JP2004133039A - 画像形成装置及び画像形成装置制御方法、制御プログラム及び当該プログラムを格納した情報記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置制御方法、制御プログラム及び当該プログラムを格納した情報記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の画像形成装置においては、現像剤の溶解・凝固をを防止するために断熱部材等を利用しているため、それらを追加するためのスペースを必要とし、装置自体のサイズが大きくなってしまうだけでなく、これらの断熱部材などによるコストアップを招いてしまう。
【解決手段】本発明は、温度検知手段により装置内の温度検知を行い、検知結果に応じて画像形成速度を切替えたり、装置の冷却時間を適応的に選択する。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザービームプリンタや複写機などの、画像を形成する画像形成装置及びその制御方法、プログラム及び情報記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現像器内に格納されているトナー等を含む現像剤は高温にさらされると溶けたり固まったりしてしまって現像動作に著しい支障をきたすので、常に所定の温度を超えないように管理する必要がある。レーザービームプリンタや複写機などの画像形成装置では、このような温度管理のために現像器および現像スリーブ駆動手段の昇温を抑える目的で機内の温度検知を行うといった機能を備えておらず、現像器や現像スリーブ駆動手段の昇温を抑える場合には、専ら断熱部材や放熱部材や冷却ファン等の冷却手段に拠っている。
【0003】
また、一般的には現像スリーブ駆動手段は、それ自体の温度によってトルクが影響を受け、現像スリーブ駆動手段の温度が高くなると現像スリーブ駆動手段自体のトルクが落ちるために、画像形成装置ではこのトルクダウンを見込んで本来必要とするトルク以上の実力を持つ現像スリーブ駆動手段を使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような画像形成装置においては、断熱部材や放熱部材を追加するためのスペースを必要とし、装置自体のサイズが大きくなってしまうだけでなく、これらの断熱部材および放熱部材によるコストアップを招いている。さらに、現像スリーブ駆動手段の出力トルクをスペックアップさせるために現像スリーブ駆動手段のコストアップも招いている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、装置本体のサイズを小型化し、コストも低く抑えることができる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために本発明にあっては、現像剤を収容する現像剤収容部と、画像情報信号に応じた潜像を担持する像担持手段と、前記像担持手段上に担持された潜像を前記現像剤収容部内の現像剤により現像して現像画像を生成するために、前記現像剤収容部のスリーブを駆動するためのスリーブ駆動手段と、前記現像画像を記録材へ転写して画像形成を行う転写手段とを利用して画像形成を行う画像形成装置であって、前記スリーブ駆動手段近傍における前記画像形成装置の温度を検知するための温度検知手段と、前記温度検知手段において検知された温度に応じて、前記画像形成装置における画像形成速度を設定する画像形成速度設定手段と、前記画像形成速度設定手段により設定された画像形成速度に応じて、前記画像形成装置における画像形成動作を制御する制御手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。以下においては、カラー画像形成装置を例に実施形態を説明するが、その趣旨は、本発明をカラー画像形成装置に限定して適用するものではなく、単なる例示である。従って、本発明をモノクロ画像形成装置に適用することは当然に可能であり、また、それを想定するものである。
【0008】
[第1の実施形態]
まず、図1に本発明を適用したカラー画像形成装置の一例を示す。本発明で用いた画像形成装置は、主な機能としては感光ドラム100、光学ユニット101、帯電ローラ102、一次転写ローラ103、中間転写体テンションローラ104、中間転写体駆動ローラ105、中間転写体クリーニングローラ107、回転式現像器保持体150、回転現像器保持体駆動手段161、4つの現像手段151a〜d、回転式現像器基準位置検知センサ131(以下ホームポジションセンサと記す)、搬送ベルト121、定着ユニット126、給紙トレイ200、手差し給紙トレイ124、濃度及びタイミングセンサ130、2次転写ローラ120、排紙ローラ162、排紙トレイ125、上部排紙トレイ128、現像スリーブ駆動手段140、現像スリーブ駆動伝達ギア141a〜cおよび温度検知手段170、装置冷却手段300等を有している。
【0009】
次に印字に至るまでの工程の概要について説明する。まず、感光ドラム100上に配置している帯電器ローラ102によって感光ドラム100の表面を所望の極性に均一に帯電(例えば−600V)させる。次に画像同期信号を基準にコントローラから送出される画像データをもとに、光学ユニット101を用いてレーザLで感光ドラム100上を露光することにより感光ドラム上に潜像を形成させる。潜像を可視化する為のプロセス一例を挙げると、例えば感光ドラム100上に形成された潜像を、Y(イエロー)現像手段151aの現像スリーブ152に所定の電圧を印加(例えば−300V)しながら現像スリーブ駆動手段140を駆動させることで、現像スリーブ駆動伝達ギア141a〜141cと現像スリーブギア153aから153dのうちの所定の1つが動力を伝達させ現像スリーブ152aから152dのうちの所定の1つが回転し、感光ドラム100上の潜像をトナー等による現像剤による現像を行い、感光ドラム100上に可視化されたトナー像を形成させる。
【0010】
その後、一次転写ローラ103により感光ドラム100上のトナー像を中間転写体に転写を行いとりあえず画像を保持させる。
【0011】
同様にM(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)についても、順次各色用現像手段151b〜151dで感光ドラム100上にそれぞれの画像データに応じた潜像をそれぞれの現像手段のスリーブとトナーにより現像を行うことによりトナー像の形成を行う。前期作業を各色ごとに順次中間転写体に形成画像を保持させる。
【0012】
中間転写体上の各色の保持トナー像は、所定のタイミングで転写が行われるので中間転写体上で多重のトナー像となる。一方最後の画像形成色での現像が終了した後、所定のタイミングで2次転写ローラ120と中間転写体クリーニングローラ107を中間転写体駆動ローラ105に中間転写体を介して当接させる。中間転写体に当接させた後、それぞれのローラに高圧(例えば所定のタイミングでトナー像と反対極性(例えばプラス極性)の転写高圧(例えば+1000V)を2次転写ローラ120に印加して、またクリーニングローラ107には同様にプラス極性の電圧(例えば+1000Vと矩形波電圧(例えば1KHz、2KVpp))印加を行い、中間転写体駆動ローラ105には例えば1次転写ローラ103と同極性同電位の電圧印加を行い、転写材の搬送を待つ。
【0013】
さらに該トナー像を転写するために別途必要な所定のタイミングで、給紙トレイ200からは給紙ローラ125もしくは手差し給紙トレイ124からは給紙ローラ123により転写材を摘出する。摘出した転写材はレジローラ122でいったん停止して、中間転写体上への最終色の画像形成終了を待つ。
【0014】
最終色の画像形成が終了後所望のタイミングでレジローラ122は転写材の再搬送を開始する。搬送された転写材は当接した2次転写ローラと中間転写体駆動ローラ105で駆動されている中間転写体の間に搬送され、中間転写体上の多色多重トナー像は中間転写体駆動ローラ105と2次転写ローラ120に印加されているバイアスの電位差のより転写材上へ転写させる。その後、転写後に中間転写体上に残留するトナーはクリーニングローラ107によって除去もしくは再チャージを行い、中間転写体上の残留トナーは再チャージにより感光ドラム100へ戻り、感光ドラム100に接触しているブレードにより回収される。ブレードで回収された残留トナーは、不図示の駆動で廃トナーエリア108へ蓄積される。また、クリーニングローラ107に付着した残留トナーは、別途所定のプロセスで後に感光ドラム100に回収させる。
【0015】
転写材への転写が終了した後、クリーニングローラ107と2次転写ローラ120は中間転写体駆動ローラ105より離間させ、次の画像形成に備える。
【0016】
なお、クリーニングされた感光ドラム100は帯電ローラ102により再び感光ドラム100の表面を所望の極性に均一に帯電させ、次の潜像形成及び現像工程に備える。また、残留トナーをクリーニングした中間転写体においても同様である。
【0017】
一方、トナー像を転写させた転写材は搬送ベルト121から定着ローラ126で転写材へトナー像を定着させる。トナー像を定着した転写材は、上部排紙トレイ128もしくは下部排紙トレイ125へ排出される。
【0018】
また、手差し給紙トレイ124はユーザの必要に応じ開閉でき、また転写材のサイズに応じてトレイ自体を伸縮させることが出来る。下部排紙トレイ125についても同様に排紙トレイのサブステイが伸縮可能である。また、上部排紙トレイも、転写材のサイズに応じて、不図示のストッパーガイドを伸縮することが可能である。また、濃度及びタイミングセンサ130は、本カラー画像形成装置に電源を入れる際のウォームアップ時もしくは所定タイミングで、各色トナー像の濃度制御を行うためのものである。また、タイミングについては不図示の中間転写体上の基準位置を反射もしくは透過の方法で読み取り、画像形成を行う際の基準を検知する手段として用いる。本発明では、濃度及びタイミングセンサ130と1つのユニットとして記載しているが、各々別ユニットであっても無論かまわない。また、温度検知手段170は、機内の温度を検知するためのものである。
【0019】
以上が本発明に用いたカラー画像形成装置における印字工程の概要である。
【0020】
図2と図3は、第1の実施形態に係る画像読取装置の要部構成を模式的に示す図であり、本発明の特徴的な構成である。図2は断面図であり、図3は正面図であり、図2と図3に割り振られた部品および部位に対する番号は共通のものを表すものである。取り付け板金180に現像スリーブ駆動手段140、回転が可能なように軸が取り付けられた現像スリーブ駆動伝達ギア141a〜141c、温度検知手段170、画像形成装置の動作をコントロールするコントロール基板171aが取り付けられている。コントロール基板171aは、温度検知手段コネクタ171b及びCPUやROM、RAM等を含む制御回路171cを備える。
【0021】
また、図3に概念的に配した回転式現像器保持体中心線154を中心に回転動作をする回転式現像器保持体150に保持された現像手段151aから151dの現像スリーブ駆動ギア153aから153dのうちの所定の1つが現像スリーブ駆動伝達ギア141cとかみ合わさる場所で停止して、現像動作を行う。
【0022】
このため、現像スリーブ駆動手段140が回転動作を行うと現像スリーブ駆動伝達ギア141cと現像スリーブ駆動ギア153aから153dでかみ合わさっている現像手段151aから151dの現像スリーブ152aから152dのうちの所定の1つが回転する仕組みになっている。例えば、現像スリーブ駆動伝達ギア141cと現像スリーブ駆動ギア153aがかみ合っているとすると、現像手段151aの現像スリーブ152aが回転するといったものである。
【0023】
現像動作を行う際、現像スリーブ152aから152dを回転させることで現像スリーブ駆動手段140の温度が上昇する。この際、現像スリーブ駆動手段140を無制御のまま動作させ続けると温度上昇により現像手段151aから151dの温度も上昇し、現像手段151aから151d内に格納されているトナー等による現像剤が溶けたり、固まったりしてしまうおそれがある。
【0024】
また、現像スリーブ駆動手段140の温度が著しく高くなると現像スリーブ駆動手段140は駆動トルクの著しい減少を起こしたり、さらには破壊してしまうこともある。これらのように現像スリーブ駆動手段140や現像手段151aから151dの温度上昇が所定の温度を超えてしまうと、現像動作を行うことが困難となる。
【0025】
なお、このような問題は、特にカラー画像形成装置で使用する低融点のトナー等による現像剤を使用した装置で起こりやすい問題であり、発熱源及び発熱量は特定的ではないものの、他の一般的な画像形成装置にも起こりえる問題である。
【0026】
そこで、本発明の実施形態では以下に説明するような処理を実行することにより、画像形成装置内の温度を管理する。より具体的には図7に示す処理のフローチャートを参照して説明する。
【0027】
まず、画像形成動作を開始する際に温度検知手段170で画像形成装置内の温度検知を行い(ステップS700)、設定温度を超えるかどうかを判定する(ステップS701)。ここにおける装置内の温度検知及び、検知された温度と設定温度との比較判定の手法については後述する。ここで設定温度を例えば50度のように設定することができる。ここで、装置内の温度が設定温度よりも低い場合には、画像形成速度のモードを標準速度モードに設定する(ステップS702)。標準速度モードとは、1ページを単位とした画像形成動作を連続的に行う画像形成速度のモードをいう。
【0028】
一方、装置内の温度が設定温度よりも高い場合には、1ページ分の画像形成動作が終了した後、直ちに次のページの画像形成動作に移行せず、一定の停止期間を設けることで、現像スリーブ駆動手段140の停止期間を設けて画像形成動作を下げるために、画像形成動作のモードを低速度モードに設定する。(ステップS703)。
【0029】
このように装置内において設定温度よりも高い温度の検知に応じて、低速度モードへ切替えることにより、現像スリーブ駆動手段140が駆動されない時間を長くして、現像スリーブ駆動手段140の冷却時間を確保することができる。また、CPUは速度モードフラグを制御回路171c内のRAMのワークエリアに、例えば、標準速度モードでは“0”、低速度モードでは“1”のように書き込んでおき、画像形成動作において、このフラグを参照する。
【0030】
図10は、低速度モード時における画像形成動作を示したフローチャートである。まず画像形成動作を開始する際に、例えばユーザーPC端末などの外部装置から入力された画像データを全て画像形成するため必要な印字枚数Nを設定する(ステップS1001)。続いて、ステップS1002において画像形成処理を行う。画像形成処理の詳細は上述の通りであるので、ここでは省略する。1ページ分の画像形成処理が終了すると、印字枚数NをN−1に更新した後、Nが0でないかを判定する(ステップS1003、1004)。ここでN=0であった場合には、所定の印字枚数に想到する画像形成処理が終了したことになるので、ステップS1005において画像形成終了フラグを立てて処理を終了する。
【0031】
一方、Nが0でない場合には画像形成動作が低速度モードに設定されているか否かをステップS1007において判定する。この判定は、制御回路171cのRAMを参照して速度モードフラグが立っているかに基づいて行う。低速度モードに設定されていない(即ちフラグが0)場合には、ステップS1002において次のページの画像形成動作を実行する。このような画像形成動作の流れが標準速度モードである。
【0032】
一方、ステップS1007で低速度モードに設定されている(即ちフラグが1)と判定された場合には、ステップS1008においてCPUは停止タイマーを始動する。この停止タイマーは、低速度モードにおける画像形成動作の停止時間を決定する手段であって、停止時間は例えば10分と設定することができる。
【0033】
また、停止時間は固定的に設定してもよいが、温度検知手段170において検知される温度に応じて、適応的に設定されても良い。例えば、温度検知手段170により検知される温度が設定温度よりも低い場合であっても、現像スリーブ駆動手段140の温度上昇を抑制するために、上記の設定時間より短い停止時間(例えば5分)を設けても良い。
【0034】
ステップS1009では、タイマーがカウントアップしたか否かを判定し、タイマーがカウントアップしたと判定された場合には、ステップS1002において画像形成動作を再開する。
【0035】
次に、画像形成動作を終了するか否かを判定する(ステップS704)。この画像形成動作の終了は、上記の図10のフローチャートのステップS1005において画像形成終了フラグが立てられているか否かにより判定する。もし、動作を終了しない場合は、画像形成動作が継続するので、現在の画像形成速度が標準速度モードと低速度モードのいずれのモードに設定されているかを判定する(ステップS705)。もし、標準速度モードが設定されている場合には、画像形成装置内の温度を温度検知手段170により再度検知して(ステップS706)、設定温度よりも高いか否かを判定する(ステップS707)。ここで、設定温度よりも低いと判定された場合には、ステップS704へ戻って、画像形成動作が終了するかどうかを監視する。
【0036】
一方、ステップS707において設定温度よりも高いと判定された場合には、ステップS708において画像形成速度の設定を低速度モードへ切替えて、ステップS704へ戻って画像形成動作の終了を監視する。
【0037】
次に、ステップS705において、画像形成速度が標準速度モードではなく、低速度モードに設定されていると判定された場合には、ステップS709において温度検知手段170により装置内の温度検知を行い、設定温度より低いか否かを判定する(ステップS710)。この結果、装置内の温度が設定温度よりも低くなっていれば、画像形成速度を標準速度モードへ戻す(ステップS711)。一方、依然として設定温度よりも高い状態が続いている場合には、低速度モードの設定は変更しない。
【0038】
この結果、現像スリーブ駆動手段140および現像手段151aから151dの温度を下げることが可能となる。さらに、温度検知手段170の温度が設定温度を下回ると画像形成速度を標準速度に復帰させることで、画像形成速度が下がる時間を減らすことができる。
【0039】
また、この温度検知手段170は画像形成装置の動作停止時にも使用することがきる。画像形成装置が動作中には、冷却手段300が動作して装置内の昇温を抑え、その結果として画像形成装置内の現像スリーブ駆動手段140および現像手段151aから151dの温度を抑える効果があるが、画像形成装置を動作させ続けた時間によっては、画像形成装置の動作終了時にすぐに冷却手段300を停止してしまうと装置内に熱がこもってしまい現像スリーブ駆動手段140および現像手段151aから151dの温度が上昇することがある。
【0040】
そこで、ステップS704において画像形成動作を終了すると判定された場合には、ステップS712に移行して温度検知手段170により装置内の温度検知を行い、装置内の温度が設定温度よりも高いか否かを判定する(ステップS713)。この結果、装置内の温度が設定温度よりも高いと判定された場合には、冷却手段300を冷却手段設定時間1で動作させ(ステップS714)、一方、設定温度よりも低い場合には冷却手段300を冷却手段設定時間2で動作させて(ステップS715)、画像形成動作を終了する(ステップS716)。なお、冷却手段設定時間1と冷却手段設定時間2はソフトウエアで任意に決定できるようになっている。冷却手段設定時間1は例えば10分と設定することができ、一方、冷却手段設定時間2は、例えば5分から0の範囲で設定することができる。このように、冷却手段300の動作時間をコントロールすることで現像スリーブ駆動手段140および現像手段151aから151dにおける温度上昇を抑制することができる。
【0041】
ステップS700等における温度検知は、例えば図4に示される温度検知手段170で行うことができる。Vccの電圧を抵抗R103と温度依存の抵抗値変動素子TH101とで分圧した電圧VthとVccの電圧を抵抗R104と抵抗R105とで分圧した電圧V1とをコンパレート機能を持つIC101aで比較を行い、電圧V1が電圧Vthよりも低い時はIC101はLOWを出力しCPUのデジタルポートに入力する。
【0042】
また、電圧V1が電圧Vthよりも高い時はIC101aはHIGHを出力し、CPUのデジタルポートDP1に入力する。このようにCPUのデジタルポートDP1に入力された信号がLOWの時には画像形成は標準速度で行い、HIGHの時には画像形成は低速度で行うといったようにCPUで動作モードの切り替えコントロールを行う。
【0043】
なお、画像形成速度を切り替える温度設定は、設定温度での電圧Vthに合わせて基準電圧V1を設定するように抵抗R104とR105を決定することで行う。このようにして設定温度よりも検知温度が低い場合には画像形成は標準速度で行い、設定温度よりも高い場合には画像形成は低速度で行うことができる。
【0044】
このように、本実施形態では温度検知手段170からCPUへ入力される信号がHIGH/LOWのいずれであるかによって、装置内の温度が設定温度よりも高いか低いかを判定することができる。
【0045】
更に、画像形成動作終了後に冷却手段300を継続して動作させる際の継続動作時間の設定時間は設定温度よりも高い時に使用する冷却手段設定時間1と、設定温度よりも低い時に使用する冷却手段設定時間2といった設定時間を設けている。
【0046】
そこで、CPUのデジタルポートDP1に入力された信号がHIGHの時には冷却手段設定時間1を選択し、CPUのデジタルポートDP1に入力された信号がLOWの時には冷却手段設定時間2を選択する。
【0047】
以上のように、本実施形態では温度検知手段170による温度検知結果に応じて画像形成速度を切替えることにより、現像スリーブ駆動手段140および現像手段151aから151dの温度を下げ、駆動トルクの著しい減少や駆動手段の破壊を防止すると共に現像剤の溶融・凝固を防止することができる。
【0048】
さらに、本発明は現像スリーブ駆動手段近傍の温度検知手段を用いて実現できるので、断熱部材によるスペースやコストをかけることなく実施可能であるとともに、現像スリーブ駆動手段の昇温によるトルクダウンのために出力トルクをスペックアップさせコストアップに至るといったことも無くなる。
【0049】
また、画像形成動作処理の終了時においても温度検知手段170による温度検知結果に応じて、適応的に冷却手段300を駆動することにより装置内の昇温を抑えることが可能となる。
【0050】
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、画像形成速度を切替えるための基準となる設定温度を2つ有する。例えば、設定温度1と、それより低い温度となるような設定温度2の2つの設定温度を設け、検知温度が、設定温度1よりも高い場合には画像形成速度を標準速度から低速度に落とす。そして検知温度が設定温度2よりも低くなった場合には画像形成速度を低速度から標準速度にもどすといったヒステリシスを持ったコントロールを行うものである。以下、図8のフローチャートを参照して本実施形態における処理を説明する。
【0051】
まず、画像形成動作を開始する際に温度検知手段170で画像形成装置内の温度検知を行い(ステップS800)、設定温度1を超えるかどうかを判定する(ステップS801)。この設定温度1は例えば50度のように設定することができる。ここで、装置内の温度が設定温度1よりも低い場合には、画像形成速度を標準速度モードに設定する(ステップS802)。一方、装置内の温度が設定温度1よりも高い場合には、画像形成動作を低速度モードに設定して、現像スリーブ駆動手段140の駆動を止める時間を増やす(ステップS803)。
【0052】
次に、画像形成動作が終了するか否かを判定する(ステップS804)。もし、動作を終了しない場合は、画像形成動作が継続するので、現在の画像形成速度が標準速度と低速度のいずれのモードが設定されているかを判定する(ステップS805)。もし、標準速度モードで画像形成が行われている場合には、画像形成装置内の温度を温度検知手段170により再度検知して(ステップS806)、設定温度1よりも高いか否かを判定する(ステップS807)。ここで、設定温度1よりも低いと判定された場合には、画像形成速度のモードを切替えることなくステップS804へ戻って、画像形成動作が終了するかどうかを監視する。
【0053】
一方、ステップS807において設定温度よりも高いと判定された場合には、ステップS808において画像形成速度の設定を低速度モードへ切替えて、ステップS804へ戻って画像形成動作の終了を監視する。
【0054】
次に、ステップS805において、画像形成速度が標準速度ではなく、低速度モードで実行されていたと判定された場合には、ステップS809において温度検知手段170により装置内の温度検知を行い、設定温度2より低いか否かを判定する(ステップS810)。この結果、装置内の温度が設定温度よりも低くなっていれば、画像形成速度の設定を標準速度モードへ切替える(ステップS811)。一方、依然として設定温度よりも高い状態が続いている場合には、低速度モードの設定を維持する。
【0055】
この結果、現像スリーブ駆動手段140および現像手段151aから151dの温度を下げることが可能となる。さらに、温度検知手段170の温度が設定温度を下回ると画像形成速度を標準速度に復帰させることで、画像形成速度が下がる時間を減らすことができる。
【0056】
次に、ステップS804において画像形成動作を終了すると判定された場合には、冷却手段300による画像形成装置の冷却処理に移行するが、ここでは2種類の設定温度に応じて、温度検知手段170の温度が設定温度1よりも高い時に使用する冷却手段設定時間1、設定温度1よりは低いが設定温度2よりは高いときに使用する冷却手段設定時間2、設定温度2よりも低い時に使用する冷却手段設定時間3といった3段階の設定時間を基準として使用する。
【0057】
まず、ステップS812では温度検知手段170により装置内の温度検知を行い、装置内の温度が設定温度1よりも高いか否かを判定する(ステップS813)。この結果、装置内の温度が設定温度1よりも高いと判定された場合には、冷却手段300を冷却手段設定時間1で動作させる(ステップS814)。一方、設定温度1よりも低い場合には、ステップS815において設定温度2よりも高いかどうかを判定し、装置内の温度が設定温度2よりも高いと判定された場合には冷却手段300を冷却手段設定時間2で動作させる(ステップS816)。ステップS815において、装置内の温度が設定温度2よりも低いと判定された場合には冷却手段300を冷却手段設定時間3で動作させる。以上の3パターンのうちのいずれかの冷却処理が完了したら画像形成動作を終了する(ステップS818)。なお、冷却手段設定時間1から冷却手段設定時間3はソフトウエアで任意に決定できるようになっている。冷却手段設定時間1を例えば10分、冷却手段設定時間2を例えば5分と設定することができ、冷却手段設定時間3は、例えば5分から0の範囲で設定することができる。このように、冷却手段300の動作時間をコントロールすることで現像スリーブ駆動手段140および現像手段151aから151dにおける温度上昇を抑制することができる。
【0058】
図5は、第2の実施形態に係る画像形成装置のコントローラ部分を示す回路図である。画像形成動作時の回路の動作としては第1の実施形態と同様のため詳細は省略するが、コンパレート機能を持つIC101aから出力されCPUのデジタルポートDP1に入力される信号を設定温度1の信号とし、コンパレート機能を持つIC101bから出力されCPUのデジタルポートDP2に入力される信号を設定温度2の信号として、例えば設定温度1のほうが設定温度2よりも高いとした2つの設定温度を設けた時、温度検知手段170が設定温度1を超えた場合にはCPUのデジタルポート1にHIGH信号、CPUのデジタルポート2にLOW信号が入力される。この信号入力をトリガとして画像形成速度を低速度にする。
【0059】
画像形成速度が低速度に設定された結果、画像形成速度が下がり温度検知手段170により検知される装置内の温度が下がる。そして、装置内の温度が設定温度2を下回った時には、CPUのデジタルポート2にHIGH信号が入力され、CPUのデジタルポート1にLOW信号が入力される。そして、この信号入力をトリガとして画像形成速度を標準速度に復帰するといったヒステリシスを持つものである。
【0060】
また、画像形成動作終了後の継続した冷却手段300の動作の3つの設定時間はCPUのデジタルポート1にHIGH信号、CPUのデジタルポート2にLOW信号が入力される時は冷却手段設定時間1が選択され、CPUのデジタルポート1にLOW信号、CPUのデジタルポート2にLOW信号が入力される時は冷却手段設定時間2が選択され、CPUのデジタルポート1にLOW信号、CPUのデジタルポート2にHIGH信号が入力される時は冷却手段設定時間3が選択される。
【0061】
以上のように、本実施形態では温度検知手段170により検知された装置内の温度を2つの設定温度を基準として判定することにより、画像形成動作処理の終了時において冷却手段300を3段階の設定時間にて駆動することにより装置内の昇温をより効率的に抑えることが可能となる。
【0062】
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、図6に示される回路で実施する。これは、第1の実施形態や第2の実施形態で使用しているような設定温度の電圧と基準電圧をコンパレート機能を持つICを通して比較した結果をCPUのデジタルポートに入力するといった方法ではなく、電源電圧Vccを抵抗R103と温度依存の抵抗値変動素子TH101で分圧された電圧VthをCPUのアナログポートAPに入力する方法により行うものである。電圧Vthは、装置内の温度上昇によって抵抗値変動素子TH101の抵抗値は下がれば下がり、装置内の温度が下がれば抵抗値変動素子TH101の抵抗値が上がって電圧Vthが高くなる。このアナログ電圧値をCPUでデジタル値に変換し、所定の閾値と比較することにより温度の設定がCPU側で何通りにも設定できる。つまり、画像形成速度を切り替える設定温度を任意に設定したり、ヒステリシスを持った設定温度も任意に設定可能となる。
【0063】
以下、図8のフローチャートを参照して本実施形態における処理を説明する。ステップS900からステップS911までの処理は第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。但し、図9において装置内の温度が設定温度1と設定温度2より高いか低いかの判定は、その時点における装置内の温度に対応するアナログ値の電圧Vthの値が、設定温度1及び設定温度2に対応する電圧Vthよりも大きいか又は小さいかを基準として行われる。例えば、装置内の温度が上昇すれば抵抗値変動素子TH101の抵抗値が下がるのでVthも下がることになり、設定温度1に対応する電圧Vthよりも低くなれば、装置内の温度は設定温度1よりも高くなったと判定することができる。
【0064】
また、ステップS904において画像形成動作を終了すると判定された場合には、ステップS912に進んで装置内の温度検知を行い、即ち、その時点における装置内の温度に対応するアナログ値の電圧Vthを取得し、取得したアナログ値に対応する冷却手段300の駆動時間を選択して、その時間だけ冷却手段300を駆動する(ステップS813)。従って、画像形成装置は、電圧Vthの値に応じた冷却時間のテーブルを備えていても良いし、取得した電圧値に応じて冷却手段300を駆動する時間をCPUにおいて演算して取得しても良い。
【0065】
このように、本実施形態においては抵抗値変動素子TH101のみを利用することにより温度検知手段170の構成の簡略化を可能とするだけでなく、装置内の温度管理のための制御をCPU側で何通りにも設定することが可能となる。また、検知された装置内の温度の値に応じて適応的に冷却手段300の駆動時間を管理することができるので、より効果的に画像形成処理の制御を実行することができる。
【0066】
[その他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0067】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置内の温度を検知して、画像形成動作に一定の停止期間を設けて、現像手段及び現像スリーブ駆動手段の温度を制御することが可能となる。また、画像形成動作終了時においても、装置内の温度を検知して、冷却手段を駆動する期間を適応的に設定することが可能となる。
【0070】
これにより、高温によって引き起こされる現像手段内に格納されているトナー等による現像剤の溶けや固まりを防ぎまた、現像スリーブ駆動手段の駆動トルクの著しい減少や破壊を防ぐことができ、円滑な現像動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1乃至第3の実施形態に係るカラー画像形成装置の構成の一例を示した断面構成図である。
【図2】本発明の第1乃至第3の実施形態に係るカラー画像形成装置の要部構成の一例を示した断面構成図である。
【図3】本発明の第1乃至第3の実施形態に係るカラー画像形成装置の要部構成の一例を示した正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る温度検知手段の構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る温度検知手段の構成の一例を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る温度検知手段の構成の一例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係る画像形成速度の設定処理及び冷却手段の駆動制御処理のフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る画像形成速度の設定処理及び冷却手段の駆動制御処理のフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る画像形成速度の設定処理及び冷却手段の駆動制御処理のフローチャートである。
【図10】本発明の第1乃至第3の実施形態に対応する画像形成動作のフローチャートである。
【符号の説明】
感光ドラム100、光学ユニット101、帯電ローラ102、一次転写ローラ103、中間転写体テンションローラ104、中間転写体駆動ローラ105、中間転写体クリーニングローラ107、回転式現像器保持体150、回転現像器保持体駆動手段161、4つの現像手段151a〜d、回転式現像器基準位置検知センサ131、概念的に配した回転式現像器保持体中心線154、搬送ベルト121、定着ユニット126、給紙トレイ200、手差し給紙トレイ124、濃度及びタイミングセンサ130、2次転写ローラ120、排紙ローラ162、温度検知手段170、現像スリーブ駆動手段140、現像スリーブ駆動伝達ギア141a〜d、冷却手段300、排紙トレイ125及び上部排紙トレイ128、コントローラ基板171a、温度検知手段コネクタ171b、制御回路171c、取り付け板金180、温度検知手段取り付けビス172、現像スリーブ152a〜d、現像スリーブ駆動ギア153a〜d、電源電圧Vcc、コンパレータ機能を持つIC 101a〜b、抵抗R101〜R107、温度依存の抵抗値変動素子TH101、CPUのデジタルポートDP1〜2,CPUのアナログポートAP、温度検知電圧Vth、設定温度1の電圧V1、設定温度2の電圧V2

Claims (16)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容部と、画像情報信号に応じた潜像を担持する像担持手段と、前記像担持手段上に担持された潜像を前記現像剤収容部内の現像剤により現像して現像画像を生成するために、前記現像剤収容部のスリーブを駆動するためのスリーブ駆動手段と、前記現像画像を記録材へ転写して画像形成を行う転写手段とを利用して画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記スリーブ駆動手段近傍における前記画像形成装置の温度を検知するための温度検知手段と、
    前記温度検知手段において検知された温度に応じて、前記画像形成装置における画像形成速度を設定する画像形成速度設定手段と、
    前記画像形成速度設定手段により設定された画像形成速度に応じて、前記画像形成装置における画像形成動作を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成速度設定手段は、
    前記温度検知手段において第1の温度よりも高い温度が検知された場合には、前記画像形成装置における画像形成速度を第1のモードに設定し、
    前記温度検知手段において第1の温度よりも低い温度が検知された場合には、前記画像形成装置における画像形成速度を第2のモードに設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のモードでは、前記転写材毎の画像形成動作の間に所定の画像形成動作の停止期間が設定され、
    前記制御手段は、
    前記転写材毎の画像形成動作の終了時において、前記画像形成速度設定手段によって設定された画像形成速度が前記第1のモードであるか否かを判定するモード判定手段と、
    前記モード判定手段において前記画像形成速度が前記第1のモードに設定されていると判定された場合に、前記停止期間を計測するための計測手段とを備え、
    前記計測手段において前記停止期間が経過するまで前記画像形成装置における画像形成動作を停止するように制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置内の温度を低下させるための冷却手段と、
    前記画像形成装置における画像形成動作の終了を判定する判定手段と、
    前記冷却手段の駆動動作を制御するための冷却制御手段とを更に備え、
    前記判定手段において前記画像形成装置の画像形成動作が終了すると判定された場合に、前記冷却制御手段が、前記冷却手段を一定期間駆動する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記冷却制御手段は、前記判定手段において前記画像形成装置の動作が終了すると判定され、前記温度検知手段において前記第1の温度より高い温度が検知された場合に、前記冷却手段を第1の冷却期間の間駆動する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記冷却制御手段は更に、前記温度検知手段において前記第1の温度より低い温度が検知された場合には、前記冷却手段を第2の冷却期間の間駆動することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記冷却制御手段は、前記判定手段において前記画像形成装置の動作が終了すると判定された場合に、さらに
    前記温度検知手段において前記第1の温度より高い温度が検知された場合には、前記冷却手段を第1の冷却期間の間駆動し、
    前記温度検知手段において前記第1の温度より低いが前記第2の温度より高い温度が検知された場合には、前記冷却手段を第2の冷却期間の間駆動し、
    前記温度検知手段において前記第2の温度より低い温度が検知された場合には、前記冷却手段を第3の冷却期間の間駆動することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 現像剤を収容する現像剤収容部と、画像情報信号に応じた潜像を担持する像担持部と、前記像担持部上に担持された潜像を前記現像剤収容部内の現像剤により現像して現像画像を生成するために、前記現像剤収容部のスリーブを駆動するためのスリーブ駆動部と、前記現像画像を記録材へ転写して画像形成を行う転写部とを利用して画像形成を行う画像形成装置の制御方法であって、前記スリーブ駆動部近傍における前記画像形成装置の温度を検知するための温度検知工程と、
    前記温度検知工程において検知された温度に応じて、前記画像形成装置における画像形成速度を設定する画像形成速度設定工程と、
    前記画像形成速度設定工程において設定された画像形成速度に応じて、前記画像形成装置における画像形成動作を制御する制御工程と
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 前記画像形成速度設定工程では、
    前記温度検知工程において第1の温度よりも高い温度が検知された場合には、前記画像形成装置における画像形成速度が第1のモードに設定され、
    前記温度検知項知恵において第1の温度よりも低い温度が検知された場合には、前記画像形成装置における画像形成速度が第2のモードに設定される
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 前記第1のモードでは、前記転写材毎の画像形成動作の間に所定の画像形成動作の停止期間が設定され、
    前記制御工程は、
    前記転写材毎の画像形成動作の終了時において、前記画像形成速度設定工程のいて設定された画像形成速度が前記第1のモードであるか否かを判定するモード判定工程と、
    前記モード判定工程において前記画像形成速度が前記第1のモードに設定されていると判定された場合に、前記停止期間を計測するための計測工程とを備え、
    前記計測工程において前記停止期間が経過するまで前記画像形成装置における画像形成動作を停止するように制御する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 前記画像形成装置が前記画像形成装置内の温度を低下させるための冷却部を更に備え、
    前記画像形成装置の制御方法が更に、
    前記画像形成装置における画像形成動作の終了を判定する判定工程と、
    前記冷却部の駆動動作を制御するための冷却制御工程とを更に備え、
    前記判定工程において前記画像形成装置の画像形成動作が終了すると判定された場合に、前記冷却制御工程が、前記冷却部を一定期間駆動する
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  12. 前記冷却制御工程では、前記判定工程において前記画像形成装置の動作が終了すると判定され、前記温度検知工程において前記第1の温度より高い温度が検知された場合に、前記冷却部を第1の冷却期間の間駆動する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 前記冷却制御工程においては更に、前記温度検知工程において前記第1の温度より低い温度が検知された場合には、前記冷却部を第2の冷却期間の間駆動することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 前記冷却制御工程は、前記判定項知恵において前記画像形成装置の動作が終了すると判定された場合に、さらに
    前記温度検知工程において前記第1の温度より高い温度が検知された場合には、前記冷却部を第1の冷却期間の間駆動し、
    前記温度検知工程において前記第1の温度より低いが前記第2の温度より高い温度が検知された場合には、前記冷却部を第2の冷却期間の間駆動し、
    前記温度検知工程において前記第2の温度より低い温度が検知された場合には、前記冷却部を第3の冷却期間の間駆動することを特徴とする請求項11に記載の画像形
    成装置の制御方法。
  15. 請求項8乃至請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるための画像形成装置の制御プログラム。
  16. 請求項15に記載の画像形成装置の制御プログラムを格納したコンピュータで読取り可能な情報記憶媒体。
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