JP2004140648A - Ofdm受信装置 - Google Patents
Ofdm受信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004140648A JP2004140648A JP2002304144A JP2002304144A JP2004140648A JP 2004140648 A JP2004140648 A JP 2004140648A JP 2002304144 A JP2002304144 A JP 2002304144A JP 2002304144 A JP2002304144 A JP 2002304144A JP 2004140648 A JP2004140648 A JP 2004140648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output
- ofdm
- fourier transform
- discrete fourier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】フレーム非同期や正常にデータ再生できないことによる判定を待つことなく、受信不可能なことを短時間で検出可能なOFDM受信装置を提供する。
【解決手段】3セグメントを使用した2階層伝送の高階層のどちらか一方の1セグメントを選局した場合も、パイロット信号のサブキャリア配置パターンにより、今選局した高階層の1セグメントであると判定することで、受信不可能なことを短時間で検出できる。これにより、高速にチャンネルをサーチすることのできるOFDM受信装置を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】3セグメントを使用した2階層伝送の高階層のどちらか一方の1セグメントを選局した場合も、パイロット信号のサブキャリア配置パターンにより、今選局した高階層の1セグメントであると判定することで、受信不可能なことを短時間で検出できる。これにより、高速にチャンネルをサーチすることのできるOFDM受信装置を提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、OFDM(直交周波数分割多重)変調方式による伝送信号を受信するOFDM受信装置に関し、特にパイロット信号のサブキャリア配置パターンが複数存在する場合のOFDM復調における受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、音声信号および映像信号の伝送においてデジタル変調方式の開発が盛んである。特に、デジタル地上放送においては、マルチパス妨害に強い、周波数利用効率が高い、等の特徴を有する直交周波数分割多重(以下、OFDMという)変調方式が注目されている。以下、従来の技術について説明する。
【0003】
国内の地上デジタル音声放送では、数百本単位のサブキャリア(これをセグメントと呼ぶ)を複数個連結して送信することが考えられている。また、1セグメントの単一階層あるいは3セグメントを使用して、1セグメントの低階層(上記1セグメントの単一階層と互換)と2セグメントを使用した高階層の2階層(低階層の両側に位置する)の階層伝送も検討されている。
【0004】
連結送信されたOFDM信号を1セグメント専用受信機で受信する場合、チューナで所望の1セグメントのみを帯域制限して選局し、それをOFDM復調すれば再生データを得ることができる。
【0005】
しかしながら、図4に示すように1セグメント信号と3セグメント信号の混在する送信信号を受信するときに、チューナで選局した受信信号が1セグメントの単一階層の信号かあるいは3セグメントを使用した2階層伝送の低階層の信号であれば受信できるが、2階層伝送の高階層のセグメントを選局したときには受信することができない。
【0006】
このとき、受信できないという判定は、フレーム同期用の情報を含むパイロット信号のキャリア配置が単一階層のキャリア配置と異なるため、フレーム同期が取れないことによる判定か、再生データが正常とならないことによる判定を用いていた。
【0007】
フレーム同期による判定も、再生データによる判定もフェージング環境などで伝送路妨害の影響との誤判定を防ぐため判定に長い時間を要する。したがって、2階層伝送の高階層を選局した場合にそれとわかるまでに長い時間を要してしまい、利用者の使い勝手を大きく損ねていた。
【0008】
これは特にOFDM受信装置で順次チャンネルをサーチしていく場合に長時間かかることになり問題となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来のOFDM受信装置では3セグメントによる2階層伝送の高階層のいずれか一方の1セグメントを選局した場合にフレーム非同期の判定か、正常にデータ再生できない判定により、受信不可能なことを検出していたため、検出に長時間を要して問題である。
【0010】
そこで本発明では、OFDM受信装置において3セグメントを使用した2階層伝送の高階層のどちらか一方の1セグメントを選局した場合も、パイロット信号のサブキャリア配置パターンにより、今選局した高階層の1セグメントであると判定することで、フレーム非同期や、正常にデータ再生できないことによる判定を待つことなく、受信不可能なことを短時間で検出でき、これにより、高速にチャンネルをサーチすることのできるOFDM受信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(第1の解決手段)
本発明のOFDM受信装置は、
パイロット信号あるいは既知の変調形式の信号を周波数方向に配置するときに、複数のサブキャリア配置パターンを有する直交周波数分割多重(以下、OFDMという)信号のいずれかの前記サブキャリア配置パターンのOFDM信号を受信するOFDM受信装置において、
受信信号から選局情報に応じて所望の周波数帯域のOFDM信号を選局するチューナ手段と、
前記チューナ手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、
前記アナログデジタル変換手段の出力を周波数制御信号により直交検波し、ベースバンド信号に変換する直交検波手段と、
前記直交検波手段の出力を高速離散フーリエ変換により周波数領域の信号に変換する高速離散フーリエ変換手段と、
前記高速離散フーリエ変換手段の出力を等化し、復調データを得るデータ復調手段と、
前記データ復調手段の出力を誤り訂正復号する誤り訂正手段と、
前記直交検波手段の出力と前記高速離散フーリエ変換手段の出力とから、前記受信信号の復調に必要なタイミング信号と前記周波数制御信号と再生クロックを再生する同期再生手段と
前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の前記パイロット信号のサブキャリア配置パターンが、前記複数のサブキャリア配置パターンのいずれかを検出するパターン検出手段とを具備し、
前記パターン検出手段からの検出出力に応じて、前記チューナ手段の選局動作を切り替えるように、前記選局情報を制御することを特徴とする。
【0012】
(第2の解決手段)
本発明のOFDM受信装置は、
パイロット信号あるいは既知の変調形式の信号を周波数方向に配置するときに、複数のサブキャリア配置パターンを有する直交周波数分割多重(以下、OFDMという)信号のいずれかの前記サブキャリア配置パターンのOFDM信号を受信するOFDM受信装置において、
受信信号から選局情報に応じて所望の周波数帯域のOFDM信号を選局するチューナ手段と、
前記チューナ手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、
前記アナログデジタル変換手段の出力を周波数制御信号により直交検波し、ベースバンド信号に変換する直交検波手段と、
前記直交検波手段の出力を高速離散フーリエ変換により周波数領域の信号に変換する高速離散フーリエ変換手段と、
前記高速離散フーリエ変換手段の出力を等化し、復調データを得るデータ復調手段と、
前記データ復調手段の出力を誤り訂正復号する誤り訂正手段と、
前記直交検波手段の出力と前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の復調に必要なタイミング信号と前記周波数制御信号と再生クロックを再生する同期再生手段と
前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の前記パイロット信号のサブキャリア配置パターンが、前記複数のサブキャリア配置パターンのいずれかを検出するパターン検出手段とを具備し、
前記パターン検出手段出力に応じて、前記データ復調手段と前記同期再生手段の動作を切り替えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のOFDM受信装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。以下、これを参照しながら動作説明する。
【0014】
入力端子101には図示しないアンテナからOFDM変調波信号が供給され、チューナ102に入力される。チューナ102は、入力端子109からの選局情報に基づいて、所定の周波数のOFDM信号を選局し、中間周波数帯の信号(以下、IF信号と言う)に変換する。
【0015】
このIF信号は、A/D変換回路103に入力され、ここでデジタル信号に変換される。直交検波回路104は、このデジタル信号を、後述の同期再生回路110からの周波数制御信号により直交検波し、ベースバンドの同相検波軸信号(I信号)と直交検波軸信号(Q信号)に変換する。直交検波回路104の出力は、FFT(高速離散フーリエ変換)回路105に入力される。
【0016】
このFFT回路105は、入力されたOFDM変調波の中でガード期間を除いた有効シンボルに対してFFT(高速離散フーリエ変換)演算を行う。FFT回路105の出力は、データ復調回路106に供給される。データ復調回路106は、OFDM信号にあらかじめ挿入されている等化用パイロット信号を用いて伝搬路歪を推定して補償し、FFT回路105の出力を、等化処理する。あるいは、FFT回路105の出力は、差動変調されて送信される場合、遅延検波されて復調される。このデータ復調回路106の出力は、誤り訂正回路107に入力され、誤り訂正復号される。誤り訂正復号された信号は、再生データとして出力端子108から出力される。
【0017】
同期再生回路110には、直交検波回路104の出力である時間領域の信号と、FFT回路105の出力である周波数領域の信号とが入力され、OFDM復調に必要な復調タイミング信号を再生し、またクロック再生を行い、各回路に必要な復調タイミング信号と再生クロックを供給する。さらに、同期再生回路110は、キャリア周波数誤差検出を行い、周波数誤差をキャンセルするような周波数制御信号を、直交検波回路104に供給する。
【0018】
復調タイミング再生およびクロック再生には、時間領域のOFDM信号のガード期間の相関を利用した方法などがある。そして、キャリア周波数誤差検出には、周波数領域のOFDM信号のパイロット信号のサブキャリア配置パターンを利用したものと上記ガード期間の相関を利用したものを組み合わせる方法などが知られている。
【0019】
また、FFT回路105の出力は、セグメント検出回路111に入力される。セグメント検出回路111は、受信信号のパイロット信号のサブキャリア配置パターンを検出して、受信信号が単一階層のセグメント信号のサブキャリア配置パターンであるか、あるいは2階層伝送のセグメント信号のサブキャリア配置パターンであるかを判定し、セグメント判定信号を出力する。
【0020】
セグメント検出回路111は、このセグメント判定信号により受信信号がデータ再生可能な単一階層のセグメント信号であるか、受信不可能な2階層伝送のセグメント信号であるかを判定する。例えばチャンネルサーチのときに、受信不可能なセグメント信号と判定した場合には、マイコン113を介して、次のチャンネルを選局するように選局情報を切替制御する。
【0021】
これにより、従来のように、受信不可能な2階層伝送のセグメント信号を選局した場合に、フレーム同期が非同期であることを検出するか、あるいは正常にデータ再生できないことを検出して受信不可能なセグメント信号と判定して次のチャンネルを選局するように制御していたのに対して、高速にチャンネルサーチすることができる。従来は、フレーム同期検出において非同期を検出したり、正常にデータ再生ができないことを検出するには特に伝送路歪などの条件が厳しいときは伝送路歪と区別するために長い時間をかけて判定する必要があるからである。
【0022】
図2は、図1のセグメント検出回路111の一実施例の構成を示すブロック図である。以下、これを参照しながら動作説明する。
【0023】
FFT回路105の出力は、遅延検波回路202に供給される。遅延検波回路202は、入力された信号を1シンボル間で遅延検波処理し、シンボル間平均回路203に供給する。
【0024】
シンボル間平均回路203は、I信号およびQ信号のそれぞれについてシンボル間で所定のシンボル数分の平均処理を行う。このときパイロット信号のサブキャリアは無変調のためシンボル間で平均しても信号がキャンセルされることはないが、データを送信しているサブキャリアはデジタル変調されているため、シンボル間で平均処理するとこのデジタル変調成分により符号反転した信号を平均することとなりキャンセルされてしまう。
【0025】
シンボル間平均回路203の出力は、相関検出回路204に供給される。相関検出回路204には、さらにパターン発生回路207からパイロット信号のサブキャリア配置パターンが供給される。
【0026】
相関検出回路204では、サブキャリア位置をずらしながら上記サブキャリア配置パターンに基づいて相関検出を行う。相関検出結果は、パイロット信号のサブキャリア配置と一致したところでピーク値をもつ。このとき例えば単一階層のパイロット信号のサブキャリア配置パターンに基づく相関検出と、さらに2階層伝送の高階層のパイロット信号のサブキャリア配置パターンのそれぞれに基づいて相関検出を行う。
【0027】
これらの相関検出結果は、セグメント判定回路205に供給される。セグメント判定回路205は、それぞれのサブキャリア配置パターンに基づいて検出されたそれぞれの相関検出結果のピーク値の大きさを比較し、現在受信している受信信号はそのピーク値が最大のものをセグメント信号と判定して、セグメント判定結果を出力する。
【0028】
例えば、このセグメント判定結果によりセグメント単位でずらしながら受信可能なセグメント信号を検出するチャンネルサーチのときに、受信不可能な2階層伝送の信号を受信したときにチャンネルスキップするように制御することでチャンネルサーチを高速にすることができる。
【0029】
図3は、図1の本発明のセグメント検出回路111の別の一実施例の構成を示すブロック図である。以下、これを参照しながら動作説明する。なお、図2と同一のものについては同一符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0030】
この実施例では、無変調のパイロット信号の代わりに所定のサブキャリアでBPSK(二相位相変調)あるいはDBPSK(二相差動位相変調)された信号が受信され、その他のデータキャリアはQPSK(四相位相変調)以上の多値でデジタル変調されたOFDM変調信号を受信するOFDM受信装置に用いられるセグメント検出回路の例である。
【0031】
遅延検波回路202の出力は、2乗回路308に供給される。2乗回路308は、入力信号の複素の2乗演算を行なう。演算結果は、シンボル間平均回路203に供給される。2乗回路308は、複素の2乗演算によりBPSKの変調除去が行われるため、以後の回路では無変調の信号と同様に扱うことができる。以下は上記実施例と同様にしてセグメント判定出力を得る。
【0032】
上記実施例では、セグメント判定出力を用いてチャンネルサーチを高速に行う例を示したがこれに限らず、例えばパイロット信号のサブキャリア配置パターンによって動作モードを切り替える情報を受信して、受信装置ではパイロット信号のサブキャリア配置パターンの判定結果によって、信号処理を切り替えるようにすることもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、パイロット信号のサブキャリア配置パターンの異なる、例えば3セグメントを使用した2階層伝送の高階層のどちらか1方の1セグメントを選局した場合にも、複数のサブキャリア配置パターンのいずれかを判定することで受信可能かどうかを判定できるため、チャンネル選局を高速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のOFDM受信装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のセグメント検出回路111の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のセグメント検出回路111の別の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明にかかわるOFDM信号の説明図である。
【符号の説明】
102・・チューナ、103・・A/D変換回路、104・・直交検波回路、105・・FFT(高速離散フーリエ変換)回路、、106・・データ復調回路、107・・.誤り訂正回路、110・・同期再生回路、111...セグメント検出回路、113・・マイコン。
【発明の属する技術分野】
本発明は、OFDM(直交周波数分割多重)変調方式による伝送信号を受信するOFDM受信装置に関し、特にパイロット信号のサブキャリア配置パターンが複数存在する場合のOFDM復調における受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、音声信号および映像信号の伝送においてデジタル変調方式の開発が盛んである。特に、デジタル地上放送においては、マルチパス妨害に強い、周波数利用効率が高い、等の特徴を有する直交周波数分割多重(以下、OFDMという)変調方式が注目されている。以下、従来の技術について説明する。
【0003】
国内の地上デジタル音声放送では、数百本単位のサブキャリア(これをセグメントと呼ぶ)を複数個連結して送信することが考えられている。また、1セグメントの単一階層あるいは3セグメントを使用して、1セグメントの低階層(上記1セグメントの単一階層と互換)と2セグメントを使用した高階層の2階層(低階層の両側に位置する)の階層伝送も検討されている。
【0004】
連結送信されたOFDM信号を1セグメント専用受信機で受信する場合、チューナで所望の1セグメントのみを帯域制限して選局し、それをOFDM復調すれば再生データを得ることができる。
【0005】
しかしながら、図4に示すように1セグメント信号と3セグメント信号の混在する送信信号を受信するときに、チューナで選局した受信信号が1セグメントの単一階層の信号かあるいは3セグメントを使用した2階層伝送の低階層の信号であれば受信できるが、2階層伝送の高階層のセグメントを選局したときには受信することができない。
【0006】
このとき、受信できないという判定は、フレーム同期用の情報を含むパイロット信号のキャリア配置が単一階層のキャリア配置と異なるため、フレーム同期が取れないことによる判定か、再生データが正常とならないことによる判定を用いていた。
【0007】
フレーム同期による判定も、再生データによる判定もフェージング環境などで伝送路妨害の影響との誤判定を防ぐため判定に長い時間を要する。したがって、2階層伝送の高階層を選局した場合にそれとわかるまでに長い時間を要してしまい、利用者の使い勝手を大きく損ねていた。
【0008】
これは特にOFDM受信装置で順次チャンネルをサーチしていく場合に長時間かかることになり問題となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来のOFDM受信装置では3セグメントによる2階層伝送の高階層のいずれか一方の1セグメントを選局した場合にフレーム非同期の判定か、正常にデータ再生できない判定により、受信不可能なことを検出していたため、検出に長時間を要して問題である。
【0010】
そこで本発明では、OFDM受信装置において3セグメントを使用した2階層伝送の高階層のどちらか一方の1セグメントを選局した場合も、パイロット信号のサブキャリア配置パターンにより、今選局した高階層の1セグメントであると判定することで、フレーム非同期や、正常にデータ再生できないことによる判定を待つことなく、受信不可能なことを短時間で検出でき、これにより、高速にチャンネルをサーチすることのできるOFDM受信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(第1の解決手段)
本発明のOFDM受信装置は、
パイロット信号あるいは既知の変調形式の信号を周波数方向に配置するときに、複数のサブキャリア配置パターンを有する直交周波数分割多重(以下、OFDMという)信号のいずれかの前記サブキャリア配置パターンのOFDM信号を受信するOFDM受信装置において、
受信信号から選局情報に応じて所望の周波数帯域のOFDM信号を選局するチューナ手段と、
前記チューナ手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、
前記アナログデジタル変換手段の出力を周波数制御信号により直交検波し、ベースバンド信号に変換する直交検波手段と、
前記直交検波手段の出力を高速離散フーリエ変換により周波数領域の信号に変換する高速離散フーリエ変換手段と、
前記高速離散フーリエ変換手段の出力を等化し、復調データを得るデータ復調手段と、
前記データ復調手段の出力を誤り訂正復号する誤り訂正手段と、
前記直交検波手段の出力と前記高速離散フーリエ変換手段の出力とから、前記受信信号の復調に必要なタイミング信号と前記周波数制御信号と再生クロックを再生する同期再生手段と
前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の前記パイロット信号のサブキャリア配置パターンが、前記複数のサブキャリア配置パターンのいずれかを検出するパターン検出手段とを具備し、
前記パターン検出手段からの検出出力に応じて、前記チューナ手段の選局動作を切り替えるように、前記選局情報を制御することを特徴とする。
【0012】
(第2の解決手段)
本発明のOFDM受信装置は、
パイロット信号あるいは既知の変調形式の信号を周波数方向に配置するときに、複数のサブキャリア配置パターンを有する直交周波数分割多重(以下、OFDMという)信号のいずれかの前記サブキャリア配置パターンのOFDM信号を受信するOFDM受信装置において、
受信信号から選局情報に応じて所望の周波数帯域のOFDM信号を選局するチューナ手段と、
前記チューナ手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、
前記アナログデジタル変換手段の出力を周波数制御信号により直交検波し、ベースバンド信号に変換する直交検波手段と、
前記直交検波手段の出力を高速離散フーリエ変換により周波数領域の信号に変換する高速離散フーリエ変換手段と、
前記高速離散フーリエ変換手段の出力を等化し、復調データを得るデータ復調手段と、
前記データ復調手段の出力を誤り訂正復号する誤り訂正手段と、
前記直交検波手段の出力と前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の復調に必要なタイミング信号と前記周波数制御信号と再生クロックを再生する同期再生手段と
前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の前記パイロット信号のサブキャリア配置パターンが、前記複数のサブキャリア配置パターンのいずれかを検出するパターン検出手段とを具備し、
前記パターン検出手段出力に応じて、前記データ復調手段と前記同期再生手段の動作を切り替えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のOFDM受信装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。以下、これを参照しながら動作説明する。
【0014】
入力端子101には図示しないアンテナからOFDM変調波信号が供給され、チューナ102に入力される。チューナ102は、入力端子109からの選局情報に基づいて、所定の周波数のOFDM信号を選局し、中間周波数帯の信号(以下、IF信号と言う)に変換する。
【0015】
このIF信号は、A/D変換回路103に入力され、ここでデジタル信号に変換される。直交検波回路104は、このデジタル信号を、後述の同期再生回路110からの周波数制御信号により直交検波し、ベースバンドの同相検波軸信号(I信号)と直交検波軸信号(Q信号)に変換する。直交検波回路104の出力は、FFT(高速離散フーリエ変換)回路105に入力される。
【0016】
このFFT回路105は、入力されたOFDM変調波の中でガード期間を除いた有効シンボルに対してFFT(高速離散フーリエ変換)演算を行う。FFT回路105の出力は、データ復調回路106に供給される。データ復調回路106は、OFDM信号にあらかじめ挿入されている等化用パイロット信号を用いて伝搬路歪を推定して補償し、FFT回路105の出力を、等化処理する。あるいは、FFT回路105の出力は、差動変調されて送信される場合、遅延検波されて復調される。このデータ復調回路106の出力は、誤り訂正回路107に入力され、誤り訂正復号される。誤り訂正復号された信号は、再生データとして出力端子108から出力される。
【0017】
同期再生回路110には、直交検波回路104の出力である時間領域の信号と、FFT回路105の出力である周波数領域の信号とが入力され、OFDM復調に必要な復調タイミング信号を再生し、またクロック再生を行い、各回路に必要な復調タイミング信号と再生クロックを供給する。さらに、同期再生回路110は、キャリア周波数誤差検出を行い、周波数誤差をキャンセルするような周波数制御信号を、直交検波回路104に供給する。
【0018】
復調タイミング再生およびクロック再生には、時間領域のOFDM信号のガード期間の相関を利用した方法などがある。そして、キャリア周波数誤差検出には、周波数領域のOFDM信号のパイロット信号のサブキャリア配置パターンを利用したものと上記ガード期間の相関を利用したものを組み合わせる方法などが知られている。
【0019】
また、FFT回路105の出力は、セグメント検出回路111に入力される。セグメント検出回路111は、受信信号のパイロット信号のサブキャリア配置パターンを検出して、受信信号が単一階層のセグメント信号のサブキャリア配置パターンであるか、あるいは2階層伝送のセグメント信号のサブキャリア配置パターンであるかを判定し、セグメント判定信号を出力する。
【0020】
セグメント検出回路111は、このセグメント判定信号により受信信号がデータ再生可能な単一階層のセグメント信号であるか、受信不可能な2階層伝送のセグメント信号であるかを判定する。例えばチャンネルサーチのときに、受信不可能なセグメント信号と判定した場合には、マイコン113を介して、次のチャンネルを選局するように選局情報を切替制御する。
【0021】
これにより、従来のように、受信不可能な2階層伝送のセグメント信号を選局した場合に、フレーム同期が非同期であることを検出するか、あるいは正常にデータ再生できないことを検出して受信不可能なセグメント信号と判定して次のチャンネルを選局するように制御していたのに対して、高速にチャンネルサーチすることができる。従来は、フレーム同期検出において非同期を検出したり、正常にデータ再生ができないことを検出するには特に伝送路歪などの条件が厳しいときは伝送路歪と区別するために長い時間をかけて判定する必要があるからである。
【0022】
図2は、図1のセグメント検出回路111の一実施例の構成を示すブロック図である。以下、これを参照しながら動作説明する。
【0023】
FFT回路105の出力は、遅延検波回路202に供給される。遅延検波回路202は、入力された信号を1シンボル間で遅延検波処理し、シンボル間平均回路203に供給する。
【0024】
シンボル間平均回路203は、I信号およびQ信号のそれぞれについてシンボル間で所定のシンボル数分の平均処理を行う。このときパイロット信号のサブキャリアは無変調のためシンボル間で平均しても信号がキャンセルされることはないが、データを送信しているサブキャリアはデジタル変調されているため、シンボル間で平均処理するとこのデジタル変調成分により符号反転した信号を平均することとなりキャンセルされてしまう。
【0025】
シンボル間平均回路203の出力は、相関検出回路204に供給される。相関検出回路204には、さらにパターン発生回路207からパイロット信号のサブキャリア配置パターンが供給される。
【0026】
相関検出回路204では、サブキャリア位置をずらしながら上記サブキャリア配置パターンに基づいて相関検出を行う。相関検出結果は、パイロット信号のサブキャリア配置と一致したところでピーク値をもつ。このとき例えば単一階層のパイロット信号のサブキャリア配置パターンに基づく相関検出と、さらに2階層伝送の高階層のパイロット信号のサブキャリア配置パターンのそれぞれに基づいて相関検出を行う。
【0027】
これらの相関検出結果は、セグメント判定回路205に供給される。セグメント判定回路205は、それぞれのサブキャリア配置パターンに基づいて検出されたそれぞれの相関検出結果のピーク値の大きさを比較し、現在受信している受信信号はそのピーク値が最大のものをセグメント信号と判定して、セグメント判定結果を出力する。
【0028】
例えば、このセグメント判定結果によりセグメント単位でずらしながら受信可能なセグメント信号を検出するチャンネルサーチのときに、受信不可能な2階層伝送の信号を受信したときにチャンネルスキップするように制御することでチャンネルサーチを高速にすることができる。
【0029】
図3は、図1の本発明のセグメント検出回路111の別の一実施例の構成を示すブロック図である。以下、これを参照しながら動作説明する。なお、図2と同一のものについては同一符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0030】
この実施例では、無変調のパイロット信号の代わりに所定のサブキャリアでBPSK(二相位相変調)あるいはDBPSK(二相差動位相変調)された信号が受信され、その他のデータキャリアはQPSK(四相位相変調)以上の多値でデジタル変調されたOFDM変調信号を受信するOFDM受信装置に用いられるセグメント検出回路の例である。
【0031】
遅延検波回路202の出力は、2乗回路308に供給される。2乗回路308は、入力信号の複素の2乗演算を行なう。演算結果は、シンボル間平均回路203に供給される。2乗回路308は、複素の2乗演算によりBPSKの変調除去が行われるため、以後の回路では無変調の信号と同様に扱うことができる。以下は上記実施例と同様にしてセグメント判定出力を得る。
【0032】
上記実施例では、セグメント判定出力を用いてチャンネルサーチを高速に行う例を示したがこれに限らず、例えばパイロット信号のサブキャリア配置パターンによって動作モードを切り替える情報を受信して、受信装置ではパイロット信号のサブキャリア配置パターンの判定結果によって、信号処理を切り替えるようにすることもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、パイロット信号のサブキャリア配置パターンの異なる、例えば3セグメントを使用した2階層伝送の高階層のどちらか1方の1セグメントを選局した場合にも、複数のサブキャリア配置パターンのいずれかを判定することで受信可能かどうかを判定できるため、チャンネル選局を高速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のOFDM受信装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のセグメント検出回路111の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のセグメント検出回路111の別の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明にかかわるOFDM信号の説明図である。
【符号の説明】
102・・チューナ、103・・A/D変換回路、104・・直交検波回路、105・・FFT(高速離散フーリエ変換)回路、、106・・データ復調回路、107・・.誤り訂正回路、110・・同期再生回路、111...セグメント検出回路、113・・マイコン。
Claims (4)
- パイロット信号あるいは既知の変調形式の信号を周波数方向に配置するときに、複数のサブキャリア配置パターンを有する直交周波数分割多重(以下、OFDMという)信号のいずれかの前記サブキャリア配置パターンのOFDM信号を受信するOFDM受信装置において、
受信信号から選局情報に応じて所望の周波数帯域のOFDM信号を選局するチューナ手段と、
前記チューナ手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、
前記アナログデジタル変換手段の出力を周波数制御信号により直交検波し、ベースバンド信号に変換する直交検波手段と、
前記直交検波手段の出力を高速離散フーリエ変換により周波数領域の信号に変換する高速離散フーリエ変換手段と、
前記高速離散フーリエ変換手段の出力を等化し、復調データを得るデータ復調手段と、
前記データ復調手段の出力を誤り訂正復号する誤り訂正手段と、
前記直交検波手段の出力と前記高速離散フーリエ変換手段の出力とから、前記受信信号の復調に必要なタイミング信号と前記周波数制御信号と再生クロックを再生する同期再生手段と
前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の前記パイロット信号のサブキャリア配置パターンが、前記複数のサブキャリア配置パターンのいずれかを検出するパターン検出手段とを具備し、
前記パターン検出手段からの検出出力に応じて、前記チューナ手段の選局動作を切り替えるように、前記選局情報を制御することを特徴とするOFDM受信装置。 - パイロット信号あるいは既知の変調形式の信号を周波数方向に配置するときに、複数のサブキャリア配置パターンを有する直交周波数分割多重(以下、OFDMという)信号のいずれかの前記サブキャリア配置パターンのOFDM信号を受信するOFDM受信装置において、
受信信号から選局情報に応じて所望の周波数帯域のOFDM信号を選局するチューナ手段と、
前記チューナ手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、
前記アナログデジタル変換手段の出力を周波数制御信号により直交検波し、ベースバンド信号に変換する直交検波手段と、
前記直交検波手段の出力を高速離散フーリエ変換により周波数領域の信号に変換する高速離散フーリエ変換手段と、
前記高速離散フーリエ変換手段の出力を等化し、復調データを得るデータ復調手段と、
前記データ復調手段の出力を誤り訂正復号する誤り訂正手段と、
前記直交検波手段の出力と前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の復調に必要なタイミング信号と前記周波数制御信号と再生クロックを再生する同期再生手段と
前記高速離散フーリエ変換手段の出力から、前記受信信号の前記パイロット信号のサブキャリア配置パターンが、前記複数のサブキャリア配置パターンのいずれかを検出するパターン検出手段とを具備し、
前記パターン検出手段出力に応じて、前記データ復調手段と前記同期再生手段の動作を切り替えることを特徴とするOFDM受信装置。 - 前記パターン検出手段は、
前記高速離散フーリエ変換手段の出力を1シンボル間で遅延検波を行う遅延検波手段と、
前記遅延検波手段の出力を、各サブキャリアごとにシンボル間で積分処理を行うシンボル間平均手段と、
前記パイロット信号の前記複数のサブキャリア配置パターンを発生するパターン発生手段と
前記パターン発生手段の前記複数のパターンに基づいて前記シンボル間平均手段の出力の相関を検出する相関検出手段と、
前記相関検出手段の前記複数のパターンの相関検出出力を比較し、前記受信信号がどのサブキャリア配置パターンかを判定するセグメント判定手段とを具備したことを特徴とする請求項1または2に記載のOFDM受信装置。 - 前記遅延検波手段と前記シンボル間平均手段との間に、2乗手段を配置したことを特徴とする請求項3に記載のOFDM受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002304144A JP2004140648A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | Ofdm受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002304144A JP2004140648A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | Ofdm受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004140648A true JP2004140648A (ja) | 2004-05-13 |
Family
ID=32451653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002304144A Pending JP2004140648A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | Ofdm受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004140648A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006074739A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 中継装置及び中継回路及び中継方法及び中継プログラム |
WO2006072980A1 (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-13 | Fujitsu Limited | 無線通信システム |
JP2008167493A (ja) * | 2008-03-17 | 2008-07-17 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 受信装置 |
-
2002
- 2002-10-18 JP JP2002304144A patent/JP2004140648A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006074739A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 中継装置及び中継回路及び中継方法及び中継プログラム |
JP4654082B2 (ja) * | 2004-08-04 | 2011-03-16 | パナソニック株式会社 | 受信装置及び受信回路及び受信方法及びプログラム及び中継局及び中継システム |
WO2006072980A1 (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-13 | Fujitsu Limited | 無線通信システム |
US8447253B2 (en) | 2005-01-06 | 2013-05-21 | Fujitsu Limited | Radio communication system |
JP2008167493A (ja) * | 2008-03-17 | 2008-07-17 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 受信装置 |
JP4505517B2 (ja) * | 2008-03-17 | 2010-07-21 | 株式会社日立国際電気 | 受信装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3776716B2 (ja) | 直交周波数分割多重伝送信号受信装置 | |
JP4721530B2 (ja) | 直交周波数分割多重化システムにおける局部発振器の周波数を補正する方法およびofdm受信器 | |
JP3538187B2 (ja) | Ofdm受信装置およびofdm受信装置におけるデータ復調方法 | |
JP5083026B2 (ja) | デジタル放送受信機、およびデジタル放送受信方法 | |
JPH09130362A (ja) | 受信装置および受信方法 | |
JP3740468B2 (ja) | Ofdm受信装置及びデータ復調方法 | |
JP2000236314A (ja) | Ofdm通信システム用受信装置 | |
WO2009098965A1 (ja) | Ofdm受信装置 | |
JP2772292B2 (ja) | Ofdm伝送方式および送受信装置 | |
EP0788264A2 (en) | OFDM transmitter and OFDM receiver | |
JP2001292124A (ja) | 受信装置 | |
JP4567088B2 (ja) | Ofdm信号受信装置および受信方法 | |
JP2818151B2 (ja) | Ofdm伝送方式とofdm送受信装置 | |
US20080069250A1 (en) | Multipath processing systems and methods | |
US8229042B2 (en) | Orthogonal frequency division multiplexing demodulator | |
JP5175761B2 (ja) | Ofdm受信装置 | |
JPH1075229A (ja) | 直交周波数分割多重方式の復調器 | |
JP2004140648A (ja) | Ofdm受信装置 | |
EP1006699A2 (en) | Symbol synchronisation for multicarrier transmission | |
JP4693858B2 (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP4639007B2 (ja) | 無線通信装置 | |
JP5712698B2 (ja) | 信号処理装置、信号処理方法、並びにプログラム | |
JP2003229834A (ja) | 階層分割伝送方式受信装置 | |
JP2009284436A (ja) | Ofdm受信装置 | |
JPH11205275A (ja) | Ofdm受信装置 |