JP2007006299A - 画像表示応用機器システム並びに画像表示応用機器および該機器本体および該機器本体の遠隔操作制御器および該機器本体に着脱可能なダミー表示装置および該機器本体に着脱可能な表示装置および該機器本体に着脱可能な通信付加装置。 - Google Patents

画像表示応用機器システム並びに画像表示応用機器および該機器本体および該機器本体の遠隔操作制御器および該機器本体に着脱可能なダミー表示装置および該機器本体に着脱可能な表示装置および該機器本体に着脱可能な通信付加装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置とダミー表示装置と遠隔操作制御器から選択された装置を自動確認する本体と自動確認可能な前記の装置から構成される画像表示応用機器システムを提供する。
【解決手段】表示装置27Aと制御付加装置29とダミー表示装置27DAを着脱可能とするデジタルカメラ本体10Bは27Aあるいは29あるいは27DAの装着を、本体接続部20Rと装置接続部28Aあるいは28DAあるいは28Rとの接続により自動確認する。遠隔操作制御器は遠隔操作信号を送信する遠隔操作装置30と遠隔操作信号を受信する27DAからなり、27DAを10Bに装着し通信ケーブル84で30と27DAを接続し27Aを30に装着すると、30により10Bを遠隔操作可能であり、30には27Aが装着可能で、無線通信による遠隔操作も可能である。収納部19を遮蔽する27DAを10Bに装着すると、表示装置を装備しないデジタルカメラになる。
【選択図】 図26

Description

デジタルカメラあるいはデジタルビデオカメラ等の画像表示応用機器と遠隔操作機能を有する画像表示応用機器システムとそのシステムに用いられる画像表示応用機器本体と画像表示応用機器本体を遠隔操作可能とする遠隔操作装置と画像表示応用機器本体に着脱可能な平面型表示装置等に関する。
液晶表示装置に代表される平面型表示装置は、薄型あるいは軽量あるいは低消費電力といった特徴を有するので、多岐にわたる分野の電子機器に搭載され、電子機器の機能あるいは用途を拡張することに寄与している。
高画質の平面型表示装置として液晶表示装置以外にプラズマ表示装置あるいは有機EL(electroluminescence)表示装置が電子機器に用いられている。以降、平面型表示装置を用いた電子機器を画像表示応用機器と表記する。さらに、画像表示応用機器から平面型表示装置を除いたものを本体あるいは画像表示応用機器本体と表記し、平面型表示装置を表示装置と略記する。
デジタルカメラを一例にして画像表示応用機器を説明する。図71は表示装置の装着を自動確認する従来のデジタルカメラの説明図で、特開2004−133350に提案されたデジタルカメラである。
125は表示装置の着脱が可能な従来のデジタルカメラ本体である。27Aと27Bは表示装置である。図71は27Bを本体から取り外し、27Aを本体に装着する図である。図71に示すように、表示装置の着脱が可能であるために、表示装置が交換可能になる。表示装置の交換が可能であること以外、125の機能は通常のデジタルカメラと同様である。
11は電池の残量や125の動作状態を示す情報表示パネル、12は光学レンズ、17はファインダー、22はシャッターボタン、23はズームボタン、24と25は125の機能や撮影方法を設定するファンクションスィッチである。26はビデオ出力端子である。
19は27Aあるいは27Bを収納する収納部である。19には本体コネクタ126が配置され、27Aと27Bのそれぞれの側面には側面コネクタ28Aと28Bが備えられる。28Aと28Bは表示装置の接続部であり、126は本体の接続部である。
本体コネクタ20と装置コネクタ28Aあるいは28Bとが接続され、固定カバー21により表示装置を本体に固定して、表示装置は本体に装着される。表示装置の装着は本体の電子回路により自動確認される。
そのために、本体に装着確認回路と固定を確認するセンサーを備えた固定確認回路が備えられる。本体コネクタと側面コネクタが接続されると装着確認回路から装着を示す信号が出力される。装着を示す信号には装着される表示装置の種類を示す信号が含まれるので、識別信号と呼ばれる。
図72は本体と側面コネクタの端子と装着確認回路の一例を示す図である。1A〜3Aは本体と側面コネクタの端子であり、一対一で対応している。2Bと3Aは装着を示す端子であり、1A〜2Bと3Aは表示装置の種類を示す端子である。OUT1〜OUT4は装着確認回路の出力端子である。
収納カバーの開閉はセンサーにより検知され、収納カバーが閉じると固定確認回路から固定されたことを示す信号(固定確認信号とする)が出力される。識別信号と固定確認信号とに基づき、本体から駆動信号が表示装置に出力され、画像が表示される。さらに、種類の異なる表示装置に対応した駆動信号が本体から出力可能な構成とすると、識別信号により表示装置の種類を自動識別できるので、種類の異なる表示装置を自動確認して装着可能とすることができる。
このように、特開2004−133350に提案された画像表示応用機器は、表示装置の装着と固定が自動確認され、表示装置の種類が異なる場合には、自動的に表示装置の種類を識別して、表示装置の種類に適した駆動信号を表示装置に出力可能である。
従って、図71の画像表示応用機器は、表示装置の故障や劣化による表示装置の交換機能に加え、特性の異なる表示装置と交換できるために、画像表示応用機器の使用環境にマッチした表示装置を選択して本体に装着することが可能である。
例えば、27Aと27Bをそれぞれ透過型液晶表示装置と反射型液晶表示装置とすると、表示装置を使い分けて、太陽光下のような外光が強いときあるいは野外等の比較的明るい外光下で長時間使用するときには27Bを用い、それ以外の場所では27Aを用いることが可能になる。
また、特開2004−032222には、着脱自在で遠隔制御機能を有する表示装置を備えたデジタルカメラが提案されている。図73は着脱自在な表示装置に遠隔制御機能を加えたデジタルカメラの概略構成図であり、特開2004−032222に提案されたカメラである。
125Aは、遠隔制御機能を有する表示装置を着脱可能とする従来のデジタルカメラ本体である。129は遠隔制御機能を有する着脱自在な表示装置である。128は表示装置129の収納部である。差込端子は129を126Aに接続する端子である。130は遠隔操作ボタンである。
129は本体に収納されているときには125Aの表示装置として動作し、本体から取り外されたときには、表示装置を備えた遠隔制御装置として動作する。図73は129から送信される信号により、125Aが制御されることを示す図である。
表示装置に遠隔制御機能を加える提案は、実開昭62−171267,特開平8−205016、特開2000−89320、特開2002−185844あるいは特開2005−45798等に記載されている。
さらに、特開平6−284320には、本体から表示装置を取り外して、取り外した表示装置の装着部に映像信号を送信する送信部を装着し、取り外した表示装置がリモコンに装着可能なビデオカメラが提案されている。
平面型表示装置を用いたデジタルカメラあるいはデジタルビデオカメラに、表示装置の交換機能あるいは遠隔制御機能を付加することができる。勿論、テレビジョン受像機、パーソナルコンピュータ、携帯端末機器あるいはプリンター等の画像表示応用機器についても同様である。このように画像表示応用機器は、表示装置に利用して、比較的容易に新機能を加え、用途を拡大したり使いやすくすることができる。
特開2004−133350号公報 特開2004−032222号公報 特開平6−284320
図71と図73は、表示装置を利用して、表示装置を交換可能とする機能あるいは遠隔操作機能を付加した画像表示応用機器を示す図である。本体に装着することにより、本体に新たな機能を加える装置を付加装置とすると、図66の付加装置は着脱可能な表示装置であり、図71の付加装置は遠隔操作機能を備えた着脱可能な表示装置である。
表示装置を装着せずに図71の画像表示応用機器を使用することは、適正な使用方法ではない。表示装置の収納部が露出し、異物や塵等が収納部から本体に侵入し、不具合が生じる可能性が高いからである。同様に、図73の画像表示応用機器も、遠隔操作機能を使用しない場合には、表示装置129を装着して使用することを前提としていると考えられる。
デジタルカメラを使用するうえで、遠隔操作機能を使用する頻度は小さいと考えられる。遠隔操作機能を常に必要とする場合は、遠隔操作専用のデジタルカメラを使用すれば良い。さらに、表示装置を用いなくても撮影が可能である場合は数多くある。
図71の画像表示応用機器は、表示装置を取り外した状態で使用することができない。図73の画像表示応用機器は、遠隔操作機能を必要としない場合でも、遠隔操作機能を有する表示装置129を装着して使用しなければならない。
上記した問題は、使用頻度の高い機能を予め本体に備えておき、本体に装置を装着することにより、使用者が必要とする機能を後から追加可能とする画像表示応用機器システムが提供されていないことにある。
使用者が必要とする機能を本体に追加する装置すなわち付加装置が、本体接続部126に装着可能とすると、表示装置を外して、換わりに付加装置を装着することにより、本体125Aに新たな機能を追加することが可能になり、上記の画像表示応用機器システムを
実現できるが、従来のデジタルカメラ125Aは、表示装置のみを想定して、装着を自動確認するために、表示装置以外の付加装置を装着しても、正常な動作を期待することができない。
従って、種類が異なる複数の付加装置から選択された付加装置を本体に装着することにより、機能が追加できる画像表示応用機器システム実現するには、種類の異なる付加装置の装着を自動確認する画像表示応用機器本体と遠隔操作を可能とする付加装置あるいは表示装置に換えて装着したとき収納部を遮蔽可能な付加装置あるいは本体の画像データ等の送受信を可能とする付加装置等を実現することが必須の条件である。勿論、上記のシステムに適した表示装置を提供することも必要である。
これ以降、収納部19を外部から遮蔽する遮蔽部と接続部(図71と図72における接続部は側面コネクタである)とを備えた付加装置をダミー表示装置と呼ぶ。図71の本体125Aにダミー表示装置が装着できれば、表示装置を装備しない画像表示応用機器が実現可能になるが、125Aはダミー表示装置の装着を想定していないので、自動確認することができない。さらに、画像データ等の送受信を可能とする付加装置を通信付加装置と定める。
遠隔操作装置から送信される遠隔操作信号を受信して本体に出力する付加装置を制御付加装置とする。本体に制御付加装置を装着し、本体を遠隔操作可能とするには、本体を制御する信号に、制御付加装置から出力される遠隔操作信号を用いることができる機能を、本体に備えておくことが必要である。勿論、制御付加装置の装着を自動確認可能な本体と本体に着脱可能な制御付加装置と遠隔操作信号を送信する遠隔操作装置を実現することが不可欠であることはいうまでもない。
本体に遠隔操作機能を追加するには、着脱可能な制御付加装置と遠隔操作装置が不可欠である。従って、遠隔操作装置と制御付加装置とを統合して遠隔操作制御器と呼ぶことにする。遠隔操作制御器を本体に装着すると表記する場合は、制御付加装置を本体に装着することを意味する。
さらに、画像表示応用機器システムを活用するための補助的な装置として、本体に装着可能な撮像装置あるいは遠隔操作により本体を自在に動かすことが可能な回転台等が望まれる。
さらに、画像表示応用機器の大半は中央処理装置を具備し、デジタル技術が駆使されているので、付加装置の種類が多い場合には中央処理装置により、付加装置の装着を自動確認することが好ましい。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、表示装置とダミー表示装置と遠隔操作制御器から一つを選択して装着可能で装着を自動確認する本体と装着が自動確認可能である前記付加装置から構成される画像表示応用機器システムを提供すること、前記付加装置を本体に装着してなる画像表示応用機器を提供すること、前記付加装置の装着を自動確認する画像表示応用機器本体を提供すること、本体を遠隔操作可能とする遠隔操作制御器を提供すること、装着が自動確認される着脱可能なダミー表示装置および表示装置を提供すること、装着が自動確認される着脱可能でデータの送受信を可能とする通信付加装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、本体と収納部と前記収納部に着脱可能な表示装置と前記収納部を遮蔽する前記収納部に着脱可能なダミー表示装置と遠隔操作信号を送信する遠隔操作装置と前記遠隔操作信号を受信し前記本体に出力する前記収納部に着脱可能な制御付加装置とを備えた画像表示応用機器システムにおいて、前記本体は本体操作機構の操作信号と前記遠隔操作信号のいずれか一つを本体を制御する信号とする選択装置と本体に装着される装置の種類に対応した識別信号を出力する識別回路と前記表示装置の駆動信号を出力する装置駆動回路とを備え、前記識別信号の制御により、制御付加装置が本体に装着されたとき、前記駆動信号の出力を停止させ、前記制御付加装置が出力する遠隔操作信号を本体を制御する信号とすること、前記表示装置が本体に装着されたとき、前記駆動信号を出力させ、前記本体操作機構の操作信号を本体を制御する信号とすること、前記ダミー表示装置が本体に装着されたとき、前記駆動信号の出力を停止させ、前記本体操作機構の操作信号を本体を制御する信号とすることを特徴とする。これにより、装着した装置を自動確認し、装着した装置により機能が付加される画像表示応用機器システムを実現できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像表示応用機器システムにおいて、前記遠隔操作装置は画像表示部が備えられ、前記制御付加装置は前記本体の画像信号を前記遠隔操作装置に送信し、前記遠隔操作装置は送信された画像信号を受信し前記画像表示部に表示することを特徴とする。これにより、本体の画像信号を遠隔操作装置で表示可能な画像表示応用機器システムを実現できる。
請求項3記載の発明は、請求項1および2記載の画像表示応用機器システムにおいて、前記遠隔操作装置は前記本体の表示装置を装着可能とすることを特徴とする。これにより、遠隔操作装置に本体の表示装置を装着可能とする画像表示応用機器システムを実現できる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の画像表示応用機器システムにおいて、前記本体は画像信号を記録する記憶装置と前記記憶装置からデータを読み出し前記制御付加回路に転送するデータ転送装置とを備え、本体に装着された前記制御付加装置は、前記制御付加回路が前記転送されるデータを所定機器に送信可能とすることと、前記本体に中央処理装置を備え、前記識別信号を前記識別信号に対応する前記中央処理装置の指令信号とすることから少なくとも一つが選択されることを特徴とする。これにより、本体に記憶されたデータを所定機器に送信可能な画像表示応用機器システムを実現できことと中央処理装置の指令信号により本体に装着された装置を自動確認する画像表示応用機器システムを実現できるから少なくとも一つを選択できる。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の画像表示応用機器システムにおいて、前記画像表示応用機器システムは回転台が備えられ、前記回転台は所定機器に取付可能な基底部と前記基底部に対して動く前記本体が装着可能な装着部からなり、X’、Y’およびZ’は前記基底部の直交座標軸であり、X、YおよびZは前記装着部の直交座標軸であり、前記遠隔操作装置により、前記装着部をZ軸に平行して動かすことと前記装着部をZ軸を中心として回転させることと前記装着部のZ軸を前記Z’軸に対して傾けることから少なくとも一つが選択されることと、前記画像表示応用機器システムは入射光を画像信号に変換して出力する撮像装置を備え、前記撮像装置から出力される画像信号を前記制御付加装置より前記遠隔操作装置に送信することから少なくとも一つが選択されることを特徴とする。これにより、回転台を遠隔操作可能とする画像表示応用機器システムを実現できることと撮像装置の画像信号を遠隔操作装置で表示可能とする画像表示応用機器システムを実現できることから少なくとも一つを選択できる。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の画像表示応用機器システムにおいて、前記表示装置と前記ダミー表示装置と前記制御付加装置それぞれに前記識別信号を発生させる装着回路を有することを特徴とする。これにより、装着される装置の種類を自動確認する画像表示応用機器システムを実現できる。
請求項7記載の発明は、本体に装着される装置の種類を示す識別信号を出力する識別回路と前記装置に駆動信号を供給する装置駆動回路と本体接続部と前記装置の収納部とを備え、表示装置と前記収納部を遮蔽する遮蔽部を備えたダミー表示装置を選択して前記収納部に装着可能な画像表示応用機器本体において、前記本体は前記画像表示応用機器本体であり、前記表示装置が前記本体に装着されるとき、前記識別信号により、前記駆動信号を出力させること、前記ダミー表示装置が前記本体に装着されるとき、前記識別信号により、前記駆動信号の出力を停止させることを特徴とする。これにより、識別信号により表示装置とダミー表示装置の着脱を自動確認可能な画像表示応用機器本体を実現できる。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像表示応用機器本体において、前記本体は本体操作機構の操作信号と前記本体接続部に入力される遠隔操作信号とを選択し前記本体を制御する信号とする選択装置を備え、遠隔制御操作器は表示装置2と前記遠隔操作信号を送信する遠隔操作装置と前記遠隔操作信号を受信し前記本体接続部に接続可能な装置接続部に出力し、前記本体の画像信号を前記遠隔操作装置に送信する制御付加装置から構成され、前記制御付加装置は前記収納部に装着され、前記識別信号により前記遠隔操作制御器が遠隔操作可能とすることを特徴とする。これにより、識別信号により制御付加装置の装着を自動確認し、遠隔操作制御器により遠隔操作可能な画像表示応用機器本体を実現できる。
請求項9記載の発明は、請求項7記載の画像表示応用機器本体において、前記本体は中央処理装置を備え、前記識別信号を前記識別信号に対応する前記中央処理装置の指令信号とすることと前記本体は画像信号を記録する記憶装置と前記記憶装置のデータを読み出し前記本体接続部に出力するデータ転送装置を備えることから少なくとも一つが選択されることを特徴とする。これにより、中央処理装置の指令信号により装着装置を自動確認可能な画像表示応用機器本体を実現できることと記憶装置のデータを本体接続部に転送することが可能な画像表示応用機器本体を実現できることから少なくとも一つを選択できる。
請求項10記載の発明は、請求項7および8記載の画像表示応用機器本体において、前記画像表示応用機器本体は、前記収納部に収納された装置を本体に保持あるいは固定する機構と前記機構の動作を検出して固定あるいは保持されたことを示す収納信号を出力する収納回路とを備え、前記収納信号と前記識別信号との論理積を前記識別信号とすることを特徴とする。これにより、装置の装着より装置を保持あるいは固定する機構の動作が優先した自動確認を可能とする画像表示応用機器本体を実現できる。
請求項11記載の発明は、請求項7記載の画像表示応用機器本体において、これにより、前記接続部は少なくとも前記表示装置の駆動信号部と前記遠隔操作信号部と前記識別回路が接続される装着信号部から構成されることを特徴とする。制御付加装置とダミー表示装置と表示装置を装着を自動確認できる画像表示応用機器本体を実現できる。
請求項12記載の発明は、表示装置の着脱を自動確認可能とする画像表示応用機器本体を遠隔操作する遠隔操作制御器おいて、本体は前記画像表示応用機器本体であり、遠隔操作制御器は表示装置2を備えた遠隔操作装置と前記本体に着脱可能な制御付加装置から構成され、前記本体に装着された前記制御付加装置は、前記本体から出力される画像信号を前記遠隔操作装置に送信し、前記遠隔操作装置が送信する遠隔操作信号を受信し前記本体に出力することと、前記遠隔操作装置は前記制御付加装置が送信する画像信号を表示することとを特徴とする。これにより、本体に着脱可能で遠隔操作信号を受信し本体に出力する制御付加装置と遠隔操作信号を送信する遠隔操作装置からなる遠隔操作制御器を実現できる。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器において、前記表示装置2は前記表示装置であり、前記遠隔操作装置は前記表示装置の着脱を自動確認することを特徴とする。これにより、本体の表示装置を装着できる遠隔操作制御器を実現できる。
請求項14記載の発明は、請求項12又は13記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器において、前記遠隔操作装置は前記画像信号を表示する画像表示部と前記遠隔操作信号を送信する操作部からなり、前記操作部が前記表示部に着脱可能な構成とすることを特徴とする。これにより、操作部が画像表示部に着脱可能な遠隔操作制御器を実現できる。
請求項15記載の発明は、請求項12記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器において、前記制御付加装置は前記本体に装着を認識させる装着回路を有することを特徴とする。これにより、本体が装着を自動確認できる遠隔操作制御器を実現できる。
請求項16記載の発明は、請求項12記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器において、前記本体に装着可能な撮像装置が出力する入射光を変換した画像信号を前記制御付加装置から前記遠隔操作装置に送信することと前記本体を装着可能な回転台を前記遠隔操作信号により遠隔操作することから少なくとも一つが選択されることを特徴とする。これにより、撮像装置の画像信号を表示する遠隔操作制御器を実現できることと回転台を遠隔操作する遠隔操作制御器を実現できることから少なくとも一つを選択できる。
請求項17記載の発明は、本体接続部と着脱可能な表示装置の収納部とを備えた画像表示応用機器本体に装着可能なダミー表示装置おいて、前記ダミー表示装置は、前記収納部を遮蔽する遮蔽部と前記本体接続部に接続される装置接続部と前記画像表示応用機器本体に装着を認識させる装着回路とを有することを特徴とする。これにより、本体の収納部を遮蔽し、本体が装着を自動確認できるダミー表示装置を実現できる。
請求項18記載の発明は、請求項17記載の画像表示応用機器本体に着脱可能なダミー表示装置において、前記画像表示応用機器本体に用いられる部品を格納可能とする格納部を有することと前記遮蔽部に光エネルギーを電気エネルギーに変換する素子を配置することから少なくとも一つが選択されることを特徴とする。これにより、本体の記憶装置あるいは電池を格納する格納部を有するダミー表示装置を実現できることと光発電可能なダミー表示装置を実現できることから少なくとも一つを選択できる。
請求項19記載の発明は、走査線と信号線の交点に画素を形成した表示パネルと走査線を駆動する駆動回路と信号線を駆動する駆動回路と前記駆動回路の駆動信号が入力される装置接続部とを備えた画像表示応用機器本体の収納部に着脱可能な表示装置において、本体は前記画像表示応用機器本体であり、前記本体に装着を認識させる装着回路と前記前記駆動回路の駆動信号端子と前記装置接続部間に静電気の放電を可能とする保護回路を挿入したことを特徴とする。これにより、静電気を放電する保護回路を備え、本体が自動確認可能な表示装置を実現できる。
請求項20記載の発明は、請求項19記載の画像表示応用機器本体に着脱可能な表示装置において、前記表示パネル上に前記装置接続部と装着回路とを形成したことを特徴とする。これにより、表示パネルに装置接続部と装着回路を形成し表示装置を実現できる。
請求項21記載の発明は、請求項19記載の画像表示応用機器本体に着脱可能な表示装置において、前記表示装置の表示部に対向する面に前記収納部を遮蔽する遮蔽部と前記遮蔽部が前記収納部から露出する向きの表示装置の装着を前記本体に示す装着回路2とを備えることを特徴とする。これにより、表示装置を逆向きに装着すれば、収納部を遮蔽部により遮蔽可能なダミー表示装置として働く、ダミー表示装置を兼用可能な表示装置を実現できる。
請求項22記載の発明は、請求項19記載の画像表示応用機器本体に着脱可能な表示装置において、前記表示装置は前記表示パネルからなるパネル部と前記パネル部に着脱可能な前記表示パネルの光源からなる光源部とから構成され、前記収納部を遮蔽可能な遮蔽部を有する遮蔽板を前記パネル部の前記光源部の光が入射する入射光部に装着可能とすることを特徴とする。これにより、光源部とパネル部に分離され、パネル部を遮蔽板で遮蔽可能な表示装置を実現できる。
請求項23記載の発明は、本体接続部と着脱可能な表示装置の収納部とを備えた画像表示応用機器本体に装着可能な通信付加装置において、前記収納部に装着される前記通信付加装置は、前記画像表示応用機器本体のデータの送信と他の画像表示応用機器のデータを受信するデータ通信回路と前記本体接続部に接続される装置接続部と前記画像表示応用機器本体に装着を認識させる装着回路とを有することを特徴とする。これにより、画像表示応用機器本体のデーター通信を可能にする通信付加装置を実現できる。
請求項24記載の発明は、請求項7から11記載の画像表示応用機器本体を有することと請求項12から16記載の遠隔操作制御器を有することと請求項17と18記載のダミー表示装置を有することと請求項19から22記載の表示装置を有することと請求項23記載の通信付加装置を有することから少なくとも一つが選択されることを特徴とする。これにより、請求項7から11記載の本体を有する画像表示応用機器を実現できることと請求項12から16記載の遠隔操作制御器を有する画像表示応用機器を実現できることと請求項17と18記載のダミー表示装置を有する画像表示応用機器を実現できることと請求項19から請求項22記載の表示装置を有する画像表示応用機器を実現できることと請求項23記載の通信付加装置を有する画像表示応用機器を実現できることから少なくとも一つを選択することができる。
以上から明らかなように、請求項1〜請求項6の画像表示応用機器システムによれば、表示装置あるいはダミー表示装置あるいは遠隔操作制御器を構成する制御付加装置の装着を自動確認し、表示機能あるいは表示装置の収納部を遮蔽する機能あるいは遠隔操作機能等を装着される装置より加えることができる画像表示応用機器システムを実現できるという効果がある。
また、制御付加装置から本体の画像信号を送信でき、遠隔操作装置は画像信号を表示可能とすることができ、さらに、遠隔操作装置に本体の表示装置を装着できるという効果がある。
また、本体にデータ転送回路を備えるために、本体の記憶装置に記録される画像データを制御付加装置から所定機器に送信することができるという効果と本体に中央処理装置を備えるために、識別信号に換わり中央処理装置の指令信号により装置の着脱を自動確認可能とすることができるという効果から少なくとも一つを選ぶことができる。
また、本体を装着可能とする回転台を遠隔操作装置により制御することができるという効果と撮像装置が出力する画像信号を制御付加装置から遠隔操作装置に送信できるという効果から少なくとも一つを選ぶことができる。
また、本体に識別回路を備え、装着される装置に装着回路を備えるために、装着される装置の種類を自動確認できる画像表示応用機器システムを実現できるという効果がある。
請求項7〜請求項11記載の画像表示応用機器本体によれば、識別信号により表示装置とダミー表示装置の装着を自動確認する画像表示応用機器本体を実現できるという効果がある。
また、選択装置を備え、制御付加装置の装着を自動確認するために、遠隔操作制御器により遠隔操作可能な画像表示応用機器本体を実現できるという効果がある。
また、中央処理装置を備えるために、識別信号に対応した中央処理装置の指令信号により自動確認できるという効果と記憶装置とデータ転送装置を備えるために、本体接続部に記憶装置のデータを転送できるという効果から少なくとも一つを選ぶことができる。
また、収納信号と識別信号との論理積の信号を識別信号とするために、装置の装着より装着された装置を保持あるいは固定する動作が優先した自動確認を実現できるという効果がある。
また、本体接続部に表示装置の駆動信号部と遠隔操作信号部と装着信号部を備えるために、表示装置とダミー表示装置と制御付加装置の装着を自動確認できるという効果がある。
請求項12〜請求項16記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器によれば、本体に着脱可能で遠隔操作信号を受信し本体に出力し、本体の画像信号を遠隔操作装置に送信する制御付加装置と受信した本体の画像信号を表示し、遠隔操作信号を送信する遠隔操作装置から構成される遠隔操作制御器を実現できるという効果がある。
また、遠隔操作装置に本体の表示装置を装着できるという効果があり、さらに、操作部が画像表示部に着脱可能とする遠隔操作装置を実現できるという効果もある。
また、制御付加装置に装着回路を備えるために、本体が自動確認可能な制御付加装置を実現できるという効果もある。
また、撮像装置の画像信号を遠隔操作装置に送信する制御付加装置を実現できるという効果があり、本体に着脱可能な回転台を遠隔操作する遠隔操作装置を実現できるという効果がある。
請求項17と請求項18記載の画像表示応用機器本体に着脱可能なダミー表示装置によれば、本体が自動確認可能な本体の収納部を遮蔽するダミー表示装置を実現できるという効果がある。
また、本体に用いる部品を格納する格納部を有するダミー表示装置を実現できるという効果と遮蔽部に光エネルギーを電気エネルギーに変換する素子を配置するために、光発電が可能なダミー表示装置を実現できるという効果から少なくとも一つを選ぶことができる。
請求項19〜請求項22記載の画像表示応用機器本体に着脱可能な表示装置によれば、静電気の放電を可能とし、本体が自動確認可能な表示装置を実現できるという効果がある。
また、装置接続部と装着回路が表示パネルに形成された表示装置を実現できるという効果もある。
表示装置の裏面に本体の収納部を遮蔽する遮蔽部を有するために、自動確認可能で収納部を遮蔽するダミー表示装置を兼用できる表示装置を実現できる。
また、表示パネルからなるパネル部に光源からなる光源部を着脱可能とし、収納部を遮蔽する遮蔽部を有する遮蔽板をパネル部の入射光部に装着可能な表示装置を実現できるという効果がある。
請求項23記載の画像表示応用機器本体に着脱可能な通信付加装置によれば、本体の画像信号を含むデータを送信し、他の画像表示応用機器のデータを受信可能な通信付加装置を実現できる。
請求項24記載の画像表示応用機器によれば、請求項7〜11記載の本体を有する画像表示応用機器を実現できるという効果あるいは請求項12〜16記載の遠隔制御操作機を有する画像表示応用機器を実現できるという効果あるいは請求項17と18記載のダミー表示装置を有する画像表示応用機器を実現できるという効果あるいは請求項19〜22記載の画像表示応用機器を実現できるという効果あるいは請求項23記載の通信付加装置を有する画像表示応用機器を実現できるという効果がある。
表示機能あるいは表示装置の収納部を遮蔽する機能あるいは遠隔操作機能を加えることができる画像表示応用機器システムの実現という目的を、本体に着脱可能な表示装置と本体に着脱可能なダミー表示装置と本体に着脱可能な制御付加装置とそれらの装置の装着を自動確認する本体と遠隔操作装置により実現した。以下に詳細に説明する。
図1はデジタルカメラを画像表示応用機器の一例にした本発明の実施例1を説明する図である。すでに使用した符号の説明は省略する。10は表示装置とダミー表示装置から選択された装置の装着を自動確認可能なデジタルカメラ本体である。
図1(A)は本体10と装着可能な表示装置27Aと表示装置27Bとダミー表示装置27DAを説明する図であり、図1(B)は10にダミー表示装置27DAを装着したデジタルカメラを示す図である。27DAは表示装置27Aあるいは27Bから表示機能を無くしたダミー表示装置である。
10は図72に示すデジタルカメラ本体125に、ダミー表示装置16DAを装着可能としたデジタルカメラ本体である。本体の中で表示装置の表示部16は傷つきやすく痛みやすい。無理な力が加えられたときには割れる可能性もある。
しかし、本発明のデジタルカメラを用い、表示装置を取り外し、ダミー表示装置を装着すれば、厳しい自然環境あるいは条件下で使用する場合にも、表示部の破損を気にせず使用可能になる。さらに軽いダミー表示装置を使用すればデジタルカメラの重量を低減可能である。
そのために、27DAは表示装置が収納される収納部19を遮蔽する遮蔽部16DAが設けられ、16DAにより収納部19を外界から遮蔽してゴミ、埃、塵あるいは異物の侵入を遮断する構成としている。
さらに、本体10が27DAの装着を自動確認するために、27DAには本体接続部20に接続される装置接続部28DAと28DAに接続される装着回路が備えられる。装着回路は後で説明する。
遮蔽部16DAは27DAを装着したときに収納部19を遮蔽する形状でよく、図1の16DAは一例である。勿論、厳しい使用条件下に耐えられる信頼性と強度を必要とすることはいうまでもない。強化プラステック等の材料を用いれば比較的容易に軽くて丈夫なダミー表示装置を製造可能である。
28A、28Bおよび28DAは装置接続部であり、装着時に収納部19の奥に配置される本体接続部20に挿入される。本体に取り付けられた収納カバー12を開き、収納部に装着された装置を取り外した後、図示するように表示装置27A、27Bあるいはダミー表示装置28DAのいずれかを収納部に収納し、装置接続部と本体接続部とが接続すると、27A、27Bあるいは27DAは10の電子回路(本体の電子回路とする)に接続され、本体10は27A、27Bあるいは27DAを認識して、27Aあるいは27Bを装着したとき駆動信号を出力し、27DAが装着されたとき駆動信号を停止する。収納カバー21を閉じれば選択した装置の装着が完了する。
このように、10には選択した装置の装着と種類を自動的に識別して本体を動作させる着脱自動確認機能が備えられる。そのために、27Aと27Bと27DAには本体10が装着を認識する信号を発生させる装着回路が備えられる。ダミー表示装置27DAを単に収納部19を遮蔽する部品として使用するならば、接続部と装着回路を備える必要性は小さい。
しかし、本体10は27DAが装着されたことを認識できず、自動確認が行われなくなるので、27DAを画像表示応用機器システムの装置として使用する場合には、接続部と装着回路が不可欠である。
図2から図28により実施例1の表示装置とダミー表示装置と画像表示応用機器本体を説明する。図2は実施例1のデジタルカメラの断面図である。13は絞り、14はシャッターおよび15は撮像素子である。16は表示装置の表示部である。46は12に入射する撮影光および46Aはファインダー17に入射するファインダー光であり、69は人間の目である。
10のデジタルカメラは撮影光とファインダー光が異なるカメラである。なお、実施例1を適用した撮影光とファインダー光が同じであるカメラ(一眼レフと略する)は後述する。10の構成をとるカメラはコンパクトカメラと通称される。
図3は実施例1のデジタルカメラの電気的なブロック図である。32はレンズ12の焦点距離あるいは焦点を合わせるためにレンズ12を動かす駆動回路である。なお、レンズ12はズームレンズである。
33は撮影光46の光量を調整する絞り13を動かす駆動回路である。34はシャッター14を開閉する駆動回路である。レンズ12の焦点距離はズームボタン23により換えることができる。
35は撮像素子15の駆動回路である。撮像素子15を駆動回路35で駆動することにより、撮像素子15は入射する撮影光を電気信号に変換して出力することが可能になる。撮像素子15は電荷結合素子(Charge Coupled Device)あるいはMOS(Metal Oxide Semiconductor)撮像素子が使用される。撮像素子15が出力する電気信号を画像信号と呼ぶ。
36は撮像素子15から出力される画像信号をデジタル信号に変換するA/D(アナログ/デジタル)変換回路である。37はデジタル信号に変換された画像信号を処理して適正な画像信号とする画像処理回路である。画像処理回路37はD/A変換回路38、記憶装置40およびバッファー記憶素子41に画像信号を出力する。
38は画像信号をアナログ信号に変換するD/A(デジタル/アナログ)変換回路である。38から出力されるアナログの画像信号は映像信号発生回路39とインターフェース装置44に出力される。インターフェース装置44は本体と表示装置あるいはダミー表示装置とのインターフェースを行う。インターフェース装置44は後で詳細に説明する。
映像信号発生回路39は画像信号から映像信号を発生し、出力端子26に出力する。映像信号はビデオ信号とも呼ばれる。従って、撮像素子15が撮影した画像は、テレビジョン受像器等の表示装置から観賞できる。
42は本体10の電子回路に用いるタイミングパルスを発生する回路である。43は本体10の電子回路に電力を供給する電源であり、デジタルカメラのような携帯機器では電池である場合が多い。
40は撮影した画像を記録する記憶装置である。40の多くは薄型のパッケージに半導体記憶素子を封入した記憶メディアで、本体から簡単に着脱され、パーソナルコンピュータ等により撮影画像を表示、印刷あるいは保存できる。
31は中央処理装置(Cnetral Processing Unit)で、CPUと略する。31は32〜44の本体電子回路を制御する。電子回路を制御するCPU31の信号を指令信号と定める。
制御バス45は22〜25の操作ボタンとCPU31間の配線を表す。図3に記載されるBはボタンの略である。操作ボタンは押したときにオンあるいはオフするスイッチである。画像表示応用機器には押しボタン式スイッチ、ダイヤル式スイッチ、ジョイスティックあるいはキーボード等の多様な形状や機構を有するスィッチが使用されるので、上記したスィッチを操作機構と総称する。
22〜25で示す操作ボタンは、画像表示応用機器に使用される操作機構の一例である。また、操作機構は人間が画像表示応用機器を制御するために配置されるので、操作機構の動作は電気信号に変換されることはいうまでもない。
なお、22はシャッターボタンとレンズのオートフォーカス(自動焦点)ボタンを兼用している。図3では操作ボタンから発生する信号が直接CPU31に入力される一例を示すが、操作ボタンから発生する信号を処理するための専用の電子回路あるいはバッファーを介してCPU31に入力してもよい。
電源43がオンしデジタルカメラ10が撮影可能な状態のとき、シャッターボタン22を半押し(ボタンを軽く押した状態)すると、CPU31は、撮像素子15の画像信号を基にして、レンズ駆動回路22を制御してレンズ12の焦点を合わせ、適正な露出となるように13の絞りの値と14のシャッター速度を定める。22を完全に押すと、CPU31が計算した絞り値とシャッター速度で絞り13とシャッター14が動作し、撮像素子15に入射した撮影光46は画像信号に変換される。
画像処理回路37で処理された画像信号は、一時的に41のバッファ記憶素子に記憶された後、記憶装置41に記録される。なお、図3から本体接続部20とインターフェース装置44を除去すると、ほぼ従来のデジタルカメラのブロック図になることを付け加えておく。
表示装置は撮影するうえで絶対に不可欠な装置ではないので、10から独立した装置として扱うことが可能である。さらに、CPU31により表示装置あるいはダミー表示装置の着脱を自動確認することも可能である。
図4は表示装置とデジタルカメラ本体とのインターフェースを説明する図である。44は本体の電子回路と着脱可能な装置とのインターフェースをする装置で、本体10に装着された装置、すなわち、表示装置あるいはダミー表示装置を駆動する。
47は図3に示す電子回路から20と44を除いた本体の電子回路である。48は装着された装置を適正に駆動する装置駆動回路で、識別信号あるいはCPU31の指令信号により表示装置の駆動信号が出力される。
50は収納カバー21が閉じたことを検出する収納センサーであり、51は収納センサー50が21が検出した信号を適正な制御信号にして出力する収納確認回路である。51が出力する信号を収納信号とする。50および51は後で説明する。
49は装着される装置の種類を識別する識別回路である。識別回路49の入力端子は本体接続部に接続される。識別回路49の入力端子を本体識別端子および識別回路49の出力信号を識別信号とする。
図4に示す27Aは表示装置27Aのブロック図である。10に装着される表示装置は27Aで表すことができる。28Aは表示装置Aの装置接続部であり、54Aは表示装置Aの表示パネルである。53Aは54Aと28Aを接続するプリント回路基板である。53Aはフレキシブルなプリント回路基板が用いられる。なお、表示装置27B、27C,…もず図4と同様のブロック図で表すことができる。
52Aは装置の種類を示す信号を発生する装着回路である。従って、装着回路により、本体10は種類が異なる表示装置も認識可能になる。装着回路の信号は、表示装置の種類だけでなく装着されたことを示すことはいうまでもない。表示パネルには透過型液晶パネル、反射型液晶パネルあるいは有機ELパネルが望ましい。いずれの表示パネルも基本的な仕様はほぼ同じにすることが望まれる。
装着回路52A、52B、52C…の出力端子を装置識別端子とする。装置識別端子は装着接続部に接続される。装置識別端子と本体識別端子は一対一で対応させれば、識別回路49は装置の種類を示す識別信号を出力することができるので、本体10は装着を自動確認することが可能になる。
本体10が装着を自動確認するということは、装着された装置の種類を識別して、装着された装置を適正に動作させることが含まれる。さらに、異なる種類の装置を装着できる
ということは、装着された装置を本体10から取り外すことが含まれ、表示装置を取り外したとき、本体10の駆動信号の出力を停止さることが望ましいから、本発明の装着の自動確認には、自動的に装着された装置を適正に動作させることと、装置を取り外したとき、自動的に本体10を適正な状態に設定することが含まれる。
従って、装着の自動確認には、着脱を自動確認することが含まれることと、ダミー表示装置を適正に動作させるということは、表示装置の駆動信号を停止させることであることを付け加えておく。
図4から示されるように、表示パネル上に装置接続部と装着回路を形成すれば、プリント回路基板は不要になる。表示パネル上に装置接続部と装着回路を形成した表示パネルを接続部形成表示パネルと略する。表示装置に接続部形成表示パネルを用いると、薄型で簡易な構成の表示装置を実現可能になる。
次に、液晶表示装置を一例にして、表示装置の簡単な説明をしておく。図5は液晶表示装置の一例を示す概略構成図である。図5(A)は表示装置の第1構成図であり、図5(B)は表示装置の第2構成図である。なお、図5は有機ELパネルにも適用可能である。
65および65Bは液晶パネルである。58は画素である。59は画像信号に対応した駆動電圧が加えられる信号線であり、60は走査電圧が加えられる走査線であり、59と60の交点に画素58が形成される。65および65Bはマトリクス型表示パネルあるいは平面型表示パネルとも呼ばれる。
65あるいは65Bは画素にTFT(Thin Film Transistor)を形成したTFT型液晶パネルで、61はTFTの動作点を定める基準電圧Vrefが加えられる共通端子である。
62は信号線と走査線の駆動端子である。63と63Bは画像信号に対応した駆動電圧を信号線59に出力する信号線駆動回路であり、64と64Bは走査電圧を走査線60に出力する走査線駆動回路である。64と64Bは走査線60を順次走査し、走査により選択された走査線と信号線間の画素に駆動電圧を加える線順次駆動により、液晶パネル65および65Bは駆動される。63、63B、64および64Bは単に駆動回路とも呼ばれる。
Ctgは64と64Bの制御信号、Ctsは63と63Bの制御信号、Vgは走査線の駆動電圧、Vsは信号線の駆動電圧、Vccは駆動回路のロジック回路の電源電圧である。GNDは接地端子である。
Ctg、Cts、Vg、VrefおよびVsを表示装置の駆動信号とする。駆動信号は装置駆動回路48から出力される。図5(A)のCtgおよびCtsはタイミングパルス発生回路42のタイミングパルスが利用され、図5(B)のCtgおよびCtsは信号処理回路67で作られるので、正確に記述すると、表示装置の駆動に必要な信号が、装置駆動回路48から出力される。
デジタルカメラのような携帯型の画像表示応用機器には、図5(A)の表示装置が用いられる。図5(B)の表示装置は、テレビジョン受像機、パーソナルコンピュータあるいはDVD(Digital Video Disk)プレーヤあるいはレコーダ等に使用される。
図6は図1に用いる表示装置の外観を説明する図である。図6(A)と図6(B)に示す表示装置はパッケージされる前の外観図で、それぞれ図5(A)と図5(B)に示す液晶表示装置に対応する。
XICとYICはそれぞれ64Bと63Bを集積回路にした半導体チップである。基板Xと基板YはそれぞれXICとYICのTCP(Tape Carrier Package)が実装されるプリント回路基板である。TCP1とTCP2はそれぞれYICとXICのTCPである。接続Fは基板Xと基板Yを接続するフレキシブルなプリント回路基板である。
図6(B)の表示装置は図6(A)より構成が複雑であるが、高精細度の表示が可能である。そのために図6(A)と(B)の表示装置の相違は大きい。例えば、図6(A)では、アナログの画像信号を表示装置の駆動信号とするが、図6(B)ではデジタル化された画像信号を表示装置の駆動信号とする。
本発明の説明には図6(A)と(B)の相違点は重要でないので、説明を省略するが、図6(B)の構成をとる表示装置は、図5(B)に示すように電源66と信号処理回路67を内蔵するので、画像信号を除いた駆動信号の種類が少なくなり、本体とのインターフェースが容易であることを付け加えておく。
図6(C)と図6(D)はパッケージされた表示装置の一例を示す斜視図である。図6(D)の凸部は透過型液晶表示装置の光源の収納部である。光源はバックライトとも呼ばれ、BLと略される。反射型液晶表示装置あるいはBLを内蔵しない透過型液晶表示装置あるいは有機EL表示装置は図6(C)で表すことが可能である。
接続部形成表示パネルは図6(A)から53と28を除去した外観になり、65の周辺部に装置接続部が形成される。65はガラス基板から製造されるために、装置接続部に強いストレスが加わらない構造の本体接続部が望まれる。また、駆動信号の入力端子には後述する静電気を放電可能な保護回路を備えることが好ましい。なお、図5あるいは図6は一例であり、本発明に用いる表示装置を液晶あるいは有機EL表示装置に限るものではないことを断っておく。
図7は信号線駆動電圧と基準電圧を説明する波形図である。図7(A)は、表示パネルの画面に白から黒に至る白黒の中間調が表示されるときの信号線の駆動電圧である。Vs1とVs2は駆動電圧の基準値であり、V12とV21は振幅である。
図7(B)は基準電圧の波形である。Vctは基準電圧の中心値であり、Vc1とVc2はVctを基準とした基準電圧の振幅である。THは水平走査期間を示し、図7は信号線駆動電圧と基準電圧とが、TH毎に極性を反転させる交流駆動をするときの波形を示す図である。一般的に、液晶パネルおよび有機ELパネルは交流駆動で駆動される。
表示装置27Aと27Bの駆動信号が異なる場合、装着した表示装置に適するように駆動信号を設定する必要が生じる。識別信号あるいはCPUの制御により、駆動信号の設定が可能になる。
図8は装置駆動回路の一例を説明する構成図である。駆動信号は走査線と信号線を駆動する駆動電圧と駆動回路を制御する信号と画像データ信号からなる装置信号に分類できる。55は駆動電圧を出力する駆動電源とVccを出力するロジック電源からなる電源である。駆動電源とロジック電源はそれぞれCpu1とCpu2により出力が制御される。
56は装置制御信号を表示装置に出力する装置信号出力回路であり、Cpu2により出力が制御される。56はタイミングパルス発生回路42と不可分な構成であり、Cpu2により42の出力が制御される場合には56は必要でない。
57は駆動電圧(図5に示すVsとVref)を出力する駆動電圧設定回路である。Vdr、VdgおよびVdbはそれぞれ赤、緑および青の信号線駆動電圧を示す。Cpu3とCpu4の制御により駆動電圧が設定可能であり、装置信号はタイミングパルス発生回路42により設定可能である。
Cpu1〜Cpu4はCPU31の識別信号あるいは指令信号である。例えば、Cpu1が0のとき、駆動電源は動作を停止し、Cpu2が0のとき装置信号出力回路とロジック電源は動作を停止する。装置信号出力回路が動作を停止したとき、Tp1〜Tpnの出力端子がハイインピーダンスになることあるいは0Vになることが望ましい。Tp1〜Tpnは上記した装置信号で、図5に示すCts、Ctgおよびデータに該当する。
Cosは表示装置等の装着装置を制御可能な装置制御信号を表す。Cpu5は識別信号あるいは指令信号である。図8ではCpu5をCosとしているが、本体の電子回路の信号を利用してもよい。
Cosは表示装置のバックライトのオンオフ制御、あるいは、後述する制御付加装置の電源の制御、あるいは、後述するダミー表示装置に配置された太陽電池の電力を本体電源の充電に使用するときの制御信号等に利用できる。
図9は駆動電圧を設定し出力する駆動電圧設定回路の一例を示す図である。IC1はアナログスィッチであり、IC2は演算増幅器である。R1〜R6とRa〜Rdは抵抗である。C1は直流電圧をカットするキャパシタである。Vref2は基準電圧である。
IC1とIC2の電源電圧は55の駆動電源から供給される、IC1はCpu3とCpu4によりオンオフする。Ra、Rb、R1、R2およびR4によりIC2の増幅度が決定され、R3、R5、R6、RcおよびRdによりIC2の動作基準電圧が決定される。
IC2の増幅度によりVs12、Vc1あるいはVc2の振幅が設定可能であり、IC2の動作基準電圧によりVs1、Vs2あるいはVctの中心電圧が設定可能である。図9に示す駆動電圧設定回路は少なくとも3種類の駆動電圧が設定可能である。
図9は、表示装置27Aを透過型液晶パネルを内蔵した表示装置、表示装置27Bを反射型液晶パネルを内蔵した表示装置および表示装置27Cを有機ELパネルを内蔵した表示装置とするような場合に有効である。、
従来のデジタルカメラには、表示パネルに適したタイミングパルスあるいは駆動電圧を出力可能なワンチップの集積回路が搭載されているので、図8の装置駆動回路を集積回路の一部を変更して、CPUの指令信号で駆動電圧あるいは装置信号を設定可能とすることは比較的容易である。
また、装着可能な表示装置の駆動信号がほぼ同じである場合、従来のデジタルカメラに使用される集積回路を流用可能であるから、図8の装置駆動回路を新たに加える必要は少ない。
CPU31の指令信号をCpu1〜5の制御信号とするには、CPU31の動作プログラムに指令信号による自動確認可能となるプログラムを加える必要がある。自動確認可能とするプログラムを装着自動確認プログラムと定める。
CPU31は識別信号により装着された装置の種類を識別可能になるので、装着自動確認プログラムは、識別信号に基づくことが必要であり、CPU31の動作プログラムは、不揮発性の半導体記憶素子に格納されることが一般的である。
本体接続部と装着される装置接続部について説明する。図10は本体接続部と装置接続部を説明する図である。図10(A)は接続部の一例を示す外観図であり、図10(B)は接続部として用いられるコネクターの形状を示す。コネクタAとコネクタBのいずれか一方が本体接続部であり、他方が装置接続部である。
図10(C)は本体接続部と装置接続部の端子配置の一例を示す図である。1aから23aの端子は本体接続部の端子である。1aSから23aSは装置接続部の端子である。
図10(D)は本体接続部と装置接続部の接続を示す図である。図示するように本体接続部と装置接続部は一対一で対応することが好ましい。図10(A)に示すような通常の形状をしたコネクタでなく、接続部形成表示装置のように、端子が表示パネル上に形成される接続部でも本体接続部に着脱可能であればよい。
図11はダミー表示装置とデジタルカメラ本体とのインターフェースを説明する図である。図11示す27DAは、ダミー表示装置27DAのブロック図である。27DAは表示装置から表示機能を除去した、装置接続部28DAと装着回路52DAからなる簡易な構成の装置である。27DAはデジタルカメラ本体にマッチした形状にしてもよく、表示装置27Aあるいは27Bとほぼ同じ形状にしてもよい。
図12は装着回路の一例を示す図である。図12は表示装置27Aと27Bと27Cとダミー表示装置27DAの装着回路を示し、装着回路は、装置接続部の識別端子を開放端あるいは識別端子間を結合する配線からなる。28A〜28DAは各装置の装置接続部を示す。図12に示す識別端子は、本体識別端子に接続されると、装置の種類を示す信号が発生する。
図13は識別回路の回路図の一例を示す図である。図13に示すように、識別回路は本体の識別端子を入力端子とする。装置接続部と本体接続部が接続すると、装着回路に装置の種類を示す信号が発生する。この装置の種類を示す信号は、識別回路に入力されるので、識別回路から識別信号が出力される。
out1からout4は識別回路の出力端子である。IC3はインバータであり、VccはIC3の電源電圧であり、Rsiはプルアップ抵抗である。装着される装置と本体の識別端子は一対一で対応することが必要である。
図14は本体と装置の接続部が接続したときの識別信号の真理値を示す図である。図14の10進は、out1を最下位ビットとしout4を最上位ビットとして、(out1、out2、out3、out4)を10進数で表した値である。なお、図14に示す表示装置A、表示装置B、表示装置Cおよびダミー表示装置はそれぞれ27A、27B、27Cおよび27DAに対応する。
図14に示すように、識別信号を2進数のデータ信号として扱うことができるので、識別信号の真理値から、装置の装着と装置の種類を識別できる。CPUを識別回路の出力端子にアクセスさせ、識別信号と指令信号を対応させる装置着脱プログラムを作成しておくと、識別信号に基づきCPUから所定の指令信号を出力させることは容易である。すなわち、CPUが装置の着脱と装着装置の種類を識別して、装置駆動回路を制御する自動確認システムが実現される。
図15は装着される装置に対応するCPUの指令信号の一例を示す図である。Cpu1〜4はCPU31の指令信号を表す。電源1と電源2はそれぞれ図7の駆動電源とロジック電源を示し、指令信号が1のとき電源がオンし0のとき電源がオフする。設定1と設定2は駆動電圧設定回路57の設定状態を表し、指令信号が1のとき、図9のIC1がオンし0でオフする。
図15のクエスチョンマークは、指令信号が0あるいは1のいずれでもよいことを示す。なお、図14に示す識別信号の真理値の組(out1、out2、out3、out4)を識別信号の論理値とする。また、図15に示すCpu1からCpu4は、CPU31の指令信号を換えて、識別信号outX(x=1〜4)を図15に示すCpuX(x=1〜4)に一致するように、変換された信号を用いることができる。
この変換を識別信号変換とすると、識別信号変換は論理回路を使用すると容易くできる。例えば、図14に示す表示装置Aの真理値の組は9であり、図15に示す(Cpu1、Cpu2、Cpu3、Cpu4)の真理値の組は表示装置Aのとき3である。従って、9を3に変換する論理回路を使用すれば、識別信号を図8および図9の装置駆動回路の制御信号として用いることができる。識別信号を制御信号とするための変換回路を識別信号変換回路とする。
これまで説明した自動確認に用いる識別信号は、識別信号から変換された上記の信号を含む。図13および図17に示す識別回路の一例は、識別信号変換回路を略した図であるが、実際の回路図には識別信号変換回路を加える必要がある。これ以降も、電子回路の制御に用いる識別信号には、識別信号を変換した信号が含めることとする。勿論、CPUの指令信号を利用する場合は、装着自動確認プログラムにより対応できるので、識別信号変換回路を用いる必要性は低い。
図1〜図15で説明したダミー表示装置と表示装置と画像表示応用機器本体を用いると、比較的簡易な構成で確実に動作する装着を自動確認可能なシステムを実現できる。表示装置が着脱可能な従来の画像表示応用機器本体にCPUを内蔵されている場合は、ダミー表示装置と装着自動確認プログラムを追加するだけで、自動確認システムを実現可能である。
図16はダミー表示装置の装置接続部の一例を説明する図である。装置接続部は装着を示す識別端子以外は必要ない場合、図に示すように4個程度の端子で十分である。23aSと22bSは装置接続部と本体接続部との装着を確実にするための端子である。端子数を少なくすると、ダミー表示装置を低コストで製造可能になる。
本体の識別端子と装着される装置の識別端子との接続は、光通信に置き換えることが可能である。図17は識別端子の接続を光通信に置き換える場合を説明する図である。LEDは赤外発光ダイオードであり、IC4はコンパレータであり、REDはLEDの電流制限抵抗であり、Rpdはフォトダイオードの負荷抵抗である。
1bs〜3aSはLEDの発光部および1b〜3aはフォトダイオードの受光部である。LEDは直流電圧で駆動されているが、パルス電圧を加える構成でもよい。図17は識別端子を非接触端子とする場合に有効である。
図18に自動確認システムを説明するフローチャートの一例を示す図である。Step1で画像表示応用機器本体に装置が装着されたことを識別する。未装着のとき(本体単独の場合)、装置駆動回路の駆動電源をオフさせ、駆動信号の出力をオフ(停止)させる。すなわち、装置駆動回路の出力を停止させる。
Step1で装着が確認されたとき、Step2に進み装置の種類を識別する。表示装置が装着されたとき、適正な駆動信号を設定した後に駆動電源をオン(動作)させ、駆動電圧設定回路と装置信号出力回路から駆動信号を出力させる。すなわち、装置駆動回路から駆動信号を出力させる。
ダミー表示装置が装着されたとき、装置駆動回路の駆動電源をオフさせ、駆動信号の出力をオフ(停止)させる。すなわち、装置駆動回路の出力を停止させる。装置駆動回路の制御は識別信号による。勿論、識別信号に換えて、識別信号に対応するCPUの指令信号を用いてもよい。
メッセージ1〜3は自動確認の状態を情報表示パネル11に表示させること、あるいは、本体から警告音を発生させること等を示す。例えば、メッセージ1として、情報表示パネル11に未装着を表す記号を表示させてもよい。勿論、メッセージ1〜3は省略してもよいことはいうまでもない。
自動確認した後、電子回路はStep1の状態で待機するので、装置が取り外されたことも自動確認できる。図18に示す自動確認システムは、動作が確実で信頼性が高いシステムであるが、収納カバーの開閉を識別する機能を備えていないので、収納カバーと無関係に動作する。
収納カバーは装着された装置を保持あるいは固定する機能を有するので、収納カバーが開いた状態でデジタルカメラを使用すると、装着が不確実になり、不都合な動作をすること、あるいは、表示装置が本体から脱落することが想定される。
図1は一例であり、収納部19の形状あるいは収納カバー21の形状を限るものではないが、表示装置あるいはダミー表示装置を装着する収納部19の収納口に収納カバー21が取り付けられている。表示部16に対応する収納部19の部分を収納枠とする。
収納カバーの開閉を装着の自動確認に組み込むと、安全で確実な自動確認システムを実現可能になる。図4に示す収納センサー50は、収納カバーの開閉を電気信号に変換するセンサーである。
収納確認回路51は、収納センサー50の信号を0あるいは1のロジック信号として出力する回路である。収納確認回路51の出力信号を収納信号とし、収納信号が1のとき収納カバーは閉じた状態(収納)、0のとき収納カバーは開いた状態(未収納)とする。
図19は識別信号と収納信号による自動確認システムのフローチャートの一例を示す図である。図19は図18にStep0を加えたフローチャートで、Step0で収納カバー19の開閉を確認することを除いて、図18とほぼ同様である。
また、安全性の観点から、収納信号は、識別信号あるいはCPUの指令信号に優先して、装置駆動回路を制御することが望ましい。勿論、図4に示すように収納信号はCPUに送られるので、CPUは収納信号により、収納カバーの開閉を認識することが可能である。
図20は指令信号に優先した収納信号による制御の一例を示す図である。IC5はアンド回路である。IC6はラッチ信号の立ち上がり、あるいは、立ち下がりのタイミングで指令信号を記憶するラッチ回路である。
図20に示すように、収納信号が1のとき、IC5は指令信号を出力するから、収納信号は指令信号に優先する。IC5により、識別信号あるいは指令信号であるCpu1〜Cpu4をCpu1〜Cpu4と収納信号との論理積の信号に置き換えられるので、収納信号が優先して、装置駆動回路を制御できる。なお、図7ではCpu1〜Cpu4を直接回路に入力しているが、実際は図19に示すようにラッチ回路を介して入力される場合が多いことを付け加えておく。
従って、識別信号を装置駆動回路の制御信号とする場合、収納信号は識別信号に優先するから、収納カバーが開いた状態では装置駆動回路の動作が停止するように設定すれば、収納信号により、装着装置の動作を停止することが可能になる。
図21は収納センサーを説明する図である。図21に示すように収納センサーは収納部周辺に取り付けられる。図21(A)は導体1と導体2からなるセンサーを収納部周辺に配置し、導体1と導体2に対応する収納カバーの部分に導体3を配置した図である。収納カバーが閉じると、導体1と導体2は導体3により短絡するので、収納カバーの開閉を電気信号に変換できる。
図21(B)は押しボタンスィッチを収納センサーとして、収納部周辺に埋め込んだ図である。収納カバーが閉じたとき押しボタンスィッチはオンするので、収納カバーの開閉を検出することができる。
図21(C)は、発光部と受光部を備えた光センサーを収納部周辺に埋め込んだ図である。収納カバーが閉じると、収納カバーに反射した発光部の光を受光部で検出することにより、収納カバーの開閉を検出することができる。光センサーに換えて、磁気センサーを用いてもといが、収納カバーに磁性体を配置することが必要となる。
図21(D)は収納カバーの固定爪の一例を示す図である。図18(D)は収納カバーの固定爪を本体の固定溝に挿入して、収納カバーを本体に固定することを示す図である。図21(E)は(A)あるいは(B)の収納センサーを用いた収納確認回路の一例である。図21(F)は(C)の収納センサーを用いた収納確認回路の一例である。
図1あるいは図21に示す収納カバーは、収納部に挿入された装置を固定あるいは保持する機構の一例である。図面は省略するが、として、例えば、装着された装置の両側面から押さえ込むような機構も、収納部に挿入された装置を固定あるいは保持する機構であり、収納カバーに含めることができる。また、そのような機構の動作も、収納センサーと収納確認回路により収納信号に変換可能である。
以上、表示装置とダミー表示装置から選択した装置の装着を自動確認するデジタルカメラを説明した。自動確認は識別信号あるいはCPUの指令信号と収納信号を利用して行われる。
ダミー表示装置と2種類程度の表示装置から装着する装置を選択することが実際的である。反射型液晶表示装置と透過型液晶表示装置とダミー表示装置の組み合わせ、あるいは、反射型液晶表示装置と有機EL表示装置とダミー表示装置の組み合わせが現実的であり、反射型液晶表示装置と透過型液晶表示装置の駆動信号は類似しているので、装置駆動回路の構成が簡易になり、制御も容易になる。
すでに説明したように、図8と図9に示すCpu1からCpu5で示す装置駆動回路の制御信号は、識別信号あるいは識別信号変換回路から出力される信号あるいは識別信号に対応するCPU31の指令信号のいずれでも良い。
CPUの制御によらず、収納信号と識別信号により自動確認をすることが可能であるが、表示装置の種類が増えると、識別信号のビット数が大きくなるので、識別信号変換回路が複雑になる。1種類程度の表示装置とダミー表示装置から選択する場合には、CPUによる制御の必要性は小さい。
図1を基に説明した本発明は、複数の表示装置とダミー表示装置から選択した装置を本体に装着すると、本体は装着された装置の種類を識別して、表示装置が装着されたとき、識別信号により、装置駆動回路から表示装置の種類に応じた駆動信号を出力させ、ダミー表示装置が装着されたとき、識別信号により装置駆動回路の出力を停止させる自動確認システムを基本とする。
識別信号は装着された装置の種類を示す信号であり、装着回路は識別回路から識別信号を出力させる信号を発生する回路であり、本体に装着を認識させる回路でもある。従って、装着された装置に装着回路を具備しない場合には、本体は装置の装着を認識できないので、装置の種類を識別することができないことはいうまでもない。
自動確認を可能とするダミー表示装置が存在しなかったことに起因するが、図71に示す従来の画像表示機器本体は、ダミー表示装置の装着を自動確認できない。本発明は、本体がダミー表示装置を自動確認することが特徴の一つである。
そのために、厳しい自然環境あるいは条件下で使用する場合にも、ダミー表示装置を装着すれば、表示部の破損を気にせずにデジタルカメラを使用できるという効果が生じるし、ダミー表示装置は表示装置より軽量であるので、デジタルカメラをある程度、軽くすることができるという効果も生じる。後述するように、ダミー表示装置に格納部あるいは充電機能を加えることができるという効果もある。
テレビジョン受像機あるいはパーソナルコンピュータ等の画像表示を主たる機能とする画像表示応用機器本体にも、ダミー表示装置を必要とする場合がある。表示装置を取り外して本体を保管する場合、本体の画像信号のみを利用するような場合、あるいは、表示装置を取り外して、他の画像表示応用機器本体に装着する場合にはダミー表示装置を必要とする。
収納信号を加えた自動確認は、デジタルカメラの安全性を高める機能である。収納カバーによらず、例えば、ネジ等で表示装置を安全で確実に本体に固定する方法を採用すれば、収納信号を自動確認に加える必要性は小さくなる。
CPUによる制御あるいは収納信号により制御は、識別信号によりダミー表示装置あるいは表示装置の装着を自動確認する本発明を補完するものであることを付け加えておく。CPUによる制御は、後述する制御付加装置を本体に装着する場合に有効である。
本発明の第2の実施例を図面を参照しつつ説明する。これまでに使用した符号の説明は省略する。図22は一眼レフデジタルカメラを画像表示機器の一例とした本発明の実施例2を説明する図である。
10Aは、ダミー表示装置27DAと表示装置27Aと表示装置27Bとから一つを選択して装着可能な一眼レフデジタルカメラ本体である。27Aと27Bは異なる表示装置を含む。図24(B)は27DAを装着した10Aの外観図である。
図22は、図1のデジタルカメラ本体10を、一眼レフデジタルカメラ本体10Aに換えた図であるので、図1と重複する内容は省略して説明する。50は図21で説明した収納センサーである。図22に示すダミー表示装置は、図1のダミー表示装置と形状が異なるが同じ機能を有する。
図22、図23および図24により一眼レフデジタルカメラの簡単な説明をする。図23は一眼デジタルレフカメラの断面図である。71は、撮影光46をペンタプリズム70に反射させるミラーで、シャッターボタン22を押した瞬間に上側に跳ね上がる。
図22に示す76は、71を上側に上げるミラーアップボタンであり、75はモードダイヤルスィッチで、シャッター速度優先、露出優先、あるいは、手動による露出等のカメラの撮影方法を決めるスィッチである。
70はミラー71で反射された撮影光46を屈折させ、ファインダー17に入射させるプリズムで、ペンタプリズムと呼ばれる。72は、71を半透過した光を焦点距離検出回路のセンサーに反射するサブミラーである。
73は72により反射される撮影光から、レンズ12の焦点距離を検出する焦点距離検出回路である。焦点距離検出回路73は、ピントを合わせを自動化するオートフォーカスに用いられる。74は被写体の明るさを測定する測光回路の測光センサーである。
図23は実施例2の一眼レフデジタルカメラの電気的なブロック図である。10Aは71〜74の機構と78〜80の電子回路が追加されたカメラで、電気的な基本動作は、図3のデジタルカメラとほぼ同様である。本発明は、図1のデジタルカメラと同様に一眼レフカメラに適用でき、その効果も同様である。
一眼レフの特徴は、 シャッターボタンを押した瞬間に、75が上側に跳ね上がり、シャッター14が開き、撮影光46が撮像素子15に入射することである。そのために、一眼レフはレンズを通る撮影光をファインダーを通して見ることができる。
一眼レフはレンズが交換可能な高性能かつ多機能なカメラである。そのために、解像度が高い撮像素子と計算速度が早いCPUが採用され、信頼性や機動性が要求される分野に使用される。しかしながら、一眼レフカメラは、高性能かつ多機能である故に、消費電力が大きくなり、容量の大きな電池を必要とする。また、カメラの消費電力の中で表示装置の消費電力占める割合は大きい。
ダミー表示装置と表示装置から選択した装置の装着を自動確認する本発明を、一眼レフに適用すると、過酷な条件下で使用する場合には、ダミー表示装置を装着することができるので、一層その効果が発揮される。
図25は記憶装置を格納可能なダミー表示装置の一例を示す図である。図25に示すダミー表示装置27DAは、内部に記憶装置40の格納部を有するダミー表示装置である。81は記憶装置40をダミー表示装置27DAに格納するための格納口である。
82は記憶装置を格納部から取り出すための取り出しレバーである。40を81に挿入すると、82は装置コネクタ28DAの方向に動き、40を格納して固定する。82を格納口81の方向に動かすと、格納された40を取り出すことができる。
カード型のパッケージに半導体記憶素子を封入した構成の記憶装置40は薄型であり、ダミー表示装置に格納可能である。図25に示すように、収納部を外部から遮断して、防塵、防水あるいは遮光するダミー表示装置の基本機能に加えて、記憶装置を格納する機能を追加することができる。
記憶装置の記憶容量でデジタルカメラの撮影枚数が決定される。記憶装置40の記憶容量でデジタルカメラの撮影枚数が決定される。また、撮影画像の画質が高くなるほど、記憶装置の記憶可能な枚数は減少する。さらに、記憶装置の記憶容量は、製造上の限界があるので、予備の記憶装置を携行することが望ましい。
図25のダミー表示装置を用いれば、手軽に予備の記憶装置を携行できる。勿論、記憶装置に限らず、画像表示応用機器に使用される電池等の部品を格納する構成としてもよいことはいうまでもない。
図25は一例であり、ダミー表示装置は、収納部を遮蔽する遮蔽部と本体接続部と接続可能な装置接続部と装着回路とを有する構成であればよい。図面は略するが、収納部19と遮蔽部16DAで囲まれた空間を格納部とする構成のダミー表示装置でもよい。
本発明の第3の実施例を図面を参照しつつ説明する。これまでに使用した符号の説明は省略する。図26はデジタルカメラを画像表示応用機器の一例とした本発明の実施例3を説明する図である。
10Bは遠隔制御機能を付加する制御付加装置を装着可能とするデジタルカメラ本体である。29は制御付加装置である。29は装置接続部28Rを備え、凸部85に背面コネクタ83が配置される。30は遠隔操作装置である。
遠隔操作装置30は22R〜25Rの操作機構による遠隔操作信号を送信し、制御付加装置29から送信される画像信号を受信し表示させる。29は本体10Bの画像信号を30に送信し、30から送信される遠隔操作信号を受信して本体10Bに出力する。図26に示すように、本体10Bを遠隔操作する遠隔操作制御器は遠隔操作装置と制御付加装置から構成される。
30は本体10Bの表示装置を装着可能で、表示装置の装着を自動確認可能であり、ダミー表示装置も装着できる。勿論、30の表示装置が着脱できない構成でもよいことは言うまでもない。
遠隔操作装置30の表示装置の装着自動確認システムは、図1のデジタルカメラと同様であるので説明を省略する。19Rと20Rはそれぞれ30の収納部と30の本体接続部である。なお、10Bと30の接続部である本体接続部には、同じ符号(20R)を用いた。
制御付加装置29の装置接続部28Rは、画像表示応用機器本体の20Rに挿入される。83Rは83に対応する背面コネクタである。21Rは30の収納カバーである。19R、20Rおよび21Rはそれぞれ図1に示す19、20および21と同じ機能を果す。
84は制御付加装置と遠隔操作装置とを結ぶ通信ケーブルで、両端にコネクタAが接続される。コネクタAは83および83Rに挿入され、遠隔操作装置30の遠隔操作信号が送信され、本体10Bの画像信号が制御付加装置29から送信される。22R〜25Rの操作機構それぞれは本体の操作機構22〜25に対応し、遠隔操作をするとき同じ機能を果たす。
図27は実施例3のデジタルカメラの電気的なブロック図である。図27に示すように、デジタルカメラ本体10Bは、図3に示すブロック図を基本とする構成である。図3との主要な相違点は、選択装置87と制御バス45Aが追加され、インターフェース装置が44から44Rに、本体接続部が20から20Rに変更されることである。
操作機構は人間が操作することが前提であり、操作機構の操作信号は図27に示すレンズ12、絞り13、シャッター14、撮像素子36、記憶装置40、表示装置27、CPU31およびそれらを駆動する電子回路を制御する信号であるので、操作信号を本体を制御する信号と表記する。
45Aは制御付加装置29から出力される遠隔操作信号を選択装置に送る配線である。87は本体操作機構の操作信号と遠隔操作信号のいずれかを選択して本体を制御する信号とする選択装置である。87の制御は識別信号を用いてもよく、識別信号に対応するCPU31の指令信号を用いてもよい。
図28は実施例3の本体と制御付加装置とのインターフェースを説明する図である。AudioおよびVideoはそれぞれ音声信号と映像信号を示す。シャッターB、オートフォーカスB、ズームB、ファンクションBおよびマルチFBはそれぞれ22R、23R、24Rおよび25Rの操作信号の端子である。本体接続部20Rに制御バス45Aが接続され選択装置87に遠隔操作信号が送られる。
図4と図28に示すインターフェース装置44と44Rの相違は制御バスト45Aと映像および音声信号の配線が追加されるだけであり、本体接続部20と20Rの相違は音声、映像および遠隔操作信号端子が追加されるだけで大差ない。なお、電源電圧Vccは共用可能である。音声信号は省略してよい。
図29は制御付加装置の構成を説明する電気的ブロック図である。88は遠隔操作装置30から送信される遠隔操作信号を受信し所定の遠隔操作信号に復調する操作信号復調回路である。
80は復調した遠隔操作信号を本体10Bに出力する。89は本体の画像信号を遠隔操作装置30に送信する映像信号出力回路であり、90は本体の音声信号を遠隔操作装置30に送信する音声信号出力回路である。
本体から音声信号が出力されない場合には89は不要であり、画像信号には映像信号出力回路39のビデオ信号を利用してもよく、本体からビデオ信号が出力されない場合は、D/A変換回路38から出力される画像信号を利用すればよい。
52Rは制御付加装置29の装着回路である。RCCは遠隔操作装置から送信される遠隔操作信号である。図29では遠隔操作装置30のVccを利用しているが、本体のVccあるいは電池を利用してもよい。
図30は実施例3の遠隔操作装置の構成を説明する電気的なブロック図である。31Rは遠隔操作装置30の中央処理装置でCPU2と略する。43Rは遠隔操作装置30の電源で電池である。
42Rは表示装置の制御信号を発生するタイミングパルス発生回路2である。42Rはほぼ42と同じ機能である。92は駆動電圧を発生する駆動信号発生回路であり、57とほぼ同じ構成である。
SPはスピーカーであり、93はSPを駆動する音声回路である。音声信号が不要の場合には必要ではない。なお、送信される遠隔操作信号が、本体の操作機構の操作信号と同じである場合には、操作信号復調回路88は単なるバッファーで十分である。
図31は実施例3の遠隔操作の一例を示す概略外観図である。図31はデジタルカメラ本体10Bに制御付加装置29を装着し、遠隔操作装置30に表示装置27Aを装着して、通信ケーブル84を介して、20Bを遠隔操作する外観図である。86は三脚である。
図26から図31で説明した遠隔操作システムは、デジタルカメラ本体10Bを操作せずに、装着された制御付加装置29と遠隔操作装置30からなる遠隔操作制御器により、撮影することができ、撮影した画像あるいは撮影する画像を表示部16に表示することが可能である。
図32は制御付加装置の装着回路の一例を示す図である。図32は、図12に制御付加装置の装着回路を加えた図である。図13に示す識別回路と組み合わせると、本体10Bは識別信号により制御付加装置の装着を自動確認できる。図16の非接触型とすることも可能である。
図33は実施例3の接続部が接続したときの識別信号の真理値を示す図である。実施例3の接続部は、本体接続部20Rと装置接続部28Rである。図33は、図14に制御付加装置の真理値を加えた図である。
図34は装着される装置に対応する、すなわち、識別信号に対応するCPUの指令信号の一例を示す第2の図である。図38は図15に制御付加装置の指令信号を加えた図である。制御付加装置を装着したとき電源1(55の駆動電源を指す)は動作を停止する。
図35は実施例3の自動確認システムを説明するフローチャートの一例を示す図である。図35は図19に制御付加装置のフローチャートを加えた図である。バス切替は、選択装置87により、本体操作機構の操作信号から遠隔操作信号に切替て、本体の制御に遠隔操作信号を用いることを示す。Vccオンは装置電源回路55のロジック電源を動作させ制御付加装置29にVccを出力させることである。
識別信号(あるいはCPUの指令信号)による自動確認システムは、図35のフローチャートから下記するように表される。
制御付加装置29が本体に装着されると、識別信号により装置駆動回路と選択装置を制御し、表示装置の駆動信号を停止させ、制御付加回路を動作させ、遠隔操作信号を本体を制御する信号とする。制御付加回路を動作すると、本体の画像信号が遠隔操作装置に送信可能になり、遠隔操作装置が送信する遠隔操作信号を受信可能になる。
また、本体に表示装置を装着すると、識別信号により装置駆動回路と選択装置を制御して、表示装置の駆動信号を出力させ、本体操作機構の操作信号を本体を制御する信号とする。
また、本体にダミー表示装置を装着すると、識別信号により装置駆動回路と選択装置を制御して、表示装置の駆動信号を停止させ、本体操作機構の操作信号を本体を制御する信号とする。未装着の場合はダミー表示装置の装着と同じである。
識別信号に対応するCPUの指令信号を制御信号とする場合には、上記の識別信号を指令信号に置き換え、実施例1で説明した装着自動確認プログラムを用意する必要がある。自動確認システムに収納確認信号を加える場合は、実施例1で説明したように識別信号あるいは指令信号と収納信号との論理積の信号を制御信号とすればよい。
装着装置の種類が増える可能性がなければ、識別信号を制御信号としてもよい。装着装置の仕様変更や新機種の装置を追加することが予測される場合には、指令信号を使用することが望ましい。図22から図33に示す遠隔操作制御器はデジタルカメラ以外の画像表示応用機器に適用可能である。
図36は実施例3を適用した一眼レフを説明する電気的なブロック図で、図24および図27とほぼ同様で説明を略する。10Cは制御付加装置を装着可能な一眼レフデジタルカメラである。
以上説明した遠隔操作制御器を用いると、必要なときに、制御付加装置を画像表示応用機器本体に装着すれば、遠隔操作装置により容易く本体の遠隔操作を実現できる。制御付加装置の装着は自動確認されるので確実かつ容易である。
また、遠隔操作のために本体に追加する装置は選択装置だけでよいので、従来のデジタルカメラ本体を多少変更すれば本発明の本体を実現できる。遠隔操作機能を加えることにより、本体の操作性が損なわれることもない。勿論、本体に遠隔操作を選択できないようにする機能、あるいは、遠隔操作を停止させる機能を備えてもよいことはいうまでもない。
さらに、本体から取り外した表示装置を遠隔操作装置に装着できるので、表示装置を有効に活用でき、遠隔操作システムのコストも低減でき、遠隔操作装置にダミー表示装置を装着することも可能になる。
勿論、表示装置を着脱可能とする遠隔操作装置でなくてもよいことはいうまでもない。遠隔操作装置にビデオ信号を入力可能とすると、ビデオカメラやDVDレコーダのモニターとして使用できることを付け加えておく。
本発明の第4の実施例を図面を参照しつつ説明する。これまでに使用した符号の説明は省略する。図38は実施例4の遠隔操作を説明する外観図である。図38は無線で送信される遠隔操作信号を用いた遠隔操作を示す図である。図38は無線送信以外は図31と同様である。
遠隔操作装置30の送信回路を無線送信回路に変更すると、遠隔操作信号を電波で送信可能になる。30Rは遠隔操作信号を電波で送信可能な遠隔操作装置である。95はアンテナである。
図39は実施例4の制御付加装置の構成を説明する電気的なブロック図である。図39は図29に無線送信された遠隔操作信号を受信する受信回路96を加えた図である。受信された遠隔操作信号は操作信号復調回路96を経由して本体10Bに出力される。
図40は実施例4の遠隔操作装置の構成を説明する電気的なブロック図である。図40は図30に遠隔操作信号を無線送信する送信回路94を加えた図である。94は操作信号発生回路91が出力する遠隔操作信号を無線送信する送信回路である。95は送信回路のアンテナである。図39および図40は一般的な無線技術を利用できるので説明を省略する。
図38から図40に示すように遠隔操作信号を無線送信することは技術的に難しいことではない。画像信号の無線送信も実現可能であるが、送信回路と受信回路が複雑になることから、図38から図40に示すように画像信号の送信は通信ケーブル84による有線を用いた方が実用的である。勿論、本体と遠隔操作装置と距離が大きくなる場合には画像信号も無線で送信することが望ましい。
遠隔操作装置は表示装置と画像信号の受信回路からなる画像表示部と遠隔操作ボタンと遠隔操作信号の送信回路からなる操作部に分離することが可能である。図41は画像表示部と操作部に分離可能な遠隔操作装置を説明する電気的なブロック図である。
図41は図40を画像表示部と操作部に分けて、操作部に電源43RAを加えた図である。操作部30RBは制御付加装置29Rに遠隔操作信号を無線送信し、画像表示部30RAは制御付加装置29Rから送信される画像信号を受信して表示するので、30RBと30RAは互いに独立した装置として扱うことが可能である。
図42は操作部が画像表示部に着脱可能な遠隔操作装置の使用例を示す図である。図42は撮影者が自分の写真を撮影する場合を示す模式図である。図42に示す撮影は図31あるいは図38の遠隔操作装置を使用しても可能であるが、図42の遠隔操作装置は画像表示部が分離しているために操作性が良い。分離可能な遠隔操作装置は生物の接写等にも有効活用可能である。
図43は画像表示部に着脱可能な操作部からなる遠隔操作装置の一例を示す外観図である。図43は画像表示部30RAから操作部30RBを分離した図である。98は画像表示部30RAに操作部30RBを装着するための結合ピンである。
99は結合ピン98が挿入されるピン挿入穴である。98を99に挿入すれば、操作部30RBは画像表示部30RAに装着される。98を固定する機構を備えれば、安全かつ実用的な画像表示部に着脱可能な操作部からなる遠隔操作装置を実現できる。97は画像表示部30RAのボタンスィッチである。
また、電源43Rを除去し、画像表示部30RAの電源を本体10Bの電源あるいは電源43RAの電源を用いる構成としても良い。さらに、光通信も無線と同様に使用可能であることを付け加えておく。その場合には、アンテナ95に換わる受光素子が必要である。
本発明の実施例5について以下に説明する。図44は一眼レフ画像表示応用機器の一例とした本発明の実施例5を説明する図である。図44は本体の電子回路にデータ転送装置を付加した一眼レフのブロック図で、図36にデータ転送装置68を加えた図である。
データ転送装置68は記憶装置40に記録されたデータ(画像信号を含む)を読み出し本体接続部に出力する装置である。データ転送装置を内蔵した一眼レフ本体を10Dとする。データ転送装置68はCPU31の制御によりデータ転送をする。
10Dにデータ(画像信号を含む)を送信する画像データ送信回路を備えた付加装置を装着すると記憶装置40に記録されたデータをパーソナルコンピュータあるいは端末記憶装置等の所定機器に送信可能になる。29RDは制御付加装置29Rにデータ送信機能を追加した制御付加装置である。
図45は実施例5のインターフェース装置の構成を示す電気的なブロック図で、図45は図28の本体接続部20Rと装置接続部28Rに画像データ端子を追加した図である。図46は画像データ送信機能を備えた制御付加装置を説明する図である。100はデータ転送装置68から転送される画像データを、所定機器に無線送信する画像データ送信回路である。図46は図29に65を加えた図であり、遠隔操作装置は図30に示す構成でよい。
一眼レフ本体10Dは、遠隔操作中に記憶装置の画像データを、LAN(Local Area Network)に接続されるパーソナルコンピュータ等の端末機器に送信可能である。なお、パーソナルコンピュータ等との通信は定まった規格があり、規格を満たす送信回路とする必要がある。
図47は画像信号を含むデータの送受信が可能なデータ通信機能を有する制御付加装置の構成図である。101はデータの送受信をするデータ通信回路である。遠隔操作信号もデータ通信のデータに含めることが可能である。データ通信の規格も定められているので、101は規格を満たすことが必要である。なお、データの送受信は、画像表示応用機器本体のデータを送信することと他の画像表示応用機器を含む電子機器のデータを受信することである。
図44から図47に示す本体と遠隔制御装置は、デジタルカメラのみならず、画像表示応用機器に適用できることと29RDから遠隔操作機能を除去しデータ通信機能のみの付加装置としてもよいことはいうまでもない。
遠隔操作中に撮影した画像を他の場所に転送する場合は、例えば、生物の撮影あるいは機器の試験あるいは監視等の特殊用途では少なからず発生するから、本発明を適用すれば容易にデーター転送が可能になる。
図48は実施例5の装着回路の一例を示す図で、制御付加回路29Rと制御付加回路29RDの装着回路を示す。図32に表示装置とダミー表示装置29DAと制御付加回路29の装着回路を示した。
図49は実施例5の接続部が接続したときの識別信号の真理値を示す図である。実図49は図32に制御付加装置29RD(制御付加回路2と図示)を加えた図である。
図50は装着装置に対応するCPUの命令と電子回路の動作状態を説明する図である。CPUの命令は識別信号に対応するCPUの指令信号による。図50の本体操作は本体操作機構による操作であり、遠隔操作は遠隔操作装置による操作である。
遠隔/本体は本体操作機構による操作あるいは遠隔操作のいずれでも良いことを示す。データ通信機能を付加した制御付加装置を装着すると、本体からデータ通信する場合と遠隔操作装置からデータ通信する場合がある。
また、選択装置とデータ転送装置の制御は識別信号あるいは指令信号だけでなく、図面では略したが、遠隔機能を開始する遠隔スィッチあるいはデータ転送を開始する転送スィッチを本体あるいは遠隔操作制御器の操作機構に加えると一層便利になる。
例えば、遠隔スィッチで遠隔モードを指定しなければ、遠隔機能は停止し、転送スィッチで転送モードを指定しなければ、データ転送機能は停止するような設定が可能とすると、遠隔スィッチあるいは転送スィッチの信号と識別信号(あるいは指令信号)との論理積の信号を識別信号に換えて使用すれば、スィッチの信号を識別信号あるいは指令信号に優先させることができる。
選択装置の制御信号をCpu5としデータ転送装置の制御信号をCpu6とする。制御付加装置が装着したときCpu5が1になり、遠隔操作信号を本体の信号に選択され、Cpu6が1のときデータ転送されるとする。遠隔操作機能が動作する真理値の組(Cpu6〜1)は、図50から、(0、1、1、1、1、0)で10進数では30になり、データ転送が加わると真理値の組(Cpu6〜1)は(1,1,1,1,1,0)で10進数では43になる。なお、真理値の数をビット数とする。
一方、対応する識別信号の真理値の組(out4、out3、out2、out1)の組は図49から15と13である。15を30に13を43に変換する識別信号変換回路(デコーダとも呼ばれる)を用いれば、変換された識別信号により自動確認可能であり、図13あるいは図15にデコーダを加えると、識別信号による自動確認が可能になる。制御付加装置あるいはデータ転送装置を制御する場合、制御信号のビット数が増えるので、CPUの指令信号を用いることが望ましい。
図51は実施例5の本体接続部と装置接続部の構成の一例を示す図である。図51は表示装置、ダミー表示装置、制御付加装置およびデータ通信機能を付加した制御付加装置を画像表示応用機器の装着装置とする場合に必要な接続部の信号を示す。
表示装置の駆動回路のロジック電源(Vccである)は制御付加装着の電源と共用できるので、表示装置の駆動信号にVccを含めず、図51に示す電源電圧部にVccと接地(GND)および装置制御信号Cosを含め、本体に装着される装置の共有の接続部とする。
図51に示す識別信号部、電源電圧部、表示装置駆動信号部、遠隔操作部(遠隔操作信号)および画像信号部を接続部に予め備えておくと、装着装置の種類が増加しても対応可能である。
図44から図47において、データ送信機能を追加した制御付加装置29RDを説明した。勿論、遠隔操作機能を必要としない場合には、データ送信機能あるいはデータ通信機能のみを付加する装置を本体に装着する構成としてもよい。
データ送信機能あるいはデータ通信機能のみを付加する装置は通信付加装置である。図面は省略するが、通信付加装置は、図46あるいは図47から遠隔操作機能を除いた装置接続部と装着回路とデータ送信回路あるいはデータ通信回路から構成され、制御付加装置29RDとほぼ同様なので説明を省略する。
また、通信付加装置の装着回路と接続部は、表示装置27Aあるいはダミー表示装置27DAあるいは制御付加装置29で説明した装着回路と接続部と同様であり、本体にデータ転送装置を備えることが必要であることはいうまでもない。
通信付加装置も装着が自動確認され、本体の画像データを他の画像表示応用機器に送信する場合に有効であり、本体のビデオ信号出力端子を利用すると、遠隔操作装置の表示部にデータ通信されるデータ等を表示することも可能になる。
さらに、パーソナルコンピュータあるいは携帯電話等の携帯端末機器等と画像表示応用機器との通信を可能とする付加装置も通信付加装置と同様な構成で実現可能であることを付け加えておく。
本発明の実施例6を図面を参照しつつ説明する。図52は実施例6の撮像装置を説明する図である。図52は図23に撮像装置102を加えた図である。撮像装置102は一眼レフ本体10Aのファインダー枠18に装着され、ファインダー17から撮影光46を撮影する装置である。102の画像信号は制御付加装置29RFに出力される。
84Vは102の画像信号を29RFに送信する通信ケーブルであり、84Vに接続されたプラグAは29RFの凸部にあるジャックAに差し込まれる。102の画像信号は29RFから遠隔操作装置に送信され遠隔操作装置の画像表示部から撮影光を見ることが可能である。
一眼レフは撮影時を除いて撮像素子15に撮影光が入射しないので、撮影しようとする被写体を撮像素子15の画像信号で表示装置に表示させるにはミラー71をアップし、シャッター14を開いた状態にしておく必要がある。
その状態ではファインダーから被写体を見ることはできないし、測光センサー74と焦点距離検出回路73が機能しなくなる。上記したことは一眼レフの特徴であるが、遠隔操作装置による撮影ではファインダーから被写体を見ることができないという不都合が生じる。
本発明の遠隔操作制御器により遠隔操作をする場合に、図52の撮像装置を使用すれば、ファインダーによる被写体の画像を遠隔操作装置の画像表示部から見ることができるので、上記した不都合が解消可能である。
シャッターを開いたままにし、撮像素子の電子シャッタにより、被写体を表示装置に写す機能は、電子ファインダー機能と呼ばれる。コンパクトカメラでは、撮影光46とファインダー光46Aが異なるので、撮影前に撮影光の画像を確認できるように、電子ファインダー機能が備えられている。従って、コンパクトカメラの遠隔操作には撮像装置は余り必要ない。
一眼レフカメラの電子ファインダー機能は、上記した一眼レフカメラの特徴により制限を受ける。勿論、ファインダーから被写体を視認する通常の撮影では上記したことは問題とならない。
図53は実施例6の撮像装置の一例を示す構成図である。撮像装置102は装着部106と撮像部107から構成され、106と107はヒンジ(蝶番)で連結される。106はレンズ12Aからなり、107は撮像素子15Aと15Aを駆動する電子回路からなる。
図53(B)に示すように107を開閉して、必要に応じてファインダー光を視認できる構造とすることも可能である。102の装着は、ファインダー枠18と106とにネジ溝を切り、18に106を装着する方法、あるいは、ファインダー枠18に106を挿入方法等がある。
図54は撮像装置と撮像装置が接続される制御付加装置を説明するブロック図の一例を示す図である。図54に示す102は撮像装置102のブロック図である。図54に示す29RFは、制御付加装置29RFのブロック図で、29RFは図39に画像信号切替回路104とジャックAと映像信号出力回路105を加えた図である。
15Aは撮像装置の撮像素子である。42Aは15Aの駆動回路である。103は撮像素子15Aの撮像した信号を所定の画像信号として制御付加装置29RFに出力する画像信号出力回路である。
プラグAは通信ケーブル84Vに接続され、29RFから電源を102に供給し、102から画像信号を29RFに送る。プラグAはジャックAに挿入される。104は102の画像信号とデジタルカメラ本体から出力される画像信号(Videoと図示)を切り替える画像信号切替回路である。
図54では104を遠隔操作装置の信号で切替ているが、本体と遠隔操作装置の両方から切替可能としてもよく、Vccは遠隔操作装置から供給してもよい。映像信号出力回路105は、遠隔操作装置に適した画像信号とする出力回路である。105を104に含めてもよい。また、画像信号はR、G、Bに分離されたビデオ信号、あるいは、混合されたビデオ信号のいずれでも良い。
102と29RFを用いると、デジタルカメラの撮影した画像と撮影する被写体の画像を遠隔操作装置の表示装置で表示可能になる。勿論、遠隔操作信号を有線送信しても良い。29RFと組み合わせ可能な遠隔操作装置は、図26と図38と図43に示す遠隔操作装置である。
図55は撮像装置を用いた遠隔操作の一例を示す外観図である。遠隔操作装置30RFは画像信号の切り替え機能を除いて、図43あるいは図38に示す遠隔操作装置30Rとほぼ同様である。
一眼レフの遠隔操作に、制御付加装置に撮像装置を組み合わせると、コンパクトカメラと同様に、遠隔操作装置の画像表示部に映し出される被写体を見ながら撮影可能になる。また、一眼レフだけでなく、他の画像表示応用機器の遠隔操作に使用可能であることはいうまでもない。
本発明の実施例7を図面を参照しつつ説明する。図56は実施例7の遠隔操作可能な回転台を説明する外観図である。111は回転台を三脚あるいはスタンド等に取付て回転台を固定する基底部であり、112はエレベータ部である。
113は画像表示応用機器を装着する装着部であり、114は画像表示応用機器をネジ等で固定するための装着穴である。
図56(B)は直交座標軸XYZと直交座標軸X’Y’Z’の関係を示す図で、X’Y’Z’は基底部111の座標軸であり、XYZは装着部113の座標軸である。なお、基底部111が大地と水平であるとき、X’Y’Z’は大地の座標軸になり、図56に示す回転台は雲台とも呼ばれる。
基底部111にはθモータが内蔵される。θモータにより、エレベータ部112を回転させて、装着部113のZ’軸を傾ける。図56のθはZ軸とZ’軸との角度である。エレベータ部112はXYモータとZモータが内蔵される。XYモータにより装着部113をZ’軸を中心に回転させ、Zモータにより装着部113をZ’軸に平行して動かす。
回転台は基底部を三脚あるいはスタンド等の所定機器に取り付けて固定され、基底部と基底部に対して自在に動く装着部から構成される。θモータ、XYモータおよびZモータそれぞれはモータ駆動回路により動作が制御される。それぞれのモータ駆動回路は遠隔操作信号により制御可能である。
図57は図56に示す回転台を説明する電気的なブロック図である。115はモータ駆動回路であり、116はモータである。装着部113を動かすXYモータおよびZモータ
と装着部113を支えるエレベータ部112を動かすθモータにより、図56(B)に示すように装着部113を自在に動かすことができる。
XYモータ、ZモータおよびθモータはそれぞれXYモータ駆動回路、Zモータ駆動回路およびθモータ駆動回路により駆動される。モータ駆動回路115は遠隔操作装置から送信される遠隔操作信号により制御される。
図58は実施例7の遠隔操作装置の構成を説明する電気的なブロック図である。図58の画像表示部は図41に示す画像表示部は30RAと同じであり、操作部30RCは図41に示す操作部30RBに回転台を制御する操作ボタンを加えた図である。109はXYZボタンでXYモータ駆動回路とZモータ駆動回路を制御し、110はθボタンでθモータ駆動回路を制御する。図58は、図43に示す遠隔操作装置と同様に、画像表示部30RAと操作部30RCが分離できる遠隔操作装置である。
回転台を制御する信号と画像表示応用機器本体を制御する信号は操作信号発生回路91から出力される。図58の遠隔操作装置の構成は、図41の遠隔操作装置とほぼ同じである。なお、制御付加装置は29Rあるいは29RFのいずれも使用可能である。
また、回転台は、XYモータ、Zモータおよびθモータのいずれか一つを備える構成でもよいが、XYモータとθモータにより装着部を動かす構成あるいはXYモータとZモータにより装着部を動かす構成が実用的であろう。
図59は実施例7の遠隔操作の一例を示す外観図である。図59は画像表示部と操作部が一体化した遠隔操作装置30R1を用いたが、分離可能な図58に示す遠隔操作装置でもよい。30R1は図58の30RAと30RCを一体にした遠隔操作装置である。図58に示すように遠隔操作装置に回転台を遠隔操作する機能を追加することは容易である。また、回転台を遠隔操作する機能を追加しても、制御付加装置を変更する必要はない。
予め、回転台を遠隔操作する機能を遠隔操作装置に備えておくと、回転台に画像表示応用機器を装着すれば、制御付加装置を変更することなく、画像表示応用機器を遠隔操作で自在に動かすことが可能になる。回転台は撮像装置と共に、画像表示応用機器システムを拡張するための補助的な装置である。
回転台を追加すると、画像表示応用機器システムの遠隔操作機能をフルに発揮できる。例えば、デジタルカメラあるいはデジタルビデオカメラに回転台を装着して、スポーツあるいは式典あるいは生物等の撮影に利用すると、遠隔操作装置の画像表示部から被写体を見ながら、デジタルカメラあるいはデジタルビデオカメラを自在に動かすことができ、遠隔操作時の撮影が一層便利になる。勿論、デジタルカメラあるいはデジタルビデオカメラ以外の画像表示応用機器システムにも使用可能であることはいうまでもない。
本発明の実施例8を図面を参照しつつ説明する。これまでに説明した符号は説明を略する。図60は実施例8の画像表示応用機器システムを説明する電気的なブロック図である。図60は、画像表示応用機器本体と表示装置とダミー表示装置と遠隔操作装置と制御付加装置路から構成される画像表示応用機器システムを示す図である。なお、ボタン1からNは画像表示応用機器本体の操作機構で、遠隔操作制御器は遠隔操作装置と制御付加装置から構成される。
図61は実施例8の画像表示応用機器システムの一例を示す外観図である。117は画像表示応用機器本体および118は表示装置格納部である。119は遠隔操作装置30の操作ボタンである。図61では画像表示応用機器本体の操作機構は省略した。117にデータ転送装置を増設するとデータ送信が可能になる。
図62は本発明を適用したテレビジョン受像機を説明する概略構成図である。120は表示装置27Aと制御付加装置29TVが装着可能なテレビジョン受像機本体である。30TVは120を遠隔操作する遠隔操作装置である。121と121Rは操作ボタンである。29TVと30TVはこれまで説明した制御付加装置と遠隔操作装置と同様であるので説明を略する。
120に29TVを装着すると、アンテナと受信部を含む本体120と30TVの画像表示部とに分離できるので、電解の強度が大きいベランダや室外等の場所に120を設置して、室内で画像を見ることが可能になる。
図63は実施例8のデジタルビデオカメラを説明する概略構成図である。
122は表示装置27Aとダミー表示装置27DAと制御付加装置29Vが着装着可能なデジタルビデオカメラ本体である。
118Vは開閉式の表示装置格納部である。123は電子ファインダーである。122と122Rは撮影ボタンである。30Vは122を遠隔操作する遠隔操作装置である。29Vと30Vは、すでに説明した制御付加装置と遠隔操作装置と同様であるので説明を略する。
図64は実施例8の遠隔操作されるデジタルビデオカメラの概略外観図である。図64に示すように、本発明を用いれば、容易にデジタルビデオカメラを遠隔操作可能になる。勿論、無線による遠隔操作も可能である。さらに、遠隔操作可能な回転台を追加すれば、遠隔操作による撮影が一層便利なる。
図64に示す遠隔操作は、結婚式あるいは演奏会あるいは入学式等の撮影に威力を発揮する。結婚式あるいは演奏会あるいは入学式等の撮影には有線による遠隔操作信号の送信で十分であろう。
図65は実施例8の画像表示応用機器システムの一例を示す第2の外観図である。図65は図61の格納部118と収納部19を統合し表示装置の接続部とその周辺部を除いた部分が露出する構成の収納部19Aとした画像表示応用機器の外観図である。
27Daは収納部19Aに対応するダミー表示装置である。これまでに説明したダミー表示装置とは形状が異なる。収納部19Aを遮蔽する遮蔽部16DAとを備えればダミー表示装置である。
表示部を除いて、本体あるいは格納部から露出しない構造の画像表示応用機器についてこれまで説明したが、図65に示すように、表示装置の接続部を除いて、露出する収納部も有する画像表示応用機器についても本発明が適用可能であることを付け加えておく。
図60、図61および図65に示す本発明の画像表示応用機器システムは、主にデジタルカメラシステムを一例として実施例1から8で説明した。本発明はデジタルカメラに限定されず、デジタルビデオカメラ、テレビジョン受像機、DVDプレーヤあるいはレコーダ、パーソナルコンピュータ、テレビジョン電話機、ナビゲーション装置、平面型表示装置を使用した複写機あるいはプリンタあるいは携帯端末機に本発明を適用可能であり、その効果もほぼ同様である。
本発明の実施例9を図面を参照しつつ説明する。これまでに説明した図面に記載の符号は説明を略する。図66は実施例9のダミー表示装置を兼用可能な表示装置の一例を説明する図である。
図66は図6(C)に示す表示装置の一例である。本発明の画像表示応用機器に用いられる表示装置は、図66に示すようなカード型の表示装置が望ましい。図66は、図1等に示す本体に着脱可能な表示装置27Aあるいは27B等の表示部16に対向する面に遮蔽部を設けた表示装置を示す。断面図はXX’部の断面を示す。
表示装置の表示部がある面を表面とし、表示部に対向する面を裏面とする。表示装置を逆向きに装着した場合に、収納部を完全に遮蔽するような遮蔽部を裏面に形成すると、図66に示すようなダミー表示装置を兼用可能な表示装置を実現することができる。
表示装置の裏面に、図66に示すような遮蔽部を形成すること、あるいは、表示装置の裏面に遮蔽部を貼り付けることは容易いことである。ダミー表示装置を兼用可能な表示装置は、表示装置を示す装着回路1とダミー表示装置を示す装着回路2を備えることと、逆向きに装着したとき、本体接続部の識別信号部に装着回路2が対応するように構成された装置接続部が不可欠である。
ダミー表示装置を兼用可能な表示装置は、2種類の装着回路を必要とするが、図32に示すように装着回路は簡易な構成であるので、兼用できない表示装置27Aとほぼ同様な工程で製造可能である。
本体から着脱可能である本発明の表示装置は、本体から取り外される機会、あるいは、取り外して保管される機会が多くなる。一方、従来の表示装置の大半は、機器に組み込まれ、修理等で分解する場合以外は、本体から取り外されることはない。従って、着脱可能な表示装置は、従来の表示装置より、静電破壊が生じる確率が高くなるので、静電対策が必要不可欠になる。勿論、制御付加装置とダミー表示装置と通信付加装置も同様である。
図67は表示装置に用いる静電気を放電可能な保護回路の一例を示す図である。図67は装置接続部と装置内部の信号端子間を結ぶ配線と接地間あるいは電源電圧間(Vcc)に、抵抗器あるいはキャパシタあるいはダイオードを挿入した図である。
図67に示す抵抗器あるいはキャパシタあるいはダイオードは、帯電した静電気を放電する。本発明に用いる表示装置は、図67に示す抵抗器あるいはキャパシタあるいはダイオードからなる静電気を放電する保護回路を備えることが望ましい。
装置接続部は、外部と接触する機会が多いので、静電気が帯電し易く、装置接続部と接続する装置内部の電子回路が静電破壊する確率が高くなる。装置接続部に接続される信号端子は、表示装置では電源端子と駆動回路号の入力端子であり、制御付加回路では電源端子と遠隔操作信号の端子である。これらの端子に上記の保護回路を挿入すると、帯電した静電気を放電させることができる。
図68はダミー表示装置を兼用可能な表示装置の装置接続部を説明する図である。図6
8(A)は表示部が露出するように、表示装置を装着(正常な向きに装着したときとする)したときの装置接続部と本体接続部との接続を示し、図68(B)は裏面の遮蔽部が露出するように、表示装置を装着(逆向き向きに装着したときとする)したときの装置接続部と本体接続部との接続を示す図である。
図68に示す装置装着部は、逆向きに装着したとき、装置接続部の識別信号部2が本体接続部の識別信号部に対応し、ダミー表示装置として自動確認可能になる。正常な向きに装着したとき、装置接続部の識別信号部が本体接続部の識別信号部に対応し、表示装置として自動確認可能になる。
このように、裏面に遮蔽部を形成されたダミー表示装置を兼用可能な表示装置は、装着回路1と装着回路2と図68に示すような構成の装置接続部を必要とするが、本体を変更する必要はない。なお、装置接続部の識別信号部と識別信号部2は、それぞれ装着回路1と装着回路2に対応する。
図69は遮蔽部に光発電素子を配置したダミー表示装置の一例を示す図である。光発電素子は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する素子で、単結晶シリコンあるいはアモルファスシリコンからなり、太陽電池とも呼ばれる。
光発電による電力は、画像表示応用機器本体の補助電源として利用可能である。ダミー表示装置から本体の電池を充電することが可能になる。そのためには、本体に装着したとき本体の電池を充電可能とする充電回路とダミー表示装置の装置接続部に電池を充電可能とする充電部を加える必要がある。
図68(B)に示すダミーは、本体接続部の電源電圧部と対応するので、本体接続部の電源電圧部に充電を可能とする端子(例えば、本体の電池に接続される端子等)を追加し、充電を可能とする端子と対応する端子をダミーに備えればよい。
充電回路は、本体あるいはダミー表示装置のいずれにも内蔵可能で、ダミー表示装置に内蔵したとき、装置制御信号Cosにより充電の制御が可能である。充電回路の説明は一般的な技術であるために省略する。画像表示応用機器を屋外で使用する場合あるいは太陽光が当たる場所におく場合に、太陽電池を備えたダミー表示装置の効果が発揮される。
さらに、本体に電力を供給可能とする電池をダミー表示装置に備えることも可能である。本体が内蔵の電池で動作する場合には、動作時間を長くすることができる。勿論、電池内蔵のダミー表示装置の遮蔽部に太陽電池を配置し、太陽電池の電力を内蔵の電池あるいは本体の電池の充電に利用することも可能である。
透過型液晶表示装置は光源を必要とするので、本体が光源を内蔵しないとき、表示装置に光源を内蔵させることが必要である。表示装置に光源を内蔵する場合に、表示装置は表示パネルからなるパネル部と光源からなる光源部から構成されるので、図70に示すように、光源部を表示装置に着脱可能な構成とすることが可能になる。
図70は光源が着脱可能な表示装置の一例を示す構成図で、 図6(D)に示す表示装置の一例でもある。図70はパネル部から光源を取り外したとき、パネル部の入射光部に遮蔽板を装着可能とする表示装置を示す。遮蔽板はパネル部の入射光部に装着される。
遮蔽板に収納部を遮蔽可能な遮蔽部を備え、収納部が遮蔽部で遮蔽されたことを示す装着回路を備えたパネル部は、図66に示す表示装置と同様に、ダミー表示装置を兼用できる。勿論、ダミー表示装置を兼用しない場合には、遮蔽板に遮蔽部を形成しなくてもよい。
パネル部に装置接続部が含まれることは言うまでもないが、本体接続部と装置接続部の電源電圧部に光源の電源端子を加えることが必要であり、図70に図示されていないが、パネル部と光源部に光源の電力を供給する接続部を備えることが必要になる。
また、図70に示すように光源部の光照射面と対向する面(光源部の裏面あるいは表示装置の裏面)を遮蔽部とする構成も可能である。この場合、収納部を光源部の形状に合わせる必要があるし、制御付加装置の凸部85のように、光源部は収納部から突き出るので、光源部を薄型にすることが必要である。
さらに、光源が着脱可能な表示装置は、パネル部をオーバーヘッドプロジェクターの原稿として使用可能であり、光源はランプ等の照明器具に使用可能であることを付け加えておく。
画像表示応用機器の表示装置として、透過型液晶表示装置を用いる場合に、上記した光源部が着脱可能である構成が望ましい。表示装置に光源を内蔵すれば、本体から表示装置を取り外したとき、本体を軽量にすることが可能である。また、図66に示す表示装置には、反射型液晶表示装置あるいは有機EL表示装置が適することを付け加えておく。
図25と図66と図68〜図71で説明した格納部、裏面に配置された遮蔽部、太陽電池が配置された遮蔽部、着脱可能な光源と表示装置あるいはダミー表示装置を組み合わせると、多様な形態の表示装置あるいはダミー表示装置が実現可能になる。
デジタルカメラを画像表示応用機器の一例にした本発明の実施例1を説明する図 実施例1のデジタルカメラの断面図 実施例1のデジタルカメラの電気的なブロック図 表示装置とデジタルカメラ本体とのインターフェースを説明する図 液晶表示装置の一例を示す概略構成図 図1に用いる表示装置の外観を説明する図 信号線の駆動電圧と基準電圧を説明する波形図 装置駆動回路の一例を説明する構成図 駆動電圧を設定し出力する駆動電圧設定回路の一例を示す図 本体接続部と装置接続部を説明する図である。 ダミー表示装置とデジタルカメラ本体とのインターフェースを説明する図 装着回路の一例を示す図 識別回路の回路図の一例を示す図 本体と装置の接続部が接続したときの識別信号の真理値を示す図 装着される装置に対応するCPUの指令信号の一例を示す図 ダミー表示装置の接続部の一例を説明する図 識別端子の接続を光通信に置き換える場合を説明する図 自動確認システムを説明するフローチャートの一例を示す図 識別信号と収納信号による自動確認システムのフローチャートの一例を示す図 指令信号に優先した収納信号による制御の一例を示す図 収納センサーを説明する図 一眼レフデジタルカメラを画像表示機器の一例とした本発明の実施例2を説明する図 一眼デジタルレフカメラの断面図 実施例2の一眼レフデジタルカメラの電気的なブロック図 記憶装置を格納可能なダミー表示装置の一例を示す図 デジタルカメラを画像表示応用機器の一例とした本発明の実施例3を説明する図 実施例3のデジタルカメラの電気的なブロック図 実施例3の本体と制御付加装置とのインターフェースを説明する図 制御付加装置の構成を説明する電気的ブロック図 実施例3の遠隔操作装置の構成を説明する電気的なブロック図 実施例3の遠隔操作の一例を示す概略外観図 制御付加装置の装着回路の一例を示す図 実施例3の接続部が接続したときの識別信号の真理値を示す図 装着される装置に対応するCPUの指令信号の一例を示す第2の図 実施例3の自動確認システムを説明するフローチャートの一例を示す図 実施例3を適用した一眼レフを説明する電気的なブロック図 実施例3を適用した一眼レフの概略外観図 実施例4の遠隔操作を説明する外観図 実施例4の制御付加装置の構成を説明する電気的なブロック図 実施例4の遠隔操作装置の構成を説明する電気的なブロック図 画像表示部と操作部に分離可能な遠隔操作装置を説明する電気的なブロック図 操作部が画像表示部に着脱可能な遠隔操作装置の使用例を示す図 画像表示部に着脱可能な操作部からなる遠隔操作装置の一例を示す外観図 一眼レフを画像表示応用機器の一例とした本発明の実施例5を説明する図 実施例5のインターフェース装置の構成を示す電気的なブロック図 画像データ送信機能を備えた制御付加装置を説明する図 画像信号を含むデータの送受信が可能なデータ通信機能を有する制御付加装置の構成図 実施例5の接続部が接続したときの識別信号の真理値を示す図 実施例5の装着回路の一例を示す図 装着される装置に対応するCPUの指令信号の一例を示す第3の図 実施例5の本体接続部と装置接続部の構成の一例を示す図 実施例6の撮像装置を説明する図。 実施例6の撮像装置の一例を示す構成図 撮像装置と撮像装置が接続される制御付加装置を説明するブロック図の一例を示す図 撮像装置を用いた遠隔操作の一例を示す外観図 実施例7の遠隔操作可能な回転台を説明する外観図 図56に示す回転台を説明する電気的なブロック図 実施例7の遠隔操作装置の構成を説明する電気的なブロック図 実施例7の遠隔操作の一例を示す外観図 実施例8の画像表示応用機器システムを説明する電気的なブロック図 実施例8の画像表示応用機器システムの一例を示す外観図 本発明を適用したテレビジョン受像機を説明する概略構成図 実施例8のデジタルビデオカメラを説明する概略構成図 実施例8の遠隔操作されるデジタルビデオカメラの概略外観図 実施例8の画像表示応用機器システムの一例を示す第2の外観図 実施例9のダミー表示装置を兼用可能な表示装置の一例を説明する図 表示装置に用いる静電気を放電可能な保護回路の一例を示す図 ダミー表示装置を兼用可能な表示装置の装置接続部を説明する図 遮蔽部に光発電素子を配置したダミー表示装置の一例を示す図 光源が着脱可能な表示装置の一例を示す構成図 表示装置の装着を自動確認する従来のデジタルカメラの説明図 本体と側面コネクタの端子と装着確認回路の一例を示す図 着脱自在な表示装置に遠隔制御機能を加えたデジタルカメラの概略構成図
符号の説明
10、10A、10B、10C、10D デジタルカメラ本体
11 情報表示パネル
12、12A 撮影レンズ
13 絞り
14 シャッター
15、15A 撮像素子
16 表示装置の表示部
16DA、16Da ダミー表示装置の遮蔽部
17 ファインダー
18 ファインダーの枠
19、19A、19R 収納部
20、20R、20RD 本体接続部
21、21R 収納カバー
22、22R シャッターボタン
23、23R ズームボタン
24、24R ファンクションボタン
25、25R マルチファンクションボタン
26 ビデオ信号出力端子
27,27A、27B 表示装置
27DA、27Da ダミー表示装置
28,28DA、28R,28RD 装置接続部
29、29R、29RD、29RF、29TV、29V 制御付加装置
30、30R、30R1,30RF、30TV、30V 遠隔操作装置
30RA 遠隔操作装置の画像表示部
30RB、30RC 遠隔操作装置の操作部
31、31R 中央処理装置
32 レンズ駆動回路
33 絞り駆動回路
34 シャッター駆動回路
35 撮像素子駆動回路
36 A/D変換回路
37 画像処理回路
38 D/A変換回路
39 映像信号発生回路
40 記憶装置
41 バッファー記憶素子
42、42R タイミングパルス発生回路
43、43R、43RA、43U 電源
44、44R、44RD インターフェース装置
45、45A 制御バス
46 撮影光
46A ファインダー光
47、47R、47RD 本体の電子回路
48 駆動信号出力回路
49、49R 識別回路
50 収納センサー
51 収納確認回路
52A、52R、52RD 装着回路
53A プリント回路基板
54A 表示パネルA
55 装置電源回路
56 制御信号出力回路
57 駆動電圧設定回路
58 画素
59 信号線
60 走査線
61 共通端子
62 駆動端子
63、63B 信号線駆動回路
64、64B 走査線駆動回路
65、65B 液晶パネル
66 電源回路
67 信号処理回路
68 データ転送回路
69 人間の目
70 ペンタプリズム
71 ミラー
72 サブミラー
73 焦点距離検出回路
74 測光センサー
75 モードダイヤルスィッチ
76 ミラーアップボタン
77 ペンタプリズム収納部
78 測光回路
79 ミラー駆動回路
80 焦点距離検出回路
81 格納口
82 取り出しレバー
83、83R 背面コネクタ
84、84V 通信ケーブル
85 制御付加装置の凸部
86 三脚
87 選択装置
88 操作信号復調回路
89 映像信号出力回路
90 音声信号出力回路
91 制御信号発生回路
92 駆動信号発生回路
93 音声回路
94 送信回路
95 アンテナ
96 受信回路
97 画像表示部のボタンスィッチ
98 結合ピン
99 結合ピンの挿入穴
100 画像データ送信回路
101 データ通信回路
102 撮像装置
103 画像信号出力回路
104 画像信号切替回路
105 バッファー
106 撮像装置の装着部
107 撮像装置の撮像部
108 ヒンジ(蝶番)
109 XYZボタン
110 θボタン
111 基底部
112 エレベータ部
113 装着部
114 装着穴
115 モータ駆動回路
116 モータ
117 画像表示応用機器本体
118、118V 表示装置格納部
119 制御付加装置の操作ボタン
120 テレビジョン受像器
121、121R テレビジョン受像機の操作ボタン
122 デジタルビデオカメラ
123 電子ファインダー
124、124R 撮影ボタン
125、125A 従来のデジタルカメラ本体
126 本体コネクタ
127 固定カバー
127A、127B 側面コネクタ
128 遠隔装置格納部
129 着脱可能な遠隔装置
130 遠隔装置の操作ボタン
1a〜23a 本体接続部の端子
1aS〜23aS 装置接続部の端子
Audio 音声信号あるいはその端子
BL バックライトあるいは光源
Cos 装置制御信号、Ctg、Cts、Data、Vg、Vs 表示装置の駆動信号
CPU、CPU2 中央処理装置
Cpu1〜Cpu6 識別信号あるいはCPUの指令信号
D1〜D4 駆動電圧設定回路の入力端子
GND 接地電位あるいは接地電位が入力される端子
IC1 アナログスィッチ、IC2 演算増幅器
IC3 インバータ、IC4 コンパレータ、IC5 アンド回路、IC6 ラッチ回路
R1〜R6、Ra〜Rd、Rsi、Red、Rpd 抵抗
C1 キャパシタ、LED 発光ダイオード
out1〜out4 識別回路の出力端子あるいは識別信号
SP スピーカー
TH 水平走査期間
Tp1〜Tpn 装置信号
Vdr、Vdg、Vdb 表示装置の駆動電圧
Video ビデオ信号あるいはその端子
Vin 入力電圧
Vref、Vref2 基準電圧
Vs1、Vs2 駆動電圧の基準値
Vct 基準電圧の中心値
Vs12、Vs21 駆動電圧の基準値からの振幅
Vc1、Vc2 基準電圧の中心値からの振幅
Vcc ロジック回路の電源電圧
XIC 走査線駆動回路の半導体チップ
YIC 信号線駆動回路の半導体チップ
X、X’、Y、Y’、Z、Z’ 直交座標軸
θ 角度

Claims (24)

  1. 本体と収納部と前記収納部に着脱可能な表示装置と前記収納部を遮蔽する前記収納部に着脱可能なダミー表示装置と遠隔操作信号を送信する遠隔操作装置と前記遠隔操作信号を受信し前記本体に出力する前記収納部に着脱可能な制御付加装置とを備えた画像表示応用機器システムにおいて、前記本体は本体操作機構の操作信号と前記遠隔操作信号のいずれか一つを本体を制御する信号とする選択装置と本体に装着される装置の種類に対応した識別信号を出力する識別回路と前記表示装置の駆動信号を出力する装置駆動回路とを備え、前記識別信号の制御により、制御付加装置が本体に装着されたとき、前記駆動信号の出力を停止させ、前記制御付加装置が出力する遠隔操作信号を本体を制御する信号とすること、前記表示装置が本体に装着されたとき、前記駆動信号を出力させ、前記本体操作機構の操作信号を本体を制御する信号とすること、前記ダミー表示装置が本体に装着されたとき、前記駆動信号の出力を停止させ、前記本体操作機構の操作信号を本体を制御する信号とすることを特徴とする画像表示応用機器システム。
  2. 前記遠隔操作装置は画像表示部が備えられ、前記制御付加装置は前記本体の画像信号を前記遠隔操作装置に送信し、前記遠隔操作装置は送信された画像信号を受信し前記画像表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の画像表示応用機器システム。
  3. 前記遠隔操作装置は前記本体の表示装置を装着可能とすることを特徴とする請求項1および2記載の画像表示応用機器システム。
  4. 前記本体は画像信号を記録する記憶装置と前記記憶装置からデータを読み出し前記制御付加回路に転送するデータ転送装置とを備え、本体に装着された前記制御付加装置は、前記制御付加回路が前記転送されるデータを所定機器に送信可能とすることと、前記本体に中央処理装置を備え、前記識別信号を前記識別信号に対応する前記中央処理装置の指令信号とすることから少なくとも一つが選択されることを特徴とする請求項1記載の画像表示応用機器システム。
  5. 前記画像表示応用機器システムは回転台が備えられ、前記回転台は所定機器に取付可能な基底部と前記基底部に対して動く前記本体が装着可能な装着部からなり、X’、Y’およびZ’は前記基底部の直交座標軸であり、X、YおよびZは前記装着部の直交座標軸であり、前記遠隔操作装置により、前記装着部をZ軸に平行して動かすことと前記装着部をZ軸を中心として回転させることと前記装着部のZ軸を前記Z’軸に対して傾けることから少なくとも一つが選択されることと、
    前記画像表示応用機器システムは入射光を画像信号に変換して出力する撮像装置を備え、前記撮像装置から出力される画像信号を前記制御付加装置より前記遠隔操作装置に送信することから少なくとも一つが選択されることを特徴とする請求項1記載の画像表示応用機器システム。
  6. 前記表示装置と前記ダミー表示装置と前記制御付加装置それぞれに前記識別信号を発生させる装着回路を有することを特徴とする請求項1記載の画像表示応用機器システム。
  7. 本体に装着される装置の種類を示す識別信号を出力する識別回路と前記装置に駆動信号を供給する装置駆動回路と本体接続部と前記装置の収納部とを備え、表示装置と前記収納部を遮蔽する遮蔽部を備えたダミー表示装置を選択して前記収納部に装着可能な画像表示応用機器本体において、前記本体は前記画像表示応用機器本体であり、前記表示装置が前記本体に装着されるとき、前記識別信号により、前記駆動信号を出力させること、前記ダミー表示装置が前記本体に装着されるとき、前記識別信号により、前記駆動信号の出力を停止させることを特徴とする画像表示応用機器本体。
  8. 前記本体は本体操作機構の操作信号と前記本体接続部に入力される遠隔操作信号とを選択し前記本体を制御する信号とする選択装置を備え、遠隔制御操作器は表示装置2と前記遠隔操作信号を送信する遠隔操作装置と前記遠隔操作信号を受信し前記本体接続部に接続可能な装置接続部に出力し、前記本体の画像信号を前記遠隔操作装置に送信する制御付加装置から構成され、前記制御付加装置は前記収納部に装着され、前記識別信号により前記遠隔操作制御器が遠隔操作可能とすることを特徴とする請求項7記載の画像表示応用機器本体。
  9. 前記本体は中央処理装置を備え、前記識別信号を前記識別信号に対応する前記中央処理装置の指令信号とすることと前記本体は画像信号を記録する記憶装置と前記記憶装置のデータを読み出し前記本体接続部に出力するデータ転送装置を備えることから少なくとも一つが選択されることを特徴とする請求項7記載の画像表示応用機器本体。
  10. 前記画像表示応用機器本体は、前記収納部に収納された装置を本体に保持あるいは固定する機構と前記機構の動作を検出して固定あるいは保持されたことを示す収納信号を出力する収納回路とを備え、前記収納信号と前記識別信号との論理積を前記識別信号とすることを特徴とする請求項7および8記載の画像表示応用機器本体。
  11. 前記接続部は少なくとも前記表示装置の駆動信号部と前記遠隔操作信号部と前記識別回路が接続される装着信号部から構成されることを特徴とする請求項7記載の画像表示応用機器本体。
  12. 表示装置の着脱を自動確認可能とする画像表示応用機器本体を遠隔操作する遠隔操作制御器おいて、本体は前記画像表示応用機器本体であり、遠隔操作制御器は表示装置2を備えた遠隔操作装置と前記本体に着脱可能な制御付加装置から構成され、前記本体に装着された前記制御付加装置は、前記本体から出力される画像信号を前記遠隔操作装置に送信し、前記遠隔操作装置が送信する遠隔操作信号を受信し前記本体に出力することと、前記遠隔操作装置は前記制御付加装置が送信する画像信号を表示することとを特徴とする画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器。
  13. 前記表示装置2は前記表示装置であり、前記遠隔操作装置は前記表示装置の着脱を自動確認することを特徴とする請求項12記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器。
  14. 前記遠隔操作装置は前記画像信号を表示する画像表示部と前記遠隔操作信号を送信する操作部からなり、前記操作部が前記表示部に着脱可能な構成とすることを特徴とする請求項12又は13記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器。
  15. 前記制御付加装置は前記本体に装着を認識させる装着回路を有することを特徴とする請求項12記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器。
  16. 前記本体に装着可能な撮像装置が出力する入射光を変換した画像信号を前記制御付加装置から前記遠隔操作装置に送信することと前記本体を装着可能な回転台を前記遠隔操作信号により遠隔操作することから少なくとも一つが選択されることを特徴とする請求項12記載の画像表示応用機器本体の遠隔操作制御器。
  17. 本体接続部と着脱可能な表示装置の収納部とを備えた画像表示応用機器本体に装着可能なダミー表示装置おいて、前記ダミー表示装置は、前記収納部を遮蔽する遮蔽部と前記本体接続部に接続される装置接続部と前記画像表示応用機器本体に装着を認識させる装着回路とを有することを特徴とする画像表応用機器本体に着脱可能なダミー表示装置。
  18. 前記画像表示応用機器本体に用いられる部品を格納可能とする格納部を有することと前記遮蔽部に光エネルギーを電気エネルギーに変換する素子を配置することから少なくとも一つが選択されることを特徴とする請求項17記載の画像表応用機器本体に着脱可能なダミー表示装置。
  19. 走査線と信号線の交点に画素を形成した表示パネルと走査線を駆動する駆動回路と信号線を駆動する駆動回路と前記駆動回路の駆動信号が入力される装置接続部とを備えた画像表示応用機器本体の収納部に着脱可能な表示装置において、本体は前記画像表示応用機器本体であり、前記本体に装着を認識させる装着回路と前記前記駆動回路の駆動信号端子と前記装置接続部間に静電気の放電を可能とする保護回路を挿入したことを特徴とする画像表示応用機器本体に着脱可能な表示装置。
  20. 前記表示パネル上に前記装置接続部と装着回路とを形成したことを特徴とする請求項19記載の画像表示応用機器本体に着脱可能な表示装置。
  21. 前記表示装置の表示部に対向する面に前記収納部を遮蔽する遮蔽部と前記遮蔽部が前記収納部から露出する向きの表示装置の装着を前記本体に示す装着回路2とを備えることを特徴とする請求項19記載の表示装置。
  22. 前記表示装置は前記表示パネルからなるパネル部と前記パネル部に着脱可能な前記表示パネルの光源からなる光源部とから構成され、前記収納部を遮蔽可能な遮蔽部を有する遮蔽板を前記パネル部の前記光源部の光が入射する入射光部に装着可能とすることを特徴とする請求項19記載の画像表示応用機器本体に着脱可能な表示装置。
  23. 本体接続部と着脱可能な表示装置の収納部とを備えた画像表示応用機器本体に装着可能な通信付加装置において、前記収納部に装着される前記通信付加装置は、前記画像表示応用機器本体のデータの送信と他の画像表示応用機器のデータを受信するデータ通信回路と前記本体接続部に接続される装置接続部と前記画像表示応用機器本体に装着を認識させる装着回路とを有することを特徴とする画像表応用機器本体に着脱可能な通信付加装置。
  24. 請求項7から11記載の画像表示応用機器本体を有することと請求項12から16記載の遠隔操作制御器を有することと請求項17と18記載のダミー表示装置を有することと請求項19から21記載の表示装置を有することと請求項23記載の通信付加装置を有することから少なくとも一つが選択されることを特徴とする画像表示応用機器。
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EP2950518A4 (en) * 2013-01-28 2016-09-14 Nikon Corp ELECTRONIC DEVICE
JP2017116815A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 キヤノン株式会社 撮像装置

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