JP2004141414A - 遊技機の発射操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技機の発射操作装置における発射停止スイッチを操作するためのスイッチ操作部の位置を筒部の軸方向において変更できるようにする。
【解決手段】本発明の遊技機の発射操作装置は、遊技機本体100の前方に突出する筒部2と、この筒部2の先端側に設けられた発射操作部3と、筒部内に設けられたスイッチ取付体と、スイッチ取付体を筒部の軸方向に移動させるスライド機構と、スイッチ取付体に取り付けられた発射停止スイッチと、スイッチ取付体に設けられるとともに筒部の外部から発射停止スイッチを操作可能とするスイッチ操作部6とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の遊技機の発射操作装置は、遊技機本体100の前方に突出する筒部2と、この筒部2の先端側に設けられた発射操作部3と、筒部内に設けられたスイッチ取付体と、スイッチ取付体を筒部の軸方向に移動させるスライド機構と、スイッチ取付体に取り付けられた発射停止スイッチと、スイッチ取付体に設けられるとともに筒部の外部から発射停止スイッチを操作可能とするスイッチ操作部6とを備えた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機の発射操作装置に関し、特に、発射停止スイッチを備えた発射操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機本体の前方に突出する筒部と、この筒部の先端側に設けられた発射操作部とを備え、筒部の周囲に発射停止スイッチを操作するためのスイッチ操作部が複数設けられた遊技機の発射操作装置がある。発射停止スイッチは筒部内に設けられ、スイッチ操作部が筒部に設けられた孔を介して筒部の外部に突出するように設けられ、スイッチ操作部を操作することにより発射停止スイッチをON,OFF操作できるようになっている。即ち、遊技者は発射操作部を操作しながら指でスイッチ操作部を操作して発射停止スイッチを作動させることで遊技機に発射停止を指示することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−143410号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の発射操作装置では、筒部の周囲に設けられたスイッチ操作部の位置は固定であって、筒部の軸方向に移動できない。したがって、例えば、一般の遊技機に対して女性専用遊技機のスイッチ操作部を、手の小さい人が多い女性遊技者にとって操作しやすいような位置に設定することは不可能であった。
【0005】
本発明は、上記課題を解消するためになされたもので、スイッチ操作部の位置を筒部の軸方向において変更できるようにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の遊技機の発射操作装置は、遊技機本体の前方に突出する筒部と、この筒部の先端側に設けられた発射操作部と、筒部内に設けられたスイッチ取付体と、スイッチ取付体を筒部の軸方向に移動させるスライド機構と、スイッチ取付体に取り付けられた発射停止スイッチと、スイッチ取付体に設けられるとともに筒部の外部から発射停止スイッチを操作可能とするスイッチ操作部とを備えたことにより、スイッチ操作部の位置を筒部の軸方向において変更できるようにした。また、スイッチ取付体の位置を所定の位置にロックするロック機構を備えた。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
以下、本発明の実施形態1を図に基づいて説明する。図1は本実施の形態1による遊技機の発射操作装置の外観図、図2は筒部において発射停止スイッチが設けられている側を筒部の内部側から見た図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5はロック機構装置、スイッチ取付ボックス、カバー部材(カバー部材は2点鎖線で示してある)の関係を示す斜視図である。
各図において、発射操作装置1は、遊技機本体100の前方に突出する筒部2と、この筒部2の先端側に設けられた発射操作部3とを備え、遊技機本体100の側部101側に位置する筒部2の側部2aには筒部2の側部壁2bを貫通し筒部2の軸方向に延長する長孔4が形成されており、筒部2内に設けられた発射停止スイッチ5を操作するためのスイッチ操作部6を長孔4を介して筒部2の外部に突出させて外部から発射停止スイッチ5を操作できるように設け、かつ、スイッチ操作部6が長孔4を介して筒部2の軸方向Hに移動可能なように構成されている。
発射操作部3は、グリップ部3aとこのグリップ部3aに回動可能に取付けられたハンドルレバー3bを有し、遊技者がハンドルレバー3bを一方向に回動操作すると、グリップ部3aの内側に配置されたギヤを介してボリューム(可変抵抗器)の軸が回動してボリュームの抵抗値が変化することによって、ハンドルレバー3bの回転動作量に対応する電圧が発射制御装置に出力され、これにより発射機構装置のソレノイドやモータ等のアクチュエータに球をハンドルレバー3bの操作量に応じた強さで発射させる。
発射停止スイッチ5が取付けられるスイッチ取付ボックス(スイッチ取付体)10は、ボックス本体11とボックス本体11の後側開口を塞ぐようにボックス本体11にねじ等で取付けられる後蓋12とから構成されている。スイッチ取付ボックス10の前側(図3,4の左側を前側として説明する)には、上記長孔4内に挿入されて長孔4の内壁4aに対してスライド可能なスライド部13が形成されている。スライド部13の内側にはスイッチ操作部6を挿通させる挿通孔14が形成されている。スイッチ操作部6には抜け止め防止部15が設けられている。ボックス本体11に対するスイッチ操作部6や発射停止スイッチ5の組付けは、スイッチ操作部6の一端側(操作側)を挿通孔14に通して筒部2の外部に突出させ、筒部2の内部に残るスイッチ操作部6の他端側にコイルばね16を一端側から挿入する。そして、内側に発射停止スイッチ5が固定された後蓋12をボックス本体11に取付ける。このとき、スイッチ操作部6の他端で押圧されるスイッチ軸5aをコイルばね16の他端側に挿入しながら取付ける。
スイッチ取付ボックス10の横に取付けられるロック機構装置20は、前側にスイッチ取付ボックス10のスライド部13と同様なスライド部21を備えたブロック体22にロック片23を組み付けて成るものである。長孔4の内壁4aとスライド部13,21とで、スイッチ取付ボックス10を筒部2の軸方向に移動させるスライド機構が構成される。ブロック体22には、ロック片23が組付けられる上部及び後部開放の組付孔24が形成されており、ロック片23の下方側面に設けられた回転中心軸25を組付孔24の内側面に形成された孔(図示せず)に取付けることで、ロック片23は回転中心軸25を介して回転可能に取付けられている。ロック片23の上部には後側に延長するロック片操作部26が設けられる。ブロック体22の前側上部にはロック片23の上部の前側に対向するコイルばね固定部27が設けられ、コイルばね28の一端側はコイルばね固定部27に形成された固定孔29に固定され、コイルばね28の他端側はロック片23の上部の前側に取付けられる。ロック片23の上部の前側にはコイルばね28の他端側のコイル径内に入り込む突出部30が設けられている。ロック片23を上述したように組付けた後に組付孔24の後部側を後蓋31で塞ぐ。そして、スイッチ取付ボックス10及びロック機構装置20のスライド部13,21を筒部2の長孔4に挿入し、スイッチ操作部6の一端側(操作側)を筒部2の外部に突出させた状態で、スイッチ取付ボックス10及びロック機構装置20を覆うようにカバー部材40を取付フランジ41を介してねじ42で筒部2の側部壁2bの内側2cに取付ける。カバー部材40は筒部2の軸方向に長いものであり、カバー部材の後壁43はスイッチ取付ボックス10及びロック機構装置20の後側を押さえており、これにより、スイッチ取付ボックス10及びロック機構装置20が筒部2の内部方向に移動することはない。また、カバー部材40にはロック片操作部26をスライド可能とする長孔44が形成されており、この長孔44の上部側の壁の内側にはロック片23の上部側が入り込んで係止するロック溝45が適宜間隔で複数形成されている。尚、円筒状の筒部2は断面半円状の2つの半割部材2A,2Bで構成され、長孔4が形成された半割部材2Aにスイッチ取付ボックス10、ロック機構装置20、カバー部材40を組付けた後に、もう一つの半割部材2Bを接着剤などで接合して筒部2を形成する。また、図1の50は下皿装置、図3,4の51は発射停止スイッチの信号線であり、これはカバー部材40に形成された下部開口52を介して引き出されて引き回され、発射制御装置に接続される。
以上の構成によれば、パチンコ店の従業員が筒部2の根元裏側から筒部2内に治具等を挿入してロック片操作部26を操作し、ロック片23とロック溝44との係合を解いて、スイッチ操作部6の位置を変更できる。この場合、ロック機構装置20及びスイッチ取付ボックス10の位置を図2のスライド可能幅Xの範囲で移動させることができ、スイッチ操作部6の位置を筒部2の軸方向の任意に位置に変更できるので、例えば、女性専用遊技機のスイッチ操作部6の位置を女性遊技者が操作しやすいように設定すること等が可能となる。また、不正防止を重視するパチンコ店においては、遊技者がスイッチ操作部6を操作している時と操作をしていない時とを判別しやすい位置にスイッチ操作部6の位置を設定したいという要望がある。この場合、グリップ部3aから離れた位置にスイッチ操作部6を設定すれば、スイッチ操作部6を操作しているか否かがわかりやすくなり、スイッチ操作部6を操作していないのにハンドルレバー3bを操作する遊技者の手の動きが不審であるような場合を判別しやすくなるので、不正行為防止対策にもなる。逆に、遊技者を重視する店においては遊技者がスイッチ操作部6を操作しやすいようにグリップ部3aの近くにスイッチ操作部6の位置を設定できる。
【0008】
実施形態2.
実施形態1では、パチンコ店側のみがスイッチ操作部6の位置を変更できる構成を説明したが、遊技者がスイッチ操作部6の位置を変更できるように構成してもよい。この場合、例えば、図6に示すように、ロック機構装置20のブロック体22に、ロック棒60を進退自在に収納する孔61を設け、孔61内においてコイルばね28で付勢されたロック棒60の半球状先端62に対応するカバー部材40の後壁43の内側にロック棒60の半球状先端62が浅く入り込むロック溝63を筒部2の軸方向に沿って適宜間隔で複数設けるようにすればよい。これにより、遊技者がスイッチ操作部6を移動させると、ロック棒60の半球状先端62がロック溝63に嵌まる位置にスイッチ操作部6の位置を決めることができる。そしてさらにスイッチ操作部6の位置を変更したい場合は、若干力を加えてコイルばね28を縮ませることでロック棒60がロック溝63から抜け出すので、これにより、スイッチ操作部6の位置を移動させることができる。
また、この場合、ロック溝63を設けずに、ロック棒60の半球状先端62とカバー部材40の内壁との摩擦によるロック機構としてもよい。
【0009】
実施形態3.
各実施形態では、ロック機構を備えた構成を説明したが、ロック機構を備えない構成として、スイッチ操作部6を自由に移動できるようにしてもよい。この場合、カバー部材40を備えない構成も可能である。例えば、図7に示すように、ブロック体22Bに断面T字状などのスライド部70を形成し、このスライド部70が嵌まり込む断面T字状などのスライド溝71を筒部2の側部壁2bの内側2cに軸方向に延長するように形成すればよい。即ち、スライド部7とスライド溝71とでスイッチ取付ボックス10を筒部の軸方向に移動させるスライド機構を構成する。この場合、ブロック体22B及びスイッチ取付ボックス10を保持するカバー部材40は不要となる。
【0010】
尚、スイッチ操作部6の操作側を筒部2の外部に突出させたが、スイッチ操作部6の操作側先端を指等で押圧操作できるようにすれば、この操作側先端が筒部2の外部に突出していなくともよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による発射操作装置の外観図。
【図2】発射操作装置の筒部において発射停止スイッチが設けられている側を筒部の内部側から見た図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】図2のB−B断面図。
【図5】ロック機構装置、スイッチ取付ボックス、カバー部材の関係を示す斜視図。
【図6】実施形態2を示す断面図。
【図7】実施形態3を示す断面図。
【符号の説明】
1 発射操作装置、2 筒部、3 発射操作部、4 長孔(スライド機構)、5 発射停止スイッチ、6 スイッチ操作部、10 スイッチ取付ボックス(スイッチ取付体)、13,21 スライド部(スライド機構)
20 ロック機構装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機の発射操作装置に関し、特に、発射停止スイッチを備えた発射操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機本体の前方に突出する筒部と、この筒部の先端側に設けられた発射操作部とを備え、筒部の周囲に発射停止スイッチを操作するためのスイッチ操作部が複数設けられた遊技機の発射操作装置がある。発射停止スイッチは筒部内に設けられ、スイッチ操作部が筒部に設けられた孔を介して筒部の外部に突出するように設けられ、スイッチ操作部を操作することにより発射停止スイッチをON,OFF操作できるようになっている。即ち、遊技者は発射操作部を操作しながら指でスイッチ操作部を操作して発射停止スイッチを作動させることで遊技機に発射停止を指示することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−143410号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の発射操作装置では、筒部の周囲に設けられたスイッチ操作部の位置は固定であって、筒部の軸方向に移動できない。したがって、例えば、一般の遊技機に対して女性専用遊技機のスイッチ操作部を、手の小さい人が多い女性遊技者にとって操作しやすいような位置に設定することは不可能であった。
【0005】
本発明は、上記課題を解消するためになされたもので、スイッチ操作部の位置を筒部の軸方向において変更できるようにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の遊技機の発射操作装置は、遊技機本体の前方に突出する筒部と、この筒部の先端側に設けられた発射操作部と、筒部内に設けられたスイッチ取付体と、スイッチ取付体を筒部の軸方向に移動させるスライド機構と、スイッチ取付体に取り付けられた発射停止スイッチと、スイッチ取付体に設けられるとともに筒部の外部から発射停止スイッチを操作可能とするスイッチ操作部とを備えたことにより、スイッチ操作部の位置を筒部の軸方向において変更できるようにした。また、スイッチ取付体の位置を所定の位置にロックするロック機構を備えた。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
以下、本発明の実施形態1を図に基づいて説明する。図1は本実施の形態1による遊技機の発射操作装置の外観図、図2は筒部において発射停止スイッチが設けられている側を筒部の内部側から見た図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5はロック機構装置、スイッチ取付ボックス、カバー部材(カバー部材は2点鎖線で示してある)の関係を示す斜視図である。
各図において、発射操作装置1は、遊技機本体100の前方に突出する筒部2と、この筒部2の先端側に設けられた発射操作部3とを備え、遊技機本体100の側部101側に位置する筒部2の側部2aには筒部2の側部壁2bを貫通し筒部2の軸方向に延長する長孔4が形成されており、筒部2内に設けられた発射停止スイッチ5を操作するためのスイッチ操作部6を長孔4を介して筒部2の外部に突出させて外部から発射停止スイッチ5を操作できるように設け、かつ、スイッチ操作部6が長孔4を介して筒部2の軸方向Hに移動可能なように構成されている。
発射操作部3は、グリップ部3aとこのグリップ部3aに回動可能に取付けられたハンドルレバー3bを有し、遊技者がハンドルレバー3bを一方向に回動操作すると、グリップ部3aの内側に配置されたギヤを介してボリューム(可変抵抗器)の軸が回動してボリュームの抵抗値が変化することによって、ハンドルレバー3bの回転動作量に対応する電圧が発射制御装置に出力され、これにより発射機構装置のソレノイドやモータ等のアクチュエータに球をハンドルレバー3bの操作量に応じた強さで発射させる。
発射停止スイッチ5が取付けられるスイッチ取付ボックス(スイッチ取付体)10は、ボックス本体11とボックス本体11の後側開口を塞ぐようにボックス本体11にねじ等で取付けられる後蓋12とから構成されている。スイッチ取付ボックス10の前側(図3,4の左側を前側として説明する)には、上記長孔4内に挿入されて長孔4の内壁4aに対してスライド可能なスライド部13が形成されている。スライド部13の内側にはスイッチ操作部6を挿通させる挿通孔14が形成されている。スイッチ操作部6には抜け止め防止部15が設けられている。ボックス本体11に対するスイッチ操作部6や発射停止スイッチ5の組付けは、スイッチ操作部6の一端側(操作側)を挿通孔14に通して筒部2の外部に突出させ、筒部2の内部に残るスイッチ操作部6の他端側にコイルばね16を一端側から挿入する。そして、内側に発射停止スイッチ5が固定された後蓋12をボックス本体11に取付ける。このとき、スイッチ操作部6の他端で押圧されるスイッチ軸5aをコイルばね16の他端側に挿入しながら取付ける。
スイッチ取付ボックス10の横に取付けられるロック機構装置20は、前側にスイッチ取付ボックス10のスライド部13と同様なスライド部21を備えたブロック体22にロック片23を組み付けて成るものである。長孔4の内壁4aとスライド部13,21とで、スイッチ取付ボックス10を筒部2の軸方向に移動させるスライド機構が構成される。ブロック体22には、ロック片23が組付けられる上部及び後部開放の組付孔24が形成されており、ロック片23の下方側面に設けられた回転中心軸25を組付孔24の内側面に形成された孔(図示せず)に取付けることで、ロック片23は回転中心軸25を介して回転可能に取付けられている。ロック片23の上部には後側に延長するロック片操作部26が設けられる。ブロック体22の前側上部にはロック片23の上部の前側に対向するコイルばね固定部27が設けられ、コイルばね28の一端側はコイルばね固定部27に形成された固定孔29に固定され、コイルばね28の他端側はロック片23の上部の前側に取付けられる。ロック片23の上部の前側にはコイルばね28の他端側のコイル径内に入り込む突出部30が設けられている。ロック片23を上述したように組付けた後に組付孔24の後部側を後蓋31で塞ぐ。そして、スイッチ取付ボックス10及びロック機構装置20のスライド部13,21を筒部2の長孔4に挿入し、スイッチ操作部6の一端側(操作側)を筒部2の外部に突出させた状態で、スイッチ取付ボックス10及びロック機構装置20を覆うようにカバー部材40を取付フランジ41を介してねじ42で筒部2の側部壁2bの内側2cに取付ける。カバー部材40は筒部2の軸方向に長いものであり、カバー部材の後壁43はスイッチ取付ボックス10及びロック機構装置20の後側を押さえており、これにより、スイッチ取付ボックス10及びロック機構装置20が筒部2の内部方向に移動することはない。また、カバー部材40にはロック片操作部26をスライド可能とする長孔44が形成されており、この長孔44の上部側の壁の内側にはロック片23の上部側が入り込んで係止するロック溝45が適宜間隔で複数形成されている。尚、円筒状の筒部2は断面半円状の2つの半割部材2A,2Bで構成され、長孔4が形成された半割部材2Aにスイッチ取付ボックス10、ロック機構装置20、カバー部材40を組付けた後に、もう一つの半割部材2Bを接着剤などで接合して筒部2を形成する。また、図1の50は下皿装置、図3,4の51は発射停止スイッチの信号線であり、これはカバー部材40に形成された下部開口52を介して引き出されて引き回され、発射制御装置に接続される。
以上の構成によれば、パチンコ店の従業員が筒部2の根元裏側から筒部2内に治具等を挿入してロック片操作部26を操作し、ロック片23とロック溝44との係合を解いて、スイッチ操作部6の位置を変更できる。この場合、ロック機構装置20及びスイッチ取付ボックス10の位置を図2のスライド可能幅Xの範囲で移動させることができ、スイッチ操作部6の位置を筒部2の軸方向の任意に位置に変更できるので、例えば、女性専用遊技機のスイッチ操作部6の位置を女性遊技者が操作しやすいように設定すること等が可能となる。また、不正防止を重視するパチンコ店においては、遊技者がスイッチ操作部6を操作している時と操作をしていない時とを判別しやすい位置にスイッチ操作部6の位置を設定したいという要望がある。この場合、グリップ部3aから離れた位置にスイッチ操作部6を設定すれば、スイッチ操作部6を操作しているか否かがわかりやすくなり、スイッチ操作部6を操作していないのにハンドルレバー3bを操作する遊技者の手の動きが不審であるような場合を判別しやすくなるので、不正行為防止対策にもなる。逆に、遊技者を重視する店においては遊技者がスイッチ操作部6を操作しやすいようにグリップ部3aの近くにスイッチ操作部6の位置を設定できる。
【0008】
実施形態2.
実施形態1では、パチンコ店側のみがスイッチ操作部6の位置を変更できる構成を説明したが、遊技者がスイッチ操作部6の位置を変更できるように構成してもよい。この場合、例えば、図6に示すように、ロック機構装置20のブロック体22に、ロック棒60を進退自在に収納する孔61を設け、孔61内においてコイルばね28で付勢されたロック棒60の半球状先端62に対応するカバー部材40の後壁43の内側にロック棒60の半球状先端62が浅く入り込むロック溝63を筒部2の軸方向に沿って適宜間隔で複数設けるようにすればよい。これにより、遊技者がスイッチ操作部6を移動させると、ロック棒60の半球状先端62がロック溝63に嵌まる位置にスイッチ操作部6の位置を決めることができる。そしてさらにスイッチ操作部6の位置を変更したい場合は、若干力を加えてコイルばね28を縮ませることでロック棒60がロック溝63から抜け出すので、これにより、スイッチ操作部6の位置を移動させることができる。
また、この場合、ロック溝63を設けずに、ロック棒60の半球状先端62とカバー部材40の内壁との摩擦によるロック機構としてもよい。
【0009】
実施形態3.
各実施形態では、ロック機構を備えた構成を説明したが、ロック機構を備えない構成として、スイッチ操作部6を自由に移動できるようにしてもよい。この場合、カバー部材40を備えない構成も可能である。例えば、図7に示すように、ブロック体22Bに断面T字状などのスライド部70を形成し、このスライド部70が嵌まり込む断面T字状などのスライド溝71を筒部2の側部壁2bの内側2cに軸方向に延長するように形成すればよい。即ち、スライド部7とスライド溝71とでスイッチ取付ボックス10を筒部の軸方向に移動させるスライド機構を構成する。この場合、ブロック体22B及びスイッチ取付ボックス10を保持するカバー部材40は不要となる。
【0010】
尚、スイッチ操作部6の操作側を筒部2の外部に突出させたが、スイッチ操作部6の操作側先端を指等で押圧操作できるようにすれば、この操作側先端が筒部2の外部に突出していなくともよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による発射操作装置の外観図。
【図2】発射操作装置の筒部において発射停止スイッチが設けられている側を筒部の内部側から見た図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】図2のB−B断面図。
【図5】ロック機構装置、スイッチ取付ボックス、カバー部材の関係を示す斜視図。
【図6】実施形態2を示す断面図。
【図7】実施形態3を示す断面図。
【符号の説明】
1 発射操作装置、2 筒部、3 発射操作部、4 長孔(スライド機構)、5 発射停止スイッチ、6 スイッチ操作部、10 スイッチ取付ボックス(スイッチ取付体)、13,21 スライド部(スライド機構)
20 ロック機構装置。
Claims (2)
- 遊技機本体の前方に突出する筒部と、この筒部の先端側に設けられた発射操作部と、筒部内に設けられたスイッチ取付体と、スイッチ取付体を筒部の軸方向に移動させるスライド機構と、スイッチ取付体に取り付けられた発射停止スイッチと、スイッチ取付体に設けられるとともに筒部の外部から発射停止スイッチを操作可能とするスイッチ操作部とを備えたことを特徴とする遊技機の発射操作装置。
- スイッチ取付体の位置を所定の位置にロックするロック機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の発射操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002309994A JP2004141414A (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | 遊技機の発射操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002309994A JP2004141414A (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | 遊技機の発射操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004141414A true JP2004141414A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32455650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002309994A Pending JP2004141414A (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | 遊技機の発射操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004141414A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131608A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-06-18 | Takeya Co Ltd | 遊技機の打球操作ハンドル |
-
2002
- 2002-10-24 JP JP2002309994A patent/JP2004141414A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131608A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-06-18 | Takeya Co Ltd | 遊技機の打球操作ハンドル |
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