JP2004140256A - 太陽電池パネル設置構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】必要な強度を確保しながら,太陽電池パネルを設置するための構造物を軽量且つ安価にできる太陽電池パネル設置構造を提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール(21)をアルミ枠(22)に保持した太陽電池パネル(20)と、太陽電池パネル(20)を搭載するための鉄骨枠(13)が、基礎(11)に固着されたアングル(12)により支持された架台(10)と、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とを締結する締結具(30a、30b)とを備え、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b)により締結された状態でのみ所定の強度基準を満たすようにアルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b)により少なくとも6箇所で締結されている。
【選択図】 図1
【解決手段】太陽電池モジュール(21)をアルミ枠(22)に保持した太陽電池パネル(20)と、太陽電池パネル(20)を搭載するための鉄骨枠(13)が、基礎(11)に固着されたアングル(12)により支持された架台(10)と、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とを締結する締結具(30a、30b)とを備え、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b)により締結された状態でのみ所定の強度基準を満たすようにアルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b)により少なくとも6箇所で締結されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池パネル設置構造に関し、特に太陽電池パネルを基礎に固定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、太陽電池パネルを建物の屋根や屋上に設置することが行われている。太陽電池パネルを設置する方法としては、一般に、図10に示すように、屋根や屋上に設けられた基礎11の上に架台10を設置し、この架台10に、太陽電池パネル20をボルト30a及びナット30bからなる締結具を用いて4点で結合することが行われている。
【0003】
更に詳しく説明すると、架台10は、基礎11に固定されるアングル12と、このアングル12によって支持される鉄骨枠13とから構成されている。鉄骨枠13には、太陽電池パネル20を取り付けるための4個の孔14が設けられている。また、太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール21と、これを保持するアルミ枠22とから構成されている。アルミ枠22の対向する一対の辺には、外側に張り出した板状の張出部23が形成されており、この張出部23には上記4個の孔14にそれぞれ対応する4個の孔24が設けられている。
【0004】
上記の構成において、太陽電池パネル20を架台10に取り付ける場合は、鉄骨枠13に設けられた孔14とアルミ枠22の張出部23に設けられた孔24とを位置合わせしてボルト30a及びナット30bから成る締結具を用いて四隅で締結される。
【0005】
ところで、架台10や太陽電池パネル20といった構造物は、建築基準法により、強度基準が定められている。この強度基準は、例えば雪による上からの荷重である正圧及び図11に示すような風による下からの風荷重である負圧に耐え得るような値(N/m2)である。そこで、従来は、架台10の鉄骨枠13の強度と太陽電池パネル20のアルミ枠22の強度とを別個に計算し、各々が強度基準を満足するように製作されている。
【0006】
このようにして製作された架台10と太陽電池パネル20とをボルト30a及びナット30bで締結した場合、全体としての強度は基準を大幅に越えるので過大であるという指摘がなされている。その一方、建物の屋根や屋上の強度や太陽電池パネル20の設置費用を考慮すると、太陽電池パネル20を設置するための構造物は極力軽量且つ安価であることが望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、必要な強度を確保しながら、太陽電池パネルを設置するための構造物を軽量且つ安価にできる太陽電池パネル設置構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0009】
本発明に係る太陽電池パネル設置構造は、上記目的を達成するために、太陽電池モジュール(21)をアルミ枠(22)に保持した太陽電池パネル(20)と、太陽電池パネル(20)を搭載するための鉄骨枠(13)が、基礎(11)に固着された鉄骨(12)により支持された架台(10)と、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とを締結する締結具(30a、30b、31、32、33)とを備え、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b、31、32、33)により締結された状態でのみ所定の強度基準を満たすようにアルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b、31、32、33)により締結されている。この場合、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とは締結具(30a、30b、31、32、33)によって少なくとも6箇所で締結するように構成できる。
【0010】
この太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b、31、32、33)により締結された状態でのみ所定の強度基準を満たすように、換言すれば、アルミ枠(22)及び鉄骨枠(13)の各単体では所定の強度基準を満たさなくてもよいように構成されているので、鉄骨枠(13)及びアルミ枠(22)を従来に比べて薄肉化できる。その結果、太陽電池パネル設置構造全体として軽量化ができると共に、低コスト化ができる。
【0011】
また、本発明の太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)は、基礎(11)に支持された鉄骨(16)に締結具(31)で締結するように構成できる。この構成によれば、鉄骨枠(13)が不要になるので、太陽電池パネル設置構造全体を更に軽量化ができると共に、低コスト化できる。
【0012】
更に、本発明の太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)は、太陽電池モジュール(21)の受光面に交わる方向に突出した突起部(25)を有し、該突起部(25)は基礎(11)に締結具(31)で締結されるように構成できる。この構成によれば、鉄骨(16)が不要になるので、太陽電池パネル設置構造全体を更に軽量化ができると共に、低コスト化できる。
【0013】
更に、本発明の太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)は、太陽電池モジュール(21)の受光面に平行な方向に突出する板状の張出部(23)を有し、締結具(32)は、アルミ枠(22)に沿って延伸する板状の板状部分(32b)を有し、アルミ枠(22)は、板状部分(32b)と鉄骨枠(13)とに挟まれて固定されるように構成できる。この構造は、鉄骨枠(13)とアルミ枠(22)とをより強固に一体化する。このため、鉄骨枠(13)とアルミ枠(22)との一方に加えられた応力は他方に分散され、鉄骨枠(13)アルミ枠(22)及び鉄骨枠(13)のそれぞれに求められる強度を小さくできる。
【0014】
更に、本発明の太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)は、太陽電池モジュール(21)の受光面に平行な方向に突出する板状の張出部(23)を有し、締結具(33)は、アルミ枠(22)に沿って延伸し、且つ、張出部(23)が挿入されるスリット(33a)を有する。この構造は、鉄骨枠(13)とアルミ枠(22)とをより強固に一体化する。このため、鉄骨枠(13)とアルミ枠(22)との一方に加えられた応力は他方に分散され、鉄骨枠(13)アルミ枠(22)及び鉄骨枠(13)のそれぞれに求められる強度を小さくできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る太陽電池パネル設置構造物を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、従来の技術の欄で説明した太陽電池パネル設置構造物の部分と同一又は相当部分には、従来の技術の欄で使用した符号と同じ符号を付して説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造物を示す斜視図である。この太陽電池パネル設置構造物は、基礎11の上に設置された架台10、太陽電池パネル20、並びに、これらを締結するためのボルト30a及びナット30bから成る締結具を含んで構成されている。
【0017】
架台10は、基礎11に固定されたアングル12と、このアングル12によって支持される鉄骨枠13とから構成されている。アングル12は鉄骨部材から構成されている。鉄骨枠13には、太陽電池パネル20を取り付けるための8個の孔14が設けられている。また、太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール21と、これを保持するアルミ枠22とから構成されている。アルミ枠22の対向する一対の辺には、それぞれ、外側に張り出した板状の張出部23が形成されており、一の張出部23に4個、合計で8個の孔24が設けられている。
【0018】
この図1に示した太陽電池パネル設置構造物は、従来の技術の欄で図10を参照しながら説明した太陽電池パネル設置構造物と、以下の点を除き、同じである。従って、以下では相違点のみを説明する。
【0019】
第1の相違点は、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度は、従来のそれらより弱いことである。即ち、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各強度は、アルミ枠22と鉄骨枠13とがボルト30a及びナット30bにより締結された状態において、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように製作されており、鉄骨枠13及びアルミ枠22の個々の強度は所定の強度基準以下である。
【0020】
第2の相違点は、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々には、8個の孔14が設けられていることである。
【0021】
上記の構成において、太陽電池パネル20を架台10に取り付ける場合は、図2の側面図に示すように、太陽電池モジュール21の受光面を上にした状態で、鉄骨枠13に設けられた8個の孔14と太陽電池パネル20の張出部23に設けられた8個の孔24とが位置合わせされ、ボルト30a及びナット30bから成る締結具を用いて8箇所で締結される。
【0022】
この構成は、太陽電池パネル設置構造物の強度を必要な程度に保ちながら、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度を従来に比べて弱くすることを可能にする。四隅においてのみ鉄骨枠13とアルミ枠22とが締結されている従来の太陽電池パネル設置構造は、鉄骨枠13とアルミ枠22とが一体にならず、それぞれが大きな強度を有する必要がある。例えば、図11に示されているように風による下からの負圧が印加されると、鉄骨枠13とアルミ枠22とが離れ、該負圧の荷重が主としてアルミ枠22に印加される。従って、アルミ枠22は、単体で大きな強度を有する必要がある。同様に、鉄骨枠13のみに荷重が加えられることがあるため、鉄骨枠13も、単体で大きな強度を有する必要がある。一方、本実施の形態では、鉄骨枠13及びアルミ枠22とが、四隅に加えて中間部分においてもボルト30a及びナット30bによって締結されているため、鉄骨枠13とアルミ枠22とがより一体化されて剛体に近づく。従って、アルミ枠22に加えられた荷重は鉄骨枠13に分散され、更に、鉄骨枠13に加えられた荷重はアルミ枠22に分散される。ゆえに、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度を従来に比べて弱くすることができる。これは、鉄骨枠13及びアルミ枠22を従来に比べて薄肉化できることを意味する。鉄骨枠13及びアルミ枠22の薄肉化は、太陽電池パネル設置構造全体の軽量化と低コスト化との観点から好ましい。
【0023】
なお、上述した例では、鉄骨枠13及びアルミ枠22に、8個の孔14及び孔24をそれぞれ設ける構成としたが、例えば図3の側面図に示すように、14個の孔14及び孔24をそれぞれ設けるように構成することもできる。本願発明者等は、鉄骨枠13及びアルミ枠22に、少なくとも6個の孔14及び孔24をそれぞれ設ければ、従来の太陽電池パネル設置構造のそれらよりも薄肉化された鉄骨枠13及びアルミ枠22を使用しても、所定の強度基準を満足することを確認した。
【0024】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造は、実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造から鉄骨枠13を除去したものである。
【0025】
図4は、本発明の実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造物を示す斜視図である。この太陽電池パネル設置構造物は、基礎11の上に設置された架台10、太陽電池パネル20、及び、これらを締結するためのボルト及びナットから成る締結具31から構成されている。
【0026】
架台10は、基礎11に固定された固定具15及びアングル16から構成されている。アングル16は鉄骨部材から構成されており、その先端部には、ボルト及びナットからなる締結具31で太陽電池パネル20を取り付けるための孔(図示しない)が設けられている。また、太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール21と、これを保持するアルミ枠22とから構成されている。アルミ枠22の対向する一対の辺には6個の孔(図示しない)が設けられている。このアルミ枠22の強度は、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように製作されている。
【0027】
上記の構成において、太陽電池パネル20を架台10に取り付ける場合は、太陽電池モジュール21の受光面を上にした状態で、アングル16に設けられた孔とアルミ枠22に設けられた6個の孔とが位置合わせされ、締結具31を用いて6箇所で締結される。
【0028】
この構成により、実施の形態1における鉄骨枠13が不要になるので、実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造に比べて、架台10の鉄骨部材を減らすことができる。その結果、実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造に比べて、太陽電池パネル設置構造全体を軽量化ができると共に、低コスト化ができる。
【0029】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る太陽電池パネル設置構造は、実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造からアングル16を除去したものである。
【0030】
図5は、本発明の実施の形態3に係る太陽電池パネル設置構造物を示す斜視図である。この太陽電池パネル設置構造物は、基礎11の上に固定された固定具15、太陽電池パネル20、及び、これらを締結するためのボルト及びナットから成る締結具31から構成されている。
【0031】
固定具15の先端部には、締結具31で太陽電池パネル20を取り付けるための孔(図示しない)が設けられている。また、太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール21と、これを保持するアルミ枠22とから構成されている。
【0032】
アルミ枠22の四隅には、太陽電池モジュール21の受光面に交わる方向、例えば垂直方向に突出した突起部25が該アルミ枠22と一体に形成されている。4個の突起部25は、アルミ枠22の一辺の両端に設けられた2個の突起部25の長さが、他辺の両端に設けられた2個の突起部25の長さより長くように形成されている。各突起部25の先端部には孔(図示しない)が設けられている。アルミ枠22の強度は、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように製作されている。
【0033】
上記の構成において、太陽電池パネル20を固定具15に取り付ける場合は、太陽電池モジュール21の受光面を上にした状態で、固定具15に設けられた孔とアルミ枠22の突起部25に設けられた孔とが位置合わせされ、ボルト及びナットから成る締結具31を用いて締結される。
【0034】
この構成により、実施の形態2におけるアングル16が不要になるので、実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造に比べて、鉄骨部材を減らすことができる。その結果、実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造によりも、更に、太陽電池パネル設置構造全体を軽量化ができると共に、低コスト化ができる。
【0035】
なお、上述した実施の形態1〜3に係る太陽電池パネル設置構造では、架台10と太陽電池パネル20とを締結するための締結具として、ボルト及びナットを用いたが、締結具としては、リベットを用いることもできる。
【0036】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造は、実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造と異なる手段でアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する。実施の形態1と同様に、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各強度は、アルミ枠22と鉄骨枠13とが締結された状態において、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように設計され、鉄骨枠13及びアルミ枠22の個々の強度は、該強度基準以下である。
【0037】
図6は、実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造のアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する部分の拡大断面図であり、図7は、アルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する部分の斜視図である。図6に示されているように、アルミ枠22は、鉄骨枠13の上に載置される。鉄骨枠13には、アルミ枠22を支持するためのプレート金具32が接合されている。図7に示されているように、プレート金具32は、アルミ枠22の辺に沿って延伸するように設けられる。図6に示されているように、プレート金具32は、第1板状部材32aと第2板状部材32bとを含む。第2板状部材32bは、第1板状部材32aに接合され、第1板状部材32aと第2板状部材32bとは、L字型をなしている。第1板状部材32aは、溶接、又はボルトによって鉄骨枠13に固着される。アルミ枠22の張出部23は、太陽電池モジュール21の受光面に実質的に平行な2つの平行面23a、23bを有する。張出部23は、架台10と反対側の平行面23aにおいて第2板状部材32bに面接触し、架台10と同一の側の平行面23bにおいて鉄骨枠13に面接触し、プレート金具32と鉄骨枠13とに挟まれる。張出部23がプレート金具32と鉄骨枠13とに挟まれることにより、太陽電池パネル20が架台10に固定される。
【0038】
かかる方法によってアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結することは、アルミ枠22と鉄骨枠13とを薄肉化することを可能にする。実施の形態3では、アルミ枠22の辺に沿って延設されるプレート金具32によってアルミ枠22が鉄骨枠13に締結されるため、鉄骨枠13とアルミ枠22とが離れにくい。即ち、鉄骨枠13とアルミ枠22とは、より一体になって剛体に近づく。従って、アルミ枠22に加えられた荷重は鉄骨枠13に分散され、鉄骨枠13に加えられた荷重はアルミ枠22に分散される。ゆえに、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度を従来に比べて弱くすることができる。これは、鉄骨枠13及びアルミ枠22を従来に比べて薄肉化できることを意味する。鉄骨枠13及びアルミ枠22の薄肉化は、太陽電池パネル設置構造全体の軽量化と低コスト化との観点から好ましい。
【0039】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係る太陽電池パネル設置構造は、実施の形態1及び実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造と異なる手段でアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する。実施の形態1と同様に、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各強度は、アルミ枠22と鉄骨枠13とが締結された状態において、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように設計され、鉄骨枠13及びアルミ枠22の個々の強度は、該強度基準以下である。
【0040】
図8は、実施の形態5に係る太陽電池パネル設置構造のアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する部分の拡大断面図であり、図9は、アルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する部分の斜視図である。図8に示されているように、アルミ枠22は、鉄骨枠13の上に載置される。鉄骨枠13には、アルミ枠22を支持するためのスリット金具33が接合されている。スリット金具33は、溶接、又はボルトによって鉄骨枠13に固着される。図9に示されているように、スリット金具33は、アルミ枠22の辺に沿って延伸するように設けられる。図8に示されているように、スリット金具33には、アルミ枠22の辺に沿って延伸するスリット33aが設けられ、板状の張出部23は、スリット33aに挿入される。スリット金具33は、架台10と反対側の面23a、及び架台10と同一の側の面23bとで張出部23に面接触して張出部23を挟み込む。張出部23がスリット金具33に挟まれることにより、太陽電池パネル20が架台10に固定される。
【0041】
かかる方法によってアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結することは、アルミ枠22と鉄骨枠13とを薄肉化することを可能にする。実施の形態3では、アルミ枠22の辺に沿って延設されるスリット金具32によってアルミ枠22が鉄骨枠13に締結されるため、鉄骨枠13とアルミ枠22とが離れにくい。即ち、鉄骨枠13とアルミ枠22とは、より一体になって剛体に近づく。従って、アルミ枠22に加えられた荷重は鉄骨枠13に分散され、鉄骨枠13に加えられた荷重はアルミ枠22に分散される。ゆえに、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度を従来に比べて弱くすることができる。これは、鉄骨枠13及びアルミ枠22を従来に比べて薄肉化できることを意味する。鉄骨枠13及びアルミ枠22の薄肉化は、太陽電池パネル設置構造全体の軽量化と低コスト化との観点から好ましい。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、必要な強度を確保しながら、太陽電池パネルを設置するための構造物を軽量且つ安価にできる太陽電池パネル設置構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造の他の例を示す側面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態5に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態5に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図10】従来の太陽電池パネル設置構造を示す斜視図である。
【図11】従来の太陽電池パネル設置構造を示す側面図である。
【符号の説明】
10 架台
11 基礎
12、16 アングル
13 鉄骨枠
14、24 孔
15 固定具
20 太陽電池パネル
21 太陽電池モジュール
22 アルミ枠
23 張出部
25 突起部
30a ボルト
30b ナット
31 締結具
32 プレート金具
33 スリット金具
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池パネル設置構造に関し、特に太陽電池パネルを基礎に固定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、太陽電池パネルを建物の屋根や屋上に設置することが行われている。太陽電池パネルを設置する方法としては、一般に、図10に示すように、屋根や屋上に設けられた基礎11の上に架台10を設置し、この架台10に、太陽電池パネル20をボルト30a及びナット30bからなる締結具を用いて4点で結合することが行われている。
【0003】
更に詳しく説明すると、架台10は、基礎11に固定されるアングル12と、このアングル12によって支持される鉄骨枠13とから構成されている。鉄骨枠13には、太陽電池パネル20を取り付けるための4個の孔14が設けられている。また、太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール21と、これを保持するアルミ枠22とから構成されている。アルミ枠22の対向する一対の辺には、外側に張り出した板状の張出部23が形成されており、この張出部23には上記4個の孔14にそれぞれ対応する4個の孔24が設けられている。
【0004】
上記の構成において、太陽電池パネル20を架台10に取り付ける場合は、鉄骨枠13に設けられた孔14とアルミ枠22の張出部23に設けられた孔24とを位置合わせしてボルト30a及びナット30bから成る締結具を用いて四隅で締結される。
【0005】
ところで、架台10や太陽電池パネル20といった構造物は、建築基準法により、強度基準が定められている。この強度基準は、例えば雪による上からの荷重である正圧及び図11に示すような風による下からの風荷重である負圧に耐え得るような値(N/m2)である。そこで、従来は、架台10の鉄骨枠13の強度と太陽電池パネル20のアルミ枠22の強度とを別個に計算し、各々が強度基準を満足するように製作されている。
【0006】
このようにして製作された架台10と太陽電池パネル20とをボルト30a及びナット30bで締結した場合、全体としての強度は基準を大幅に越えるので過大であるという指摘がなされている。その一方、建物の屋根や屋上の強度や太陽電池パネル20の設置費用を考慮すると、太陽電池パネル20を設置するための構造物は極力軽量且つ安価であることが望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、必要な強度を確保しながら、太陽電池パネルを設置するための構造物を軽量且つ安価にできる太陽電池パネル設置構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0009】
本発明に係る太陽電池パネル設置構造は、上記目的を達成するために、太陽電池モジュール(21)をアルミ枠(22)に保持した太陽電池パネル(20)と、太陽電池パネル(20)を搭載するための鉄骨枠(13)が、基礎(11)に固着された鉄骨(12)により支持された架台(10)と、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とを締結する締結具(30a、30b、31、32、33)とを備え、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b、31、32、33)により締結された状態でのみ所定の強度基準を満たすようにアルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b、31、32、33)により締結されている。この場合、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とは締結具(30a、30b、31、32、33)によって少なくとも6箇所で締結するように構成できる。
【0010】
この太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)と鉄骨枠(13)とが締結具(30a、30b、31、32、33)により締結された状態でのみ所定の強度基準を満たすように、換言すれば、アルミ枠(22)及び鉄骨枠(13)の各単体では所定の強度基準を満たさなくてもよいように構成されているので、鉄骨枠(13)及びアルミ枠(22)を従来に比べて薄肉化できる。その結果、太陽電池パネル設置構造全体として軽量化ができると共に、低コスト化ができる。
【0011】
また、本発明の太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)は、基礎(11)に支持された鉄骨(16)に締結具(31)で締結するように構成できる。この構成によれば、鉄骨枠(13)が不要になるので、太陽電池パネル設置構造全体を更に軽量化ができると共に、低コスト化できる。
【0012】
更に、本発明の太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)は、太陽電池モジュール(21)の受光面に交わる方向に突出した突起部(25)を有し、該突起部(25)は基礎(11)に締結具(31)で締結されるように構成できる。この構成によれば、鉄骨(16)が不要になるので、太陽電池パネル設置構造全体を更に軽量化ができると共に、低コスト化できる。
【0013】
更に、本発明の太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)は、太陽電池モジュール(21)の受光面に平行な方向に突出する板状の張出部(23)を有し、締結具(32)は、アルミ枠(22)に沿って延伸する板状の板状部分(32b)を有し、アルミ枠(22)は、板状部分(32b)と鉄骨枠(13)とに挟まれて固定されるように構成できる。この構造は、鉄骨枠(13)とアルミ枠(22)とをより強固に一体化する。このため、鉄骨枠(13)とアルミ枠(22)との一方に加えられた応力は他方に分散され、鉄骨枠(13)アルミ枠(22)及び鉄骨枠(13)のそれぞれに求められる強度を小さくできる。
【0014】
更に、本発明の太陽電池パネル設置構造においては、アルミ枠(22)は、太陽電池モジュール(21)の受光面に平行な方向に突出する板状の張出部(23)を有し、締結具(33)は、アルミ枠(22)に沿って延伸し、且つ、張出部(23)が挿入されるスリット(33a)を有する。この構造は、鉄骨枠(13)とアルミ枠(22)とをより強固に一体化する。このため、鉄骨枠(13)とアルミ枠(22)との一方に加えられた応力は他方に分散され、鉄骨枠(13)アルミ枠(22)及び鉄骨枠(13)のそれぞれに求められる強度を小さくできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る太陽電池パネル設置構造物を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、従来の技術の欄で説明した太陽電池パネル設置構造物の部分と同一又は相当部分には、従来の技術の欄で使用した符号と同じ符号を付して説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造物を示す斜視図である。この太陽電池パネル設置構造物は、基礎11の上に設置された架台10、太陽電池パネル20、並びに、これらを締結するためのボルト30a及びナット30bから成る締結具を含んで構成されている。
【0017】
架台10は、基礎11に固定されたアングル12と、このアングル12によって支持される鉄骨枠13とから構成されている。アングル12は鉄骨部材から構成されている。鉄骨枠13には、太陽電池パネル20を取り付けるための8個の孔14が設けられている。また、太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール21と、これを保持するアルミ枠22とから構成されている。アルミ枠22の対向する一対の辺には、それぞれ、外側に張り出した板状の張出部23が形成されており、一の張出部23に4個、合計で8個の孔24が設けられている。
【0018】
この図1に示した太陽電池パネル設置構造物は、従来の技術の欄で図10を参照しながら説明した太陽電池パネル設置構造物と、以下の点を除き、同じである。従って、以下では相違点のみを説明する。
【0019】
第1の相違点は、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度は、従来のそれらより弱いことである。即ち、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各強度は、アルミ枠22と鉄骨枠13とがボルト30a及びナット30bにより締結された状態において、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように製作されており、鉄骨枠13及びアルミ枠22の個々の強度は所定の強度基準以下である。
【0020】
第2の相違点は、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々には、8個の孔14が設けられていることである。
【0021】
上記の構成において、太陽電池パネル20を架台10に取り付ける場合は、図2の側面図に示すように、太陽電池モジュール21の受光面を上にした状態で、鉄骨枠13に設けられた8個の孔14と太陽電池パネル20の張出部23に設けられた8個の孔24とが位置合わせされ、ボルト30a及びナット30bから成る締結具を用いて8箇所で締結される。
【0022】
この構成は、太陽電池パネル設置構造物の強度を必要な程度に保ちながら、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度を従来に比べて弱くすることを可能にする。四隅においてのみ鉄骨枠13とアルミ枠22とが締結されている従来の太陽電池パネル設置構造は、鉄骨枠13とアルミ枠22とが一体にならず、それぞれが大きな強度を有する必要がある。例えば、図11に示されているように風による下からの負圧が印加されると、鉄骨枠13とアルミ枠22とが離れ、該負圧の荷重が主としてアルミ枠22に印加される。従って、アルミ枠22は、単体で大きな強度を有する必要がある。同様に、鉄骨枠13のみに荷重が加えられることがあるため、鉄骨枠13も、単体で大きな強度を有する必要がある。一方、本実施の形態では、鉄骨枠13及びアルミ枠22とが、四隅に加えて中間部分においてもボルト30a及びナット30bによって締結されているため、鉄骨枠13とアルミ枠22とがより一体化されて剛体に近づく。従って、アルミ枠22に加えられた荷重は鉄骨枠13に分散され、更に、鉄骨枠13に加えられた荷重はアルミ枠22に分散される。ゆえに、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度を従来に比べて弱くすることができる。これは、鉄骨枠13及びアルミ枠22を従来に比べて薄肉化できることを意味する。鉄骨枠13及びアルミ枠22の薄肉化は、太陽電池パネル設置構造全体の軽量化と低コスト化との観点から好ましい。
【0023】
なお、上述した例では、鉄骨枠13及びアルミ枠22に、8個の孔14及び孔24をそれぞれ設ける構成としたが、例えば図3の側面図に示すように、14個の孔14及び孔24をそれぞれ設けるように構成することもできる。本願発明者等は、鉄骨枠13及びアルミ枠22に、少なくとも6個の孔14及び孔24をそれぞれ設ければ、従来の太陽電池パネル設置構造のそれらよりも薄肉化された鉄骨枠13及びアルミ枠22を使用しても、所定の強度基準を満足することを確認した。
【0024】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造は、実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造から鉄骨枠13を除去したものである。
【0025】
図4は、本発明の実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造物を示す斜視図である。この太陽電池パネル設置構造物は、基礎11の上に設置された架台10、太陽電池パネル20、及び、これらを締結するためのボルト及びナットから成る締結具31から構成されている。
【0026】
架台10は、基礎11に固定された固定具15及びアングル16から構成されている。アングル16は鉄骨部材から構成されており、その先端部には、ボルト及びナットからなる締結具31で太陽電池パネル20を取り付けるための孔(図示しない)が設けられている。また、太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール21と、これを保持するアルミ枠22とから構成されている。アルミ枠22の対向する一対の辺には6個の孔(図示しない)が設けられている。このアルミ枠22の強度は、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように製作されている。
【0027】
上記の構成において、太陽電池パネル20を架台10に取り付ける場合は、太陽電池モジュール21の受光面を上にした状態で、アングル16に設けられた孔とアルミ枠22に設けられた6個の孔とが位置合わせされ、締結具31を用いて6箇所で締結される。
【0028】
この構成により、実施の形態1における鉄骨枠13が不要になるので、実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造に比べて、架台10の鉄骨部材を減らすことができる。その結果、実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造に比べて、太陽電池パネル設置構造全体を軽量化ができると共に、低コスト化ができる。
【0029】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る太陽電池パネル設置構造は、実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造からアングル16を除去したものである。
【0030】
図5は、本発明の実施の形態3に係る太陽電池パネル設置構造物を示す斜視図である。この太陽電池パネル設置構造物は、基礎11の上に固定された固定具15、太陽電池パネル20、及び、これらを締結するためのボルト及びナットから成る締結具31から構成されている。
【0031】
固定具15の先端部には、締結具31で太陽電池パネル20を取り付けるための孔(図示しない)が設けられている。また、太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール21と、これを保持するアルミ枠22とから構成されている。
【0032】
アルミ枠22の四隅には、太陽電池モジュール21の受光面に交わる方向、例えば垂直方向に突出した突起部25が該アルミ枠22と一体に形成されている。4個の突起部25は、アルミ枠22の一辺の両端に設けられた2個の突起部25の長さが、他辺の両端に設けられた2個の突起部25の長さより長くように形成されている。各突起部25の先端部には孔(図示しない)が設けられている。アルミ枠22の強度は、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように製作されている。
【0033】
上記の構成において、太陽電池パネル20を固定具15に取り付ける場合は、太陽電池モジュール21の受光面を上にした状態で、固定具15に設けられた孔とアルミ枠22の突起部25に設けられた孔とが位置合わせされ、ボルト及びナットから成る締結具31を用いて締結される。
【0034】
この構成により、実施の形態2におけるアングル16が不要になるので、実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造に比べて、鉄骨部材を減らすことができる。その結果、実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造によりも、更に、太陽電池パネル設置構造全体を軽量化ができると共に、低コスト化ができる。
【0035】
なお、上述した実施の形態1〜3に係る太陽電池パネル設置構造では、架台10と太陽電池パネル20とを締結するための締結具として、ボルト及びナットを用いたが、締結具としては、リベットを用いることもできる。
【0036】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造は、実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造と異なる手段でアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する。実施の形態1と同様に、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各強度は、アルミ枠22と鉄骨枠13とが締結された状態において、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように設計され、鉄骨枠13及びアルミ枠22の個々の強度は、該強度基準以下である。
【0037】
図6は、実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造のアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する部分の拡大断面図であり、図7は、アルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する部分の斜視図である。図6に示されているように、アルミ枠22は、鉄骨枠13の上に載置される。鉄骨枠13には、アルミ枠22を支持するためのプレート金具32が接合されている。図7に示されているように、プレート金具32は、アルミ枠22の辺に沿って延伸するように設けられる。図6に示されているように、プレート金具32は、第1板状部材32aと第2板状部材32bとを含む。第2板状部材32bは、第1板状部材32aに接合され、第1板状部材32aと第2板状部材32bとは、L字型をなしている。第1板状部材32aは、溶接、又はボルトによって鉄骨枠13に固着される。アルミ枠22の張出部23は、太陽電池モジュール21の受光面に実質的に平行な2つの平行面23a、23bを有する。張出部23は、架台10と反対側の平行面23aにおいて第2板状部材32bに面接触し、架台10と同一の側の平行面23bにおいて鉄骨枠13に面接触し、プレート金具32と鉄骨枠13とに挟まれる。張出部23がプレート金具32と鉄骨枠13とに挟まれることにより、太陽電池パネル20が架台10に固定される。
【0038】
かかる方法によってアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結することは、アルミ枠22と鉄骨枠13とを薄肉化することを可能にする。実施の形態3では、アルミ枠22の辺に沿って延設されるプレート金具32によってアルミ枠22が鉄骨枠13に締結されるため、鉄骨枠13とアルミ枠22とが離れにくい。即ち、鉄骨枠13とアルミ枠22とは、より一体になって剛体に近づく。従って、アルミ枠22に加えられた荷重は鉄骨枠13に分散され、鉄骨枠13に加えられた荷重はアルミ枠22に分散される。ゆえに、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度を従来に比べて弱くすることができる。これは、鉄骨枠13及びアルミ枠22を従来に比べて薄肉化できることを意味する。鉄骨枠13及びアルミ枠22の薄肉化は、太陽電池パネル設置構造全体の軽量化と低コスト化との観点から好ましい。
【0039】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係る太陽電池パネル設置構造は、実施の形態1及び実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造と異なる手段でアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する。実施の形態1と同様に、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各強度は、アルミ枠22と鉄骨枠13とが締結された状態において、建築基準法で定められた所定の強度基準より大きくなるように設計され、鉄骨枠13及びアルミ枠22の個々の強度は、該強度基準以下である。
【0040】
図8は、実施の形態5に係る太陽電池パネル設置構造のアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する部分の拡大断面図であり、図9は、アルミ枠22と鉄骨枠13とを締結する部分の斜視図である。図8に示されているように、アルミ枠22は、鉄骨枠13の上に載置される。鉄骨枠13には、アルミ枠22を支持するためのスリット金具33が接合されている。スリット金具33は、溶接、又はボルトによって鉄骨枠13に固着される。図9に示されているように、スリット金具33は、アルミ枠22の辺に沿って延伸するように設けられる。図8に示されているように、スリット金具33には、アルミ枠22の辺に沿って延伸するスリット33aが設けられ、板状の張出部23は、スリット33aに挿入される。スリット金具33は、架台10と反対側の面23a、及び架台10と同一の側の面23bとで張出部23に面接触して張出部23を挟み込む。張出部23がスリット金具33に挟まれることにより、太陽電池パネル20が架台10に固定される。
【0041】
かかる方法によってアルミ枠22と鉄骨枠13とを締結することは、アルミ枠22と鉄骨枠13とを薄肉化することを可能にする。実施の形態3では、アルミ枠22の辺に沿って延設されるスリット金具32によってアルミ枠22が鉄骨枠13に締結されるため、鉄骨枠13とアルミ枠22とが離れにくい。即ち、鉄骨枠13とアルミ枠22とは、より一体になって剛体に近づく。従って、アルミ枠22に加えられた荷重は鉄骨枠13に分散され、鉄骨枠13に加えられた荷重はアルミ枠22に分散される。ゆえに、鉄骨枠13及びアルミ枠22の各々の強度を従来に比べて弱くすることができる。これは、鉄骨枠13及びアルミ枠22を従来に比べて薄肉化できることを意味する。鉄骨枠13及びアルミ枠22の薄肉化は、太陽電池パネル設置構造全体の軽量化と低コスト化との観点から好ましい。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、必要な強度を確保しながら、太陽電池パネルを設置するための構造物を軽量且つ安価にできる太陽電池パネル設置構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る太陽電池パネル設置構造の他の例を示す側面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態5に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態5に係る太陽電池パネル設置構造の一例を示す斜視図である。
【図10】従来の太陽電池パネル設置構造を示す斜視図である。
【図11】従来の太陽電池パネル設置構造を示す側面図である。
【符号の説明】
10 架台
11 基礎
12、16 アングル
13 鉄骨枠
14、24 孔
15 固定具
20 太陽電池パネル
21 太陽電池モジュール
22 アルミ枠
23 張出部
25 突起部
30a ボルト
30b ナット
31 締結具
32 プレート金具
33 スリット金具
Claims (6)
- 太陽電池モジュールをアルミ枠に保持した太陽電池パネルと、
前記太陽電池パネルを搭載するための鉄骨枠が、基礎に固着された鉄骨により支持された架台と、
前記アルミ枠と前記鉄骨枠とを締結する締結具、とを備え、
前記アルミ枠と前記鉄骨枠とが前記締結具により締結された状態でのみ所定の強度基準を満たすように前記アルミ枠と前記鉄骨枠とが前記締結具により締結されている、
太陽電池パネル設置構造。 - 前記アルミ枠と前記鉄骨枠とは前記締結具によって少なくとも6箇所で締結されている、
請求項1に記載の太陽電池パネル設置構造。 - 前記アルミ枠は、前記基礎に支持された鉄骨に前記締結具で締結されている、
請求項1に記載の太陽電池パネル設置構造。 - 前記アルミ枠は、前記太陽電池モジュールの受光面に交わる方向に突出した突起部を有し、該突起部は前記基礎に前記締結具で締結されている、
請求項1に記載の太陽電池パネル設置構造。 - 前記アルミ枠は、前記太陽電池モジュールの受光面に平行な方向に突出する板状の張出部を有し、
前記締結具は、前記アルミ枠に沿って延伸する板状の板状部分を有し、
前記アルミ枠は、前記板状部分と前記鉄骨枠とに挟まれて固定される
請求項1に記載の太陽電池パネル設置構造。 - 前記アルミ枠は、前記太陽電池モジュールの受光面に平行な方向に突出する板状の張出部を有し、
前記締結具は、前記アルミ枠に沿って延伸し、且つ、前記張出部が挿入されるスリットを有する
請求項1に記載の太陽電池パネル設置構造。
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