JP2004139180A - 作業状況管理システム、出力装置及び受信装置 - Google Patents

作業状況管理システム、出力装置及び受信装置 Download PDF

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Iwao Nozaki
野崎 岩夫
Choji Umemoto
梅本 長司
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Abstract

【課題】簡素な構成でありながら作業者の作業状況を効果的に確認することができる外部作業状況管理システムを提供する。
【解決手段】第1の識別情報を含む無線信号を出力する出力装置1と、出力装置1から所定距離内でのみ、出力装置1から出力された無線信号を受信する受信装置2とを備え、受信装置2は第1の識別情報の受信履歴を作成する履歴情報作成部234を備えている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業者が作業先で実際に作業を行っているか否かを管理するための技術に関し、特に、派遣社員の作業を管理するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
老人や身障者に対する介護サービス等の分野では、派遣会社に登録された介護人(派遣社員)が派遣先である被介護人の自宅に派遣され、介護作業を実行する業務形態(介護派遣サービス)が主流になりつつある。このような介護派遣サービスでは、被介護人が痴呆症を患った一人暮らしの老人であるようなケースも少なくないことから、派遣先で実際に介護作業を実施したか否かに関わらず、介護サービス料を派遣社員に支払わざるを得なかった。
【0003】
派遣社員のこのような不当な行為の発生を防止するために、従来、派遣社員に対する管理手法として、介護社員が携帯する捺印用カードに介護作業終了時点で被介護人から捺印を受け、その捺印用カードを作業終了証明として派遣会社に提出するものがある。また、派遣社員に例えばGPSセンサが内蔵された携帯電話などを携帯させ、派遣社員の位置情報を取得することにより、派遣社員を管理する手法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
捺印用カードによる管理手法では、捺印用の印鑑を複製すれば、偽の作業終了証明を簡単に作成することができることを考えると、管理手法としては限界がある。また、GPSセンサで派遣社員の位置情報を管理する手法は、GPSセンサによる位置情報の精度が数十メートル程度であるため、位置情報からは、作業先の作業エリア内(介護サービスでは家屋内にいると判断できる場合、介護作業実施中と想定)なのか、あるいは、作業エリア外にいる(介護サービスでは家屋外にいると判断できる場合、介護作業不実施状態と想定)かの正確な判断ができないといった問題がある。
【0005】
一方、管理の手続を複雑化するとともに高価な装置を採用すれば、作業者の不当な行為の発生を防止することもできるが、これは会社及び作業者(派遣介護サービスであれば、派遣会社と派遣者)に対する負担の増大につながり、好ましくない。
【0006】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成でありながら、作業先での作業者の作業状況を効果的に確認できる作業状況管理システム、出力装置及び受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る作業状況管理システムは、作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムであって、作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報を含む所定信号を出力する出力装置と、前記出力装置から出力された前記所定信号を受信する受信装置とを備え、前記受信装置は、前記第1の識別情報の受信履歴を作成する履歴作成手段を備えることを特徴とする。
【0008】
本作業状況管理システムによれば、作業者が行くべき作業先及び/又は作業者が行うべき作業内容を識別するための第1の識別情報を含む所定信号が出力装置より出力される。そして、受信装置により、受信した所定信号の受信状況に基づいて、受信履歴が作成される。このように、本作業状況管理システムによれば、出力装置と受信装置との2種の装置によりシステムが構成されているため、簡素な構成でありながら作業先での作業状況を効果的に確認することができるシステムを提供することができる。
【0009】
また、前記受信装置は、作業先及び/又は作業内容を識別するための第2の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報との一致の有無を判断する判断手段とを備え、前記履歴作成手段は、前記判断手段による判断結果を受信履歴に含ませることが好ましい。
【0010】
この場合、第1の識別情報は、作業スケジュールが予め記憶された第2の識別情報と比較されるため、作業者が例えば指定された作業先とは異なる作業先に行っているか否かを確認することが可能となる。
【0011】
また、前記受信装置は、前記出力装置から所定距離内に置かれたときに、前記所定信号を受信することが好ましい。
【0012】
この場合、受信装置は、出力装置から所定距離内に置かれたときに、所定信号を受信するため、作業者が作業先に行っていることを正確に確認することができる。
【0013】
また、前記受信装置に通信可能に接続されたサーバ装置をさらに備え、前記サーバ装置は、業務スケジュールを基に前記第2の識別情報を作成し、前記受信装置に配信することが好ましい。
【0014】
この場合、サーバ装置からの遠隔操作により受信装置の第2の識別情報を更新することができるため、業務スケジュールが作業途中で変更されたときなどの第2の識別情報の更新を容易に行うことができる。
【0015】
また、前記サーバ装置は、前記業務スケジュールの中の一つの業務スケジュールが終了し、その次の業務スケジュールが開始されるまでの間に前記第2の識別情報を前記受信装置に配信することが好ましい。
【0016】
この場合、ある業務が終了し次の業務が開始されるまでの間に次の業務に対応する第2の識別情報が配信されるため、第2の識別情報を記憶する記憶手段の記憶量を節約することができる。
【0017】
また、前記受信装置は、前記受信履歴を前記サーバ装置に配信することが好ましい。この場合、受信装置により受信履歴がサーバ装置に配信されるため、受信履歴を収集するための費やされる手間を大幅に省くことができる。
【0018】
また、前記受信装置は、前記判断手段が前記第1及び第2の識別情報の一致の有無を判断した後、直ちに前記受信履歴を前記サーバ装置に配信することが好ましい。この場合、第1及び第2の識別情報の一致の有無が確認されると直ちに、受信履歴がサーバ装置に配信されるため、第1及び第2の識別情報の作業者の作業状況を速やかに確認することができる。
【0019】
本発明に係る作業状況管理システムは、作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムであって、作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報を含む所定信号を出力する出力装置と、前記出力装置から出力された前記所定信号を所定距離内に置かれたことで始めて受信を開始する受信装置とを備え、前記受信装置は、受信した前記第1の識別情報を通信可能に接続された外部通信端末に送信するものであって、前記外部通信装置は、前記第1の識別情報を基に、受信履歴を作成する履歴作成手段を備えることを特徴とする。
【0020】
本作業状況管理システムによれば、出力装置より出力された第1の識別情報を含む無線信号は、出力装置から所定距離内に置かれた受信装置により受信された後、外部通信端末に送信され、その受信履歴が作成されるため、作成された受信履歴を参照することにより、作業者が作業先に行っていることを正確に確認することができる。
【0021】
本発明に係る出力装置は、作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムに用いられる出力装置であって、作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報を含む所定信号を出力することを特徴とする。
【0022】
本出力装置によれば、作業者の作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報を含む所定信号が出力されるため、例えば作業者に携帯され、出力装置に対して所定距離範囲でのみ所定信号が受信可能な受信装置による第1の識別情報の受信履歴を参照すれば、作業者が作業先に行っているか否かを正確に確認することができる。
【0023】
本発明に係る受信装置は、作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムに用いられる受信装置であって、出力装置から出力される作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報の受信を前記出力装置から所定距離内に置かれることで開始し、受信した第1の識別情報を直接、あるいは修正を加えて通信可能に接続された外部通信端末に送信することを特徴とする。
【0024】
本受信装置によれば、出力装置から出力される第1の識別情報は、出力装置から所定距離範囲に置かれることで始めて受信が開始され、受信された第1の識別情報は、外部通信端末に送信されるため、例えば、外部通信端末を作業者を管理する会社に設置すれば、受信装置による第1の識別情報の受信状態を容易に確認することが可能となる。さらに、受信した第1の識別情報を、作業者の作業状況を、一目で確認することができるように修正を加えることにより、作業者の作業状況より容易に確認することができる。
【0025】
本発明に係る受信装置は、作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムに用いられる受信装置であって、出力装置から出力される作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報の受信を前記出力装置から所定距離内に置かれることで開始し、受信した第1の識別情報を基に受信履歴を作成する受信履歴作成手段を備えることを特徴とする。
【0026】
本受信装置によれば、出力装置から所定距離内に置かれることで始めて出力装置から出力される第1の識別情報が受信された後、受信履歴が作成されるため、この受信履歴に基づいて、作業者の作業状況を容易に確認することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る作業状況管理システムの一の実施の形態を説明する。なお、本実施形態の業務は介護支援サービスに関するものであり、例えば老人や体の不自由な被介護人(サービス依頼者)が、派遣会社に登録された介護士などの派遣社員(作業者)を被介護人の自宅に訪問させ、派遣社員に介護を行わせるものを想定している。
【0028】
図1は、本発明に係る作業状況管理システムの一の実施の形態を示すシステム概観図である。本作業状況管理システムは、サービス依頼者に所持され、所定の無線信号を発信する出力装置1と、派遣社員に携帯され、出力装置1から出力された無線信号を受信する受信装置2と、受信装置2と通信可能に接続され、派遣社員の業務管理を行う業務管理サーバ(サーバ装置)3とを備えている。
【0029】
出力装置1は、無線信号を出力するための電気回路などが内蔵された平板状の本体部11と、サービス依頼者の衣服などに出力装置1を取り付けるためのホルダー部12とを備えている。なお、出力装置1は、自動車の鍵とほぼ同じサイズであり、サービス依頼者は、衣服のポケットなどに入れるあるいは、サービス依頼者の首に吊り下げるなどして所持することが可能なサイズとなっている。
【0030】
図2は、出力装置1のブロック構成図を示している。図2に示すように出力装置1は、例えばリチウム電池により出力装置1に所定の電力を供給する電源部13と、サービス依頼者(被介護人)及びサービスの内容を特定するための第1の識別情報を記憶する識別情報記憶部14と、第1の識別情報によって搬送波を変調し無線信号を生成する変調部15と、生成された無線信号を出力するアンテナ16と、出力装置1を構成する各回路素子の同期を図るためのクロック信号を出力するクロック信号発生部17と、クロック信号をカウントすることにより、無線信号の出力タイミングを決定するためのカウンタ18とを備えている。
【0031】
第1の識別情報は、サービス依頼者(被介護人)とそのサービス依頼者が受ける、例えばサービスのグレードなどを示すサービス内容とを対応付けたデータであり、サービス依頼者の名前そのものをデータとしてもよいし、サービス依頼者の名前を例えば、01などにコード化して表したものをデータとしてもよい。また、サービス内容としては、サービス(介護)のグレードを例えばA1等のようにコード化したものをデータとしてもよい。
【0032】
識別情報記憶部14が記憶する第1の識別情報は、書き換えることが可能であるが、この書き換えは、第1の識別情報を記憶するコンピュータと接続し、そのコンピュータから第1の識別情報をダウンロードすることにより書き換えることが可能である。さらに、業務管理サーバ3から出力装置1に対して第1の識別情報を含む例えば無線信号を送信することにより、遠隔的に書き換えすることも可能である。
【0033】
クロック信号発生部17から出力されたクロック信号は、カウンタ18によりカウントされ、カウント数が無線信号を送信する時間間隔、例えば5分に相当する数となると、変調部15に無線信号の出力を指示する信号を出力する。この信号を受けた変調部15は、識別情報記憶部14に記憶された第1の識別情報を読み出し、アナログ信号に変換するとともに、変換したアナログ信号により搬送波を変調し無線信号を生成する。生成された無線信号はアンテナ16から出力される。出力装置1から出力された無線信号の電力パワーは微弱であるため、この無線信号の受信可能な範囲は、例えば出力装置1から半径1〜3mの範囲内である。
【0034】
受信装置2は、GPSセンサ、CPU、RAM、及びROMを備え、例えば携帯電話などを利用した携帯式の情報処理装置21と、情報処理装置21の底部に設けられたコネクタに着脱可能に接続され、出力装置1から発信された無線信号を受信する受信部22とを備えている。図3は、受信装置2のブロック構成図を示している。
【0035】
スケジュール情報記憶部251は、主にRAMから構成され、受信装置2を携帯する派遣社員の1日あたりの業務スケジュールを記憶するものであり、例えば「日時:○月○日○曜日、時間:9時〜12時、サービス依頼者:Aさん、サービス内容:グレード1」、「日時:○月○日○曜日、時間:13:30〜16:00、サービス依頼者:Bさん、サービス内容:グレード2」というような業務スケジュールを記憶する。この業務スケジュールは、業務管理サーバ3から、インターネットワーク4を介してデータを送信することにより、変更することができる。
【0036】
識別情報記憶部252は、主にRAMから構成され、第2の識別情報を記憶する。派遣社員が1日に複数の派遣先に出向く場合、識別情報記憶部252は複数の第2の識別情報を記憶する。ここで、第2の識別情報は、サービス依頼者とその依頼者が受けるサービス内容とが対応づけられたデータである。
【0037】
例えば、スケジュール情報記憶部251に上述したような業務スケジュールが記憶されていたとすると、識別情報記憶部252は、「時刻:9時〜12時、サービス依頼者:Aさん、サービス内容:グレードA1」、「時刻:13:30〜16:00、サービス依頼者:Bさん、サービス内容:Bさんの介護」というように、派遣先毎に付与された作業時間と第2の識別情報とを対応づけて記憶する。
【0038】
履歴情報記憶部253は、主にRAMから構成され、受信装置2を携帯した派遣社員の例えば1日あたりの作業履歴を記憶する。図4は、履歴情報記憶部253が記憶する作業履歴の一例を示した図である。図4に示すように作業履歴には、所定時刻間隔毎、例えば9時00分、9時05分というように5分毎に、作業情報作成部238が時計231から取得した時刻を示す「時刻」と、位置情報取得部236が取得した派遣社員の位置を示す「位置情報」と、出力装置1及び受信装置2間で通信状態の確立の有無を示す「通信実績情報」と、派遣社員の作業の開始及び終了を示す「作業状態」との欄を含んでいる。図4において、出力装置1及び受信装置2間で通信状態が確立している場合、「識別情報受信状態」の欄には「○」が書き込まれ、通信状態が確立していない場合は「×」が書き込まれる。なお、通信状態が確立した場合とは、例えば9時00、9時5分というような所定時刻に、出力装置1から発信された無線信号を受信し、かつ、受信した無線信号に含まれる第1の識別情報が、識別情報記憶部252に記憶された第2の識別情報と一致した場合をいう。また、通信状態が確立されなかった場合とは、無線信号を受信すべき所定時刻になっても無線信号を受信することができなかった場合及び無線信号を受信すべき時刻に無線信号を受信することはできたものの、無線信号に含まれる第1の識別情報が第2の識別情報と一致しなかった場合をいう。
【0039】
受信状態判断部232は、受信部22及びCPUなどから構成され、出力装置1から出力された無線信号を受信すべき時刻に受信できたか否かを判断し、無線信号を受信できた場合、受信した無線信号を識別情報判断部233に出力する。一方、受信すべき時刻に無線信号を受信することができなかった場合、出力装置1及び受信装置2間で通信は確立していないと判断する。ここで、受信状態判断部232の無線信号を受信すべき時刻の判断は、例えば最初に無線信号を受信した時刻から所定時間間隔毎(例えば5分)の時刻を受信すべき時刻として判断している。これにより、出力装置1と受信装置2との同期が図られる。
【0040】
識別情報判断部(判断手段)233は、主にCPUから構成され、受信状態判断部232から出力された無線信号を受信し、受信した無線信号を復調し、ディジタル信号に変換することにより第1の識別情報を抽出し、抽出した第1の識別情報を、第1の識別情報を受信した時刻に対応する第2の識別情報と一致するか否かを識別情報判断部233を参照することにより判断し、一致した場合、出力装置1及び受信装置2間の通信状態は確立していると判断し、一致しなかった場合、出力装置1及び受信装置2間の通信状態は確立していないと判断する。
【0041】
履歴情報作成部(履歴作成手段)234は、図4に示すような履歴情報を作成し、履歴情報記憶部253に記憶するものであり、受信状態判断部232及び識別情報判断部233が、出力装置1及び受信装置2間で通信状態が確立していないと判断した場合、履歴情報の無線信号を受信すべき時刻の「通信状態」の欄に出力装置1及び受信装置2間で通信を確立することができなかったことを示す例えば「×」を書き込む。また、履歴情報作成部234は、識別情報判断部233が、出力装置1及び受信装置2間で通信状態が確立したと判断した場合、履歴情報の無線信号を受信した時刻の「通信状態」の欄に通信状態が確立したことを示す例えば「○」を書き込む。
【0042】
作業開始時刻特定部235は、主にCPUから構成され、履歴情報記憶部253に記憶された履歴情報の「通信実績情報」の欄を参照し、出力装置1及び受信装置2間で通信状態の確立が開始されてから「○」の数が例えば、連続して3回続いた場合、派遣社員の作業が開始されたと判断する。なお、図4では、出力装置1は、・・・、8時50分(図略)、8時55分(図略)、9時00分、9時5分、・・・、のそれぞれの時刻に無線信号を発信し、受信装置2内の時計231が経時する9時00分に始めて送受信可能となる場合を例としてあげており、9時05分、9時10分と連続して識別情報の欄が「○」となっているため、作業開始時刻特定部235は、出力装置1及び受信装置2間で最初に通信が確立された時刻である9時00分を作業開始時刻として特定する。
【0043】
位置情報取得部236は、GPS用の人工衛星から電波を受信するアンテナ25及びCPUを含み、アンテナで受信した電波を検波して人工衛星から送信される航法メッセージ(起動情報、暦、PRNコード等)に周知のGPS測位原理に基く所定の演算を施すことにより受信装置2の位置を算出し、取得する。
【0044】
作業終了時刻特定部237は、主にCPUから構成され、作業履歴を参照し、「受信実績情報」の欄に「×」が連続して3回続いて書き込まれた場合、派遣社員の作業は終了したものと判断し、出力装置1及び受信装置2間で通信状態が確立された最終の時刻を派遣社員の作業終了時刻と判断する。図4では、12時05分、12時10分、12時15分と連続して3回、「識別情報受信状態」の欄に「×」が書き込まれているため、作業終了時刻特定部237は、派遣社員の作業は12時00分に終了したものと判断する。
【0045】
作業情報作成部238は、履歴情報に基づいて、識別情報と、その識別情報に対応する派遣先での作業の作業開始時刻、作業終了時刻及び出力装置1及び受信装置2間で通信が確立された回数(図4で示す受信実績情報の「○」の個数(累積チェック回数))を含む作業時間情報と、出力装置1が発信する無線信号の時間間隔(チェック間隔)と、作業開始時刻及び作業終了時刻のそれぞれにおける位置情報を含む作業情報とを作成し、作業情報記憶部254に記憶する。
【0046】
図5は、作業情報記憶部254が記憶する作業情報の一例を示している。作業情報としては、「識別情報」、「作業時間情報」、「チェック間隔」及び「位置情報」の欄から構成されている。図5では、図4に示す履歴情報を基に作業情報が作成されているため、作業開始時間は9時00分、作業終了時間は12時00分と書き込まれており、また、作業開始及び終了時の位置情報として、和歌山県和歌山市能率町4丁目付近と書き込まれている。
【0047】
請求情報作成部239は、派遣社員自らが行った作業に対する報酬を請求するための報酬金額及び作業内容などが記載された請求情報を、1つの派遣先の作業が完了する毎に作成する。図6は、請求情報作成部239が作成する請求情報の一例を示している。図6に示すように、請求情報には、派遣先を示す「識別情報」と、その作業を行った派遣社員の名前などを記載する「作業者」と、被介護人(サービス依頼者)の名前などを示す「作業対象」、「作業日」、「作業時間」、「作業内容」及び「請求金額」の欄を含んでいる。作業時間は、作業履歴を基に作業開始時刻と作業終了時刻を読み取り、その差をとることにより算出する。請求金額は作業時間に、その作業内容毎に定められた時給を乗算することにより算出する。
【0048】
顧客情報作成部240は、識別情報に対応する作業を行う顧客情報を作成する。顧客情報としては、顧客の自宅の住所を示す「住所」、その他の顧客がサービスを受けるために指定した場所が存在すれば、その住所を示す「その他の許可住所」と、作業中に派遣社員が移動しなければならないかを示す「作業中の移動」と、顧客が依頼した作業内容及びその作業内容の難易度を示す「依頼内容」と、その依頼内容の1時間あたりの単価を示す「単価」の欄とを含んでいる。
【0049】
データ送信部241は、履歴情報作成部234が作成した履歴情報、作業情報作成部238が作成した作業情報、請求情報作成部239が作成した請求情報及び顧客情報作成部240が作成した顧客情報に対して業務管理サーバ3のアドレスを付与し、送信可能なデータに変換し業務管理サーバ3へ送信する。
【0050】
業務管理サーバ3は、例えばパーソナルコンピュータに業務管理サーバとして機能させるための所定のプログラムをインストールすることにより実現される。業務管理サーバ3は、受信装置2から出力される種々のデータを受信し、ハードディスクに記憶し、記憶したデータを編集することにより、派遣社員の業務管理を行うためのデータベースを作成する。また、業務管理サーバ3は、受信装置2に対して種々のデータを送信することにより受信装置2の設定を遠隔的に変更する。
【0051】
次に、本作業状況管理システムの動作について図7に示すフローチャートにしたがって説明する。ステップS1において、派遣社員はまだ派遣先に到着しておらず、位置情報取得部236は、GPS用の人工衛星から電波を受信して受信装置2の位置情報を取得する。取得した位置情報は、情報処理装置21の表示部23に表示された地図上にマーカ表示される。これにより派遣社員は、派遣先である目的地と自己の現在地との差を確認することができ、正確かつ速やかに目的地に到着することができる。なお、情報処理装置21は、目的地を設定すると、現在位置からその目的地に到着するまでの道順を示すナビゲーション機能を備えるものであってもよい。さらに、位置情報取得部236が取得した位置情報を業務管理サーバ3に所定の時間間隔で周期的に送信してもよい。これにより、派遣会社側は、派遣社員の現在位置を正確に把握することができ、その派遣社員が派遣先に向かっているのか否かを確認することができる。
【0052】
ステップ2において、派遣社員が派遣先に到着し、サービス依頼者の自宅に入ることにより派遣社員が携帯する受信装置2が、サービス依頼者により携帯されたあるいはサービス依頼者の自宅内に配置された出力装置1に対して、出力装置1が発信する無線信号を受信可能距離範囲内、例えば出力装置1から半径3m以内に位置すると、受信状態判断部232は、出力装置1からの無線信号を受信し、受信した無線信号を識別情報判断部233に出力する。
【0053】
ステップS3において、識別情報判断部233は、受信状態判断部232から出力された無線信号を復調し、ディジタル信号に変換することにより無線信号に含まれる第1の識別情報を抽出し、抽出した第1の識別情報を、識別情報記憶部252に記憶された第2の識別情報の中からその派遣先に対応する第2の識別情報と一致するか否かの判断を行う。
【0054】
ここで、識別情報判断部233が、第1及び第2の識別情報が一致すると判断した場合、作業情報作成部238は、作業履歴のその無線信号を受信した時刻の「受信実績情報」の欄に「○」と書き込む。また、識別情報判断部233が第1及び第2の識別情報が一致しないと判断した場合、作業履歴のその無線信号を受信した時刻の「受信実績情報」の欄に「×」と書き込む。
【0055】
ここで、識別情報判断部233が識別情報記憶部252に複数記憶されている第2の識別情報の中から該当する第2の識別情報の選定方法は、時計231から取得した時刻と、その時刻を基に、スケジュール情報記憶部251に記憶された業務スケジュールを参照することにより、派遣社員が現在居なければ成らない派遣先を特定し、特定した派遣先に対応する第2の識別情報を選定する。
【0056】
ステップS4において、履歴情報作成部234は、受信状態判断部232及び識別情報判断部233の判断結果を、所定時刻毎に履歴情報記憶部253に書き込むことにより履歴情報を作成する。
【0057】
ステップS5において、作業開始時刻特定部235は、履歴情報の「通信状態」の欄を参照し、3回連続して「○」の書き込みがされていた場合、最初に「○」が記載された時刻を作業開始時刻として特定する。そして、履歴情報作成部234は、履歴情報に、特定した作業開始時刻の「作業状態」の欄に「開始」と書き込む。ここで、作業開始時刻特定部235が作業開始時刻を特定すると、位置情報取得部236は、GPSセンサによる位置情報を取得する。取得された位置情報は、履歴情報作成部234により、履歴情報の作業開始時刻に対応する「位置情報」の欄に書き込まれる。
【0058】
以後、作業終了時刻特定部237が作業終了時刻を特定するまで、履歴情報作成部234は、受信状態判断部232及び識別情報判断部233の判断結果に基づいて、出力装置1及び受信装置2間で通信状態が確立されているか否かを所定時刻毎、例えば5分毎に履歴情報記憶部253に書き込む。
【0059】
出力装置1及び受信装置2間で通信が確立していれば、すなわち、受信装置2が出力装置1からの無線信号を連続して受信し、かつ、連続して受信した無線信号に含まれる第1の識別情報と、派遣先に対応する第2の識別情報とが一致していれば、GPSによる位置情報を取得しなくとも、派遣社員が派遣先に出向いていることが証明できる。しかし、派遣社員が被介護者が所有する出力装置1を不正に入手すれば、派遣社員は、派遣先とは異なる場所で作業をすることなく休憩していても、出力装置1及び受信装置2間で通信が確立されている限り、履歴上、派遣社員は派遣場所で作業を行っていることとなる。そこで、このような派遣社員の不正を防止するために、位置情報取得部236は、作業開始時刻における位置情報を取得している。
【0060】
ステップS6において、派遣社員が作業を終了し、派遣先から離れると、受信装置2は、出力装置1からの無線信号を受信することができなくなり、識別情報判断部233が、履歴情報の「受信実績情報」の欄に連続して3回「×」を書き込むと、作業終了時刻特定部237は、最後に「○」が書き込まれた時刻を作業終了時刻と判断する。そして、履歴情報作成部234は、履歴情報の作業終了時刻に対応する「作業状態」の欄に「終了」と書き込む。この場合、位置情報取得部236によりGPSによる位置情報が取得され、取得された位置情報は、履歴情報作成部234により、履歴情報に書き込まれる。
【0061】
ステップS7において、作業情報作成部238により作業情報が作成され、請求情報作成部239により請求情報が作成され、顧客情報作成部240により顧客情報が作成される。
【0062】
ステップS8において、データ送信部241は、履歴情報、作業情報、請求情報及び顧客情報を作成し、業務管理サーバ3に送信する。派遣会社は、送信された作業情報と、対応する業務スケジュールとを照らし合わせることにより、派遣社員が指定された時間に指定された派遣先で作業を行っているかを確認し、派遣社員の不正の有無を判断する。そして、派遣社員が不正を行っていないことが判明すると、送信された請求情報に記載された請求金額欄を参照し、派遣社員に給料を振り込む。この場合、業務管理サーバ3がインターネットワーク4を介して自動的に例えば派遣社員の銀行口座に給料を振り込んでもよい。
【0063】
ステップS9において、派遣社員のスケジュールの変更がある場合(ステップS9でYES)、ステップS10に進み、受信装置2は、業務管理サーバ3から変更された業務スケジュールを受信する。受信した業務スケジュールは、スケジュール情報記憶部251に書き込まれ、古い業務スケジュールは、変更された新しい業務スケジュールに更新される。
【0064】
ステップS11において、スケジュール情報記憶部251に記憶された業務スケジュールに今後のスケジュールが書き込まれていない場合(ステップS11でYES)、ステップS12において、受信装置2は、業務管理サーバ3から次の作業予定日の業務スケジュールを受信する。一方、業務スケジュールに今後のスケジュールが書き込まれている場合(ステップS11においてNO)、派遣社員は次の派遣先に出向き、ステップS1からの処理が行われる。
【0065】
なお、本発明に係る作業状況管理システムは、以下の形態を採用することができる。
【0066】
(1)上記実施形態では、出力装置1は被介護人であるサービス依頼者が携帯し、受信装置は派遣社員が携帯するものであったが、これに限定されず、出力装置を派遣社員に携帯させ、受信装置を被介護人の自宅に配置してもよい。この場合、受信装置としては、図8に示すように、ほぼ直方体状の筐体を備える据え置き型の受信装置20を採用すればよい。この受信装置20は、上記実施形態に係る受信装置2のように、携帯型の情報処理装置21を利用するものではなく、本作業状況管理システムのために製造された専用の機器である。そのため、受信部22は、筐体内部に内蔵されている。なお、受信装置20は据え置き型であるため、GPSによる位置情報を取得する必要はなく、上記実施形態のような、位置情報取得部236は不要となる。
【0067】
(2)上記実施形態では、派遣先の業務が終了時に作業情報作成部238が作成した作業情報を業務管理サーバ3に送信する態様を示したが、これに限定されず、業務管理サーバ3に送信することなく、情報処理装置21に着脱可能なカード状の記録媒体、例えばメモリスティックなどに記録してもよい。この場合、派遣会社側は、派遣社員に作業情報が記録されたメモリスティックを提出させることにより、作業情報を取得することとなる。この場合、業務管理サーバ3と受信装置とを電気通信回線により接続しなくともよい。
【0068】
(3)上記実施形態では、作業状況管理システムを介護サービスに適用した場合を示したが、これに限定されず、家庭教師を派遣するサービスや広大な建築現場で働く作業者を複数のエリアで管理する形態であってもよい。後者の場合、多くの作業者が働く作業状況を時々刻々と管理することができ、正規の休み時間以外の休業等を把握できるメリットがある。さらに、ビル内で、清掃作業等を行う作業者を管理する場合にも適用が可能であり、例えばビルの各フロアに出力装置を設置することにより、作業状況の管理を行うことができる。
【0069】
(4)上記実施形態では、位置情報取得部236はGPSセンサを用いて、位置情報を取得したが、これに限定されず、他の方法を用いて位置情報を取得してもよい。
【0070】
(5)上記実施形態では、出力装置1は、第1の識別情報を無線信号として出力したが、これに限定されず、第1の識別情報以外の他の情報を無線信号に含ませて出力させてもよい。
【0071】
(6)上記実施形態では、受信装置2が第1及び第2の識別情報の一致の有無を判断する構成を記載したが、これに限定されず、受信装置2は、第1及び第2の識別情報の一致の有無の判別を行うことなく、第1の識別情報の受信履歴を業務管理サーバ3に出力し、業務管理サーバ3が、受信装置2から出力された受信履歴を基に、第1及び第2の識別情報の一致の有無を判別してもよい。また、受信装置2から業務管理サーバ3へ受信履歴を配信するものであったが、受信履歴を受信装置2から出力装置1を介して、業務管理サーバ3へ返信する形態も本発明に含まれる。
【0072】
(7)上記実施形態では、第1及び第2の識別情報は、サービス依頼者及びサービス内容を含むとしたが、これに限定されず、例えば、作業者である派遣社員と、派遣社員が訪問すべき作業場所(上記実施形態では、介護場所)とを対応づけたものを第1及び第2の識別情報としてもよい。また、サービス依頼者の名前及びサービス内容をそのまま、第1及び第2の識別情報とするのではなく、例えば、サービス依頼者=Aさん、サービス内容=01というこれらをコード化したものを第1及び第2の識別情報としてもよい。
【0073】
(8)上記実施形態では、出力装置1は、時計機能を備えていなかったが、これに限定されず、時計機能を備えた構成としても良い。この場合、出力装置1は、時刻に基づいて、第1の識別情報を送信することができる。また、出力装置1、受信装置2及び業務管理サーバ3の各々が備える時計として電波時計を採用することで、これらの装置間の時刻を正確に一致させてもよい。
【0074】
(9)上記実施形態では、出力装置1が備えるカウンタを介して、所定の時間間隔(5分)で、第1の識別情報を出力する構成であったが、これに限定されず、出力装置1が常時、第1の識別情報を発信し、受信装置2側で所定時間毎に第1の識別情報を受信する構成としてもよい。
【0075】
(10)上記実施形態では、第1の識別情報は、サービス依頼者とサービス内容とからなるデータであったが、これに限定されず、例えば、「サービス依頼者:Aさん、サービス内容:グレード1」=01、「サービス依頼者:Bさん、サービス内容:グレード2」=02というように、サービス依頼者とサービス内容とをコード化して1種類のデータで表したものでもあってもよい。
【0076】
(11)上記実施形態では、第1及び第2の識別情報は、ともにサービス依頼者と作業者とから構成され、同じ種類のデータから構成されるものであったが、これに限定されず、第2の識別情報は、第1の識別情報よりもさらに多くの種類のデータを含み、識別情報判断部233は、第1の識別情報を、第2の識別情報に含まれる一部のデータと比較することにより、第1及び第2の識別情報の一致の有無を判断する形態も本発明に含まれる。この場合、第2の識別情報が例えば文書データとして構成されていてもよい。あるいは、第1の識別情報が第2の識別情報よりも多くの種類のデータを含む形態も前述したものと同様に、本発明に含まれる。
【0077】
(12)上記実施形態では、受信装置2は、図4に示すように、人間が一目で、派遣社員(作業者)の不正の有無を見分けることができるような履歴情報を作成するものであったが、これに限定されず、例えば、受信した第1の識別情報を受信時刻と対応づけて単に時系列的に配列したものを履歴情報としてもよい。そして、この履歴情報をもとに人間が手作業によって、派遣社員の不正の有無を判断する形態も本発明に含まれる。あるいは、この履歴情報をもとに、業務管理サーバ3が、派遣社員の不正の有無を判断する形態も本発明に含まれる。さらに、この場合、第1の識別情報として上記(10)で示したコード化されたデータを用いてもよく、そうすることで、履歴情報のデータ量を少なくすることができる。
【0078】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、簡素な構成でありながら作業先での作業状況を効果的に確認することができるシステムを提供することができる。
【0079】
請求項2記載の発明によれば、作業者が指定された作業先とは異なる作業先に行っているか否かを確認することができる。
【0080】
請求項3記載の発明によれば、作業者が作業先に行っていることを正確に確認することができる。
【0081】
請求項4記載の発明によれば、業務スケジュールが作業途中で変更されたときなどの第2の識別情報の更新を容易に行うことができる。
【0082】
請求項5記載の発明によれば、第2の識別情報を記憶する記憶手段の記憶容量を節約することができる。
【0083】
請求項6記載の発明によれば、派遣会社が派遣社員を管理するための手間を大幅に軽減することができる。
【0084】
請求項7記載の発明によれば、作業者の作業状況を速やかに確認することができる。
【0085】
請求項8記載の発明によれば、作業者が作業先に行っていることを正確に確認することができる。
【0086】
請求項9記載の発明によれば、作業者の作業状況を管理するための受信装置を提供することができる。
【0087】
請求項10記載の発明によれば、第1の識別情報の受信状態を容易に確認することが可能な受信装置を提供することができる。
【0088】
請求項11記載の発明によれば、作業者の作業状況を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業状況管理システムの位置の実施の形態を示すシステム概観図である。
【図2】図1に示す作業状況管理システムを構成する出力装置のブロック構成図を示している。
【図3】図1に示す作業状況管理システムを構成する受信装置のブロック構成図を示している。
【図4】履歴情報の一例を示した図である。
【図5】作業情報の一例を示した図である。
【図6】請求情報の一例を示した図である。
【図7】本実施形態に係る作業状況管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る作業状況管理システムの他の実施形態を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1 出力装置
2 受信装置
3 業務管理サーバ
4 インターネットワーク
231 時計
232 受信状態判断部
233 識別情報判断部
234 履歴情報作成部
235 作業開始時刻特定部
236 位置情報取得部
237 作業終了時刻特定部
238 作業情報作成部
239 請求情報作成部
240 顧客情報作成部
241 データ送信部
251 スケジュール情報記憶部
252 識別情報記憶部
253 履歴情報記憶部
254 作業情報記憶部

Claims (11)

  1. 作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムであって、
    作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報を含む所定信号を出力する出力装置と、前記出力装置から出力された前記所定信号を受信する受信装置とを備え、
    前記受信装置は、前記第1の識別情報の受信履歴を作成する履歴作成手段を備えることを特徴とする作業状況管理システム。
  2. 前記受信装置は、作業先及び/又は作業内容を識別するための第2の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報との一致の有無を判断する判断手段とを備え、
    前記履歴情報作成手段は、前記判断手段による判断結果を受信履歴に含ませることを特徴とする請求項1記載の作業状況管理システム。
  3. 前記受信装置は、前記出力装置から所定距離内に置かれたときに、前記所定信号を受信することを特徴とする請求項1又は2記載の作業状況管理システム。
  4. 前記受信装置に通信可能に接続されたサーバ装置をさらに備え、
    前記サーバ装置は、業務スケジュールを基に前記第2の識別情報を作成し、作成した第2の識別情報を前記受信装置に配信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業状況管理システム。
  5. 前記サーバ装置は、前記業務スケジュールの中の一つの業務スケジュールが終了し、その次の業務スケジュールが開始されるまでの間に前記第2の識別情報を前記受信装置に配信することを特徴とする請求項4記載の作業状況管理システム。
  6. 前記受信装置は、前記受信履歴を前記サーバ装置に配信することを特徴とする請求項4又は5記載の作業状況管理システム。
  7. 前記受信装置は、前記判断手段が前記第1及び第2の識別情報の一致の有無を判断した後、直ちに前記受信履歴を前記サーバ装置に配信することを特徴とする請求項6記載の作業状況管理システム。
  8. 作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムであって、
    作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報を含む所定信号を出力する出力装置と、前記出力装置から出力された前記所定信号の受信を所定距離内に置かれたことで始めて開始する受信装置とを備え、
    前記受信装置は、受信した前記第1の識別情報を、通信可能に接続された外部通信端末に送信するものであって、
    前記外部通信装置は、前記第1の識別情報を基に、受信履歴を作成する履歴作成手段を備えることを特徴とする作業状況管理システム。
  9. 作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムに用いられる出力装置であって、
    作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報を含む所定信号を出力することを特徴とする出力装置。
  10. 作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムに用いられる受信装置であって、
    出力装置から出力される作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報の受信を前記出力装置から所定距離内に置かれることで開始し、受信した第1の識別情報を直接、あるいは修正を加えて、通信可能に接続された外部通信端末に送信することを特徴とする受信装置。
  11. 作業者の作業状況を管理する作業状況管理システムに用いられる受信装置であって、
    出力装置から出力される作業先及び/又は作業内容を識別するための第1の識別情報の受信を前記出力装置から所定距離内に置かれることで開始し、受信した第1の識別情報を基に受信履歴を作成する受信履歴作成手段を備えることを特徴とする受信装置。
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JP2006099711A (ja) * 2004-08-31 2006-04-13 Ffc Ltd サービス実績認証装置およびサービス実績認証方法
KR101247240B1 (ko) 2011-05-16 2013-03-25 이동훈 노인복지 업무지원의 it 자동화 방법
JP2014092839A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Nec Fielding Ltd 勤務管理システム、サーバ装置及び勤務管理方法
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