLabであるフルカラー送信を指定をする。
【0031】
DIS/DTC信号のFIFのXビットにより、色空間sYCCでのJPEG符号化/フルカラー受信機能の有無を通知し、DCS信号のFIFのXビットにより、色空間sYCCでのJPEG符号化/フルカラー送信を指定をする。
【0032】
DIS/DTC信号のFIFの113ビットにより、両面プリント能力(両面交互モード)の有無を通知し、DCS信号のFIFの113ビットにより、両面プリント指定(両面交互モード)をする。
【0033】
DIS/DTC信号のFIFの114ビットにより、両面プリント能力(片面一括モード)の有無を通知し、DCS信号のFIFの114ビットにより、両面プリント指定(片面一括モード)をする。
【0034】
24は、カラー情報を通信可能なファクシミリ装置において、前手順にて、受信機から送信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間Labでのフルカラー情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、両面交互モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、片面一括モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、一方、送信機から受信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の送信を指定する手段、色空間Labでのフルカラー情報の送信を指定する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の送信を指定する手段、両面交互モードでの両面送信を指定する手段、片面一括モードでの両面送信を指定する手段を有し、受信機が両面通信の指定を受けた時、受信モードにより受信制御を変更する。具体的には、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する。
【0035】
以上の制御プログラムが格納されている。
【0036】
図3、4、5、6には、図1の制御の流れ図が図示されている。
【0037】
図3において、S0は、始めを表している。
【0038】
S2は、バス26を介して、メモリ18をイニシャライズする事を表している。
【0039】
S4は、バス26を介して、操作部の表示部をクリアする事を表している。
【0040】
S6では、バス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0041】
S8では、ファクシミリ受信が選択されたか否かが判断されYESであるとS12に進み、NOであるとS10に進み、その他の処理をする。
【0042】
S12では、バス26を介してNCU2のCMLをオンする。
【0043】
S14は前手順を表している。ここで、DIS信号のFIFの68、69、X、113、114ビットは1とする。
【0044】
S16では、DCS信号のFIFの68、69ビットはともに1であるか否かが判断され、YESであるとS18に進み、NOであるとS34に進む。
【0045】
S18では、DCS信号のFIFの113ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS20に進み、NOであるとS24に進む。
【0046】
S20は、両面交互モードで指定された色空間LabのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0047】
S22は、後手順を表している。
【0048】
S24では、DCS信号のFIFの114ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS26に進み、NOであるとS30に進む。
【0049】
S26は、片面一括モードで指定された色空間LabのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0050】
S28は、後手順を表している。
【0051】
S30は、色空間LabのJPEG符号化のフルカラー片面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0052】
S32は、後手順を表している。
【0053】
S34では、DCS信号のFIFのXビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS36に進み、NOであるとS52に進む。
【0054】
S36では、DCS信号のFIFの113ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS38に進み、NOであるとS42に進む。
【0055】
S38は、両面交互モードで指定された色空間sYCCのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0056】
S40は、後手順を表している。
【0057】
S42では、DCS信号のFIFの114ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS44に進み、NOであるとS48に進む。
【0058】
S44は、片面一括モードで指定された色空間sYCCのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0059】
S46は、後手順を表している。
【0060】
S48は、色空間sYCCのJPEG符号化のフルカラー片面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0061】
S50は、後手順を表している。
【0062】
S52では、DCS信号のFIFの113ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS54に進み、NOであるとS58に進む。
【0063】
S54は、両面交互モードで指定されたモノクロ両面情報を受信し、両面でモノクロ記録をする事を表している。
【0064】
S56は、後手順を表している。
【0065】
S58では、DCS信号のFIFの114ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS60に進み、NOであるとS64に進む。
【0066】
S60は、片面一括モードで指定されたモノクロ両面情報を受信し、両面でモノクロ記録をする事を表している。
【0067】
S62は、後手順を表している。
【0068】
S64は、モノクロ片面情報を受信し、片面でモノクロ記録をする事を表している。
【0069】
S66は、後手順を表している。
【0070】
(実施例2)
実施例1のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、通信を中断し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する。一方、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録する。すなわち、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を両面にカラー記録する。
【0071】
以上の制御を実行しても良い。
【0072】
図7には、図3、4、5、6の制御の流れ図に対して異なる部分の制御の流れ図が図示されている。
【0073】
図7において、S70は、S18のYesを表している。
【0074】
S72は、両面交互モードで指定された色空間LabのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、両面でフルカラー記録をする事を表している。
【0075】
S74は、S22を表している。
【0076】
S76は、S24のYesを表している。
【0077】
S78は、S42のYesを表している。
【0078】
S80は、バス26を介して、操作部の表示部に「通信を中断します。」と表示する事を表している。ここで、この表示は、何らかのキー操作で消去する。
【0079】
S82は、S6を表している。
【0080】
S84は、S36のYesを表している。
【0081】
S86は、両面交互モードで指定された色空間sYCCのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、両面でフルカラー記録をする事を表している。
【0082】
S88は、S40を表している。
【0083】
【発明の効果】
第1、2の本発明によれば、両面記録はモノクロ情報のみ対応して、カラー情報には対応しないというファクシミリ装置が存在する場合、プロトコルを新たに作成する事なく、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録できユーザには使い易くなった。
【0084】
第3、4、5の本発明によれば、モノクロ情報、カラー情報に対して両面記録可能なファクシミリ装置の場合、両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時は、受信情報がカラーであっても、2ページから3ページ程度のメモリへの格納で両面記録を実現でき、メモリがオーバーフローするケースも無く、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録できる様になりユーザにとっては使い易くなった。また、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、送信側の原稿ページ数のメモリへの格納が必要でメモリがオーバーフローする事が予想され、通信を中断でき無駄なカラーファクシミリ通信を実行しないで済み、一方、カラー情報の指定が無ければ、送信側の原稿ページ数のメモリへの格納してもメモリがオーバーフローない事が予想され両面情報を両面に記録する事が可能になり、ユーザには使い易くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の実施例のブロック図
【図2】本発明によるDIS/DTC、DCS信号のFIF情報の具体例
【図3】本発明による制御の流れ図
【図4】本発明による制御の流れ図
【図5】本発明による制御の流れ図
【図6】本発明による制御の流れ図
【図7】本発明による制御の流れ図
【符号の説明】
2 NCU
4 電話機
6 ハイブリッド回路
8 変復調器
10 発呼回路
12 加算回路
14 読み取り回路
16 記録回路
18 メモリ回路
20 操作部
22 CPU
24 ROM
26 バス
28 カードインターフェイス
30 コンパクトフラッシュ(登録商標)カード
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置、特に、カラー情報を受信、記録可能なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラー情報を通信可能なファクシミリ装置は、ITU−T勧告T.30、T.4、T.81、T.42で、決まっていて、色空間Labでのカラー通信であった。最近は、デジタルカメラが普及して、デジタルカメラで撮影した情報をそのままファクシミリプロトコルを使用して送信したいというニーズが高まってきた。これに伴い、デジタルカメラで使用している色空間はLabでなく、色空間sYCCでのカラー通信である。このため、色空間sYCCでのJPEG符号化情報をそのまま送信するプロトコルが検討中である。
【0003】
すなわち、カラー原稿情報のファクシミリ通信は、色空間LabでのJPEGフルカラー通信、デジカメ等のファイル情報通信は、色空間sYCCでのJPEGフルカラー通信となる事が予想される。この状況で、記録用紙の効率的な利用という観点から両面プリントした原稿が増加して、これに伴い、両面通信のニーズが高まってきている。これまた、ITU−Tにて、勧告化され、両面情報を交互に送信する両面通信モード、及び、片面一括にて両面通信をするモードが存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、両面記録はモノクロ情報のみ対応して、カラー情報には対応しないというファクシミリ装置が存在する。これは、モノクロ記録はLBPプリンタで実現して高繊細な画像を再現させ、カラー記録はBJプリンタで実現して安価でカラー記録を実現したいというニーズがあるためである。
【0005】
このような状況で、従来のITU−Tのプロトコルに従った受信制御を実行するためには、両面受信、両面記録をサポートすると前手順信号で送信機側に通知すると、モノクロ情報でも、カラー情報でも両面記録する必要があり、装置が高価になってしまうという欠点があった。
【0006】
また、モノクロ情報、カラー情報に対して両面記録可能なファクシミリ装置の場合、カラー情報を受信した時、両面交互モードでの両面受信、片面一括モードでの両面受信に対して、ともに両面記録を対応する事は相当に大きいメモリ容量が必要であるという欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明によれば、カラー情報を通信可能なファクシミリ装置において、前手順にて、受信機から送信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間Labでのフルカラー情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、両面交互モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、片面一括モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、一方、送信機から受信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の送信を指定する手段、色空間Labでのフルカラー情報の送信を指定する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の送信を指定する手段、両面交互モードでの両面送信を指定する手段、片面一括モードでの両面送信を指定する手段を有し、受信機が両面通信の指定を受けた時、受信モードにより受信制御を変更する事が可能になった。第2の本発明によれば、第1の本発明のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する事が可能になった。
【0008】
これらにより、両面記録はモノクロ情報のみ対応して、カラー情報には対応しないというファクシミリ装置が存在する場合、プロトコルを新たに作成する事なく、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録できユーザには使い易くなった。
【0009】
第3の本発明によれば、第1の本発明のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、通信を中断し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する事が可能になった。第4の本発明によれば、第1、3の本発明のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録する事が可能になった。
【0010】
第5の本発明によれば、第4の本発明のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を両面にカラー記録する事が可能になった。
【0011】
これらにより、モノクロ情報、カラー情報に対して両面記録可能なファクシミリ装置の場合、両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時は、受信情報がカラーであっても、2ページから3ページ程度のメモリへの格納で両面記録を実現でき、メモリがオーバーフローするケースも無く、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録できる様になりユーザにとっては使い易くなった。また、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、送信側の原稿ページ数のメモリへの格納が必要でメモリがオーバーフローする事が予想され、通信を中断でき無駄なカラーファクシミリ通信を実行しないで済み、一方、カラー情報の指定が無ければ、送信側の原稿ページ数のメモリへの格納してもメモリがオーバーフローない事が予想され両面情報を両面に記録する事が可能になり、ユーザには使い易くなった。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
【0013】
図1には、本発明の実施の形態であるファクシミリ装置がブロック図として図示されている。
【0014】
2は、NCU(網制御装置)で、電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切り換えを行ったり、ループの保持を行うものである。また、NCU2は、バス26からの制御により、電話回線2aを電話機側に接続(CMLオフ)したり、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)するものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接続されている。
【0015】
4は、電話機である。
【0016】
6は、ハイブリッド回路であり、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由で復調器8に送るものである。
【0017】
8は、変復調器であり、ITU−T勧告V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.34に基づいた変調及び復調を行う変復調器であり、バス26の制御により、各伝送モードが指定される。8は、バス26からの送信信号を入力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信信号を入力し、復調データをバス26に出力する。
【0018】
10は、発呼回路であり、バス26からの信号により、電話番号情報を入力し、信号線10aにDTMFの選択信号を出力する。
【0019】
12は、加算回路であり、信号線8aの情報と信号線10aの情報を入力し、加算した結果を信号線12aに出力する。
【0020】
14は、カラー読み取り可能な読取回路であり、読み取りデータをバス26に出力する。
【0021】
16は、カラー記録可能な記録回路であり、バス26に出力されている情報を順次1ライン毎に記録する。
【0022】
18は、メモリ回路であり、ワーク用のメモリ(RAM)、さらに、読み取りデータの生情報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受信情報、あるいは、復号化した情報等をバス26を介して格納する。
【0023】
20は、操作部であり、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキー、ストップキー、セットキー、ファイル情報の送信を選択するキー、カラー原稿送信選択キー、両面通信選択キー、その他のファンクションキーがあり、押下されたキー情報はバス26に出力される。
【0024】
操作部には、表示部があり、バス26に出力されている情報を入力し、表示する。
【0025】
22は、CPU(中央処理装置)であり、ファクシミリ全体の制御をしたり、ファクシミリ伝送制御手順を実行するが、その制御プログラムは、ROM24に格納される。
【0026】
26は、バスである。
【0027】
28は、カードインターフェイスであり、30は、カード(例えば、デジタルカメラで撮影した情報が記憶されているコンパクトフラッシュ(登録商標)カード)がセットされる。
【0028】
図2には、本発明により、カラー関連のビット情報、さらに、新規にITU−T勧告T.30に追加する情報が図示されている。
【0029】
DIS/DTC信号のFIFの68ビットにより、色空間LabでのJPEG符号化での受信機能の有無を通知し、DCS信号のFIFの68ビットにより、色空間LabでのJPEG符号化での送信を指定をする。
【0030】
また、DIS/DTC信号のFIFの69ビットにより、色空間はLabであるフルカラー受信機能の有無を通知し、DCS信号のFIFの69ビットにより、色空間はLabであるフルカラー送信を指定をする。
【0031】
DIS/DTC信号のFIFのXビットにより、色空間sYCCでのJPEG符号化/フルカラー受信機能の有無を通知し、DCS信号のFIFのXビットにより、色空間sYCCでのJPEG符号化/フルカラー送信を指定をする。
【0032】
DIS/DTC信号のFIFの113ビットにより、両面プリント能力(両面交互モード)の有無を通知し、DCS信号のFIFの113ビットにより、両面プリント指定(両面交互モード)をする。
【0033】
DIS/DTC信号のFIFの114ビットにより、両面プリント能力(片面一括モード)の有無を通知し、DCS信号のFIFの114ビットにより、両面プリント指定(片面一括モード)をする。
【0034】
24は、カラー情報を通信可能なファクシミリ装置において、前手順にて、受信機から送信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間Labでのフルカラー情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、両面交互モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、片面一括モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、一方、送信機から受信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の送信を指定する手段、色空間Labでのフルカラー情報の送信を指定する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の送信を指定する手段、両面交互モードでの両面送信を指定する手段、片面一括モードでの両面送信を指定する手段を有し、受信機が両面通信の指定を受けた時、受信モードにより受信制御を変更する。具体的には、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する。
【0035】
以上の制御プログラムが格納されている。
【0036】
図3、4、5、6には、図1の制御の流れ図が図示されている。
【0037】
図3において、S0は、始めを表している。
【0038】
S2は、バス26を介して、メモリ18をイニシャライズする事を表している。
【0039】
S4は、バス26を介して、操作部の表示部をクリアする事を表している。
【0040】
S6では、バス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0041】
S8では、ファクシミリ受信が選択されたか否かが判断されYESであるとS12に進み、NOであるとS10に進み、その他の処理をする。
【0042】
S12では、バス26を介してNCU2のCMLをオンする。
【0043】
S14は前手順を表している。ここで、DIS信号のFIFの68、69、X、113、114ビットは1とする。
【0044】
S16では、DCS信号のFIFの68、69ビットはともに1であるか否かが判断され、YESであるとS18に進み、NOであるとS34に進む。
【0045】
S18では、DCS信号のFIFの113ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS20に進み、NOであるとS24に進む。
【0046】
S20は、両面交互モードで指定された色空間LabのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0047】
S22は、後手順を表している。
【0048】
S24では、DCS信号のFIFの114ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS26に進み、NOであるとS30に進む。
【0049】
S26は、片面一括モードで指定された色空間LabのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0050】
S28は、後手順を表している。
【0051】
S30は、色空間LabのJPEG符号化のフルカラー片面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0052】
S32は、後手順を表している。
【0053】
S34では、DCS信号のFIFのXビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS36に進み、NOであるとS52に進む。
【0054】
S36では、DCS信号のFIFの113ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS38に進み、NOであるとS42に進む。
【0055】
S38は、両面交互モードで指定された色空間sYCCのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0056】
S40は、後手順を表している。
【0057】
S42では、DCS信号のFIFの114ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS44に進み、NOであるとS48に進む。
【0058】
S44は、片面一括モードで指定された色空間sYCCのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0059】
S46は、後手順を表している。
【0060】
S48は、色空間sYCCのJPEG符号化のフルカラー片面情報を受信し、片面でフルカラー記録をする事を表している。
【0061】
S50は、後手順を表している。
【0062】
S52では、DCS信号のFIFの113ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS54に進み、NOであるとS58に進む。
【0063】
S54は、両面交互モードで指定されたモノクロ両面情報を受信し、両面でモノクロ記録をする事を表している。
【0064】
S56は、後手順を表している。
【0065】
S58では、DCS信号のFIFの114ビットは1であるか否かが判断され、YESであるとS60に進み、NOであるとS64に進む。
【0066】
S60は、片面一括モードで指定されたモノクロ両面情報を受信し、両面でモノクロ記録をする事を表している。
【0067】
S62は、後手順を表している。
【0068】
S64は、モノクロ片面情報を受信し、片面でモノクロ記録をする事を表している。
【0069】
S66は、後手順を表している。
【0070】
(実施例2)
実施例1のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、通信を中断し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する。一方、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録する。すなわち、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を両面にカラー記録する。
【0071】
以上の制御を実行しても良い。
【0072】
図7には、図3、4、5、6の制御の流れ図に対して異なる部分の制御の流れ図が図示されている。
【0073】
図7において、S70は、S18のYesを表している。
【0074】
S72は、両面交互モードで指定された色空間LabのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、両面でフルカラー記録をする事を表している。
【0075】
S74は、S22を表している。
【0076】
S76は、S24のYesを表している。
【0077】
S78は、S42のYesを表している。
【0078】
S80は、バス26を介して、操作部の表示部に「通信を中断します。」と表示する事を表している。ここで、この表示は、何らかのキー操作で消去する。
【0079】
S82は、S6を表している。
【0080】
S84は、S36のYesを表している。
【0081】
S86は、両面交互モードで指定された色空間sYCCのJPEG符号化のフルカラー両面情報を受信し、両面でフルカラー記録をする事を表している。
【0082】
S88は、S40を表している。
【0083】
【発明の効果】
第1、2の本発明によれば、両面記録はモノクロ情報のみ対応して、カラー情報には対応しないというファクシミリ装置が存在する場合、プロトコルを新たに作成する事なく、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録できユーザには使い易くなった。
【0084】
第3、4、5の本発明によれば、モノクロ情報、カラー情報に対して両面記録可能なファクシミリ装置の場合、両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時は、受信情報がカラーであっても、2ページから3ページ程度のメモリへの格納で両面記録を実現でき、メモリがオーバーフローするケースも無く、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録できる様になりユーザにとっては使い易くなった。また、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、送信側の原稿ページ数のメモリへの格納が必要でメモリがオーバーフローする事が予想され、通信を中断でき無駄なカラーファクシミリ通信を実行しないで済み、一方、カラー情報の指定が無ければ、送信側の原稿ページ数のメモリへの格納してもメモリがオーバーフローない事が予想され両面情報を両面に記録する事が可能になり、ユーザには使い易くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の実施例のブロック図
【図2】本発明によるDIS/DTC、DCS信号のFIF情報の具体例
【図3】本発明による制御の流れ図
【図4】本発明による制御の流れ図
【図5】本発明による制御の流れ図
【図6】本発明による制御の流れ図
【図7】本発明による制御の流れ図
【符号の説明】
2 NCU
4 電話機
6 ハイブリッド回路
8 変復調器
10 発呼回路
12 加算回路
14 読み取り回路
16 記録回路
18 メモリ回路
20 操作部
22 CPU
24 ROM
26 バス
28 カードインターフェイス
30 コンパクトフラッシュ(登録商標)カード
Claims (5)
- カラー情報を通信可能なファクシミリ装置において、前手順にて、受信機から送信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間Labでのフルカラー情報の受信機能の有無を通知する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の受信機能の有無を通知する手段、両面交互モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、片面一括モードでの両面受信機能の有無を通知する手段、一方、送信機から受信機に、色空間LabでのJPEG符号化情報の送信を指定する手段、色空間Labでのフルカラー情報の送信を指定する手段、色空間sYCCでのJPEGフルカラー符号化情報の送信を指定する手段、両面交互モードでの両面送信を指定する手段、片面一括モードでの両面送信を指定する手段を有し、受信機が両面通信の指定を受けた時、受信モードにより受信制御を変更する事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項1のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を片面にカラー記録し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項1のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が片面一括モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、通信を中断し、カラー情報の指定が無ければ、両面情報を両面に記録する事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項1、3のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定の有無に無関係に、両面情報を両面に記録する事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項4のファクシミリ装置において、送信機から、受信機が両面交互モードでの両面通信の指定を受けた時、カラー通信の指定があれば、両面情報を両面にカラー記録する事を特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
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2002
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