JP2004145776A - ヘルプ表示手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】近年のプリンタでは、様々な機能、操作方法、操作手順が可能である一方、同じ機能で有ってもメーカーによって呼び方が違うため、ユーザーが望んだ機能を実行しようとしても見つけられないことがあった。
【解決手段】プリンタの有する様々な機能、操作方法、操作手順と、これに対応する各種キーワードを用意しておき、ユーザーがキーワードを入力すると印刷するプリンタがそのキーワードと同じ呼び方をしていなくても対応する機能、印刷方法、操作方法に関する説明を表示するヘルプ表示機能を用いる。
【選択図】 図1
【解決手段】プリンタの有する様々な機能、操作方法、操作手順と、これに対応する各種キーワードを用意しておき、ユーザーがキーワードを入力すると印刷するプリンタがそのキーワードと同じ呼び方をしていなくても対応する機能、印刷方法、操作方法に関する説明を表示するヘルプ表示機能を用いる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、プリンタや、プリンタ機能を有するデジタル複写機、複合機等の画像形成装置でプリントアウトするときに、プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する詳細な説明を表示するヘルプ機能に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来、パソコンのアプリケーションで作成したドキュメントをプリンタや、プリンタ機能を有する複合装置でプリントアウトするときは、アプリケーションの印刷メニューで適当なプリンタを指示し、(その他必要に応じてステイプル、パンチ、仕分けなどの後処理に関する設定を行い)OKボタンを押せば、順次アプリケーションで作成したドキュメントの情報に基づき、プリントコマンド、描画コマンド、ジョブ情報などを生成して指示したプリンタに送信する。これを受けた指示されたプリンタは順次コマンドを解析して処理し、用紙にプリントアウトするとともに、後処理もなされる。
【0003】
近年はプリンタにも後処理装置が設けられているので、ステイプル、パンチ、中綴じ、などの処理を印刷物に施すことができる。さらに、プリンタドライバにも各種機能があり、合紙、集約、表紙モードなどに対応するものも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いざ印刷したものに「中綴じ」をしようとしても印刷メニューのどこを探しても「中綴じ」のメニューが見あたらない。ヘルプ機能を用いて検索しても見つけることができないということがある。また「2イン1」や「4イン1」で印刷しようとしてもこの機能を見つけることができないことがある。これらは各メーカーで同じような後処理や機能であるにも関わらず呼び方の違うものがあるからである。例えば上記「中綴じ」は、印刷された複数の用紙を長手方向の中心をステイプルで綴じこの中心を2つに折るものであるが、メーカーによっては「週刊誌綴じ」とも呼ばれている。また「2イン1」や「4イン1」は1枚の用紙に縮小された画像を2つまたは4つ印刷したものを出力するモードであるが、これは「集約プリント」や「n−UP」などとも呼ばれる。このように同じ後処理や機能であってもメーカーによって呼び方が異なるためにユーザーが後処理や機能を選択するときに混乱することがあった。特に近年のネットワーク上に各種メーカーのプリンタが接続された環境ににおいては尚更である。本願発明はこのような問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような問題を解決するために本願第1の発明は、プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する第1の情報と、この第1の情報と関連するキーワードである第2の情報を関連付けたテーブルデータと、キーワード入力画面を表示するキーワード入力画面表示手段と、このキーワード入力画面で入力されたキーワードと一致するものを前記テーブルデータの第2の情報の中から検索し、一致するものがあれば、その第2の情報と関連付けられた第1の情報を検索する同義語検索手段と、この第1の情報に関する詳細な説明を表示する詳細説明表示手段とを有することを特徴とするヘルプ表示手段を用いる。
【0006】
本願第2の発明は、前記詳細説明表示手段は、前記キーワード入力画面で入力されたキーワードと一致するものが前記テーブルデータの第1の情報に複数有る場合は、これら第2の情報と関連付けられた第1の情報に関する詳細な説明を順次表示することを特徴とする請求項1に記載のヘルプ表示手段を用いる。
【0007】
本願第3の発明は、ヘルプ表示手段は、アプリケーションの印刷メニューとともに起動することを特徴とする第1、2の発明に記載のヘルプ表示手段を用いる。
【0008】
【作用】
本願第1の発明は、プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する情報と、これに関連するキーワードの情報を関連付けたテーブルデータを持ち、入力されたキーワードと関連するこのプリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法の説明を表示できるので、このプリンタが有している機能、又は印刷方法、操作方法であって、呼び方が異なるキーワードで検索した場合であっても、このプリンタが有している機能、又は印刷方法、操作方法について詳細な説明をすることができる。
【0009】
本願第2の発明は、表示する詳細な説明が複数ある場合は、順次詳細な説明を表示することにより、複数の機能、又は印刷方法、操作方法に渡るキーワードが入力された場合でも対応できる。
【0010】
本願第3の発明は、ヘルプ表示手段は、プリンタ機能を使用するアプリケーションの印刷メニューとともに起動するので必要なときのみ利用できる。
【0011】
【実施例】
本願発明を採用するパソコンのモジュール構成図と、このパソコンにネットワークを介して接続された周辺機器のブロック図を図1に示す。同図において、このパソコン1は、GUI(Graphic User Interface)2、ヘルプ表示手段3、アプリケーション4、API(Application Programing Interface)5、GDI(Graphic Device Interface)6、EMF(Enhanced Meta File)スプーラ7、プリンタドライバ8、スプーラ9、I/F10を有している。
【0012】
より詳細には、アプリケーション4で、ワープロ、表、図形などのデータを作成し、印刷をする際にはOSの描画手段であるGDI2に対してAPI5により描画データ(GDI関数と呼ぶ)として出力する。GUI2は、アプリケーション4から印刷するときに、各種機能の設定を行う画面である。プリンタドライバ8は、複合機12やプリンタ13用のもので、米国マイクロソフト社製のOS(Windows(登録商標))内に組み込まれて動作する。EMFスプーラ7、Rowスプーラ9はWindows(登録商標)内のプリンタスプーラで、Windows(登録商標)OSでは、EMFと呼ばれるデバイスに依存しない中間データ形式のファイルでスプールすることが可能となっているので、このEMFはGDI2でGDI関数に基づいて作成され、描画内容をバイナリー形式で一時保存するものである。RAWデータとは、PDL、PJLデータのことを言う。I/F10は、このパソコン1とネットワーク11を接続するためのインターフェースである。
【0013】
複合機12はプリンタ、コピー、ファクシミリの機能を有し、後処理装置も設けられている。こ複合機12はプリンタコントローラを有し、ネットワーク11を介して受信したPDL、PJLを解析し、一旦保持してから、プリンタ部に送り、用紙に印刷していく。このプリンタ機能においては、パソコンから、集約、合紙、中綴じ、などジョブを指示されればそれに従い実行することができる。プリンタ13も同様である。
【0014】
では印刷メニューでこのヘルプ表示手段を使用するときの手順を図2のフローチャート、図3〜6、図8〜11の表示画面の概略図、及び図7のテーブルデータの概略図を用いて説明する。
【0015】
まずアプリケーションでドキュメントを作成し、これをプリントアウトしようとすると、図3に示すポップアップ画面が表示される。ここでプリンタ名(N)の右のコンボから現在このパソコンからプリントアウトできるプリンタのうち1つを選択する。ここでは複合機12をプリンタとして使用するものとする。その他に印刷ページ範囲や部数を設定でき、画面下にはOKボタンとキャンセルボタンがありOKを操作すると印刷が開始され、キャンセルを押すとこのポップアップ画面が消去される。画面の右下には本願発明のヘルプボタンがあり、この詳細は追って説明する。この画面から各種機能を設定するときは、プリンタ名のコンボの右にあるプロパティボタンをクリックする。すると図4に示すようなプロパティのポップアップ画面となる。ここで表示されているのものは給紙に関する設定であるが、その他上にある各種のタブを選択するとその設定画面に切り替わり設定操作を行うことができる。この図中右下にも本願発明を用いたヘルプボタンがある。このようにこの発明のヘルプボタンは本願第2の発明にあるようにアプリケーションの印刷メニューを起動したときにともに起動する。
【0016】
これらヘルプボタンを操作すると、いずれの画面からも同じように図5に示す、プリンタ機能、印刷方法、操作方法に関するヘルプのポップアップ画面が表示される。目次には、各種プリンタ機能、印刷方法、操作方法に関する説明の項目がが羅列されており、この中から必要な項目を選択すると詳細な説明が表示される。
【0017】
ここから、図2のフローチャートと、適宜画面表示の概略図などを用いて処理を説明する。上記図5のプリンタ機能、印刷方法、操作方法に関するヘルプのポップアップ画面の目次の右のもう1つのタブにある、キーワード検索を選択すると、図6のキーワード検索画面が表示され(S101)、ここからパソコンのキーボードを用いて検索したいプリンタ機能、印刷方法、操作方法に関する文字列を入力し(S102)、ここでは、図6に示すようにキーワードを「2イン1」と入力しているので、OKボタンを操作すると(S103)、同義語検索手段32は図7に示すようなテーブルデータの第2の情報の中からこのキーワードと一致するものを検索する(S104)。
【0018】
このテーブルデータは、第1の情報としてこの複合機のプリンタ機能、印刷方法、操作方法のうち上記詳細な説明でサポートしているものが並べられ、またこの第1の情報はと関連する第2の情報には、第1の情報の同義語(ここでは各メーカによって同じ意味でありながら異なった用語となっているもの)が多数記憶されている。この複合機では、メニューの「レイアウト」で「N−UP」機能の設定が行えるので、「レイアウト」を第1の情報として、第2の情報には「N−UP」、「集約」、「集約コピー」、「2イン1」、「4イン1」、「8イン1」、「16イン1」、「1UP」、「2UP」、「4UP」、「8UP」、「16UP」、「ページ配置」などが関連付けられて記憶されている。同様に、「N−UP」と、「集約」、「集約コピー」、「2イン1」、「4イン1」、「8イン1」、「16イン1」、「1UP」、「2UP」、「4UP」、「8UP」、「16UP」、「ページ配置」などが関連付けられて格納されており、第1の情報である「インターシート」と、第2の情報として「合紙」、「合い紙」、「合紙コピー」、「合い紙コピー」、「OHP合紙」、「OHP合い紙」、「カバーモード」、「表紙モード」、「仕切り紙」などが関連付けられて格納されており、第1の情報である「中綴じ」と、「週刊誌」、「週刊誌綴じ」、「ブック綴じ」などが関連付けられて格納されている。
【0019】
この「2イン1」というキーワードは、「レイアウト」を第1の情報とするものと関連する第2の情報、および「2UP」を第1の情報とするものと関連する第2の情報と一致する(S105)。つまりここでは「レイアウト」と「2UP」が選択される(S106)。ここでまず図8に示すように「レイアウト」に関する詳細表示を選択できるような画面になり、ここで画面の「レイアウトについて」を操作すると、上記第1の情報である「レイアウト」の詳細な説明を図1に示す詳細説明ライブラリ35から呼び出し、図9の画面に切り替わり詳細が表示される(S107)。続いて「レイアウト」以外に一致するものが有った場合(S108)、再びS106に戻る。ここでは「2UP」も選択されているので図10の画面が立ち上がり、「●N−UPの操作手順」を操作すると、さらに図11の画面に切り替わり「N−UP」についての詳細な説明が表示される。このように本願第2の発明にあるように入力されたキーワードから2つ以上が検索された場合は、各々を順次表示していくことができる。
【0020】
S105で一致するものが無い場合は図12に示すように該当するものが無い旨表示する。ここでは、キーワード入力画面から「影付き」を入力したが、この複合機の機能では対応していないのでデータテーブルの第2の情報にはこのキーワードは含まれておらずこのような結果となる。
【0021】
上述した例だけでなく「インターシート」という用語を知らなくても「合紙」や「仕切紙」などのキーワードを入力すればインターシートの詳細な説明を見ることはでき、「中綴じ」という用語をしらなくても「週刊誌綴じ」や単に「週刊誌」などのキーワードを入力すれば中綴じの詳細な説明にたどり着くことができる。
【0022】
【発明の効果】
本願第1の発明を用いれば、プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する情報と、これに関連するキーワードの情報を関連付けたテーブルデータを持ち、入力されたキーワードと関連するこのプリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法の説明を表示できるので、このプリンタが有している機能、又は印刷方法、操作方法であって、呼び方が異なるキーワードで検索した場合であっても、このプリンタが有している機能、又は印刷方法、操作方法について詳細な説明をすることができる。
【0023】
本願第2の発明を用いれば、表示する詳細な説明が複数ある場合は、順次詳細な説明を表示することにより、複数の機能、又は印刷方法、操作方法に渡るキーワードが入力された場合でも対応できる。
【0024】
本願第3の発明を用いれば、ヘルプ表示手段は、プリンタ機能を使用するアプリケーションの印刷メニューとともに起動するので必要なときのみ利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パソコンのモジュール構成図と、このパソコンにネットワークを介して接続された周辺機器のブロック図である。
【図2】本願発明を採用するプリンタドライバの印刷に関するポップアップ画面の概略図である。
【図3】本願発明を採用するプリンタドライバの用紙選択に関するポップアップ画面の概略図である。
【図4】本願発明を採用するプリンタドライバの給紙に関する設定のプロパティー画面である。
【図5】本願発明を採用するヘルプ表示画面の目次である。
【図6】本願発明を採用するヘルプ表示画面のキーワード入力画面である。
【図7】本願発明の第1の情報と第2の情報を関連付けたデータテーブルの一例である。
【図8】本願発明を採用するヘルプ表示画面のキーワード検索結果画面である。
【図9】本願発明を採用するヘルプ表示画面のキーワード検索結果画面である。
【図10】本願発明を採用するヘルプ表示画面の検索結果の詳細な説明の画面である。
【図11】本願発明を採用するヘルプ表示画面の検索結果で該当するものが無かった場合の画面である。
【符号の説明】
1;複合装置
2;CPU
3;ROM
4;RAM
5;プリンタコントローラ
6;受信情報記憶バッファ
7;中間言語情報記憶バッファ
8;プリンタ部
9;給紙カセット
10;操作表示部
11;DF用I/F
12;DF
13;DF用ケーブル
14;スキャナ装置
15;画像処理部
16;ビットマップメモリ
17;CODEC
18;画像メモリ
19;ネットワークI/F
20;モデム
21;NCU
22;後処理装置用I/F
23;後処理装置
24;専用ケーブル
25;バス
26;ネットワークケーブル
27;パソコン
【産業上の利用分野】
本発明は、プリンタや、プリンタ機能を有するデジタル複写機、複合機等の画像形成装置でプリントアウトするときに、プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する詳細な説明を表示するヘルプ機能に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来、パソコンのアプリケーションで作成したドキュメントをプリンタや、プリンタ機能を有する複合装置でプリントアウトするときは、アプリケーションの印刷メニューで適当なプリンタを指示し、(その他必要に応じてステイプル、パンチ、仕分けなどの後処理に関する設定を行い)OKボタンを押せば、順次アプリケーションで作成したドキュメントの情報に基づき、プリントコマンド、描画コマンド、ジョブ情報などを生成して指示したプリンタに送信する。これを受けた指示されたプリンタは順次コマンドを解析して処理し、用紙にプリントアウトするとともに、後処理もなされる。
【0003】
近年はプリンタにも後処理装置が設けられているので、ステイプル、パンチ、中綴じ、などの処理を印刷物に施すことができる。さらに、プリンタドライバにも各種機能があり、合紙、集約、表紙モードなどに対応するものも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いざ印刷したものに「中綴じ」をしようとしても印刷メニューのどこを探しても「中綴じ」のメニューが見あたらない。ヘルプ機能を用いて検索しても見つけることができないということがある。また「2イン1」や「4イン1」で印刷しようとしてもこの機能を見つけることができないことがある。これらは各メーカーで同じような後処理や機能であるにも関わらず呼び方の違うものがあるからである。例えば上記「中綴じ」は、印刷された複数の用紙を長手方向の中心をステイプルで綴じこの中心を2つに折るものであるが、メーカーによっては「週刊誌綴じ」とも呼ばれている。また「2イン1」や「4イン1」は1枚の用紙に縮小された画像を2つまたは4つ印刷したものを出力するモードであるが、これは「集約プリント」や「n−UP」などとも呼ばれる。このように同じ後処理や機能であってもメーカーによって呼び方が異なるためにユーザーが後処理や機能を選択するときに混乱することがあった。特に近年のネットワーク上に各種メーカーのプリンタが接続された環境ににおいては尚更である。本願発明はこのような問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような問題を解決するために本願第1の発明は、プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する第1の情報と、この第1の情報と関連するキーワードである第2の情報を関連付けたテーブルデータと、キーワード入力画面を表示するキーワード入力画面表示手段と、このキーワード入力画面で入力されたキーワードと一致するものを前記テーブルデータの第2の情報の中から検索し、一致するものがあれば、その第2の情報と関連付けられた第1の情報を検索する同義語検索手段と、この第1の情報に関する詳細な説明を表示する詳細説明表示手段とを有することを特徴とするヘルプ表示手段を用いる。
【0006】
本願第2の発明は、前記詳細説明表示手段は、前記キーワード入力画面で入力されたキーワードと一致するものが前記テーブルデータの第1の情報に複数有る場合は、これら第2の情報と関連付けられた第1の情報に関する詳細な説明を順次表示することを特徴とする請求項1に記載のヘルプ表示手段を用いる。
【0007】
本願第3の発明は、ヘルプ表示手段は、アプリケーションの印刷メニューとともに起動することを特徴とする第1、2の発明に記載のヘルプ表示手段を用いる。
【0008】
【作用】
本願第1の発明は、プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する情報と、これに関連するキーワードの情報を関連付けたテーブルデータを持ち、入力されたキーワードと関連するこのプリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法の説明を表示できるので、このプリンタが有している機能、又は印刷方法、操作方法であって、呼び方が異なるキーワードで検索した場合であっても、このプリンタが有している機能、又は印刷方法、操作方法について詳細な説明をすることができる。
【0009】
本願第2の発明は、表示する詳細な説明が複数ある場合は、順次詳細な説明を表示することにより、複数の機能、又は印刷方法、操作方法に渡るキーワードが入力された場合でも対応できる。
【0010】
本願第3の発明は、ヘルプ表示手段は、プリンタ機能を使用するアプリケーションの印刷メニューとともに起動するので必要なときのみ利用できる。
【0011】
【実施例】
本願発明を採用するパソコンのモジュール構成図と、このパソコンにネットワークを介して接続された周辺機器のブロック図を図1に示す。同図において、このパソコン1は、GUI(Graphic User Interface)2、ヘルプ表示手段3、アプリケーション4、API(Application Programing Interface)5、GDI(Graphic Device Interface)6、EMF(Enhanced Meta File)スプーラ7、プリンタドライバ8、スプーラ9、I/F10を有している。
【0012】
より詳細には、アプリケーション4で、ワープロ、表、図形などのデータを作成し、印刷をする際にはOSの描画手段であるGDI2に対してAPI5により描画データ(GDI関数と呼ぶ)として出力する。GUI2は、アプリケーション4から印刷するときに、各種機能の設定を行う画面である。プリンタドライバ8は、複合機12やプリンタ13用のもので、米国マイクロソフト社製のOS(Windows(登録商標))内に組み込まれて動作する。EMFスプーラ7、Rowスプーラ9はWindows(登録商標)内のプリンタスプーラで、Windows(登録商標)OSでは、EMFと呼ばれるデバイスに依存しない中間データ形式のファイルでスプールすることが可能となっているので、このEMFはGDI2でGDI関数に基づいて作成され、描画内容をバイナリー形式で一時保存するものである。RAWデータとは、PDL、PJLデータのことを言う。I/F10は、このパソコン1とネットワーク11を接続するためのインターフェースである。
【0013】
複合機12はプリンタ、コピー、ファクシミリの機能を有し、後処理装置も設けられている。こ複合機12はプリンタコントローラを有し、ネットワーク11を介して受信したPDL、PJLを解析し、一旦保持してから、プリンタ部に送り、用紙に印刷していく。このプリンタ機能においては、パソコンから、集約、合紙、中綴じ、などジョブを指示されればそれに従い実行することができる。プリンタ13も同様である。
【0014】
では印刷メニューでこのヘルプ表示手段を使用するときの手順を図2のフローチャート、図3〜6、図8〜11の表示画面の概略図、及び図7のテーブルデータの概略図を用いて説明する。
【0015】
まずアプリケーションでドキュメントを作成し、これをプリントアウトしようとすると、図3に示すポップアップ画面が表示される。ここでプリンタ名(N)の右のコンボから現在このパソコンからプリントアウトできるプリンタのうち1つを選択する。ここでは複合機12をプリンタとして使用するものとする。その他に印刷ページ範囲や部数を設定でき、画面下にはOKボタンとキャンセルボタンがありOKを操作すると印刷が開始され、キャンセルを押すとこのポップアップ画面が消去される。画面の右下には本願発明のヘルプボタンがあり、この詳細は追って説明する。この画面から各種機能を設定するときは、プリンタ名のコンボの右にあるプロパティボタンをクリックする。すると図4に示すようなプロパティのポップアップ画面となる。ここで表示されているのものは給紙に関する設定であるが、その他上にある各種のタブを選択するとその設定画面に切り替わり設定操作を行うことができる。この図中右下にも本願発明を用いたヘルプボタンがある。このようにこの発明のヘルプボタンは本願第2の発明にあるようにアプリケーションの印刷メニューを起動したときにともに起動する。
【0016】
これらヘルプボタンを操作すると、いずれの画面からも同じように図5に示す、プリンタ機能、印刷方法、操作方法に関するヘルプのポップアップ画面が表示される。目次には、各種プリンタ機能、印刷方法、操作方法に関する説明の項目がが羅列されており、この中から必要な項目を選択すると詳細な説明が表示される。
【0017】
ここから、図2のフローチャートと、適宜画面表示の概略図などを用いて処理を説明する。上記図5のプリンタ機能、印刷方法、操作方法に関するヘルプのポップアップ画面の目次の右のもう1つのタブにある、キーワード検索を選択すると、図6のキーワード検索画面が表示され(S101)、ここからパソコンのキーボードを用いて検索したいプリンタ機能、印刷方法、操作方法に関する文字列を入力し(S102)、ここでは、図6に示すようにキーワードを「2イン1」と入力しているので、OKボタンを操作すると(S103)、同義語検索手段32は図7に示すようなテーブルデータの第2の情報の中からこのキーワードと一致するものを検索する(S104)。
【0018】
このテーブルデータは、第1の情報としてこの複合機のプリンタ機能、印刷方法、操作方法のうち上記詳細な説明でサポートしているものが並べられ、またこの第1の情報はと関連する第2の情報には、第1の情報の同義語(ここでは各メーカによって同じ意味でありながら異なった用語となっているもの)が多数記憶されている。この複合機では、メニューの「レイアウト」で「N−UP」機能の設定が行えるので、「レイアウト」を第1の情報として、第2の情報には「N−UP」、「集約」、「集約コピー」、「2イン1」、「4イン1」、「8イン1」、「16イン1」、「1UP」、「2UP」、「4UP」、「8UP」、「16UP」、「ページ配置」などが関連付けられて記憶されている。同様に、「N−UP」と、「集約」、「集約コピー」、「2イン1」、「4イン1」、「8イン1」、「16イン1」、「1UP」、「2UP」、「4UP」、「8UP」、「16UP」、「ページ配置」などが関連付けられて格納されており、第1の情報である「インターシート」と、第2の情報として「合紙」、「合い紙」、「合紙コピー」、「合い紙コピー」、「OHP合紙」、「OHP合い紙」、「カバーモード」、「表紙モード」、「仕切り紙」などが関連付けられて格納されており、第1の情報である「中綴じ」と、「週刊誌」、「週刊誌綴じ」、「ブック綴じ」などが関連付けられて格納されている。
【0019】
この「2イン1」というキーワードは、「レイアウト」を第1の情報とするものと関連する第2の情報、および「2UP」を第1の情報とするものと関連する第2の情報と一致する(S105)。つまりここでは「レイアウト」と「2UP」が選択される(S106)。ここでまず図8に示すように「レイアウト」に関する詳細表示を選択できるような画面になり、ここで画面の「レイアウトについて」を操作すると、上記第1の情報である「レイアウト」の詳細な説明を図1に示す詳細説明ライブラリ35から呼び出し、図9の画面に切り替わり詳細が表示される(S107)。続いて「レイアウト」以外に一致するものが有った場合(S108)、再びS106に戻る。ここでは「2UP」も選択されているので図10の画面が立ち上がり、「●N−UPの操作手順」を操作すると、さらに図11の画面に切り替わり「N−UP」についての詳細な説明が表示される。このように本願第2の発明にあるように入力されたキーワードから2つ以上が検索された場合は、各々を順次表示していくことができる。
【0020】
S105で一致するものが無い場合は図12に示すように該当するものが無い旨表示する。ここでは、キーワード入力画面から「影付き」を入力したが、この複合機の機能では対応していないのでデータテーブルの第2の情報にはこのキーワードは含まれておらずこのような結果となる。
【0021】
上述した例だけでなく「インターシート」という用語を知らなくても「合紙」や「仕切紙」などのキーワードを入力すればインターシートの詳細な説明を見ることはでき、「中綴じ」という用語をしらなくても「週刊誌綴じ」や単に「週刊誌」などのキーワードを入力すれば中綴じの詳細な説明にたどり着くことができる。
【0022】
【発明の効果】
本願第1の発明を用いれば、プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する情報と、これに関連するキーワードの情報を関連付けたテーブルデータを持ち、入力されたキーワードと関連するこのプリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法の説明を表示できるので、このプリンタが有している機能、又は印刷方法、操作方法であって、呼び方が異なるキーワードで検索した場合であっても、このプリンタが有している機能、又は印刷方法、操作方法について詳細な説明をすることができる。
【0023】
本願第2の発明を用いれば、表示する詳細な説明が複数ある場合は、順次詳細な説明を表示することにより、複数の機能、又は印刷方法、操作方法に渡るキーワードが入力された場合でも対応できる。
【0024】
本願第3の発明を用いれば、ヘルプ表示手段は、プリンタ機能を使用するアプリケーションの印刷メニューとともに起動するので必要なときのみ利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パソコンのモジュール構成図と、このパソコンにネットワークを介して接続された周辺機器のブロック図である。
【図2】本願発明を採用するプリンタドライバの印刷に関するポップアップ画面の概略図である。
【図3】本願発明を採用するプリンタドライバの用紙選択に関するポップアップ画面の概略図である。
【図4】本願発明を採用するプリンタドライバの給紙に関する設定のプロパティー画面である。
【図5】本願発明を採用するヘルプ表示画面の目次である。
【図6】本願発明を採用するヘルプ表示画面のキーワード入力画面である。
【図7】本願発明の第1の情報と第2の情報を関連付けたデータテーブルの一例である。
【図8】本願発明を採用するヘルプ表示画面のキーワード検索結果画面である。
【図9】本願発明を採用するヘルプ表示画面のキーワード検索結果画面である。
【図10】本願発明を採用するヘルプ表示画面の検索結果の詳細な説明の画面である。
【図11】本願発明を採用するヘルプ表示画面の検索結果で該当するものが無かった場合の画面である。
【符号の説明】
1;複合装置
2;CPU
3;ROM
4;RAM
5;プリンタコントローラ
6;受信情報記憶バッファ
7;中間言語情報記憶バッファ
8;プリンタ部
9;給紙カセット
10;操作表示部
11;DF用I/F
12;DF
13;DF用ケーブル
14;スキャナ装置
15;画像処理部
16;ビットマップメモリ
17;CODEC
18;画像メモリ
19;ネットワークI/F
20;モデム
21;NCU
22;後処理装置用I/F
23;後処理装置
24;専用ケーブル
25;バス
26;ネットワークケーブル
27;パソコン
Claims (3)
- プリンタが有する機能、又は印刷方法、操作方法などに関する第1の情報と、この第1の情報と関連するキーワードである第2の情報を関連付けたテーブルデータと、キーワード入力画面を表示するキーワード入力画面表示手段と、このキーワード入力画面で入力されたキーワードと一致するものを前記テーブルデータの第2の情報の中から検索し、一致するものがあれば、その第2の情報と関連付けられた第1の情報を検索する同義語検索手段と、この第1の情報に関する詳細な説明を表示する詳細説明表示手段とを有することを特徴とするヘルプ表示手段。
- 前記詳細説明表示手段は、前記キーワード入力画面で入力されたキーワードと一致するものが前記テーブルデータの第2の情報に複数有る場合は、これら第2の情報と関連付けられた第1の情報に関する詳細な説明を順次表示することを特徴とする請求項1に記載のヘルプ表示手段。
- ヘルプ表示手段は、アプリケーションの印刷メニューとともに起動することを特徴とする請求項1、2に記載のヘルプ表示手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002312062A JP2004145776A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | ヘルプ表示手段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002312062A JP2004145776A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | ヘルプ表示手段 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004145776A true JP2004145776A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32457058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002312062A Pending JP2004145776A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | ヘルプ表示手段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004145776A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8132101B2 (en) | 2007-12-07 | 2012-03-06 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Method and system for data selection and display |
US9886549B2 (en) | 2007-12-07 | 2018-02-06 | Roche Diabetes Care, Inc. | Method and system for setting time blocks |
-
2002
- 2002-10-28 JP JP2002312062A patent/JP2004145776A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8132101B2 (en) | 2007-12-07 | 2012-03-06 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Method and system for data selection and display |
US9886549B2 (en) | 2007-12-07 | 2018-02-06 | Roche Diabetes Care, Inc. | Method and system for setting time blocks |
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