JP2004145076A - 駆動伝達機構 - Google Patents

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Yuzuru Ebara
江原 譲
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Abstract

【課題】簡易かつ安価な構成により、中間転写体への駆動伝達を確実に行うことができる駆動伝達機構を提供する。
【解決手段】画像形成装置内にあって、像担持体上のトナー像を転写されて担持する中間転写体5の駆動伝達機構であって、前記中間転写体5がベルト状部材からなるときは、中間転写体駆動ローラ1が端部に溝部を有し、前記中間転写体5がローラ状部材からなるときは、当該ローラが端部に溝部を有し、画像形成装置本体に取り付けられた駆動軸3は、前記中間転写体駆動ローラ1もしくは前記中間転写ローラ5aの端部の溝部と嵌合する突起部を有する駆動伝達機構である。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の駆動伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラー画像を形成する画像形成装置においては、画像形成部において複数色のトナー像をそれぞれ個別に像担持体上に形成し、形成された像担持体上のトナー像を1色ずつ中間転写体に転写していき、中間転写体上で複数色のトナー像が重ね合わされてカラートナー像が形成される方式がある。このような、方式において、中間転写体に速度変動があるとトナー像転写時の位置ズレ等が起こり、画像の乱れにつながるため、中間転写体への駆動伝達には、確実性が問われている。
【0003】
従来の画像形成装置において中間転写体の駆動伝達機構として一般的に用いられている構成、及び動作について、図8〜10を用いて説明する。
図8は、中間転写ベルトの駆動伝達機構の斜視図である。図9は、ジョイント部材13の正面図である。中間転写ベルト5aは、複数のローラに張架されており、そのうちの中間転写体駆動ローラ10によって駆動されている。中間転写体駆動ローラ10への駆動伝達機構は以下の通りである。画像形成装置本体に設けられている駆動軸14にはジョイント部材13が設けられ、図示していない駆動源の回転力が駆動軸14に伝達されている。この回転力は、中間転写体駆動軸11の片側端に設けられているジョイント部材12の突起部が本体側ジョイント部材13に挿入され、ジョイント部材13の凹部とジョイント部材12の凸部が噛み合い、中間転写体駆動ローラ10に伝達され、中間転写体駆動ローラ10の表面上に巻きついている中間転写ベルト5に伝達される。また、メンテナンスや交換のために、ジョイント部材12は、画像形成装置本体から着脱可能となっている。
図10は、中間転写ローラの駆動伝達機構の斜視図である。中間転写ベルト5bと同様、画像形成装置本体に設けられている駆動軸14のジョイント部材13の凹部と中間転写体駆動軸11のジョイント部材12の凸部が噛み合い、中間転写ローラ5bに回転力が伝達される。
図8、図10に示したような構成にあって、中間転写体駆動ローラ10あるいは中間転写ローラ5bに対して、中間転写体駆動軸11やジョイント部材12の加工変芯が生じると、中間転写ベルト5aや中間転写ローラ5bに速度変動が生じ、中間転写ベルト5aあるいは中間転写ローラ5b上で重ね合わされるトナー像が位置ズレを起こし、乱れが生じてしまうという不具合がある。そのため、中間転写体駆動軸11やジョイント部材12の変芯を極力抑えるために、これらの部品が高価になるという問題点があった。
【0004】
また、駆動源とその連結部の構造に特徴をもたせた構成が提案されている。例えば、連結部のジョイント部材の構造を回転方向に任意のガタをもたせた構造とし、像担持体と中間転写体との1次転写部において、両者の周速差が生じたとしても、このガタ長によって吸収させ、転写されるトナー像の位置ズレを防ぐ構成としているものもある(特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−111589号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑み、簡易かつ安価な構成により、中間転写体への駆動伝達を確実に行うことができる駆動伝達機構を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置内にあって、像担持体上のトナー像を転写されて担持する中間転写体の駆動伝達機構であって、前記中間転写体がベルト状部材からなるときは、中間転写体駆動ローラが端部に溝部を有し、前記中間転写体がローラ状部材からなるときは、当該ローラが端部に溝部を有し、画像形成装置本体に取り付けられた駆動軸は、前記中間転写体駆動ローラもしくは前記中間転写ローラの端部の溝部と嵌合する突起部を有する駆動伝達機構である。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の駆動伝達機構において、前記中間転写体駆動ローラもしくは前記中間転写ローラの端部の溝部と、当該溝部に嵌合する前記駆動軸の突起部とが、複数設けられる駆動伝達機構である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の駆動伝達機構において、前記中間転写体駆動ローラもしくは前記中間転写ローラの端部の溝部と、当該溝部に嵌合する前記駆動軸の突起部が、テーパ形状を有する駆動伝達機構である。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の駆動伝達機構において、前記駆動軸の突起部が、すりわり部を有する駆動伝達機構である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の駆動伝達機構において、前記駆動軸の突起部のすりわり部に、弾性体を設ける駆動伝達機構である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る中間転写ベルトの駆動伝達機構の斜視図である。中間転写ベルト5aは、複数のローラによって張架されてなり、そのうちの1つの中間転写体駆動ローラ1によって駆動される。中間転写体駆動ローラ1の端部には、溝部が設けられている。一方、画像形成装置本体に設けられている駆動軸3には、図示しない駆動源の回転力が伝達されている。駆動軸3の端部には突起部を有するジョイント部材2が設けられている。中間転写体駆動ローラ1の溝部に、駆動軸3に設けられたジョイント部材2の突起部が嵌まり込み、駆動軸3の回転力が中間転写体駆動ローラ1に伝達される。このように、従来と異なり、中間転写体駆動軸11やジョイント部材12を設けない構成とすることで、駆動軸3の回転力を伝えるジョイント部材2が直接中間転写体駆動ローラ1と嵌合するため、変芯による中間転写ベルト5aの速度変動を抑えることができる。
【0011】
図2は、画像形成装置本体に設けられた駆動軸3の別の構成を示す斜視図である。図1においては、駆動軸3にジョイント部材2を設けたが、図2に示すように、駆動軸3の端部に直接突起部を設ける構成としてもよい。このような構成により、画像形成装置本体側の駆動軸3の変芯による速度変動も抑えることができ、より確実に中間転写体駆動ローラ1に回転力を伝達することができる。
【0012】
また、駆動軸3に設けられるジョイント部材2の突起部、もしくは、駆動軸3の端部に直接設けられる突起部と、中間転写体駆動ローラ1の端部に設けられる溝部の数は、図1及び図2に示すように複数であることが好ましい。嵌合する突起部及び溝部が複数存在することにより、嵌合部に加わる力が分散されるため、これらの部材の変形による変動も小さく抑えることができる。
【0013】
図3は、中間転写体駆動ローラと駆動軸のジョイント部材に設けられた突起部との別の形状を示す断面図である。中間転写体駆動ローラ1の溝部と駆動軸3のジョイント部材2に設けられた突起部の形状は、テーパ形状である。このような形状とすることで、中間転写ベルト5aの着脱を容易にすることができる。尚、駆動軸3に直接突起部を設ける場合についても同様である。
【0014】
図4は、駆動軸のジョイント部材に設けられた突起部の別の形状を示す断面図である。ジョイント部材2の突起部には、幅t、長さdのすりわり部が設けられている。図5は、中間転写ベルトの振動特性を示す図である。突起部にすりわり部のないジョイント部材2を用いた場合の中間転写ベルト5aの振動特性を曲線nとすると、ジョイント部材2の突起部にすりわり部を設けることで、部材の固有振動数が変わり、中間転写ベルト5aの振動特性は曲線mや曲線kのように周波数がずれる。曲線mと曲線kとは、すりわり部の幅tや長さdが異なるものである。画像形成装置内において共振が生じ、中間転写ベルト5aの速度変動が増幅した場合、上記のようにすりわり部を設けたジョイント部材2を用いることで、中間転写ベルト5aの共振周波数を変化させることができ、速度変動を低減できる。
【0015】
図6は、上記のすりわり部に弾性体を設けた構成を示す図である。ジョイント部材2のすりわり部に、ゴム等の弾性部材2aをはめ込んだ構成としている。図7は、中間転写ベルト5aの振動特性を示す図である。すりわり部に弾性体2aを設けていないジョイント部材2を用いた場合の中間転写ベルト5aの振動特性を曲線qとすると、すりわり部に弾性体2aを設けることで、曲線rのように共振周波数の応答を減衰させることができる。このようにして、中間転写ベルト5aの速度変動をより一層低減することができる。
【0016】
尚、図示しないが、中間転写ローラの場合も、中間転写体駆動ローラ1と同様にして、ローラ端部に溝部を設けることで、画像形成装置本体の駆動軸3のジョイント部材2に設けられた突起部と嵌合させる構成とすることができ、同様の効果を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明により、簡易かつ安価な構成でありながら、中間転写体への駆動伝達を確実に行うことができ、また、画像形成装置内における共振による中間転写体の速度変動に対しても、積極的にこれを低減することができる駆動伝達機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中間転写ベルトの駆動伝達機構の斜視図である。
【図2】画像形成装置本体に設けられた駆動軸の別の構成を示す斜視図である。
【図3】中間転写体駆動ローラと駆動軸のジョイント部材に設けられた突起部との別の形状を示す断面図である。
【図4】駆動軸のジョイント部材に設けられた突起部の別の形状を示す断面図である。
【図5】中間転写ベルトの振動特性を示す図である。
【図6】ジョイント部材の突起部のすりわり部に弾性体を設けた構成を示す図である。
【図7】中間転写ベルトの振動特性を示す図である。
【図8】中間転写ベルトの従来の駆動伝達機構の斜視図である。
【図9】画像形成装置本体に設けられた駆動軸のジョイント部材の正面図である。
【図10】中間転写ローラの従来の駆動伝達機構の斜視図である。
【符号の説明】
1 中間転写体駆動ローラ
2 ジョイント部材
2a 弾性体
3 駆動軸
5 中間転写体
5a 中間転写ベルト
5b 中間転写ローラ

Claims (5)

  1. 画像形成装置内にあって、像担持体上のトナー像を転写されて担持する中間転写体の駆動伝達機構であって、
    前記中間転写体がベルト状部材からなるときは、中間転写体駆動ローラが端部に溝部を有し、
    前記中間転写体がローラ状部材からなるときは、当該ローラが端部に溝部を有し、
    画像形成装置本体に取り付けられた駆動軸は、前記中間転写体駆動ローラもしくは前記中間転写ローラの端部の溝部と嵌合する突起部を有する
    ことを特徴とする駆動伝達機構。
  2. 請求項1に記載の駆動伝達機構において、
    前記中間転写体駆動ローラもしくは前記中間転写ローラの端部の溝部と、当該溝部に嵌合する前記駆動軸の突起部とは、複数設けられる
    ことを特徴とする駆動伝達機構。
  3. 請求項1又は2に記載の駆動伝達機構において、
    前記中間転写体駆動ローラもしくは前記中間転写ローラの端部の溝部と、当該溝部に嵌合する前記駆動軸の突起部は、テーパ形状を有する
    ことを特徴とする駆動伝達機構。
  4. 請求項1又は2に記載の駆動伝達機構において、
    前記駆動軸の突起部が、すりわり部を有する
    ことを特徴とする駆動伝達機構。
  5. 請求項4に記載の駆動伝達機構において、
    前記駆動軸の突起部のすりわり部に、弾性体を設ける
    ことを特徴とする駆動伝達機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8229319B2 (en) 2009-04-28 2012-07-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including detachable supporting member
US8270877B2 (en) 2009-04-28 2012-09-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2013120241A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Casio Electronics Co Ltd 駆動カップリング装置

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