JP2004142526A - フィラーチューブ構造 - Google Patents

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JP2004142526A
JP2004142526A JP2002307365A JP2002307365A JP2004142526A JP 2004142526 A JP2004142526 A JP 2004142526A JP 2002307365 A JP2002307365 A JP 2002307365A JP 2002307365 A JP2002307365 A JP 2002307365A JP 2004142526 A JP2004142526 A JP 2004142526A
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Japan
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cap
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dust
filler
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JP2002307365A
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Wataru Nakashin
中新 渉
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】見栄えを損なうことなく容易に整合性がとれ、フィラーチューブ開口端における防塵性を実用上十分に確保し得るフィラーチューブ構造を提供する。
【解決手段】車体パネル7の給油用開窓部8内に設けられる燃料タンクのフィラーチューブ開口端2aの内部に、燃料タンク内の燃料が流出するのを防止するための流出防止キャップ5を有するフィラーチューブ構造において、フィラーチューブ開口端2aの外部に、車体パネル7の給油用開窓部8開口方向に第1の付勢手段Lによって付勢される防塵用キャップ4と、この防塵用キャップ4を開閉自在に保持するとともに、第2の付勢手段Mによって当該防塵用キャップ4の周方向に付勢されるカバー部3とを設けるようにした。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィラーチューブ構造、とりわけ、自動車用燃料タンクのフィラーチューブ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用燃料タンクのフィラーチューブにおいて、フィラーチューブ開口端としての給油口を車体パネルの給油用開窓部内に設け、この給油口に配設されるねじ込み式のフィラーキャップを無くした構造のものがある。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の従来技術によれば、ばね等の弾性部材によりフィラーチューブ内からフィラーチューブ外方へと付勢され、給油ガンを差し込むことによって開閉し、燃料タンク内の燃料がフィラーチューブの給油口から流出するのを防止するための流出防止用キャップを給油口に設けるとともに、ゴム等の弾性部材でなり、給油口から塵などが入り込むのを防止するための防塵用カバーをリッドにおける給油口の流出防止用キャップと対向する位置に設けた構造が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
実公平3−6508号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる特許文献1のフィラーチューブ構造の場合、ねじ込み式のフィラーキャップを無くしたため、給油時において手間であったねじ込み式のキャップの脱着作業を省くことができ、利便性を向上させることができるものの、リッド側に防塵用カバーが設けられているため見栄えが損なわれるとともに、リッド側の防塵用カバーで給油口の流出防止用キャップを覆うことによって給油口を防塵するようになっていたため、リッド(防塵用カバー)と給油口(流出防止用キャップ)との整合性を確保しなければならない未だ不十分な問題があった。
【0006】
しかも、リッドと給油口とは、それぞれ別部品であるため製品にばらつきが生じ易く、これらを位置合わせして整合性をとるために手間やコストがかかることから、給油口における防塵性が不十分となってしまうおそれがあった。
【0007】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、見栄えを損なうことなく容易に整合性がとれ、フィラーチューブ開口端における防塵性を実用上十分に確保し得るフィラーチューブ構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、車体パネルの給油用開窓部内に設けられる燃料タンクのフィラーチューブ開口端の内部に、燃料タンク内の燃料が流出するのを防止するための流出防止キャップを有するフィラーチューブ構造において、フィラーチューブ開口端の外部に、車体パネルの給油用開窓部開口方向に第1の付勢手段によって付勢される防塵用キャップと、防塵用キャップを開閉自在に保持するとともに、第2の付勢手段によって当該防塵用キャップの周方向に付勢されるカバー部とを設けるようにした。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、フィラーチューブ開口端にカバー部によって開閉自在に保持される防塵用キャップを一体に設けるようにしたことにより、リッド側に防塵手段を設ける必要をなくすとともに、フィラーチューブ開口端と防塵用キャップとの位置合わせを簡略化するため、見栄えを損なうことなく容易に整合性がとれ、フィラーチューブ開口端における防塵性を実用上十分に確保し得るフィラーチューブ構造を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態におけるフィラーチューブ構造を示す部分的断面図であり、図2はそのフィラーチューブ構造を分解して示す分解斜視図である。
【0012】
図1において、1は本発明を適用したフィラーチューブ防塵装置全体を示し、フィラーチューブ2におけるフィラーチューブ開口端としての給油口2aの外部に、車体パネル7における給油用開窓部8の開口方向に第1の付勢手段であるばねLによって付勢される防塵用キャップ4と、断面略コ字状のドーナツ形状でなり、当該防塵用キャップ4を開閉自在に保持するとともに、第2の付勢手段であるばねMによってこの防塵用キャップ4の周方向に付勢されるカバー部3とを備えている。
【0013】
この防塵用キャップ4は、その上方に第1のキー部4aが、下方に前記第1のキー部4aに比べて小さな形状でなる第2のキー部4bがそれぞれ形成されるとともに、第1のキー部4aが給油口2aの外部周辺に突出して形成される接続部2bに開閉自在に接続されている。
【0014】
カバー部3は、給油口2aが形成されるフィラーチューブ2の端面2cにおける給油口2aの周辺に形成された溝Pに、前記端面2cとの間にシールリングKを介して嵌合されている。
【0015】
また、防塵用キャップ4の給油口2aと接する面には、半球面状の弾性部材、例えばゴム材等でなるシール部4cが設けられるとともに、このシール部4cと接触する給油口2a側の当接部2dが断面湾曲状(いわゆるRが設けられた形状)で形成されている。
【0016】
さらに、給油口2aの内部には、図示省略する燃料タンク内の燃料が外部へ流出するのを防止するための流出防止キャップ5が、その上方の接続部5aを給油口2a内部近傍の突出した接続部2eに開閉自在に接続され、かつ図示省略するばね等の付勢手段によって給油口2a外部方向に付勢されて設けられており、この流出防止キャップ5の給油口2aと接触する部分に設けられるシール材6によって、この給油口2aから外部へ燃料タンク内の燃料が流出するのを防止するようにシールされている。
【0017】
因みに、図中9は、車体パネル7における給油用開窓部8に設けられたリッドを示している。
【0018】
ここで、このフィラーチューブ防塵装置1を形成する各部品とその動作を、図2(a)〜図2(c)を用いて説明する。
【0019】
カバー部3は、図2(a)に示すように、給油用開窓部8(図1)の開口側となる一面3aに、図2(b)に示すような前記防塵用キャップ4に形成される第1および第2のキー部4a、4bに応じたキー溝3c、3dが設けられており、通常、このキー溝3c、3dを防塵用キャップ4の第1および第2のキー部4a、4bに対して略90〔°〕ずらした状態で、前記給油口2aの周辺に形成された溝Pに嵌合されることにより、前記一面3aで防塵用キャップ4の第1および第2のキー部4a、4bを覆うように押さえ込んでいる。
【0020】
そして、このカバー部3は、図2(a)中矢印Xで示す方向に回転されることによって、キー溝3c、3dが防塵用キャップ4の第1および第2のキー部4a、4bと一致すると、この防塵用キャップ4の押えを解除し、当該防塵用キャップ4を図2中矢印Yで示す方向に回動させ、図2(c)に示す給油口2aを開放し、この開放状態で固定される。
【0021】
この状態で、図示省略する給油ガンを開放された給油口2aに差し込むことによって、給油口2a内部の流出防止キャップ5(図1)が図1中矢印Zで示す方向に回動され、図示しない燃料タンクへ給油可能となる。
【0022】
そして給油後、前記給油ガンを給油口2aから抜き取り、防塵用キャップ4を給油口2a側に押し当てることにより、カバー部3は、この防塵用キャップ4の第1および第2のキー部4a、4bが対応するキー溝3c、3dを通過して、このカバー部3の前記開放状態を解除するため、元の位置(すなわち、防塵用キャップ4の第1および第2のキー部4a、4bに対してキー溝3c、3dを略90〔°〕ずらした状態)へ戻り、前記一面3aで防塵用キャップ4の第1および第2のキー部4a、4bを覆うように押さえ込む。
【0023】
このようにして、このフィラーチューブ防塵装置1では、給油口2aにカバー部3によって開閉自在に保持される防塵用キャップ4を一体に設けるようにしたことにより、リッド9側に防塵手段を設ける必要をなくすとともに、給油口2aと防塵用キャップ4との位置合わせを簡略化するため、見栄えを損なうことなく容易に整合性がとれ、給油口2aにおける防塵性を実用上十分に確保することができる。
【0024】
しかも、前記防塵用キャップ4の給油口2aと接する面には、半球面状のゴム材等の弾性部材でなるシール部4cが設けられることにより、この防塵用キャップ4と給油口2aとの間に多少の製品ばらつきが生じた際にも、給油口2aをシール部4cによって実用上十分にシールすることができるため、この製品ばらつきを吸収することができる。
【0025】
また、この防塵用キャップ4のシール部4cと接触する給油口2a側の当接部2dが断面湾曲状(いわゆるRが設けられた形状)で形成されていることにより、シール部4cと当接部2dとの接触面積を増大することができ、シール部4cと給油口2aとのシール性を格段と向上させることができる。
【0026】
なお、本発明におけるフィラーチューブ構造を、上述した一実施形態を例に取って説明したが、本発明はこれに限ることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態を採用することができる。例えば、上述においては防塵用キャップ4の第2のキー部4bを、第1のキー部4aに比べて小さな形状で形成するようにした場合について説明したが、この第2のキー部4bが第1のキー部4aと同等または、第1のキー部4aに比べて大きな形状であっても本発明を適用することができる。
【0027】
また、上述した実施形態においては、防塵用キャップ4のシール部4cがゴム材で成形される場合を例に取って説明したが、防塵用キャップ4のシール部4cの材質は、これに限るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィラーチューブ構造の一実施形態を示す部分的断面図である。
【図2】図1のフィラーチューブ構造を分解して示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1  フィラーチューブ防塵装置
2  フィラーチューブ
2a 給油口(フィラーチューブ開口端)
2b 接続部
2c 端面
2d 当接部
3  カバー部
3a 一面
3c キー溝
3d キー溝
4  防塵用キャップ
4a 第1のキー部
4b 第2のキー部
4c シール部
5  流出防止キャップ
7  車体パネル
8  給油用開窓部
L  ばね(第1の付勢手段)
M  ばね(第2の付勢手段)

Claims (4)

  1. 車体パネルの給油用開窓部内に設けられる燃料タンクのフィラーチューブ開口端の内部に、上記燃料タンク内の燃料が流出するのを防止するための流出防止キャップを有するフィラーチューブ構造において、
    上記フィラーチューブ開口端の外部に、
    上記車体パネルの給油用開窓部開口方向に第1の付勢手段によって付勢される防塵用キャップと、
    上記防塵用キャップを開閉自在に保持するとともに、第2の付勢手段によって当該防塵用キャップの周方向に付勢されるカバー部と
    を具えることを特徴とするフィラーチューブ構造。
  2. 上記防塵用キャップは、半球面状の弾性部材でなるシール部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のフィラーチューブ構造。
  3. 上記フィラーチューブ開口端における上記防塵用キャップのシール部との当接部が、断面湾曲状でなる
    ことを特徴とする請求項2に記載のフィラーチューブ構造。
  4. 上記カバー部は、断面略コ字状のドーナツ形状でなり、上記給油用開窓部開口側となる一面に、上記防塵用キャップに形成される第1および第2のキー部に応じたキー溝が設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載のフィラーチューブ構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011103654A1 (en) * 2010-02-23 2011-09-01 Jeffrey Micheal Tilbury Fuel cap dust cover

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