JP2004133883A - 種々の幅の紙幣のためのコンパクトスタッカー - Google Patents
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Abstract
【課題】種々の幅の紙幣に適合する紙幣確認用スタッカーの提供。
【解決手段】紙幣確認器用紙幣スタッカー10は固定パンチと一対の可動レール30,32とを包含し、一対の可動レールはこれらの可動レールに送られた紙幣を受け入れるようにしたスロット34,36を有する。固定パンチは、スタッカーそれ自体の駆動モータとギヤとを保持するハウジング22の頂板24の表面から成る。頂板は、紙幣が積重ねられるときに紙幣の自然のたわみと適合するようにわん曲されている。また、頂板には、その両側縁に沿って耐久性摩擦材料26が設けられて、わん曲板の表面上での紙幣の滑り又は移動を防止する。わん曲板の前縁にはセレーション又は歯が設けられ、これらのセレーション又は歯は、可動レールに固定したシャッターと関連して、ストリング又は他の取り出し道具による紙幣取り出しを失敗させる働きをなす。
【選択図】 図1
【解決手段】紙幣確認器用紙幣スタッカー10は固定パンチと一対の可動レール30,32とを包含し、一対の可動レールはこれらの可動レールに送られた紙幣を受け入れるようにしたスロット34,36を有する。固定パンチは、スタッカーそれ自体の駆動モータとギヤとを保持するハウジング22の頂板24の表面から成る。頂板は、紙幣が積重ねられるときに紙幣の自然のたわみと適合するようにわん曲されている。また、頂板には、その両側縁に沿って耐久性摩擦材料26が設けられて、わん曲板の表面上での紙幣の滑り又は移動を防止する。わん曲板の前縁にはセレーション又は歯が設けられ、これらのセレーション又は歯は、可動レールに固定したシャッターと関連して、ストリング又は他の取り出し道具による紙幣取り出しを失敗させる働きをなす。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【技術分野】
本発明は、紙幣確認器又はアクセプタの技術分野に属する。より詳細には、本発明は紙幣確認器用スタッカーに関し、このスタッカーは本物であると確認された紙幣を受け取り、積重ね、そして保持するようにしている。特に、本発明は、スペース効率がよくかつ種々の幅の紙幣に適合することができる紙幣確認器用スタッカーに関する。
【0002】
【発明の背景】
紙幣確認器又は紙幣アクセプタは、現在広く知られ、そして使用されている。しばしば、このような紙幣確認器は自由に使用できるように常設され、紙幣を硬貨に両替できる機会を与えている。他の紙幣確認器は、自動販売機又は同種の機械に組み込まれて、製品販売などの取引きをするのを助ける。紙幣は、購買するために差し出される。
【0003】
紙幣確認器は、この差し出された紙幣の真正性を判断し、もし紙幣が本物でないと判断した場合には、この紙幣を拒絶し、取引きを否認する。他方、もし紙幣が本物であると判断した場合には、紙幣は取引きが終了するまで保管され、それから紙幣はスタッカーに移送され、このスタッカーで紙幣は他の本物の紙幣と一緒に保持される。当業者は、紙幣アクセプタの総システムが、差し出された紙幣が本物であると確認される及び/又は拒絶される確認部分と、本物であると確認された紙幣を受け取って積重ねるスタッカーとを包含することを理解されよう。
【0004】
スタッカーは、一定の大きさのスペースを必要とする。スペースの第1の部分は本物であると確認されて実際に受け取った紙幣を実際に保持するために必要とされる。他のスペースは、典型的にこのようなスタッカーを特徴付けるパンチの移動のために必要とされる。当業者は、スタッカーのパンチがシーサース、スクリュー又は任意の他の種々の手段により駆動されることを理解されよう。スタッカーの作動機構は、積重ね作業を行うために1.5インチ(3.81cm)程度のデッドスペースを使用する。これは、紙幣を受け取って積重ねるために利用できない1.5インチ(3.81cm)のスペースであり、システムにおいて、このようなスペースはスタッカーにより積重ねられる紙幣の枚数を非常に減少せしめる。このような紙幣の積重ね枚数の減少は、紙幣確認器への頻繁なサービスコールを増大せしめ、したがってその作動効率を減少せしめる。
【0005】
また、当分野において、紙幣の大きさがしばしばそれぞれの国において異なっており、また特定の国の種々の額面の違う紙幣でも異なっていることが知られている。したがって、紙幣アクセプタの入口スロット、紙幣通路及び受け取りレールは典型的に紙幣アクセプタへ差し出されるすべての幅の紙幣に適合できるものでなければならない。このような種々の幅の紙幣に適合するために、幾つかの紙幣確認器の入口スロットは、典型的に、その一方の縁で位置調整又は規整され、紙幣がこの縁又は側部と同一平面の確認器に入ることを必要とする。その結果として、関連するスタッカーのパンチは紙に対称的に係合することができず、紙幣がパンチを越えて“歩く”ことを許し、しばしば紙幣が斜めになって紙幣積重体に保持されることを生じせしめる。その結果、しばしば、紙幣積重体の完全な状態をさまたげ、最終的には紙幣確認器の詰まり又は更なる作動を停止するようにする。
【0006】
以上述べたことから、当分野において、種々の幅の紙幣を受け取って積重ねることができるようにしたコンパクトなスタッカーが必要とされる。
【0007】
【発明の開示】
上述に鑑み、本発明の第1の目的はコンパクトな特徴の紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、種々の幅の紙幣に適合することができる紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、固定“パンチ”を用いる紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、紙幣受け取りレールが固定“パンチ”を通して動く紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、固定パンチが紙幣を積重体に押し付けるためのアーチ状又はわん曲状の頂部表面を有する紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0012】
本発明の更に他の目的は、紙幣が積重体に加えられるときに紙幣と係合して紙幣を固定するための摩擦把持縁がアーチ状の頂部表面の両側部の各々に沿って固定パンチに設けられている紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0013】
本発明の更に他の目的は、信頼性及び耐久性があり、また使用するのが容易であり、更に当業界の現在の原理及び技術での製造のためになる紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0014】
本発明の上述した目的及び詳細な説明が次に述べられることにより明らかとなるであろう他の目的は、紙幣確認器のための紙幣スタッカーにおいて、対向して配置されて、隙間を画成するように互いに離れて間隔を置き、一緒に往復動できて互いの間に紙幣を受け取るようにした第1及び第2のレールと、前記紙幣が前記レール間に受け取られたときに前記紙幣の第1の側部で前記隙間と位置を合わせている固定板と、前記紙幣が前記レール間に受け取られたときに前記紙幣の第2の側部から前記レールに向かって偏倚されている可動板とを包含している紙幣スタッカー、により達成される。
【0015】
本発明のこれらの目的は、また、紙幣確認器のための紙幣スタッカーにおいて、固定ハウジングと、一対のレールであって、それらの間に隙間を有し、前記固定ハウジングを越えて往復動することができて、選択的に前記隙間内で前記固定ハウジングの頂部分を受け入れ又は前記頂部分を前記隙間から解放する一対のレールとを包含している紙幣スタッカー、により達成される。
【0016】
本発明の目的、技術及び構成を完全に理解するために、下記の詳細な説明及び添付図面が次に参照される。
【0017】
【発明を実施するための最良の形態】
図面、特に図1を参照するに、本発明にしたがって作られた紙幣スタッカーが符号10により総括的に示されていることを見ることができる。この紙幣スタッカー10は、頂部14、基部16及び両側部18,20を有するハウジング12内に保持されている。当業者は、ハウジング12は任意の適当な構成でよいことを理解されよう。ハウジング12内には制御ハウジング22が保持され、この制御ハウジング22は、後で明らかになるように、受け取った紙幣の所望する積重ねを行うためにモータ、駆動ホイール、ギヤなどを収容する。
【0018】
制御ハウジング22は、アーチ状又はわん曲状の頂板24を特徴とする。この頂板24の半径は、変えることができるが、3.5−4.5インチ(8.89−11.43cm)程度、好適には4インチ(10.16cm)とされる。ここにおいて明らかになるように、制御ハウジング22のアーチ状頂板24は、紙幣スタッカー10のための固定パンチとして働く。この点に関し、頂板24のわん曲状又はアーチ状は、積重ね作業中スタッカー10により積重ねられる紙幣との接触の通常の曲率を維持するようにする。また、紙幣が積重ね作業中頂板24との固定接触を維持することを保証するために、更に、紙幣がそこから動く又は滑らないことを保証するために、例えばRTV又は同種物のような耐久性摩擦材料の挿入体26を、図示するように、頂板24の両縁に沿って長手方向に配置することができる。この摩擦材料は、積重ね作業中紙幣と係合し、そのアーチ状又はわん曲状の表面と係合し、紙幣が積重ね作業中動く又は滑らないことを保証する。したがって、すべての紙幣は一定及び均一に積重ねられる。
【0019】
図1を引き続き参照するに、制御ハウジング22は一対の垂直可動サイドレール30,32間に画成されている隙間28内に配置されていることを見ることができる。後から明らかになるように、制御ハウジング22及び頂板24は紙幣の“パンチング”又は積重ねを行うために可動隙間28内に中心決めして配置されることが望まれる。更に、レール30はそれに沿って長手方向に延びる小さいスロット34を有し、一方レール32はそれに沿って長手方向に延びる大きいスロット36を有することが望まれる。図示するように、大きいスロット36はレール30内へのスロット34より大きい深さでレール32内へ延びている。図示するように、紙幣38は後述する移送ローラによりスロット34,36内に置かれることによりこれらのスロットによって受け取られる。紙幣38は、その一方の縁がスロット34の壁に対して位置を合わせられ、紙幣38の反対側の縁がスロット36内に受け入れられ、このスロット36はスタッカー10により受け取られるようにされている紙幣のいかなる幅にも適合するのに充分な深さである。したがって、種々の幅の紙幣がこのようにして受け取られて保持される結果として、種々の大きさの紙幣の総積重体40は、図1に示されるように、積重体40の左側部に沿ってそろっているが、しかし右側部ではずれている。一般にはスタッカー10により受け取ろうとする最も大きい紙幣の大きさであるスタッキング板42は、ハウジング12の頂部14とスタッキング板42との間に挿置されているばね44により偏倚され、紙幣積重体40を可動レール30,32の頂面に対して保持せしめている。ばね44による偏倚は、積重ね作業中レール30,32が動くときに積重体40を保持することができるようにする。
【0020】
次に図2〜図5を参照するに、レール30が壁20に固定したトラック46上を垂直に動くことができることを見ることができる。トラック46は、任意の適当なものでよい。また、同様なトラックがレール32の垂直移動のためにレール32に関連する壁18に設けられていることを理解されよう。レール30,32には、それらの往復上下動を行うために駆動ホイール56,58により駆動されるピン54を受け入れる前方及び後方スロット52を有する支持ブロック48,50(図2及び図5)が設けられている。これらの支持ブロック48,50は、クロス部材60により相互接続されて、適当なスペース及び作動の一致を維持する。レール30,32のこのような同期移動は、更に、適当な前方及び後方ギヤ駆動装置64を介して共通のモータ62によりホイール56,58を同時に駆動することにより行われる。勿論、モータ62は、好適には可逆モータであり、所望するならばサーボ又はステッピングモータとすることができる。
【0021】
図3及び図4に最もよく示されているように、第2の可逆モータ66にはギヤ駆動装置68が設けられて、アーチ状頂板24の適当なスロット74を通過する移送ロータ70の回転を行わせる。当業者には理解されるように、移送ローラ70は確認器により本物であると確認された紙幣をレール30,32のスロット34,36を通して動かす。駆動又は移送ローラ70は、幾分一般的な方法ではアイドラローラに対して作動することができ、これにより必要なかみ合い(バイト)を行って所望する移送を成し遂げることができる。
【0022】
図3に更に示されているように、アーチ状頂板24は図1に示されている耐久性摩擦材料26を受け入れるように形成されている縁72を特徴とする。例えばRTV又は同種物のような任意の適当な材料を、所望する目的のために機械加工した縁部分72に配置することができる。更に、頂板24の正面、すなわち前方の縁は歯又はセレーション76である特徴とすることができ、これにより紙幣が本物であると確認されて認容された後に紙幣を取出そうとする人間による“ストリンギング(stringing)”操作を失敗させるのに役立つ。これらの歯又はセレーション76は、図4に示されるようにシャッター又はゲート80と関連して作用し、いかなる“ストリンギング”用道具の挿入をも失敗させるものであり、さもなけらばこのような“ストリンギング”用道具が本物であると確認された紙幣にとどくものである。本発明の好適な実施例においては、シャッター又はゲート80はレール30,32の前縁でこれらのレールに接続されてこれらのレールと一緒に動くことができ、これにより頂板24の歯又はセレーション76の付近を通過して、積重ね作業中歯又はセレーション76を横切っていかなる取出し通路も画成せず、したがって紙幣の取出しが企てられた場合には、ストリンギング用道具が破損又は破壊されることを確実にする。
【0023】
また、図4には、スタッカー10が一緒に用いられる確認器又はアクセプタと干渋するようにハウジング12の一部分として設けられている歯又はセレーション78が示されている。これらの歯又はセレーション78は、確認器又はアクセプタの対応する歯又はセレーションと組み合い、それらの間のなめらかな移行を保証する。
【0024】
使用において、紙幣は紙幣アクセプタの確認部分からスタッター10へ、それからサイドレール30,32のスロット34,36内へ移送される。モータ66が移送ローラ70を作動せしめ、紙幣を制御ハウジング22のアーチ状頂板24の真上に受けるように位置させる。紙幣の一方の縁はスロット34の内側縁に対して位置をそろえ、一方スロット36は紙幣38の反対側の縁に適合していかなる幅の紙幣でも受け入れることができる。このように紙幣が受け入れられるとすぐに、モータ66の作動が終了させられ、モータ62の作動が開始する。この時点で、ホイール56,58が回転し、関連するピン54をレール支持ブロック48,50のスロット52内で作動させ、レール30,32及び紙幣積重体40を下向きに動かし、その結果、中に紙幣38を有している隙間28が頂板24を通過し、頂板24は紙幣38との接触係合を作る。頂板24の曲率は好適には紙幣38がスロット34,36から引き出されるときの紙幣38の自然の曲率であり、その結果、紙幣38が鋭く曲がったり又は変形することはない。紙幣38は、頂板24の両縁に沿って位置している摩擦ストリップ26により頂板24の表面上に保持される。レール30,32の行程は、紙幣38の両側縁がスロット34,36から完全に抜き取られ、紙幣がその左側で位置をそろえられた状態で積重体40に進むのに十分である。
【0025】
以上述べた紙幣の移動がなされるとすぐに、モータ62の作動が逆転し、レールは図1に概略的に示されているそれらの静止位置に戻り、次の紙幣の受け取りを持つ。
【0026】
図面に見ることができるように、パンチ板24は静止しており、たとえ積重ね作業中でも動くとはない。したがって、かなりのスペースの節約が実現される。パンチ板の頂部は、積重ねしようとする紙幣の普通のたわみアーチ状のわん曲することができ、また、可動レール30,32のスロット34,36は(確認器への入口スロットの対応する縁に整列して)一方の側部に位置をそろえられ、種々の幅の紙幣に適合できるようにされている。ハウジング12の紙幣スタッカー10はカセット式とすることができ、これにより、ハウジング12とその中の部品及び紙幣との全体は、定常サービス中に空のスタッカー10及びハウジング12に簡単に取り替えることができる。選択的に、ハウジング12には開くことができる扉を設けることができ、これにより紙幣積重体40はその場で回収することができ、又はハウジング12はこの目的のために取外し可能とすることができる。
【0027】
以上述べた説明から、本発明の目的は上述した構成により達成されたことを理解されよう。特許法にしたがって本発明の最良の形態及び好適な実施例を詳細に説明してきたけれども、本発明はこれに又はこれによって限定されるものではない。したがって、本発明の真の範囲を理解するためには、特許請求の範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがって作られた紙幣スタッカーの概略図である。
【図2】本発明のスタッカーの一部分を示す図であって、スタッカーの適当な部分を見せるためにスタッカーの一部分を取り除いてその幾つかの部品を示す。
【図3】図2と同様の図であるが、固定パンチ及び移送ホイールの存在を示す。
【図4】図3と同様の図であるが、シャッター及び移送歯の存在を示す。
【図5】本発明のスタッカーを示す図であって、制御ハウジング及び可動レールの存在を示す。
【技術分野】
本発明は、紙幣確認器又はアクセプタの技術分野に属する。より詳細には、本発明は紙幣確認器用スタッカーに関し、このスタッカーは本物であると確認された紙幣を受け取り、積重ね、そして保持するようにしている。特に、本発明は、スペース効率がよくかつ種々の幅の紙幣に適合することができる紙幣確認器用スタッカーに関する。
【0002】
【発明の背景】
紙幣確認器又は紙幣アクセプタは、現在広く知られ、そして使用されている。しばしば、このような紙幣確認器は自由に使用できるように常設され、紙幣を硬貨に両替できる機会を与えている。他の紙幣確認器は、自動販売機又は同種の機械に組み込まれて、製品販売などの取引きをするのを助ける。紙幣は、購買するために差し出される。
【0003】
紙幣確認器は、この差し出された紙幣の真正性を判断し、もし紙幣が本物でないと判断した場合には、この紙幣を拒絶し、取引きを否認する。他方、もし紙幣が本物であると判断した場合には、紙幣は取引きが終了するまで保管され、それから紙幣はスタッカーに移送され、このスタッカーで紙幣は他の本物の紙幣と一緒に保持される。当業者は、紙幣アクセプタの総システムが、差し出された紙幣が本物であると確認される及び/又は拒絶される確認部分と、本物であると確認された紙幣を受け取って積重ねるスタッカーとを包含することを理解されよう。
【0004】
スタッカーは、一定の大きさのスペースを必要とする。スペースの第1の部分は本物であると確認されて実際に受け取った紙幣を実際に保持するために必要とされる。他のスペースは、典型的にこのようなスタッカーを特徴付けるパンチの移動のために必要とされる。当業者は、スタッカーのパンチがシーサース、スクリュー又は任意の他の種々の手段により駆動されることを理解されよう。スタッカーの作動機構は、積重ね作業を行うために1.5インチ(3.81cm)程度のデッドスペースを使用する。これは、紙幣を受け取って積重ねるために利用できない1.5インチ(3.81cm)のスペースであり、システムにおいて、このようなスペースはスタッカーにより積重ねられる紙幣の枚数を非常に減少せしめる。このような紙幣の積重ね枚数の減少は、紙幣確認器への頻繁なサービスコールを増大せしめ、したがってその作動効率を減少せしめる。
【0005】
また、当分野において、紙幣の大きさがしばしばそれぞれの国において異なっており、また特定の国の種々の額面の違う紙幣でも異なっていることが知られている。したがって、紙幣アクセプタの入口スロット、紙幣通路及び受け取りレールは典型的に紙幣アクセプタへ差し出されるすべての幅の紙幣に適合できるものでなければならない。このような種々の幅の紙幣に適合するために、幾つかの紙幣確認器の入口スロットは、典型的に、その一方の縁で位置調整又は規整され、紙幣がこの縁又は側部と同一平面の確認器に入ることを必要とする。その結果として、関連するスタッカーのパンチは紙に対称的に係合することができず、紙幣がパンチを越えて“歩く”ことを許し、しばしば紙幣が斜めになって紙幣積重体に保持されることを生じせしめる。その結果、しばしば、紙幣積重体の完全な状態をさまたげ、最終的には紙幣確認器の詰まり又は更なる作動を停止するようにする。
【0006】
以上述べたことから、当分野において、種々の幅の紙幣を受け取って積重ねることができるようにしたコンパクトなスタッカーが必要とされる。
【0007】
【発明の開示】
上述に鑑み、本発明の第1の目的はコンパクトな特徴の紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、種々の幅の紙幣に適合することができる紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、固定“パンチ”を用いる紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、紙幣受け取りレールが固定“パンチ”を通して動く紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、固定パンチが紙幣を積重体に押し付けるためのアーチ状又はわん曲状の頂部表面を有する紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0012】
本発明の更に他の目的は、紙幣が積重体に加えられるときに紙幣と係合して紙幣を固定するための摩擦把持縁がアーチ状の頂部表面の両側部の各々に沿って固定パンチに設けられている紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0013】
本発明の更に他の目的は、信頼性及び耐久性があり、また使用するのが容易であり、更に当業界の現在の原理及び技術での製造のためになる紙幣確認器用スタッカーを提供することにある。
【0014】
本発明の上述した目的及び詳細な説明が次に述べられることにより明らかとなるであろう他の目的は、紙幣確認器のための紙幣スタッカーにおいて、対向して配置されて、隙間を画成するように互いに離れて間隔を置き、一緒に往復動できて互いの間に紙幣を受け取るようにした第1及び第2のレールと、前記紙幣が前記レール間に受け取られたときに前記紙幣の第1の側部で前記隙間と位置を合わせている固定板と、前記紙幣が前記レール間に受け取られたときに前記紙幣の第2の側部から前記レールに向かって偏倚されている可動板とを包含している紙幣スタッカー、により達成される。
【0015】
本発明のこれらの目的は、また、紙幣確認器のための紙幣スタッカーにおいて、固定ハウジングと、一対のレールであって、それらの間に隙間を有し、前記固定ハウジングを越えて往復動することができて、選択的に前記隙間内で前記固定ハウジングの頂部分を受け入れ又は前記頂部分を前記隙間から解放する一対のレールとを包含している紙幣スタッカー、により達成される。
【0016】
本発明の目的、技術及び構成を完全に理解するために、下記の詳細な説明及び添付図面が次に参照される。
【0017】
【発明を実施するための最良の形態】
図面、特に図1を参照するに、本発明にしたがって作られた紙幣スタッカーが符号10により総括的に示されていることを見ることができる。この紙幣スタッカー10は、頂部14、基部16及び両側部18,20を有するハウジング12内に保持されている。当業者は、ハウジング12は任意の適当な構成でよいことを理解されよう。ハウジング12内には制御ハウジング22が保持され、この制御ハウジング22は、後で明らかになるように、受け取った紙幣の所望する積重ねを行うためにモータ、駆動ホイール、ギヤなどを収容する。
【0018】
制御ハウジング22は、アーチ状又はわん曲状の頂板24を特徴とする。この頂板24の半径は、変えることができるが、3.5−4.5インチ(8.89−11.43cm)程度、好適には4インチ(10.16cm)とされる。ここにおいて明らかになるように、制御ハウジング22のアーチ状頂板24は、紙幣スタッカー10のための固定パンチとして働く。この点に関し、頂板24のわん曲状又はアーチ状は、積重ね作業中スタッカー10により積重ねられる紙幣との接触の通常の曲率を維持するようにする。また、紙幣が積重ね作業中頂板24との固定接触を維持することを保証するために、更に、紙幣がそこから動く又は滑らないことを保証するために、例えばRTV又は同種物のような耐久性摩擦材料の挿入体26を、図示するように、頂板24の両縁に沿って長手方向に配置することができる。この摩擦材料は、積重ね作業中紙幣と係合し、そのアーチ状又はわん曲状の表面と係合し、紙幣が積重ね作業中動く又は滑らないことを保証する。したがって、すべての紙幣は一定及び均一に積重ねられる。
【0019】
図1を引き続き参照するに、制御ハウジング22は一対の垂直可動サイドレール30,32間に画成されている隙間28内に配置されていることを見ることができる。後から明らかになるように、制御ハウジング22及び頂板24は紙幣の“パンチング”又は積重ねを行うために可動隙間28内に中心決めして配置されることが望まれる。更に、レール30はそれに沿って長手方向に延びる小さいスロット34を有し、一方レール32はそれに沿って長手方向に延びる大きいスロット36を有することが望まれる。図示するように、大きいスロット36はレール30内へのスロット34より大きい深さでレール32内へ延びている。図示するように、紙幣38は後述する移送ローラによりスロット34,36内に置かれることによりこれらのスロットによって受け取られる。紙幣38は、その一方の縁がスロット34の壁に対して位置を合わせられ、紙幣38の反対側の縁がスロット36内に受け入れられ、このスロット36はスタッカー10により受け取られるようにされている紙幣のいかなる幅にも適合するのに充分な深さである。したがって、種々の幅の紙幣がこのようにして受け取られて保持される結果として、種々の大きさの紙幣の総積重体40は、図1に示されるように、積重体40の左側部に沿ってそろっているが、しかし右側部ではずれている。一般にはスタッカー10により受け取ろうとする最も大きい紙幣の大きさであるスタッキング板42は、ハウジング12の頂部14とスタッキング板42との間に挿置されているばね44により偏倚され、紙幣積重体40を可動レール30,32の頂面に対して保持せしめている。ばね44による偏倚は、積重ね作業中レール30,32が動くときに積重体40を保持することができるようにする。
【0020】
次に図2〜図5を参照するに、レール30が壁20に固定したトラック46上を垂直に動くことができることを見ることができる。トラック46は、任意の適当なものでよい。また、同様なトラックがレール32の垂直移動のためにレール32に関連する壁18に設けられていることを理解されよう。レール30,32には、それらの往復上下動を行うために駆動ホイール56,58により駆動されるピン54を受け入れる前方及び後方スロット52を有する支持ブロック48,50(図2及び図5)が設けられている。これらの支持ブロック48,50は、クロス部材60により相互接続されて、適当なスペース及び作動の一致を維持する。レール30,32のこのような同期移動は、更に、適当な前方及び後方ギヤ駆動装置64を介して共通のモータ62によりホイール56,58を同時に駆動することにより行われる。勿論、モータ62は、好適には可逆モータであり、所望するならばサーボ又はステッピングモータとすることができる。
【0021】
図3及び図4に最もよく示されているように、第2の可逆モータ66にはギヤ駆動装置68が設けられて、アーチ状頂板24の適当なスロット74を通過する移送ロータ70の回転を行わせる。当業者には理解されるように、移送ローラ70は確認器により本物であると確認された紙幣をレール30,32のスロット34,36を通して動かす。駆動又は移送ローラ70は、幾分一般的な方法ではアイドラローラに対して作動することができ、これにより必要なかみ合い(バイト)を行って所望する移送を成し遂げることができる。
【0022】
図3に更に示されているように、アーチ状頂板24は図1に示されている耐久性摩擦材料26を受け入れるように形成されている縁72を特徴とする。例えばRTV又は同種物のような任意の適当な材料を、所望する目的のために機械加工した縁部分72に配置することができる。更に、頂板24の正面、すなわち前方の縁は歯又はセレーション76である特徴とすることができ、これにより紙幣が本物であると確認されて認容された後に紙幣を取出そうとする人間による“ストリンギング(stringing)”操作を失敗させるのに役立つ。これらの歯又はセレーション76は、図4に示されるようにシャッター又はゲート80と関連して作用し、いかなる“ストリンギング”用道具の挿入をも失敗させるものであり、さもなけらばこのような“ストリンギング”用道具が本物であると確認された紙幣にとどくものである。本発明の好適な実施例においては、シャッター又はゲート80はレール30,32の前縁でこれらのレールに接続されてこれらのレールと一緒に動くことができ、これにより頂板24の歯又はセレーション76の付近を通過して、積重ね作業中歯又はセレーション76を横切っていかなる取出し通路も画成せず、したがって紙幣の取出しが企てられた場合には、ストリンギング用道具が破損又は破壊されることを確実にする。
【0023】
また、図4には、スタッカー10が一緒に用いられる確認器又はアクセプタと干渋するようにハウジング12の一部分として設けられている歯又はセレーション78が示されている。これらの歯又はセレーション78は、確認器又はアクセプタの対応する歯又はセレーションと組み合い、それらの間のなめらかな移行を保証する。
【0024】
使用において、紙幣は紙幣アクセプタの確認部分からスタッター10へ、それからサイドレール30,32のスロット34,36内へ移送される。モータ66が移送ローラ70を作動せしめ、紙幣を制御ハウジング22のアーチ状頂板24の真上に受けるように位置させる。紙幣の一方の縁はスロット34の内側縁に対して位置をそろえ、一方スロット36は紙幣38の反対側の縁に適合していかなる幅の紙幣でも受け入れることができる。このように紙幣が受け入れられるとすぐに、モータ66の作動が終了させられ、モータ62の作動が開始する。この時点で、ホイール56,58が回転し、関連するピン54をレール支持ブロック48,50のスロット52内で作動させ、レール30,32及び紙幣積重体40を下向きに動かし、その結果、中に紙幣38を有している隙間28が頂板24を通過し、頂板24は紙幣38との接触係合を作る。頂板24の曲率は好適には紙幣38がスロット34,36から引き出されるときの紙幣38の自然の曲率であり、その結果、紙幣38が鋭く曲がったり又は変形することはない。紙幣38は、頂板24の両縁に沿って位置している摩擦ストリップ26により頂板24の表面上に保持される。レール30,32の行程は、紙幣38の両側縁がスロット34,36から完全に抜き取られ、紙幣がその左側で位置をそろえられた状態で積重体40に進むのに十分である。
【0025】
以上述べた紙幣の移動がなされるとすぐに、モータ62の作動が逆転し、レールは図1に概略的に示されているそれらの静止位置に戻り、次の紙幣の受け取りを持つ。
【0026】
図面に見ることができるように、パンチ板24は静止しており、たとえ積重ね作業中でも動くとはない。したがって、かなりのスペースの節約が実現される。パンチ板の頂部は、積重ねしようとする紙幣の普通のたわみアーチ状のわん曲することができ、また、可動レール30,32のスロット34,36は(確認器への入口スロットの対応する縁に整列して)一方の側部に位置をそろえられ、種々の幅の紙幣に適合できるようにされている。ハウジング12の紙幣スタッカー10はカセット式とすることができ、これにより、ハウジング12とその中の部品及び紙幣との全体は、定常サービス中に空のスタッカー10及びハウジング12に簡単に取り替えることができる。選択的に、ハウジング12には開くことができる扉を設けることができ、これにより紙幣積重体40はその場で回収することができ、又はハウジング12はこの目的のために取外し可能とすることができる。
【0027】
以上述べた説明から、本発明の目的は上述した構成により達成されたことを理解されよう。特許法にしたがって本発明の最良の形態及び好適な実施例を詳細に説明してきたけれども、本発明はこれに又はこれによって限定されるものではない。したがって、本発明の真の範囲を理解するためには、特許請求の範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがって作られた紙幣スタッカーの概略図である。
【図2】本発明のスタッカーの一部分を示す図であって、スタッカーの適当な部分を見せるためにスタッカーの一部分を取り除いてその幾つかの部品を示す。
【図3】図2と同様の図であるが、固定パンチ及び移送ホイールの存在を示す。
【図4】図3と同様の図であるが、シャッター及び移送歯の存在を示す。
【図5】本発明のスタッカーを示す図であって、制御ハウジング及び可動レールの存在を示す。
Claims (17)
- 紙幣確認器のための紙幣スタッカーにおいて、
対向して配置されて、隙間を画成するように互いに離れて間隔を置き、一緒に往復動できて互いの間に紙幣を受け取るようにした第1及び第2のレールと、
前記紙幣が前記レール間に受け取られたときに前記紙幣の第1の側部で前記隙間と位置を合わせている固定板と、前記紙幣が前記レール間に受け取られたときに前記紙幣の第2の側部から前記レールに向かって偏倚されている可動板と、
を包含している紙幣スタッカー。 - 前記レールが往復動すると前記隙間が往復動し、前記隙間が前記往復動中前記固定板を受け入れる請求項1記載の紙幣スタッカー。
- 前記第1及び第2のレールの各々が前記紙幣を受け入れるスロットを有している請求項2記載の紙幣スタッカー。
- 前記第2のレ−ルの前記スロットが前記第1のレールの前記スロットよりも深い請求項3記載の紙幣スタッカー。
- 前記固定板がアーチ状とされている請求項3記載の紙幣スタッカー。
- 前記固定板がその長手方向に延びている両縁に沿って摩擦ストリップを有している請求項5記載の紙幣スタッカー。
- 前記固定板がこの固定板を通過して前記紙幣を前記レールの前記スロットに沿って移送する移送ホイールを有している請求項6記載の紙幣スタッカー。
- 前記固定板が制御ハウジングの頂部から成り、前記制御ハウジングがその中に前記レールを往復動せしめる第1のモータと前記移送ホイールを駆動せしめる第2のモータとを保持している請求項7記載の紙幣スタッカー。
- 前記レールがそれぞれのトラック上を往復動する請求項8記載の紙幣スタッカー。
- 前記第1のモータが前記往復動中前記レールにピン留めされたホイールを駆動せしめる請求項9記載の紙幣スタッカー。
- 前記可動板が前記レールの第1の側部に対して紙幣の積重体を保持し、前記固定板が前記第1及び第2のレール間に受け取られた前記紙幣を前記隙間の往復動により前記紙幣積重体に押し付けるようにした請求項4記載の紙幣スタッカー。
- 紙幣確認器のための紙幣スタッカーにおいて、
固定ハウジングと、
一対のレールであって、それらの間に隙間を有し、前記固定ハウジングを越えて往復動することができて、選択的に前記隙間内で前記固定ハウジングの頂部分を受け入れ又は前記頂部分を前記隙間から解放する一対のレールと、
を包含している紙幣スタッカー。 - 前記固定ハウジングが可動板と並んで位置する頂板を有し、前記可動板が前記頂板に向かって偏倚されている請求項12記載の紙幣スタッカー。
- 前記一対のレールの各々が紙幣を受け入れるスロットを有している請求項13記載の紙幣スタッカー。
- 前記一対のレールの一方の前記スロットが前記一対のレールの他方の前記スロットよりも深い請求項14記載の紙幣スタッカー。
- 前記頂板がわん曲状とされていると共に摩擦材料の両長手方向側縁を有している請求項15記載の紙幣スタッカー。
- 前記頂板の前方縁が鋸歯状とされ、更に紙幣スタッカーが前記レールに接続され前記前方縁と並んで前記レールと一緒に動くことができるシャッターを包含している請求項16記載の紙幣スタッカー。
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