JP2004134926A - 折り畳み式携帯電話機 - Google Patents

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Yasushi Hoshino
星野 康
Yuichi Shin
新 勇一
Hiroshi Takahashi
高橋 弘
Kazuhiko Suzuki
鈴木 和彦
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Abstract

【課題】折り畳み時における光学ファインダの厚さに対する影響をより低減して光学ファインダを設ける。
【解決手段】折り畳み式携帯電話機100は、第一の筐体10Bと、第一の筐体10Bに連結部材10Cを介して回動自在に連結された第二の筐体10Aと、被写体を撮像する撮像手段24と、撮像手段24による撮像領域を定める光学ファインダ14と、を備えている。光学ファインダ14は、第一の筐体10Bに設けられた接眼部14aと、第二の筐体10Aに設けられた対物部14bと、を備え、第一の筐体10Bと第二の筐体10Aとが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ場合に、接眼部14aの光軸と対物部14bの光軸とが一致するように構成した。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み式携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザが人物や景色等の被写体を撮像して、その画像を待受画面に設定したり、友人に送信したりすることができるカメラ機能付き携帯電話機が提案されている。
その一例として、ストレート式携帯電話機の筐体上部に、レンズ部と光学ファインダとを備えた撮像部を、バネを介して取り付け、この撮像部を筐体内に収納可能としたカメラ機能付き携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−205761号公報 (第4頁及び第5頁、第5図及び第6図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、その使い易さとコンパクトさから回動自在に連結された二つの筐体を折り畳むことが可能な折り畳み式携帯電話機の需要が高まっており、特許文献1に記載された光学ファインダを折り畳み式携帯電話機に設けることは技術的に可能である。しかし、光学ファインダとして機能させるためには、接眼部分のレンズと対物部分のレンズとの間の距離を所定の距離以上確保する必要があるため、一方の筐体を少なくとも光学ファインダの厚さ分だけ確保しなければならず、折り畳んだ場合に光学ファインダ無しの折り畳み式携帯電話機よりも厚くなってしまう問題があった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、折り畳み時における光学ファインダの厚さに対する影響をより低減して光学ファインダを設けることができる折り畳み式携帯電話機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、第一の筐体と、前記第一の筐体に連結部材を介して回動自在に連結された第二の筐体と、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による撮像領域を定める光学ファインダと、を備えた折り畳み式携帯電話機であって、前記光学ファインダは、前記第一の筐体に設けられた接眼部と、前記第二の筐体に設けられた対物部と、を備え、前記第一の筐体と前記第二の筐体とが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ場合に、前記接眼部の光軸と前記対物部の光軸とが一致するように構成したことを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、接眼部が設けられた第一の筐体と、対物部が設けられた第二の筐体とが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ場合、接眼部と対物部とが重なり合って、両者の光軸が一致することとなる。そして、接眼部と対物部とが重なり合って光学ファインダを構成するので、光学ファインダを各筐体に分けて設けることで、一方の筐体に光学ファインダを設けた場合に比べて、二つの筐体の厚さを最大限に生かすことができる。
よって、折り畳み時の厚さを増加させることなく光学ファインダを設けたり、或いは厚さが増加してもその増加分を最小限に抑えることができることとなって、折り畳み時における厚さに対する影響をより低減して光学ファインダを設けることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の折り畳み式携帯電話機において、バックライトを有し、ユーザに提供する情報を表示する補助表示部を備え、前記補助表示部を、前記第一の筐体と前記第二の筐体とが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ時の前記第二の筐体の外面に設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、補助表示部を第一の筐体と第二の筐体とが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ時の第二の筐体の外面に設けたので、開いて情報を確認するという煩わしい操作を省くことができる。また、補助表示部を第二の筐体に設けたので、ユーザが接眼部に接眼して撮像する場合に、補助表示部のバックライトの光に眩惑されることがなくなり、撮像時の操作性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態における折り畳み式携帯電話機(以下、携帯電話機という。)について詳細に説明する。
図1に示すように、携帯電話機100は、第一の筐体としての蓋体10Bと第二の筐体としての本体10Aとが折り畳み自在に連結部材としてのヒンジ部10Cを介して連結されている。そして、本体10Aの折り畳み時に内側となる面(以後、内面とする)10Dには、キー操作部11が配されている。また、ヒンジ部10Cから遠い方の端部には、被写体を撮像する際に撮像領域を定める光学ファインダ14の対物部14b(後述する)が、本体10Aの折り畳み時に外側となる面(以後、外面とする)10Gに向けて貫通するように設けられている。また、本体10Aの外面10Gには、撮像部24(後述する)の撮像レンズ13が設けられている。
【0011】
また、蓋体10Bの内面10Eには、表示部12が設けられている。また、ヒンジ部10Cから遠い方の端部には、光学ファインダ14の接眼部14a(後述する)が蓋体10Bの外面10Fに向けて貫通するように設けられている。また、蓋体10Bの外面10Fには、携帯電話機100を折り畳んだ状態でユーザが着信等の情報を確認する補助表示部15が設けられている。
【0012】
また、携帯電話機100には、伸縮自在のアンテナ16や、図示しない充電パック等の電源部等が設けられている。
そして、これらの各構成要素は本体10Aの内部に収納された回路基板の電子回路に接続され、後述するCPU21により各部の動作が制御される。
【0013】
具体的には、携帯電話機100は、図2に示すように、図1のキー操作部11、表示部12、光学ファインダ14、補助表示部15、アンテナ16の他、CPU21、RAM22、ROM23、被写体を撮像する撮像手段としての撮像部24、キー信号入力部25、通信部26等を備えて構成されている。なお、携帯電話機100は、上記構成の他にも、携帯電話機として音声データの送受を行うための各機能、例えば、スピーカ、音声処理部等を備えているものとする。
【0014】
キー操作部11は、0〜9までの10個の数字キー、*#等の記号キー、前後左右の4つの矢印キー、各種機能を決定する決定キー、電話機能キー、複数のファンクションキー等の各種キースイッチを備え、これらのキースイッチの押下信号は、キー信号入力部25により、入力信号としてCPU21に出力される。
【0015】
表示部12は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等を備えており、CPU21から出力される表示画面データを表示させる。また、表示部12には、画面の背後から投光するバックライトが備えられている。バックライトは、例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネル等を備えており、CPU21から出力されるON/OFF信号に基づいて点灯/消灯が行われる。
【0016】
光学ファインダ14は、被写体を撮像する際に、撮像領域を定めるためにユーザが覗く窓部であり、蓋体10Bの内面10Eから外面10Fに向けて貫通するように設けられた接眼部14aと、本体10Aの内面10Dから外面10Gに向けて貫通するように設けられた対物部14bと、を備えている。ここで、接眼部14aと対物部14bは、本体10Aの内面10Dと蓋体10Bの内面10Eとが接するように蓋体10Bを回動させて折り畳んだ場合、互いの内面が重なり合って光軸が一致するように設けられており、折り畳んだ状態で光学ファインダ14として機能する。
【0017】
接眼部14aは、図3に示すように、接眼レンズ14c、光学ファインダ14の使用の有無を検知する接眼検知部30等を備えている。
接眼レンズ14cは、対物部14bから接眼部14a内に取り込んだ光を屈折させて、ユーザの眼Eに像を形成する凸レンズから形成されている。
接眼検知部30は、接眼部14aへのユーザの接眼を検知する、即ち、ユーザが光学ファインダ14を使用しているかどうかを検知するものであり、一対の発光素子31と受光素子32とを備えている。そして、発光素子31の出力するパルス光がユーザの眼Eで反射され、受光素子32で受光されているときにのみ、ハイレベルの検知信号を出力するものとされている。なお、具体的な回路構成については、公知であるため、説明を省略する。
【0018】
対物部14bは、対物レンズ14d等を備えている。
対物レンズ14dは、対物部14bに光を取り込んで屈折させ、接眼部14aに光を導く凹レンズから形成されている。
【0019】
補助表示部15は、表示部12と同様、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等を備えており、CPU21から出力される表示画面データを表示させる。また、補助表示部15には、画面の背後から投光するバックライトが備えられている。バックライトは、例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネル等を備えており、CPU21から出力されるON/OFF信号に基づいて点灯/消灯が行われる。
【0020】
アンテナ16は、例えば、逆Fアンテナやホイップアンテナ等であり、図示しない無線基地局から送信された無線信号を受信するとともに、通信部26から出力される信号を無線基地局に向けて発信する。
【0021】
CPU(Central Processing Unit)21は、ROM23に記憶されているシステムプログラム及び携帯電話機100の各機能に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM22に展開し、キー入力部11のキー操作によりキー信号入力部25から入力される各種指示或いはそれに応じた各種データをRAM22に一時格納し、この入力指示及び入力データに応じてアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM22に格納する。
【0022】
CPU21は、撮像部24を制御して、撮像レンズ13の前方の撮像対象範囲の撮影を実行させ、撮像画像の画像データを取り込む。
また、CPU21は、撮像部24により生成された画像データをJPEG(Joint Photographic Expert Group)、PNG(Portable Network Graphics)等の画像圧縮方式でRAM22に格納し、保存前の画像であるプレビュー画像、或いは撮像画像、保存画像等を、表示部12に出力し、表示させる。
【0023】
また、CPU21は、接眼検知部30がユーザの接眼を検知した場合にバックライトを消灯させ、バックライトを消灯させた後に、接眼検知部30がユーザの接眼を検知しなくなった場合に、バックライトを点灯させる機能を有している。また、CPU21は、電話をする電話モードと被写体を撮像する撮像モードとのうち、一方のモードの使用時に、他方のモードの操作を無効にする機能を有している。
【0024】
RAM(Random Access Memory)22は、CPU21により実行されるアプリケーションプログラム、撮像画像取得処理プログラム、撮像画像処理プログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納及び展開するワークメモリエリアを有する。
【0025】
ROM(Read Only Memory)23は、フラッシュメモリ等により構成され、システムプログラム、及び当該システムに対応する各種アプリケーションプログラム等の各種動作プログラム、画像取得プログラム、JPEG及びPNG等の画像圧縮プログラム、画像処理プログラム、及びこれらのプログラムに係るデータ等を記憶する。
【0026】
撮像部24は、撮像手段として、図1に示す撮像レンズ13、図示しないCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子等を備え、CPU21の制御に従って撮像レンズ13前方の撮像対象範囲を撮影する。より詳細には、撮像レンズ13から入力される画像をCMOS等により電気信号に変換し、図示しないA/D変換回路等でデジタル信号としての画像データを生成して、この画像データをCPU21に出力する。
【0027】
キー信号入力部25は、キー操作部11に接続され、キー操作部11における各種キーの押下に応じて入力信号を生成し、CPU21に出力する。
【0028】
通信部26は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator)、及びRF(Radio Frequency)回路等を備え、図1に示すアンテナ16に接続されている。そして、通信部26は、他の端末等へのデータ(例えば、音声データ、画像データ等)の送信時に、CPU21よりRAM22に読み出された信号をモデムにより変調し、変調された信号をRF部で周波数変換し増幅する。また、他の端末からのデータ(例えば、音声データ、画像データ、テキストデータ等)受信時には、アンテナ16により受信した信号をRF回路で増幅して周波数変換し、周波数変換さ
れた信号をモデムにより復調する。
なお、データ(例えば、音声データ、画像データ、テキストデータ等)の送受信の際には、図示しない無線基地局との間で、例えば、W−CDMA方式等の携帯電話機方式に対応する通信プロトコルを実行する。
【0029】
次に、上記のように構成された携帯電話機100における動作について、図4のフローチャートに沿って説明する。
被写体を撮像するときには、ユーザは、まず、携帯電話機100を折り畳み、接眼部14aの光軸と対物部14bの光軸とを一致させて、光学ファインダ14を形成する。次いで、ユーザは、接眼部14aに接眼して内部を覗きこみ、撮像領域を定める。このとき、接眼検知部30は、発光素子31を発光させ、その光をユーザの眼Eに当てて反射させ、反射光を受光素子32にて受光する。ここで、発光素子31の発光パルスと受光素子32の受光パルスとを比較し、パルスが一致しているかどうかでユーザが接眼部14aに接眼しているかを判断する(ステップS1)。
【0030】
ステップS2において、CPU21は、接眼検知部30からの検知信号を入力すると、ユーザが接眼部14aに接眼していると判断する(ステップS1;YES)。そして、CPU21は補助表示部15のバックライト(以下、バックライトという。)が点灯しているかを判断し(ステップ2)、バックライトが点灯していると(ステップS2;YES)、CPU21はバックライトを消灯させる(ステップS3)。一方、CPU21は、接眼検知部30からの検知信号が入力されないと、ユーザが接眼部14aに接眼していないと判断し(ステップS1;NO)、ステップS1に戻り、ユーザが接眼部14aに接眼しているかどうかを判断する。
また、ステップS2において、CPU21は、ユーザが接眼部14aに接眼していると判断した場合に、バックライトが既に消灯していると(ステップS2;NO)、ステップS1に戻り、ユーザが接眼部14aに接眼しているかどうかを判断する。
【0031】
CPU21は、バックライトを消灯させた後、ユーザが接眼部14aに接眼しているかを判断する(ステップS4)。
ステップS5において、ユーザが接眼部14aに接眼していれば(ステップS4;YES)、ステップS4に戻り、ユーザが接眼部14aに接眼しているかどうかを判断する。一方、ユーザが接眼部14aに接眼していなければ(ステップS4;NO)、CPU21はバックライトを再点灯させる(ステップS5)。
【0032】
なお、上記の動作中においては、切替部(図示しない)によって、電話モードに切り替えない限り、CPU21によって、キー入力は全て無効となるように制御される。
以下、上記のステップS1〜ステップS5を、繰り返すことにより、ユーザは好きなときに被写体を撮像することができる。
【0033】
本実施の形態の携帯電話機100によれば、接眼部14aが設けられた蓋体10Bと、対物部14bが設けられた本体10Aとが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ場合、接眼部14aと対物部14bとが重なり合って、両者の光軸が一致することとなる。そして、接眼部14aと対物部14bとが重なり合って光学ファインダ14を構成するので、光学ファインダ14を各筐体に分けて設けることで、一方の筐体に光学ファインダ14を設けた場合に比べて、二つの筐体の厚さを最大限に生かすことができる。
よって、折り畳み時の厚さを増加させることなく光学ファインダ14を設けたり、或いは厚さが増加してもその増加分を最小限に抑えることができることとなって、折り畳み時における厚さに対する影響をより低減して光学ファインダ14を設けることができる。
【0034】
また、補助表示部15を本体10Aと蓋体10Bとが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ時の蓋体10Bの外面に設けたので、着信履歴等の情報を開いて確認するという煩わしい操作を省くことができる。また、接眼部14aと補助表示部15とを別の面に設けることにより、ユーザが接眼部14aに接眼して撮像する場合に、補助表示部15のバックライトの光に眩惑されることがなくなり、撮像時の操作性を向上させることができる。
【0035】
また、ユーザが接眼部14aを使用していることを接眼検知部30が検知したときには、CPU21によって補助表示部15のバックライトを消灯させることができる。一方、バックライトの消灯後に、ユーザが接眼部14aを使用していないことを接眼検知部30が検知したときには、CPU21によって補助表示部15のバックライトを点灯させることができる。よって、ユーザは撮像時に補助表示部15のバックライトの光に眩惑されることがなくなり、撮像をやめたユーザが他の操作をするときには、バックライトは点灯しているため、暗い場所でも操作が行いやすくなる。
【0036】
さらに、CPU21が、一方のモードの使用時に、他方のモードの操作を無効にするので、撮像中は電話やメールの着信によって妨害されることがなく、また、電話やメール中に誤った入力操作をしてもその操作は反映されないので、操作性を向上させることができる。
【0037】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。接眼部14a及び対物部14bを設ける場所は、携帯電話機100を折り畳んだときに両者が重なり合って光軸が一致するような場所であればどこでもよく、例えば、ヒンジ部10Cの近傍でもよい。また、図5に示すように、接眼部14aを本体10Aに設け、対物部14bと撮像レンズ13と補助表示部15とを蓋体10Bに設けてもよい。これにより、ユーザは撮像時に補助表示部15のバックライトに眩惑されることがなくなり、撮像時の操作性を向上させることができる。
また、接眼レンズ14cを凸レンズ、対物レンズ14dを凹レンズで形成したが、これらのレンズの間に他のレンズを設けてもよい。
また、切替部によって、電話モードを撮像モードに切り替えたときにバックライトを消灯させるようにすることで、ユーザは撮像時に補助表示部15のバックライトの光に眩惑されることがなくなるほか、ユーザの意思でバックライトの点灯及び消灯を簡単に制御することができる。その他、本発明は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で自由に変更、改良が可能である。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、光学ファインダを各筐体に分けて設けることで、一方の筐体に光学ファインダを設けた場合に比べて、二つの筐体の厚さを最大限に生かすことができる。
よって、折り畳み時における厚さに対する影響をより低減して光学ファインダを設けることができる。
【0039】
請求項2に記載の発明によれば、補助表示部を第一の筐体と第二の筐体とが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ時の第二の筐体の外面に設けたので、開いて情報を確認するという煩わしい操作を省くことができる。また、補助表示部を第二の筐体に設けたので、ユーザが接眼部に接眼して撮像する場合に、補助表示部のバックライトの光に眩惑されることがなくなり、撮像時の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における携帯電話機の概略を示す斜視図である。
【図2】上記実施の形態における携帯電話機の内部構造を説明するブロック図である。
【図3】上記実施の形態における携帯電話機の接眼部を示す側断面図及び正面図である。
【図4】上記実施の形態における携帯電話機の補助表示部のバックライトの消灯及び点灯の動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施の形態における他の例の携帯電話機の概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
10A  本体(第二の筐体)
10B  蓋体(第一の筐体)
10C  ヒンジ部(連結部材)
14   光学ファインダ
14a  接眼部
14b  対物部
15   補助表示部
24   撮像部(撮像手段)
100  折り畳み式携帯電話機

Claims (2)

  1. 第一の筐体と、
    前記第一の筐体に連結部材を介して回動自在に連結された第二の筐体と、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像領域を定める光学ファインダと、
    を備えた折り畳み式携帯電話機であって、
    前記光学ファインダは、前記第一の筐体に設けられた接眼部と、前記第二の筐体に設けられた対物部と、を備え、
    前記第一の筐体と前記第二の筐体とが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ場合に、前記接眼部の光軸と前記対物部の光軸とが一致するように構成したことを特徴とする折り畳み式携帯電話機。
  2. 請求項1に記載の折り畳み式携帯電話機において、
    バックライトを有し、ユーザに提供する情報を表示する補助表示部を備え、
    前記補助表示部を、前記第一の筐体と前記第二の筐体とが接するように一方の筐体を回動させて折り畳んだ時の前記第二の筐体の外面に設けたことを特徴とする折り畳み式携帯電話機。
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