JP2004133350A - 画像表示応用機器並びに該機器に用いられる側面コネクタ型表示装置及びその製造方法 - Google Patents

画像表示応用機器並びに該機器に用いられる側面コネクタ型表示装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置を自由に交換でき、使用条件が変わっても、表示パネルの種類が異なる表示装置と交換して、画質の確保と低消費電力を実現する。
【解決手段】デジタルカメラに本体コネクタを取り付けた収納部を設け、側面コネクタ型表示装置16を収納部に挿入し、側面コネクタ17を本体コネクタに差し込み、電子回路と接続する。固定カバー13を閉じて側面コネクタ型表示装置をデジタルカメラに装着する。側面コネクタ型表示装置は側面をコネクタとしたフレームに表示パネル18を組み込む構成で側面コネクタには装着確認端子と表示パネルの種類に対応した識別端子が設けられる。側面コネクタ型表示装置の装着と固定は装着確認回路と固定確認回路により確認され、駆動信号が側面コネクタ型表示装置に出力される。識別回路は表示パネルの種類に対応した識別信号により、駆動信号設定出力回路を制御して適正な駆動信号を側面コネクタ型表示装置に出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示装置及びエレクトロルミネセンス表示装置等の平面型表示装置とその平面型表示装置を容易に交換できるデジタル・カメラ、デジタル・ビデオカメラ及びパーソナルコンピュータ等の画像表示応用機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カメラの電子化技術の急速な進展と普及により、デジタルカメラは遠からず光学式カメラに置き換り、カメラといえば特に断らなくてもデジタルカメラを指すようになるだろう。デジタル・カメラは、先に電子化されたデジタル・ビデオカメラと共にコンパクト、多機能、高機動性、省電力といった特徴とパソコンによる画像編集やインターネットに代表される通信技術の発展とによりさらに進歩し普及していくと思われる。
【0003】
カメラあるいはビデオカメラ等の電子化は、CCD(Charge Cupled Device)に代表される撮像素子、記録媒体として使用される記憶素子、高度に集積された多機能な中央処理装置等の機能素子を生み出す半導体技術に負うところが大きいが、液晶表示装置の果たす役割も小さくはない。
【0004】
図28に従来のデジタル・カメラの概略図を示す。70はデジタル・カメラ本体、71はモニタ、72はモニタ画面、11はビューファインダ、12はシャッターボタンである。図29に従来のデジタル・ビデオカメラの概略図を示す。80はデジタル・カメラ本体、81はモニタ、82はモニタ画面、21はビューファインダ、22は撮影ボタン、23は撮影レンズである。デジタル・カメラあるいはデジタル・ビデオカメラをデジタル撮影機と略する。
【0005】
このようにデジタル撮影機には被写体を確認するビューファインダに加えて、撮影しようとする被写体あるいは撮影後の画像を表示するモニタ71,81が装備されている。モニタ71,81には薄型軽量、省電力かつ高画質の液晶表示装置が用いられる。
【0006】
デジタル撮影機が光学式撮影機(撮像素子や記憶媒体に半導体を使用せず、電子化されていない撮影機)より優れ使いやすい点は、モニタを装備できることにある。デジタル撮影機は、撮影した画像のみならず撮影しようとする画像をモニタ画面に表示できる。
【0007】
よって、デジタル撮影機を頭上にあげて撮影するなどビューファインダで被写体を確認できないとき、あるいは近接撮影時に撮影画像とビューファインダーで確認される撮影範囲が一致しない場合、熟練者でなくてもモニタ画面により被写体を確認して意図する撮影を容易にできる。光学式撮影機では難しいとされた撮影方法がデジタル撮影機では簡単に実現できるようになった。
【0008】
撮影機を体から離さなくては撮影できないときや近接撮影時にモニタをビューファインダの代わりに使用でき、撮影後直ちに撮影画像を確認できることから、デジタル撮影機にはモニタの装備が必須となっている。従来のデジタル撮影機70,80に図30の液晶表示装置を図31の形態で取り付けてモニタ71,81としている。
【0009】
図30に従来の液晶表示装置を説明する概略図を示す。92は液晶パネル、93は液晶パネル92とデジタル撮影機70,80の電子回路とを接続するパネルFPCである。90は液晶パネル92をデジタル撮影機70,80に固定するパネル固定枠、91はネジ穴である。従来の液晶表示装置の基本的な構成は液晶パネル92、パネル固定枠90、パネルFPC93、BL94からなる。
【0010】
液晶パネル92にはTFT(Thin Film Transistor)を備え背面光源の光を利用する透過型が用いられる。背面光源はバックライトともいうが、これ以降BLと略する。94はBL、95はコネクタ付きリード線でBL94の駆動電圧をデジタル撮影機70,80の電子回路から伝送する。
【0011】
図31に従来の液晶表示装置の実装形態を説明する概略図を示す。液晶パネル92は、振動などでずれないように、BL94の上に配置後、パネル固定枠90とビス98によってデジタル撮影機70,80の内部にしっかりと固定される。97はデジタル撮影機70,80の電子回路を構成する回路基板である。パネルFPC93とコネクタ付きリード線95は回路基板97のソケットに接続される。96はデジタル撮影機70,80の化粧カバーである。
【0012】
図31に示すように液晶表示装置はデジタル撮影機70,80の内部に固定された上、化粧カバー96で覆われるために簡単には取り外せない。故障や検査あるいは交換のために液晶表示装置を取り外すには、熟練者と準クリーンルームが必要である。従来のデジタル撮影機では、誰もがいつでも液晶表示装置を交換できない。
【0013】
さらにデジタル撮影機の異なる機種ごとに同じ液晶パネル90であっても、接続FPC93の仕様の変更が必要な場合が多く、検査工程が煩雑になりかつ液晶表示装置の交換が簡単ではない。
【0014】
デジタル撮影機は旅行、登山、海水浴、スポーツ、観察記録等など広範囲の分野で利用される。長時間の電池駆動や携帯性を実現するために、光学部品や電子部品の小型軽量化、低消費電力化等の技術及び高密度実装技術が要求される。デジタル撮影機の消費電力の中でBLの消費電力が最も大きいが、屋外などの外部光が強い環境下ではBLの輝度が相対的に低下し液晶表示装置の画像が極端に見にくくなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
デジタル撮影機70,80は電池駆動で長時間動作することが必要条件であるが、BL94の電力は低消費電力化のネックとなっている。そのために、必要な場合のみモニタ71,81をオンするような工夫がされるが根本的な解決策ではない。さらに、特に日中など太陽光が強い屋外等での条件下ではモニタ画面72,82が極端に見にくい。
【0016】
モニタに反射型液晶表示装置を用いれば、BLが不要でかつ太陽光などの外光が強い条件下で鮮明な画像表示可能であるが、夜など外光が弱い条件下では実用性のある画像表示は得られない。
【0017】
量産化されつつある有機EL(Electro Luminescence)表示装置は、BLの必要がなく透過型液晶表示装置に比べ薄型軽量で消費電力の点で優れているが、太陽光が強い屋外等での使用条件下では透過型液晶表示装置と大差がなく、根本的な課題解決にはならない。
【0018】
デジタル撮影機の使用者が反射型と透過型液晶表示装置あるいは反射型と有機EL表示装置を併用し使い分けることが解決策として考えられるが、デジタル撮影機の表示装置は使用者が簡単に交換できない。また、簡単に交換可能な平面型表示装置が存在しない。
【0019】
さらにデジタル撮影機の生産者は、機種ごとに同じ液晶パネル90であっても、接続FPC93の仕様の変更が必要な場合、対応した検査設備が必要で検査工程が煩雑になりかつ、液晶表示装置の交換には専用の場所と熟練者が必要である。
【0020】
デジタル撮影機について上記した問題点は、携帯TV(テレビジョン受像機)、パーソナルコンピュータ等の画像表示応用機器に共通する。
【0021】
本発明は、交換して使用条件に適した側面コネクタ型表示装置を装着できる画像表示応用機器を提供することを目的し、さらに、種類が異なる表示パネルが取り付けられ、交換可能な当該機器に用いられる側面コネクタ型表示装置及びその製造方法を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願請求項1記載の発明は、側面コネクタをはめ込み、あるいは形成したフレームに、表示パネルが組み込まれてなる側面コネクタ型表示装置は任意に差し込みあるいは引き抜いて交換され、前記側面コネクタ型表示装置を差し込む本体コネクタと、前記側面コネクタ型表示装置の装着を確認する装着確認回路と、前記側面コネクタ型表示装置の固定を確認する固定確認回路とを備え、前記側面コネクタ型表示装置の装着及び固定を確認後、駆動信号が出力されることを特徴とする。これにより、表示装置を自由に交換できるほか、表示装置の装着と固定が自動的に確認できる。
【0023】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像表示機器において、前記表示パネルを透過型液晶パネル、反射型液晶パネルあるいは有機ELパネル等の種類が異なる表示パネルとすることを特徴とする。これにより、異なる種類の表示パネルを使い分けて使用することが容易にできる。
【0024】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像表示応用機器において、透過型液晶パネルが組み込まれた側面コネクタ型表示装置1、反射型液晶パネルが組み込まれた側面コネクタ型表示装置2及び有機ELパネルが組み込まれた側面コネクタ型表示装置3とすれば、側面コネクタ型表示装置1、2及び3から少なくとも二つを選択して前記側面コネクタ型表示装置とすることを特徴とする。これにより、使用条件に適した表示パネルを使い分けて使用することが容易にできる。
【0025】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の画像表示応用機器において、表示パネルの種類に対応した識別信号を出力する識別回路と、前記識別信号に基づき適正な駆動信号を出力する駆動信号設定出力回路とを備えることを特徴とする。これにより、種類が異なる表示パネルを識別して適正な駆動信号を出力できる。
【0026】
請求項5記載の発明は、側面コネクタに接続される表示パネルはフレーム材に挿入され、前記側面コネクタをフレーム材にはめ込みあるいは貼り合わせて一側面をコネクタとするフレームに前記表示パネルを組み込み、前記側面コネクタに装着確認端子を設けることを特徴とする。これにより、自由に交換できるうえ薄型の側面コネクタ型表示装置を実現できるほか、画像表示応用機器おいて側面コネクタ型表示装置の装着を自動的に確認できる。
【0027】
請求項6記載の発明は、表示パネルは一側面が側面コネクタである一体成形されたフレームに組み込まれて、前記側面コネクタに接続され、前記側面コネクタには装着確認端子が設けることを特徴とする側面コネクタ型表示装置。これにより、構造が簡単な側面コネクタ型表示装置を実現できる。
【0028】
請求項7記載の発明は、請求項5あるいは請求項6記載の側面コネクタ型表示装置において、透過型液晶パネル、反射型液晶パネルあるいは有機ELパネル等の種類が異なる表示パネルが組み込まれ、前記側面コネクタに前記表示パネルの種類を示す識別端子を設けたことを特徴とする。これにより、画像表示応用機器において異なる表示パネルによる画像表示が簡単にできるほか、表示パネルの識別を識別して適正な駆動信号を出力できる。
【0029】
請求項8記載の発明は、請求項5あるいは請求項6記載の側面コネクタ型表示装置において、前記表示パネルに装着識別配線を形成することと、前記表示パネルと側面コネクタとを接続するプリント回路基板に装着識別配線を形成することとからいずれか一つを選択することを特徴とする。これにより、画像表示応用機器において、側面コネクタ型表示装置の装着確認と表示パネルの種類を識別することができる。
【0030】
請求項9記載の発明は、請求項5あるいは請求項6記載の側面コネクタ型表示装置において、前記フレームにバックライト収納部を設けたことを特徴とする。これにより、BL内蔵の側面コネクタ型表示装置を容易に実現できる。
【0031】
請求項10記載の発明は、側面コネクタに接続される前記表示パネルはフレーム材に挿入され、前記フレーム材に側面コネクタをはめ込み、あるいは貼り合わせて一側面を側面コネクタとするフレームとして、位置決め板を前記フレームと前記表示パネルの間隙に埋め込んで、前記表示パネルは前記フレームに組み込まれ、表板を画像表示面側から前記フレームに取り付け、裏板を画像表示面反対側から取り付けることを特徴とする。これにより、最終検査が容易にできる側面コネクタ型表示装置を簡易に製造することができる。
【0032】
請求項11記載の発明は、表示パネルは一側面が側面コネクタである一体成形されたフレームに挿入されて前記側面コネクタに接続され、位置決め板を前記フレームと前記表示パネルの間隙に埋め込んで、前記表示パネルは前記フレームに組み込まれ、表板を画像表示面側から前記フレームに取り付け、裏板を画像表示面反対側から取り付けることを特徴とする。これにより、最終検査が容易にできる比較的単純な構造の側面コネクタ型表示装置を簡易に製造することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態における画像表示応用機器について図面を参照しつつ説明する。なお、ここでいう画像表示応用機器とは、デジタル撮影機、携帯型TV受信機、携帯型ナビゲーション、パーソナルコンピュータ等を含む。ここでいう表示パネルとは信号線と走査線の交点に画素を配置した平面型表示装置を指す。
【0034】
(実施の形態1)
画像応用機器においてデジタル・カメラを一例にして説明する。図1は本発明の実施の形態1におけるデジタル・カメラを示す斜視図である。10はデジタル・カメラ、11はビューファインダ、12はシャッターボタン、18は表示パネルである。
【0035】
デジタル・カメラ10に収納部14を設け、側面コネクタ型表示装置16を収納部14に挿入する。収納部14には本体コネクタ15が配置されており、側面コネクタ型表示装置16に設けられた側面コネクタ17を本体コネクタ15に差し込み装着してデジタル・カメラ10内蔵の電子回路に接続される。
【0036】
図2〜図6の説明で詳述するが、側面コネクタ17の端子19には装着確認端子が設けられ、前記電子回路には装着確認回路、固定確認回路、固定確認センサーを含む。
【0037】
装着確認回路で側面コネクタ型表示装置が本体コネクタ15に装着されたことが確認される。固定カバー13を閉じ側面コネクタ型表示装置16が本体に固定される。固定カバー13による固定あるいは解除は、センサーで検出され固定確認回路33bで確認される。
【0038】
側面コネクタ型表示装置16の装着と固定が確認されれば、駆動信号が側面コネクタ型表示装置16に送られ画像表示が可能となる。装着しても、固定されなければ、駆動信号は出力されないし、その逆の場合も同様である。
【0039】
側面コネクタ型表示装置16は、側面コネクタ17を側面にはめ込むか、貼り付けるか、あるいは側面をコネクタとして形成したフレームに、表示パネルが組み込まれる構成である。側面コネクタ17を本体コネクタ15に差込、固定カバー13で本体に固定される構造なので側面型表示装置16の交換が簡易である。なお、側面コネクタ型表示装置16についての詳細な説明は後記する。
【0040】
形状と端子配置が同じ側面コネクタ17である側面コネクタ型表示装置に、予め有機ELパネル、反射型液晶パネル、透過型液晶パネルを組み込んでおく。デジタル・カメラに表示パネルの種類を識別し、それによって適正な駆動信号が出力される構成とすれば、側面コネクタ型表示装置を交換すれば、種類が異なる表示パネルを任意にデジタル・カメラのモニタに使用できる。
【0041】
そのためには表示パネルの種類を識別して表示パネルの種類に応じた識別信号を出力する識別回路と識別信号によって表示パネルに応じた駆動信号を出力する駆動信号設定出力回路を従来のデジタル・カメラに加えればよい。
【0042】
図2にデジタル・カメラ10のブロック図示す。従来のデジタルカメラの電子回路を本体電子回路31とする。表示用駆動信号回路31bは側面コネクタ型表示装置16の電源回路及び基本信号発生回路等から構成され、本体電子回路13に含まれる。32は駆動信号設定出力回路、33は識別回路である。33bは装着確認回路、33cは固定確認回路、33dはセンサーである。
【0043】
装着確認回路33bは側面コネクタ17の装着確認端子により側面コネクタ型表示装置16の装着を確認し、装着確認信号を表示用駆動信号回路31bに出力する。固定確認回路33cはセンサー33dのより側面コネクタ型表示装置16の固定を確認し、固定確認信号を表示用駆動信号回路31bに出力する。
【0044】
前記装着確認信号と固定確認信号とにより表示用駆動信号回路31bの電源回路をオン・オフ制御する。例えば、装着が確認された場合に装着信号はHi、固定が確認された場合に固定信号はHiになり、装着及び固定信号が共にHiのときのみ前記電源回路がオンし、側面コネクタ型表示装置16に駆動信号を出力するとする。
【0045】
このような構成をとれば、前記電源回路がオフであれば、駆動信号が出力されないので、安全で確実に側面コネクタ型表示装置16を交換できる。なお、ここでいう駆動信号とは表示パネルの駆動に必要な信号で、電源電圧、画像データ信号、制御信号、駆動電圧等を含むものとする。
【0046】
固定確認回路33cは、センサー33dをスイッチとし、固定カバー13にスイッチを取り付け、固定カバー13が閉じたときスイッチがオンするような構成でもよく、半導体センサー等を用いてもよい。いずれにしても簡単な構成で済む。
【0047】
34は本体コネクタ15と側面コネクタ17とを接続するプリント回路基板で、柔軟なフィルムに配線パターンを印刷したフレキシブル・プリント回路基板(Flexible Printed Circuit) が用いられる。以降、フレキシブル・プリント回路基板をFPCと略する。勿論、側面コネクタ17が表示パネル18に直接接続されるならばプリント回路基板は必要でない。
【0048】
側面コネクタ型表示装置16は側面コネクタ17、FPC34と表示パネル18から構成される。識別回路33は側面コネクタ17に設けた識別端子により表示パネル18の種類に対応した識別信号を出力する。
【0049】
識別信号により本体電子回路31と駆動信号設定出力回路32を制御して適正な駆動信号を側面コネクタ型表示装置16に出力する。よって、適正な画像表示がされる。
【0050】
図3(A)に側面コネクタ17と図3(B)に本体コネクタ15の端子配置の一例を示す。側面コネクタ17は本体コネクタ15に差し込まれ、図示する同じ端子番号の端子が接続される。端子数は46とする。
【0051】
図4は前記の装着確認端子と識別端子の配線を示す図である。なお、図中の太線と丸印については後記する。図中の記号は図3の端子番号である。側面コネクタ17において、端子1A、1B、2A識別端子に、端子2Bと3Aを装着確認端子に用いる。種類が異なる表示パネルA、B、Cについて、それぞれの側面コネクタ17に図4の配線をする。
【0052】
従って、側面コネクタ型表示装置16は組み込まれる表示パネルによって側面コネクタ17の配線が異なる。図4では3種類の表示パネルの場合であるが、識別配線に使用する端子数を多くすれば、表示パネルを種類を増やせるが、3種類位が望ましい。
【0053】
図5に装着確認回路33cと識別回路33の一例を示す。装着確認回路33cは装着確認端子と組み合わせて装着確認信号を出力し、識別回路33は識別端子と組み合わせて表示パネル18の種類に対応した識別信号を発生する。1A〜3Aは図4の端子番号、Vccは電源電圧、OUTa、OUT1〜OUT3は識別信号出力端子、OUT4は装着確認信号出力端子である。
【0054】
図5(A)は第1の識別回路で装着確認回路を兼用し、装着確認信号と識別信号を電圧値として出力する。図4の配線と組み合わせれば、識別信号の電圧値は表示パネルA、B、Cついて(1/2)*Vcc、(1/3)*Vcc、(1/4)*Vccとなる。
【0055】
側面コネクタ型表示装置16が未装着のとき、識別信号の電圧値はVccとなるので、3種類の表示パネルの識別と側面コネクタ型表示装置16の装着確認ができる。勿論、装着したときHi(Vcc)レベルとするにはインバータを加えれば済む。
【0056】
図5(B)は第2の識別回路及び装着確認回路で、識別及び装着確認信号をデジタル値で出力する。図5(B)の回路と図4の配線を組み合わせれば、装着確認信号出力端子は未装着のときLo(接地)で装着のときHi(Vcc)、表示パネルA、B、Cついて、識別信号出力端子OUT1〜OUT3の組はそれぞれ(Hi,Lo,Lo)、(Lo,Hi,Lo)、(Lo,Lo,Hi)となる。
【0057】
識別信号に基づき駆動信号設定出力回路32は表示パネル18に適した駆動信号を側面コネクタ型表示装置16に出力する。図6(A)に駆動信号の一例を、図6(B)に駆動信号設定出力回路32の一例を示す。
【0058】
駆動信号の中で電源電圧、制御信号等のロジック信号は異なる表示パネルでも共用可能であるが、駆動電圧は異なる場合が生ずる。図6(A)に示す駆動信号は駆動電圧の一例である。
【0059】
種類の異なる表示パネルに換えた場合に駆動電圧のセンタ電圧Vcと振幅Vppが変わる場合、図6(B)に駆動信号設定出力回路32により表示パネルに適した駆動電圧に設定し出力すればよい。35aと35bはアナログスィッチ、36は演算増幅器である。Vrefは基準電圧を表す。
【0060】
入力端子inに駆動電圧が加えられれば、出力端子outに適正に設定された駆動電圧が出力される。演算増幅器36は非反転増幅器として動作するから、R2〜R4で振幅Vppが定まり、R5〜R7でセンタ電圧Vcが決定する。
【0061】
識別信号によりアナログスィッチ35a、35bをオンオフすれば、センタ電圧Vcと振幅Vppが変わる。予め表示パネルに適した駆動電圧になるように抵抗値を定めておけば、異なる種類の表示パネルに対して適正な駆動電圧が得られる。
【0062】
従来のデジタル・カメラもモニタを有するから、本体電子回路31に1種類の表示パネルに対応した駆動電圧発生回路が含まれているので(表示用駆動信号回路31b)、表示用駆動信号回路31bにアナログスィッチ等を加えれば駆動信号設定出力回路32を実現でき、異なる表示パネルに対応した駆動電圧を識別信号により得られる。
【0063】
図6(B)は異なる駆動電圧を識別信号によって出力する一例を説明するための図で、実際には本体電子回路31と共用化が図れるために少数の回路部品を付加するだけ済む。
【0064】
このように、従来のデジタル・カメラに比較的簡単な構成の電子回路を付加し、本体コネクタを付けた収納部を設ければ側面コネクタ型表示装置を装着できるデジタル・カメラを実現できる。
【0065】
反射型液晶パネルを組み込んだ側面コネクタ型表示装置を装着すれば、低消費電力、軽量で外光を利用するので登山や海水浴等の屋外撮影に最適である。透過型液晶表示パネルを組み込んだ側面コネクタ型表示装置を装着すれば屋内撮影に最適であろう。このように撮影目的によって表示パネルを自由に交換できる。
【0066】
表示パネルの組み合わせてとして、透過型液晶パネルと反射型表示パネル、あるいは有機ELパネルと反射型液晶パネルの組み合わせが適するが、中でも有機ELパネルと反射型液晶パネルの組み合わせが最も望ましい。
【0067】
勿論、表示パネルの種類が異なっても駆動信号が同じである場合、同じ種類の表示パネルしか使用しなう場合は、駆動信号設定出力回路は不要である。
【0068】
なお、図4に示す配線は側面コネクタ17の端子19に直接配線してもよく、プリント回路基板34に形成してもよく、あるいは表示パネル18に形成してもよいが、その形成される配線は図4の太線と丸印で示す部分である。丸印は表示パネル18あるいはプリント回路基板34の接続端子を示す。図4の太線と丸印で示す部分の配線を装着識別配線とする。
【0069】
装着確認端子あるいは識別端子は側面コネクタ17の定まった端子19に設けなければ、その機能を果たせないないので、図4の端子配線となるように側面コネクタ17と装着識別配線を形成したプリント回路基板34とを接続するか、あるいは側面コネクタ17と装着識別配線を形成した表示パネル18とを接続しなければならい。
【0070】
表示パネルの識別をする必要がない場合、当然であるが装着識別配線は装着を確認する配線のみでよい。表示パネル18に装着確認配線を形成することが好ましいが、接続端子が増える。この場合に、アルミあるいはITO(Indium Tin Oxide)を用いて配線すればよい。
【0071】
以上、デジタル・カメラを例にとり、側面コネクタ型表示装置を交換して装着でき、さらに使用条件に適した表示パネルで画像表示できる画像表示応用機器を説明した。
【0072】
(実施の形態2)
第2の実施例として、デジタル・ビデオカメラを一例として説明するが、図1に示すデジタル・カメラと同様の構成をとるので、同じ符号と詳細な説明は省略する。
【0073】
図7は本発明の実施の形態2におけるデジタル・ビデオカメラを示す斜視図である。20はデジタル・ビデオカメラ、21はビューファインダ、22は撮影ボタン、23は撮影レンズ、27はモニタである。
【0074】
モニタ27に収納部24を設け、側面コネクタ型表示装置28を収納部24に挿入する。収納部24には本体コネクタ26が備えられ、側面コネクタ型表示装置28の側面コネクタ29を本体コネクタ26に差し込んでデジタル・カメラ20に装着する。固定カバー25を閉じて側面コネクタ型表示装置28を本体に固定して装着が完了する。
【0075】
デジタル・ビデオカメラ20のブロック図は図2と同様である。よって、側面コネクタ型表示装置28は側面コネクタ、プリント回路基板34と表示パネル30から構成される。
【0076】
従って、装着確認回路で側面コネクタ型表示装置28が本体コネクタ29に装着されたことが確認され、固定カバー25を閉じ側面コネクタ型表示装置28が本体に固定される。固定カバー25による固定あるいは解除は、センサーで検出され固定確認回路で確認される。
【0077】
側面コネクタ型表示装置28の装着と固定が確認されれば、駆動信号が側面コネクタ型表示装置28に送られ画像表示が可能となる。
【0078】
また、識別回路は側面コネクタ29に設けられる識別端子により表示パネルの種類に対応した識別信号を出力し、識別信号により本体電子回路と駆動信号設定出力回路を制御して適正な駆動信号を側面コネクタ型表示装置28に出力して画像表示がされる。装着端子、識別端子、装着確認回路、固定確認回路、識別回路、装着識別配線、及び、駆動信号設定調整回路は図2〜図6と同様でよい。
【0079】
側面コネクタ型表示装置16は側面コネクタの配置が上部側面であるのに対し、側面コネクタ型表示装置28では右側面に配置される。このように側面コネクタは画像表示応用機器に装着し易い側面に配置することができる。
【0080】
上記したデジタル・カメラ10と同様に、デジタル・ビデオカメラ20についても、側面コネクタ型表示装置に異なる種類の表示パネルを組み込んでおけば、使用条件に適した側面コネクタ型表示装置を自由に交換して良好な画像表示ができる。その効果は実施の形態1と同様である。
【0081】
(実施の形態3)
デジタル撮影機以外の画像表示応用機器における実施例を簡単に説明をする。図8は実施の形態3におけるデジタル撮影機以外の画像表示応用機器を示す模式図である。
【0082】
図8(A)は携帯型テレビジョン受信機あるいは携帯型テレビジョン電話機、図8(B)はナビゲーション装置あるいは画像データ編集再生機、図8(C)はパーソナルコンピュータについての模式図である。図8の画像表示応用機器についても、その基本構成と効果は図1のデジタル・カメラと同様である。
【0083】
携帯型テレビジョン受信機あるいは携帯型テレビジョン電話機37aは対角線長が3インチ程度の表示画面で、側面コネクタ型表示装置28aをデジタル撮影機と共用でき、活用範囲が広がる。
【0084】
ナビゲーション装置あるいは画像データ編集再生機37b、パーソナルコンピュータ38cの画面サイズは6インチ以上あるが側面コネクタ型表示装置29bと29cを共用できる。パーソナルコンピュータ37cを長時間使用すると目が疲れる。表示画面の輝度が高く、周囲が暗い場合にこの傾向が強いが、反射型液晶表示パネルを使用すればかなり軽減される。
【0085】
このように表示装置が交換可能な画像表示応用機器は、用途が広がり、側面コネクタ型表示装置を異なる機種の画像表示応用機器で共用化できるという効果も期待できる。
【0086】
(実施の形態4)
実施の形態4における側面コネクタ型表示装置について図面に基づいて説明する。図9に実施の形態4における側面コネクタ型表示装置の正面図、側面図及び断面図を示す。
【0087】
29aは側面コネクタ、30aは表示パネル、34aはFPC、38aはフレーム材、19はコネクタ端子、39は裏板、40は表板、44は位置決め板、41は表示枠である。断面図はX−X’線上の断面を示す。正面図の点線は側面コネクタ29aと表示パネル30aを示す。
【0088】
側面コネクタ29aはフレーム材38aにはめ込まれる。従って、フレームは側面コネクタ29aとフレーム材38aからなる。フレームに組み込まれた表示パネル30aはFPC34aを介して側面コネクタ29aに接続されている。
【0089】
位置決め板44によって、表示パネル30aをフレームに位置決め固定し、フレームの下側から裏板39を上側から表板40をフレームに貼り付けて、側面コネクタ型表示装置が完成する。なお、表板40には表示画面に表示枠41が取り付けられている。
【0090】
フレーム材には樹脂が望ましいが、強度を高めるために金属を一部に使用しても良い。表板39と裏板40はフレームに組み込まれた表示パネル30aを押さえ込み動かないように固定すると同時に、側面コネクタ型表示装置の強度を確保する役割を果たすために、金属を用いることが望ましい。
【0091】
また、表示パネル30aを保護するために表板39と裏板40の裏側にプラスチックフィルム等のシートを貼り付けても良い。
【0092】
図10は図9に示す側面コネクタ型表示装置の斜視図である。図11(A)にFPC34aを介して側面コネクタ29aに接続された表示パネル30aの正面図を、図11(B)にフレーム材38aの正面図を示す。
【0093】
有機ELあるいは液晶パネルは透明な二枚の基板(通常はガラスである。)を貼り合わせた構成をとる。45と46はそれぞれ表示パネル30aの下基板と上基板である。上基板46を画像表示面とする。
【0094】
表示パネル30aは図の矢印で示すようにフレーム材に挿入され、凸部(図に記載)が形成された側面コネクタ29aをフレーム材38aの凸部(図に記載)にはめ込み、フレームに組み込まれる。
【0095】
図11(B)のフレーム材38aのY−Y’断面図を図12に示す。図12(A)に示すように、表示パネル30aの基板45の端面(図11(A)に記載)が入る溝と基板46の端面が接するようにフレーム材38aのa及びb(図11(B)に記載)を作り、表示パネル30aがフレーム材38aに固定される構造としている。
【0096】
基板45と46の端面が一致するような場合、あるいは基板45に駆動ICが実装されており前記の溝に表示パネル30aが挿入できない場合は、図12に示すように、パネル固定板をフレーム材38aと基板46の間隙に挿入する構造にして表示パネル38aと位置決めと固定をすればよい。
【0097】
このようにフレームがフレーム材38aに側面コネクタ34aがはめ込まれ、側面を側面コネクタとする一体型のフレームに表示パネル30aが組み込まれるため、側面コネクタ型表示装置は単純な構成となり薄型にできる。
【0098】
図面は省略するが、一側面を側面コネクタとするフレームを製造(成形や押し出し等による)してもよい。当然、製造工程にコネクタの組立、加工や配線が含まれる。このようなフレームを側面コネクタとフレームとが一体成形されたフレームとする。
【0099】
側面コネクタを一体化したフレームを用いれば、側面コネクタ型表示装置の構造が比較的単純なり、製造も容易になる。表示パネルが小さい場合に、一体化したフレームは有効と思われる。また、フレーム材に側面コネクタを貼り付ける構成でもよいことはいうまでもない。
【0100】
図13に基づいて側面コネクタ型表示装置の組立を説明する。図13は図9の側面コネクタ型表示装置の組立図である。FPC34aを表示パネル30aと側面コネクタ29aに取り付け、それをフレーム材38aに側面コネクタ29aを取り付ける側面から挿入する。
【0101】
側面コネクタ29aをフレーム材38aにはめ込みフレームを組み立てる。フレームに位置決め板44をはめ込んで表示パネル30aを位置決め固定する。フレームの下側と上側に裏板39と表板40を貼り付け表示パネル30aをフレーム内に組み込む。
【0102】
なお、表示パネル30aをフレーム内に組み込み固定するために、必要に応じて裏板39及び表板40のフレーム固定面側に樹脂フィルム等を貼り付けてもよい。裏板39と表板40は接着剤でフレームに貼り付ける、あるいはフレームにはめ込んでもよい。勿論、併用してもよい。
【0103】
また、FPC34aは、通常、片方の端子を表示パネル30aに熱圧着等で実装後、他方の端子を側面コネクタ34aに実装する。側面コネクタ29aの実装はフレーム材に表示パネル30aを挿入後にしてもよい。FPC34aを圧着あるいは半田付けにより側面コネクタ29aに実装すればよい。
【0104】
勿論、側面コネクタ29aにFPC34aを実装し、フレーム材38aにはめ込み後、フレーム材38aに挿入された表示パネル30aにFPC34aを実装する方法もある。この方法は、側面コネクタ34aをフレームの側面として一体成形で作る場合に適当である。
【0105】
このように側面コネクタ型表示装置は比較的簡易に組み立てることができる。従来デジタル撮影機等の画像表示応用機器に表示パネルを組み込むことと比較すれば、簡易な組立である。
【0106】
なお、図9から図13まで、反射型液晶パネルあるいは有機ELパネル等の背面光源(BL)がいらない表示パネル30aを想定して説明した。図9の表示パネル30aに透過型液晶パネルを使う場合、裏板39にBLの光窓を空けて、画像表示応用機器にBLを組み込んでおかなければならない。
【0107】
そうすれば、表示パネル30aに透過あるいは反射型液晶パネルあるいは有機ELパネルを図9に示す形状の側面コネクタ型表示装置に組み込める。当然、画像表示応用機器のBLは、透過型表示パネルの場合のみ点灯することになるが、識別信号を用いれば容易に実現できる。
【0108】
同一形状で同一端子配置の側面コネクタを備えた側面コネクタ型表示装置に透過あるいは反射型液晶パネルあるいは有機ELパネルを組み込むことは容易で、そうすれば、側面コネクタ型表示装置の交換により、同じ画像表示応用機器で透過あるいは反射型液晶パネルあるいは有機ELパネルを使用できる。
【0109】
ここで表示パネルについて若干の説明をしておく。この発明の表示パネルとは画素がマトリクス状に配置された平面型表示パネルを指す。図14に比較的小型(4乃至3インチ以下)の表示パネルに適用される回路構成図を示す。
【0110】
53は信号線、54は走査線、55は画素である。56は共通電極、57は信号線電極、58は走査線電極である。なお、画素55にはTFTが配設されている。59aは信号線駆動回路、60bは走査線駆動回路である。
【0111】
信号線駆動回路59aと走査線駆動回路60aは表示パネルに外縁に形成されるポリシリコンタイプと、表示パネルの信号線電極57と走査線電極58に実装される実装タイプに大別される。側面コネクタ型表示装置にはどちらのタイプでも適用できるが、ポリシリコンタイプが望ましい。また、今後はポリシリコンタイプが主流になると思われる。
【0112】
図示する入力電圧は前記した駆動信号である。Vcomは表示パネルの動作点を定める共通電極電圧、Vgは走査線に加えられる走査線駆動電圧、Vsは信号線に加えられる信号線駆動電圧である。Ctgは走査線駆動回路の制御信号、Ctsは信号線駆動回路の制御信号である。Vdは駆動回路の電源電圧である。
【0113】
透過型及び反射型液晶パネルと有機ELパネルは図14で表され、駆動信号もほぼ同じである。これらのマトリクス状の平面型パネルは、画素にTFTを配設する構成をとるからである。ただ、前記したように、Vg、Vs、Vcomは若干の相違がある場合が生じるので、そのとき駆動電圧調整出力回路が必要となる。駆動信号の総数は16位である。
【0114】
図15にFPCと側面コネクタとの接続の一例を示す。図15(A)は側面コネクタ29aの端子を正面から見た図である。図15(B)はFPC34aと側面コネクタ29aとの接続を示す模式図である。
【0115】
1〜16Pは表示パネル30aに接続される。使用される表示パネルの画面サイズは約1.5インチ以上であるので、画面の短辺長は約23mm(アスペクトが4:3のとき)となる。側面コネクタ29aの端子ピッチが1mmであれば図の1A〜23Aまでの間隔は約22mmに収まり、端子を2列に配列した側面コネクタ29aであれば最小の表示パネルについても支障なく用いられる。
【0116】
表示パネル30aの厚さは2mm以下にでき、厚さの薄い側面コネクタ29aを用いれば薄型の側面コネクタ型表示装置が実現できる。画面サイズが異なる側面コネクタ型表示装置に最小サイズの表示パネルに使用される側面コネクタの端子配置と端子ピッチ使用すれば、画像表示応用機器において、約1.5インチ以上の画面サイズの側面コネクタ型表示装置を共用することが可能となる。なお、接続端子19の方向は図16(A)に示す方向、あるいは図16(B)に示す方向のいずれでもよい。
【0117】
(実施の形態5)
次に実施の形態5における側面コネクタ型表示装置について図面に基づいて説明する。図9にBLがない側面コネクタ型表示装置を説明した。透過型液晶表示装置にはBLが必要である。
【0118】
図17に基づいてBLの概略構成を説明する。51aは蛍光管である。蛍光管はインバータで駆動される。51bはリード付きコネクタでインバータと極蛍光管51aとを接続する。51cは反射板、50は導光板、52aは拡散シート、52bは反射シートである。BLとを必要とするために、透過型液晶表示装置は厚くなり消費電力が大きい。なお、図17のBLにインバータを組み込んだものもBLと呼ばれる。本発明ではどちらのBLでもよい。
【0119】
図18に実施の形態4における側面コネクタ型表示装置の正面図、側面図及び断面図を示す。図18の側面コネクタ型表示装置を側面コネクタ型表示装置とする。図18の側面コネクタ型表示装置はBLをフレーム内部に組み込む以外は図9の側面型表示装置と同様であるので、同符号の説明は省略する。
【0120】
フレーム材38bにはBL収納部47が設けられる。図9に比べて、フレームの形状は厚くなり、裏板39bが異なる。それ以外は図9と同様である。
【0121】
図19に図18の側面コネクタ型表示装置の斜視図を示す。図20は図18の側面コネクタ型表示装置の組立図であるが、図11とほぼ同様である。異なる点は側面型コネクタ29aにBL電源端子49を設け、フレーム材38bにBL48を組み込むことである。
【0122】
図20の組立の手順は幾通りかが想定されるが、フレーム材に表示パネル30aを挿入し側面コネクタ29aをはめ込んだ後、BL48を位置決め収納し裏板39bを取り付ける。ついで、位置決め板44をはめ込み、表板40を取り付ける場合とBL48収納後、表示パネル30aと側面コネクタ29aとを組み込み表板を取り付けるどちらの手順でも良い。
【0123】
なお、リード線付きコネクタ51bはBL端子49に差し込まれる。当然であるが、コネクタを用いず圧着あるいは半田付け等でリード線を直接取り付けてもよい。
【0124】
BL内蔵の側面型表示装置は側面コネクタを底面に配置する構成が考えられる。図18は画像表示面と同じ面に配置した側面コネクタ型表示装置とし、第1の側面コネクタ型表示装置とする。図21に実施の形態5における第2の側面コネクタ型表示装置の正面図、側面図及び断面図を示す。
【0125】
図21は側面コネクタを底面に配置した側面コネクタ型表示装置で、図18とほぼ同様の構成である。異なる点は、フレーム材38cの形状が異なること、FPC34bの長さが長くなること、位置決め板44bと表板40の形状が異なることである。それ以外は図18と同様である。当然、第1と第2の側面コネクタ型表示装置の厚さは同じにできる。
【0126】
図22に図21の側面コネクタ型表示装置の斜視図を示す。図23は図21の側面コネクタ型表示装置の組立図であるが、図20とほぼ同様であるが、BL48をフレーム材38cに収納し裏板39を取り付けた後、表示パネル30aを挿入し側面コネクタ29aをはめ込んだ方が組立し易い。それ以外は、図20と同じである。
【0127】
図18と図21の側面コネクタ型表示装置の相違は側面コネクタ29aの取り付け位置だけである。使用する画像表示応用機器とデザインにあわせてどちらかを用いればよい。画像表応用機器にBLを内蔵しなくて済むが、反射型液晶表示パネルあるいは有機EL表示パネル等を組み込んだ側面コネクタ型表示装置と形状が異なるので、画像表示応用機器の設計に注意を要する。
【0128】
図18の側面コネクタ型表示装置は側面コネクタが画像表示面と同じ面にくるので、画像表示応用機器にBL収納部の厚さだけ無駄なスペースを作れるのなら、図18の側面コネクタ型表示装置が適当である。
【0129】
逆にBLを必要としない側面コネクタ型表示装置を主に使う前提とする画像表示応用機器には図21の側面コネクタ型表示装置が適当である。図18及び図21の側面コネクタ型表示装置は図9の側面コネクタ型表示装置と基本的に同様で同じ効果を発揮する。
【0130】
(実施の形態6)
次に実施の形態5における側面コネクタ型表示装置について図面に基づいて説明する。本来、基板45と基板46を貼り合わせたものを表示パネルと呼んだが、基板上に駆動回路を形成するポリシリコンタイプが開発され、駆動回路をパネルのみに限る必要性も小さく、表示パネルに駆動回路を組み合わせFPCを実装したものを表示パネルと呼ぶ。
【0131】
このタイプは比較的小型の図9の表示パネル30aに該当する。さらに、画素数が多く、画面サイズが大きいテレビジョン受信機あるいはコンピュータのモニタに使用される中型以上の表示パネルについても、表示パネル単体でなく、駆動回路、制御回路、電源回路を組み合わせたものを含めて表示パネルと呼ぶことにする。
【0132】
但し、側面コネクタと表示パネルを接続するプリント回路基板は、表示パネルに含めない。それは、側面コネクタを導線で直接表示パネルと接続(ワイヤー・ボンディング)する場合等、必ずプリント回路基板を介して側面コネクタと表示パネルを接続するのでないからである。従って、プリン回路基板34、34a、34bと34cは表示パネルに含まれない。
【0133】
図24に中型以上の表示パネルに適用される回路構成を説明するブロック図示す。図13と同じ符号については説明を省略する。59bと60bはそれぞれ信号線駆動回路と走査線駆動回路である。このタイプは図14とは異なり、画素数が多く高画質が要求されるので、信号線駆動回路59bはデジタル画像信号を用いる。61は電源回路、62は制御回路である。
【0134】
電源回路61は必要な駆動電圧が発生するので入力される電圧は電源電圧Vdで済む。制御回路62はゲートアレイ等により必要な制御信号を発生するので、入力される信号はクロック、同期信号、画像データ信号でよい。小型の表示パネルと比べると駆動信号の種類は少なく、駆動信号設定出力回路32の構成が簡単になり、側面コネクタ型表示装置を交換する場合に有利になる。
【0135】
図25は図24の表示パネルの概略構成を説明する図である。30bは表示パネルそのもの、45bと46bはそれぞれ表示パネル30bの下基板と上基板である。
【0136】
63は信号線駆動ICで信号線駆動回路59bを構成し、64は走査線駆動ICで走査線駆動回路60bを構成する。65は各信号線駆動ICと信号線回路基板65とを接続する信号線側FPC、66は各走査線駆動ICと走査線回路基板65とを接続する走査線側FPCである。69は信号線回路基板67と走査線回路基板68とを接続する基板間FPCである。
【0137】
このように中型以上の表示パネルは小型に比べて複雑な回路構成で、表示パネルと呼ぶより表示装置といった方が適切であるが本発明では図24あるいは図25を表示パネルとする。
【0138】
図26に実施の形態6における側面コネクタ型表示装置の正面図、側面図及び断面図を示す。点線はフレーム材38dに組み込まれた表示パネル30bと駆動回路63と64,信号線及び走査線側回路基板68と69を示す。
【0139】
側面コネクタ29bは、フレーム材38dにはめ込まれる。表示パネル30bは周縁に駆動IC、回路基板等が配置されるので、フレーム材38dには図12(B)に近い状態で組み込まれる。表示パネルの位置決めあるいは固定のために、図27に示す位置板44cにより表示パネルとフレーム材38dの間に、図27に示す位置板44cを画像表示面からはめ込む。
【0140】
なお、側面コネクタ29bをフレーム材38dに貼り付けてもよいし、あるいはフレーム材と同時に成形してなる側面コネクタでもよい。また、側面コネクタの端子19をFPC34cを介さずに、直接信号線あるいは走査線側回路基板68と69のいずれかに接続してもよい。
【0141】
図9,図18及び図21の側面コネクタ型表示装置と異なる点は表示パネルが中型以上であることと、表示パネル39bの外形が大きくなるため、側面コネクタ29bがフレーム材38dの側面の一部にはめ込まれ一側面を側面コネクタとすることであるが、それ以外は、図9の側面コネクタ型表示装置と基本的に同じであり、その効果も同様である。勿論、側面コネクタ29bが、側面コネクタ29aのように一側面となる形状であってもよい。
【0142】
図26の組み立て図は省略するが、図18と同様である。勿論、図21と同じく側面コネクタ29bを底面に配置してもよい。反射型液晶表示パネルあるいは有機ELパネルでは図9と同様の形状でよく、その場合にBL収納部47cは必要ない。また、BL収納部に蛍光管を駆動するインバータを組み込んでもよい。
【0143】
但し、中型以上の表示パネルと小型の表示パネルとでは、画像信号が異なるため、互換性はなく、側面コネクタの端子配置も同じにできない。小型表示パネルでは画像信号はアナログ信号でその数も少ない。中型以上の表示パネルでは画像信号はデジタル信号で24の24程度の数がある。
【0144】
図26の側面コネクタ型表示装置の駆動信号は、上記したように駆動電圧、制御信号等は内蔵される回路で発生されるから、その種類は少ない。表示パネルが異なる場合、駆動信号の中で、クロック信号、水平同期信号あるいはデータ信等は必要に応じて若干の設定変更を必要とするかも知れない。詳述した識別配線、識別回路、駆動信号設定出力回路を用いれば対応できる。
【0145】
図6で説明したような駆動電圧の振幅を設定するようなことは少なく、クロック信号等のデジタル信号の設定変更(周波数やタイミングの変更)になるので、簡単なデジタル技術で対応できる。
【0146】
装着確認回路と固定確認回路等は詳述した実施例と同様である。装着識別配線は、表示パネルの信号線及び走査線側回路基板67、68、FPC34c(プリント回路基板でもよい)、あるいは表示パネル30bに形成できる。図25の場合には、走査線側回路基板68に形成するか、あるいはFPC34cに形成するのが実用性が高い。
【0147】
表示パネルが大型になるので、側面コネクタ型表示装置の装着と固定を確実にできる対策が必要である。本体コネクタあるいは側面コネクタに信頼性が高く強度の強いものを用いることがも望ましいし、場合によってはネジ等でしっかりと固定することも必要である。
【0148】
また、消費電力、特にBL付きの場合に大きくなるので、側面コネクタ型表示装置の電源の制御は安全で信頼性の高いことが好ましい。さらに、表示パネルの組み合わせとして、反射型液晶パネルと有機ELパネルが望ましい。
【0149】
最後に、表示パネルの種類について断っておく。表示パネルの種類とはパネルの構成あるいは構造が基本的に異なることを意味する。有機ELパネルは自発光型で受光型の液晶パネルと基本的に異なる。反射型と透過型液晶パネルはパネルに外光を反射する反射層を有する点で基本的に相違する。このように構成あるいは構造が違うパネルを種類が異なるとしている。
【0150】
同じ構造のパネルでも、画素数が異なる場合に異なる種類になる。勿論、この場合も本願発明は適用できる。種類の異なる表示パネルを使い分けて、表示パネルの電気光学特性を十分に発揮させることが主である。
【0151】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されるので、以下に記載する効果を奏する。
【0152】
画像表示応用機器に表示装置として側面コネクタ型表示装置を用いることにより、表示装置を自由に交換できるほか、画像表示応用機器に装着確認回路と固定確認回路を備えることにより、表示装置の装着と固定が自動的に確認できる。
【0153】
そして、透過型液晶パネル、反射型液晶表示パネル及び有機ELパネル等の種類が異なる表示パネルを側面コネクタ型表示装置に組み込むことにより、使用条件に適した表示パネルを使い分けて使用することが容易にできる。
【0154】
そして、画像表示応用機器に識別回路と駆動信号設定出力回路を設けたことにより、種類が異なる表示パネルを識別して適正な駆動信号を出力できる。
【0155】
さらに、側面コネクタ型表示装置の故障による画像表示応用機器の検査と修理に特別な場所あるいは熟練者を必要としない。
【0156】
また、側面コネクタをフレーム材にはめ込みあるいは貼り付けて一側面とするフレームに表示パネルを組み込むことにより、自由に交換できるうえ薄型の側面コネクタ型表示装置を実現できるほか、側面コネクタに装着確認端子を設けたことにより、画像表示応用機器おいて側面コネクタ型表示装置の装着を自動的に確認できる。
【0157】
さらに、フレームの成形において側面コネクタを形成することにより、構造が簡単な側面コネクタ型表示装置を実現できる。
【0158】
さらに、側面コネクタ型表示装置に異なる種類の表示パネルを組み込むことにより、画像表示応用機器において異なる表示パネルによる画像表示が簡単にできるほか、側面コネクタに識別端子を設けたことにより、画像表示応用機器おいて表示パネルの識別を識別して適正な駆動信号を出力できる。
【0159】
さらに、表示パネルに装着識別配線を形成すること、あるいはプリント回路基板に装着識別配線を形成することとにより、画像表示応用機器において、側面コネクタ型表示装置の装着確認と表示パネルの種類を識別することができる。
【0160】
さらに、フレームにBL収納部を設けることによりBL内蔵の側面コネクタ型表示装置を容易に実現できる。
【0161】
さらに、側面コネクタの形状と端子配置を同じにすることにより、機種が異なる画像表示応用機器の表示装置として装着でき、互換性を高めることができる。
【0162】
また、フレーム材に表示パネルを挿入して、側面コネクタをフレーム材にはめ込みあるいは貼り付けてフレームとすることにより、表示パネルをフレームに組み込むことが容易になるほか、BLをフレームに組み込みこともを容易にできるうえ、最終検査が容易になるので、側面コネクタ型表示装置を簡易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデジタル・カメラの一例を示す斜視図
【図2】図1のデジタル・カメラを説明するブロック図。
【図3】図1に用いる側面コネクタと本体コネクタの端子配置の一例を示す図。
【図4】図1に用いる側面コネクタの装着確認端子と識別端子の配線を示す図。
【図5】装着確認回路33cと識別回路33の一例を示す。
【図6】駆動信号の一例と駆動信号設定出力回路の一例を示す図。
【図7】本発明の実施の形態2におけるデジタル・ビデオカメラの一例を示す斜視図
【図8】実施の形態3におけるデジタル撮影機以外の画像表示応用機器を示す模式図
【図9】実施の形態4における側面コネクタ型表示装置の正面図、側面図及び断面図を示す図
【図10】図9の側面コネクタ型表示装置の斜視図
【図11】FPCを介して側面コネクタに接続された図9の表示パネルの正面図と図9のフレームの正面図。
【図12】図11のフレーム材のY−Y’断面図を示す図
【図13】図9の側面コネクタ型表示装置の組立を説明する図
【図14】比較的小型の表示パネルに適用される回路構成を説明するブロック図
【図15】FPCと側面コネクタとの接続の一例を示す模式図
【図16】本発明の実施の形態5における第1の側面コネクタ型表示装置の正面図、側面図及び断面図を示す図
【図17】図17の側面コネクタ型表示装置の斜視図
【図18】図17の側面コネクタ型表示装置の組立を説明する図
【図19】バックライトの概略構成図
【図20】側面コネクタの端子方向を説明する図
【図21】本発明の実施の形態5における第2の側面コネクタ型表示装置の正面図、側面図及び断面図を示す図
【図22】図21の側面コネクタ型表示装置の斜視図
【図23】図21の側面コネクタ型表示装置の組立を説明する図
【図24】中型以上の表示パネルに適用される回路構成を説明するブロック図
【図25】図24の表示パネルの概略構成を説明する図
【図26】本発明の実施の形態6における側面コネクタ型表示装置の正面図、側面図及び断面図を示す図
【図27】図26の側面型表示装置に用いる位置決め板の平面図
【図28】従来のデジタル・カメラの概略図
【図29】従来のデジタル・ビデオカメラの概略図
【図30】従来の液晶表示装置を説明する概略図
【図31】従来の液晶表示装置の実装形態を説明する概略図
【符号の説明】
10 デジタル・カメラ
11,21 ビューファインダー
12 シャッターボタン
13,25,25a,25b,25c 固定カバー
14,24,24a,24b,24c 収納部
15,26,26a,26b,26c 本体コネクタ
16,28,28a,28b,28c 側面コネクタ型表示装置
17,29,29a 側面コネクタ
18,30 表示パネル
19 端子
20 デジタル・ビデオカメラ
23 撮影レンズ
27 モニタ
31 本体電子回路
32 駆動信号設定出力回路
33 識別回路
33b 装着確認回路
33c 固定確認回路
33d センサー
34,34a,34b,34c FPC
35a,35b アナログスィッチ
36 演算増幅器
37a 携帯型テレビジョン受信機あるいは携帯型テレビジョン電話機
37b ナビゲーション装置あるいは画像データ編集再生機
37c パーソナルコンピュータ
38a,38b,38c,38d フレーム材
39,39b 裏板
40,40b 表板
41 表示枠
42 パネル固定材
44,44b,44c 位置決め板
45,45b 下基板
46,46b 上基板
47a,47b,47c BL収納部
48 BL
49 BL電源端子
50 導光板
51a 蛍光管
51b,95 コネクタ付きリード線
51c 反射板
52a 拡散シート
52b 反射シート
53 信号線
54 走査線
55 画素
56 共通電極
57 信号線電極
58 走査線電極
59a,59b 信号線駆動回路
60a,63b 走査線駆動回路
61 電源回路
62 制御回路
63 信号線駆動IC
64 走査線駆動IC
65 信号線側FPC
66 走査線側FPC
67 信号線側回路基板
68 走査線側回路基板
69 基板間FPC
70 従来のデジタル・カメラ
71,81 モニタ
72,82 モニタ画面
73,83 ビューファインダー
74 シャッター
80 従来のデジタル・ビデオカメラ
84 撮影スィッチ
85 撮影レンズ
90 パネル固定枠
91 ネジ穴
92 液晶パネル
93 パネルFPC
94 BL
96 本体カバー
97 回路基板
98 固定用ビス

Claims (11)

  1. 側面コネクタをはめ込み、あるいは形成したフレームに、表示パネルが組み込まれてなる側面コネクタ型表示装置は任意に差し込みあるいは引き抜いて交換され、前記側面コネクタ型表示装置を差し込む本体コネクタと、前記側面コネクタ型表示装置の装着を確認する装着確認回路と、前記側面コネクタ型表示装置の固定を確認する固定確認回路とを備え、前記側面コネクタ型表示装置の装着及び固定を確認後、駆動信号が出力されることを特徴とする画像表示応用機器。
  2. 前記表示パネルを透過型液晶パネル、反射型液晶パネルあるいは有機ELパネル等の種類が異なる表示パネルとすることを特徴とする請求項1記載の画像表示応用機器
  3. 透過型液晶パネルが組み込まれた側面コネクタ型表示装置1、反射型液晶パネルが組み込まれた側面コネクタ型表示装置2及び有機ELパネルが組み込まれた側面コネクタ型表示装置3とすれば、側面コネクタ型表示装置1、2及び3から少なくとも二つを選択して前記側面コネクタ型表示装置とすることを特徴とする請求項1記載の画像表示応用機器。
  4. 表示パネルの種類に対応した識別信号を出力する識別回路と、前記識別信号に基づき適正な駆動信号を出力する駆動信号設定出力回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の画像表示応用機器。
  5. 側面コネクタに接続される表示パネルはフレーム材に挿入され、前記側面コネクタをフレーム材にはめ込みあるいは貼り合わせて一側面を側面コネクタとするフレームに前記表示パネルを組み込み、前記側面コネクタに装着確認端子を設けることを特徴とする側面コネクタ型表示装置。
  6. 表示パネルは一側面が側面コネクタである一体成形されたフレームに組み込まれて、前記側面コネクタに接続され、前記側面コネクタには装着確認端子が設けられることを特徴とする側面コネクタ型表示装置。
  7. 透過型液晶パネル、反射型液晶パネルあるいは有機ELパネル等の種類が異なる表示パネルが組み込まれ、前記側面コネクタに前記表示パネルの種類を示す識別端子を設けたことを特徴とする請求項4あるいは請求項5記載の側面コネクタ型表示装置。
  8. 前記表示パネルに装着識別配線を形成することと、前記表示パネルと側面コネクタとを接続するプリント回路基板に装着識別配線を形成することとからいずれか一つを選択することを特徴とする請求項4あるいは請求項5に記載の側面コネクタ型表示装置。
  9. 前記フレームにバックライト収納部を設けたことを特徴とする請求項4あるいは請求項5に記載の側面コネクタ型表示装置。
  10. 側面コネクタに接続される前記表示パネルはフレーム材に挿入され、前記フレーム材に側面コネクタをはめ込み、あるいは貼り合わせて一側面を側面コネクタとするフレームとして、位置決め板を前記フレームと前記表示パネルの間隙に埋め込んで、前記表示パネルは前記フレームに組み込まれ、表板を画像表示面側から前記フレームに取り付け、裏板を画像表示面反対側から取り付けることを特徴とする側面コネクタ型表示装置の製造方法。
  11. 表示パネルは一側面が側面コネクタである一体成形されたフレームに挿入されて前記側面コネクタに接続され、位置決め板を前記フレームと前記表示パネルの間隙に埋め込んで、前記表示パネルは前記フレームに組み込まれ、表板を画像表示面側から前記フレームに取り付け、裏板を画像表示面反対側から取り付けることを特徴とする側面コネクタ型表示装置の製造方法。
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