JP2004142185A - カラー画像記録装置 - Google Patents

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JP2004142185A JP2002308213A JP2002308213A JP2004142185A JP 2004142185 A JP2004142185 A JP 2004142185A JP 2002308213 A JP2002308213 A JP 2002308213A JP 2002308213 A JP2002308213 A JP 2002308213A JP 2004142185 A JP2004142185 A JP 2004142185A
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山口 章
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Abstract

【課題】カラー画像記録装置において、各色着色材の使用量のバラツキを抑制して、特定の色だけを消耗することによる早期印字不能を防止する。
【解決手段】複数の着色材を用いてカラー画像を印字出力する画像出力部101と、各色の着色材の残量を管理し比較判定する着色材残量管理部102と、着色材の使用量を通常記録動作時よりも削減させる動作である着色材節約記録動作と通常記録動作とを切替制御する着色材節約動作制御部103と、着色材節約動作制御部103による各色の着色材節約量を推定し比較判定する着色材節約量推定部104とを備え、着色材節約動作制御部103は着色材残量管理部102による判定結果と着色材節約量推定部104による判定結果に基づいて切替制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナーやインクなどの着色材を用いてカラー画像を印字出力するカラー画像記録装置に関し、特に着色材の残量を認識して、その残量に応じて印字出力動作を制御するカラー画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
着色材の残量に応じて印字出力動作を制御するカラー画像記録装置では、従来、例えば特開平9−73377号公報にあるように、各色の着色材の残量を検出し、残量が所定量に満たなくなると警告を表示することにより確実に装置使用者へ着色材の補充を促すということが行われていた。
【0003】
あるいは、特開2001−293855公報にあるように、各色の使用量を推定してそれを累計管理することにより残量を管理し、および印字出力前に当該ページの各色着色材の使用量を推定することにより、印字可能か否かを事前に判定して不能の場合には警告表示するということが行われていた。
【0004】
以下、従来の技術を図面を用いて説明する。
【0005】
図8は、従来の技術によるカラー画像記録装置の構成を示すブロック図である。
【0006】
図8において、画像出力部(画像出力手段)801は、内部にC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)各色の着色材保持容器に充填された各色着色材を用いて印字出力する。着色剤残量管理部(着色材残量管理手段)802は、画像出力部801内部の着色材保持容器に充填されている各色の着色材残量を知らしめる残量出力信号801c、801m、801y、801kを監視することにより、各色の着色材残量を管理する。印字動作制御部(印字動作制御手段)803は、プリンタコマンドを解析して印字記録データを生成して、画像出力部801へ印刷指示および印字画像信号803bを出力するとともに、着色材残量管理部802より受けた残量情報802aから、何れかの色の着色剤の残量が所定量に満たないと判定された場合には警告表示または警告表示指示を行う。
【0007】
ここで、図9は従来の一般的なカラー画像記録装置が動作するシステム概略構成を示すブロック図である。
【0008】
図示するシステムは、ホストPC901、プリンタコントローラ902およびプリンタエンジン903を備えている。
【0009】
ホストPC901は、操作者がアプリケーションプログラムを実行し、印刷指示を行い、これによりプリンタドライバが動作して印字出力のためのプリンタコマンド信号901aを出力する。プリンタコントローラ902は、プリンタコマンド信号901aを解析し印字出力データを生成して、プリンタエンジン903へ印刷指示および印刷画像信号902aを出力する。そして、プリンタエンジン903は印刷画像信号902aの印字出力を行う。一般的には、プリンタコントローラ902とプリンタエンジン903とは、装置として一体の形態をとっている場合が多い。
【0010】
ここでは、図8における画像出力部801および着色材残量管理部802が図9におけるプリンタエンジン903に、印字動作制御部803が図9におけるプリンタコントローラ902に実装されることを想定して説明を行う。
【0011】
以上のように構成された従来のカラー画像記録装置について動作を説明する。
【0012】
まず、印字動作制御部803はプリンタコマンドを受けるとこれを解析し印字記録データを生成して、画像記録部801へ印刷指示および印字画像信号803bを出力する。次に、画像記録部801は印字動作制御部803より印刷指示を受けると、着色材保持容器に充填された着色材を用いて印字画像信号803bの印字出力を行う。そして、着色材残量管理部802は適宜、残量出力信号801c、801m、801y、801kを監視し、何れかの色の着色材残量が所定量に満たないと判定したならば、その旨を印字動作制御部803へ残量情報802aとして通知する。印字動作制御部803は着色材残量管理部802より受けた残量情報802aから、何れかの色の残量が所定量に満たないと判定された場合には、警告表示または警告表示指示を行う。ここで、警告表示先は装置本体表示パネル部に限らず、ホストPC上でもその他必要な表示出力先へ表示することが行われている。
【0013】
上述のとおり、従来では、着色材残量が所定量に満たない場合には、警告表示することによって確実に装置使用者へ着色材の補充を促すということが行われていた。
【0014】
また、警告表示後も着色材を補充せずに使用し続けると、着色材不足により特定色欠落という異常印字状態や印字不能な状態になってしまうため、次のようなことも行われていた。つまり、特開2001−293855公報に示されているように、着色材の残量を直接監視することは行わず、各ページの各色着色材の使用量を推定し、それを累計管理することにより残量を管理し、印字出力前に当該ページを出力可能かどうか事前に判定することで、異常印字を未然に防ぐということが行われていた。
【0015】
【特許文献1】
特開2001−293855号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来の技術の構成では、残量警告を無視して着色材を補充せず装置使用を継続した場合には、やがて着色材不足により特定色欠落という異常印字状態いわゆる印字不能な状態に陥ってしまうという問題がある。
【0017】
残量警告から印字不能な状態になるまでの印字可能枚数を増やすためには、残量警告の判定をする残量を多めに設定しておくことも考えられるが、その場合、例えばインクジェット記録のインク容器のように着色材の補充は保持容器ごと交換する場合には、交換して捨てられてしまう着色材の量が多くなってしまうという問題が生ずる。
【0018】
また、印字出力に使用された色に偏りがある場合には、使用量の多い色の着色剤のみを集中的に消耗することで、他の色の着色剤の残量は十分あるのに早く残量警告となったり印字不能な状態になったりしてしまうという問題がある。
【0019】
さらに、例えば着色材の補充を全色一括交換で行う場合には、交換周期が短く、使用されずに捨てられる着色材も多くなってしまい、着色材容器と記録ヘッドとが一体型構成の装置の場合には使用者が負担する費用もかさんでしまうという問題がある。
【0020】
そこで、本発明は、各色着色材の使用量のバラツキを抑制して、特定の色だけを消耗することによる早期印字不能を防止することができるカラー画像記録装置を提供することを目的とする。
【0021】
また、本発明は、残量警告を無視して使用継続した場合にも残量警告から印字不能な状態までの印字枚数を増やすことができるカラー画像記録装置を提供することを目的とする。
【0022】
さらに、本発明は、消耗品の補充および交換までの寿命を延ばすことができるカラー画像記録装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、着色材節約記録動作による節約量を事前に推定し、その結果、他の色に比較して残量の少ない色の着色材の節約量が多い場合にのみ、着色材節約記録動作を行うようにしたものである。
【0024】
これにより、着色材の消費量に色による偏りが著しい場合には、この偏りを減少させることができ、これにより、特定の色ばかりが消耗して印字不能な状態に陥るのを防ぐことが可能になる。
【0025】
また、本発明は、残量が多い色の着色剤については節約量が少なくなるよう、また、残量が少ない色の着色剤については節約量が多くなるように、着色材節約記録動作を調節するようにしたものである。
【0026】
これにより、着色材の消費量の偏りを減少させることができ、また、着色材節約記録動作を行う条件を広げることができるので、残量警告から印字不能な状態になるまでの印字可能枚数を増やすことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、複数の着色材を用いてカラー画像を印字出力する画像出力手段と、各色の着色材の残量を管理し比較判定する着色材残量管理手段と、着色材の使用量を通常記録動作時よりも削減させる動作である着色材節約記録動作と通常記録動作とを切替制御する着色材節約動作制御手段と、着色材節約動作制御手段による各色の着色材節約量を推定し比較判定する着色材節約量推定手段とを備え、着色材節約動作制御手段は着色材残量管理手段による判定結果と着色材節約量推定手段による判定結果に基づいて切替制御するカラー画像記録装置であり、着色材の消費量の偏りを減少させることができるので、特定の色ばかり消耗して印字不能な状態に陥るのを防ぐことが可能になるという作用を有する。
【0028】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、着色材節約量推定手段による判定結果で節約量が最も多い色の着色剤が着色材残量管理手段による判定結果で残量が最も少ない色の着色剤と該当する場合にのみ、着色材節約動作制御手段は着色材節約記録動作を実行するカラー画像記録装置であり、着色材節約記録動作によって逆に着色材の残量の偏りが拡大してしまうことを防ぐことができるので、着色材の消費量の偏りを減少させることにより特定の色ばかり消耗して印字不能な状態に陥るのを防ぐことができるという作用を有する。
【0029】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、着色材節約動作制御手段による着色材節約記録動作は、着色材残量管理手段による判定の結果により、最も残量の多い色の着色剤と最も残量の少ない色の着色剤との差が所定量を超えている場合にのみ、実行するカラー画像記録装置であり、推定された節約量と残量の状態によっては、常に着色材節約記録動作を実行してしまって、印字画像に色の乱れや濃度不足など画品質低下を頻発させてしまうことを防ぐことができ、残量の差が大きい場合にのみ前述の着色材節約記録動作実行を限定できるという作用を有する。また、たとえ残量警告前であっても残量の偏りが大きい場合には、これを減少させることができるので、正常な状態(着色材が十分にある状態)から残量警告までの印字可能枚数を増やすことができるという作用を有する。
【0030】
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、着色材節約動作制御手段による着色材節約記録動作は、着色材残量管理手段による判定の結果により、残量が多い色の着色剤は節約量を少なく調節し、残量が少ない色の着色剤は節約量を多くするように調節するカラー画像記録装置であり、着色材の使用量を節約するとともに、色ごとの残量の偏りも減少させることができるので、何れかの色ばかり消耗してしまって早期に残量警告や印字不能な状態に陥ってしまうのを防ぐことができるという作用を有する。
【0031】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項4記載の発明において、着色材節約動作制御手段における着色材節約記録動作の節約量調節は、着色材残量管理手段による判定の結果により何れかの色の着色剤が所定量に満たないと判定された場合にのみ実施するカラー画像記録装置であり、常に着色材節約記録動作の節約量調節を実行してしまって、常に印字画像に色の乱れや濃度不足など画品質低下を生じてしまうことを防ぐことができ、残量が所定量に満たない場合(例えば残量警告以降)にのみ前述の着色材節約記録動作の節約量調節を限定できるという作用を有する。また、たとえ残量警告後も着色材を補充せず使用を継続したとしても、着色材の使用量を節約するとともに、色ごとの残量の偏りも減少させることができるので、何れかの色ばかり消耗してしまって早期に印字不能な状態に陥ってしまうのを防ぐことができ、残量警告から印字不能な状態までの印字可能枚数を増やすことができるという作用を有する。
【0032】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。なお、これらの図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。
【0033】
図1は、本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置の概略構成を示すブロック図である。
【0034】
図1において、画像出力部(画像出力手段)101は、内部にC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)各色の着色材保持容器に充填された着色材を用いて印字出力する。着色剤残量管理部(着色材残量管理手段)102は、画像出力部101内部の着色材保持容器に充填されている各色の着色材残量を知らしめる残量出力信号101c、101m、101y、101kを監視することにより、各色の着色材残量を管理する。着色剤節約動作制御部(着色材節約動作制御手段)103は、プリンタコマンドを解析し印字記録データを生成して、画像出力部101へ印刷指示および印字画像信号103bを出力するとともに、着色材残量管理部102より受けた残量情報102aから、何れかの色の着色剤の残量が所定量に満たないと判定された場合には警告表示または警告表示指示するなどの印字動作制御を行い、また、後述の着色材節約量推定部(着色材節約量推定手段)104より受けた着色材節約量推定結果情報104aおよび着色材残量管理部102より受けた残量情報102aから着色材節約記録動作を実行すべきと判定した場合には、印字記録データを着色材節約記録動作としての記録データに変換した上で、画像出力部101へ印刷指示および印字画像信号103bを出力する。そして、着色材節約量推定部104は、着色材節約動作制御部103より印字データに関する情報103aを受けて着色材節約記録動作時の各色の着色材節約量を推定し、着色材節約量推定結果情報104aを着色材節約動作制御部103へ通知する。
【0035】
ここで、着色材節約量の推定処理の内容は、着色材節約記録動作の方法に応じて、例えば濃度にリニアに節約する場合には、各色着色材の総使用量に対応した情報を獲得して、これに節約比率に相当する係数を乗ずるという計算により各色着色材節約量が算出可能となる。また、例えば色変換のルックアップテーブルなどを変更するなどして節約を行う場合には、各色の濃度分布に対応した情報を獲得して上述のルックアップテーブルに対応した情報を用いて各色着色材節約量が算出可能となる。
【0036】
以上のように構成したカラー画像記録装置についてその動作を説明する。
【0037】
まず、着色材節約動作制御部103はプリンタコマンドを受けるとこれを解析し印字記録データを生成して、着色材節約量推定部104へ着色材節約量の算出を指示して着色材節約量推定結果情報104aを得る。そして、着色材節約量推定結果情報104aと、予め着色材残量管理部102より獲得しておいた残量情報102aとを勘案の上、着色材節約動作を実行すべきと判定した場合には、印字記録データを着色材節約動作としての記録データに変換した上で、画像出力部101へ印刷指示および印字画像信号103bを出力する。
【0038】
なお、着色材節約量推定結果情報104aと、予め着色材残量管理部102より獲得しておいた残量情報102aとを勘案の結果、着色材節約記録動作を実行すべきではないと判定した場合には、作成済みの印字記録データはそのままで、画像出力部101へ印刷指示および印字画像信号103bを出力する。
【0039】
そして、着色材残量管理部102は適宜、残量出力信号101c、101m、101y、101kを監視し、何れかの色の着色材残量が所定量に満たないと判定したならば、その旨を着色材節約動作制御部103へ残量情報102aとして通知する。
【0040】
着色材節約動作制御部103は、着色材残量管理部102より受けた残量情報102aから、何れかの色の着色剤の残量が所定量に満たないと判定された場合には、警告表示または警告表示指示を行う。ここで、警告表示先は装置本体表示パネル部に限らず、ホストPC上でもその他必要な表示出力先でよい。
【0041】
次に、残量検出を直接行わない場合について図面を参照して説明する。
【0042】
図2は、本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置であり、残量検出を直接行わない場合の概略構成を示すブロック図である。
【0043】
図2において、画像出力部(画像出力手段)201は、内部にC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)各色の着色材保持容器に充填された着色材を用いて印字出力する。着色剤残量管理部(着色材残量管理手段)202は、後述の着色材節約動作制御部(着色材節約動作制御手段)203より受けた印字画像に関する情報203cから各色の着色材の使用量を推定し各色の着色材残量を管理する。着色材節約動作制御部203は、プリンタコマンドを解析し印字記録データを生成して、画像出力部201へ印刷指示および印字画像信号203bを出力するとともに、着色材残量管理部202より受けた残量情報202aから、何れかの色の残量が所定量に満たないと判定された場合には警告表示または警告表示指示するなどの印字動作制御を行い、また、後述の着色材節約量推定部(着色材節約量推定手段)204より受けた着色材節約量推定結果情報204aおよび着色材残量管理部202より受けた残量情報202aとから、着色材節約記録動作を実行すべきと判定した場合には、印字記録データを着色材節約記録動作としての記録データに変換した上で、画像出力部201へ印刷指示および印字画像信号203bを出力する。着色材節約量推定手段204は、着色材節約動作制御部203より印字データに関する情報203aを受けて着色材節約記録動作時の各色の着色材節約量を推定し、着色材節約量推定結果情報204aを着色材節約動作制御部203へ通知する。
【0044】
以上のように構成したカラー画像記録装置についてその動作を説明する。
【0045】
まず、着色材節約動作制御部203はプリンタコマンドを受けるとこれを解析し印字記録データを生成して、着色材節約量推定部204へ着色材節約量の算出を指示して着色材節約量推定結果情報204aを得る。そして、着色材節約量推定結果情報204aと、予め着色材残量管理部202より獲得しておいた残量情報202aとを勘案の上、着色材節約記録動作を実行すべきと判定した場合には印字記録データを着色材節約記録動作としての記録データに変換した上で、着色材残量管理部202へ着色材残量の算出を指示して、当該ページの着色材節約記録動作後の残量情報202aを得る(もしここで、当該ページを印刷するのに残量不足であることが認識された場合には、その旨、表示出力することにより使用者に着色材の補充または交換を促すことができる。)。そして、画像出力部201へ印刷指示および印字画像信号203bを出力する。
【0046】
なお、着色材節約量推定結果情報204aと、予め着色材残量管理部202より獲得しておいた残量情報202aとを勘案の結果、着色材節約記録動作を実行すべきではないと判定した場合には作成済みの印字記録データはそのままで、着色材残量管理部202へ着色材残量の算出を指示して、当該ページの通常記録動作後の残量情報202aを得る(ここでも、当該ページを印刷するのに残量不足であることが認識された場合には、その旨、表示出力することにより使用者に着色材の補充または交換を促すことができる。)。そして、画像出力部201へ印刷指示および印字画像信号203bを出力する。
【0047】
また、着色材残量管理部202は、何れかの色の着色材残量が所定量に満たないと判定したならば、その旨を着色材節約動作制御部203へ残量情報202aとして通知する。
【0048】
着色材節約動作制御部203は着色材残量管理部202より受けた残量情報202aから、何れかの色の残量が所定量に満たないと判定された場合には警告表示または警告表示指示を行う。ここで、警告表示先は装置本体表示パネル部に限らず、ホストPC上でもその他必要な表示出力先でよい。
【0049】
次に、記録濃度の調節を最終の画像出力部分にて行う場合について図面を参照して説明する。
【0050】
図3は、本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置において、記録濃度の調節を最終の画像出力部分にて行う場合の構成を示すブロック図である。
【0051】
図3において、画像出力部(画像出力手段)301は、内部にC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)各色の着色材保持容器に充填された着色材を用いて印字出力する。着色材残量管理部(着色材残量管理手段)302は、画像出力部301内部の着色材保持容器に充填されている各色着色材残量を知らしめる残量出力信号301c、301m、301y、301kを監視することにより、各色の着色材残量を管理する。着色材節約動作制御部(着色材節約動作制御手段)303は、プリンタコマンドを解析し印字記録データを生成して、画像出力部301へ印刷指示および印字画像信号303bを出力するとともに、着色材残量管理部302より受けた残量情報302aから、何れかの色の残量が所定量に満たないと判定された場合には警告表示または警告表示指示するなどの印字動作制御を行い、また、後述の着色材節約量推定部(着色材節約量推定手段)304より受けた着色材節約量推定結果情報304aおよび着色材残量管理部302より受けた残量情報302aとから、着色材節約記録動作を実行すべきと判定した場合には、画像出力部301へ着色材節約記録動作のための出力濃度制御信号303dを出力する。着色材節約量推定手段304は、着色材節約動作制御部303より印字データに関する情報303aを受けて着色材節約記録動作時の各色の着色材節約量を推定し、着色材節約量推定結果情報304aを着色材節約動作制御部303へ通知する。
【0052】
以上のように構成したカラー画像記録装置についてその動作を説明する。
【0053】
まず、着色材節約動作制御部303はプリンタコマンドを受けるとこれを解析し印字記録データを生成して、着色材節約量推定部304へ着色材節約量の算出を指示して着色材節約量推定結果情報304aを得る。そして、着色材節約量推定結果情報304aと、予め着色材残量管理部302より獲得しておいた残量情報302aとを勘案の上、着色材節約動作を実行すべきと判定した場合には、着色材節約記録動作のための出力濃度制御信号303dを出力した上で、画像出力部301へ印刷指示および印字画像信号303bを出力する。
【0054】
なお、着色材節約量推定結果情報304aと、予め着色材残量管理部302より獲得しておいた残量情報302aとを勘案の結果、着色材節約記録動作を実行すべきではないと判定した場合には通常記録動作のための出力濃度制御信号303dを出力した上で、画像出力部301へ印刷指示および印字画像信号303bを出力する。
【0055】
そして、着色材残量管理部302は適宜、残量出力信号301c、301m、301y、301kを監視し、何れかの色の着色材残量が所定量に満たないと判定したならば、その旨を着色材節約動作制御部303へ残量情報302aとして通知する。
【0056】
着色材節約動作制御部303は着色材残量管理部302より受けた残量情報302aから、何れかの色の残量が所定量に満たないと判定された場合には警告表示または警告表示指示を行う。ここで、警告表示先は装置本体表示パネル部に限らず、ホストPC上でもその他必要な表示出力先でよい。
【0057】
画像出力部301は、着色材節約動作制御部303より受けた出力濃度制御信号303dに基づいて、出力画像の濃度を調節設定した上で各色の着色材を用いた画像出力を行う。
【0058】
次に、本実施の形態によるカラー画像記録装置において、着色材節約記録動作を行うかどうかの判定について図4を用いて説明する。なお、当該動作以外の動作および装置構成については、前述したものと同様である(図1〜図3参照)。
【0059】
まず、着色材節約記録動作を行うかどうかの判定に先立って、適宜(例えば、ページごとの印字出力終了の度に)、着色材残量管理部より残量情報を取得しておく(S401)。着色材節約動作制御部は、プリンタコマンドを受けるとこれを解析し、印字記録データを生成した(S402)上で、着色材節約記録動作を行うかどうかの判定処理に移行する。ここでは、まず、着色材節約量推定部へ、着色材節約記録動作時の各色着色材の節約量の推定を指示して着色材節約量推定結果を得る(S411)。
【0060】
次に、着色材節約量推定部による推定結果で節約量が最も多い色が、着色材残量管理部による残量情報で残量が最も少ない色と該当するかどうかを判定する(S412)。
【0061】
この結果、該当する場合には(S412a)、印字記録データを着色材節約記録動作としての記録データ変換する(S413)。一方、該当しない場合には(S412b)、印字記録データはそのままとする。なお、図3において説明したように記録濃度の調節を最終の画像出力部分にて行う場合には、S413は画像出力部への出力濃度制御信号を着色材節約記録動作の指定に変更することで実現する。
【0062】
以上の説明では、着色材節約動作制御部の制御プログラムと、その他の部分の制御プログラムとが分離された形を想定しているが、適宜、組み合わせた形で制御プログラムが構成されても構わない。
【0063】
以上に示す制御技術により、着色材節約記録動作によって逆に着色材の残量の偏りが拡大してしまうことを防ぐことができ、これにより着色材の消費量の偏りを減少させることにより特定の色ばかり消耗して印字不能な状態に陥るのを防ぐことができる。
【0064】
次に、本実施の形態によるカラー画像記録装置において、図4における着色材節約記録動作を行うか否かの判定を実施するかどうかについて図5を用いて説明する。
【0065】
まず、着色材節約記録動作を行うか否かの判定を実施するかどうかの判定に先立って、適宜(例えば、ページごとの印字出力終了の度に)、着色材残量管理手段より残量情報を取得しておき(S501)、引き続いて、残量較差判定処理へ移行する(S502)。
【0066】
残量較差判定処理においては、残量が最も多い色と残量が最も少ない色との着色材残量の差が、所定の値を超えたかどうかの判定を行う(S511)。この結果、所定の値を超えた場合には(S511a)、残量較差が大である旨を記憶しておく(S512)。一方、所定の値を超えてない場合には(S511b)、残量較差が小である旨を記憶しておく(S513)。
【0067】
やがて、着色材節約動作制御部がプリンタコマンドを受けるとこれを解析し、印字記録データを生成した(S503)上で、着色材節約記録動作を行うか否かの判定を実施するかどうかの判定、すなわち残量較差が大か小かの判定を行う(S504)。この結果、残量較差が大の場合には(S504a)、図4において説明したような着色材節約記録動作を行うか否かの判定処理を実施する(S505)。一方、残量較差が小の場合には(S504b)、図4において説明したような着色材節約記録動作を行うか否かの判定処理は実施しない。
【0068】
以上の説明では、着色材節約動作制御部の制御プログラムと、その他の部分の制御プログラムとが分離された形を想定しているが、適宜、組み合わせた形で制御プログラムが構成されても構わない。
【0069】
この構成により、推定された節約量と残量の状態によっては、常に着色材節約記録動作を実行してしまって、印字画像に色の乱れや濃度不足など画品質低下を頻発させてしまうことを防ぐことができ、残量の差が大きい場合にのみ前述の着色材節約記録動作実行を限定できる。
【0070】
また、これによりたとえ残量警告前であっても残量の偏りが大きい場合には、これを減少させることができるので、正常な状態(着色材が十分にある状態)から残量警告までの印字可能枚数を増やすことができる。
【0071】
次に、本実施の形態によるカラー画像記録装置において、着色材節約記録動作時の節約量の調節について図6を用いて説明する。
【0072】
まず、着色材節約記録動作時の節約量を調節に先立って、適宜(例えば、ページごとの印字出力終了の度に)、着色材残量管理部より残量情報を取得しておく(S601)。
【0073】
着色材節約動作制御部はプリンタコマンドを受けるとこれを解析し印字記録データを生成した(S602)上で、着色材節約記録動作時の節約量調節処理へ移行する。ここでは、まず、残量が多い色は節約量を少なく、残量が少ない色は節約量を多くするように、各色の残量の少なさに応じた重み付け係数を設定する(S611)。例えば、残量が最も少ない色は着色材節約記録動作による着色材節約がそのまま(100%)効くようにし、残量が最も多い色は着色材節約記録動作による着色材節約が半減(50%)するよう抑制し、その他の色については残量に応じて順次着色材節約の効きを設定する。
【0074】
次に、この重み付け係数に応じて着色材節約量を調節した着色材節約記録動作のための記録データを生成する(S612)。なお、図3において説明したように記録濃度の調節を最終の画像出力部分にて行う場合には、S612は画像出力部への出力濃度制御信号を上述の重み付け係数に相当する設定情報に変更することで実現する。
【0075】
以上の説明では、着色材節約動作制御部の制御プログラムと、その他の部分の制御プログラムとが分離された形を想定しているが、適宜、組み合わせた形で制御プログラムが構成されても構わない。
【0076】
この構成により、着色材の使用量を節約するとともに、色ごとの残量の偏りも減少させることができるので、何れかの色ばかり消耗してしまって早期に残量警告や印字不能な状態に陥ってしまうのを防ぐことができる。
【0077】
次に、本実施の形態によるカラー画像記録装置において、図6における着色材節約記録動作時の節約量調節を実施するかどうかの判定について図7を用いて説明する。
【0078】
まず、着色材節約記録動作時の節約量調節を実施するかどうかの判定に先立って、適宜(例えば、ページごとの印字出力終了の度に)、着色材残量管理手段より残量情報を取得しておき(S701)、引き続いて、残量警告判定処理へ移行する(S702)。
【0079】
残量警告判定処理においては、何れかの色が残量警告レベルに達しているかの判定を行う(S711)。この結果、残量警告レベルに達している場合には(S711a)、残量警告が発生した旨を記憶する(S712)。一方、残量警告レベルに達してない場合には(S711b)、残量警告が発生していない旨を記憶する(S713)。
【0080】
やがて、着色材節約動作制御部がプリンタコマンドを受けるとこれを解析し、印字記録データを生成した(S703)上で、着色材節約記録動作時の節約量調節を実施するかどうかの判定、すなわち残量警告の有無の判定を行う(S704)。この結果、残量警告が発生していた場合には(S704a)、図6において説明したような着色材節約記録動作時の節約量調節処理を実施する(S705)。一方、残量警告が発生してない場合には(S704b)、図6において説明したような着色材節約記録動作時の節約量調節処理は実施せず、着色材節約記録動作を行う際は、所定の着色材節約記録動作のまま実施する。
【0081】
以上の説明では、着色材節約動作制御部の制御プログラムと、その他の部分の制御プログラムとが分離された形を想定しているが、適宜、組み合わせた形で制御プログラムが構成されても構わない。
【0082】
この構成により、常に着色材節約記録動作の節約量調節を実行してしまって、常に印字画像に色の乱れや濃度不足など画品質低下を生じてしまうことを防ぐことができ、残量が所定量に満たない場合(例えば残量警告以降)にのみ前述の着色材節約記録動作の節約量調節を限定できる。
【0083】
また、これによりたとえ残量警告後も着色材を補充せず使用を継続したとしても、着色材の使用量を節約するとともに、色ごとの残量の偏りも減少させることができるので、何れかの色ばかり消耗してしまって早期に印字不能な状態に陥ってしまうのを防ぐことができ、残量警告から印字不能な状態までの印字可能枚数を増やすことができる。
【0084】
ところで、上述の説明では触れられていないが、当然のことながら残量や節約量の計算や管理に用いるデータはいわゆる連続値ではなく、予めいくつかの段階に区切り、この段階を示す値を用いることで制御のための処理を簡略化してもよい。
【0085】
また、同じく上述の説明では触れられていないが、当然のことながら本発明におけるカラー画像記録装置の制御技術は、装置使用者の設定操作により有効または無効と予め選択することができるものとしてもよい。あるいは、本発明におけるカラー画像記録装置の制御技術の有効または無効の設定を、プリンタサーバなどに装置使用者または端末ごとに登録しておき、この登録内容に従って動作することができるものとしてもよい。
【0086】
さらに、同じく上述の説明では触れられていないが、当然のことながら本発明におけるカラー画像記録装置はいわゆるプリンタ装置としてばかりではなく、いわゆるMFPの一部として、あるいはその他システムの一部として実装しても構わない。
【0087】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、着色材の消費量の偏りを減少させることができるので、特定の色ばかり消耗して印字不能な状態に陥るのを防ぐことが可能になるという有効な効果が得られる。
【0088】
また、着色材節約量推定手段による判定結果で節約量が最も多い色の着色剤が着色材残量管理手段による判定結果で残量が最も少ない色の着色剤と該当する場合にのみ、着色材節約動作制御手段は着色材節約記録動作を実行するようにすれば、着色材節約記録動作によって逆に着色材の残量の偏りが拡大してしまうことを防ぐことができるので、着色材の消費量の偏りを減少させることにより特定の色ばかり消耗して印字不能な状態に陥るのを防ぐことができるという有効な効果が得られる。
【0089】
着色材節約動作制御手段による着色材節約記録動作は、着色材残量管理手段による判定の結果により、最も残量の多い色の着色剤と最も残量の少ない色の着色剤との差が所定量を超えている場合にのみ、実行するようにすれば、推定された節約量と残量の状態によっては、常に着色材節約記録動作を実行してしまって、印字画像に色の乱れや濃度不足など画品質低下を頻発させてしまうことを防ぐことができ、残量の差が大きい場合にのみ前述の着色材節約記録動作実行を限定できるという有効な効果が得られる。
【0090】
また、たとえ残量警告前であっても残量の偏りが大きい場合には、これを減少させることができるので、正常な状態(着色材が十分にある状態)から残量警告までの印字可能枚数を増やすことができるという有効な効果が得られる。
【0091】
着色材節約動作制御手段による着色材節約記録動作は、着色材残量管理手段による判定の結果により、残量が多い色の着色剤は節約量を少なく調節し、残量が少ない色の着色剤は節約量を多くするように調節すれば、着色材の使用量を節約するとともに、色ごとの残量の偏りも減少させることができるので、何れかの色ばかり消耗してしまって早期に残量警告や印字不能な状態に陥ってしまうのを防ぐことができるという有効な効果が得られる。
【0092】
着色材節約動作制御手段における着色材節約記録動作の節約量調節は、着色材残量管理手段による判定の結果により何れかの色の着色剤が所定量に満たないと判定された場合にのみ実施するようにすれば、常に着色材節約記録動作の節約量調節を実行してしまって、常に印字画像に色の乱れや濃度不足など画品質低下を生じてしまうことを防ぐことができ、残量が所定量に満たない場合(例えば残量警告以降)にのみ前述の着色材節約記録動作の節約量調節を限定できるという有効な効果が得られる。
【0093】
また、たとえ残量警告後も着色材を補充せず使用を継続したとしても、着色材の使用量を節約するとともに、色ごとの残量の偏りも減少させることができるので、何れかの色ばかり消耗してしまって早期に印字不能な状態に陥ってしまうのを防ぐことができ、残量警告から印字不能な状態までの印字可能枚数を増やすことができるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置において、残量検出を直接行わない場合の構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置において、記録濃度の調節を最終の画像出力部分にて行う場合の構成を示すブロック図
【図4】本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置において、着色材節約記録動作を行うかどうかの判定処理の流れを示すフローチャート
【図5】本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置において、着色材節約記録動作を行うか否かの判定を実施するかどうかの処理の流れを示すフローチャート
【図6】本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置において、着色材節約記録動作時の節約量の調節処理の流れを示すフローチャート
【図7】本発明の一実施の形態によるカラー画像記録装置において、着色材節約記録動作時の節約量調節を実施するかどうかの判定処理の流れを示すフローチャート
【図8】従来の技術によるカラー画像記録装置の構成を示すブロック図
【図9】一般的なカラー画像記録装置が動作するシステム概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
101,201,301,801 画像出力部(画像出力手段)
102,202,302,802 着色材残量管理部(着色材残量管理手段)103,203,303 着色材節約動作制御部(着色材節約動作制御手段)
803 印字動作制御部(印字動作制御手段)
104,204,304 着色材節約量推定部(着色材節約量推定手段)
101c,301c,801c C色の着色材保持容器内の残量出力信号
101m,301m,801m M色の着色材保持容器内の残量出力信号
101y,301y,801y Y色の着色材保持容器内の残量出力信号
101k,301k,801k K色の着色材保持容器内の残量出力信号
102a,202a,302a,802a 残量情報
103a,203a,303a 印字データに関する情報
103b,203b,303b,803b,902a 印字画像信号
203c 印字画像に関する情報
303d 出力濃度制御信号
104a,204a,304a 着色材節約量推定結果
901 ホストPC
901a プリンタコマンド信号
902 プリンタコントローラ
903 プリンタエンジン

Claims (5)

  1. 複数の着色材を用いてカラー画像を印字出力する画像出力手段と、
    各色の前記着色材の残量を管理し比較判定する着色材残量管理手段と、
    前記着色材の使用量を通常記録動作時よりも削減させる動作である着色材節約記録動作と通常記録動作とを切替制御する着色材節約動作制御手段と、
    前記着色材節約動作制御手段による各色の着色材節約量を推定し比較判定する着色材節約量推定手段とを備え、
    前記着色材節約動作制御手段は前記着色材残量管理手段による判定結果と前記着色材節約量推定手段による判定結果に基づいて切替制御することを特徴とするカラー画像記録装置。
  2. 前記着色材節約量推定手段による判定結果で節約量が最も多い色の着色剤が前記着色材残量管理手段による判定結果で残量が最も少ない色の着色剤と該当する場合にのみ、前記着色材節約動作制御手段は着色材節約記録動作を実行することを特徴とする請求項1記載のカラー画像記録装置。
  3. 前記着色材節約動作制御手段による着色材節約記録動作は、前記着色材残量管理手段による判定の結果により、最も残量の多い色の着色剤と最も残量の少ない色の着色剤との差が所定量を超えている場合にのみ、実行することを特徴とする請求項2記載のカラー画像記録装置。
  4. 前記着色材節約動作制御手段による着色材節約記録動作は、前記着色材残量管理手段による判定の結果により、残量が多い色の着色剤は節約量を少なく調節し、残量が少ない色の着色剤は節約量を多くするように調節することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のカラー画像記録装置。
  5. 前記着色材節約動作制御手段における着色材節約記録動作の節約量調節は、前記着色材残量管理手段による判定の結果により何れかの色の着色剤が所定量に満たないと判定された場合にのみ実施することを特徴とする請求項4記載のカラー画像記録装置。
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