JP2004136229A - 排水消毒剤供給管理センタ及び該センタを備えた排水消毒剤供給管理システム - Google Patents

排水消毒剤供給管理センタ及び該センタを備えた排水消毒剤供給管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】下水道越流水対策施設への薬剤供給を効率的に行う。
【解決手段】ネット上で下水道越流水対策施設の排水処理装置への薬剤供給を管理する管理サーバ41は、各排水処理施設の施設情報を記憶する施設情報記憶手段411と、消毒薬剤を提供する薬剤工場の工場情報及び薬剤在庫情報を記憶する薬剤工場情報記憶手段412と、各排水消毒装置の運転情報に基づいて、個々の下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かを判定する第1のプログラムモジュール(PM)430と、第1のPMが、ある排水処理装置に薬剤を供給すべきであると判定したときに起動され、施設情報記憶手段の当該排水処理装置に関する施設情報と薬剤工場記憶手段の工場情報及び薬剤在庫情報とを参照して、当該排水処理施設に薬剤を供給するに最適の薬剤工場を設定し、該薬剤工場に、薬剤供給時刻、供給量を含んだ供給指令を自動通報する薬剤供給処理PM420を備えている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、コンピュータのプログラムによって動作する排水消毒剤供給管理センタ及び該センタを備えた排水消毒剤供給管理システムに関する。より詳細には、本発明は、所定地域内の複数の下水道越流水対策施設の排水消毒装置に排水の消毒剤を供給するために情報を、該下水道越流水対策施設との間で通信するための排水消毒剤供給管理センタ、及び該センタを備えた排水消毒剤供給管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
下水、雨水を含む下水、及び、地表を流下した雨水等を含む排水は、下水道越流水対策施設において、該施設内の排水消毒装置により薬剤が添加されて消毒されている。下水道越流水対策施設には、排水処理施設、排水機場、排水中継ポンプ所、及び、雨水吐き所が含まれている。
従来、このような下水道越流水対策施設への消毒剤の供給は、各施設での薬剤残量が少なくなったことを電話あるいはファックスで連絡し、それに対応することによって供給されている。また、降雨が見込まれる場合には、下水道越流水対策施設に、薬剤を余分に準備することで対処している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような、複数の下水道越流水対策施設における排水消毒のための薬剤の供給方法では、以下のような問題点があり、その結果、薬剤不足が生じたり、効率的な薬剤供給を行うことが不可能であるという問題がある。
▲1▼近年の都市型降雨は局所的であり、特に合流式下水道においては、排水消毒装置を有する下水道越流水対策施設が設置されている狭い地域での降雨の影響は、該施設に比較的短時間で現れるが、その流入排水量や排水性状が定量的に予測できず、したがって、薬剤不足が生じたり、効率的な薬剤供給を行うことが不可能である。
▲2▼雨水吐きや中継ポンプ所等の小規模で無人(常時又は夜間のみ)の施設では、降雨に備えた余分な薬剤在庫管理が困難であり、また、薬剤不足時の緊急連絡も困難である。
▲3▼下水道越流水対策施設は地域に点在しており、局所的な降雨がこれら地域に同時に多発した場合、点在する複数の施設が個別に薬剤を管理する状況では、薬剤工場の薬剤在庫不足や緊急時の薬剤供給が滞る恐れがある。
▲4▼下水道越流水対策施設内の情報だけでは、流水量や汚泥負荷量を予測することができないため、適正な薬剤添加量を予測することが困難である。
【0004】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定地域内の下水道越流水対策施設における排水消毒装置の運転情報及び施設情報、気象情報、及び薬剤在庫情報を収集し、これら収集された情報に基づいて、下水道越流水対策施設への薬剤供給を効率的に行うことができるように、情報管理を行うことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した本発明の目的を達成するために、本発明においては、所定地域内の排水を薬剤により消毒するための排水処理装置を備えた複数の下水道越流水対策施設に消毒剤を供給するための情報を管理する排水消毒剤供給管理センタであって、
各下水道越流水対策施設の排水処理装置の施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
排水消毒のための薬剤を提供する薬剤工場の工場情報及び薬剤在庫情報を記憶する薬剤工場情報記憶手段と、
各下水道越流水対策施設からの排水消毒装置の運転情報に基づいて、個々の下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かを判定する第1の判定手段と、
第1の判定手段が、ある下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきであると判定したときに起動され、施設情報記憶手段の当該下水道越流水対策施設に関する施設情報と薬剤工場記憶手段の工場情報及び薬剤在庫情報とを参照して、当該下水道越流水対策施設に薬剤を供給するに最適の薬剤工場を設定し、該薬剤工場に、薬剤供給時刻、供給量を含んだ供給指令を自動通報する薬剤供給指令手段と
からなることを特徴とする排水消毒剤供給管理センタを提供する。
【0006】
上記した本発明に係る排水消毒剤供給管理センタにおいては、排水消毒装置の運転情報は、薬剤添加の開始時刻、薬剤添加の終了予定時刻、薬剤添加量、及び薬剤残量を含んでおり、第1の判定手段は、これら運転情報に基づいて、薬剤消費量を予測しかつ薬剤不足が生じるか否かを判定することにより、下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かの判定を行うよう構成されていることが好ましい。
また、本発明に係る排水消毒剤管理センタはさらに、各下水道越流水対策施設からの排水消毒装置における排水性状情報及び降雨情報に基づいて、排水消毒装置における薬剤供給開始時刻及び薬剤消費量を推定し、かつ薬剤不足が生じるか否かを判定することにより、下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かを判定する第2の判定手段を備え、薬剤供給指令手段は、第2の判定手段がある下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきであると判定したときも起動されるよう構成されていることが好ましい。
【0007】
本発明に係る排水消毒剤供給管理センタはさらに、所定地域に関する気象予想情報に基づいて、所定地域の下水道越流水の排水性状に関する地域特性をシミュレーションする地域特性シミュレーション手段と、地域特性シミュレーション手段によるシミュレーション結果に基づいて、各下水道越流水対策施設の排水消毒装置における薬剤供給開始時刻及び薬剤消費量を推定し、かつ薬剤不足が生じるか否かを判定することにより、下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かを判定する第3の判定手段とを備え、薬剤供給指令手段は、第3の判定手段がある下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきであると判定したときも起動されるよう構成されていることが好ましい。
【0008】
この場合、排水消毒剤管理センタはさらに、各下水道越流水対策施設からの排水消毒装置の運転情報の履歴を記憶する運転情報記憶手段と、各下水道越流水対策施設における排水性状情報の履歴を記憶する排水性状情報記憶手段と、各下水道越流水対策施設における降雨情報の履歴を記憶する施設降雨情報記憶手段と、所定地域に関する降雨情報を記憶する地域降雨情報記憶手段と、薬剤供給指令手段によって指令された各下水道越流水対策施設への薬剤供給量を、その時点で受け取った各下水道越流水対策施設の排水消毒装置の運転情報、排水性状情報、又は降雨情報、若しくは、所定地域の気象予報情報と対応させて記憶する施設薬剤納入記憶手段と、個々の下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かを判定して、薬剤供給指令手段を起動する第4の判定手段であって、各下水道越流水対策施設からの排水消毒装置の現在の運転情報と運転情報記憶手段に記憶された運転情報の履歴とを対比して、現在の運転情報に最も相関する過去の運転情報を抽出し、施設薬剤納入記憶手段を参照して抽出された運転情報に対応して薬剤が下水道越流水対策施設に納入されたか否かを検出し、納入されている場合に薬剤供給指令手段を起動する手段と、各下水道越流水対策施設からの排水消毒装置の現在の排水性状情報と、排水性状情報記憶手段に記憶された排水性状情報の履歴とを対比して、現在の排水性状情報に最も相関する過去の排水性状情報を抽出し、施設薬剤納入記憶手段を参照して抽出された排水性状に対応して薬剤が下水道越流水対策施設に納入されたか否かを検出し、納入されている場合に薬剤供給指令手段を起動する手段と、各下水道越流水対策施設からの現在の降雨情報と、施設降雨情報記憶手段に記憶された各下水道越流水対策施設における降雨情報の履歴とを対比して、現在の降雨情報に最も相関する過去の降雨情報を抽出し、施設薬剤納入記憶手段を参照して抽出された降雨情報に対応して薬剤が下水道越流水対策施設に納入されたか否かを検出し、納入されている場合に薬剤供給指令手段を起動する手段と、所定地域の現在の気象予想情報と、地域降雨情報記憶手段に記憶された降雨情報の履歴とを対比して、現在の気象予想情報に最も相関する過去の降雨情報を抽出し、施設薬剤納入記憶手段を参照して抽出された降雨情報に対応して薬剤が下水道越流水対策施設に納入されたか否かを検出し、納入されている場合に薬剤供給指令手段を起動する手段とからなる第4の判定手段とを含んでいることが好ましい。
この場合さらに、排水消毒剤供給管理センタは、運転情報記憶手段、排水性状情報記憶手段、施設降雨情報記憶手段、地域降雨情報記憶手段、及び施設薬剤納入記憶手段に記憶された情報に基づいて、各下水道越流水対策施設への薬剤供給の傾向を判定する手段と、得られた薬剤供給の傾向に基づいて、所定地域全体の下水道越流水対策施設への薬剤供給計画を作成する場合の支援を行う手段とを備えていることが好ましい。
【0009】
本発明に係る排水消毒剤供給管理センタにおいて、複数の下水道越流水対策施設は、排水処理場、排水機場、排水ポンプ所、雨水吐きのいずれかまたはこれら任意の組み合わせである。また、薬剤供給指令手段は、該当する下水道越流水対策施設に薬剤補給要員を派遣する必要があるか否かを判定する手段と、薬剤補給要員の派遣の要否及び薬剤の最短輸送時間に応じて最適な薬剤工場を決定する手段と、該決定された薬剤工場に、必要な薬剤の荷姿及びその個数、薬剤の輸送手段、並びに、薬剤派遣要員の派遣の要否を通知する手段とを含んでいることが好ましい。
【0010】
本発明はまた、所定地域内の排水を薬剤により消毒するための排水処理装置を備えた複数の下水道越流水対策施設と、これら下水道越流水対策施設に消毒剤を供給するための情報を管理する排水消毒剤供給管理センタであって、上記した構成を有する排水消毒剤供給管理センタと、該管理センタからの薬剤供給指令を受け取って下水道越流水対策施設に薬剤を供給する1又は複数の薬剤工場とからなる排水消毒剤供給管理ネットワークを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る、排水消毒剤供給管理システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、10は下水道越流水対策施設群、20は気象情報提供団体、30は薬剤工場群、40は排水消毒剤供給管理センタ(以下、単に「管理センタ」と称する)、50は通信ネットワークである。
通信ネットワーク50は、専用回線、アナログ電話回線網、ISDN回線網、下水道光ファイバ網、無線LAN、PHS回線網、携帯電話回線網、インターネット等の、任意の通信手段である。これらの任意の複数の通信手段の組合せであってもよい。
【0012】
下水道越流水対策施設群10には、所定の処理地域内の下水、雨水を含む下水、及び地表を流下した雨水等を含む排水を薬剤により消毒する1又は複数の排水処理場11(図においては、2つの排水処理場11a及び11b)、1又は複数の中継ポンプ所12(図においては、3つの中継ポンプ所12c〜12e)、1又は複数の雨水吐き13(図においては、4つの雨水吐き13f〜13i)が含まれている。これらの施設は通信端末(不図示)を備え、該通信端末により、ネットワーク50を介して、管理センタ40の薬剤供給管理サーバ(以下、単に「管理サーバ」と称する)41と通信可能である。以下においては、下水道越流水対策施設群中のこれら施設11〜13を代表して示す場合、「施設10」を用いることにする。
薬剤工場群30は、それぞれがネットワーク50を介して管理センタ40の管理サーバ41との間で情報通信が可能な通信端末を備えた1又は複数の薬剤工場31(図においては、3つの工場31x、32y、33z)を含んでいる。以下においては、これら工場を代表して表す場合、「薬剤工場30」を用いることにする。
【0013】
図2は、管理センタ40の管理サーバ41の具体的構成を示している。管理サーバ41は、施設データベース(DB)411、薬剤工場情報DB412、施設消毒装置運転情報DB413、施設排水性状DB414、施設降雨情報DB415、施設薬剤納入量DB416を備えており、これらデータベースはそれぞれ、以下のような情報を格納する。
施設情報DB411:各施設10の所在地、連絡先、及び排水処理量、並びに、各施設10に具備される排水消毒装置の性能及び仕様(無人か否かの情報も含む)等の施設情報が記憶される。
薬剤工場情報DB412:各薬剤工場30の所在地、連絡先、薬剤種類(臭素系又は塩素系)及びその在庫量、並びに、薬剤供給助勢派遣員に関する情報が記憶される。薬剤種類及び在庫量は、薬剤工場30から定期的に通信される。
施設消毒装置運転情報DB413:各施設10から通信される、各排水消毒装置における薬剤添加開始時刻、薬剤添加終了予定時刻、薬剤添加量、薬剤残量等の薬剤添加に関する運転情報が記憶される。
施設排水性状DB414:各施設10より通信される、流入推量、流入水濁度、大腸菌群数等の排水性状に関する情報が記憶される。
施設降雨情報DB415:各施設10より通信される、各施設近傍の降雨量、降雨強度等の降雨情報が記憶される。
施設薬剤納入量DB416:薬剤工場から各施設10に納入される薬剤の種類及び納入量及び納入日に関する情報が記憶される。
図示していないが、気象情報提供団体20からの気象予報情報を記憶するためのデータベースを備えてもよい。
【0014】
管理サーバ41はさらに、8つのプログラム・モジュール(PM)、すなわち、薬剤供給処理PM420、第1〜第4の薬剤供給要否判定処理PM43〜460、排水消毒装置運転支援処理PM470、薬剤供給計画支援処理PM480、地域特性シミュレーションPM490を含んでいる。図3〜図8を参照して、これらPM420〜490が実行する処理フローを、以下に詳細に説明する。
【0015】
薬剤供給処理PM420
このPM420は、第1〜第4の薬剤供給要否判定処理PM430〜460のいずれかにおいて、いずれかの施設10に薬剤供給が必要であると判定したときに起動され、最適な薬剤供給を供給を行うための薬剤供給指令を適宜の薬剤工場30に送信し、かつ、薬剤納入に関する請求書を作成して送付するためのプログラムである。
このような処理を行うため、薬剤供給処理PM420は、図3に示すように、第1〜第4の薬剤供給要否判定処理PM430〜460のいずれかからの起動指令、並びに、該PMの処理の結果得られた、薬剤を供給すべき施設10を特定する情報(対象施設情報)、及び供給すべき薬剤の種類及び量に関する情報(薬剤必要量情報)を起動信号T20として、起動される。起動されると、ステップS1において、施設情報DB411を検索して、対象施設の所在地、連絡先、排水消毒装置の仕様情報を取得する。そして、ステップS2において、薬剤工場情報DB412から、登録されている総ての薬剤工場30の所在地、連絡先、薬剤種類及びその在庫量を取得する。当然ながら、必要な薬剤を供給可能な薬剤工場のみの情報を取得してもよい。なお、上記したように、薬剤種類及びその在庫量は、定期的に薬剤工場30から通信されて、薬剤工場情報DB412の内容が適宜更新される。
【0016】
次いで、ステップS3において、ステップS1及びS2で取得した情報に基づき、薬剤供給の対象となる施設10への薬剤輸送が最短となる条件、対象施設が無人施設等の場合であって排水消毒装置の仕様に応じて必要な薬剤補給要員を派遣できるか否かの条件、必要な種類及び量の薬剤在庫量があるかどうかの条件を満たしている薬剤工場30を選定する。次に、ステップS4において、ステップS1で取得した対象施設の排水消毒剤装置の仕様に応じて、薬剤の荷姿(フレコンバック、カートリッジ等)、荷個数(荷姿に依存する薬剤単位量及び薬剤要求量から決定)、輸送手段(トラック、ユニック車等)、薬剤補給要員(必要な場合)の派遣人数を決定する。
【0017】
その後、ステップS5に進み、ステップS4において得られた情報に基づいて「薬剤供給依頼書」を作成し、該依頼書を、ステップS3で選定された薬剤工場30に、通信ネットワーク50を介して通知し、ステップS6において、薬剤の受発注に関する情報を、施設薬剤納入量DB416に格納する。図9は、ステップS5において作成された「薬剤供給依頼書」の一例を示している。これにより、薬剤供給依頼書を受け取った薬剤工場30から、対象の施設10に必要な薬剤が指定された日時に納入可能となる。
そして、ステップS7において、薬剤の受発注に関する請求書を作成し、これを通信ネットワーク20を介して対象の施設10に通知する。所定の期間中の薬剤受発注をまとめて請求書を作成してもよい。
【0018】
第1の薬剤供給要否判定処理PM430
このPM430は、各施設10から受信した各施設の消毒装置の運転情報と施設情報DB411内の情報とから、各施設10に薬剤を供給すべきか否かを判定し、供給すべきであると判定した場合に、薬剤供給処理PM20を起動するものである。
このような処理を行うため、第1の薬剤供給要否判定処理PM430は、図4に示すように、各施設10からの、排水消毒装置の薬剤添加開始時刻、終了予定時刻、薬剤添加量(単位時間当たり)、及び薬剤残存量を含んだ運転情報からなる起動信号T30を受信すると、起動される。薬剤残存量は、例えば、薬剤ホッパレベルを表す信号を受け取ることにより、取得することができる。図10は、施設10が排水処理場11である場合の、排水消毒装置の運転開始信号とともに通知される運転情報を「状変報告書」として例示したものである。
図4に戻って、第1の薬剤供給要否判定処理PM430は、起動信号T30により起動されると、ステップS11において、施設情報DB411を参照して、対象となる施設10の排水消毒装置の仕様を取得する。そして、ステップS12において、排水消毒装置の運転開始時刻と運転終了予定時刻とから運転継続時間を演算し、その運転継続時間と薬剤添加量とを乗算して、薬剤消費量を推定算出する。
【0019】
次に、ステップS13において、対象施設の薬剤在庫量を演算する。この在庫量は、ステップS11で得られた排水消毒装置の仕様情報に含まれている1又は複数の薬剤ホッパの全てに対して、各薬剤ポッパの底面積とホッパレベルとの積を演算し、これを全て加算することによって、計算される。そして、ステップS13で求めた薬剤在庫量がステップS12で求めた薬剤消費量よりも少ない場合にのみ、ステップS14からステップS15に進んで、薬剤供給処理PM420を起動するとともに、薬剤供給の対象となる施設10を特定するための情報及び供給すべき薬剤の種類及び量を通知する。
最後に、ステップS16において、施設10から受信した排水消毒装置の運転情報(運転開始時刻、運転終了予定時刻、薬剤添加量、薬剤ポッパレベル等)とともに、ステップS12及びS13に演算した薬剤消費量及び薬剤在庫量を、施設消毒装置運転情報DB43に記憶する。
【0020】
各施設10の排水消毒装置の運転情報は、運転開始後に所定のインターバル(例えば、1時間毎)で定期的に通信される。第1の薬剤供給要否判定処理PM430は、所定のインターバルで又は運転情報を受信する度に、ステップS11〜S16を実行する。これにより、施設消毒装置運転情報DB413には、各施設10の運転状況の履歴が格納されることになる。
図11及び図12は、施設消毒装置運転情報DB413に記憶された排水処理場11の運転状況を表形式及びグラフ形式で示したものである。このような運転状況を第1の薬剤供給要否判定処理PM430で監視することにより、運転開始後であっても、各施設10における薬剤不足を直ちに予知することもできる。
【0021】
第2の薬剤供給要否判定処理PM440
このPM440は、施設10から降雨開始信号を受信したときに起動され、そして、該施設10から収集した排水性状及び降雨情報に基づいて薬剤消費量を予測して薬剤供給の要否を判定し、薬剤供給が必要であると判定した場合には、薬剤供給PM420を起動するものである。
このような処理を行うため、第2の薬剤供給要否判定処理PM440は、図5に示すように、施設10から、降雨開始信号、排水性状情報(流入水量、流入水濁度、大腸菌群数等)、並びに、降雨情報(降雨量及び降雨強度等)を含んだ信号を起動信号T40として受信したときに、起動される。起動されると、ステップS21において、施設消毒装置運転情報DB413を検索して、該当する施設10の排水消毒装置の最新の薬剤在庫量を得る。次いで、ステップS22において、該当する施設10からの流入水濁度、大腸菌群数、降雨量、降雨強度から薬剤注入率を推定し、さらに流入量を乗算して薬剤消費量を予測する。薬剤注入率の推定は、本出願人による出願(共願)である特願2001−321804号に開示したようなアルゴリズムを採用することができる。
【0022】
次に、ステップS23において、予測した薬剤消費量がDB413から読み出した最新の薬剤在庫量よりも大きいか否かを判定し、大きい場合には、ステップS24に移行して、薬剤供給処理PM420を起動する。このとき、薬剤供給の対象となる施設10を特定する情報、不足するすなわち供給すべき薬剤量も、薬剤供給処理PM420に通知する。該PM420の起動後、又は、ステップS23における判定がNOである場合、ステップS25において、施設排水性状DB414に、施設10から受信した排水性状情報を記憶し、ステップS26において、施設降雨情報DB415に、施設10から受信した降雨情報を記憶する。
上記したように、このPM440は、施設10から降雨開始が通知された場合にのみ、起動される。
【0023】
第3の薬剤供給要否判定処理PM450
このPM450は、気象情報提供団体20から収集した、施設10を含む所定地域の降雨予報信号、及び、予め登録した所定地域の地形情報、雨水収集ルート、下水管路網、下水排出入口、下水排出種別等の初期設定条件に基づいて、市販等の地域特性シミュレーションPM490を利用して、全ての施設10の排水消毒装置における薬剤添加開始時刻及び適正な薬剤添加量を予測し、その結果に基づいて、薬剤供給処理PM420を起動するものである。
このような処理を実行するため、図6に示すように、第3の薬剤供給要否判定処理PM450は、気象情報提供団体20から所定地域の降雨予報信号(予想降雨開始時刻、予想降雨継続時間、予想降雨総量、予想降雨強度)を起動信号T50としている。起動信号T50を受け取ると、ステップS31において、地域特性シミュレーションPM490を起動し、全ての施設10それぞれの予測流入濁度、予測流入水量、及び予測大腸菌群数(すなわち、予測排水性状)を算出する。予測流入濁度、流入推量の推定は、本出願人による特願2001−347043号に記載されたアルゴリズムを用いることができる。
なお、オペレータの操作により、このPM450を起動し、また該PMに必要な情報を入力することもできる。
【0024】
そして、ステップS32において、施設消毒装置運転情報DB413を検索して、各施設10の最新の薬剤在庫情報を取得する。次いで、ステップS33において、予測薬剤消費量を演算する。この演算においては、まず、ステップS31で予測した予測流入水濁度及び予測大腸菌群数と、気象情報提供団体20から入手した予想降雨量、予想降雨強度とに基づき、薬剤注入率すなわち注入すべき薬剤量/単位量を推定し、次いで、この推定した薬剤注入率と、ステップS31で算出した予測流入水量とを乗算することにより、予測薬剤消費量を演算する。薬剤注入率の推定には、上記した特願特願2001−321804号に開示したアルゴリズムを使用することができる。
その後、ステップS34において、ステップS23で得た施設消毒装置運転情報DB413からの各施設10の最新の薬剤在庫量情報と、ステップS33で演算した予測薬剤消費量とを比較する。ステップS34において、薬剤が不足すると判定した場合には、ステップS35に進んで、薬剤供給処理PM20を起動し、それとともに、薬剤供給対象の施設10、並びに供給すべき薬剤の種類及び量に関する情報を通知する。
第3の薬剤供給要否判定処理PM450は、すべての施設10を対象として、繰り返し反復実行される。
【0025】
第4の薬剤供給要否判定処理PM460
このPM460は、施設消毒装置運転情報DB411、施設排水性状DB414、施設降雨情報DB415、及び施設薬剤納入量DB416に記憶されている過去の実績情報と、最新の情報とを対比して、最も相関性の高い薬剤納入実績パターンを予測し、その結果に基づいて、薬剤供給要否を判定するものである。
このような処理を行うため、このPM460は、図7に示すように、第1〜第3の薬剤提供要否判定処理PM440〜460を起動するための起動信号T30〜T50のいずれかが供給されたとき、該信号を起動信号T60として起動される。なお、オペレータの操作により、起動することもできる。
【0026】
PM460は、起動されると、ステップS41において、施設消毒装置運転情報DB411、施設排水性状DB414、施設降雨情報DB415、施設薬剤納入量DB416に格納されている、起動信号T60に含まれている対象施設10(すなわち、起動信号T30又はT40の場合には、該信号に含まれている対象施設、起動信号T50の場合には、すべての施設)についての過去の実績データを取得する。次いで、ステップS42において、起動信号T60として受け取った起動信号T30〜T50のいずれかに含まれている施設10の最新のデータと、ステップS41において取得した対応する過去の実績データとを対比する。対比されるデータには、各施設10からの排水消毒装置の運転情報(薬剤添加開始時刻、薬剤添加終了予定時刻、薬剤添加量、薬剤残量)、排水性状(流入水量、流入水濁度、大腸菌群数)、及び降雨情報(降雨量、降雨強度)、並びに、気象情報提供団体20からの気象予報情報(予想降雨量、予想降雨強度、予想降雨継続時間)が含まれている。
対比の結果、最新データに最も近似するすなわち相関の高い過去の実績データを抽出し、その時の薬剤納入量の実績を特定する。
【0027】
次いで、ステップS43において、特定された実績の薬剤納入量が所定のしきい値(ゼロであってもよい)以上であるか否かを判定し、以上の場合には、薬剤供給処理PM420を起動するための起動信号T60を供給する。起動信号T60には、薬剤供給の対象となる施設と不足する薬剤要求量とが含まれている。そして、ステップS45において、起動信号T60に含まれている対象施設10(すなわち、起動信号T30又はT40の場合には、該信号に含まれている対象施設、起動信号T50の場合には、すべての施設)すべてについて、ステップS41〜S44を反復実行する。
【0028】
排水消毒装置運転支援PM470
このPM470は、第2〜第4の薬剤供給要否反転処理PM440〜460での判定結果によって薬剤供給処理PM420が起動された場合、該PMによって予測された適正な薬剤添加量及びその薬剤添加開始時刻を、該当する施設10に通知するためのプログラム・モジュールである。
【0029】
薬剤供給計画支援PM480
このPM480は、施設消毒装置運転情報DB411、施設排水性状DB414、施設降雨情報DB415、施設薬剤納入量DB416に格納された実績情報に基づいて薬剤供給量の傾向を抽出し、管理センタ40が管理するすべての施設10への薬剤供給計画を策定するための支援を行うものである。
PM480は、図8に示すように、オペレータによって起動されると、ステップS51において、施設消毒装置運転情報DB411、施設排水性状DB414、施設降雨情報DB415、施設薬剤納入量DB416に記憶されている実績データを読み出す。次いで、ステップS52において、読み出した実績データの傾向を、時間単位、日単位、月単位、及び季節単位に抽出し、抽出された薬剤納入量の傾向から、日単位、月単位で薬品在庫計画及び薬品納入計画を作成する。また、施設消毒装置運転情報DB411のデータにより、薬品消費量の実績データの傾向を、薬品納入量実績から得た薬品在庫計画、薬品納入計画を補正する。なお、薬品在庫計画や納入計画は、市販のSCM(Supply Chain Management)パッケージソフトを利用して作成される。
【0030】
上記説明において、各下水道越流水対策施設の排水消毒装置において必要とする薬剤添加量は、消毒装置運転情報、排水性状、施設における降雨情報、及び/又は降雨予報情報に基づいて決定しているが、排水性状の内の大腸菌群数を予測する要因として、下水管路内の汚泥堆積量情報を採用することができる。すなわち、雨水時越流水の大腸菌群は、堆積汚泥中に繁殖しており、この汚泥が降雨時にフラッシュされて下水道越流水対策施設に到来するので、下水管路内の堆積量を知ることにより、排水性状の大腸菌群数を予測することが可能となる。なお、下水管路内の汚泥堆積量は、降雨頻度及びその降雨量からなる降雨履歴により推定することもできる。
【0031】
本発明は、以上のように構成されているので、所定地域内の排水消毒装置を備えた下水道越流水対策施設に対して、排水を消毒するための薬剤を必要なときに過不足なく供給することができ、したがって、効率的な薬剤供給を行うことができる。特に、局所的な降雨が生じた場合、及び無人施設であっても、薬剤不足を招くことがなく薬剤供給を効率的に行うことができる。よって、下水道排水の消毒管理を最適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排水消毒剤供給管理ネットワークの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る排水消毒剤供給管理センタの概略構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示した管理センタに含まれる薬剤供給処理プログラム・モジュール(PM)による処理を示すフローチャートである。
【図4】図2に示した管理センタに含まれる第1の薬剤供給要否PMによる処理を示すフローチャートである。
【図5】図2に示した管理センタに含まれる第2の薬剤供給要否PMによる処理を示すフローチャートである。
【図6】図2に示した管理センタに含まれる第3の薬剤供給要否PMによる処理を示すフローチャートである。
【図7】図2に示した管理センタに含まれる第4の薬剤供給要否PMによる処理を示すフローチャートである。
【図8】図2に示した管理センタに含まれる薬剤供給計画支援PMによる処理を示すフローチャートである。
【図9】図2に示した管理センタに含まれる薬剤供給処理PMによって生成される薬剤の供給依頼書の一例を示す説明図である。
【図10】下水道越流水対策施設が排水処理場である場合の、排水消毒装置の運転開始信号とともに通知される情報を「状変報告書」として例示した説明図である。
【図11】図2に示した管理センタに含まれる、施設消毒装置運転データベース(DB)に記憶された排水処理場の運転状況の一例を表形式で示した説明図である。
【図12】図11に示した表形式の運転状況をグラフ形式で示した説明図である。

Claims (5)

  1. 所定地域内の排水を薬剤により消毒するための排水処理装置を備えた複数の下水道越流水対策施設に消毒剤を供給するための情報を管理する排水消毒剤供給管理センタにおいて、
    各下水道越流水対策施設の排水処理装置の施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
    排水消毒のための薬剤を提供する薬剤工場の工場情報及び薬剤在庫情報を記憶する薬剤工場情報記憶手段と、
    各下水道越流水対策施設からの排水消毒装置の運転情報に基づいて、個々の下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かを判定する第1の判定手段と、
    第1の判定手段が、ある下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきであると判定したときに起動され、施設情報記憶手段の当該下水道越流水対策施設に関する施設情報と薬剤工場記憶手段の工場情報及び薬剤在庫情報とを参照して、当該下水道越流水対策施設に薬剤を供給するに最適の薬剤工場を設定し、該薬剤工場に、薬剤供給時刻、供給量を含んだ供給指令を自動通報する薬剤供給指令手段と
    からなることを特徴とする排水消毒剤供給管理センタ。
  2. 請求項1記載の排水消毒剤供給管理センタにおいて、
    排水消毒装置の運転情報は、薬剤添加の開始時刻、薬剤添加の終了予定時刻、薬剤添加量、及び薬剤残量を含んでおり、
    第1の判定手段は、これら運転情報に基づいて、薬剤消費量を予測しかつ薬剤不足が生じるか否かを判定することにより、下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かの判定を行うよう構成されている
    ことを特徴とする排水消毒剤供給管理センタ。
  3. 請求項1又は2記載の排水消毒剤供給管理センタにおいて、
    該管理センタはさらに、各下水道越流水対策施設からの排水消毒装置における排水性状情報及び降雨情報に基づいて、排水消毒装置における薬剤供給開始時刻及び薬剤消費量を推定し、かつ薬剤不足が生じるか否かを判定することにより、下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かを判定する第2の判定手段を備え、
    薬剤供給指令手段は、第2の判定手段がある下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきであると判定したときも起動されるよう構成されている
    ことを特徴とする排水消毒剤供給管理センタ。
  4. 請求項1〜3いずれかに記載の排水消毒剤供給管理センタにおいて、該管理センタはさらに、
    所定地域に関する気象予想情報に基づいて、所定地域の下水道越流水の排水性状に関する地域特性をシミュレーションする地域特性シミュレーション手段と、
    地域特性シミュレーション手段によるシミュレーション結果に基づいて、各下水道越流水対策施設の排水消毒装置における薬剤供給開始時刻及び薬剤消費量を推定し、かつ薬剤不足が生じるか否かを判定することにより、下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきか否かを判定する第3の判定手段と
    を備え、薬剤供給指令手段は、第3の判定手段がある下水道越流水対策施設に薬剤を供給すべきであると判定したときも起動されるよう構成されていることを特徴とする排水消毒剤供給管理センタ。
  5. 所定地域内の排水を薬剤により消毒するための排水処理装置を備えた複数の下水道越流水対策施設と、これら下水道越流水対策施設に消毒剤を供給するための情報を管理する排水消毒剤供給管理センタと、該管理センタからの薬剤供給指令を受け取って下水道越流水対策施設に薬剤を供給する1又は複数の薬剤工場とからなる排水消毒剤供給管理ネットワークにおいて、排水消毒剤供給管理センタは、請求項1〜4いずれかに記載の排水消毒剤供給管理センタであることを特徴とする排水消毒剤供給管理システム。
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